JP3779586B2 - 切り換え可能の永久磁石チャック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、切り換え可能の永久磁石チャックに関し、特に放電加工における水系の加工液中でも使用可能の永久磁石チャックに関する。
【0002】
【従来の技術】
切り換え可能の永久磁石チャックの1つとして、複数の可動磁石を面板に対し変位させることにより、面板の吸着面を励磁状態と非励磁状態とに選択的に切り換える技術がある(実公昭61−6029号公報)。
【0003】
この従来技術において、面板は、スロット状の複数の貫通穴を磁性材料製の板に貫通穴の長手方向と直角の方向に間隔をおいて形成し、各貫通穴に磁性材料製の磁極片を非磁性部材により磁気的に短絡した状態に埋設している。面板は、また、非磁性材料性の枠体を挟んで底板に結合されている。可動永久磁石は、枠体と底板とにより形成される空間に貫通穴を横切る方向へ移動可能に配置されている。
【0004】
【解決しようとする課題】
この従来の永久磁石チャックにおいては、面板に埋設されている非磁性部材の周辺や、面板と底板とに挟まれた枠体の上下面の接合面に間隙が生じやすい。このため、この従来の永久磁石チャックでは、放電加工における水系の加工液中で使用すると、加工液がチャックの内部、特に永久磁石が配置された空間内に進入して、チャックの内部や永久磁石を腐食させ、その結果チャックが機能不全になる。
【0005】
本発明の目的は、チャック内部への液体の進入を防止することにある。
【0006】
【解決手段、作用、効果】
本発明に係る切り換え可能の永久磁石チャックは、吸着面を有する面板と、該面板に密封状態に結合された板状のベースと、前記吸着面を励磁状態及び非励磁状態に選択的におくべく前記吸着面と平行の面内で移動可能に前記面板と前記ベースとの間に配置された複数の可動永久磁石とを含む。前記面板は、非磁性材料製の板状体であってこれの厚み方向に貫通しない複数の穴を有する板状体と、該穴のそれぞれに配置された磁性材料製の磁極片とを備える。
【0007】
本発明の永久磁石チャックは、磁極片を配置した面板の穴が面板をその厚さ方向に貫通していないから、その穴から水のような液体がチャック内部に進入するおそれがなく、したがって従来の面板に比べ密封性に優れ、十分な防止性能を有する。
【0008】
また、面板の板状体が非磁性材料により形成されているから、面板とベースとの結合に、従来技術で必要としていた非磁性材料性の枠体を挟む必要がなく、したがって面板とベースとを容易に密封状態に結合することができる。この点からも、本発明のチャックは十分な防止性能を有する。
【0009】
前記穴を前記吸着面側に開放させて、前記磁極片を前記吸着面に露出させてもよいし、前記穴を前記吸着面と反対側に開放させて、前記磁極片を前記吸着面に露出させなくてもよい。前者の場合は、磁極片が吸着面に現れていることにより、工作物が磁極片に直接接触して吸着されるから、大きな最大吸着力を得ることができる。後者の場合は、磁極片が吸着面に現れていないことにより、工作物が磁極片に直接接触することなく磁気的空隙を介して吸着されるから、最大吸着力は大きくないが、残留吸着力が大きく残りやすい性質の工作物であっても、その残留吸着力が非常に小さくなり、工作物の釈放がきわめて容易になる。
【0010】
前記面板と前記ベースとは前記可動永久磁石の配置領域の周りを取り囲む状態に配置されたOリングのような密封部材を介して結合されていることができる。そのようにすれば、面板とベースとの間の液密性がより向上するから、より十分な防止性能とすることができる。
【0011】
前記ベースは、磁性材料製であってもよいし、非磁性材料製であってもよい。前者の場合は、ベースの一部を永久磁石が接する磁気的短絡領域とすることにより、磁気的短絡板を省略することができるから、部品点数が減少する。後者の場合は、ベースを非磁性ステンレス材料のような耐腐食性に優れた材料製の底板と、底板と可動永久磁石との間に配置された磁気的短絡板とにより形成することにより、チャックの耐久性を強化することができる。
【0012】
永久磁石チャックは、さらに、前記可動永久磁石と共同して前記吸着面を励磁状態及び非励磁状態におく固定永久磁石を含むことができる。この場合、可動永久磁石とほぼ同量の固定永久磁石を用いることにより、総磁石量に対して2分の1の可動永久磁石を移動させて、吸着面を励磁状態及び非励磁状態に選択的に切り換えることができ、その結果切り換えのためのトルクが、全ての磁石を移動させる場合よりも、小さくなる。
【0013】
前記面板と前記ベースとは、前記可動永久磁石が配置された凹所であって少なくとも底面を前記磁気的短絡領域とされた凹所を共同して形成していてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1〜図4を参照するに、切り換え可能の永久磁石チャック10は、長方形をした面板12と、面板12に重ねられた板状のベース14と、面板12とベース14との間に配置された複数の可動永久磁石16と、面板12をベース14の上に重ねた状態に結合させている複数のねじ部材18とを含む。
【0015】
面板12は、非磁性材料製の板状体20にこれの厚み方向に貫通しない複数の長穴22を形成し、矩形の断面形状を有する磁極片24を各長穴22に配置している。長穴22は、面板12の長手方向に間隔をおいて面板12の幅方向に伸びており、また下方側(ベース14側)に開放されている。
【0016】
磁性材料製の各磁極片24は、1つの面が板状体20の上面(反ベース14側の面)に露出するように、長穴22に配置されて、接着剤のような適宜な手段により板状体20に接合されている。これにより、磁極片24は、板状体20と共同して、磁性材料製の工作物を釈放可能に磁気的に吸着する吸着面26をベース14とは反対側の面に形成している。
【0017】
ベース14は、非磁性材料製の底板28と、磁性材料製の磁気的短絡板30とを備えている。底板28は非磁性ステンレス材料のような耐腐食性に優れた材料から形成されており、これによりチャック10の耐久性が強化されている。
【0018】
底板28は、ほぼ矩形の平面形状を有する凹所32を有している、凹所32は、上方に開放しており、また面板12により閉鎖されている。磁気的短絡板30は、凹所32に移動不能に配置されており、これにより磁気的短絡領域を凹所32の底に形成している。
【0019】
底板28の周縁部上面と面板12の下面とは、ねじ部材18により液密的に接合されて、面板12とベース14との間の液密性を維持している。しかし、ベース14の底板28を面板12に接着剤のような適宜な手段により接合することにより、面板12とベース14との間により高い液密性をもたせてもよい。
【0020】
各永久磁石16は、図示の例では、フェライト磁石のように高保磁力の板状磁石であり、厚さ方向に磁化されている。しかし、各永久磁石16は、アルニコ磁石のような棒状磁石であってもよい。各永久磁石16は、長方形の平面形状を有しており、また非磁性材料製の可動板34に配置されている。
【0021】
可動板34は、凹所32に磁極片24の配列方向(図1及び図2において、左右方向)に移動可能に配置されており、また矩形の形状を有する複数の貫通穴36をマトリクス状に有している。それらの貫通穴36は、磁極片24の長手方向に間隔をおいている。磁極片24の配列方向における貫通穴36の配置ピッチは、磁極片24の配置ピッチと同じとされている。
【0022】
各永久磁石16は、磁極片24の長手方向に隣り合う永久磁石16の磁化方向が同じとなり、磁極片24の配列方向に隣り合う永久磁石16の磁化方向が逆方向となるように、貫通穴36に配置されている。これにより、磁極片24の長手方向に隣り合う永久磁石16は同じ極性の磁極面を面板12側に向けているが、磁極片24の配列方向に隣り合う永久磁石16は異なる極性の磁極面を面板12側に向けている。
【0023】
可動板34は、移動手段としての偏心軸38により磁極片24の配列方向へ磁極片24の配列ピッチの2分の1だけ移動される。
【0024】
偏心軸38は、吸着面26に垂直の軸線の周りに角度的に回転可能の面板12の板状体20に配置された軸部40と、軸部40の下端に続くフランジ状の円板部42と、円板部42の下面から突出する偏心凸部44とを備えている。
【0025】
軸部40は、その上端面を面板12の上面に露出させており、また面板12の上面に開放する六角穴48を有している。偏心凸部44は、軸部40から偏心されており、また可動板34に形成されたスロット46に相対的移動可能に嵌合されている。偏心軸38と面板12との間の液密性は、軸部40に配置されたOリング50により維持される。
【0026】
可動板34は、六角レンチのような工具の先端部を六角穴48に差し込んで、偏心軸38を一方及び他方に選択的に及び角度的に回転させることにより、永久磁石16が磁極片24の下面と対向する第1の位置と、永久磁石16が隣り合う磁極片24の間の箇所となる第2の位置とに選択的に移動させることができる。
【0027】
可動板34が第1の位置に移動されていると、永久磁石16からの磁束が吸着面26に現れるから、吸着面26はこれに現れた磁束により励磁状態におかれる。すなわち、吸着面26はこれを通って隣り合う磁極片24間に伸びる磁束により励磁状態におかれる。これにより、吸着面26のうち、磁極片24が配置された領域に対応する領域に工作物を磁気的に吸着することができる。
【0028】
可動板34が第2の位置に移動されていると、永久磁石16が磁極片24に対し図3に示す位置に移動されているから、永久磁石16からの磁束は、磁極片24の下部を経て隣り合う永久磁石と短絡する。したがって、磁束は吸着面26に現れない。このため、吸着面26は非励磁状態におかれる。これにより、吸着面26に磁気的に吸着されている工作物が釈放される。
【0029】
永久磁石チャック10においては、長穴22が板状体20をその厚さ方向に貫通していないから、長穴22から水のような液体がチャック内部に進入するおそれがなく、したがって密封性に優れ、十分な防止性能を有する。
【0030】
また、板状体22が非磁性材料により形成されているから、面板12とベース14との結合に、従来技術で必要としていた非磁性材料性の枠体を挟む必要がなく、したがって面板12とベース14とを容易に密封状態に結合することができ、チャック10は十分な防止性能を有する。
【0031】
さらに、磁極片24が吸着面26に露出されているから、前記穴を前記吸着面と反対側に開放させて、工作物が磁極片24に直接接触して吸着され、その結果、大きな最大吸着力を得ることができる。
【0032】
図5から図8を参照するに、切り換え可能の永久磁石チャック60は、底板28を磁性材料から形成することにより、上記実施例における磁気的短絡板30を省略し、それにより部品点数を少なくしている。
【0033】
永久磁石チャック60は、また、底板28の幅方向に間隔をおいて可動板34の移動方向へ伸びる複数の板状支持部62を可動板34に形成し、複数の可動永久磁石16を磁極片24の配列ピッチと同じピッチで各板状支持部62の貫通穴36に配置し、複数の固定永久磁石64を可動永久磁石16と同じ配列ピッチで凹所32に配置している。
【0034】
固定永久磁石64も、可動永久磁石16と同様に、磁極片24の長手方向に隣り合う永久磁石64の磁化方向が同じとなり、磁極片24の配列方向に隣り合う永久磁石64の磁化方向が逆方向となるように、凹所32内の非磁性材料製の支持板66の貫通穴に配置されている。これにより、磁極片24の長手方向に隣り合う永久磁石64は同じ極性の磁極面を面板12側に向けているが、磁極片24の配列方向に隣り合う永久磁石64は異なる極性の磁極面を面板12側に向けている。
【0035】
可動板34は、偏心軸38を操作することにより、可動及び固定の永久磁石16及び64が図8に示すように同じ極性の磁極面を共通の磁極片24に対向させる第1の位置と、可動及び固定の永久磁石16及び64が異なる極性の磁極面を共通の磁極片24に対向させる第2の位置とに移動される。
【0036】
永久磁石チャック60において、可動板34が第1の位置に移動されていると、永久磁石16及び64からの磁束が磁極面26を通って隣り合う磁極片24間に現れるから、吸着面26はこれに現れた磁束により励磁状態におかれる。これにより、吸着面26のうち、磁極片24が配置された領域に対応する領域に工作物を磁気的に吸着することができる。
【0037】
これに対し、可動板34が第2の位置に移動されていると、永久磁石16及び64からの磁束が共通の磁極片24により磁気的に短絡されるから、永久磁石16及び64からの磁束は、吸着面26に現れない。このため、吸着面26は非励磁状態におかれ、吸着面26に磁気的に吸着されている工作物が釈放される。
【0038】
可動永久磁石とほぼ同量の固定永久磁石64が用いられている、これにより、総磁石量に対して2分の1の可動永久磁石16を移動させて、吸着面26を励磁状態及び非励磁状態に選択的に切り換えることができ、その結果切り換えのためのトルクが、全ての磁石を移動させる場合よりも、小さくなる。
【0039】
永久磁石チャック60は、さらに、Oリングのような密封部材68を面板12とベース14との結合面において永久磁石16,64の配置領域(凹所32)の周りを取り囲む状態に配置している。これにより、面板12とベース14との間の液密性がより向上するから、より十分な防止性能とすることができる。
【0040】
図9から図11を参照するに、永久磁石チャック80は、長穴22を吸着面26と反対側に開放させて、磁極片24を吸着面26に露出させていない点、底板28を非磁性材料製としている点、及び磁気的短絡板30を凹所32に配置している点において、図5から図8に示す永久磁石チャック60と相違する。永久磁石チャック80の場合、磁性体を磁気的に吸着可能の領域は、吸着面26のうち図9において符号82で示すように、磁極片24の配置領域に対応する範囲である。
【0041】
永久磁石チャック80によれば、磁極片24が吸着面26に露出していないことにより、工作物が磁極片24に直接接触することなく、長穴22の底面を形成する板状体20の部分により形成される磁気的空隙を介して吸着されるから、最大吸着力は大きくないが、残留吸着力が大きく残りやすい性質の工作物であっても、その残留吸着力が非常に小さくなり、工作物の釈放がきわめて容易になる。
【0042】
上記の実施例は、いずれも、長い磁極片24を用いていることから、溝状の長穴22を用いているが、短い穴、円形の穴等、複数の穴を板状体にその幅方向に間隔をおいて形成し、各穴にその形状に応じた磁極片を配置してもよい。また、永久磁石を収容する凹所32は、面板12に形成してもよいし、面板12とベース14とにより共同して形成してもよい。
【0043】
本発明は、上記実施例に限定されない。本発明は、可動永久磁石を直線的に移動させる永久磁石チャックのみならず、可動永久磁石を吸着面と直交する軸線の周りに角度的に回転させる永久磁石チャックにも適用することができる。本発明は、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切り換え可能の永久磁石チャックの一実施例を示す平面図であって、面板の一部を除去してチャック内部を示す図である。
【図2】図1における2−2線に沿って得た断面図である。
【図3】図1に示す永久磁石チャックにおける永久磁石の配置箇所近傍の拡大断面図であって、吸着面が非励磁状態におかれたときの図である。
【図4】図2に示す永久磁石チャックにおける偏心軸の配置箇所近傍の拡大断面図である。
【図5】本発明に係る切り換え可能の永久磁石チャックの他の実施例を示す平面図であって、面板の一部を除去してチャック内部を示す図である。
【図6】図5における6−6線に沿って得た断面図である。
【図7】図5に示す永久磁石チャックにおける永久磁石の配置箇所近傍の拡大断面図である。
【図8】図5に示す永久磁石チャックにおいて吸着面が励磁状態におかれたときの可動及び固定の永久磁石の配置状態を示す図である。
【図9】本発明に係る切り換え可能の永久磁石チャックのさらに他の実施例を示す平面図であって、面板の一部を除去してチャック内部を示す図である。
【図10】図9における10−10線に沿って得た断面図である。
【図11】図9に示す永久磁石チャックにおける永久磁石の配置箇所近傍の拡大断面図である。
【符号の説明】
10,60,80 永久磁石チャック
12 面板
14 ベース
16 可動永久磁石
20 面板の板状体
22 長穴(面板の穴)
24 磁極片
26 吸着面
28 ベースの底板
30 磁気的短絡板
32 凹所
34 可動板
38 偏心軸
50 Oリング
62 板状支持部
64 固定永久磁石
68 密封部材

Claims (8)

  1. 吸着面を有する面板と、該面板に密封状態に結合された板状のベースと、前記吸着面を励磁状態及び非励磁状態に選択的におくべく前記吸着面と平行の面内で移動可能に前記面板と前記ベースとの間に配置された複数の可動永久磁石とを含み、
    前記面板は、非磁性材料製の板状体であってこれの厚み方向に貫通しない複数の穴を有する板状体と、該穴のそれぞれに配置された磁性材料製の磁極片とを備える、切り換え可能の永久磁石チャック。
  2. 前記穴は前記吸着面側に開放しており、前記磁極片は前記吸着面に現れている、請求項1に記載の永久磁石チャック。
  3. 前記穴は前記吸着面と反対側に開放しており、前記磁極片は前記吸着面に現れていない、請求項1に記載の永久磁石チャック。
  4. 前記面板と前記ベースとは前記可動永久磁石の配置領域の周りを取り囲む状態に配置された密封部材を介して液密的に結合されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の永久磁石チャック。
  5. 前記ベースは、前記面板に結合された底板と、該底板と前記可動永久磁石との間に配置された磁気的短絡板とを備える、請求項1から4のいずれか1項に記載の永久磁石チャック。
  6. 前記ベースは磁性材料で製作されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の永久磁石チャック。
  7. さらに、前記可動永久磁石と共同して前記吸着面を励磁状態及び非励磁状態におく固定永久磁石を含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の永久磁石チャック。
  8. 前記面板と前記ベースとは、前記可動永久磁石が配置された凹所であって少なくとも底面を前記磁気的短絡領域とされた凹所を共同して形成している、請求項1から7のいずれか1項に記載の永久磁石チャック。
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