JPS59224227A - 永久磁石チヤツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気回路を切り喚えることによって吸着面板上
で工作物を吸着、釈放てるマグネットチャックに係り、
特に吸着面板に組み込んだ上部（固定）永久磁石と摺動
部の下部永久磁石とによってＯＮ、０ＦＦｆる永久磁石
チャックに関でる。

第１図を参照して従来装置乞説明する。槙１図は従来装
ｒｔの一部の縦断面図で、第１図（ａ）はＯＦ′Ｆ′状
態（釈放状態）ン示し、第１図（ｂ）はＯＮ状態（吸着
状態）？示している。非磁性材料製の基板１には同じく
非磁性材料製の縁壁２ン設ける。縁壁２の上には、軟鋼
製の磁極片３と永久磁石４とが交互に組合わさり、隙間
に分極材料５ケ埋めこんで形成した吸着面板ン装置てる
。そして、基板１、縁壁２および吸着面板で形成される
箱体の中には、軟４ｊＩ４製の磁極片６と永久磁石７ン
同極が互いに対向でるように交互に組合って形成した磁
石要素ン摺動自在に設ける。

次に第４図に示す装置の動作ン説明でる。磁石要素が第
１図（ａ）に示す位置にあるときは、磁気回路はループ
Ｆ１の如くなろて吸着面板の上には現れない。従って、
ＯＦＦ状態になって工作物ン釈放てる。磁石要素が第１
図（ｂ）に示で位置にきたときは、磁気回路はループＦ
２の如く吸着面板の上に現ｒ＋る。従ってＯＮ状態にな
って工作物ケ吸着する。

上記の如く第１図に示す従来装置は、上部磁石（吸着面
板）に対して下部磁石ケ摺動させてＯＮ。

ＯＦＦン切り換えているため、残留磁気特性が極めて良
好になる。ところが、摺動される永久磁石は、磁極の方
向が吸着面板と平行（水平方向）になっているため、吸
着面板の位置（基板１の下面からの位置）が高くならざ
る乞えないという欠点がある。また、ＯＮ、ＯＦＦの切
換えによって磁性体の磁極３と磁極片６が離れる際に、
磁気絞り込み現象によって大きな荷重が生じることにな
る。

このため、ＯＮ、ＯＦＦ操作が鵡しく、大ぎな荷重に耐
えうる摺動機構が必要になると（・う欠点がある。

本発明はこＩ７′１．ｌ：うな従来装置の欠点？克服す
る１こめになされたもので、残留磁気特性が良好で、か
つ吸着面板の亮さが低くてＯＮ、ＯＦＦの切り換えの荷
重の小さい永久磁石チャックを提供することケ目的とで
る。

この目的ン実現するため本発明は吸着面板に組込んだ永
久磁石ケ保磁力の大きい磁石にでると共に、相隣ろ磁石
が互いに同極ケもって対＠τろようにし、かつ摺動磁石
要素の永久磁石を保磁力の大きい磁石にｒろと共に、吸
着面板に接する面に交互［異積が現れるように磁化方向
乞垂直方回に配設した永久磁石チャツクン提供でるもの
である。

以下、第２図乃至第５図ｙｔ−１照して本発明の実施例
のいくつか？説明でる。第２図は一実施例の縦断面図で
ある。軟鋼等の磁極片Ｌｌａと保磁力の大きい永久磁石
１２ｉ交互に積層し、両端に動磁極片１．１ｂケ固着し
、更に磁石１２の上部に分極材１３を埋めこむことによ
り吸着面板？構成てる。ここで永久磁石１２は相隣る磁
石の同極が互いに対向するように磁極の方向Ｙ水平方行
にして配設てる。なお、永久磁石１２の材料としては１
例えばフェライト系磁性材料、希土頓系磁性材料？用い
ることができろ。これら材料は保持力が大きいのに反し
て残留磁気が小さいので、チャック乞組立てる前に着磁
しなければならないこと、および磁極長さを小す＜（磁
石ケ薄く）′ｆることができるという特徴がある。また
、透磁率μは真空透磁率μ０に近いため、磁気絞り込み
現象の発生７抑えろことができろ。

吸着面板の下面には摺動枠■４および保磁力の大きい永
久磁石１５からなる摺動磁石要素ケ吸着面板の永久磁石
１２の積層方向に摺動自在に覗り付ける。

ここで、永久磁石１５は吸着面板の永久磁石１２および
磁極片１１ａの積層ピッチと同一ピッチで配設されてお
り、磁極の方向は吸着面と直交（上下方向）し、吸着面
に接する面に交互に異極が現れるようにされている。ま
た、永久磁石１５の材料は吸着面板の場合と同様にフェ
ライト、希土類系のものが用いられる。なお、永久磁石
１２と永久磁石１５に同じ特性の材料ン用いるときには
、磁石１２の磁極面積は磁石１５の半分以下とし、厚さ
乞２倍以上にｆるとよい。面積？半分とし、厚み７２倍
としないのは、工作物に残留磁気があるので、逆励磁ぎ
みが好ましいからである。摺動枠１４は非磁性体である
。ｔｌｆｔＮｉ９４４の一端は吸着面板に取り付けた摺
動機構（偏心カム機構）１６に連結し、これによって１
ピッチ分だゆ永久磁石１５な摺動できるようにでる。

摺動磁石要素は本体枠１７と底板１８で囲み、チャック
を形成でる。なお、本体枠１７は非磁性体であるが、底
板１８は軟鋼等の磁性体である。

第３図は第２図に示す装置の摺動磁石要素の一部の平面
図で、第２図と同一要素は同一符号で示す。摺動枠１４
には吸着面板の永久磁石１２の積層ピッチと同一ピッチ
で丸穴が穿設されており、摺動方向に交互に異極が現れ
るように磁極面が丸形の永久磁石１５がはめこまれてい
る。ビン穴１９は摺動機構１６の偏心カムのビンな挿入
でるもので、これにより１ピッチ分だけ摺動させられる
。図示の如く永久磁石ンはめ込む穴？丸型にてるときは
、工作が容易であるという利点力ζある。

第４図は摺動磁石要素盆永久磁石の磁極面ン角形とした
ときの一部の平面図で、第３図と同−要素は同一符号で
示しである。このようにｆると、鎮３図に比べて加工は
困難になるが吸着力？大きくできるという利点がある。

次に、第５図を参照して第２図乃至第４図に示で実施例
の動作乞説明でる。第５図は第２図の断面図の一部？拡
大した図で、第５図（ａ）はＯＦＦ状態（釈放状態）を
示し、第５図（ｂ）はＯＮ状態（吸着状態）？示してい
る。

第５図（ａ）に示で如く永久磁石１５の磁極片１１ａと
接でる面の極性が、永久磁石１２の当該磁極片１１ａと
接でる面の極性と異なるときは、磁気回路はルー　７’
　Ｆ、の如く磁極片１１ａと底板１８馨介して短絡でろ
。そのため、吸着面板上に磁気回路は現れないのでＯＦ
Ｆ状態になる。

筆５図（ｂ）に示す如く永久磁石１５の磁極片１１ａと
接する而の極性が、永久磁石１２の当該磁極片１１ａと
接でる面の極性と同じときは、磁気回路は当該磁極片Ｕ
ａから隣りの磁極片１１ａへと流れる。そのため、ルー
プＦ３の如く磁気回路は吸着面上に現れてＯＮ状態にな
る。

なお、上記実施例では永久磁石１５からの磁力線は磁性
体の底板］８乞流れるようにしたが、摺動磁石要素と底
板１８の間に継鉄？設けるようにしてもよい。このよつ
ｖ−でると、吸着面板の位置は継鉄の厚さ分だけ高くな
るが、底板１８の非磁性体とでることができる。

上記の如く本発明では、永久磁石ケ保磁力の大きいフェ
ライト系、希土、頃系のものとし、かつ摺動部分の永久
磁石の磁極の向きケ吸着面板に直交ｆｂ方回（上下方向
）としたので、残留磁気特性が良好で吸着面板の高さ？
低くした永久磁石チャックが得られる。また、摺動部分
の継鉄等ン無くし、吸着面板の磁極片と接する（ハは分
極材および透磁率ハ小さい永久磁石のみとしたので、Ｏ
Ｎ。

ＯＦＦの切換え０際１７′１磁気絞りこみ現象乞なくし
荷重χ著しく小さくでることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来装置の一部の断面図、第２図は本発明の一
実施例の断面図、準３図および第４図は鞘、２図の装置
Ｉ？の摺動磁石要素の平面図、第５図は第２図の断面図
の一部？拡大した図である。 １・・・基板、２・・・縁壁、３，６・・・磁極片、４
．７・・・永久磁石、５・・・分極材料、ｌｌ＆・・・
磁極片、ｌｌｂ・・・動磁極片、１２．１５・・・永久
磁石、１４・・・摺動枠、１６・・・摺動機構、１７・
・・本体枠、１８・・・底板、１９川ビン穴。 出願人代理人　　　猪　　股　　　　　清５１　閉 乃　２　図 汽　３　図 も　４　図 １ら 汽５　図（０） 汽５　図（ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 保磁力の大きい永久−磁石の相隣る各磁石が同極？もっ
   て互いに対向″″ｒるように、該磁石と略直方体の磁祢
   片と？交互５に積１−シてなる吸着面板と、該吸着面板
   の下面に摺動自在に接してなり、保磁力の大きい永久磁
   石の相離る各磁石の該吸着面板に接する面が交互に異極
   となるように、該吸着面板の積層ピッチと同一ピッチで
   該永久磁石を配設してなる摺動磁石要素と、 該摺＠磁石要素乞前記吸着面板の積層方向に積層ピッチ
   の１ピッチ分だけ摺動させる摺動機構と、前記摺動磁石
   要素の下面に接して設けられ、前記吸着面板および摺動
   磁石要素乞構成する永久磁石との間で磁気回路ン形成°
   てる底板と乞備える永久磁石チャック。