JP3777959B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、画像形成装置に係り、特に、連続紙を使用する画像形成装置の給紙機構に関する。本発明は、例えば、大量のデータを印刷する必要のある計算機システムの出力装置に好適である。
【0003】
ここで、「連続紙」は、折畳み、ロール状、その他の形状で連続する用紙、OHPフィルムその他の記録長を自由に設定可能な被記録体をいう。連続紙の幅は、標準規格幅や所定寸法に仕上げられている。
【0004】
【従来の技術】
連続紙を被記録体として使用する電子写真方式の画像形成装置(連続紙プリンタ)は、膨大な量のデータを印刷(出力)するために使用されている。近年、ネットワーク化された小型処理装置や大型電算機から出力された処理情報を高速で印刷出力して、より短時間に印刷物を作成する高速の連続紙プリンタが実用化されている。連続紙プリンタは、一般に、印刷部と、給紙部と、搬送部と、回収部から構成される。
【0005】
印刷部は、電子写真方式を利用し、光導電性絶縁体(感光体ドラムや感光体ベルト)を使用して帯電、潜像、現像、定着工程を有している。帯電工程では、感光体ドラムを一様に(例えば、−700Vに)帯電させる。潜像工程では印刷データに基づいて感光体ドラムにレーザビームなどを照射して照射部分の電位を、例えば、−50V程度に変化させて静電潜像を形成する。現像工程では、例えば、反転現像法を利用して、感光体ドラムに現像剤を電気的に付着させて連続的な静電潜像を可視化する。転写工程では、感光ドラムの周速度に等しい速度で搬送される連続紙に感光ドラムを連続的に接触させ、転写器を使用して、連続紙に静電潜像に対応するトナー像を連続的に形成する。その後、定着工程では、定着器によって、加熱、加圧或いは光照射等が行われ、トナー像を溶融して連続紙に定着を行い、これにより印刷物を得る。
【0006】
給紙部は、折り畳まれた連続紙を収納するホッパを有する。搬送部は、給紙部から回収部まで印刷部を経由して連続紙を搬送する。搬送部は、典型的に、オートロード部と搬送ローラとを有する。連続紙の両脇には、例えば、円孔(スプルケット穴)が設けられ、搬送部はこれに対応すると共に感光ドラムの回転に連動する搬送ピン、ピンローラ(又は突起付きベルト)を有し、連続紙をピンに嵌め込むことにより高速で搬送する。連続紙の搬送中に連続紙に転写と定着が施されるが、連続紙の搬送速度と感光ドラムの周速度とが精密に一致するため、良好な転写が可能となる。回収部は、印刷が完了した連続紙を収納するスタッカを有する。また、回収部は、印刷が完了した連続紙を装置外に排紙する機能も有する。装置外に排出された連続紙は、例えば、連続紙プリンタに電気的に接続された後処理装置によって、切断等の各種処理を受ける。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の連続紙プリンタはジャムや画像劣化が発生するという問題を有していた。より詳細には、従来の連続紙プリンタにおいては、搬送部がホッパから連続紙を引き出す際に連続紙に不定期な負荷がかかり、連続紙は引き出す方向と逆方向に引っ張られる。そのため、連続紙の搬送中の速度が変化して転写不良が発生したり、局所的に上述の負荷が印加されて搬送路から連続紙が外れてジャムを発生したりしていた。以下、連続紙に加わる負荷を、図7乃至図9を参照して説明する。
【0008】
連続紙Pは、収納された連続紙Pがホッパ1内で移動して搬送に影響を与えないようにするため、折畳みの両端がホッパ1の壁面に接触するように収納されている。ホッパ1から連続紙Pが引き出される際、図7に示すように連続紙Pの最上部の折り目はホッパ1の壁面と接触しない状態であれば不定期な負荷がかかることなく搬送される。
【0009】
近年の高速印刷処理の要請から連続紙Pの搬送速度の高速化が要請されている。高速搬送は搬送される連続紙Pを振動させ、しばしばその折り目がホッパ1の壁面に接触したまま引き出される。連続紙Pの折り目がホッパ1の壁面に接触したまま搬送されると、図8に示すように、ホッパ1の壁面と連続紙Pで形成された空間が減圧状態となり、その後、図9に示すように、連続紙Pの一部がホッパ1の壁面と密着する。この現象は、ホッパ1に収納された連続紙Pの残量が少なくなった時により顕著に現れる。連続紙Pとホッパ1との密着は連続紙Pに一部又は全体的に不定期な負荷を与える。かかる負荷によって、連続紙Pは引き出す方向と逆方向に引っ張られるため、連続紙Pを引き出す際に搬送速度が低下してしまう。従って、連続紙Pの搬送速度は変化する。これにより、連続紙Pがずれてジャムが発生したり、感光体ドラムと同期せず転写不良になり画質劣化を招いたりしていた。ここで、図8は、連続紙Pとホッパ1の壁面で形成される減圧空間を示す概略断面図であり、図9は、連続紙Pとホッパ1の密着を示す概略断面図である。
【0010】
連続紙Pとホッパ1の密着現象を防止するために、ホッパの壁面に貫通孔を形成して空気を流通させて減圧を防止することが考えられる。しかし、近年の被記録体の多種多様化に伴いホッパにかかるコストがアップする傾向にあることや、連続紙プリンタがホッパ種類に対する汎用性に乏しいという問題を有していた。
【0011】
また、図10に示すように、ホッパ1に収納されている連続紙Pの直上にローラ対を設けて連続紙Pの搬送路を規制することも考えられる。ここで、図10は、従来の連続紙Pの振れ防止機構を示す概略断面図である。ローラ対は、固定ローラユニット2と可動ローラユニット3とを有する。固定ローラユニット2は、連続紙プリンタの本体筐体に垂直に固定され、その先端のローラ部分2aが連続紙Pと接触しながら回転する。可動ローラユニット3は、接続部4を介して連続紙Pプリンタの筐体に接続され、接続部4を中心として点線及び実線で示されるように手動で回転可能である。可動ローラユニット3もその先端にローラ部分3aを有し、連続紙Pと接触しながら回転する。搬送時には、固定ローラユニット2のローラ部2aと可動ローラユニット3のローラ部3aとが連続紙Pから同じ高さに設定される。一方、連続紙Pの補給時には、可動ローラユニット3は点線位置まで手動で退避される。連続紙Pの補給終了後に、可動ローラユニット3は実線位置まで手動で移動される。かかるローラ対は連続紙Pの搬送路を規制しているためにホッパ1と連続紙Pとの密着を防止することができるが、ローラ部2aの高さを変更することができないため、例えば、3000シートを以上の連続紙Pを収納するホッパ1は使用できない。また、可動ローラユニット3の手動制御は人為的なミスが発生する恐れがある。更に、ユニット2及び3は連続紙プリンタに選択的に適用され、ユニットごと着脱する構成である為、装置全体が上下するような稼動機構にはなっていない。従って、印刷が進むにつれローラ部2aと積載されている連続紙Pの上部との距離が離れていくので、ユニット2及び3が行う連続紙Pの規制効果が低減する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そこで、このような従来の課題を解決する新規かつ有用なガイド機構及び給紙制御方法、並びに、画像形成装置を提供することを本発明の概括的目的とする。
【0013】
より特定的には、本発明は、ジャムや画像劣化が防止することの可能なガイド機構及び給紙制御方法、並びに、画像形成装置を提供することを例示的目的とする。
【0014】
上記目的を達成するために、本発明の例示的一態様としてのガイド機構は、連続紙を収納する給紙部から前記連続紙を、当該連続紙の搬送路を規制しながら、搬送部へ案内するガイド部と、前記給紙部における前記連続紙の収納量に応じて、前記ガイド部と前記給紙部とを相対的かつ自動的に移動させる駆動部とを有する。かかるガイド機構によれば、ガイド部と給紙部との距離を駆動部が相対的に自動的に移動できるため、例えば、連続紙の補給時等にユーザの作業動作の邪魔をしないように、ガイド部を退避させることができる。また、駆動部は自動的にガイド部及び/又は給紙部を移動させることができるので手動移動による人為的ミスを排除することができる。
【0015】
本発明の別の例示的一態様としての給紙制御方法は、連続紙の搬送路を規制するガイド部と当該連続紙の積層体との距離を測定する工程と、前記駆動部を制御して前記ガイド部と前記連続紙の積層体との距離を一定に保持する工程と、所定条件において駆動部を制御して前記ガイド部と前記連続紙の積層体との距離を自動的に前記一定の距離以上であって所定の距離まで離間する工程とを有する。連続紙の搬送中に連続紙の積層体とガイド部との距離を一定に維持して連続紙の残量に拘らずガイド部の規制効果を維持することができる。更に、ガイド部と連続紙の積層体との距離を所定条件下で自動的に一定距離以上離間させることで、ガイド部の退避動作を行うことができる。かかる退避動作を行うことでガイド部が邪魔にならず、ユーザが容易に連続紙をセットすることができる。
【0016】
本発明の例示的一態様としての画像形成装置は、連続紙を収納する給紙部と、給紙部から前記連続紙を搬送する搬送部と、前記給紙部と前記搬送部との間に設置され、前記連続紙を、当該連続紙の搬送路を規制しながら、前記搬送部に案内するガイド部と、前記連続紙の収納量に応じて、前記ガイド部と前記給紙部との距離を相対的に移動させる駆動部と、前記給紙部より前記ガイド部を介して供給された前記連続紙に画像を形成する印刷部とを有する。かかる画像形成装置は上記ガイド機構と同様の作用を奏する。
【0017】
本発明の他の目的と更なる特徴は、以下、添付図面を参照して説明される実施例において明らかになるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図1を参照して、本発明の例示的一態様としての連続紙プリンタとして具体化された画像形成装置300を説明する。なお、各図において同一の参照符号は同一部材を示し、重複説明は省略する。ここで、図1は、画像形成装置300の概略断面図である。本実施例において、画像形成装置300は、連続紙Pの片面に画像形成する片面印刷型であるが、画像形成部を2組有する両面印刷型でもよい。
【0019】
本実施例では、連続紙Pは、例示的に、折畳み用紙を使用した。折畳み用紙には、両脇にスプルケット穴が形成されており、このスプルケット穴を後述するオートローディング部32の搬送用トラクタピンに嵌め込むことにより、搬送部30を搬送する。連続紙Pの幅は、予め、標準規格幅や所定寸法に仕上げられたものを使用し、これを必要に応じて選択する。また、連続紙Pは、ミシン目が形成されておりそのミシン目に圧力を加え切断するタイプと、後処理装置に設置されているカッタによって切断されるタイプとのいずれも使用可能である。
【0020】
連続紙プリンタ300は、ホッパ10と、ガイド機構100と、ガイドテーブル20と、搬送部30と、スカッフローラ40と、スタッカ50と、印刷部200とを有する。また、印刷部200は、感光体ドラム210と、前帯電器220と、露光装置230と、現像装置240と、転写部250と、除電部260と、クリーニング部270と、定着器280から構成される。また、連続紙プリンタ300は、更に、ガイド機構100を固定する筐体一部310と、メイン電源320と、制御部330とを有す。メイン電源320は、図1に示すように、連続紙プリンタ300に設置されており、ユーザが直接、電源320をON、OFF状態にすることが可能である。また、制御部330によって、予め決められた時間になると自動的に電源320がON又はOFF状態なるように制御することも可能である。なお、本実施例のガイド機構100は片面印刷と両面印刷の両方の画像形成装置に適用できることはいうまでもない。
【0021】
制御部330は、図11に示すように、搬送部30と、駆動モータ120と、位置監視センサ130と、収納量監視センサ140と、印刷部200と、電源320とを制御する。ここで、図11は、制御部330を説明するためのブロック図である。制御部330は、連続紙プリンタ300に設置され、給紙工程、搬送工程、印刷工程、回収工程等の連続紙プリンタ300の動作を全て制御する。また、制御部330は、PC等の外部装置やユーザが直接押下する連続紙プリンタの印刷制御ボタンから発生される印刷(開始)命令や印刷停止命令を受け、印刷動作を制御する。
【0022】
ホッパ10は、連続紙Pを積層した状態で収納する収納部である。ホッパ10は、連続紙Pのサイズ、容量等によって多種多様の形状を有し、連続紙プリンタ300内に1又は複数設置され、選択的に使用される。
【0023】
ガイド機構100は、ホッパ10に収納された連続紙Pが給紙される際、連続紙Pの搬送路を規制して、図9に示すように連続紙Pの折り目がホッパ10の壁面に接触したまま搬送され減圧空間を形成することを防止する。その結果、連続紙の搬送を良好に行う機能を有する。また、ガイド機構100は、連続紙Pの最終端を検出する機能も有する。以下、図2乃至図4を参照して、ガイド機構100について説明する。ここで、図2は、ガイド機構100を図1のA方向から見た拡大断面図である。図3は、図2のガイド機構100をB方向から見た断面図である。また、図4は、ガイド機構100の収納量監視センサ140の動作を説明するための断面図である。
【0024】
図1乃至図4によれば、ガイド機構100は、ガイドローラ対110と、駆動モータ120と、位置監視センサ130と、収納量監視センサ140と、EOFセンサ150とを有する。図3及び図4に示すように、ガイドローラ対110は、連続紙Pが収納されているホッパ10の直上に設置される。連続紙Pは、図4に示すように、ガイドローラ対110の間を通過することで搬送路が規制されるため、折り目がホッパ10の壁面に接触したまま搬送されることが防止される。
【0025】
より詳細には、ガイドローラ対110は、図2に示すように、アーム部110aと、アーム部110aの先端に保持されたローラ部110bから構成される。アーム部110aは、連続紙Pと腹当ての状態で接触し搬送経路を規制する。このため、アーム部110aの長さを増加させるほど、規制効果も増加し、良好な搬送が可能となる。また、規制効果は、連続紙Pのサイズや剛性によっても異なるため、アーム部110aの長さの適正値は、連続紙Pの種類によって計算的に又は実験的に求められる。本発明のガイド機構100において、ガイドローラ対110の間の距離及びアーム部110aの長さは、連続紙プリンタ300やホッパ10、連続紙Pの種類に合わせて調節することができる。なお、本実施例において、ガイドローラ対110の間の距離は30mm、ガイドローラ110a及び110bの長さは160mmである。
【0026】
図3に示すように、アーム部110aはローラ対支持金具112に固定しており、1組のアーム部110aが1つのローラ部110bの両端を保持している。アーム部110aは、例えばネジ止め、接着によってローラ対支持金具112に固定される。本実施例においては、ネジ止めが採用されている。ネジ止めにすることで、アームの長さが異なるガイドローラ対と取替えが簡単にできる等の利点が得られる。また、ローラ部110bは連続紙Pと接触により自由に回転するため、連続紙Pの搬送路を規制しても、摩擦等による負荷をかけることない。図4に示すように、右側のローラ部110aは、連続紙Pの右側に折り目がある際に使用され、図1に示すように、左側のローラ部110aは、連続紙Pの左側に折り目がある際に使用される。
【0027】
連続紙Pの折り目がホッパ10の壁面に接触したまま搬送されることを防止するためには、最初の引き上げ角度が問題となる。図4に示す引き上げ角度θが大きい場合、つまり、ガイドローラ対110が連続紙Pと離間している場合、連続紙Pはより直上方向に向かって引き上げられるため、折り目がホッパ10の壁面に接触したまま搬送されやすくなる。一方、引き上げ角度θが小さい場合、つまり、ガイドローラ対110が連続紙Pと近接している場合、連続紙Pはより真横方向に向かって引かれるため、折り目がホッパ10の壁面に接触したまま搬送される可能性は低下する。ローラ部110bと連続紙Pの最上部との距離は、連続紙Pのサイズや剛性を考慮した上で決定される。
【0028】
ローラ対支持金具112は、上記アーム部110aを固定した箱型の部材であって、ローラ112aを介して案内レール114に接続する。ローラ112aは、案内レール114に回転可能に設置され、かかるローラ112aが回転することで案内レール114上を移動することができる。
【0029】
案内レール114は、ホッパ10に直接的又は間接的に接続して連続紙Pの積層方向と平行に設けられた柱状部材であって、ガイド機構100の支柱として使用される。案内レール114は、図4に示すように、ホッパ10からガイドテーブルまでの長さを有し、ホッパ10に連続紙Pを補充する際、ガイドローラ対110がユーザの作業の邪魔にならない程度まで退避することを可能とする。また、案内レール114は、図3に示すように、連続紙プリンタ300の筐体一部310に固定されている。上述のように、案内レール114上をローラ対支持金具112が移動することで、ローラ対支持金具112に固定されたガイドローラ対110も上下移動する。
【0030】
駆動モータ120は、ガイドローラ対110を移動するための駆動源である。駆動モータ120の動作は制御部330によって制御される。より詳細には、駆動モータ120の動作は、制御部330が、図11に示すように、位置監視センサ130及び収納量監視センサ140の出力によって検出される情報を判断することで制御される。駆動モータ120はギア122と接続し、回転させる。ギア122が回転すると、図3に示す無端状のチェーン124が移動する。チェーン124には、固定金具126が接続しており、駆動モータ120及びギア122の回転によりチェーン124が移動を開始すると、固定金具126も同期して移動を始める。固定金具126はローラ対支持金具114にも接続しているため、固定金具126の移動に同期してガイドローラ対110も移動する。
【0031】
位置監視センサ130は、ガイドローラ対110の位置(高さ)を監視する。位置監視センサ130は、連続紙Pを補充・補給する際、ガイドローラ対110が、ユーザの動作の邪魔にならないよう十分に上方へ退避させておくために設けられている。また、位置監視センサ130は、制御部330によって出力、非出力状態を制御される。位置監視センサ130は、例えば、マイクロスイッチが使用され、センサ検出のための検出金具132と対になって構成される。検出金具132は、上記ローラ対支持金具112に接続するように設けられる。連続紙Pがオートロードする前、つまり連続紙Pが装填される前では、検出金具132は、マイクロスイッチが検出可能な位置まで移動している。従って、上述のようにローラ対支持金具112に接続するガイドローラ対110も上方へと移動することになる。この際、ガイドローラ対110は、ホッパ10よりも十分に上方へと移動する。従って、ユーザが連続紙Pを補充・補給する際であっても、ガイドローラ対110がその作業動作に影響を及ぼすことが少ない。
【0032】
収納量監視センサ140は、連続紙Pの最上部とガイドローラ対110との距離を監視する。収納量監視センサ140は、位置監視センサ130と同様に、制御部330によって出力、非出力状態を制御される。図4に示すように、収納量監視センサ140は連続紙Pの規制機能の障害とならないように、ガイドローラ対110の先端に保持されるローラ部110bの外側であって、ローラ部110bと同じ高さに設けられている。これにより、収納量監視センサ140は引き上げられた連続紙Pではなく、積層体の位置を検出することができる。収納量監視センサ140は、例えば、反射型のフォトセンサを使用し、フォトセンサが連続紙Pの表面から反射した反射信号を検知する。つまり、収納量監視センサ140が連続紙Pからの反射信号を検知した状態では、連続紙Pとガイドローラ対110との距離は一定に保たれる。収納量監視センサ140により、連続紙Pが搬送されて収納量が変化したとしても、ガイドローラ対110による連続紙Pの規制効果は一定に維持される。ガイドローラ対110が連続紙Pに与える負荷や引き上げ角度θ、及び、センサ140の反射信号検出可能距離を考慮すると、連続紙Pとガイドローラ対110との距離は10乃至15mmがこの好ましい。この値は、連続紙のサイズや種類によって変化しない。
【0033】
EOF(End of Form)センサ150は、連続紙Pの最終端を検出する。EOFセンサ150は、制御部330によって出力、非出力状態を制御される。EOFセンサ150は、例えば、透過型の光センサを利用する。図1に示すように、発光素子と受光素子とにより光が連続紙Pの上部を横切るように照射されていると、連続紙Pが通常搬送されている場合、光は連続紙Pによって遮断される。しかし、連続紙Pの最終端がその照射地点を過ぎると、光は遮断されず通過する状態となる。この変化を捉えることで、連続紙Pの有無が判明するため、最端部の検出を可能とする。
【0034】
本発明のガイド機構100は、連続紙Pの補給時に、位置監視センサ130によって、ガイドローラ対110を上昇する機能を有する。そのため、連続紙Pの補給時にユーザの作業動作の障害とならない。また、本発明のガイド機構100は、収納量監視センサ140を有し、ガイドローラ対110と連続紙Pの最上部との距離が一定とすることが可能である。そのため、連続紙Pの搬送状況によって、ガイド機能が変化しないため、連続紙Pが引き上げられた際、折り目がホッパ10の壁面に接触したまま搬送されることを防止し、連続紙Pの搬送が良好とする。従って、連続紙Pの搬送の乱れによって発生していた印刷品質の低下やジャムを防止することができる。
【0035】
また、本実施例で説明したガイド機構100は、ガイドローラ対110の位置(高さ)を変化させて連続紙Pの規制を行ったが、連続紙Pが収納されるホッパ10の位置を変化させても、同様の効果を得ることができる。より詳細には、ガイド機構100は、駆動ローラ120の動力によりホッパ10が案内レール114に沿って上下に移動するように構成されてもよい。
【0036】
ガイドテーブル20は、連続紙Pを良好な状態で印刷部200へと搬送するために、連続紙Pの折れ目の伸ばしたりやねじれやゆがみを取り除く部材である。
【0037】
搬送部30は、制御部330に制御され、連続紙Pに印刷画像が定着されるまで搬送する。搬送部30は、オートローディングテーブル32と、転写ベルト34と、搬送ローラ36とを有する。オートローディングテーブル32には、図示されない搬送モータ32aが設けられており、連続紙Pの搬送する送り機能を有する。本実施例で使用した連続紙Pには、両脇にスプルケット穴が形成されており、このスプルケット穴をオートローディングテーブル32の搬送用トラクタピンに嵌め込むことにより、転写ベルト34へと搬送する。ここで、連続紙Pをオートローディングテーブル32に装填する動作を「オートロード」という。オートロードは、通常、ユーザの手動によって行われ、連続紙Pのスプルケット穴をオートローディングテーブル32のピンに嵌め込む。その後、制御部330は、主として搬送モータ32aを制御し、搬送部30を動作させ、連続紙Pの最先端を印刷可能な所定位置まで搬送する。
【0038】
転写ベルト34は、無端ベルトであって、上記の搬送用トラクタピンを利用する又は静電吸着することで連続紙Pを搬送する。感光体ドラム210と、転写ベルト34の移動速度を同じにすることで、連続紙Pへの良好な画像転写が可能となる。搬送ローラ36は、転写が終了した連続紙Pを定着位置まで搬送する。連続紙Pの搬送を良好に保つために、転写ベルト34と同速の搬送速度を有することが好ましい。
【0039】
スカッフローラ40は定着器280によって印刷工程が終了した連続紙Pをスタッカへ50と導く。スタッカ50は、連続紙Pは、印刷前と同じように折り畳んだ状態で回収する。
【0040】
感光体ドラム210は回転が可能なドラム状導体支持体上に感光性誘電体層を有し、像保持部材として使用される。感光体ドラム210は、例えば、表面に機能分離型有機感光体を厚さ約20μmに塗布したアルミニウム製ドラムから構成され、外径30mmを有して矢印方向に周速度70mm/sで回転する。前帯電器220は、例えば、スコロトロン帯電器から構成され、感光体ドラム210の表面に一定の電荷量(例えば、約−700V)を与える。
【0041】
露光装置230には、光学書き込みユニットとして、例えば、LEDアレイが配置されている。感光体ドラム210にLEDアレイのスキャニングによって光が照射されると、感光体ドラム210上の均一な帯電は光による露光で画像に対応する部分が消失し、潜像が形成される。より詳細には、LEDアレイの主走査方向に配列された発光素子はコンピュータやワードプロセッサ等の上位装置から印刷情報として提供される画像データから展開した描画データ(ドットデータ)の階調値に基づいて駆動される。従って、静電潜像はドットイメージとして書き込まれる。
【0042】
現像装置240は、感光体ドラム210に形成された潜像をトナー像として可視化する機能を有する。現像装置240は、現像ローラと、リセットローラと、トナーカートリッジとを有する。現像剤は一成分、二成分(即ち、キャリアを含む)とを問わず、磁性、非磁性を問わない。トナーカートリッジはトナーを貯蔵しており、リセットローラにトナーを供給する。リセットローラは現像ローラに当接してトナーを現像ローラに供給する。現像ローラは感光体ドラム210に接触又は非接触に配置され、静電気力を利用して感光体ドラム210にトナーを供給する。この結果、感光体ドラム210上にトナー像が形成される。現像ローラ上に残留した未使用トナーは、リセットローラによって回収され、トナーカートリッジ内へと戻される。
転写器250は、例えば、転写ローラ有し、静電的にトナーを吸着するような電界を発生させ、転写電流を利用して感光体ドラム210上に吸着しているトナー像を連続紙Pに転写する。図1に示すように、転写器250は、連続紙Pを介して、感光体ドラム210に対向するように設けられている。
【0043】
除電部260は、転写が終了した感光体ドラム210の表面を除電する。除電部260によって感光体ドラム210の表面が除電されると、感光体ドラム210に対する残留トナーの付着力が低下する。このため、後述するクリーニング部270は、感光体ドラム210から残留トナーを分離し易くなる。
【0044】
クリーニング部270は転写後に感光体ドラム210上に残っているトナーを回収し廃棄するか、必要があれば、スクリューコンベアなどの回収装置によって回収したトナーをトナーカートリッジに返却する。また、クリーニング部270は感光体ドラム210上のごみを回収する機能も有する。クリーニング部270は感光体ドラム210のトナーと帯電を除去するために磁気やゴム摩擦を含む各種の方法を利用することができる。
【0045】
定着器280は連続紙Pにトナーを固着させる装置である。転写後のトナーは連続紙Pに対して静電気的に付着していることから、簡単に剥がれ落ちてしまう。このため、圧力や熱などのエネルギーを使用しトナーを定着させるが、十分な定着性能を得るには、固体状態のトナーを液体状態にすることが必要である。エネルギーを付与することで、固体トナーは半融、広がり、浸透と進み定着が完了する。
【0046】
以下、図1、図4乃至図6を参照して、連続紙プリンタ300の動作を説明する。ここで、図5は、給紙制御方法を示したフローチャートである。また、図6は、図5に示す給紙制御方法におけるモータ及びセンサの動きを示したタイミングチャートである。
【0047】
図5に示すように、まず、制御部330が連続紙プリンタ300のメイン電源330がONであることを判断する(ステップ1002)と、連続紙Pがオートロードされているかどうかを検知する(ステップ1004)。オートロードされていない場合は、制御部330は駆動モータ120を稼動させ、ガイドローラ対110を上方に移動させる(ステップ1006)。図6に示すように、メイン電源320がONの状態になると、連続紙Pの補充及びユーザの手動によるオートロードの障害とならないように、駆動モータ120の動作が開始しガイドローラ対110を上方に移動させる。そして、制御部330は、位置監視センサ130がそれに対応する検出金具132を検出したこと(ステップ1008)を判断すると、図6に示すように、駆動モータ120を停止させ、ガイドローラ対110の移動を停止させる(ステップ1010)。また、制御部330は、位置監視センサ130が検出していないこと(ステップ1008)を判断すると、ガイドローラ対110は、更に、上部へと移動させる(ステップ1006)。この時、必要であれば、ユーザは連続紙Pの補充・補給をすることができる。また、手動によるオートロードを行う。図6に示すように、ステップ1012乃至1010の間、EOFセンサ150は出力状態で連続紙Pの最終端を検出する状態を維持し、収納量監視センサ140は出力せず停止した状態である。
【0048】
ステップ1004で、オートロードされていれること検知する、又は、ステップ1010後、オートロードの終了が検知された(ステップ1012)ならば、制御部320は、駆動モータ120を稼動させ、上方に移動していたガイドローラ対110を下降させる(ステップ1014)。図6に示すように、オートロードの終了後、制御部330は、搬送モータ32aを駆動し、連続紙Pの最先端を印刷可能な所定領域まで搬送する。また、所定位置までの搬送が終了し、搬送モータ32aの動作が停止すると、印刷動作前の連続紙Pの収納量を確認するために、駆動モータ120を駆動し、収納量監視センサ130を下方へと移動させる。そして、制御部330は、収納量監視センサ130が連続紙Pからの反射信号を検出したこと(ステップ1016)を判断すると、図6に示すように、駆動モータ120を停止させ、ガイドローラ対110の移動を停止させる(ステップ1018)。また、制御部330は、収納量監視センサ130が検出していないこと(ステップ1016)を判断すると、ガイドローラ対110は、更に、下降させる(ステップ1014)。このようにして、収納量監視センサ130は連続紙Pの最上部を検出し、その最上部とガイドローラ対110との距離を所定の範囲に収める。その後、制御部330は、印刷開始の命令を下す(ステップ1020)。オートロードからから印刷が終了するまで、EOFセンサ150は非出力状態を維持する。
【0049】
連続紙プリンタ300の印刷動作について図1を参照して説明する。まず、感光体ドラム210は前帯電器220により一様に負極(例えば、約−700V)に帯電されている。感光体ドラム210に露光装置230から光が照射されると、感光体ドラム210上の均一な帯電は光による露光で画像に対応する部分が消失し、これにより潜像が形成される。その後、潜像は現像装置240によって現像される。即ち、約−50Vに帯電した荷電粒子(又は紛体)であるトナーが帯電の消失した部分の感光体ドラム210の表面に静電力を利用して吸引される。この結果、感光体ドラム210の潜像はトナー像として可視化される。
【0050】
その後、感光体ドラム210上のトナー像は、転写部250によって転写器1連続紙Pに転写される。この時、連続紙Pは、上述したガイド機構100によって良好な搬送が可能になっているため、高品質のトナー像が形成される。残余している感光体ドラム210上のトナーは除電部260及びクリーニング部270によって回収される。その後、連続紙Pのトナー像は定着器280によって永久的に定着される。
【0051】
連続印刷中、連続紙Pは搬送され、収納量が減少する。従って、図6に示すように、印刷中、搬送モータ320aは動作を継続する。収納量監視センサ130が連続紙Pからの反射信号を検出しているかどうか(ステップ1022)を判断する。制御部330は、ステップ1022で反射信号が検出されないことを判断すると、ステップ1014乃至1018と同様に、ガイドローラ対110の下降(ステップ1024)と、収納量監視センサ130の反射信号の検出(ステップ1026)とガイドローラ対110の下降の停止(ステップ1028)とを行う。図6に示すように、制御部330は、駆動ローラ120の駆動を開始させ、所定の期間その動作を継続させた後、駆動ローラ120が駆動を停止させる。停止と同時に、制御部330は収納量監視センサ130を出力状態とし、反射信号の検出をさせる。印刷動作中は、この一連の動作の繰り返しとなる。つまり、連続紙Pが連続して搬送されている間は、ステップ1014乃至1018を繰り返し、連続紙Pの最上部とガイドローラ対110との距離を一定に保持することができる。
【0052】
以下、図4を参照して、収納量監視センサ140の動作をより詳細に説明する。連続紙Pの補給時には、位置監視センサ130によってガイドローラ対110は、ユーザの動作の障害にならないように上方へ移動している。連続紙Pの補給が終了し、連続紙Pがオートローディングテーブル32まで搬送された状態(オートロード)になると、収納量監視センサ140が連続紙Pを検知可能な位置まで、ガイドローラ対110は下降する。予め、収納量監視センサ140の反射信号検知位置(検出距離範囲)を設定しておけば、ガイドローラ対110と連続紙Pの最上部との距離は、一定となる。よって、印刷が進行し、ホッパ10の連続紙Pの収納量が減少すると、その減少に伴ってガイドローラ対110も下降する。そのため、ガイドローラ対110は印刷継続時でも連続紙Pの残量に関らず、搬送路を一定に規制することができる。その結果、ガイドローラ対110と連続紙Pの最上部との距離が常に一定となることから、連続紙Pの残量が低下しても折り目がホッパ10の壁面に接触したまま搬送されることを防止する。
【0053】
ステップ1022で、反射信号が検出したことを判断すると、制御部330はEOFセンサ150が連続紙Pの最終端を検出したかどうかを判断する(ステップ1030)。また、制御部330は印刷停止の命令が発せられているかどうかを判断する(ステップ1032)。制御部330は、EOFセンサ150が最終端を検出した、又は印刷停止の命令が発せられていると判断すれば、駆動ローラ120を用いてガイドローラ対110の上昇させる(ステップ1006)。制御部330は、EOFセンサ150が最終端を検出していない、又は印刷停止の命令が発せられていないと判断すれば、印刷が終了しているかを判断(ステップ1034)し、印刷動作を停止させる。印刷動作が終了すると、図6に示すように、搬送モータ32の動作、収納量監視センサ140の検出動作が停止する。また、駆動モータ120は位置監視センサ130に検出されるまでガイドローラ対110の上昇に移動させた後、動作を停止する。EOFセンサ150は出力連続紙Pの最終端を検出する状態となり、検出動作を継続する。このようにして、一連の印刷動作は終了する。
【0054】
連続印刷中及び印刷後は、定着の終了した連続紙Pは連続紙プリンタ300の内部のスタッカ50に収納される、若しくは、連続紙プリンタ300の外部に排出され、図示されない後処理装置で切断等の後処理が行われる。
【0055】
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明が適用可能な連続紙は折畳み用紙に限定されない。例えばロール紙を使用する画像形成装置にかかる機構を取り付けることで、同様な規制効果を得ることもできる。また、本発明はその要旨の範囲内で様々な変形及び変更が可能である。
【0056】
(付記1) 連続紙を収納する給紙部から前記連続紙を、当該連続紙の搬送路を規制しながら、搬送部へ案内するガイド部と、
前記給紙部における前記連続紙の残量に応じて、前記ガイド部と前記給紙部とを相対的かつ自動的に移動させる駆動部とを有するガイド機構。
【0057】
(付記2) 前記ガイド部は、前記連続紙の積層方向に移動するアーム部と、前記アーム部の先端に保持されるローラ部から構成される付記1記載のガイド機構。
【0058】
(付記3) 連続紙の搬送路を規制するガイド部と当該連続紙の積層体との距離を測定する工程と、前記駆動部を制御して前記ガイド部と前記連続紙の積層体との距離を一定に保持する工程と、所定条件において駆動部を制御して前記ガイド部と前記連続紙の積層体との距離を自動的に前記一定の距離以上であって所定の距離まで離間する工程とを有する給紙制御方法。
【0059】
(付記4) 前記方法は、電源が投入されたかどうかを判断する工程を更に有し、前記所定条件は前記電源が投入されたと判断した場合である付記3記載の方法。
【0060】
(付記5) 前記方法は、前記連続紙を収納する給紙部の紙切れを判断する工程を更に有し、前記所定条件は前記連続紙が紙切れであると判断した場合である付記3記載の方法。
【0061】
(付記6) 前記方法は、前記連続紙への印刷動作の停止命令が発行されたかどうかを判断する工程を更に有し、前記所定条件は前記停止命令が発行されたと判断した場合である付記3記載の方法。
【0062】
(付記7) 連続紙を収納する給紙部と、給紙部から前記連続紙を搬送する搬送部と、前記給紙部と前記搬送部との間に設置され、前記連続紙を、当該連続紙の搬送路を規制しながら、前記搬送部に案内するガイド部と、前記連続紙の残量に応じて、前記ガイド部と前記給紙部との距離を相対的に移動させる駆動部と、前記給紙部より前記ガイド部を介して供給された前記連続紙に画像を形成する印刷部とを有する画像形成装置。
【0063】
(付記8) 前記画像形成装置は制御部を更に有し、当該制御部は、前記連続紙を前記給紙部に補給する際に、前記ガイド部と前記給紙部とが相対的に離間するように前記駆動部を制御する付記7記載の画像形成装置。
【0064】
(付記9) 前記画像形成装置は前記ガイド部の位置を検出する位置監視センサを更に有し、前記制御部は前記位置監視センサの検出結果に基づいて前記駆動部を制御する付記8記載の画像形成装置。
【0065】
(付記10) 前記画像形成装置は、制御部と、前記連続紙の残量を検出するセンサとを更に有し、
前記印刷部による動作中に、前記センサの検出結果に基づいて、前記制御部は、前記連続紙と前記ガイド部との距離が所定範囲内になるように前記駆動部を制御する付記7記載の画像形成装置。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のガイド機構及び給紙制御方法、並びに、画像形成装置によれば、連続紙の補給時に、位置監視センサによって、ガイドローラ対を上昇する機能を有する。そのため、連続紙Pの補給時にユーザの動作の障害とならず人為的ミスが発生にくい。また、連続紙の補給の作業効率も上昇する。
【0067】
また、本発明のガイド機構及び給紙制御方法、並びに、画像形成装置によれば、残量監視センサを有し、ガイドローラ対と連続紙の最上部との距離が一定とすることが可能である。そのため、連続紙が引き上げられた際、折り目がホッパの壁面に接触したまま搬送され密着現象が発生することを防止できる。従って、連続紙の搬送は良好となり、ジャムや画像劣化の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の例示的1態様としての画像形成装置の概略断面図である。
【図2】 ガイド機構を図1のA方向から見た拡大断面図である。
【図3】 図2のガイド機構をB方向から見た断面図である。
【図4】 ガイド機構の収納量監視センサの動作を説明するための断面図である。
【図5】 給紙制御方法を示したフローチャートである。
【図6】 図5に示す給紙制御方法におけるモータ及びセンサの動きを示したタイミングチャートである。
【図7】 遅い搬送速度でホッパから搬送される連続紙の概略断面図である。
【図8】 連続紙とホッパの壁面で形成される減圧空間を示す概略断面図である。
【図9】 連続紙Pとホッパの密着を示す概略断面図である。
【図10】 従来の連続紙の振れ防止機構を示す概略断面図である。
【図11】 制御部を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
10 ホッパ
20 ガイドテーブル
30 オートローディングテーブル
40 スカッフローラ
50 スタッカ
100 ガイド機構
110 ガイドローラ対
120 駆動モータ
130 位置監視センサ
140 収納量監視センサ
150 EOFセンサ
200 印刷部
210 感光体ドラム
220 前帯電器
230 露光装置
240 現像装置
250 転写部
260 除電部
270 クリーニング部
280 定着器
300 連続紙プリンタ(画像形成装置)

Claims (4)

  1. 連続紙を収納する給紙部と、
    給紙部から前記連続紙を搬送する搬送部と、
    前記給紙部と前記搬送部との間に設置され、前記連続紙を、当該連続紙の搬送路を規制しながら、前記搬送部に案内するガイド機構と、
    前記連続紙の収納量に応じて、前記ガイド機構と前記給紙部との距離を相対的に移動させる駆動部と、
    前記給紙部より前記ガイド部を介して供給された前記連続紙に画像を形成する印刷部とを備え、
    前記ガイド機構は、前記連続紙が間を通過する一対のガイド部を有する画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は制御部を更に有し、当該制御部は、前記連続紙を前記給紙部に補給する際に、前記ガイド部と前記給紙部とが相対的に離間するように前記駆動部を制御する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は前記ガイド部の位置を検出する位置監視センサを更に有し、前記制御部は前記位置監視センサの検出結果に基づいて前記駆動部を制御する請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、制御部と、前記連続紙の残量を検出するセンサとを更に有し、
    前記印刷部による動作中に、前記センサの検出結果に基づいて、前記制御部は、前記連続紙と前記ガイド部との距離が所定範囲内になるように前記駆動部を制御する請求項1記載の画像形成装置。
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