JP2009058722A - 現像剤収納容器、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現像剤収納容器が備える現像剤供給口を遮蔽(へい)可能な内部シャッタ部材を複数配設し、該内部シャッタ部材が現像剤の消費量に応じて開閉し、現像剤供給口の形状を変化させるようにして、記録媒体の幅方向に偏りのない均一な画質の画像を形成することができるようにする。
【解決手段】現像剤を収納するとともに、該現像剤を現像装置本体に供給する現像剤供給口と、該現像剤供給口を長手方向に部分的に遮蔽可能な内部シャッタ部材とを有する現像剤収納容器であって、前記内部シャッタ部材は、複数であり、現像剤の消費量に応じて作動して現像剤供給口の開口形状を変化させる。
【選択図】図1
【解決手段】現像剤を収納するとともに、該現像剤を現像装置本体に供給する現像剤供給口と、該現像剤供給口を長手方向に部分的に遮蔽可能な内部シャッタ部材とを有する現像剤収納容器であって、前記内部シャッタ部材は、複数であり、現像剤の消費量に応じて作動して現像剤供給口の開口形状を変化させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、現像剤収納容器、現像装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式の複写機、画像記録装置、プリンタ、ファクシミリ機等のように潜像担持体に形成された潜像をトナーによって現像して可視化する画像形成においては、トナーを収納するトナー収納容器が取り付けられた現像装置が使用されている。このような現像装置においては、現像動作を行わない際に、不必要なトナーが現像装置内に入ってこないように、トナー収納容器に形成されたトナー供給口をシート状の部材で閉塞(そく)する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−106056号公報
しかしながら、前記従来の現像装置においては、記録媒体における幅方向の一部分だけでトナーを消費するようなパターンの印刷を行った場合、現像装置内では、前記幅方向の一部分に対応する部分には新しいトナーが供給され、他の部分には古いトナーが消費されずに残留してしまうことになる。そのため、記録媒体における幅方向の一部分だけでトナーを消費するようなパターンの印刷を行った後に、記録媒体における幅方向の全範囲でトナーを消費するようなパターンの印刷を行うと、前記幅方向の一部分と他の部分とでは、トナーの濃度が相違したり、カブリの程度が相違したりしてしまう。
また、記録媒体における幅方向に関して偏りのないパターンの印刷を行った場合でも、トナー収納容器を交換する際に、該トナー収納容器から現像装置内に流入する新しいトナーの流入量に幅方向に関する偏りがあると、記録媒体の幅方向で濃度が相違してしまう。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、現像剤収納容器が備える現像剤供給口を遮蔽(へい)可能な内部シャッタ部材を複数配設し、該内部シャッタ部材が現像剤の消費量に応じて開閉し、現像剤供給口の形状を変化させるようにして、記録媒体の幅方向に偏りのない均一な画質の画像を形成することができる現像剤収納容器、現像装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の現像剤収納容器においては、現像剤を収納するとともに、該現像剤を現像装置本体に供給する現像剤供給口と、該現像剤供給口を長手方向に部分的に遮蔽可能な内部シャッタ部材とを有する現像剤収納容器であって、前記内部シャッタ部材は、複数であり、現像剤の消費量に応じて作動して現像剤供給口の開口形状を変化させる。
本発明によれば、現像剤収納容器が備える現像剤供給口を遮蔽可能な内部シャッタ部材を複数配設し、該内部シャッタ部材が現像剤の消費量に応じて開閉し、現像剤供給口の形状を変化させるようになっている。これにより、記録媒体の幅方向に偏りのない均一な画質の画像を形成することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の構成を示す要部構成図、図3は本発明の第1の実施の形態における画像形成装置に配設される現像器の構成を示す要部構成図である。
図2において、10は画像形成装置であり、画像形成ユニットとして、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に対応する4つの現像装置としての現像器20と、加熱ローラ31a及びバックアップローラ31bを備える定着装置30とを有する。なお、4つの現像器20の構成は共通である。ここで、前記画像形成装置10は、例えば、プリンタ、ファクシミリ機、複写機等であり、電子写真方式によって、印刷用紙、封筒、OHP(Over Head Projector)シート等の記録媒体21上にモノクロやカラーの画像を形成するようになっている。
そして、前記現像器20は、記録媒体21上に現像剤としてのトナー33から成るトナー像を転写し、前記定着装置30は、前記トナー像を加熱及び加圧することによって記録媒体21に定着させる。なお、前記画像形成装置10は、モノクロ画像を形成するものであってもよく、カラー画像を形成するものであってもよいが、カラー画像を形成する場合、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に対応するそれぞれの現像器20が記録媒体21の搬送方向(図における左方向)に沿って順に着脱自在に配設される。
また、前記画像形成装置10は、ドライブローラ25a及びテンションローラ25bの周囲に掛け回された転写ベルト22と、該転写ベルト22を挟んで現像器20と対向するように配設された転写ローラ24とを備える。そして、用紙カセット26に収納された記録媒体21は、ホッピングローラ23aによって繰り出され、レジストローラ23b及びピンチローラ23cによって転写ベルト22上に送り出され、該転写ベルト22上に載置された状態で搬送される間に、現像器20によって形成されたトナー像が転写される。最後に、定着装置30を通過することによってトナー像が定着された記録媒体21は、図示されない排出ローラにより、図示されない記録媒体スタッカ部に排出される。
図3に示されるように、前記現像器20は、潜像担持体としての感光体ドラム11と、該感光体ドラム11の表面を帯電させる帯電ローラ12と、帯電された感光体ドラム11の表面に、後述されるLEDヘッド55等の光源による光を照射して静電潜像を形成する露光装置13と、静電潜像が形成された感光体ドラム11の表面に、所定色(例えば、ブラック)のトナー33を付着させて現像を発生させる現像部28と、感光体ドラム11上のトナー像を記録媒体21に転写した際に残留した転写残トナーを除去して、廃トナー収容部29に落下させるクリーニングブレード18とを備える。なお、各部に用いられている回転体は、図示されない駆動源からギヤ等を経由して動力が伝達され、回転する。
前記現像部28はトナー33を収納する。そして、現像部28は、内部にトナー33を収納するとともに、下部に形成された現像剤供給口としてのトナー供給口16aからトナー33を供給する現像剤収納容器としてのトナー収納容器16を備える。また、現像部28は、トナー収納容器16から供給されたトナー33を貯蔵するトナー貯蔵部27と、現像ローラ14とを備える。さらに、現像部28は、現像ローラ14にトナー33を供給するトナー供給ローラ15と、現像ローラ14上のトナー33を薄層化する現像ブレード17とを備える。これにより、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像は、トナー33によって顕像化される、すなわち、現像される。
なお、トナー収納容器16は、現像ローラ14の上方に配設され、現像器20の本体に対して着脱自在に取り付けられている。
また、前記現像ローラ14とトナー供給ローラ15とは、一定の圧力で当接するように、互いに平行に配置され、それぞれ、矢印で示される方向に回転する。
さらに、前記現像ブレード17と現像ローラ14とは、図3に示されるように、例えば、現像ブレード17の折り曲げ部分が現像ローラ14の周面に一定の圧力で接触するように、互いに平行に配置される。
図2に示されるように、用紙カセット26は、記録媒体21を堆(たい)積した状態で収納し、画像形成装置10における記録媒体21の上流側に装着される。また、ホッピングローラ23aは、用紙カセット26の上方に配設され、堆積した記録媒体21を上から順次繰り出すようになっている。さらに、記録媒体21の搬送方向におけるホッピングローラ23aの下流側には、ピンチローラ23cとともに記録媒体21の斜行を修正し、該記録媒体21を転写ベルト22に搬送するレジストローラ23bが配設されている。前記ホッピングローラ23a及びレジストローラ23bは、図示されない駆動源からギヤ等を経由して動力が伝達され、回転する。
また、転写ベルト22は、記録媒体21を静電吸収して搬送する。そして、ドライブローラ25aは、該ドライブローラ25aと対をなして転写ベルト22を張架するテンションローラ25bとともに、転写ベルト22を駆動する。なお、ドライブローラ25aは、図示されない駆動源からギヤ等を経由して動力が伝達され、後述される印刷制御部41によって回転制御される。
さらに、前記転写ローラ24は、導電性のゴム等によって形成され、各現像器20の感光体ドラム11に対向し、かつ、転写ベルト22を介して感光体ドラム11に圧接された状態で配設されている。前記転写ローラ24には、感光体ドラム11上のトナー像を記録媒体21に転写するときに、感光体ドラム11の表面電位及び転写ローラ24の表面電位に電位差を発生させるために、電圧が印加されている。なお、各部の回転動作、電圧印加動作等は、後述される印刷制御部41によって制御される。
次に、前記画像形成装置10の制御部について説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態における制御部の構成を示すブロック図である。
図において、41は、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、入出力ポート、タイマ41a、LED光量カウント部41b、LED光量比較部41c等を備える印刷制御部であり、図示されない上位装置からインターフェイス制御部(以後、「I/F制御部」と称す)42を介して印刷データ及び制御コマンドを受信し、画像形成装置10の全体のシーケンスを制御して印刷動作を行わせる。
また、43は、前記上位装置からI/F制御部42を介して入力した印刷データを一時的に記録する受信メモリである。さらに、44は、受信メモリ43に記録された印刷データを受け取るとともに、該印刷データを編集処理することによって形成された画像データ、すなわち、イメージデータを記録する画像データ編集メモリである。
そして、45は、画像形成装置10の状態を表示するためのLED等の表示手段、及び、画像形成装置10に操作者からの指示を与えるためのスイッチを備える操作部である。さらに、46は、センサ群であり、画像形成装置10の動作状態を監視するための各種センサ、例えば、用紙位置検出センサ、温湿度センサ、濃度センサ等から成る。
また、47は、帯電ローラ用電源であり、印刷制御部41の指示によって帯電ローラ12に電圧を印加し、感光体ドラム11の表面を帯電させる。そして、48は、現像ローラ用電源であり、静電潜像にトナー33を付着させるために現像ローラ14に所定の電圧を印加する。
さらに、49は、現像ローラ14にトナー33を供給するためにトナー供給ローラ15に所定の電圧を印加する供給ローラ用電源である。そして、50は、前記感光体ドラム11に形成された現像剤像としてのトナー像を記録媒体21に転写するために転写ローラ24に所定の電圧を印加する転写ローラ用電源である。
なお、前記帯電ローラ用電源47、現像ローラ用電源48及び供給ローラ用電源49は、印刷制御部41の指示によって電圧を変更することができるようになっている。
そして、51は、画像データ編集メモリ44に記録されたイメージデータを露光装置13のLEDヘッド55に送り、該LEDヘッド55を駆動するヘッド駆動制御部である。
また、52は、転写されたトナー像を記録媒体21に定着するために、定着装置30に所定の電流を供給する定着制御部である。また、前記定着装置30は、記録媒体21上のトナー像のトナー33を加熱して溶融させるための図示されないヒータ、及び、温度を検出する図示されない温度センサを備える。前記定着制御部52は、前記温度センサのセンサ出力を読み込み、該センサ出力に基づいてヒータを通電させて、定着装置30の加熱ローラ31aが一定の温度になるよう制御する。
そして、53は、記録媒体21を搬送するための用紙搬送モータ56を回転駆動する搬送モータ駆動部である。該搬送モータ駆動部53は、印刷制御部41の指示によって所定のタイミングでホッピングローラ23a、レジストローラ23b等を回転させ、記録媒体21を搬送したり停止させたりする。
また、54は、前記感光体ドラム11を回転させるための駆動モータ57を駆動する駆動制御部である。そして、該駆動制御部54によって駆動モータ57が駆動されると、図3に示されるように、感光体ドラム11が矢印で示される方向に回転されるとともに、帯電ローラ12、現像ローラ14、トナー供給ローラ15及び転写ローラ24が、それぞれ、矢印で示される方向に回転される。
次に、前記構成の画像形成装置10の動作の概略について説明する。
まず、用紙カセット26に堆積した状態で収納されている記録媒体21が、ホッピングローラ23aよって、上から1枚ずつ分離されて用紙搬送路に繰り出される。前記記録媒体21は、レジストローラ23bを通過する段階で斜行が矯正され、転写ベルト22に送られる。その後、記録媒体21は転写ベルト22によって搬送され、イエローに対応する現像器20の感光体ドラム11と転写ローラ24との間に搬送される。
そして、記録媒体21は、感光体ドラム11と転写ローラ24とに挟持されて搬送される過程で、その記録面にイエローのトナー像が転写される。同様に、記録媒体21は、順次、マゼンダ、シアン及びブラックの各色に対応する現像器20を通過する。その過程で、各露光装置13によって感光体ドラム11上に形成された静電潜像を、現像ローラ14により現像することで形成された各色のトナー像が、記録媒体21の記録面に順次転写され、重ね合わせられる。
続いて、記録面上に各色のトナー像が重ね合わせられた後、定着装置30によってトナー像が定着された記録媒体21は、画像形成装置10の外部にある図示されない印刷用紙スタッカ部に排出される。以上の過程を経て、カラー画像が記録媒体21上に形成される。
なお、図2及び3に示されるXYZ座標は、記録媒体21が各現像器20を通過する際の搬送方向にX軸を採り、感光体ドラム11の回転軸方向、すなわち、搬送される記録媒体21の幅方向にY軸を採り、X軸とY軸とを直交する方向にZ軸を採っている。
また、後述される他の図においてXYZ座標が示される場合、これらの座標の軸方向は、共通する方向を示すものとする。
次に、前記トナー収納容器16の構成について詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるトナー収納容器の斜視図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるトナー収納容器の内部シャッタの構成を示す図、図6は本発明の第1の実施の形態における比較例のトナー収納容器の斜視図である。なお、図5(a)は上面図、図5(b)は側面図である。
図1は斜め下から観たトナー収納容器16の斜視図であり、前記トナー収納容器16は現像器20に装着されているものである。図3に示されるように、トナー収納容器16は、内部にトナー33を収納し、現像材供給口としてのトナー供給口16aが真下を向くように、現像器20の本体に装着される。
そして、トナー収納容器16は、トナー供給口16aを開閉する複数の内部シャッタ部材としての内部シャッタ61a、61b及び61cを備え、該内部シャッタ61a、61b及び61cによって、トナー供給口16aの開口量を変えることができるようになっている。つまり、トナー供給口16aは、記録媒体21の幅方向、すなわち、Y軸方向に延在する細長い開口であり、内部シャッタ61a、61b及び61cによってY軸方向に複数に区分され、各区分の開口量が内部シャッタ61a、61b及び61cの各々によって個別に変化可能となっている。
なお、内部シャッタ61a、61b及び61cを統合的に説明する場合には、内部シャッタ61として説明する。また、ここでは、説明の都合上、内部シャッタ61の数が3つである場合について説明するが、内部シャッタ61の数は2つであってもよく、4つ以上であってもよく、任意に設定することができる。
この場合、内部シャッタ61a、61b及び61cは、それぞれ、Y軸方向に延在する細長い開口部63a、63b及び63cと外周面ギヤ60a、60b及び60cとを備える。そして、印刷制御部41の命令によって、前記外周面ギヤ60a、60b及び60cと噛(か)み合うギヤ62a、62b及び62cを駆動して、開口部63a、63b及び63cの位置を変位させることによって、個別にトナー供給口16aを開閉する動作が行えるようになっている。
また、図6には、比較例として、内部シャッタ61を備えていないトナー収納容器64が示されている。該トナー収納容器64が備えるトナー供給口64aは、Y軸方向に延在する幅が一定の細長い長方形の開口である。
次に、前記構成のトナー収納容器16を備える現像器20の動作について説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態における印刷パターンの例を示す図、図8は本発明の第1の実施の形態における比較例のトナー収納容器を備える現像器内のトナーの流れを示す模式図、図9は本発明の第1の実施の形態におけるトナー収納容器を備える現像器内のトナーの流れを示す模式図、図10は本発明の第1の実施の形態における現像器の動作を示すフローチャートである。
ここでは、前記トナー収納容器16で、図7に示されるように、記録媒体21の幅方向、すなわち、Y軸方向の一部分だけでトナー33が消費されるような印刷パターンで印刷し続けた場合について説明する。すなわち、A部分だけでトナー33が消費され、B部分ではトナー33が消費されないような印刷パターンで印刷し続けたものとする。この場合、トナー33が消費されるのは幅方向の一部分であるA部分だけなので、該A部分に対応する幅で現像器20内における鉛直方向、すなわち、Z方向のトナー33が消費され、現像器20内におけるそれ以外のB部分のトナー33は消費されない。
まず、図6に示されるような比較例のトナー収納容器64を使用した場合における現像器20内のトナーの流れについて説明する。
比較例のトナー収納容器64は、内部シャッタ61を備えておらず、Y軸方向に延在するトナー供給口64aの幅が一定であるため、現像器20内において、トナー33が消費された部分には、トナー収納容器64からのトナー33がどんどん流入し、該トナー33が消費されない部分には、トナー収納容器64からのトナー33が流入しない。そのため、図8において矢印で示されるようなトナー33の流れが現像器20内に発生する。そして、該現像器20内においては、トナー収納容器64から流入してきたばかりのトナー33、すなわち、新しいトナー33が収容される部分と、図8において黒丸で示されるような、使用されることなく現像器20内で熱や圧力などのストレスを受け続けるトナー33、すなわち、古いトナー33が収容される部分とに二極化したトナー分布が発生する。
ここで、ストレスを受けた古いトナー33は、新しいトナー33に比べ、外添剤の埋没や減少による流動性低下が発生する。このような古いトナー33は、現像ブレード17によるトナー層規制が行いにくくなるため、現像ローラ14上のトナー33の層厚が新しいトナー33に比べて厚くなる。そのため、同じ電圧及びLED光量の条件でも、古いトナー33は新しいトナー33より濃度が高くなる。
つまり、比較例のトナー収納容器64を使用して、記録媒体21の幅方向の一部分だけでトナー33が消費されるような印刷パターンで印刷し続けた後に、記録媒体21の幅方向の全体に亘(わた)って均一な濃度の画像を印刷すると、トナー33を消費した部分と、消費していない部分とでは、濃度の差が発生する。
そこで、本実施の形態においては、図1に示されるように、複数のシャッタ部材として3つの内部シャッタ61を備えるトナー収納容器16を使用する。この場合、適宜選択された内部シャッタ61を動作させることによって、トナー供給口16aの開口量を記録媒体21の幅方向、すなわち、Y軸方向に関して変化させる。
印刷制御部41は、まず、500枚の印刷を行ったか否かの判定を行う、すなわち、前回の判断から500枚印刷したか否かを判断する。そして、500枚印刷していない場合には、内部シャッタ61を動作させることなく、すなわち、内部シャッタ動作なしとして、処理を終了する。
また、500枚印刷した場合、印刷制御部41は、トナー供給口16aをY軸方向に内部シャッタ61の寸法に3分割し、分割された各部分の幅毎に印刷ドット数をカウントする。すなわち、内部シャッタ61a、61b及び61cの各位置で500枚中のLED積算光量を計算する。そして、内部シャッタ61a、61b及び61cの各位置のLED積算光量を比較する。
続いて、印刷制御部41は、3分割されたいずれかの部分で、所定の枚数印字後に、トナー33の消費量に対応する印刷ドット数が他の2つの部分に比べて2倍以上となった場合には、当該部分に対応する内部シャッタ61のいずれかを動作させて、トナー供給口16aを閉止する。すなわち、最もLED積算光量が多い位置が次に多い位置の2倍以上であるか否かを判断し、2倍以上である場合には、最もLED積算光量が多い位置、すなわち、最もLED動作が多い位置に対応する内部シャッタ61を閉める。
すると、トナー33を多量に消費する部分に対してトナー収納容器16から現像器20内へ流入するトナー33の流れが停止する。これにより、トナー33の消費が多い部分にトナー収納容器16から直接に新しいトナー33が流入しなくなり、現像器20内における前記部分の周囲に対応する部分から古いトナー33が流入し、図9において矢印で示される方向へトナー33の流れが発生する。図9は、内部シャッタ61cによってトナー供給口16aを閉止した例を示している。なお、最もLED積算光量が多い位置が次に多い位置の2倍以上でない場合には、すべての内部シャッタ61を開けて、処理を終了する。
したがって、現像器20内においては、トナー33の消費が多い部分に該トナー33の消費が少ない部分からのトナー33が移動するので、比較例のトナー収納容器64を使用した場合のような新しいトナー33が収容される部分と古いトナー33が収容される部分とに二極化したトナー分布が発生することがない。
つまり、現像器20内に熱や圧力などのストレスを受け続けたトナー33が滞留する部分がなく、新しいトナー33と古いトナー33との分布が均一化し、どのような印刷パターンの印刷をした後であっても、記録媒体21の幅方向、すなわち、Y軸方向に均一な画像を得ることができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 前回の判断から500枚印刷したか否かを判断する。500枚印刷した場合はステップS2へ進み、500枚印刷していない場合はステップS6へ進む。
ステップS2 内部シャッタ61a、61b及び61cの各位置で500枚中のLED積算光量を計算する。
ステップS3 内部シャッタ61a、61b及び61cの各位置のLED積算光量を比較する。
ステップS4 最もLED積算光量が多い位置が次に多い位置の2倍以上であるか否かを判断する。2倍以上である場合にはステップS5へ進み、2倍以上でない場合はステップS7へ進む。
ステップS5 最もLED動作が多い位置に対応する内部シャッタ61を閉める。
ステップS6 内部シャッタ動作なしとして、処理を終了する。
ステップS7 すべての内部シャッタ61を開けて、処理を終了する。
ステップS1 前回の判断から500枚印刷したか否かを判断する。500枚印刷した場合はステップS2へ進み、500枚印刷していない場合はステップS6へ進む。
ステップS2 内部シャッタ61a、61b及び61cの各位置で500枚中のLED積算光量を計算する。
ステップS3 内部シャッタ61a、61b及び61cの各位置のLED積算光量を比較する。
ステップS4 最もLED積算光量が多い位置が次に多い位置の2倍以上であるか否かを判断する。2倍以上である場合にはステップS5へ進み、2倍以上でない場合はステップS7へ進む。
ステップS5 最もLED動作が多い位置に対応する内部シャッタ61を閉める。
ステップS6 内部シャッタ動作なしとして、処理を終了する。
ステップS7 すべての内部シャッタ61を開けて、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、複数の内部シャッタ61を備えるトナー収納容器16を使用し、印刷ドット数によって選択された内部シャッタ61を動作させ、トナー供給口16aのY軸方向に関する開口量を制御するようになっている。そのため、どのような印刷パターンの印刷の後でも、記録媒体21の幅方向に均一な画像を得ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び効果についても、その説明を省略する。
図11は本発明の第2の実施の形態におけるトナー収納容器の斜視図、図12は本発明の第2の実施の形態におけるトナー収納容器の内部シャッタの構成を示す図である。
本実施の形態におけるトナー収納容器16は、トナー供給口16aを開閉するシャッタ部材として、図12に示されるような内部シャッタ61を備える。本実施の形態において、内部シャッタ61は、単数であり、平板状に展開した状態において、記録媒体21の幅方向、すなわち、Y軸方向に対して傾斜した平行四辺形のような概略形状を備える。また、トナー供給口16aは、Y軸方向に延在する幅が一定の細長い長方形状の開口であり、Y軸方向に複数に区分されていない。
なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態におけるトナー収納容器16を備える現像器20の動作について説明する。
図13は本発明の第2の実施の形態における内部シャッタによって画定されるトナー供給口の開口形状を示す第1の図、図14は本発明の第2の実施の形態における内部シャッタによって画定されるトナー供給口の開口形状を示す第2の図、図15は本発明の第2の実施の形態における比較例の内部シャッタによって画定されるトナー供給口の開口形状を示す図である。
まず、記録媒体21の幅方向、すなわち、Y軸方向に関してトナー33の消費される量に偏りのない印刷パターンを印刷する場合、内部シャッタ61によって画定されるトナー供給口16aの開口形状は、図13に示されるように、Y軸方向に延在する幅が一定の細長い長方形状となる。なお、図13において、65は、トナー供給口16aにおいて内部シャッタ61によって遮蔽される被遮蔽部分であり、65aは内部シャッタ61によって画定されるトナー供給口16aの開口部分である。
次に、図7に示されるように、記録媒体21の幅方向、すなわち、Y軸方向の一部分だけでトナー33が消費されるような印刷パターンで印刷し続けた場合について説明する。この場合、前記第1の実施の形態において説明したように、トナー33が消費されるのは幅方向の一部分であるA部分だけなので、該A部分に対応する幅で現像器20内における鉛直方向、すなわち、Z方向のトナー33が消費され、現像器20内におけるそれ以外のB部分のトナー33は消費されない。
そのため、現像器20内において、トナー33が消費された部分、すなわち、左側の部分には、トナー収納容器64からのトナー33がどんどん流入し、該トナー33が消費されない部分、すなわち、中央及び右側の部分には、トナー収納容器64からのトナー33が流入しない。そして、現像器20内においては、新しいトナー33が収容される部分と、古いトナー33が収容される部分とに二極化したトナー分布が発生するので、このような印刷パターンで印刷し続けると、記録媒体21の幅方向に濃度の不均一が発生する。
そこで、記録媒体21の幅方向の一部分だけでトナー33が消費されるような印刷パターンで印刷し続けた場合には、内部シャッタ61を作動させ、トナー供給口16aにおけるトナー33が消費される側を閉じるようにする。具体的には、図7に示されるように、左側だけでトナー33が消費されるような印刷パターンで印刷し続けた場合、内部シャッタ61がトナー供給口16aの左側を閉じ、開口部分65aが図14に示されるような形状となるようにする。
これにより、図9に示されるように、現像器20内において、トナー33の消費が多い部分にトナー33の消費が少ない部分からのトナー33が移動するので、新しいトナー33が収容される部分と古いトナー33が収容される部分とに二極化したトナー分布が発生することがない。
ところで、前記第1の実施の形態においては、開口部分65aが図15に示されるような形状となる。すなわち、内部シャッタ61a及び61bに対応する部分では、Y軸方向に関して開口部分65aの幅が一定となる。そのため、Y軸方向の中央に位置する内部シャッタ61bに対応する開口部分65aからは、トナー収納容器16から多量のトナー33が現像器20内に流入するが、端部に位置する内部シャッタ61aに対応する開口部分65aからは少量のトナー33しか現像器20内に流入しないようになる。これは、Y軸方向の中央に流入した新しいトナー33が、種々の作用によって、Y軸方向の両端部に向かって移動するためであると考えられる。したがって、前記第1の実施の形態においては、Y軸方向に関して、現像器20内に流入するトナー33の量が非線形となり、中央部と両端部との間で差が生じることになる。
これに対し、本実施の形態においては、図14に示されるように、開口部分65aの幅が、Y軸方向に関して連続的に変化する。そのため、Y軸方向に関して、現像器20内に流入するトナー33の量が線形に近くなるので、容易に調整を行うことができる。
このように、本実施の形態においては、内部シャッタ61によって画定されるトナー供給口16aの開口部分65aの幅が、Y軸方向に関して連続的に変化するようになっている。そのため、印刷パターンによらず、記録媒体21の幅方向に均一な濃度の画像を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び効果についても、その説明を省略する。
図16は本発明の第3の実施の形態におけるトナー収納容器の斜視図、図17は本発明の第3の実施の形態における内部シャッタによって画定されるトナー供給口の開口形状を示す図である。
本実施の形態におけるトナー収納容器16は、トナー供給口16aを開閉するシャッタ部材として、図17に示されるような形状の内部シャッタ61を備える。本実施の形態において、内部シャッタ61は、単数であり、平板状に展開した状態において、記録媒体21の幅方向、すなわち、Y軸方向の中央部でX軸方向の寸法が大きく、Y軸方向の両端部でX軸方向の寸法が小さい山形又は野球のホームベースのような概略形状を備える。また、トナー供給口16aは、Y軸方向に延在する幅が一定の細長い長方形状の開口であり、前記第1の実施の形態に示すようにY軸方向に複数に区分されていない。ただし、細長い長方形状の開口である場合、トナー供給口16aは捩(ねじ)れや撓(たわ)みによって変形しやすいので、長方形状の開口にX軸方向に延在する補強のためのリブをトナー収納容器16の外側筐(きょう)体16bに連続させて設けても構わない。
そして、内部シャッタ61によって画定されるトナー供給口16aの開口部分65aの形状は、図17に示されるように、Y軸方向の中央部でX軸方向の寸法が小さく、Y軸方向の両端部でX軸方向の寸法が大きい形状となっている。例えば、開口部分65aは、Y軸方向の中央部において5〔mm〕開き、Y軸方向の両端部において10〔mm〕開いている。
また、前記内部シャッタ61は、Y軸方向の中央部に回転中心72を備え、該回転中心72を中心として回転自在となっている。
なお、その他の点については、前記第2の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態におけるトナー収納容器16を備える現像器20の動作について説明する。
図18は本発明の第3の実施の形態における比較例のトナー供給口からのトナー流入量の分布を示す図、図19は本発明の第3の実施の形態における内部シャッタによって画定されるトナー供給口からのトナー流入量の分布を示す図、図20は本発明の第3の実施の形態における内部シャッタの動きを示す図、図21は本発明の第3の実施の形態における内部シャッタを動かすための構成を示す図、図22は本発明の第3の実施の形態における現像器の動作を示すフローチャートである。なお、図18及び19において、(a)は単位時間当たりのトナー流入量を示し、(b)は現像器内に堆積するトナーの分布を示し、図20において(a)〜(d)は内部シャッタの位置及び姿勢の変化を示し、図21において(a)〜(h)は内部シャッタを動かすための部材を示している。
まず、記録媒体21の幅方向、すなわち、Y軸方向に関してトナー33の消費される量に偏りのない印刷パターンを印刷する場合、内部シャッタ61は図17に示されるようになっている。すなわち、開口部分65aは、Y軸方向の中央部において5〔mm〕開き、Y軸方向の両端部において10〔mm〕開いている。
ところで、前記第1の実施の形態において説明した図6に示されるような比較例としてのトナー収納容器64の場合、トナー供給口64aは、Y軸方向に延在する幅が一定の細長い長方形の開口であって変化しないようになっている。そして、比較例としてのトナー収納容器64を交換した場合、トナー供給口64aを通して現像器20内に流入するトナー33の単位時間当たりの流入量は、図18(a)に示されるようになる。
なお、図18(a)は、トナー供給口64aをY軸方向に複数の区間に区分けし、各区間におけるトナー33の単位時間当たりの流入量を、トナー33の流入方向を示す矢印の長さで示した模式図である。
この場合、図18(a)に示されるように、現像器20内に流入するトナー33の量は、Y軸方向の中央に位置する区間で最大となり、Y軸方向の両端に近付くに従って漸次減少し、Y軸方向の両端に位置する区間で最小となる。これは、Y軸方向の中央に流入した新しいトナー33が、種々の作用によって、Y軸方向の両端に向かって移動するためであると考えられる。
そして、トナー収納容器64を交換する際に、新しいトナー収納容器64から現像器20内に供給されるトナー33の全量は、各区間におけるトナー33の流入量の総計となるので、トナー供給口64aを通して現像器20内に流入して堆積したトナー33は、図18(b)に示されるように、分布する。すなわち、現像器20内に堆積するトナー33の量は、トナー供給口64aの中央部に対応する位置で最大となり、両端部に対応する位置に近付くに従って漸次減少し、両端部に対応する位置で最小となる。
これに対し、本実施の形態におけるトナー収納容器16では、内部シャッタ61によって画定されるトナー供給口16aの開口部分65aの形状が、図17に示されるように、Y軸方向の中央部でX軸方向の寸法が小さく、Y軸方向の両端部でX軸方向の寸法が大きい形状となっている。そのため、トナー収納容器16を交換した場合、トナー供給口16aを通して現像器20内に流入するトナー33の単位時間当たりの流入量は、図19(a)に示されるようになる。
なお、図19(a)は、トナー供給口16aをY軸方向に複数の区間に区分けし、各区間におけるトナー33の単位時間当たりの流入量を、トナー33の流入方向を示す矢印の長さで示した模式図である。
この場合、内部シャッタ61によって画定されるトナー供給口16aの開口部分65aのX軸方向の寸法が、Y軸方向の中央に位置する区間で最小となり、Y軸方向の両端に近付くに従って漸次増加し、Y軸方向の両端に位置する区間で最大となる。したがって、現像器20内に流入するトナー33の量は、Y軸方向に関して均一になる。
そして、トナー収納容器16を交換する際に、新しいトナー収納容器16から現像器20内に供給されるトナー33の全量は、各区間におけるトナー33の流入量の総計となるので、トナー供給口16aの開口部分65aを通して現像器20内に流入して堆積したトナー33は、図19(b)に示されるように、分布する。すなわち、現像器20内に堆積するトナー33の量は、Y軸方向に関して均一になる。
このように、本実施の形態においては、トナー収納容器16を交換する際、Y軸方向に関して均一に新しいトナー33が現像器20内に供給される。また、該現像器20内に残留している古いトナー33も、同様に、Y軸方向に関して均一に分布している。そのため、トナー収納容器16を交換した後、該トナー収納容器16内における新しいトナー33と古いトナー33との比率は、Y軸方向に関して均一になる。したがって、現像ブレード17によるトナー層の規制もY軸方向に関して均一に行われ、記録媒体21の幅方向の全体に亘って均一な画質の画像を形成することができる。
なお、本実施の形態においては、開口部分65aが、X軸方向の寸法が中央部に向って連続的に小さくなるような形状である例について説明したが、開口部分65aの形状は、これに限定されるものではなく、X軸方向の寸法が中央部に向って段階的に小さくなるような形状であってもよい。
また、主走査方向、すなわち、Y軸方向の一部分にだけ印刷する動作を繰り返した場合、図20に示されるように、内部シャッタ61の回転中心72をストッパ73に当接させ、これにより、内部シャッタ61を回転中心72を中心として回転させ、印刷を行った側のトナー供給口16aが閉じるようにしてもよい。この場合、前記第2の実施の形態でにおける内部シャッタ61と同様の効果を得ることができるので、トナー33の消費に偏りがあっても、印刷パターンによらず、記録媒体21の幅方向に均一な濃度の画像を得ることができる。
なお、図21に示されるように、内部シャッタ61の左右両端の外周にはギヤが配設されており、該ギヤと噛み合う左右の駆動ギヤを独立に回転させることによって、内部シャッタ61の左右両端を独立に摺(しゅう)動させることができる。これにより、内部シャッタ61を回転中心72を中心として回転させることができる。
本実施の形態において、印刷制御部41は、まず、500枚の印刷を行ったか否かの判定を行う、すなわち、前回の判断から500枚印刷したか否かを判断する。そして、500枚印刷していない場合には、内部シャッタ61を動作させることなく、すなわち、内部シャッタ動作なしとして、処理を終了する。
また、500枚印刷した場合、印刷制御部41は、トナー供給口16aにおける左右両端及び中央の各位置について、すなわち、左右中の各位置について、500枚中のLED積算光量を計算する。そして、左右中の各位置のLED積算光量を比較する。ここで、左右中とは、光源による最大露光可能部分を三等分した各範囲に対応する。
続いて、印刷制御部41は、左右両端の位置におけるLED積算光量が中央の位置におけるLED積算光量の2倍以上であるか否か、すなわち、左右のどちらも中より2倍以上のLED積算光量があるか否かを判断する。そして、左右のどちらも中より2倍以上のLED積算光量がある場合には、前回は左右のどちら側を開けたか、すなわち、前回開けた側を調べる。続いて、内部シャッタ61を回転させて、図20(c)又は(d)に示されるような姿勢とし、前回開けた側と逆側のトナー供給口16aを開けるようにする。なお、左右のどちらも中より2倍以上のLED積算光量がない場合には、図20(b)に示されるようなデフォルトの位置に内部シャッタ61を戻して、処理を終了する。
これにより、例えば、トナー供給口16aの左側が開く場合、トナー33は左端部から供給されて右端部へ流れていく。その際に、中央部のトナー33も併せて右端部へ流れていき、右端部で印刷に使用されるので、中央部に古いトナー33が残留することがない。トナー供給口16aの右側が開く場合も同様である。すなわち、中央部のみにトナー33を供給する必要がない。なお、本実施の形態では、左右のどちらも中より2倍以上のLED積算光量があるか否かを判断し、その結果に応じて、左側又は右側のトナー供給口16aを開ける例について説明したが、これに限らず、例えば、左右のLED積算光量を比較して、一方が他方よりも2倍以上であるか否かに応じて、左側又は右側のトナー供給口16aを開けることも可能である。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 前回の判断から500枚印刷したか否かを判断する。500枚印刷した場合はステップS12へ進み、500枚印刷していない場合はステップS17へ進む。
ステップS12 左右中の各位置について、500枚中のLED積算光量を計算する。
ステップS13 左右中の各位置のLED積算光量を比較する。
ステップS14 左右のどちらも中より2倍以上のLED積算光量があるか否かを判断する。左右のどちらも中より2倍以上のLED積算光量がある場合はステップS15へ進み、左右のどちらも中より2倍以上のLED積算光量がない場合はステップS18へ進む。
ステップS15 前回開けた側を調べる。
ステップS16 前回開けた側と逆側のトナー供給口16aを開ける。
ステップS17 内部シャッタ動作なしとして、処理を終了する。
ステップS18 デフォルトの位置に内部シャッタ61を戻し、処理を終了する。
ステップS11 前回の判断から500枚印刷したか否かを判断する。500枚印刷した場合はステップS12へ進み、500枚印刷していない場合はステップS17へ進む。
ステップS12 左右中の各位置について、500枚中のLED積算光量を計算する。
ステップS13 左右中の各位置のLED積算光量を比較する。
ステップS14 左右のどちらも中より2倍以上のLED積算光量があるか否かを判断する。左右のどちらも中より2倍以上のLED積算光量がある場合はステップS15へ進み、左右のどちらも中より2倍以上のLED積算光量がない場合はステップS18へ進む。
ステップS15 前回開けた側を調べる。
ステップS16 前回開けた側と逆側のトナー供給口16aを開ける。
ステップS17 内部シャッタ動作なしとして、処理を終了する。
ステップS18 デフォルトの位置に内部シャッタ61を戻し、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、記録媒体21の幅方向に偏りがない印刷パターンの印刷であっても、記録媒体21の幅方向に偏りがある印刷パターンの印刷であっても、記録媒体21の幅方向に均一な画像を得ることができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び効果についても、その説明を省略する。
図23は本発明の第4の実施の形態における内部シャッタを示す図である。
本実施の形態におけるトナー収納容器16は、トナー供給口16aを開閉するシャッタ部材として、図23に示されるような形状の内部シャッタ61を備える。本実施の形態において、内部シャッタ61は、X軸方向に大きく移動可能となっていて、トナー供給口16aの全範囲を開くことができるようになっている。この場合、トナー供給口16aは、Y軸方向の全範囲に亘って10〔mm〕開いた状態となっている。
なお、その他の点については、前記第3の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態におけるトナー収納容器16を備える現像器20の動作について説明する。
図24は本発明の第4の実施の形態における現像器内に流入するトナーの状態を示す第1の図、図25は本発明の第4の実施の形態における現像器内に流入するトナーの状態を示す第2の図である。図24において(a)〜(c)は現像器内に流入するトナーの変化を示している。
ここでは、トナー収納容器16を使用してトナー33の追加を行う場合の動作について説明する。トナー33の追加は、現像器20内のトナー33が不足し、そのままでは該トナー33が不足して必要な印刷濃度が得られないような場合、トナー収納容器16を新しいものに取り替えて、新たにトナー33を現像器20内に供給するために行われる。
まず、現像器20内のトナー33の量が減少する。すると、トナー量センサがトナー33の量が減少したことを検出し、トナー減少情報がメモリに書き込まれ、トナー交換表示が操作部45の表示手段に表示される。また、印刷を制限する状態とするように、印刷制御部41が命令する。このような場合、トナー収納容器16を新しいものに交換することとなる。
そして、トナー収納容器16が新しいものに交換されると、トナー33がトナー収納容器16内からトナー供給口16aを通って現像器20内に流入する。これにより、該現像器20内のトナー33の量が所定値以上になると、トナー量センサがトナー33の量が十分であるという情報を出し、印刷制御部41はメモリに書き込まれたトナー減少情報を解除して、印刷をすることができる状態とする。
このように、印刷をすることができる状態になるべく早く復帰するためには、交換後の新しいトナー収納容器16からできる限り速くトナー33が現像器20内に流入することが望ましい。つまり、トナー供給口16aをできる限り大きくすることが望ましい。
そのため、本実施の形態においては、トナー収納容器16を交換する際には、図23に示されるように、トナー供給口16aがY軸方向の全範囲に亘って10〔mm〕開いた状態となるように内部シャッタ61を移動させる。これにより、該内部シャッタ61によって画定されるトナー供給口16aの開口部分65aが、前記第3の実施の形態と比較して、25〔%〕大きくなるので、トナー33の現像器20内への流入が促進され、印刷をすることができる状態に復帰するまでの時間を短縮することができる。
ただし、このようにY軸方向に関してトナー供給口16aを均一に開いた状態でトナー33を供給をした場合、前記第3の実施の形態において説明したように、Y軸方向の中央部と両端部とではトナー収納容器16からのトナー33の流入量が異なってくる。
本実施の形態においては、図24(a)に示されるように、トナー供給口16aを開いて現像器20内へのトナー33の流入が開始されてから、図24(b)に示されるように、現像器20内に堆積した新しいトナー33が更に上方から流入してくる新しいトナー33と接する状態となるまでは、図23に示されるように、トナー供給口16aがY軸方向の全範囲に亘って10〔mm〕開いた状態となるような位置に内部シャッタ61を保持する。
続いて、図24(b)に示されるように、現像器20内に堆積した新しいトナー33が更に上方から流入してくる新しいトナー33と接する状態となると、内部シャッタ61を移動させ、図20(b)に示されるような位置にする。すなわち、トナー供給口16aが、Y軸方向の中央部において5〔mm〕開き、Y軸方向の両端部において10〔mm〕開いているような状態とする。これは、内部シャッタ61の位置が図23に示されるような位置のままであると、図25に示されるように、中央部から流入する新しいトナー33の流れによって、現像器20内の古いトナー33が両端部へ行ってしまうので、現像器20内に流入するトナー33を均一化させるためである。
これにより、現像器20内に新しいトナー33が流入する時間を短縮しつつ、トナー33の流入量差が発生する前に、新しいトナー33のY軸方向の流入量を一定にすることができる。
このように、本実施の形態においては、トナー収納容器16を使用してトナー33の追加を行う場合、現像器20内の古いトナー33の分布を均一に保ちながら、新しいトナー33が流入する時間を短縮することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、第1〜第4の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第4の実施の形態と同じ動作及び効果についても、その説明を省略する。
図26は本発明の第5の実施の形態における現像器の感光体ドラム及び現像ローラを示す斜視図、図27は本発明の第5の実施の形態における現像ローラの軸受部を示す側面図である。
本実施の形態においては、現像ローラ14を感光体ドラム11に接近させ、図26に示されるように、Y軸方向の両端に近い部分で現像ローラ14と感光体ドラム11とのニップ量の調整が行われる、すなわち、現像ローラ14と感光体ドラム11との接触量を変化させることができるようになっている。
現像器20内部において、現像ローラ14は、図27に示されるように、その両端部が軸受81によって支持されている。そして、該軸受81は、偏心しており、偏心カム82によって回転させることにより、現像ローラ14の軸が移動し、該軸と感光体ドラム11の軸との距離が変化する。なお、偏心カム82は図示されない駆動部からの駆動力を受けて回転する。また、感光体ドラム11は、その中央部に図示されないシャフトが貫通しており、これにより移動しないように支持されている。
なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態における現像器20の動作について説明する。
図28は本発明の第5の実施の形態における現像ローラの軸受部の動きを示す図である。なお、図28において、(a)は現像ローラを感光体ドラムに接近させた状態を示し、(b)は現像ローラを感光体ドラムに接近させる前の状態を示し、(a−1)及び(b−1)は現像ローラの軸受部を示す斜視図、(a−2)及び(b−2)は現像ローラと感光体ドラムとの関係を示す平面図である。
本実施の形態においては、前記第1の実施の形態で説明したトナー収納容器16の内部シャッタ61を作動させてトナー供給口16aを開くときに、該トナー供給口16aの鉛直下方向に位置する現像ローラ14と感光体ドラム11との接触量を大きくするようになっている。この場合、偏心カム82を、図28(b−1)に示されるような状態から図28(a−1)に示されるような状態になるまで回転させて現像ローラ14の軸を移動させることによって、現像ローラ14を、図28(b−2)に示されるような状態から図28(a−2)に示されるような状態になるまで、感光体ドラム11に接近させ、現像ローラ14と感光体ドラム11との接触量を大きくする。
また、逆に、内部シャッタ61を作動させてトナー供給口16aを閉止するときには、該トナー供給口16aの鉛直下方向に位置する現像ローラ14と感光体ドラム11との接触量を小さくするようになっている。
トナー収納容器16の内部シャッタ61を作動させてトナー供給口16aを開くと、新しいトナー33がトナー収納容器16から現像器20内に流入するので、該現像器20内において古いトナー33と新しいトナー33とが混合する。ここで、古いトナー33は、帯電性に大きく関与する外添剤が取れているので、新しいトナー33に比べて帯電しにくくなっている。そのため、古いトナー33が新しいトナー33に接触すると、古いトナー33の電子が新しいトナー33に取られてしまう。それにより、例えば、トナー33の正規の帯電極性をマイナスとすると、古いトナー33はプラスに帯電してしまう。このように、逆極性に帯電したトナー33は、いわゆるカブリトナーとなり、白紙部分に付着してしまう。すなわち、トナー供給口16aから新しいトナー33が流入する部分においては、カブリが発生しやすくなる。
そこで、本実施の形態においては、カブリの発生を回避するために、現像ローラ14を接触部材としての感光体ドラム11により強く接触させるようになっている。現像ローラ14と感光体ドラム11との接触量を大きくすることによって、現像ローラ14の表面でトナー33が摩擦により帯電する機会が増加する。そして、逆極性に帯電したトナー33であっても、接触帯電する機会が増加すれば、再度、現像ローラ14の表面から電子を受け取ることによって、正規の極性、すなわち、マイナスに帯電する。
つまり、トナー供給口16aから新しいトナー33が流入する部分では、現像ローラ14と感光体ドラム11との接触量を大きくすることによって、逆極性に帯電したトナー33を正規の極性に帯電させ、カブリの発生を回避することができる。したがって、現像ローラ14の軸を移動させて該現像ローラ14を感光体ドラム11に接近させ、現像ローラ14と感光体ドラム11との接触量を大きくすることによって、トナー33が摩擦により帯電する機会が増加し、カブリの発生を回避することができる。
このように、本実施の形態においては、内部シャッタ61を作動させてトナー収納容器16から現像器20内に流入するトナー33の量が現像器20の左右いずれかの端部で多くなった場合、当該端部においてカブリが発生しやすくなるので、当該端部における現像ローラ14と感光体ドラム11との接触量を大きくするようになっている。これにより、カブリの発生を回避することができる。
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。なお、第1〜第5の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1〜第5の実施の形態と同じ動作及び効果についても、その説明を省略する。
図29は本発明の第6の実施の形態における現像器の現像ブレード組立体を示す斜視図である。
図において、83は、現像ブレード17と該現像ブレード17を保持するホルダとから成る現像ブレード組立体である。本実施の形態においては、現像ブレード組立体83は、図において矢印で示されるように、Y軸方向の両端部で上下に変位可能となっている。これにより、現像ローラ14と現像ブレード17との接触量を変化させることができるようになっている。
なお、その他の点については、前記第5の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態における現像器20の動作について説明する。
図30は本発明の第6の実施の形態における現像ブレード組立体の昇降装置の動きを示す第1の図、図31は本発明の第6の実施の形態における現像ブレード組立体の昇降装置の動きを示す第2の図である。なお、図30及び31において、(a)は偏心カムの動きを示す側面図、(b)はスプリングの動きを示す側面図である。
本実施の形態においても、前記第5の実施の形態と同様に、トナー収納容器16の内部シャッタ61を作動させてトナー供給口16aを開くことによって、トナー収納容器16から現像器20内に流入するトナー33の量が現像器20の左右いずれかの端部で多くなる場合について説明する。この場合、トナー収納容器16から現像器20内に流入するトナー33の量が多くなった側の端部においてカブリが発生しやすくなる。そして、カブリの発生を回避するためには、前記第5の実施の形態において説明したように、現像ローラ14と接触部材との接触量を大きくすればよい。
そこで、本実施の形態においては、現像ローラ14に接触する接触部材としての現像ブレード17を上下に変位させ、現像ローラ14と現像ブレード17との接触量を調整するようになっている。そのために、図に示されるようなスプリング86、偏心カム85及び台座84を備える昇降装置を作動させ、現像ブレード組立体83を上下に変位させる、すなわち、昇降させるようになっている。
具体的には、トナー収納容器16から現像器20内に流入するトナー33の量が多くなった側の端部においては、昇降装置を作動させ、偏心カム85を図30(a)に示されるような姿勢から、図31(a)に示されるような姿勢に変化させる。すると、スプリング86及び台座84が、図30(b)に示されるような状態から、図31(b)に示されるような状態に変化することによって、現像ブレード組立体83が下降して、現像ブレード17が現像ローラ14により強く押し付けられる。
これにより、現像ローラ14と現像ブレード17との接触量が大きくなり、トナー33が現像ブレード17に接触して帯電する機会が増加するので、カブリの発生を回避することができる。
前記第5の実施の形態においては、現像ローラ14と感光体ドラム11との接触量を大きくするようになっているが、現像ローラ14と感光体ドラム11とは相違する周速で回転しているので、感光体ドラム11の表面に形成されている樹脂層が経時変化によって薄くなっていく。そのため、現像ローラ14と感光体ドラム11との接触量を大きくすると、感光体ドラム11の表面に形成されている樹脂層の寿命が予定よりも短くなってしまう。また、それを回避するために樹脂層を厚く形成すると、露光工程において、表面の帯電量が露光量に対して低下するので、高精細な画像を形成することができなくなる。
このように、本実施の形態においては、内部シャッタ61を作動させてトナー収納容器16から現像器20内に流入するトナー33の量が現像器20の左右いずれかの端部で多くなった場合、当該端部における現像ローラ14と現像ブレード17との接触量を大きくするようになっている。これにより、高精細な画質を維持しつつカブリの発生を回避することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
10 画像形成装置
16 トナー収納容器
16a トナー供給口
20 現像器
33 トナー
61、61a、61b、61c 内部シャッタ
16 トナー収納容器
16a トナー供給口
20 現像器
33 トナー
61、61a、61b、61c 内部シャッタ
Claims (6)
- (a)現像剤を収納するとともに、該現像剤を現像装置本体に供給する現像剤供給口と、該現像剤供給口を長手方向に部分的に遮蔽可能な内部シャッタ部材とを有する現像剤収納容器であって、
(b)前記内部シャッタ部材は、複数であり、現像剤の消費量に応じて作動して現像剤供給口の開口形状を変化させることを特徴とする現像剤収納容器。 - (a)現像剤を収納するとともに、該現像剤を現像装置本体に供給する現像剤供給口と、該現像剤供給口を長手方向に部分的に遮蔽可能な内部シャッタ部材とを有する現像剤収納容器であって、
(b)前記内部シャッタ部材は、前記現像剤供給口の長手方向の開口量を連続的に変化させる形状を備え、前記現像剤供給口の長手方向の現像剤の消費量に応じて作動して前記現像剤供給口の開口量を連続的に変化させることを特徴とする現像剤収納容器。 - (a)現像剤を収納するとともに、該現像剤を現像装置本体に供給する現像剤供給口と、該現像剤供給口を長手方向に部分的に遮蔽可能な内部シャッタ部材とを有する現像剤収納容器であって、
(b)前記内部シャッタ部材は、前記現像剤供給口の中央部における開口量を小さくし、かつ、両端部における開口量を大きくする形状を備え、回転することによって現像剤供給口の長手方向の開口量を変化させることを特徴とする現像剤収納容器。 - 前記内部シャッタ部材は、現像剤収納容器の交換直後は現像剤供給口を遮蔽しない請求項3に記載の現像剤収納容器。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の現像剤収納容器を有する現像装置。
- 請求項5に記載の現像装置を有する画像形成装置。
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