JP4551848B2 - 現像装置およびそれを備える画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に搭載される現像装置およびそれを備える画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いる画像形成においては、電子写真感光体を帯電器で一様な電位に帯電させた後、電子写真感光体の表面を画像情報に応じた光で露光して静電潜像を形成し、その静電潜像に対して現像装置から現像剤たとえば非磁性1成分現像剤を供給して現像し、可視像化された画像を電子写真感光体から記録媒体へ転写し、記録媒体に転写された画像を定着処理して画像記録を行う。
電子写真方式の画像形成装置に搭載される現像装置では、電子写真感光体の表面に形成される静電潜像を現像する稼動時間を重ねると、現像装置の回転駆動部分における駆動トルクが増大し、許容値を超える場合が発生する。駆動トルクが増大する原因としては、たとえば、現像装置の現像槽内で現像剤が凝集して塊状化するブロッキングを生じることによって、ブロッキングが回転抵抗となり、現像ローラおよび/または現像槽内に設けられて現像剤を撹拌搬送する撹拌搬送部材の回転トルクが増大、また現像ローラ、撹拌搬送部材、現像剤補給ローラの回転軸線方向において現像剤が偏在することによって、偏在する現像剤が回転抵抗となり回転トルクが増大、また現像剤、特に粒子径の小さいトナー1成分で構成される非磁性1成分現像剤では、トナーが軸受部やギア噛合部などに侵入して噛込むことによって回転トルクを増大させることなどが挙げられる。
現像装置において、駆動部分のトルクが増大して許容値を超えると、たとえばローラや撹拌部材などの回転軸部材に設けられるギア同士の噛合部において、ギアが飛ぶ、すなわちギアの歯が1つずつ噛合って回転するのではなく、歯同士がすべりを生じて複数の歯数だけ一気に回転してしまうという現象の発生することがある。たとえば現像ローラの駆動部分において、ギアが飛ぶと、現像ローラが不要に高速で回転することになるので、現像ローラから電子写真感光体表面の静電潜像に対して充分な量の現像剤が供給されず、画像にいわゆる白抜けと呼ばれる画質不良を発生する。
このような問題を解決する1つの手段として、電子写真感光体の被駆動部と現像手段の被駆動部とを分けて構成し、複数の駆動源を設けることが挙げられる(たとえば、特許文献1参照)。しかしながら、駆動源を複数設けるようにすると、配置する空間容積が多く必要となり装置が大型化するとともに、部品数の増加によるコストアップの問題がある。また、駆動トルクが少々増大しても許容値を超えないように、容量の大きい駆動源を用いようとすると、駆動源であるたとえば電動機が大型化するので、複数の駆動源を用いる場合と同様、装置の大型化およびコストアップの問題がある。
特開平7−114325号公報
本発明の目的は、過剰な容量の駆動源を設けることなく、回転駆動系のトルクアップによる白抜けなどの画質不良の発生を防止し、良好な品質の画像に現像することができる現像装置およびそれを備える画像形成装置を提供することである。
本発明は、電子写真方式で画像形成する画像形成装置に搭載される現像装置において、
現像剤を収容する現像槽と、
現像槽に回転自在に支持されて、画像形成装置に設けられる電子写真感光体の表面に形成される静電潜像に現像剤を供給して現像する現像ローラと、
現像剤を収容し、現像槽に対して現像剤を補給する現像剤補給容器と、
現像剤補給容器に回転自在に支持され、回転することによって現像剤を現像槽へ補給する現像剤補給ローラと、
現像ローラおよび現像剤補給ローラを回転させる駆動手段と、
駆動手段の状態を駆動源によって回転駆動される現像ローラの回転力を伝達することで現像剤補給ローラを回転させる第一状態、または駆動源によって回転駆動される現像ローラの回転力を伝達せず現像剤補給ローラを回転させない第二状態切換える切換手段と、
駆動手段の駆動トルクを検出するトルク検出手段と、
トルク検出手段の検出出力に応答して切換手段を制御し駆動トルクが臨界値まで増大していない場合には記駆動手段の状態を前記第一状態とし、駆動トルクが増大し臨界値に達した場合には前記駆動手段の状態を前記第二状態となるように、切換え動作を制御する制御手段とを含むことを特徴とする現像装置である。
また本発明は、駆動手段電動機を含み、トルク検出手段は、電動機の駆動負荷電流を検出する電流検出手段であることを特徴とする。
また本発明は、切換手段は、
現像剤補給ローラの回転軸部材に設けられる補給ローラギアに噛合可能、かつ噛合状態からの離脱可能に設けられるアイドルギアと、
回転動作することによってアイドルギアをその回転軸線方向に往復移動させるように設けられる偏心カムであって、アイドルギアを、補給ローラギアと噛合させ、また噛合状態から離脱させる偏心カムとを含むことを特徴とする。
また本発明は、前記いずれかに記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、現像装置において、制御手段は、駆動手段の駆動トルクを検出するトルク検出手段の検出出力に応答して切換手段を制御し駆動トルクが臨界値まで増大していない場合には記駆動手段の状態を前記第一状態とし、駆動トルクが増大し臨界値に達した場合には前記駆動手段の状態を前記第二状態となるように、切換え動作を制御することができる。現像装置の回転駆動系の駆動トルクが増大したとき、現像剤補給ローラを回転させず現像ローラまたは現像部の駆動系のみを駆動させることによって、駆動トルクの軽減を実現することができる。このように駆動トルクを軽減することによって、現像ローラのギアに飛びが発生することが防止されるので、白抜け等の画質不良を発生することなく良好な品質の画像に現像することができる。
また本発明によれば、駆動手段電動機を含み、トルク検出手段は、電動機の駆動負荷電流を検出する電流検出によって実現されるので、簡単な構成で容易に駆動トルクを検知することが可能である。
また本発明によれば、切換手段は、偏心カムを回転駆動させることによって、アイドルギアを、補給ローラギアに噛合させる状態と、噛合状態から離脱させる状態とに切換えるので、簡単な構成で、確実に切換え可能である。このことによって、現像剤補給ローラと現像ローラとを同時に回転させる動作と、現像剤補給ローラの回転のみを停止させ現像ローラを回転駆動させる動作とを、容易に切換えることが可能になる。
また本発明によれば、前記いずれかの現像装置を備えるので、白抜けなどの画質不良を生じることなく画像形成が可能な画像形成装置が実現される。
図1は本発明の実施の第1形態である現像装置1の構成を簡略化して示す断面図であり、図2は図1に示す現像装置1に備わる駆動手段20および切換手段30の構成を簡略化して示す図である。現像装置1は、電子写真方式で画像形成する画像形成装置に搭載され、電子写真感光体99の表面に形成される静電潜像を現像して可視像を形成する。
現像装置1は、画像形成装置に備わる電子写真感光体99の表面に形成される静電潜像を現像する現像部2と、現像部2へ現像剤を補給する現像剤補給部3とを含んでなる。本実施の形態では、現像剤として非磁性1成分現像剤が用いられ、非磁性1成分現像剤は、1成分であるトナーによって構成されるので、以後、現像剤を単にトナーと呼ぶことがある。
現像部2は、現像槽4と、現像ローラ5と、層厚規制部材6と、供給ローラ7と、撹拌搬送部材8とを含む。現像槽4は、たとえば樹脂などからなる容器状部材であり、その内部空間にトナーを収容する。現像ローラ5は、現像槽4に電子写真感光体99を臨んで形成される開口部9を通して電子写真感光体99に対向し、かつ電子写真感光体99の軸線とその軸線が平行になるようにして現像槽4に回転自在に支持される。現像ローラ5は、その表面上に担持するトナーを、画像形成装置に設けられる電子写真感光体99の表面に形成される静電潜像に供給して現像し、トナー像を形成する。
層厚規制部材6は、たとえば金属または樹脂などの弾性を有する薄板部材であり、一端部が現像槽4に装着され、他方の遊端部付近が現像ローラ5に当接するように設けられる。層厚規制部材6は、供給ローラ7から現像ローラ5に供給されるトナーで現像ローラ5の表面上に形成されるトナー層の厚さが所望の値になるように調整する。供給ローラ7は、現像ローラ5に隣接するようにして現像槽4に回転自在に支持され、回転によって現像槽4の内部空間に収容されるトナーを搬送して現像ローラ5へと供給する。撹拌搬送部材8は、供給ローラ7のほぼ上方に設けられ、回転自在に現像槽4に支持される。撹拌搬送部材8は、回転によって現像槽4内に収容されるトナーを撹拌するとともに、供給ローラ7および供給ローラ7を介して現像ローラ5へと搬送する。
現像槽4の上部に現像槽4に連接して現像剤(トナー)補給部3が設けられる。トナー補給部3は、トナー補給容器11と、トナー補給容器11に回転自在に支持される現像剤(トナー)補給ローラ12とを含む。トナー補給容器11は、たとえば樹脂などからなる容器状部材であり、その内部空間にトナーを収容し、現像槽4に対してトナーを補給する。トナー補給容器11には、現像槽4との連接部において、現像部2の撹拌搬送部材8の上方にあたる位置に、トナー補給容器11と現像槽4とを連通する貫通孔であるトナー補給口13が形成される。トナー補給ローラ12は、トナー補給口13の口縁に周接するようにして設けられ、回転に際して、ローラ外周がトナー補給口13の口縁に対して摺動し、その摺動抵抗によってローラに付着しているトナーを、トナー補給口13から現像槽4の中へと補給する。
駆動手段20は、現像ローラ5、撹拌搬送部材8、トナー補給ローラ12に備わる各回転軸部材の一端部側にそれぞれ装着される現像ローラギア21、撹拌搬送ギア22、補給ローラギア23と、本実施形態では撹拌搬送ギア22と補給ローラギア23とに噛合し、また噛合から離脱することができるアイドルギア24と、現像ローラギア21を回転駆動させる駆動源25とを含んで構成される。
トナー補給ローラ12の回転軸部材12aは、その一端部が、トナー補給容器11の壁面を挿通し、トナー補給容器11に装着されてその外方に設けられる第1支持プレート26に回転自在に軸支される。補給ローラギア23は、トナー補給容器11と第1支持プレート26との間に配されるようにしてトナー補給ローラ12の回転軸部材12aに装着される。
現像ローラ5の回転軸部材5aと撹拌搬送部材8の回転軸部材8aとは、その一端部が、現像槽4に装着されてその外方に設けられる第2支持プレート27に回転自在に軸支される。現像ローラギア21および撹拌搬送ギア22は、現像槽4と第2支持プレート27との間に配されるようにして現像ローラ5の回転軸部材5aおよび撹拌搬送部材8の回転軸部材8aにそれぞれ装着される。本実施形態では、現像ローラギア21と撹拌搬送ギア22とは、噛合するように設けられる。
第2支持プレート27の外側には、駆動源25である電動機が設けられ、電動機の出力軸がギア列を介して現像ローラ5の回転軸部材5aに接続される。したがって、現像ローラ5および現像ローラ5の回転軸部材5aに装着される現像ローラギア21は、駆動源25の回転駆動力が伝達されて回転することができる。
現像ローラ5を回転駆動させる駆動源25には、駆動負荷電流を検出する電流検出手段が接続される。電流検出手段は、駆動源25の駆動負荷電流の検出を通じて、駆動源25が現像ローラ5およびギアを介して現像装置1の回転駆動系を回転駆動させる際の回転トルクを検出する。したがって、電流検出手段はトルク検出手段を構成する。電流検出手段による検出結果は制御手段に与えられ、この電流検出手段および制御手段による動作制御については後述する。
なお、図2では図示しないけれども、供給ローラ7も現像ローラ5と同様にして、その回転軸部材に供給ローラギアが固着され、その供給ローラギアがギア列などを介して現像ローラギア21に噛合するように構成されてもよい。また供給ローラ7のみが、別の駆動源に接続されて単独で直接駆動されるように構成されてもよい。
アイドルギア24は、第2支持プレート27に回転自在に支持される支持棒部材31に装着される。支持棒部材31は、第2支持プレート27を挿通し、かつ挿通方向に移動自在に設けられる。支持棒部材31の第2支持プレート27に関して外方側の端部には、支持棒部材31の直径よりも大きい外径を有する円板状部材である移動止部材32が設けられる。支持棒部材31の移動止部材32が設けられる側と第2支持プレート27に関して反対側に、支持棒部材31を内挿させるようにしてコイルばね部材33が設けられる。アイドルギア24は、第2支持プレート27との間で、コイルばね部材33を挟み圧縮変形させるようにして、支持棒部材31に装着される。したがって、コイルばね部材33の弾性力は、アイドルギアに向って付勢される。
また、アイドルギア24は、補給ローラギア23および撹拌搬送ギア22との両方に対して同時に噛合することができるように配置設定される。したがって、アイドルギア24が補給ローラギア23および撹拌搬送ギア22との両方に対して噛合しているとき、駆動源25を回転駆動させて現像ローラギア21を回転させると、撹拌搬送ギア22およびアイドルギア24を介して補給ローラギア23も回転、すなわち現像ローラ5と撹拌搬送部材8とトナー補給ローラ12とが同時に回転する。
次に切換手段30について説明する。
アイドルギア24が装着される支持棒部材31の移動止部材32が設けられる側と反対側の端部には、カム当り板34が設けられる。このカム当り板34に当接しながら回転駆動できるようにして偏心カム35が設けられる。偏心カム35には、偏心カム35を回転駆動させるたとえば電動機などからなるカム駆動源36が接続される。
図2(b)に示すように、偏心カム35が回転してその偏心突出部35aがカム当り板34に当接する位置にあるとき、偏心カム35は、カム当り板34を介し、コイルばね部材33の弾性力に抗して支持棒部材31を偏心カム35から遠ざかる方向へ移動させるので、支持棒部材31に装着されるアイドルギア24は、補給ローラギア23および撹拌搬送ギア22と噛合することができる。アイドルギア24が、補給ローラギア23および撹拌搬送ギア22と噛合するとき、現像ローラ5および撹拌搬送部材8が回転駆動され、これらの回転力が伝達されることでトナー補給ローラ12回転される状態となる。
一方、偏心カム35が、上記の状態から180度回転し、図2(c)に示すように、偏心カム35の非偏心部35bがカム当り板34に当接する位置にあるとき、アイドルギア24に付勢されるコイルばね部材33の弾性力によって、支持棒部材31を偏心カム35に近づく方向へ移動させるので、支持棒部材31に装着されるアイドルギア24は、補給ローラギア23および撹拌搬送ギア22との噛合から離脱する。アイドルギア24が、補給ローラギア23および撹拌搬送ギア22との噛合から離脱するとき、駆動源25によって現像ローラ5と撹拌搬送部材8とは回転駆動されるけれども、トナー補給ローラ12は回転されない状態となる。なお、移動止部材32は、コイルばね部材33の弾性力によって、支持棒部材31が第2支持プレート27から抜けないようにしている。
したがって、カム駆動源36、偏心カム35、アイドルギア24、カム当り板34、支持棒部材31、移動止部材32およびコイルばね部材33は、現像ローラ5および撹拌搬送部材8を回転駆動させ、これらの回転力を伝達することでトナー補給ローラ12を回転させる状態と、現像ローラ5および撹拌搬送部材8の回転力を伝達せずトナー補給ローラ12を回転させない状態とを切換える切換手段30を構成する。
図3は、切換手段30の切換動作を制御する電気的構成を示すブロック図である。前述のように電流検出手段41による駆動源25の駆動負荷電流、換言すれば回転トルクの検出結果は制御手段42に与えられ、制御手段42は、電流検出手段41の検出出力に応答し、切換手段30の動作を制御する。
制御手段42は、たとえば中央処理装置(CPU)を備えるマイクロコンピュータなどによって実現される処理回路である。制御手段42には、記憶部であるメモリ43が設けられる。メモリ43は、特にその態様が限定されるものではなく、公知のリードオンリィメモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)またはハードディスクドライブ(HDD)などを使用することができる。
メモリ43には、制御手段42が現像装置1の全体を動作させるためのプログラム、切換手段30を動作開始させるための駆動負荷電流(回転トルク)の臨界値データ、切換手段30の偏心カム35を180度ずつ正確に回転(角変位)させるためのカム駆動源36の駆動量データなどが、予めストアされる。
ここで、切換手段30を動作開始させるための駆動負荷電流(回転トルク)の臨界値データとは、主として現像ローラギア21がギアの飛びを発生するに至る駆動負荷電流値よりも少し小さな電流値として定められる。このような値は、現像装置の機種ごとに、回転駆動系に回転負荷抵抗を意図的に与え、そのときの電動機の駆動負荷電流と現像ローラギアにおけるギア飛び発生の有無とを、予め試験しておくことによって求めることができる。
本実施形態の現像装置1では、通常稼動時、切換手段30は、アイドルギア24が撹拌搬送ギア22と補給ローラギア23とに噛合するようにして、現像ローラ5、撹拌搬送部材8およびトナー補給ローラ12が共に回転するように偏心カム35の回転位置を定めている。すなわち、現像装置1は、トナー補給部3から現像部2へとトナー補給しながら現像動作を行う。
この現像装置1では、現像動作中に、駆動源25の駆動電流値が電流検出手段41によって検出されて制御手段42に与えられ、制御手段42でメモリ43から読出される臨界値データと検出結果とを比較し、臨界値データに達しているとき、制御手段42から切換手段30に対して動作指令が出力される。その動作指令は、メモリ43から読出したカム駆動源36の駆動量データに基づいて、非偏心部35bがカム当り板34に当接する位置に来るように、すなわちアイドルギア24が、補給ローラギア23および撹拌搬送ギア22との噛合から離脱するように、偏心カム35を回転(角変位)駆動させるものである。
電流検出手段41によって検出される駆動負荷電流値が、臨界値データに達したということは、駆動源25が、現像ローラ5、撹拌搬送部材8およびトナー補給ローラ12を回転させる回転トルクが増大し、ギア飛びを発生するおそれがあることを意味する。このとき、現像装置1では、制御手段42から切換手段30に対して動作指令を出力して偏心カム35を回転(角変位)させ、アイドルギア24を補給ローラギア23および撹拌搬送ギア22との噛合から離脱させることによって、トナー補給ローラ12を回転させない状態にすることができる。すなわち、駆動源25が負担する回転トルクを、トナー補給ローラ12を回転させるためのトルク分だけ軽減することができる。
このように、ギア飛びを生じるおそれがある状態のとき、駆動源25が負担する回転トルクを、トナー補給ローラ12を回転させるためのトルク分だけ軽減することができるので、特に現像ローラギア21におけるギア飛びを回避することが可能になり、現像ローラ5から電子写真感光体99の静電潜像に対してトナーを円滑に供給し、画質の良好なトナー像を形成する現像動作を継続することができる。
なお、制御手段42のメモリ43には、下限臨界値データが予めストアされているようにしてもよい。回転トルクを増大させる原因であるブロッキングやトナーの偏在は、現像動作の継続を通じて解消されることがある。トルク増大の原因が解消されると、トナー補給ローラ12の回転を停止し、現像ローラ5および撹拌搬送部材8を回転させている間に、駆動源25の駆動負荷電流はさらに減少する。
下限臨界値データとは、現像ローラ5と撹拌搬送部材8とを回転駆動させる駆動負荷電流であって、トナー補給ローラ12を回転させるための回転トルク分の電流を仮に加算したとしても、臨界値データに達することが無い程度の電流値として設定される。
電流検出手段によって検出される駆動負荷電流値が、回転トルクを増大させる原因の解消によって減少し、制御手段42で下限臨界値データ以下になったと判断されるとき、制御手段42は切換手段30に対して動作指令を出力し、偏心カム35を角変位させて、アイドルギア24が補給ローラギア23および撹拌搬送ギア22と噛合するようにして、現像ローラ5、撹拌搬送部材8およびトナー補給ローラ12が共に回転するように復帰させる。このことによって、現像装置1は、再びトナー補給部3から現像部2へトナーを補給しながら現像動作を行うことが可能になる。
図4、本発明の実施の第2形態である現像装置に備わる駆動手段20および切換手段51の構成を示す図である。本実施の形態の現像装置は、切換手段51に備わる偏心カム52を除いて、実施の第1形態の現像装置1と同じに構成されるので、全体構成図を省くとともに、対応する部分については同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施形態の現像装置において注目すべきは、切換手段51に備わる偏心カム52が、偏心突出部52aにおける先端部が平坦部分52a1を有する形状に形成されることである。偏心カム52が平坦部分52a1を有するように形成されることによって、偏心カム52の平坦部分52a1でカム当り板34を押圧してアイドルギア24を補給ローラギア23および撹拌搬送ギア22と噛合させるとき、カム当り板34を安定的に押圧して支持棒部材31すなわちアイドルギア24が、偏心カム52に対して近接離反する方向に振れることを防止できるので、一層安定した現像動作を実現することができる。
図5は、本発明の現像装置を備える本発明のもう一つの実施形態である画像形成装置100の構成を簡略化して示す図である。図5に示す画像形成装置100は、たとえば本発明の実施の第1形態の現像装置1を備える電子写真方式のフルカラープリンタである。
画像形成装置100は、たとえばパーソナルコンピュータなどの外部装置で創出されて伝達される画像情報に応じて、記録紙などの記録媒体上にフルカラーまたはモノクロの画像を形成するものであり、露光ユニット101、現像装置1、電子写真感光体99、帯電器102、クリーニングユニット103、転写搬送ベルトユニット104、定着ユニット105、用紙搬送路S,S1、給紙トレイ106、第1および第2排紙トレイ107,108を含んで構成される。
この画像形成装置100は、フルカラープリンタであり、画像情報が、ブラック(b)、シアン(c)、マゼンタ(m)、イエロー(y)の各色を用いるカラー画像に応じたものである。したがって、露光ユニット101、現像装置1、電子写真感光体99、帯電器102、クリーニングユニット103および転写搬送ベルトユニット104に備えられる転写ローラ113は、各色に対応してそれぞれ4つ設けられる。ここでは、各色に応じて4つずつ設けられる各部は、各色を表すアルファベットを数字の末尾に付して区別し、総称する場合は数字のみで表す。
帯電器102、露光ユニット101、現像装置1、転写ローラ113、クリーニングユニット103は、電子写真感光体99まわりに、この順序で配置される。帯電器102は、電子写真感光体99の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、チャージャー型、ローラ型またはブラシ型などのいずれが用いられてもよい。
露光ユニット101としては、たとえばレーザ照射部および反射ミラーを備えるレーザスキャニングユニットが用いられる。露光ユニット101は、一様な電位に帯電された電子写真感光体99の表面を画像情報に応じて露光し、その表面に静電潜像を形成する。現像装置1は、電子写真感光体99の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像し、可視像であるトナー像を形成する。クリーニングユニット103は、電子写真感光体99の表面から記録媒体上へ転写しきれずに残留するトナーを、電子写真感光体99の表面から除去し回収する。
転写搬送ベルトユニット104は、電子写真感光体99の下方に配置され、転写ベルト109、転写ベルト駆動ローラ110、転写ベルトテンションローラ111、転写ベルト従動ローラ112、転写ローラ113(b,c,m,y)および転写ベルトクリーニングユニット114を含む。転写ベルト駆動ローラ110、転写ベルトテンションローラ111、転写ベルト従動ローラ112は、転写ベルト109を張架し、転写ベルト駆動ローラ110の回転駆動によって、転写ベルト109を矢符115方向へ回転駆動させる。
矢符115方向へ回転駆動される転写ベルト109は、各電子写真感光体99に接触するように設けられ、転写ベルト109によって搬送される記録媒体が、転写ベルト109と電子写真感光体99との間を通過する際、電子写真感光体99の表面に形成されたトナー像が記録媒体上へ転写される。フルカラー画像の場合、各電子写真感光体99で形成される各色のトナー画像が、記録媒体上に順次重ねて転写されることによって、フルカラーに形成される。転写ローラ113は、転写ベルト109を介して電子写真感光体99に対向するように配置される。転写ローラ113には、トナーの帯電極性とは逆極性の転写バイアスが印加され、この転写バイアスによって電子写真感光体99表面のトナー像が記録媒体へ転写される。
転写ベルトクリーニングユニット114は、転写ベルト109の外周に接触するように設けられる。電子写真感光体99との接触によって転写ベルト109に付着したトナーは、記録媒体の裏面を汚染する原因となるので、転写ベルトクリーニングユニット114が、転写ベルト109表面のトナーを除去し回収する。
定着ユニット105は、転写ベルト109よりも記録媒体の搬送方向下流側に設けられ、加熱ローラ116および加圧ローラ117と、加熱ローラ116の加熱源、加熱ローラ116の温度を検知するセンサおよび加熱ローラ116が所定の温度になるように加熱源の動作を制御する制御部などを含む。加熱ローラ116と加圧ローラ117とは、互いに押圧状態で記録媒体を挟圧搬送することができるように設けられる。定着ユニット105は、記録媒体が加熱ローラ116と加圧ローラ117とで形成されるニップ部を通過する際、トナー像を加熱および加圧して記録媒体に定着させ、堅牢な記録画像とする。
トナー像が記録される記録媒体たとえば記録紙は、給紙トレイ106に貯留される。本実施形態の画像形成装置100では、給紙トレイ106は、装置下部に設けられる。給紙トレイ106に貯留される記録紙は、ピックアップローラ118によって1枚ずつ給紙トレイ106から取出され、用紙搬送路Sへ送出される。用紙搬送路Sへ送出された記録紙は、電子写真感光体99、現像装置1等を含んで構成される画像形成部の搬送方向手前に設けられるレジストローラ119で一旦保持される。レジストローラ119は、不図示のレジスト前検知センサの検知出力に応じて、電子写真感光体99表面に形成されるトナー像の先端が記録紙の画像形成範囲の先端に整合するように、タイミングを同期させて記録紙を画像形成部へと搬送する。
画像形成部で記録紙上にトナー像が形成され、定着ユニット105でトナー像が定着された記録紙は、定着ユニット105の出側に設けられる搬送方向切換ガイド120によって、排紙経路が切換えられ、第1排紙トレイ107または第2排紙トレイ108のいずれかに排紙される。第1排紙トレイ107へ排紙される場合、もう一つの用紙搬送路S1を通って排紙される。なお、用紙搬送路S,S1には、搬送ローラ121が設けられ、経路上の記録紙を所定の方向へ搬送する。
以下画像形成装置100における画像形成動作について簡単に説明する。給紙トレイ106からピックアップローラ118でピックアップされた記録紙が用紙搬送路Sへ送出され、レジストローラ119で保持される。この間、画像形成部では、電子写真感光体99の表面を帯電器102で一様な電位に帯電させ、露光ユニット101で画像情報に応じて露光して静電潜像が形成され、静電潜像が現像装置1によって現像されてトナー像が形成される。電子写真感光体99の表面に形成されるトナー像の先端と、記録紙の画像形成範囲の先端とが整合するように、タイミングを同期させてレジストローラ119が記録紙を転写ベルト109へと送り込む。
転写ベルト109で搬送される過程において、記録紙上には、各電子写真感光体99から各色のトナー像が順次積層転写されてフルカラー画像が形成される。トナー像が転写された記録紙は、定着ユニット105へ搬送され、定着ユニット105で定着処理されて堅牢な記録画像となり、第1または第2排紙トレイ107,108のいずれかに排紙され、一連の画像形成動作が終了する。
画像形成装置100には、現像装置1が備えられる。したがって、電子写真感光体99表面の静電潜像を現像してトナー像を形成するに際し、現像装置1の回転駆動系の回転トルクが増大したとき、トナー補給ローラ12の回転を停止して回転駆動系の回転トルクを軽減することが可能であり、回転駆動系特に現像ローラ5におけるギア飛びの発生を防止することができるので、白抜けなどの画質不良を生じることなく良好な品質の画像を継続して形成することのできる画像形成装置が実現される。
以上に述べたように、本実施の形態では、トルク検出手段は、電動機の駆動負荷電流を検出する電流検出手段であるけれども、これに限定されることなく、回転トルク計などが用いられてもよい。
本発明の実施の第1形態である現像装置1の構成を簡略化して示す断面図である。 図1に示す現像装置1に備わる駆動手段20および切換手段30の構成を簡略化して示す図である。 切換手段30の切換動作を制御する電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の第2形態である現像装置に備わる駆動手段20および切換手段51の構成を示す図である。 本発明の現像装置を備える本発明のもう一つの実施形態である画像形成装置100の構成を簡略化して示す図である。
符号の説明
1 現像装置
2 現像部
3 トナー補給部
4 現像槽
5 現像ローラ
6 層厚規制部材
7 供給ローラ
8 撹拌搬送部材
11 トナー補給容器
12 トナー補給ローラ
13 トナー補給口
20 駆動手段
30,51 切換手段
41 電流検出手段
42 制御手段
100 画像形成装置

Claims (4)

  1. 電子写真方式で画像形成する画像形成装置に搭載される現像装置において、
    現像剤を収容する現像槽と、
    現像槽に回転自在に支持されて、画像形成装置に設けられる電子写真感光体の表面に形成される静電潜像に現像剤を供給して現像する現像ローラと、
    現像剤を収容し、現像槽に対して現像剤を補給する現像剤補給容器と、
    現像剤補給容器に回転自在に支持され、回転することによって現像剤を現像槽へ補給する現像剤補給ローラと、
    現像ローラおよび現像剤補給ローラを回転させる駆動手段と、
    駆動手段の状態を駆動源によって回転駆動される現像ローラの回転力を伝達することで現像剤補給ローラを回転させる第一状態、または駆動源によって回転駆動される現像ローラの回転力を伝達せず現像剤補給ローラを回転させない第二状態切換える切換手段と、
    駆動手段の駆動トルクを検出するトルク検出手段と、
    トルク検出手段の検出出力に応答して切換手段を制御し駆動トルクが臨界値まで増大していない場合には記駆動手段の状態を前記第一状態とし、駆動トルクが増大し臨界値に達した場合には前記駆動手段の状態を前記第二状態となるように、切換え動作を制御する制御手段とを含むことを特徴とする現像装置。
  2. 駆動手段電動機を含み
    トルク検出手段は、
    電動機の駆動負荷電流を検出する電流検出手段であることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 切換手段は、
    現像剤補給ローラの回転軸部材に設けられる補給ローラギアに噛合可能、かつ噛合状態からの離脱可能に設けられるアイドルギアと、
    回転動作することによってアイドルギアをその回転軸線方向に往復移動させるように設けられる偏心カムであって、アイドルギアを、補給ローラギアと噛合させ、また噛合状態から離脱させる偏心カムとを含むことを特徴とする請求項1または2記載の現像装置。
  4. 前記請求項1〜3のいずれか1つに記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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