JP3777318B2 - 自動二輪車におけるエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳んだエアバッグを収納するエアバッグユニットと、エアバッグを膨張させるガスを発生するインフレータとを備えた自動二輪車におけるエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に車両用のエアバッグ装置のエアバッグモジュールの内部には、折り畳んだエアバッグとガスを発生するインフレータとが収納されており、インフレータが発生したガスを直接エアバッグの内部に供給するようになっている。それに対して、取付スペースの制約からエアバッグモジュールを小型化する必要がある場合に、エアバッグモジュールの内部にエアバッグだけを収納し、エアバッグモジュールから離れた位置に配置したインフレータをガス供給ホースを介してエアバッグモジュールに接続するものが提案されている(特開平8−301031号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、エアバッグモジュールの外部にインフレータを配置した場合でも、そのインフレータの設置スペースが狭い場合には充分な容量のインフレータを設けることができず、結果として大容量のエアバッグを展開することが難しくなる問題がある。
【0004】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、自動二輪車において、取付スペースの制約からエアバッグユニットを小型化した場合でも、エアバッグを展開するインフレータの容量を充分に確保できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、折り畳んだエアバッグを収納するエアバッグユニットと、エアバッグを膨張させるガスを発生するインフレータとを備えた自動二輪車におけるエアバッグ装置において、共通一個のエアバッグユニットから離れた位置に在って該共通一個のエアバッグユニットに対してガスを各々供給し得る複数個のインフレータを、車体中心線に対して左右に分散配置して車体に固定すると共に、該複数個のインフレータとは別のインフレータを、前記共通一個のエアバッグユニットの内部に収納したことを特徴とする。
【0006】
上記構成によれば、エアバッグユニットに充分な容量のインフレータを収納するスペースが確保できない場合(即ち自動二輪車において取付スペースの制約からエアバッグユニットを小型化した場合)でも、エアバッグを支障なく展開することができる。また1個のインフレータをエアバッグユニットの内部に収納し、残りの前記複数個のインフレータをエアバッグユニットの外部に配置したので、エアバッグユニットの内部空間を有効利用して、エアバッグユニットの外部に配置するインフレータの数や寸法を減少させることができる。
【0007】
また請求項2の発明は、折り畳んだエアバッグを収納するエアバッグユニットと、エアバッグを膨張させるガスを発生するインフレータとを備えた自動二輪車におけるエアバッグ装置において、共通一個のエアバッグユニットから離れた位置に在って該共通一個のエアバッグユニットに対してガスを各々供給し得る複数個のインフレータを、車体中心線に対して左右に分散配置して車体に固定し、前記複数個のインフレータが車体重心位置の近傍もしくは該重心位置より下側に配置されることを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、エアバッグユニットに充分な容量のインフレータを収納するスペースが確保できない場合(即ち自動二輪車において取付スペースの制約からエアバッグユニットを小型化した場合)でも、エアバッグを支障なく展開することができる。またエアバッグユニットの外部に配置した前記複数個のインフレータを、車体重心位置の近傍もしくは該重心位置より下側に配置したので、インフレータの重量により自動二輪車の運動性及び安定性が損なわれるのを最小限に抑えることができる。
【0009】
また請求項3の発明は、折り畳んだエアバッグを収納するエアバッグユニットと、エアバッグを膨張させるガスを発生するインフレータとを備えた自動二輪車におけるエアバッグ装置において、共通一個のエアバッグユニットから離れた位置に在って該共通一個のエアバッグユニットに対してガスを各々供給し得る複数個のインフレータを、車体中心線に対して左右に分散配置して車体に固定し、前記複数個のインフレータで発生したガスを前記共通一個のエアバッグユニットに供給するガス供給ホースの中間部が、車体のヘッドパイプから後下方に延びるメインフレーム内に収納されることを特徴とする。
【0010】
上記構成によれば、エアバッグユニットに充分な容量のインフレータを収納するスペースが確保できない場合(即ち自動二輪車において取付スペースの制約からエアバッグユニットを小型化した場合)でも、エアバッグを支障なく展開することができる。また複数個のインフレータで発生したガスを共通一個のエアバッグユニットに供給するガス供給ホースの中間部が、車体のヘッドパイプから後下方に延びるメインフレーム内に収納される。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0011】
図1〜図6は本発明の第1実施例を示すもので、図1はエアバッグ装置を搭載した自動二輪車の全体側面図、図2は図1の2方向矢視図、図3は図1の3部拡大断面図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図1の5部拡大断面図、図6は図5に対応する作用説明図である。
【0012】
図1および図2に示すように、自動二輪車Vの車体フレームFは、ヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11から後下方に延びて中間部から更に下方に屈曲するメインフレーム12と、ヘッドパイプ11から後下方に延びて中間部から後方に屈曲するダウンチューブ13と、メインフレーム12の中間部から後方に延びるシートレール14と、ダウンチューブ13の後端から後上方に延びてシートレール14の中間部に接続されるロアパイプ15とから構成されており、メインフレーム12、ダウンチューブ13およびロアパイプ15によって囲まれた空間に、エンジンEおよびトランスミッションTを一体化したパワーユニットPが搭載される。
【0013】
ヘッドパイプ11に支持したフロントフォーク16の下端には前輪Wfが軸支され、上端には操向ハンドル17が設けられる。メインフレーム12の後端にピボット18を介してリヤフォーク19の前端が枢支されており、後輪Wrが軸支されるリヤフォーク19の後端近傍がリヤクッション20を介してロアパイプ15に接続される。トランスミッションTの出力軸に設けた駆動スプロケット21と後輪Wrの車軸に設けた従動スプロケット22とが無端チェーン23で接続されており、エンジンEの駆動力が後輪Wrに伝達される。パワーユニットPに上方にはメインフレーム12を跨ぐように燃料タンク24が設けられ、燃料タンク24の後方にはシートレール14に支持されたシート25が配置される。
【0014】
エアバッグ装置は、メインフレーム12、シートレール14およびロアパイプ15に挟まれた空間に配置された左右一対のインフレータユニット26,26と、ヘッドパイプ11および燃料タンク24に挟まれた空間に配置されたエアバッグユニット27とから構成される。
【0015】
図3および図4を併せて参照すると明らかなように、左右一対のインフレータユニット26,26は車体中心線Lを挟んで左右対称な構造を有しているため、主に車体左側のインフレータユニット26について構造を説明する。
【0016】
インフレータユニット26はインフレータ31を収納するインフレータケース32を備える。インフレータケース32は両端を閉塞された概略円筒状の部材であって、金属板をプレス加工した左ケース半体33と右ケース半体34とを平坦な割り面35で一体に結合してなる。割り面35は、インフレータケース32の軸線Lc方向に延びる第1直線部Aと、第1直線部Aの両端に連なってインフレータケース32の軸線Lcと直交する方向に延びる一対の第2直線部B,Bと、第2直線部B,Bの端部に連なって第1直線部Aから遠ざかる方向に円弧状に延びる一対の曲線部C,Cとから構成される。
【0017】
第1直線部Aにおいて、左ケース半体33に複数のフック33a…(図4参照)が形成されており、これらのフック33a…が右ケース半体34に形成された複数のスリット34a…(図3参照)に係合し、この係合部がヒンジになって左右のケース半体33,34は開閉することができる。左右のケース半体33,34は、割り面35の一対の曲線部C,Cの外側に連なる各2個の締結部33b,33b;34b,34bを備えており、相互に重なる左ケース半体33の締結部33b,33bと右ケース半体34の締結部34b,34bとが2本のボルト36,36で締結される。このとき、割り面35に平坦なシール部材37を挟持することで、インフレータケース32の内部空間が密閉される。割り面35の一対の曲線部C,Cの近傍において、インフレータケース32の内部空間は円形断面の出口開口38に向かって漏斗状に狭まっており、その出口開口38にホース接続管39の上流端が挟まれて固定される。
【0018】
燃焼によりガスを発生する推薬を内部に充填したインフレータ31は円筒状の部材であって、その両端から軸方向に突出する一対の支持部40,40をインフレータケース32の割り面35の第2直線部B,Bに挟むことにより固定される。このとき、インフレータ31に連なるハーネス41を一方の支持部40の内部を通してインフレータケース32の外部に導出することにより、特別のグロメット等を用いてハーネス41の導出部をシールする必要がなくなり、部品点数を削減しながらインフレータケース32の密封性を高めることができる。インフレータケース32の軸線Lcに対してインフレータ31の軸線Liは出口開口38の反対側(つまり割り面35の第1直線部A側)に偏倚している。
【0019】
メインフレーム12に溶接した2本のステー42,42が、左右のケーシング半体33,34の締結部33b,33b;34b,34bに2本のボルト36,36で共締めされ、これによりインフレータケース32がメインフレーム12に固定される。メインフレーム12の側面に形成した開口に設けたゴムブッシュ43からガス供給ホース44の基端が外部に延出しており、このガス供給ホース44がホース接続管39に嵌合して固定バンド45で固定される。
【0020】
左右のインフレータユニット26,26は車体中心線Lを挟んで対称な位置に設けられており、しかも車体の重心位置Gの近傍もしくは該重心位置Gより下方に位置している。 図5から明らかなように、ヘッドパイプ11および燃料タンク24間に挟まれるようにメインフレーム12の上面に配置されたエアバッグユニット27は、合成樹脂製のエアバッグケース51と、エアバッグケース51の内部に折り畳み状態で収納されたエアバッグ52と、メインフレーム12の上面を貫通するように固定された2本のホース接続管54,54を囲むように固定されてエアバッグ52の基端部を支持するリテーナ53とを備える。ホース接続管54,54には、メインフレーム12の内部に収納された2本のガス供給ホース44,44の先端が嵌合してバンド55,55で固定される。ガス供給ホース44,44をメインフレーム12の内部に収納したので、そのガス供給ホース44,44が外部から目視できなくなって外観が向上する。エアバッグケース51の前縁にはヒンジ部51aが形成され、そのヒンジ部51aに連なる3方に薄肉の破断部51bが形成され、ヒンジ部51aおよび破断部51bに囲まれた部分にリッド51cが区画される。
【0021】
次に、上記構成を備えた本発明の実施例の作用について説明する。
【0022】
自動二輪車Vが衝突して図示せぬ加速度センサが所定値以上の加速度を検出すると、左右のインフレータユニット26,26のインフレータケース32,32に収納したインフレータ31,31が点火してガスが発生する。そのガスはインフレータケース32,32の漏斗状になった内面に案内され、出口開口38,38に支持したホース接続管39,39から2本のガス供給ホース44,44に供給され、エアバッグユニット27のホース接続管54,54からエアバッグケース51の内部に流入してエアバッグ52を膨張させる。その結果、図6に示すようにエアバッグケース51の破断部51bが破断し、リッド51cがヒンジ部51aを中心にして開放し、そこに形成された開口からエアバッグ52が乗員に向かって後上方に展開する。
【0023】
このように、インフレータ31を収納するインフレータケース32を、平坦な割り面35において2分割した左ケース半体33および右ケース半体34で構成したので、インフレータ31の収納および密閉を容易かつ確実に行うことができる。しかもインフレータ31の両端に突設した一対の支持部40を左ケース半体33および右ケース半体34に挟んで支持するので、インフレータ31の支持が容易になり、インフレータユニット26の組立工数の削減に寄与することができる。
【0024】
更に、インフレータケース32の内部空間は出口開口38に向かって漏斗状に狭まっているので、デフューザーのような特別の整流部材を設けることなく、インフレータ31が発生したガスを出口開口38にスムーズに案内することができる。特に、インフレータケース32の軸線Lcに対してインフレータ31の軸線Liを出口開口38の反対側に偏倚させたことにより、インフレータ31が発生したガスを一層スムーズに出口開口38に案内することができる。
【0025】
またエアバッグユニット27の外部に設けた2個のインフレータ31,31からのガスを集合させてエアバッグ52を展開するので、エアバッグユニット27の内部にインフレータを設けるスペースが全く確保でない場合、あるいは充分な容量のインフレータを設けるスペースが確保でない場合でも、充分な量のガスを発生させてエアバッグ52を確実に展開することができる。しかも2個のインフレータ31,31を車体中心線Lの両側に対称に配置したので、個々のインフレータ31,31を小型化できるだけでなく、車体の左右バランスを適切に保つことができる。更に、2個のインフレータ31,31が車体の重心位置Gの近傍もしくは該重心位置Gより低い位置に配置されるので、自動二輪車Vの運動性および安定性を損なう虞がない。
【0026】
次に、図7に基づいて本発明の第2実施例を説明する。
【0027】
第1実施例ではエアバッグユニット27の外部に2個のインフレータ31,31を設けているが、第2実施例では前記2個のインフレータ31,31に加えて、エアバッグユニット27の内部に第3のインフレータ31′を設けたものである。このインフレータ31′は、リテーナ53の中央部に、2個のホース接続管54,54の間に挟まれるように配置されており、自動二輪車Vの衝突時に合計3個のインフレータ31,31,31′が発生するガスによりエアバッグ52を展開することができる。
【0028】
この第2実施例によれば、エアバッグユニット27の内部にもインフレータ31′を設けたことにより、エアバッグユニット27の外部のインフレータ31,31を更に小型化することができる。
【0029】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0030】
例えば、実施例では2個のインフレータ31,31あるいは3個のインフレータ31,31,31′を設けているが、4個以上のインフレータを設けることも可能である。また実施例ではインフレータユニット26,26をメインフレーム12に設けているが、他の任意の位置(例えば、ダウンチューブ13)に設けることができる。また実施例ではエアバッグユニット27を燃料タンク24の前部に設けているが、他の任意の位置(例えば、燃料タンク24の上面に形成した凹部)に設けることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、折り畳んだエアバッグを収納する共通一個のエアバッグユニットにガスを各々供給する複数個のインフレータを、車体中心線に対して左右に分散配置して車体に固定したので、そのエアバッグユニットに充分な容量のインフレータを収納するスペースが確保できない場合(即ち自動二輪車において取付スペースの制約からエアバッグユニットを小型化した場合)でも、全体としてインフレータの容量を充分に確保可能となって、エアバッグを支障なく展開することができる。
【0032】
また特に請求項1の発明によれば、前記複数個のインフレータとは別のインフレータをエアバッグユニットの内部に収納したので、エアバッグユニットの内部空間を有効利用して、エアバッグユニットの外部に配置するインフレータの数や寸法を減少させることができる。
【0033】
また特に請求項2の発明によれば、エアバッグユニットの外部に配置した前記複数個のインフレータを、車体重心位置の近傍もしくは該重心位置より下側に配置したので、インフレータの重量により車両の運動性および安定性が損なわれるのを最小限に抑えることができる。
【0034】
また特に請求項3の発明によれば、前記複数個のインフレータで発生したガスを前記共通一個のエアバッグユニットに供給するガス供給ホースの中間部が、車体のヘッドパイプから後下方に延びるメインフレーム内に収納される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エアバッグ装置を搭載した自動二輪車の全体側面図
【図2】 図1の2方向矢視図
【図3】 図1の3部拡大断面図
【図4】 図3の4−4線断面図
【図5】 図1の5部拡大断面図
【図6】 図5に対応する作用説明図
【図7】 本発明の第2実施例に係る、前記図5に対応する図
【符号の説明】
11 ヘッドパイプ
12 メインフレーム
27 エアバッグユニット
31 インフレータ
31′ インフレータ
44 ガス供給ホース
52 エアバッグ
L 車体中心線
G 車体重心位置
Claims (3)
- 折り畳んだエアバッグ(52)を収納するエアバッグユニット(27)と、エアバッグ(52)を膨張させるガスを発生するインフレータ(31,31′)とを備えた自動二輪車におけるエアバッグ装置において、
共通一個のエアバッグユニット(27)から離れた位置に在って該共通一個のエアバッグユニット(27)に対してガスを各々供給し得る複数個のインフレータ(31,31)を、車体中心線(L)に対して左右に分散配置して車体に固定すると共に、該複数個のインフレータ(31,31)とは別のインフレータ(31′)を、前記共通一個のエアバッグユニット(27)の内部に収納したことを特徴とする、自動二輪車におけるエアバッグ装置。 - 折り畳んだエアバッグ(52)を収納するエアバッグユニット(27)と、エアバッグ(52)を膨張させるガスを発生するインフレータ(31,31′)とを備えた自動二輪車におけるエアバッグ装置において、
共通一個のエアバッグユニット(27)から離れた位置に在って該共通一個のエアバッグユニット(27)に対してガスを各々供給し得る複数個のインフレータ(31,31)を、車体中心線(L)に対して左右に分散配置して車体に固定し、
前記複数個のインフレータ(31,31)は、車体重心位置(G)の近傍もしくは該重心位置(G)より下側に配置されることを特徴とする、自動二輪車におけるエアバッグ装置。 - 折り畳んだエアバッグ(52)を収納するエアバッグユニット(27)と、エアバッグ(52)を膨張させるガスを発生するインフレータ(31,31′)とを備えた自動二輪車におけるエアバッグ装置において、
共通一個のエアバッグユニット(27)から離れた位置に在って該共通一個のエアバッグユニット(27)に対してガスを各々供給し得る複数個のインフレータ(31,31)を、車体中心線(L)に対して左右に分散配置して車体に固定し、
前記複数個のインフレータ(31,31)で発生したガスを前記共通一個のエアバッグユニット(27)に供給するガス供給ホース(44)の中間部が、車体のヘッドパイプ(11)から後下方に延びるメインフレーム(12)内に収納されることを特徴とする、自動二輪車におけるエアバッグ装置。
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