JP3774849B2 - 製氷機の貯水タンク - Google Patents

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    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
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Description

この発明は、セル形製氷機の貯水タンクであって製氷機の設置環境、すなわち、給水される水質の良否によって貯水タンク内の水の入れ替え条件を適宜変更することができる製氷機の貯水タンクに関する。
セル形製氷機は、蓄氷室28の上部に製氷部24が設けられ(図3参照)、図4に示すように製氷部24は給水機構30と、冷却板41と一体の製氷皿40とからなっており、給水機構30は、溢水管31を設けた貯水タンク33と給水ポンプ32と導水路34とを繋ぐ給水管38とノズル35および還流孔36を穿設した給水盤37とからなり、給水機構30は、回転軸39により回動可能に支承されている。
製氷皿40は、冷却板41と一体になり給水盤37に向かう面には多数のキューブ43が形成されている。
製氷時は、同図(b)のように給水機構30全体が回転軸39を軸にして回転し、製氷皿40に当接し、給水ポンプ32によって供給された水は給水管38、導水路34を経てノズル35からキューブ43内に向けて矢印のように噴出し、冷却板41によって冷却されて結氷し余分の水は還流孔36を経て給水タンク33に還流され、上記キューブ43への給水(噴水)を繰り返されて氷が成長する。
氷の製造が完了すると給水機構30全体が回転軸39を軸に回動して給水盤37が傾斜し、製氷皿40は図示しない手段により加温され、氷片はその表面が溶けて落下・排出される。
ここで製氷を効率よく行うには、上記貯水タンク33の水量を必要最小限に保つことが肝要で給水機構30全体が傾いたとき、必要最小限の水量を維持するよう貯水タンク33には溢水管31が設けられ余分の水は溢水管31から排出される。
上記構造の貯水タンク33では、水位は溢水管31のレベル以下にはならず、水が全部入れ替わることがなく、製氷機の設置環境が悪い(水質が悪い)ときは溶存固形物が多く、長期間運転している間に上記溶存固形物が析出・沈殿することがある。
上記のような事態の対策として、図5に示すように貯水タンク33が製氷皿40に当接した状態になったときの溢水管31の水位を維持し、貯水タンク33が傾いたとき貯水タンク内の水を全部排水できる位置に排水孔47を設けて、氷片が排出されるたびに完全に排水するようにしたものが用意されている。
上記のような従来技術では、製氷機が設置される環境に合わせて仕様を決定しなければならず、コストおよび生産性の観点から好ましくなく、いずれの地域でも共用できるもの開発が望まれていた。
上記状況に鑑みこの発明は、水質の良否いずれの地域でも対応できる製氷機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためにこの発明は、溢水管と給水ポンプとを設けた貯水タンクの上部に、導水路とノズルと還流孔とを設けた給水盤を一体に取り付け、上記給水ポンプと上記導水路とを給水管で繋いだ給水機構を回転軸で支承し、氷片形成時には上記給水盤が冷却板と一体の製氷皿に当接し、氷片完成時には上記給水機構が上記回転軸を軸にして回動するとともに給水盤が傾斜して氷片を排出するようにしてなる製氷機の貯水タンクにおいて、上記貯水タンクの底面揺動端に排水路に通ずる排水孔を設け上記給水盤が傾斜したとき、貯水タンクの底面が上記排水孔に向けて下向き傾斜するようにし、該排水孔に開閉可能なスライドバルブを付設したもので、上記スライドバルブには開・閉位置を固定するロックレバーを設けることができ、また、設定された時間毎、設定された回数毎に開・閉を切り替えるようにすることもできる。
上記の如く構成するこの発明によれば、貯水タンクの底面の揺動端に設けた排水孔に開閉可能なスライドバルブを付設することにより、水質の良い地域においては、スライドバルブを閉じて上水を節約し、水質が悪い地域ではスライドバルブを開いて氷片排出のときに溶存固形分の析出・沈殿物を排水とともに洗い流すことができる。また、上記スライドバルブにはロックレバーが設けられているので特別な工具を用いずにスライドバルブの開・閉位置を変更・固定することができる。
また、スライドバルブを設定時間、設定回数ごとに開・閉を切り替えることにより溶存固形分の析出・沈殿の程度に合わせて貯水タンク内の水を入れ替えることができる。
次にこの発明の実施の形態を図1乃至図3を参照しながら説明する。キューブ型製氷機は、図3に示すように蓄氷室28と製氷部24とを断熱壁で囲まれてなり、製氷部24は、給水機構10と冷却板21と一体の製氷皿20とからなっている。
給水機構10は、溢水管11、スライドバルブ25、排水路26、排水孔27および給水ポンプ12を設けた貯水タンク13の上部に、導水路14とノズル15と還流孔16とを設けた給水盤17が取り付けられ、上記給水ポンプ12と導水路14とは給水管18で繋がれ、全体はブラケット29を介して回転軸19により回動可能に支承されている。
スライドバルブ25は、図2に示すように貯水タンク13の底に開けられた排水孔27の位置にシリンダー25cが設けられ、この中にロッド25bとバルブ25aが摺動可能に装入され、シリンダー25cの奥は排水路26に連通している。
ロッド25bの端にはロックレバー25dが一体に設けられ貯水タンク13の底に設けられた突起に係合して不用意にバルブが移動しないようになっている。
なお、上記スライドバルブ25のロックレバー25dに代えてロッド25bの後端に、時間設定または氷片の排出回数を設定し、その設定された時間または回数に応じて作動するソレノイドを取り付けることもできる。
給水機構10が回転軸19を軸に回転して揺動端が上昇すると、給水盤17は製氷皿20に当接し、ノズル15と還流孔16が製氷皿20の各キューブ23に臨むようになり、給水ポンプ12から供給された上水はノズル15からキューブ23内に噴出し一部分は結氷し、結氷しない部分は還流孔16を経て貯水タンク13に戻り、これを繰り返すことによりキューブ23内で氷片が完成する。
氷片が完成すると給水機構10が回転軸19を軸にして回動傾斜し、図示しない加温手段により製氷皿が加温されて氷片が排出され蓄氷室に蓄積される。
このように貯水タンク13内の上水の量が多いときは、溢水管11から溢水し製氷効率の良い水位を保つことになる。また、製氷により上水が消費されて水位が下がっているときは上水給水管22補給される。
供給される上水の水質が悪く溶存固形物が析出・沈殿した場合は、スライドバルブ25を開いて氷片が排出されるとき貯水タンク13内の上水を全部排水して析出・沈殿物を洗い流すようにする。なお、この操作は溶存固形物の析出・沈殿状況に応じて適宜行う。
なお、スライドバルブにソレノイドを装着するものについては、時計回路または係数回路に所望の時間または回数を設定してスライドバルブを開閉する。
本発明の製氷部の断面図 スライドバルブの説明図で(a)は貯水タンクからの俯瞰図、(b)は図(a)のA−A矢視図、(c)開状態のスライドバルブ部分断面図、(d)閉状態のスライドバルブ部分断面図 製氷機の部分切欠き側面図 従来の製氷部の(a)氷片排出状態の断面図、(b)製氷状態の断面図 別の従来の製氷部の(a)氷片排出状態の断面図、(b)製氷状態の断面図
符号の説明
10 給水機構
11 溢水管
12 給水ポンプ
13 貯水タンク
14 導水路
15 ノズル
16 還流孔
17 給水盤
18 給水管
19 回転軸
20 製氷皿
21 冷却板
22 上水給水管
23 キューブ
24 製氷部
25 スライドバルブ
26 排水路
27 排水孔
28 蓄氷室
29 ブラケット

Claims (3)

  1. 溢水管11と給水ポンプ12とを設けた貯水タンク13の上部に、導水路14とノズル15と還流孔16とを設けた給水盤17を一体に取り付け、上記給水ポンプ12と上記導水路14とを給水管18で繋いだ給水機構10を回転軸19で支承し、氷片形成時には上記給水盤17が冷却板21と一体の製氷皿20に当接し、氷片完成時には上記給水機構10が上記回転軸19を軸にして回動するとともに給水盤17が傾斜して氷片を排出するようにしてなる製氷機の貯水タンク13において、上記貯水タンク13の底面揺動端に排水路26に通ずる排水孔27を設け上記給水盤17が傾斜したとき、貯水タンク13の底面が上記排水孔27に向けて下向き傾斜するようにし、該排水孔27に開閉可能なスライドバルブ25を付設したことを特徴とする製氷機の貯水タンク。
  2. 上記スライドバルブに開・閉位置を固定するロックレバーを設けたことを特徴とする請求項1に記載の製氷機の貯水タンク。
  3. 上記スライドバルブは、設定された時間毎に、または設定された回数毎に開・閉を切り替えるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の製氷機の貯水タンク。
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