JP2004176950A - 製氷機の貯水タンク - Google Patents
製氷機の貯水タンク Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004176950A JP2004176950A JP2002341103A JP2002341103A JP2004176950A JP 2004176950 A JP2004176950 A JP 2004176950A JP 2002341103 A JP2002341103 A JP 2002341103A JP 2002341103 A JP2002341103 A JP 2002341103A JP 2004176950 A JP2004176950 A JP 2004176950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- water
- storage tank
- water storage
- ice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2400/00—Auxiliary features or devices for producing, working or handling ice
- F25C2400/14—Water supply
Landscapes
- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Abstract
【解決手段】溢水管11と給水ポンプ12とを設けた貯水タンク13の上部に、導水路14とノズル15と還流孔16とを設けた給水盤17を一体に取り付け、上記給水ポンプ12と上記導水路14とを給水管18で繋いだ給水機構10を回転軸19で支承し、製氷時には上記給水盤17が冷却板21と一体の製氷皿20に当接し、製氷終了時には上記給水盤17が傾斜して氷片を排出するようにしてなる製氷機の貯水タンクにおいて、上記貯水タンク13の回動端に排水口27を設け、該排水口27に対して開口28を設けたロータリー部材29を設けてなる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、キューブ形製氷機の貯水タンクであって、水質が良い場合と、溶存固形分が長時間の使用によって沈殿する可能性のある水質の場合とによって、水の排出程度を切り換え得るようにした製氷機の貯水タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでのキューブ形製氷機は、図3、図4に示すように貯氷室45の上部に製氷部44が配設されており、製氷部44は溢水管31と給水ポンプ32とを設けた貯水タンク33の上部に、導水路34とノズル35と還流孔36とを設けた給水盤37を一体に取り付け、上記給水ポンプ32と導水路34とを給水管38で繋いだ給水機構30を回転軸39で支承し、製氷時には上記給水盤37が冷却板41と一体の製氷皿40に当接し、製氷終了時には上記給水盤37が傾斜して氷片を排出するように構成している。なお、上記貯水タンク33には上水供給管42が臨んでいる。
【0003】
上記製氷機は、図3(b)の状態で給水ポンプ32によって水が供給され、給水管38と導水路34とノズル35を経て製氷皿40のキューブ43内に間欠的に噴出・結氷し、余分の水は還流孔36から貯水タンク33に還流し、冷却板41により噴出した水は結氷し氷片に成長する。
【0004】
氷片が完成すると、回転軸39を軸にして貯水タンク33と共に給水盤37が回動・傾斜し氷片が排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の貯水タンクの構造では、常に一定の水が貯水タンク内に滞留しており、水の中に溶存している鉄成分やカルシウム成分等が、水中の酸素や炭酸ガス等と結合して微細な固形物となり長時間の内に貯水タンク内に沈殿する。
【0006】
上記現象は、供給される上水の水質に係わり、水質の良いところでは問題にならないが、水質の良くない地域では溶存固形分が沈殿し、給水ポンプによって水と共に沈殿物が吸い上げられ、製氷皿のキューブ内に供給され氷片が濁ることとなり、場合によってはノズルが詰まってしまうことも考えられる。
【0007】
上記問題に鑑みこの発明は、供給される上水の水質が良い場合と、溶存固形物があって、その溶存固形物が沈殿する恐れのある場合とで、貯水タンクの水の排水レベルを切り換え得る製氷機の貯水タンクを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの発明は、溢水管と給水ポンプとを設けた貯水タンクの上部に、導水路とノズルと還流孔とを設けた給水盤を一体に取り付け、上記給水ポンプと上記導水路とを給水管で繋いだ給水機構を回転軸で支承し、製氷時には上記給水盤が冷却板と一体の製氷皿に当接し、製氷終了時には上記給水盤が傾斜して氷片を排出するようにしてなる製氷機の貯水タンクにおいて、上記貯水タンクの回動端に排水口を設け、該排水口に、上記溢水管のレベルより高いレベルと、貯水タンクの水を完全排水するレベルとに、切り換えるバルブを設けた(請求項1)もので、上記切り換えバルブは、排水口に対して開口を設けたロータリー部材を配設し(請求項2)てなり、上記バルブは設定時間ごと、または設定回数ごとに切り換わる(請求項3)ようにしたものである。
【0009】
上記の如く構成するこの発明によれば、水質が良い場合は切り換えバルブの開口を上向きにして溢水管から余分の水を排出するようにし、水質の悪い場合には切り換えバルブの開口を下向きにして、製氷が終了して給水機構が傾斜したとき貯水タンク内の水を全部排水できるようにして貯水タンク内に沈殿物が溜まらないようにできる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に実施形態を図面を参照しながら説明する。キューブ形製氷機は、図示しない貯氷室内の上部に図1、図2に示す製氷部24が配設され、該製氷部24は、溢水管11と給水ポンプ12とを設けた貯水タンク13の上部に、導水路14とノズル15と還流孔16とを設けた給水盤17を一体に取り付け、上記給水ポンプ12と上記導水路14とを給水管18で繋いだ給水機構10を回転軸19で支承し、製氷時には上記給水盤17が、冷却板21と一体の製氷皿20に当接し、貯水タンク13の水は給水ポンプ12により給水管18、導水路14を経てノズル15からキューブ23内に噴出して結氷させ、結氷しなかった水は還流孔16から貯水タンク13に還流し、上記循環を繰り返しながら次第に結氷が成長して氷片となる。
【0011】
製氷終了(氷片が完成)すると、上記給水機構10が回転軸19を中心にして回動し、上記給水盤17が傾斜し、冷凍サイクルを逆作用させて製氷皿20を温めて氷片を排出し、冷凍サイクルの作用を元に戻して上記給水機構10を逆に回動し、上記給水盤17を製氷皿20に当接して製氷を再開する。
【0012】
ここで、上記貯水タンク13の回動端に排水口27を設け、この排水口27に対して開口28を設けたロータリー部材29を設けている。なお、給水機構10には上水の供給管22が臨んでいる。
【0013】
図1は供給される上水の水質が良い場合の状態を示し、貯水タンク13の排水口27に対して設けたロータリー部材29の開口28は上向きになっている。
【0014】
製氷中は、同図(b)のように給水盤17は製氷皿20に当接して製氷皿20のキューブ23内に水が噴出し氷片が作られ、製氷が終了すると給水機構10が回動し、給水盤17が傾くが、図1(a)のようにロータリー部材29の開口28が上向きになっているので貯水タンク13内の水は溢水管11から溢水するが排出されることはない。
【0015】
図2は供給される上水の水質が悪い場合の状態を示し、貯水タンク13の排水口27に対して設けたロータリー部材29の開口28は下向きになっている。
【0016】
製氷中は、同図(b)のように給水盤17は製氷皿20に当接して製氷皿20のキューブ23内に水が噴出し氷片が作られ、製氷が終了すると給水機構10が回動し、給水盤17が傾くと貯水タンク13の水は同図(a)のようになりロータリー部材29の開口28を経て完全に排水され、固形分が沈殿する前に共に排出される。
【0017】
上記実施形態において、上記ロータリー部材29の開口28を下向きにする機会を、一定時間、または製氷回数を一定回数に設定し、その設定時間ごと、または設定回数ごとに、上記開口28を下向きにするようにすることができる。
【0018】
また、上記貯水タンク13の底に鏡を配置し、その鏡に対向するように反射形光センサーを設置し、この光センサーの信号により上記ロータリー部材29の開口28の位置を切り換えるようにすることができる。
【0019】
また、上記貯水タンク13の底の一部に光が透過する部分を設け、その部分を通して光透過形光センサーを設置し、この光センサーの信号により上記ロータリー部材29の開口28の位置を切り換えるようにすることができる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明した如くこの発明によれば、供給される上水の水質に合わせて貯水タンク内の水を入れ換えるようにすることができ、経済的に最良の状態で製氷することが可能となり、また、製氷皿のキューブに水を噴出させるノズルが詰まるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の係る実施形態における水質良の使用状態断面図で(a)は氷片排出時(b)は製氷時を示す。
【図2】この発明の係る実施形態における水質否の使用状態断面図で(a)は氷片排出時(b)は製氷時を示す。
【図3】従来の製氷部の断面図で(a)は氷片排出時(b)は製氷時を示す。
【図4】製氷機全体の一部切り欠き側面図
【符号の説明】
10,30 給水機構
11,31 溢水管
12,32 給水ポンプ
13,33 貯水タンク
14,34 導水路
15,35 ノズル
16,36 還流孔
17,37 給水盤
18,38 給水管
19,39 回転軸
20,40 製氷皿
21,41 冷却板
22,42 上水の供給管
23,43 キューブ
24,44 製氷部
45 貯氷室
46 製氷機
Claims (3)
- 溢水管と給水ポンプとを設けた貯水タンクの上部に、導水路とノズルと還流孔とを設けた給水盤を一体に取り付け、上記給水ポンプと上記導水路とを給水管で繋いだ給水機構を回転軸で支承し、製氷時には上記給水盤が冷却板と一体の製氷皿に当接し、製氷終了時には上記給水盤が回動・傾斜して氷片を排出するようにしてなる製氷機の貯水タンクにおいて、上記貯水タンクの回動端に排水口を設け、該排水口に、上記溢水管のレベルより高いレベルと、貯水タンクの水を完全排水するレベルとに、切り換えるバルブを設けたことを特徴とする製氷機の貯水タンク。
- 上記バルブは、排水口に対して開口を設けたロータリー部材を配設してなる請求項1に記載の製氷機の貯水タンク。
- 上記バルブは、設定時間ごとに、または設定回数ごとに切り換わるようにした請求項1または2に記載の製氷機の貯水タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002341103A JP3766842B2 (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | 製氷機の貯水タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002341103A JP3766842B2 (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | 製氷機の貯水タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004176950A true JP2004176950A (ja) | 2004-06-24 |
JP3766842B2 JP3766842B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=32703564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002341103A Expired - Fee Related JP3766842B2 (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | 製氷機の貯水タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3766842B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007255721A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 逆セル型製氷機 |
CN100368744C (zh) * | 2004-11-11 | 2008-02-13 | 广东科龙电器股份有限公司 | 一种冰模制冰机 |
CN112923622A (zh) * | 2019-12-05 | 2021-06-08 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 制冰机和包括制冰机的冰箱 |
WO2022048471A1 (zh) * | 2020-09-02 | 2022-03-10 | 海尔智家股份有限公司 | 制冰机 |
-
2002
- 2002-11-25 JP JP2002341103A patent/JP3766842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100368744C (zh) * | 2004-11-11 | 2008-02-13 | 广东科龙电器股份有限公司 | 一种冰模制冰机 |
JP2007255721A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 逆セル型製氷機 |
CN112923622A (zh) * | 2019-12-05 | 2021-06-08 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 制冰机和包括制冰机的冰箱 |
CN112923622B (zh) * | 2019-12-05 | 2024-05-14 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 制冰机和包括制冰机的冰箱 |
WO2022048471A1 (zh) * | 2020-09-02 | 2022-03-10 | 海尔智家股份有限公司 | 制冰机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3766842B2 (ja) | 2006-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004325064A (ja) | 製氷機の製氷機構 | |
KR20040039090A (ko) | 제빙기 | |
JP2004150785A (ja) | 製氷機 | |
KR20040039091A (ko) | 제빙기 | |
JP3766842B2 (ja) | 製氷機の貯水タンク | |
JP2009052862A (ja) | 逆セル型製氷機 | |
JP2002162137A (ja) | 自動製氷機 | |
JP5138941B2 (ja) | 噴射式製氷機の運転方法 | |
JP3774849B2 (ja) | 製氷機の貯水タンク | |
JP4740000B2 (ja) | 逆セル型製氷機 | |
JP2007255722A (ja) | 逆セル型製氷機 | |
CN102897865A (zh) | 提升排水技能的冰块储藏库 | |
JP2544670Y2 (ja) | セル形製氷機の散水装置 | |
JPH11223435A (ja) | 逆セル型製氷機 | |
JP2008180467A (ja) | 噴射式自動製氷機 | |
JPH0510193Y2 (ja) | ||
JP5469927B2 (ja) | 製氷機 | |
JP2000193348A (ja) | 自動製氷機の排水皿 | |
JP4289708B2 (ja) | 逆セル型製氷機 | |
JPH0643657Y2 (ja) | 自動製氷機 | |
JPH0541326Y2 (ja) | ||
JP6980472B2 (ja) | 自動製氷機の給水構造 | |
JPH10197114A (ja) | 縦型製氷機 | |
JP4278476B2 (ja) | 製氷機 | |
JP5275920B2 (ja) | 製氷機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050905 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051101 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051121 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3766842 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |