JPH11182997A - セル型製氷機 - Google Patents

セル型製氷機

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JPH11182997A
JPH11182997A JP9366063A JP36606397A JPH11182997A JP H11182997 A JPH11182997 A JP H11182997A JP 9366063 A JP9366063 A JP 9366063A JP 36606397 A JP36606397 A JP 36606397A JP H11182997 A JPH11182997 A JP H11182997A
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JP9366063A
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Mitsuyoshi Nakamura
光良 中村
Toshio Inoue
敏夫 井上
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 水皿と製氷室との隙間を簡単に小さくす
ることができるセル型製氷機を提供する。 【解決手段】 セル型製氷機は、セル型製氷機本体のフ
レーム(6)に固定されているとともに一面が開口して
いる製氷室(1)と、この製氷室の内部に形成されてい
る複数の製氷区画(3)と、製氷室に水を噴射する水噴
射面(14)を具備するとともに、前記フレームに一端
部が回動軸(13)を中心として傾復動可能に取り付け
られ、水噴射面が製氷室の開口面を覆う閉位置と、水噴
射面が製氷室の開口面から離れる開位置との間を傾復動
する水皿(11)とを備えている。そして、水皿の回動
軸が、フレームに回動および移動可能に取り付けられて
いるとともに、水噴射面が製氷室の開口面に近接する方
向に付勢手段(34)が回動軸を付勢している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆セル型製氷機や
縦セル型製氷機などのセル型製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセル型製氷機について、図4を用
いて説明する。図4は従来のセル型製氷機の正面図であ
る。セル型製氷機本体のフレーム01には、下面が開口
している製氷室02が固定されているとともに、フレー
ム01のフランジ03には、水皿04の回動軸06が、
回動可能に取り付けられている。この水皿04には、製
氷室02に水を噴射する水噴射面07が形成されてい
る。そして、水皿04は、この水噴射面07が製氷室0
2の開口面を覆う閉位置と、水噴射面07が製氷室02
の開口面から離れる開位置との間を傾復動することがで
きる。この様に構成されているセル型製氷機は、水皿0
4が閉位置にある際に、水噴射面07から水を噴射し
て、製氷室02内に水を供給し、冷媒配管08で製氷室
02を冷却して製氷している。そして、この製氷室02
の内部は複数の区画に仕切られ、各区画でブロック状の
氷を製氷している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、水皿04の
水噴射面07と製氷室02との隙間hが大きいと、製氷
室02の各区画で製氷されたブロック状の氷が互いに堅
固に連結し、貯氷庫に落ちてもバラバラにならないで、
板チョコ状の氷となることがある。そこで、水皿04の
水噴射面07と製氷室02との隙間hを小さくするため
に、製氷室02をスペーサー09で調整しながらボルト
締めしている。しかしながら、スペーサー09で調整し
ても、隙間hが大きい場合がある。この様な場合には、
ワッシャーを付け加えて微調整をしている。したがっ
て、製氷室02の取付作業にかなりの時間を要してい
る。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、水皿と製氷室との隙間を簡単に小さくする
ことができるセル型製氷機を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるセル型製
氷機は、セル型製氷機本体のフレーム(6)に固定され
ているとともに一面が開口している製氷室(1)と、こ
の製氷室の内部に形成されている複数の製氷区画(3)
と、製氷室に水を噴射する水噴射面(14)を具備する
とともに、前記フレームに一端部が回動軸(13)を中
心として傾復動可能に取り付けられ、水噴射面が製氷室
の開口面を覆う閉位置と、水噴射面が製氷室の開口面か
ら離れる開位置との間を傾復動する水皿(11)とを備
えている。そして、前記水皿の回動軸が、フレームに回
動および移動可能に取り付けられているとともに、水噴
射面が製氷室の開口面に近接する方向に回動軸を付勢す
る付勢手段(34)を有している。
【0006】
【発明の実施の形態】まず初めに、本発明の実施の形態
のセル型製氷機の説明を図1ないし図3を用いて説明す
る。図1は製氷時における逆セル型製氷機の正面図であ
る。図2は離氷時における逆セル型製氷機の正面図であ
る。図3は水皿の回動軸付近の要部拡大図で、(a)が
側面から見た断面図、(b)が正面図である。なお、図
1および図2において、軸受リングは図示が省略されて
いる。
【0007】セル型製氷機である逆セル型製氷機の製氷
室1は、熱伝導性の良い金属たとえば銅、または銅合
金、アルミ、またはアルミ合金などで構成され、下面が
開口するとともに、内部が仕切り壁2で仕切られて、多
数の製氷区画3が形成されている。この製氷室1の天壁
の上面には、冷却パイプ4が蛇行して配設され固定され
ている。この断面略円形の冷却パイプ4には冷媒が流れ
ており、製氷室1を冷却することができる。この製氷室
1および冷却パイプ4でエバが構成され、逆セル型製氷
機本体のフレーム6にスペーサー7で位置決めされなが
ら、ボルト8により取り付けられて固定されている。ま
た、水皿11が、フレーム6のブラケット12に回動軸
13を軸として傾復動可能に取り付けられており、水皿
11の上面である水噴射面14から水を噴射して製氷室
1の製氷区画3に水を供給する。この水皿11の回動軸
13の取付構造の詳細は後述する。そして、ブラケット
12の右端部には散水器15が取り付けられている。さ
らに、フレーム6に、水皿の傾復動駆動手段であるカム
レバー16が回動可能に取り付けられており、図示しな
いモーターなどで駆動される。そして、カムレバー16
の端部と、水皿11の右側の先端部との間に、付勢手段
であるコイルバネ17が取り付けられている。また、カ
ムレバー16には、水皿11と接触して摺動するカム面
18が形成されている。
【0008】製氷時には、図1に図示するように、カム
レバー16の先端は上方にあり、水皿11は略水平の閉
位置となっており、水皿11の水噴射面14が製氷室1
の開口面を覆っている。この閉位置においては、カム面
18は水皿11と接触しておらず、隙間dが形成されて
いる。また、水皿11の右側の先端部はコイルバネ17
の付勢力で、上方に引っ張り上げられ、水皿11の水噴
射面14は製氷室1の外周縁部に当接している。そし
て、図1の製氷状態から、カムレバー16が反時計方向
に回動して、先端が下方になると、図2に図示するよう
に、水皿11は時計方向に傾動して開位置すなわち離氷
状態となり、水皿11の水噴射面14が製氷室1の開口
面から離れる。なお、このカムレバー16の反時計方向
の回動の途中において、カム面18が水皿11と接触
し、水皿11を下方に押し下げている。逆に、図2に図
示する離氷状態から、カムレバー16が時計方向に回動
すると、水皿11は開位置から反時計方向に回動して図
1に図示する閉位置に復動する。
【0009】さらに、水皿11の下側には、この水皿1
1と一体に移動する水タンク21が設けられており、こ
の水タンク21に溜められた水は、ポンプ22が駆動す
ると、水皿11に供給され、水皿11の水噴射面14か
ら製氷室1の製氷区画3に噴出する。水タンク21内に
は、水温センサー26や水位センサー27が設けられて
いる。
【0010】この様に構成されている逆セル型製氷機に
おいて、製氷する際には、図1に図示する水皿11が水
平な状態において、水タンク21のポンプ22を駆動し
て、水タンク21の水を水皿11に供給し、水噴射面1
4から製氷室1の製氷区画3に噴出している。この製氷
室1は、冷却パイプ4で冷却されており、製氷区画3内
で製氷される。製氷が終了すると、散水器15から水噴
射面14に散水するとともに、カムレバー16を反時計
方向に回動し、前述のように水皿11を時計方向に傾動
し図2の離氷状態とし、製氷室1の製氷区画3の氷を外
に放出し、下方にある図示しない貯氷庫に落下させる。
そして、氷の放出が終了すると、カムレバー16を時計
方向に回動して水皿11を反時計方向に回動して、元の
水平な図1の製氷状態に復帰させている。
【0011】次に、水皿11の回動軸13の取付構造に
ついて説明する。水皿11の左側の端部には、手前側と
奥側とに各々回動軸13が設けられており、この回動軸
13が、フレーム6のブラケット12に形成されている
上下方向に細長い長孔31に遊嵌している。したがっ
て、回動軸13はフレーム6のブラケット12に回動お
よび上下移動が可能に取り付けられている。そして、こ
の回動軸13に、軸受リング33を介してコイルバネ3
4の下端が取り付けられ、この付勢手段としてのコイル
バネ34の上端はフレーム6に固定されている。このコ
イルバネ34が、回動軸13を上方(すなわち水噴射面
14が製氷室1に近接する方向)に付勢している。その
結果、水皿11が閉位置にある際には、水皿11はコイ
ルバネ17,34により、上方に付勢され、水皿11の
水噴射面14が製氷室1の外周縁部に当接している。
【0012】前述のように、水噴射面14が製氷室1の
開口面に近接する方向に、コイルバネ34が回動軸13
を付勢しており、水噴射面14と製氷室1との隙間を略
0とすることができる。その結果、製氷室1の各製氷区
画3で製氷された氷が、堅固に連結して、板チョコ状と
なることを防止することができる。
【0013】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態において、セル型製氷機は逆セル型製
氷機であるが、他の形式のセル型製氷機、たとえば、製
氷室1が略垂直に配置されて、製氷区画3の開口面が略
垂直な縦セル型製氷機であることも可能である。
【0014】(2)回動軸13を付勢する構造は適宜変
更可能である。たとえば、実施の形態においては、コイ
ルバネ34は回動軸13に軸受リング33を介して取り
付けられているが、直接回動軸13に取り付けたり、水
皿11に取り付けたりすることも可能である。この様
に、付勢手段は回動軸13を直接または間接的に付勢す
ることが可能である。また、回動軸13をコイルバネ3
4以外の付勢手段で付勢することも可能である。たとえ
ば、糸ゴムなどの弾性体で構成することも可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、水皿の回動軸が、フレ
ームに回動および移動可能に取り付けられているととも
に、水噴射面が製氷室の開口面に近接する方向に付勢手
段が回動軸を付勢しているので、水皿の水噴射面と、製
氷室の開口面との間に隙間が発生することを極力防止す
ることができる。したがって、製氷室の製氷区画で製氷
された氷が互いに堅固に連結することが減少する。その
結果、極力バラバラの氷を製氷することができ、氷が板
チョコ状となることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は製氷時における逆セル型製氷機の正面図
である。
【図2】図2は離氷時における逆セル型製氷機の正面図
である。
【図3】図3は水皿の回動軸付近の要部拡大図で、
(a)が側面から見た断面図、(b)が正面図である。
【図4】図4は従来のセル型製氷機の正面図である。
【符号の説明】
1 製氷室 3 製氷区画 6 フレーム 11 水皿 13 回動軸 14 水噴射面 34 コイルバネ(付勢手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル型製氷機本体のフレームに固定され
    ているとともに、一面が開口している製氷室と、 この製氷室の内部に形成されている複数の製氷区画と、 製氷室に水を噴射する水噴射面を具備するとともに、前
    記フレームに一端部が回動軸を中心として傾復動可能に
    取り付けられ、水噴射面が製氷室の開口面を覆う閉位置
    と、水噴射面が製氷室の開口面から離れる開位置との間
    を傾復動する水皿とを備えたセル型製氷機において、 前記水皿の回動軸が、フレームに回動および移動可能に
    取り付けられているとともに、水噴射面が製氷室の開口
    面に近接する方向に回動軸を付勢する付勢手段を有して
    いることを特徴とするセル型製氷機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100690680B1 (ko) 2005-03-08 2007-03-09 엘지전자 주식회사 냉장고의 제빙장치
JP2008157599A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Hoshizaki Electric Co Ltd 噴射式自動製氷機
CN110513933A (zh) * 2019-08-05 2019-11-29 浙江久景制冷设备有限公司 一种喷淋式方块冰制冰机

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JPS6288259U (ja) * 1985-11-21 1987-06-05
JPH109731A (ja) * 1996-06-20 1998-01-16 Hoshizaki Electric Co Ltd 自動製氷機の水皿構造

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