JP3769169B2 - 車両用前後連動ブレーキ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブレーキ操作に応じて前輪ブレーキを作動せしめるブレーキレバーと、ブレーキ操作に応じて後輪ブレーキおよび前輪ブレーキを連動作動せしめることを可能として車体フレームに軸支されるブレーキペダルとを備える車両用前後連動ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるブレーキ装置は、たとえば特開平9−58434号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のブレーキ装置では、ブレーキペダルに連結リンクを介して連結されるイコライザの両端に、後輪ブレーキにブレーキ操作力を伝達可能な後輪ブレーキ力伝達部材と、前輪ブレーキ側に操作力を伝達する連動ブレーキワイヤとが連結されており、連動ブレーキワイヤは、前記イコライザから車両の前後方向に沿う後方側に延びるように配置されている。このため連動ブレーキワイヤを前方側に屈曲せざるを得ず、連動ブレーキワイヤのレイアウト上の自由度が小さくなり、また屈曲によるワイヤ長さの増加を招くのみならず、それに伴なう操作力伝達効率の低下を補うのが難しい。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、連動ブレーキワイヤのレイアウト上の自由度を増大し、しかも屈曲を少なくしてワイヤ長さの増加を極力抑え、操作力伝達効率を高めることができるようにした車両用前後連動ブレーキ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ブレーキ操作に応じて前輪ブレーキを作動せしめるブレーキレバーと、ブレーキ操作に応じて後輪ブレーキおよび前輪ブレーキを連動作動せしめることを可能として車体フレームに軸支されるブレーキペダルとを備える車両用前後連動ブレーキ装置において、ブレーキペダルに連結リンクを介して連結されるイコライザの両端に、後輪ブレーキにブレーキ操作力を伝達可能な後輪ブレーキ力伝達部材と、前記ブレーキペダルの近傍で車体フレームに回動可能に支承されるベルクランクの一端とが連結され、前輪ブレーキ側に操作力を伝達する連動ブレーキワイヤの一端が前記ベルクランクの他端に連結され、その連動ブレーキワイヤが車体フレームに沿わせて配置されることを特徴とする。
【0006】
このような構成によれば、連動ブレーキワイヤを、ブレーキペダルの近傍に配置されるベルクランクから前方に延ばすように配置することができ、連動ブレーキワイヤのレイアウト上の自由度を増大することが可能となるだけでなく、連動ブレーキワイヤが屈曲することを極力回避するようにして、ワイヤ長さの増加を極力抑え、操作力伝達効率を高めることができる。
【0007】
また請求項2記載の発明の装置は、ブレーキ操作に応じて前輪ブレーキを作動せしめるブレーキレバーと、ブレーキ操作に応じて後輪ブレーキおよび前輪ブレーキを連動作動せしめることを可能として車体フレームに軸支されるブレーキペダルとを備える車両用前後連動ブレーキ装置において、ブレーキペダルに連結リンクを介して連結されるイコライザの両端に、後輪ブレーキにブレーキ操作力を伝達可能な後輪ブレーキ力伝達部材と、前記ブレーキペダルの近傍で車体フレームに回動可能に支承されるベルクランクの一端とが連結され、前輪ブレーキ側に操作力を伝達する連動ブレーキワイヤの一端が前記ベルクランクの他端に連結され、前記ベルクランクにイコライザから作用する荷重に対抗して前記ベルクランクを回動付勢するばねを備えることを特徴とし、かかる構成によれば、イコライザにより所定の比率で分配されてベルクランクに作用する荷重がばね荷重を上回るまではベルクランクが回動せず、前輪ブレーキもブレーキ作動しない。したがってブレーキペダルによるブレーキ操作に伴って後輪ブレーキが先行してブレーキ作動し、遅れて前輪ブレーキがブレーキ作動することになり、ブレーキ操作時の車両挙動を安定化することができる。
【0008】
さらに請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記ブレーキレバーのブレーキ操作力を前輪ブレーキに伝達することを可能としてブレーキレバーおよび前輪ブレーキ間に前輪ブレーキ力伝達系が設けられ、前記連動ブレーキワイヤが、前輪ブレーキ力伝達系から前記連動ブレーキワイヤへの力の伝達を回避しつつ、ヘッドパイプに対応する部分で前輪ブレーキ力伝達系に接続されることを特徴とし、かかる構成によれば、連動ブレーキワイヤの長さを極力短くした上に、ハンドル転舵を考慮することなく連動ブレーキワイヤを車体フレームに沿って配索することができ、操作力伝達効率をより一層高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。 図1〜図6は本発明の第1実施例を示すものであり、図1は連動ブレーキ装置の全体構成を示す図、図2は連動ブレーキ装置のうちブレーキペダル近傍の構成を示す側面図、図3は図2の3矢視図、図4はブレーキペダルをブレーキ操作したときの図2に対応した側面図、図5は連動ブレーキ装置のうちヘッドパイプ近傍の構成を示す側面図、図6は図5の6−6線矢視図である。
【0010】
先ず図1において、車両である自動二輪車の操向ハンドル1には、その右グリップ1aに隣接してレバーホルダ2が固着されており、該レバーホルダ2で軸支されたブレーキレバー3は、ドラム式である前輪ブレーキBFの作動レバー4に前輪ブレーキ力伝達系5Aを介して接続される。すなわちブレーキレバー3のブレーキ操作に応じて前輪ブレーキBFがブレーキ作動する。
【0011】
一方、後輪ブレーキBRもドラム式に構成されており、この後輪ブレーキBRの作動レバー6には、車体フレーム7に軸支されたブレーキペダル8の踏込みによるブレーキ操作力を入力することが可能である。また前記ブレーキペダル8の踏込みによるブレーキ操作力を、前輪ブレーキBFの作動レバー4に入力することも可能である。すなわちブレーキペダル8は、そのブレーキ操作に応じて後輪ブレーキBRおよび前輪ブレーキBFを連動作動せしめることが可能である。
【0012】
図2および図3において、ブレーキペダル8は、車体フレーム7に固定された軸9で回動可能に軸支されており、軸9の半径方向に沿ってほぼ上方に延びるようにして連結レバー部8aがブレーキペダル8に設けられる。一方、前記連結レバー部8aの後方側にはほぼ上下に長く延びるイコライザ10が配置されており、前記連結レバー部8aおよびイコライザ10は、前記軸9の軸線に直交する同一平面内に配置される。連結レバー部8aの先端部には連結リンク11の一端が回動可能に連結され、イコライザ10の中間部には連結リンク11の他端が回動可能に連結される。すなわちブレーキペダル9は連結リンク11を介してイコライザ10の中間部に連結される。
【0013】
イコライザ10の上端には、後輪ブレーキ力伝達部材としてのブレーキロッド12の一端が連結され、このブレーキロッド12の他端は、後輪ブレーキBRにブレーキ操作力を伝達すべく後輪ブレーキBRの作動レバー6に連結される。
【0014】
前記ブレーキペダル8の近傍で車体フレーム7にはベルクランク13が回動可能に支承されるものであり、この実施例では、ベルクランク13はブレーキペダル8と共通の軸9で回動可能に支承される。
【0015】
該ベルクランク13の一端には、前記イコライザ10の下端が回動可能に連結される。またベルクランク13の他端には、車体フレーム7に沿って配索される連動ブレーキワイヤ14の一端が該ベルクランク13から車両の前方側に延びるようにして連結される。
【0016】
しかもベルクランク13および車体フレーム7間にはばね15が設けられており、このばね15は、ブレーキペダル8のブレーキ操作に伴ってベルクランク13にイコライザ10から作用する荷重に対抗する方向でベルクランク13を回動付勢するばね力を発揮する。
【0017】
而して、図4で示すようにブレーキペダル8をブレーキ操作すると、該ブレーキペダル8からのブレーキ操作力が連結リンク11を介してイコライザ10に入力され、このイコライザ10から所定の比率で分配された操作力が、ブレーキロッド12およびベルクランク13に伝達される。すなわち、イコライザ10への連結リンク11およびブレーキロッド12の連結部間の距離L1と、イコライザ10への連結リンク11およびベルクランク13の連結部間の距離L2との比であるレバー比に応じた比率で分配された操作力がブレーキロッド12およびベルクランク13に伝達される。
【0018】
イコライザ10からベルクランク13に加えられた荷重は該ベルクランク13を図4の時計方向に回動しようとするが、その回動トルクが、ばね15による戻しトルクを下回るときはベルクランク13は回動せず、前記回動トルクがばね15による戻しトルクを上回ると、ベルクランク13が図4の時計方向に回動して、連動ブレーキワイヤ14を牽引することになる。
【0019】
図5および図6を併せて参照して、車体フレーム7は、その前端にヘッドパイプ16を備えており、連動ブレーキワイヤ14が、前輪ブレーキ力伝達系5Aから連動ブレーキワイヤ14への力の伝達を回避しつつ、ヘッドパイプ16に対応する部分で前輪ブレーキ力伝達系5Aに接続される。
【0020】
前輪ブレーキ力伝達系5Aは、ブレーキレバー3に連結されるレバー側ブレーキワイヤ18と、前輪ブレーキBFの作動レバー4に連結される前輪ブレーキ側ブレーキワイヤ19とが、ジョイント部材17を介して連結されて成るものである。
【0021】
ジョイント部材17には、上下方向に長い一対の長孔23,23が設けられており、レバー側ブレーキワイヤ18の端部に設けられる接続子24が前記両長孔23,23に挿通、係合される。一方、前輪ブレーキ側ブレーキワイヤ19の端部に設けられた接続子25は、前記ジョイント部材17の下部に係合される。
【0022】
ヘッドパイプ16に固定されるカバー21内に収納されるベルクランク20は、枢軸22によってカバー21に揺動自在に取付けられており、このベルクランク20の一端お下方から当接させる段部17a,17aが前記ジョイント部材17に設けられる。また連動ブレーキワイヤ14の端部は前記ベルクランク20の他端に連結される。
【0023】
而して連動ブレーキワイヤ14に作用した牽引力によりベルクランク20が図5の時計方向に回動したときには、ベルクランク20の一端でジョイント部材17が押し上げられることにより、前輪ブレーキ側ブレーキワイヤ19が牽引されて前輪ブレーキBFがブレーキ作動するが、長孔23,23の長手方向にジョイント部材17および接続子24が相対移動することでレバー側ブレーキワイヤ18に牽引力が作用することはない。またブレーキレバー3のブレーキ操作によりレバー側ブレーキワイヤ18に作用した牽引力でジョイント部材17が引き上げられたときには、前輪ブレーキ側ブレーキワイヤ19が牽引されて前輪ブレーキBFがブレーキ作動するが、ベルクランク20は置き去りにされるので作動することはなく、連動ブレーキワイヤ14に牽引力が作用することはない。すなわち連動ブレーキワイヤ14は、前輪ブレーキ力伝達系5Aのジョイント部材17から連動ブレーキワイヤ14への力の伝達を回避しつつ、ヘッドパイプ16に対応する部分で前輪ブレーキ力伝達系5Aに接続されることになる。
【0024】
なお各ブレーキワイヤ14,18,19は、両端部を固定部に保持される可撓性のガイドチューブ26,27,28内に挿通配置される。
【0025】
次にこの第1実施例の作用について説明すると、ブレーキペダル8に連結リンク11を介して連結されるイコライザ10の両端に、後輪ブレーキBRにブレーキ操作力を伝達可能なブレーキロッド12と、ブレーキペダル8の近傍で車体フレーム7に回動可能に支承されるベルクランク13の一端とが連結され、前輪ブレーキBF側に操作力を伝達する連動ブレーキワイヤ14の一端がベルクランク13の他端に連結されるので、連動ブレーキワイヤ14を、ブレーキペダル8の近傍に配置されるベルクランク13から前方に延ばすように配置して、車体フレーム7に沿って配索することができる。
【0026】
したがって連動ブレーキワイヤ14のレイアウト上の自由度を増大することが可能となるだけでなく、連動ブレーキワイヤ14が屈曲することを極力回避することができ、連動ブレーキワイヤ14の長さが増加することを極力抑え、操作力伝達効率を高めることができる。
【0027】
しかもベルクランク13は、ブレーキペダル8と同一軸線まわりに回動可能として車体フレーム7に支承されるので、ベルクランク13をブレーキペダル8の近傍にコンパクトに配置することができる。
【0028】
またベルクランク13には、ブレーキペダル8のブレーキ操作に伴ってベルクランク13にイコライザ10から作用する荷重に対抗するばね力が作用しているので、イコライザ10により所定の比率で分配されてベルクランク13に作用する荷重がばね荷重を上回るまではベルクランク13が回動しない。この結果、ブレーキペダル8によるブレーキ操作に伴って後輪ブレーキBFを先行してブレーキ作動せしめた後、前輪ブレーキBRを遅れてブレーキ作動せしめることができ、ブレーキペダル8によるブレーキ操作時の車両挙動を安定化することができる。
【0029】
さらにブレーキレバー3のブレーキ操作力を前輪ブレーキBFに伝達することを可能としてブレーキレバー3および前輪ブレーキBF間に設けられた前輪ブレーキ力伝達系5Aのヘッドパイプ16に対応する中間部に、前輪ブレーキ力伝達系5Aから連動ブレーキワイヤ14への力の伝達を回避しつつ連動ブレーキワイヤ14が接続されるので、連動ブレーキワイヤ14の長さを極力短くした上に、ハンドル転舵を考慮することなく連動ブレーキワイヤ14を車体フレーム7に沿って配索することができ、それにより操作力伝達効率をより一層高めることができる。
【0030】
上記実施例では、ブレーキレバー3および前輪ブレーキBF間の前輪ブレーキ力伝達系5Aが、レバー側ブレーキワイヤ18および前輪ブレーキ側ブレーキワイヤ19がジョイント部材17を介して連結されて成るものであったが、1つのブレーキワイヤでブレーキレバー3および前輪ブレーキBF間を連結して前輪ブレーキ力伝達系を構成するようにしてもよい。
【0031】
また連動ブレーキワイヤ14の長さが長くなることを許容すれば、前記ベルクランク20がブレーキレバー3に直接連結される構成とすることもできる。
【0032】
図7および図8は本発明の第2実施例を示すものであり、図7は連動ブレーキ装置のうちヘッドパイプ近傍の構成を示す側面図、図8は図7の8−8線断面図である。
【0033】
ブレーキレバー3および前輪ブレーキBF間の前輪ブレーキ力伝達系5Bは、ヘッドパイプ16に固定されるマスタシリンダ30と、該マスタシリンダ30におけるピストン31の外端に係合するようにしてヘッドパイプ16に軸支されるノッカ32と、該ノッカ32を介して前記ピストン31を押動し得るようにしてヘッドパイプ16に揺動可能に支承される第1作動レバー33と、第1作動レバー33およびブレーキレバー3間を結ぶフロントブレーキワイヤ34と、マスタシリンダ30の出力油圧を油圧式の前輪ブレーキ(図示せず)に伝達するための油圧導管35とで構成される。
【0034】
マスタシリンダ30のシリンダボディ36は、該シリンダボディ36に摺動自在に嵌合されるピストン31の外端を下方に向けて、ヘッドパイプ16の一側面に固着され、ピストン31の外端部とシリンダボディ36との間にピストン31の突出部を覆う弾性ブーツ37が張設される。またシリンダボディ36の上部には出力ポート38が設けられ、この出力ポート38に油圧導管35が接続される。
【0035】
前記シリンダボディ36の下端部には、後方に突出するレバーホルダ39が一体に設けられており、該レバーホルダ39にノッカ32、第1作動レバー33および第2作動レバー40が共通の枢軸41により揺動自在に取付けられる。
【0036】
ノッカ32は、その先端部をピストン31の外端すなわち下端に係合するように配置される。また第1作動レバー33は、マスタシリンダ30の下方を横切ってその前方まで延びており、第1作動レバー33の中間部には、ノッカ32の先端部下面に当接、離間可能に対置される当接部33aが設けられる。さらに第1作動レバー33の先端にはフロントブレーキワイヤ34の端部の接続子42が嵌合される。
【0037】
第2作動レバー40は枢軸41の上方に延びるように配置される。この第2作動レバー40の下端部後側に、平坦な当接面40aと、該当接面40aの下端から該作動レバー40の下端面に至るようにして枢軸41を中心とした円弧面40bとが形成され、ノッカ32の後端から第2作動レバー40側に屈曲形成された当接片32aが対置される。したがって、第2作動レバー40が後方へ揺動されると、当接面40aが当接片32aに当接してノッカ32をピストン31の作動方向に揺動することができるが、ノッカ32が第1作動レバー33側からピストン31の作動方向に揺動されるときには当接片32aが当接面40aから離れて円弧面40b側へ移動するようになっている。
【0038】
第2作動レバー40の先端には、連動ブレーキワイヤ14の端部の接続子43が嵌合される。
【0039】
この第2実施例によっても上記第1実施例と同様の効果を得ることができる。すなわちフロントブレーキワイヤ34を介して第1作動レバー33がノッカ32を伴って引き上げられて枢軸41の軸線まわりに図6の上方に揺動したときには、ノッカ32がピストン31を上方に押動して出力ポート38から油圧導管35を介して前輪ブレーキに油圧が供給されるので、前輪ブレーキを作動することができる。この間、ノッカ32の当接片32aは、第2作動レバー40の当接面40aから円弧面40b側に逃げるように揺動するので、第2作動レバー40を置き去りにすることになり、第2作動レバー40および連動ブレーキワイヤ14には、ブレーキレバー3の操作力は伝達されない。
【0040】
一方、連動ブレーキワイヤ14により、第2作動レバー40が枢軸39の軸線まわりに後方に回動すると、第2作動レバー40の当接面40aがノッカ32の当接片32aを押圧する状態となり、マスタシリンダ30のピストン31が上方に押し上げられることになり、前輪ブレーキを作動することができる。
【0041】
図9は本発明の第3実施例を示すものであり、ブレーキペダル8に連結リンク11を介して連結されるイコライザ10の一端には、ブレーキロッド12が連結され、前記イコライザ10の他端には、ブレーキペダル8を車体フレーム7に軸支する軸9とは異なる軸44で車体フレーム7に軸支されてブレーキペダル8の近傍に配置されるベルクランク13の一端が連結される。またベルクランク13の一端には連動ブレーキワイヤ14の一端が接続され、該連動ブレーキワイヤ14の他端には長孔47を備える接続部材45が設けられ、ブレーキレバー3および前輪ブレーキBF間の前輪ブレーキ力伝達手段5Aの一部を構成してヘッドパイプ16に配置されるジョイント部材17に係合し得るイコライザ20に、前記長孔47に挿通されるピン46が設けられる。
【0042】
しかもヘッドパイプ16および接続部材45間にはばね15が設けられており、このばね15は、連動ブレーキワイヤ14の牽引力に対抗するばね力を発揮するものであり、該ばね15のばね力は連動ブレーキワイヤ14を介してベルクランク13に作用し、ベルクランク13は、ブレーキペダル8のブレーキ操作に伴ってベルクランク13にイコライザ10から作用する荷重に対抗する方向で回動付勢されることになる。
【0043】
この第3実施例によっても上記各実施例と同様の効果を奏することができる。
【0044】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、連動ブレーキワイヤを、ブレーキペダルの近傍に配置されるベルクランクから前方に延ばすように配置することができ、連動ブレーキワイヤのレイアウト上の自由度を増大することが可能となるだけでなく、連動ブレーキワイヤが屈曲することを極力回避するようにして、ワイヤ長さの増加を極力抑え、操作力伝達効率を高めることができる。
【0045】
また特に請求項1の発明によれば、連動ブレーキワイヤが車体フレームに沿って配索されるため、操作力伝達効率をより一層高めることができる。
【0046】
また特に請求項2の発明によれば、ブレーキペダルによるブレーキ操作に伴って後輪ブレーキを先行してブレーキ作動させ、遅れて前輪ブレーキをブレーキ作動させることによって、ブレーキ操作時の車両挙動を安定化することができる。
【0047】
また特に請求項3の発明によれば、連動ブレーキワイヤの長さを極力短くした上に、ハンドル転舵を考慮することなく連動ブレーキワイヤを車体フレームに沿って配索することができ、操作力伝達効率をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の連動ブレーキ装置の全体構成を示す図である。
【図2】 連動ブレーキ装置のうちブレーキペダル近傍の構成を示す側面図である。
【図3】 図2の3矢視図である。
【図4】 ブレーキペダルをブレーキ操作したときの図2に対応した側面図である。
【図5】 連動ブレーキ装置のうちヘッドパイプ近傍の構成を示す側面図である。
【図6】 図5の6−6線矢視図である。
【図7】 第2実施例の連動ブレーキ装置のうちヘッドパイプ近傍の構成を示す側面図である。
【図8】 図7の8−8線断面図である。
【図9】 第3実施例の連動ブレーキ装置の全体構成を示す図である。
【符号の説明】
3・・・ブレーキレバー
4・・・ブレーキペダル
5A,5B・・・前輪ブレーキ力伝達系
7・・・車体フレーム
10・・・イコライザ
11・・・連結リンク
12・・・後輪ブレーキ力伝達部材としてのブレーキロッド
13・・・ベルクランク
14・・・連動ブレーキワイヤ
15・・・ばね
16・・・ヘッドパイプ
BF・・・前輪ブレーキ
BR・・・後輪ブレーキ
Claims (3)
- ブレーキ操作に応じて前輪ブレーキ(BF)を作動せしめるブレーキレバー(3)と、ブレーキ操作に応じて後輪ブレーキ(BR)および前輪ブレーキ(BF)を連動作動せしめることを可能として車体フレーム(7)に軸支されるブレーキペダル(8)とを備える車両用前後連動ブレーキ装置において、
ブレーキペダル(8)に連結リンク(11)を介して連結されるイコライザ(10)の両端に、後輪ブレーキ(BR)にブレーキ操作力を伝達可能な後輪ブレーキ力伝達部材(12)と、前記ブレーキペダル(8)の近傍で車体フレーム(7)に回動可能に支承されるベルクランク(13)の一端とが連結され、前輪ブレーキ(BF)側に操作力を伝達する連動ブレーキワイヤ(14)の一端が前記ベルクランク(13)の他端に連結され、その連動ブレーキワイヤ(14)が車体フレーム(7)に沿わせて配置されることを特徴とする車両用前後連動ブレーキ装置。 - ブレーキ操作に応じて前輪ブレーキ(BF)を作動せしめるブレーキレバー(3)と、ブレーキ操作に応じて後輪ブレーキ(BR)および前輪ブレーキ(BF)を連動作動せしめることを可能として車体フレーム(7)に軸支されるブレーキペダル(8)とを備える車両用前後連動ブレーキ装置において、
ブレーキペダル(8)に連結リンク(11)を介して連結されるイコライザ(10)の両端に、後輪ブレーキ(BR)にブレーキ操作力を伝達可能な後輪ブレーキ力伝達部材(12)と、前記ブレーキペダル(8)の近傍で車体フレーム(7)に回動可能に支承されるベルクランク(13)の一端とが連結され、前輪ブレーキ(BF)側に操作力を伝達する連動ブレーキワイヤ(14)の一端が前記ベルクランク(13)の他端に連結され、前記ベルクランク(13)にイコライザ(10)から作用する荷重に対抗して前記ベルクランク(13)を回動付勢するばね(15)を備えることを特徴とする、車両用前後連動ブレーキ装置。 - 前記ブレーキレバー(3)のブレーキ操作力を前輪ブレーキ(BF)に伝達することを可能としてブレーキレバー(3)および前輪ブレーキ(BF)間に前輪ブレーキ力伝達系(5A,5B)が設けられ、前記連動ブレーキワイヤ(14)が、前輪ブレーキ力伝達系(5A,5B)から前記連動ブレーキワイヤ(14)への力の伝達を回避しつつ、ヘッドパイプ(16)に対応する部分で前輪ブレーキ力伝達系(5A,5B)に接続されることを特徴とする請求項1または2記載の車両用前後連動ブレーキ装置。
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