JP4430420B2 - 小型車両用連動ブレーキ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車や自動三輪車等の小型車両に用いられるブレーキ装置に関し、特に、前輪ブレーキ操作系統と後輪ブレーキ操作系統とを有し、後輪ブレーキ操作系統を作動させたとき前輪ブレーキ操作系統をも連動して作動させる連動装置を備えた小型車両用連動ブレーキ装置に関する。
例えば自動二輪車の連動ブレーキ装置においては、前輪ブレーキレバーを操作したときには前輪ブレーキのみが作動するが、後輪ブレーキレバーを操作したときには、後輪ブレーキのみならず前輪ブレーキも連動して作動するようになっている。したがって、自動二輪車の連動ブレーキ装置には、複数のブレーキ操作系統と、それらのブレーキ操作系統を連動させる連動装置とが設けられる。
そのような連動装置として従来知られているものには、特許文献1に記載されているようなものがある。その連動装置は、自動二輪車のヘッドパイプの近傍に設置されるイコライザケース内にイコライザレバーを収容し、後輪ブレーキレバーに連なる後輪ブレーキ操作系統の入力ケーブルをそのイコライザレバーの中間部に接続するとともに、後輪ブレーキを作動させる出力ケーブルと前輪ブレーキを作動させる出力ケーブルとをイコライザレバーの両端部にそれぞれ接続するようにしたものである。このような連動装置によれば、後輪ブレーキレバーを操作して後輪ブレーキ操作系統の入力ケーブルを牽引すると、イコライザレバーの中間部が引かれ、それに伴って後輪ブレーキ側の出力ケーブルが引かれるので、後輪ブレーキが作動する。そして、後輪ブレーキ側の負荷がある程度の大きさに達すると、前輪ブレーキ側の出力ケーブルも引かれるので、後輪ブレーキとともに前輪ブレーキも作動する。
特開2000−309294号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されているように、入力ケーブル及び出力ケーブルをすべてイコライザレバーに接続して、入力ケーブルの牽引により複数本の出力ケーブルがいずれも牽引されるようにしたものでは、イコライザレバーの作動方向が各ケーブルにほぼ平行となるので、各ケーブルをすべて平行に配置することが必要となる。そのために、連動装置を含む各ブレーキ操作系統の配置の自由度が限られてしまう。しかも、イコライザレバーの作動範囲は各ケーブルの作動状態によって比較的広範囲となるので、イコライザケースの小型化にも限界がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、配置の自由度が高く、コンパクトに構成することのできる小型車両用連動ブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、前輪ブレーキ操作系統と後輪ブレーキ操作系統とを有し、後輪ブレーキ操作系統を作動させたとき前記前輪ブレーキ操作系統をも連動して作動させる連動装置を備えた小型車両用連動ブレーキ装置において、前記前輪ブレーキ操作系統と後輪ブレーキ操作系統とが、前記連動装置の設置部位において互いに角度をなして交差するように配置されており、前記連動装置が、前記後輪ブレーキ操作系統の動作力の一部を前記前輪ブレーキ操作系統の動作方向の力に変換してその前輪ブレーキ操作系統に伝達する方向変換手段を備えていることを第1の特徴とする。
さらに本発明は、第1の特徴に加えて、前記方向変換手段が、前記前輪ブレーキ操作系統のインナケーブルに固定されている連動作動部材に係合する第1アームと、前記後輪ブレーキ操作系統の入力あるいは出力ケーブルのアウタケーシングを支持する第2アームと、それら第1及び第2アームを角度をもって連結し、回転可能に支持される連結シャフトとにより構成されていることを第の特徴とする。
さらにまた、本発明は、第の特徴に加えて、前記第1及び第2アームの少なくともいずれか一方が、前記連結シャフトに対して着脱可能に連結されていて、それらのアームのなす角度が任意に調整可能とされていることを第の特徴とする。
また、本発明は、第又は第の特徴に加えて、前記前輪ブレーキ操作系統の入力ケーブルのアウタケーシングを支持する入力側支持部と、その前輪ブレーキ操作系統の出力ケーブルのアウタケーシングを支持する出力側支持部とが、同一の支持部材に設けられていることを第の特徴とする。
さらにまた、本発明は、第の特徴に加えて、前記支持部材に、前記入力側支持部と出力側支持部とを結ぶ直線から側方に張り出す張り出し部が設けられていて、その張り出し部に前記連結シャフトが回転可能に支持されていることを第の特徴とする。
この第の特徴によれば、前輪ブレーキ操作系統のアウタケーシングを支持する一つの支持部材によって方向変換手段までもが支持されるようになるので、部品点数を減らすとともに、連動装置全体をよりコンパクトに構成することが可能となる。
また、本発明は、第の特徴に加えて、前記第1及び第2アームの少なくともいずれか一方が、前記支持部材との間に設けられる弾性体によって、前記前輪ブレーキ操作系統の非作動方向に付勢されていることを第の特徴とする。
さらに、本発明は、第の特徴に加えて、前記支持部材がケースとして形成されており、前記第1及び第2アームの一方がそのケース内に配置されるとともに、その他方が前記ケースの外側に配置されていることを第の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、輪ブレーキ操作系統と後輪ブレーキ操作系統と連動装置の設置部位におい平行に配置する必要がなくなるので、その配置の自由度を高めることができる。しかも、前輪ブレーキ操作系統と後輪ブレーキ操作系統とが角度をなして配置されことにより、その作動範囲が限定されるようになるので、連動装置の小型化を図ることができ、特に前輪ブレーキ操作系統と後輪ブレーキ操作系統と連動装置の設置部位において交差するように配設したことにより、連動装置の近傍に設けられる前輪ブレーキ操作系統及び後輪ブレーキ操作系統の各支持部を集約することが可能となり、連動装置の設置部位をコンパクトにまとめることができる。
さらに、本発明の第の特徴によれば、方向変換手段が、第1アーム及び第2アームと、それら第1及び第2アームを角度をもって連結する回転可能な連結シャフトとによって構成されるので、その方向変換手段が極めて単純な構造のものとなり、それを小型化することができる。したがって、連動装置全体をコンパクトに構成することができる。また、各ブレーキ操作系統間の力の伝達が回転によって行われるようになるので、その動作もスムーズなものとすることができる。
さらにまた、本発明の第の特徴によれば、第1及び第2アームの少なくともいずれか一方を、連結シャフトに対して着脱可能とし、それらのアームのなす角度を任意に調整することができるようにしているので、前輪ブレーキ操作系統と後輪ブレーキ操作系統とがどのような方向に配置されている場合にもそれらを連動させることが可能となる。したがって、各ブレーキ操作系統の配置の自由度を一層高めることができる。しかも、第1及び第2アームと連結シャフトは、他の車種にも流用可能であり、部品点数の増加を防ぐことができるとともに、その組み付け作業も容易化することができる。
また、本発明の第の特徴によれば、前輪ブレーキ操作系統の入力ケーブルのアウタケーシングを支持する入力側支持部と、その前輪ブレーキ操作系統の出力ケーブルのアウタケーシングを支持する出力側支持部とを、同一の支持部材に設けるようにしているので、入力側支持部と出力側支持部とを別個の部材に設ける場合に比べて部品点数を減らすことができ、その構成を極めて簡単なものとすることができる。しかも、入力側支持部と出力側支持部との間の距離を一定に保つことができるので、前輪ブレーキ操作系統の作動を確実なものとすることができる。
さらに、本発明の第の特徴によれば、前輪ブレーキ操作系統の入力側支持部と出力側支持部とが設けられる支持部材に、それら入力側支持部と出力側支持部とを結ぶ直線から側方に張り出す張り出し部を設け、その張り出し部により連結シャフトが回転可能に支持されるようにしているので、一つの支持部材によって方向変換手段までもが支持されるようになり、部品点数を減らすとともに、連動装置全体をよりコンパクトに構成することができる。
さらにまた、本発明の第の特徴によれば、第1及び第2アームの少なくともいずれか一方が、支持部材との間に設けられる弾性体によって、前輪ブレーキ操作系統の非作動方向に付勢されるようにしているので、後輪ブレーキの作動後、ブレーキ操作力を前輪ブレーキ操作系統にも適正分配して、前輪ブレーキをも作動するようになり、安定した制動を行わせることができる。しかも、弾性体を支持する部材を別個に設ける必要がなくなるので、部品点数の増加を防止するとともに、その作動を確実なものとすることができる。
そして、本発明の第の特徴によれば、前記支持部材をケースとして形成し、第1及び第2アームの一方がそのケース内に配置されるとともに、その他方がケースの外側に配置されるようにしているので、外部に露出する可動部分を減らすことができ、連動装置の配置の自由度を一層高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施例に係る自動二輪車用連動ブレーキ装置の系統図、図2はその連動ブレーキ装置の要部の断面側面図、図3は図2の3−3線に沿う断面図、図4は異なる作動状態を示す、図2と同様の断面図、図5はさらに異なる作動状態を示す、図2と同様の断面図、図6は参考例の要部系統図、図7は本発明の第実施例の系統図である。
まず、図1〜図5に示す本発明の第1実施例について説明する。
図1において、自動二輪車の操向ハンドル1には、右グリップ1aに隣接して前輪ブレーキレバー2fが軸支され、左グリップ1bに隣接して後輪ブレーキレバー2rが軸支されている。前輪ブレーキレバー2fは、前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3aを介してドラム式前輪ブレーキBfの作動レバー4fに接続され、後輪ブレーキレバー2rは、後輪ブレーキ操作ケーブル5のインナケーブル5aを介してドラム式後輪ブレーキBrの作動レバー4rに接続されている。各ブレーキBf,Brの作動レバー4f,4rは、それぞれ戻しスプリング21f,21rによって非作動方向に付勢されている。
このようにして、この自動二輪車用連動ブレーキ装置には、前輪ブレーキレバー2fから前輪ブレーキ操作ケーブル3を経て前輪ブレーキBfの作動レバー4fに至る前輪ブレーキ操作系統Fと、後輪ブレーキレバー2rから後輪ブレーキ操作ケーブル5を経て後輪ブレーキBrの作動レバー4rに至る後輪ブレーキ操作系統Rとの二系統のブレーキ操作系統が設けられている。
前輪ブレーキ操作ケーブル3及び後輪ブレーキ操作ケーブル5は、その中間部において連動装置6を介して互いに連結され、後述するように、前輪ブレーキレバー2fを操作したときには前輪ブレーキBfが単独で作動し、後輪ブレーキレバー2rを操作したときには、連動装置6により、後輪ブレーキBrと前輪ブレーキBfとが連動して作動するようになっている。
連動装置6は、支持部材としてのケース7を備えている。図2及び図3に示すように、そのケース7は背面側が開放された容器状のもので、ボルト8によって自動二輪車の車体9のヘッドパイプ9h近傍の側面に固着され、それによって車体9との間にケース内空間7aが形成される。前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3aは、ケース7を上下方向に貫通して、そのケース内空間7aを通るように配置される。ケース7には、前輪ブレーキ操作ケーブル3の入力側のアウタケーシング3bを支持する入力側支持部10と、出力側のアウタケーシング3cを支持する出力側支持部11とが、一直線上の位置に設けられている。また、ケース7には、それら入力側支持部10と出力側支持部11とを結ぶ直線から側方(実施例では後方、すなわち図2で右方)に張り出す張り出し部12が設けられている。
ケース7の正面壁には、張り出し部12の先端側部分にボス部12aが設けられており、そのボス部12aに、連結シャフト13が回転可能に支持されている。その連結シャフト13はケース7の内側及び外側にそれぞれ突出していて、ケース内空間7a側の突出部13aには平面部が形成され、ケース7外側の突出部13bにはセレーションが形成されている。そして、その平面部を有するケース内空間7a側の突出部13aに第1アーム14の基端部が嵌合され、それによって、第1アーム14が連結シャフト13に対して回転不能に連結される。また、連結シャフト13のケース7外側のセレーションを有する突出部13bには、第2アーム15の基端部が嵌合されている。その第2アーム15の基端部には開放部が設けられており、その開放部をボルト16によって締め付けることにより、第2アーム15が連結シャフト13に対して回転不能に連結される。したがって、ボルト16を緩めれば、第2アーム15を連結シャフト13から外すことができ、また、第1アーム14と第2アーム15とのなす角度を任意に調整することができる。
こうして、第1アーム14はケース7内に、また、第2アーム15はケース7の外側に、それぞれ配置されるとともに、それらが一定の角度をもって連結され、その状態を保ったまま回転可能に支持される。後述するように、これら第1アーム14及び第2アーム15と、それを連結する連結シャフト13とによって、方向変換手段Hが構成される。
第1アーム14の先端部は二股状に形成されており、その間に前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3aが通されている。そのインナケーブル3aには、それより大径のほぼ球状の連動作動部材17が固定されている。第1アーム14の先端部は、その連動作動部材17に下方から係合し得るようになっている。ケース7の上端壁と第1アーム14の先端側部分との間には、所定の圧縮荷重を加えた状態でセットスプリング18が設けられており、第1アーム14が図2で反時計方向、すなわち前輪ブレーキ操作系統Fの非作動方向に付勢される。
第2アーム15の先端部には、後輪ブレーキ操作ケーブル5の出力側のアウタケーシング5cを支持する出力側支持部20が設けられている。一方、車体9には、ケース7の近傍に、後輪ブレーキ操作ケーブル5の入力側のアウタケーシング5bを支持する入力側支持部19が設けられている。
図示例の場合には、第1アーム14と第2アーム15とは鋭角をなすようにして連結されている。したがって、前輪ブレーキ操作ケーブル3と後輪ブレーキ操作ケーブル5とは、連動装置6の設置部位において互いに角度をなし、その部位において交差するように配置される。
ケース7の内面には、第1アーム14の上面を支承して、その上方への揺動限界を規制するストッパ壁7bが一体に突設されている。
次に、この第1実施例の作用について説明する。
前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3a及び後輪ブレーキ操作ケーブル5のインナケーブル5aは、前輪ブレーキBf及び後輪ブレーキBrにそれぞれ設けられている戻しスプリング21f,21rにより、非作動方向、すなわち図2で下方に付勢されている。また、第1アーム14には、セットスプリング18により反時計方向の付勢力が加えられている。したがって、前輪ブレーキBf及び後輪ブレーキBrの非作動時には、図2に示すように、第1アーム14が、反時計方向に回動してケース7の下壁に当接した状態で保持され、その第1アーム14の上面に、前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3aに固定されている連動作動部材17が接触した状態で保持されている。
この状態で、前輪ブレーキレバー2fを操作して、前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3aを牽引すると、その牽引力がそのまま前輪ブレーキBfの作動レバー4fに伝えられるので、前輪ブレーキBfが作動する。このときには、図4に示すように、前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3aに固定されている連動作動部材17が上昇して第1アーム14から離れることになるが、第1アーム14にはセットスプリング18の付勢力が加えられているので、後輪ブレーキ操作系統Rには何らの影響もない。前輪ブレーキレバー2fの操作力を解除すると、前輪ブレーキBfの作動レバー4fが戻しスプリング21fの付勢力によって当初の位置に復帰するので、前輪ブレーキBfは非作動状態となる。
また、後輪ブレーキレバー2rを操作すると、まず、後輪ブレーキ操作ケーブル5のインナケーブル5aが牽引され、その牽引力が後輪ブレーキBrの作動レバー4rに伝えられるので、後輪ブレーキBrが作動する。そして、このときには、後輪ブレーキ操作ケーブル5の出力側のアウタケーシング5cに生ずる反力により、そのアウタケーシング5cを支持する第2アーム15に、時計方向に回動させようとする力が加えられる。しかしながら、その回動させようとする力が、セットスプリング18によって第1アーム14に加えられている回動規制力より小さい間は、第1及び第2アーム14,15はそのままの状態で保持される。
この状態で、後輪ブレーキレバー2rが引き続いて操作され、後輪ブレーキ操作ケーブル5の出力側のアウタケーシング5cに生ずる反力がさらに大きくなると、第2アーム15を時計方向に回動させようとする力がセットスプリング18による回動規制力を上回ることになる。すると、第1及び第2アーム14,15が一体となって連結シャフト13の軸線のまわりに時計方向に回動する。その結果、図5に示すように、第1アーム14の先端部に係合している連動作動部材17が押し上げられ、その連動作動部材17が固定されている前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3aが引き上げられる。したがって、前輪ブレーキBfが作動する。
このように、後輪ブレーキレバー2rを操作したときには、まず、そのブレーキ操作力の全部が後輪ブレーキBrのみに伝達して、それを作動し、次いで、ブレーキ操作力は、後輪ブレーキBr及び前輪ブレーキBrに適正に分配されて、それらを同時に作動する。それにより、自動二輪車の安定した制動が行われる。
後輪ブレーキレバー2rが更に操作されと、遂には第1アーム14は、ケース7のストッパ壁7bに当接してそれ以上の揺動を規制され、後輪ブレーキ操作ケーブル5のインナケーブル5aのみが尚も牽引されることになるから、前輪ブレーキBfの制動力を一定に保持しながら、後輪ブレーキBrの制動力の増加を図ることができる。
尚、前記セットスプリング18は、後輪ブレーキレバー2rを操作したとき、後輪ブレーキBrの作動開始時から前輪ブレーキBfの作動開始時までにタイムラグを設ける目的に用いることができる。
そして、後輪ブレーキレバー2rの操作力を解除すると、前輪ブレーキBf及び後輪ブレーキBrの各作動レバー4f,4rが戻しスプリング21f,21rの付勢力によって当初の位置に復帰するので、前輪ブレーキBf及び後輪ブレーキBrはともに非作動状態となる。また、セットスプリング18の付勢力によって第1アーム14が反時計方向に回動するので、連動装置6は図2の状態に戻る。
上述のように、後輪ブレーキレバー2rを操作して後輪ブレーキ操作ケーブル5のインナケーブル5aを牽引したときには、後輪ブレーキ操作ケーブル5の出力側のアウタケーシング5cに生ずる反力、すなわち後輪ブレーキ操作系統Rの動作力の一部が、第2アーム15に加えられ、その第2アーム15を第1アーム14とともに時計方向に回動させる。そして、その第1アーム14の回動により、前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3aが牽引される。すなわち、後輪ブレーキ操作系統Rの動作力の一部が前輪ブレーキ操作系統Fの動作方向の力に変換されて、その力が前輪ブレーキ操作系統Fに伝えられる。このように、この実施例においては、第1アーム14及び第2アーム15とそれらを固定連結する連結シャフト13とによって、方向変換手段Hが構成されている。
そして、そのような方向変換手段Hを設けることにより、前輪ブレーキ操作ケーブル3と後輪ブレーキ操作ケーブル5とを連動装置6の設置部位において平行に配置する必要がなくなるので、その配索の自由度が増す。また、前輪ブレーキ操作ケーブル3と後輪ブレーキ操作ケーブル5とが角度をなして配置されるようにすることにより、その作動範囲が限定されるようになるので、連動装置6の小型化を図ることができる。特に、前輪ブレーキ操作ケーブル3と後輪ブレーキ操作ケーブル5とが連動装置6の設置部位において交差するように配置することとすれば、それらのケーブル3,5のアウタケーシング3b,3c;5b,5cの各支持部10,11;19,20を集約することが可能となるので、連動装置6設置部位をコンパクトにまとめることができる。
また、方向変換手段Hを、第1アーム14及び第2アーム15と、それらを一定の角度をもって連結する回転可能な連結シャフト13とによって構成するようにすることにより、方向変換手段Hが極めて単純な構造のものとなるので、それを小型化することができ、連動装置6全体をコンパクトに構成することができる。しかも、後輪ブレーキ操作系統Rから前輪ブレーキ操作系統Fへの力の伝達が回転によって行われるようになるので、その動作もスムーズとなる。
そして、その方向変換手段Hを構成する第1アーム14及び第2アーム15の少なくともいずれか一方、上記実施例では第2アーム15を、連結シャフト13に対して着脱可能に構成し、第1アーム14と第2アーム15とがなす角度を任意に調整することができるようにすることにより、前輪ブレーキ操作ケーブル3と後輪ブレーキ操作ケーブル5とがどのような方向に配置されている場合にもそれらを連動させることが可能となるので、各ブレーキ操作系統F、Rの配置の自由度を一層高めることができる。しかも、第1及び第2アーム14,15と連結シャフト13は、他の車種への流用も可能であり、部品点数の増加を防ぐことができ、その組み付け作業も容易となる。
さらに、前輪ブレーキ操作ケーブル3の入力側のアウタケーシング3bを支持する入力側支持部10と、その前輪ブレーキ操作ケーブル3の出力側のアウタケーシング3cを支持する出力側支持部11とを、単一部材であるケース7に設けることにより、部品点数の増加を防止することができ、構成を簡単なものとすることができる。しかも、入力側支持部10と出力側支持部11との間の距離が常に一定に保たれるようになるので、前輪ブレーキ操作ケーブル3の作動を確実なものとすることができるばかりでなく、その組み付け作業も容易化することができる。
そして、そのケース7に、前輪ブレーキ操作ケーブル3の入力側支持部10と出力側支持部11とを結ぶ直線から側方に張り出す張り出し部12を設け、その張り出し部12に、連結シャフト13を回転可能に支持させるようにすることにより、前輪ブレーキ操作系統Fのアウタケーシング3b,3cを支持する単一の支持部材によって方向変換手段Hまでもが支持されるようになるので、部品点数を減らすとともに、連動装置6全体を一層コンパクトに構成することが可能となる。 また、第1アーム14に回動規制力を加えるセットスプリング18を、その第1アーム14とケース7との間に設けるようにすることにより、セットスプリング18を支持する部材を別個に設ける必要がなくなるので、部品点数の増加を防止するとともに、そのセットスプリング18の作動を確実なものとすることができる。
さらに、ケース7によって形成されるケース内空間7aに第1及び第2アーム14,15の一方、上記実施例では第1アーム14を配置するとともに、第1及び第2アーム14,15の他方をそのケース7の外側に配置することにより、例えば第1アーム14やセットスプリング18、及び前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3aに固定される連動作動部材17などの可動部分がケース7によって覆われることになり、外部に露出する可動部分を減らすことができるので、連動装置6の配置の自由度を一層高めることができる。また、連動装置6全体をケース内に収容する場合に比べて、ケース7を小さくすることができるので、連動装置6の一層の小型化を図ることができる。
次に、図6に示す参考例について説明する。
この参考例では、後輪ブレーキ操作ケーブル5の配置が第1実施例と異なるのみで、その他の構成は前実施例と同様であるので、図中、前実施例との対応部分には同一の符号を付すことにより、その説明を省略する。
図6に示すように、参考例の場合には、後輪ブレーキ操作ケーブル5の入力側のアウタケーシング5bが、第2アーム15の先端部に設けられている入力側支持部22に支持され、その後輪ブレーキ操作ケーブル5の出力側のアウタケーシング5cを支持する出力側支持部23は車体9に設けられている。そして、第1アーム14と第2アーム15とは鈍角をなすように配置される。
このような構成を有する連動ブレーキ装置においても、後輪ブレーキレバー2r(図1参照)を操作して後輪ブレーキ操作ケーブル5のインナケーブル5aを牽引すると、後輪ブレーキBrが作動するとともに、後輪ブレーキ操作ケーブル5の入力側のアウタケーシング5bに生ずる反力により、そのアウタケーシング5bを支持する第2アーム15に、時計方向に回動させようとする力が加えられる。そして、後輪ブレーキ操作ケーブル5の入力側のアウタケーシング5bに生ずる反力がある程度以上に大きくなると、第2アーム15が第1アーム14とともに連結シャフト13の軸線のまわりに時計方向に回動し、第1アーム14の先端部に係合している連動作動部材17が押し上げられる。したがって、その連動作動部材17が固定されている前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3aが引き上げられ、前輪ブレーキBfが作動する。
このように、この参考例によっても、後輪ブレーキBrに連動して前輪ブレーキBfを作動させることができる。
この参考例の場合には、車体9の上方に設けられる前輪ブレーキレバー2f及び後輪ブレーキレバー2rによって、前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3a及び後輪ブレーキ操作ケーブル5のインナケーブル5aがそれぞれ牽引されるようにする関係上、第1アーム14と第2アーム15とが鈍角をなし、前輪ブレーキ操作ケーブル3と後輪ブレーキ操作ケーブル5とが連動装置6の上方において交差するように配置される。そのために、連動装置6の前後方向の寸法がやや大きくなるが、その他については第1実施例と同様の効果が得られる
また、この参考例において、後輪ブレーキ操作ケーブル5をブレーキペダルによって操作させるには、後輪ブレーキ操作ケーブル5のインナケーブル5aの下端がブレーキペダルに接続される。この場合、第1実施例と同様に、第1アーム14と第2アーム15とが鋭角をなし、前輪ブレーキ操作ケーブル3と後輪ブレーキ操作ケーブル5とが連動装置6の設置部位において交差するようにすることもできる。
続いて、図7に示す本発明の第実施例について説明する。
この第実施例は、本発明を自動三輪車用連動ブレーキ装置に適用したもので、後輪ブレーキ操作ケーブル5には連結装置24が取り付けられている。その連結装置24には、一対の後輪ブレーキBr1,Br2の作動レバー4r1,4r2をそれぞれ作動させる一対の出力ケーブル251,252が連結されている。こうして、後輪ブレーキ操作ケーブル5を牽引したときには、一対の後輪ブレーキBr1,Br2が同時に作動するようになっている。すなわち、この第実施例の場合には、後輪ブレーキ操作系統Rが2本に分岐している。その他の構成は第1実施例と同様であるので、図中、第1実施例との対応部分には同一の符号を付すことにより、その説明を省略する。
この第実施例においても、後輪ブレーキレバー2rを操作すると、最初に一対の後輪ブレーキBr1,Br2が同時に作動し、次いでブレーキ操作力が前輪ブレーキBfにも適正に分配され、後輪ブレーキBr1,Br2及びブレーキBfが連動作動することになる。したがって、第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
以上、本発明の好適実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、方向変換手段Hは、上記実施例のような第1及び第2アーム14,15と連結シャフト13とからなるもののほか、ピニオンラック機構などによって構成することも可能である。また、前輪ブレーキ操作ケーブル3のインナケーブル3aは、連動装置6の内部で入力側と出力側とに分割し、出力側のインナケーブルに連動作動部材17を固定するとともに、その連動作動部材17と入力側のインナケーブルとを、遊びをもって連結するようにすることもできる。さらに、セットスプリング18としては、図示されているようなコイルスプリングのほか、ゴムなどの弾性体や、枢軸周りに装着される捩じりコイルばねを用いることもできる。
本発明の第1実施例に係る自動二輪車用連動ブレーキ装置の系統図。 上記連動ブレーキ装置の要部の断面側面図。 図2の3−3線に沿う断面図。 異なる作動状態を示す、図2と同様の断面図。 さらに異なる作動状態を示す、図2と同様の断面図。 参考例の要部系統図。 本発明の第実施例の系統図。
2f・・・・・前輪ブレーキレバー
2r・・・・・後輪ブレーキレバー
3・・・・・・前輪ブレーキ操作ケーブル
3a・・・・・インナケーブル
3b・・・・・入力側アウタケーシング
3c・・・・・出力側アウタケーシング
4f,4r・・作動レバー
5・・・・・・後輪ブレーキ操作ケーブル
5a・・・・・インナケーブル
5b・・・・・入力側アウタケーシング
5c・・・・・出力側アウタケーシング
6・・・・・・連動装置
7・・・・・・ケース(支持部材)
10・・・・・入力側支持部
11・・・・・出力側支持部
12・・・・・張り出し部
13・・・・・連結シャフト
14・・・・・第1アーム
15・・・・・第2アーム
17・・・・・連動作動部材
18・・・・・セットスプリング(弾性体)
19・・・・・入力側支持部
20・・・・・出力側支持部
22・・・・・入力側支持部
23・・・・・出力側支持部
Bf・・・・・前輪ブレーキ
Br,Br1,Br2・・後輪ブレーキ
H・・・・・・方向変換手段
F・・・・・・前輪ブレーキ操作系統
R・・・・・・後輪ブレーキ操作系統

Claims (7)

  1. 前輪ブレーキ操作系統(F)と後輪ブレーキ操作系統(R)とを有し、後輪ブレーキ操作系統(R)を作動させたとき前記前輪ブレーキ操作系統(F)をも連動して作動させる連動装置(6)を備えた小型車両用連動ブレーキ装置において、
    前記前輪ブレーキ操作系統(F)と後輪ブレーキ操作系統(R)とが、前記連動装置(6)の設置部位において互いに角度をなして交差するように配置されており、
    前記連動装置(6)が、前記後輪ブレーキ操作系統(R)の動作力の一部を前記前輪ブレーキ操作系統(F)の動作方向の力に変換してその前輪ブレーキ操作系統(F)に伝達する方向変換手段(H)を備えていることを特徴とする小型車両用連動ブレーキ装置。
  2. 請求項1記載の小型車両用連動ブレーキ装置において、
    前記方向変換手段(H)が、前記前輪ブレーキ操作系統(F)のインナケーブル(3a)に固定されている連動作動部材(17)に係合する第1アーム(14)と、前記後輪ブレーキ操作系統(R)の入力あるいは出力ケーブルのアウタケーシング(5b,5c)を支持する第2アーム(15)と、それら第1及び第2アーム(14,15)を角度をもって連結し、回転可能に支持される連結シャフト(13)とにより構成されていることを特徴とする、小型車両用連動ブレーキ装置。
  3. 請求項記載の小型車両用連動ブレーキ装置において、
    前記第1及び第2アーム(14,15)の少なくともいずれか一方(15)が、前記連結シャフト(13)に対して着脱可能に連結されていて、それらのアーム(14,15)のなす角度が任意に調整可能とされていることを特徴とする、小型車両用連動ブレーキ装置。
  4. 請求項又は記載の小型車両用連動ブレーキ装置において、
    前記前輪ブレーキ操作系統(F)の入力ケーブルのアウタケーシング(3b)を支持する入力側支持部(10)と、その前輪ブレーキ操作系統(F)の出力ケーブルのアウタケーシング(3c)を支持する出力側支持部(11)とが、同一の支持部材(7)に設けられていることを特徴とする、小型車両用連動ブレーキ装置。
  5. 請求項記載の小型車両用連動ブレーキ装置において、
    前記支持部材(7)に、前記入力側支持部(10)と出力側支持部(11)とを結ぶ直線から側方に張り出す張り出し部(12)が設けられていて、その張り出し部(12)に前記連結シャフト(13)が回転可能に支持されていることを特徴とする、小型車両用連動ブレーキ装置。
  6. 請求項記載の小型車両用連動ブレーキ装置において、
    前記第1及び第2アーム(14,15)の少なくともいずれか一方(14)が、前記支持部材(7)との間に設けられる弾性体(18)によって、前記前輪ブレーキ操作系統(F)の非作動方向に付勢されていることを特徴とする、小型車両用連動ブレーキ装置。
  7. 請求項記載の小型車両用連動ブレーキ装置において、
    前記支持部材(7)がケースとして形成されており、前記第1及び第2アーム(14,15)の一方(14)がそのケース(7)内に配置されるとともに、前記アーム(14,15)の他方(15)が前記ケース(7)の外側に配置されていることを特徴とする、小型車両用連動ブレーキ装置。
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