JPH09267788A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

車両用ブレーキ装置

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JPH09267788A
JPH09267788A JP8081335A JP8133596A JPH09267788A JP H09267788 A JPH09267788 A JP H09267788A JP 8081335 A JP8081335 A JP 8081335A JP 8133596 A JP8133596 A JP 8133596A JP H09267788 A JPH09267788 A JP H09267788A
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調 岩下
Tetsuo Tsuchida
鉄男 槌田
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泰典 岡崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブレーキ操作子と、複数の車輪ブレーキにブレ
ーキ操作力をそれぞれ個別に伝達する複数のブレーキケ
ーブルに、ブレーキ操作子のブレーキ操作力がイコライ
ザを介して伝達される車両用ブレーキ装置において、ブ
レーキ操作子の操作に応じて複数の車輪ブレーキを連動
作動せしめることを可能とした上で、パーキングブレー
キ時に複数の車輪ブレーキのうち特定の車輪ブレーキの
み作動せしめるようにする。 【解決手段】ブレーキ操作子12の非操作状態で複数の
ブレーキケーブル14,15のうち特定のブレーキケー
ブル15を牽引作動せしめた状態に保持するが他のブレ
ーキケーブル14を非牽引作動状態とするパーキングブ
レーキ手段44が、ケーシング42に配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレーキ操作子
と、複数の車輪ブレーキにブレーキ操作力をそれぞれ個
別に伝達する複数のブレーキケーブルと、前記ブレーキ
操作子のブレーキ操作に応じて前記各ブレーキケーブル
をそれぞれ牽引作動せしめることを可能としてブレーキ
操作子および各ブレーキケーブルを連結するとともに固
定のケーシング内に作動可能に収納されるイコライザと
を備える車両用ブレーキ装置に関し、特に自動二輪車に
好適なブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の車輪ブレーキにそれぞれブレーキ
操作力を伝達する複数のブレーキケーブルに、イコライ
ザを介してブレーキ操作子のブレーキ操作力が伝達され
るようにした車両用ブレーキ装置が、たとえば特開平7
−196069号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、たとえば自
動二輪車における従来のパーキングブレーキは、ブレー
キ操作子であるブレーキレバーに設けられた切欠きに、
バーキングレバーを係合してブレーキレバーが戻らない
ようにし、たとえば後輪ブレーキをかける構成となって
いる。しかるに、そのようなパーキングブレーキを、上
述のようにブレーキ操作子の操作に応じて複数の車輪ブ
レーキが連動作動するようにしたブレーキ装置に単純に
適用すると、ブレーキレバーの切欠きにバーキングレバ
ーを係合することによって複数の車輪ブレーキが全てブ
レーキ作動することになり、車輪ブレーキが液圧式のも
のである場合には、液圧式の車輪ブレーキの構成部品で
あるホースやシール等のゴム部品に液圧が作用すること
になり、ゴム部品の寿命低下を招くことになる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、ブレーキ操作子の操作に応じて複数の車輪ブ
レーキを連動作動せしめることを可能とした上で、パー
キングブレーキ時に複数の車輪ブレーキのうち特定の車
輪ブレーキのみ作動せしめるようにして、車輪ブレーキ
の不必要な作動を回避し得るようにした車両用ブレーキ
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ブレーキ操作子と、複数の
車輪ブレーキにブレーキ操作力をそれぞれ個別に伝達す
る複数のブレーキケーブルと、前記ブレーキ操作子のブ
レーキ操作に応じて前記各ブレーキケーブルをそれぞれ
牽引作動せしめることを可能としてブレーキ操作子およ
び各ブレーキケーブルを連結するとともに固定のケーシ
ング内に作動可能に収納されるイコライザとを備える車
両用ブレーキ装置において、ブレーキ操作子の非操作状
態で複数のブレーキケーブルのうち特定のブレーキケー
ブルを牽引作動せしめた状態に保持するが他のブレーキ
ケーブルを非牽引作動状態とするパーキングブレーキ手
段が、前記ケーシングに配設されることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の構成に加えて、パーキングブレーキ手段は、前
記ブレーキ操作子のブレーキ操作に応じたイコライザの
作動位置で該イコライザに係合する係合位置と、該イコ
ライザへの係合を解除する非係合位置との間での作動を
可能として前記ケーシング内に収納されるパーキングレ
バーを含み、前記イコライザは、該イコライザにパーキ
ングレバーが係合した状態でのブレーキ操作子の操作力
解除に応じて前記複数のブレーキケーブルのうち特定の
ブレーキケーブルを牽引作動状態とするが他のブレーキ
ケーブルを非牽引状態とするパーキングブレーキ位置に
作動することを可能として、前記ケーシング内に収納さ
れることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明の構成に加えて、前記係合位置から非係合位置に
向けてばね付勢されたパーキングレバーに、該パーキン
グレバーをケーシングの外部から操作することを可能と
してケーシングに支承された操作部材が連動、連結され
ることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、上記請求項2また
は3記載の発明の構成に加えて、前記パーキングレバー
が係合位置に作動したことを検出するパーキングブレー
キスイッチが、ケーシングに取付けられることを特徴と
する。
【0009】請求項5記載の発明は、上記請求項1ない
し4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記ケー
シングは、ブレーキ操作子を回動可能に支承してステア
リングハンドルに取付けられたホルダに一体に設けられ
た函状のケース部と、該ケース部の開口端を覆ってケー
ス部に結合されるカバーとから成ることを特徴とする。
【0010】さらに請求項6記載の発明は、上記請求項
1ないし5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前
記ブレーキ操作子の操作に応じたイコライザの作動に応
じてスイッチング態様を変化させるブレーキスイッチ
が、前記ケーシングに取付けられることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0012】図1ないし図7は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は車両用ブレーキ装置の全体構成図、
図2は自動二輪車のバー型ステアリングハンドルにおけ
る左端部の平面図、図3は図2の3矢視切欠き正面図、
図4は図2の4−4線断面図、図5は図3の5−5線拡
大断面図、図6は非ブレーキ操作状態での作動状態を説
明するために図3の要部をカバー省略状態で示す断面
図、図7はパーキングブレーキ操作状態での作動状態を
説明するための図6に対応した断面図である。
【0013】先ず図1において、この車両用ブレーキ装
置は、ブレーキ操作に応じて液圧式の前輪ブレーキBF
を作動せしめる前輪ブレーキ操作レバー11と、ブレー
キ操作に応じて機械式の後輪ブレーキBR および前記前
輪ブレーキBF を連動作動せしめることが可能なブレー
キ操作子としての後輪ブレーキ操作レバー12とを備え
る。
【0014】後輪ブレーキ操作レバー12はイコライザ
13の略中央部に連結されており、該イコライザ13の
両端部には、前輪ブレーキBF にブレーキ操作力を伝達
する前輪ブレーキケーブル14の一端部と、後輪ブレー
キBR にブレーキ操作力を伝達する後輪ブレーキケーブ
ル15の一端部とが連結される。また前輪ブレーキケー
ブル14の他端部は補助操作レバー16に連結される。
【0015】前輪ブレーキBF はディスクブレーキであ
り、補助操作レバー16の押圧操作に応じて液圧を出力
するマスタシリンダ18が管路19を介して前輪ブレー
キB F に接続される。マスタシリンダ18は、スクータ
型自動二輪車における車体の前部に設けられるバー型ス
テアリングハンドル35(図2〜図4参照)の右端部に
設けられるものであり、ドライバが右手で操作する前輪
ブレーキ操作レバー11が、マスタシリンダ18に設け
られたブラケット20に支軸21を介して回動可能に支
承される。またマスタシリンダ18に操作力を入力し得
る補助操作レバー16も前記支軸21を介してブラケッ
ト20に回動可能に支承されており、この補助操作レバ
ー16には、前輪ブレーキ操作レバー11をブレーキ操
作する際に該前輪ブレーキ操作レバー11を係合させる
係止部16aが設けられる。またマスタシリンダ18に
固定的に連なる固定アーム22と前記補助操作レバー1
6との間には、係止部16aを前輪ブレーキ操作レバー
11に係合せしめる側すなわちマスタシリンダ18への
入力を解放する側に補助操作レバー16を付勢するばね
23が縮設される。而して、前輪ブレーキ操作レバー1
1をブレーキ操作したときには、該前輪ブレーキ操作レ
バー11が係止部16aに係合することにより補助操作
レバー16がマスタシリンダ18を押圧操作する側に回
動して前輪ブレーキBF でブレーキ力が発揮され、また
前輪ブレーキケーブル14が牽引されたときには、前輪
ブレーキ操作レバー11を置き去りにしたままで補助操
作レバー16が回動することによりマスタシリンダ18
が押圧操作され、それによって前輪ブレーキBF でブレ
ーキ力が発揮されることになる。
【0016】後輪ブレーキBR は、後輪の車軸25に軸
支されたブレーキドラム26と、ブレーキパネル27に
ピン28を介して枢支されるとともにブレーキドラム2
6の内周面に摩擦係合可能な一対のブレーキシュー2
9,29と、両ブレーキシュー29,29をブレーキド
ラム26の内周面に圧接させることを可能としてブレー
キパネル27に枢支されるカム30と、カム30に基端
が連結されてブレーキドラム26の外側方に延びるブレ
ーキカムアーム31と、ブレーキカムアーム31に対向
してブレーキドラム26に設けられる固定アーム32
と、ブレーキカムアーム31および固定アーム32間に
縮設されるとともに両ブレーキシュー29,29を相互
に近接させる側にブレーキカムアーム31を付勢するば
ね33とを備えるドラムブレーキであり、後輪ブレーキ
ケーブル14からブレーキカムアーム31に入力される
操作入力に応じてブレーキ力を発揮する。
【0017】図2ないし図4を併せて参照して、スクー
タ型自動二輪車における車体の前部に設けられるバー型
ステアリングハンドル35の左端には、ドライバが左手
で握る握持部36が設けられ、該握持部36よりも内方
側でステアリングハンドル35にはホルダ37が取付け
られる。すなわちホルダ37には、ステアリングハンド
ル35の略半周に対応した円弧状の取付部37aが一体
に設けられており、ステアリングハンドル35の残余の
略半周に対応した円弧状に形成されるとともに一端が前
記取付部37aに係合される取付ステー38の他端がね
じ部材39でホルダ37に締着されることにより、ホル
ダ37がステアリングハンドル35に固定される。この
ホルダ37には、支軸40を介して前輪ブレーキ操作レ
バー12の基端部が回動可能に支承されており、握持部
36を握った左手で前輪ブレーキ操作レバー12をブレ
ーキ操作することができる。
【0018】またホルダ37には函状のケース部37b
が一体に設けられており、該ケース部37bの開口端を
覆うようにしてケース部37bに結合されるカバー41
と、ケース部37bとでケーシング42が構成され、該
ケーシング42内にイコライザ13が収納される。
【0019】さらに図5および図6を併せて参照して、
後輪ブレーキ操作レバー12の基端部には連結ロッド4
3の一端が連結されており、該連結ロッド43はケーシ
ング42におけるケース部37bの一側壁37b1 を移
動自在に貫通してケーシング42内に挿入される。一
方、ケーシング42内にはイコライザ13が収納される
ものであり、連結ロッド43の他端はイコライザ13の
略中央部に該イコライザ13が連結ロッド43との連結
部を中心として回動することを可能として連結される。
【0020】またケース部37bにおいて前記一側壁3
7b1 に対向する他側壁37b2 には、前輪および後輪
ブレーキケーブル14,15のアウターケーブル14
a,15aが並列して固定される。すなわちアウターケ
ーブル14a内にインナーケーブル14bが移動自在に
挿通されて成る前輪ブレーキケーブル14の一端部にお
いて、アウターケーブル14aはケース部37bの他側
壁37b2 に固定され、アウターケーブル14aから突
出してケーシング42内に挿入されたインナーケーブル
14bがイコライザ13の一端に連結される。またアウ
ターケーブル15a内にインナーケーブル15bが移動
自在に挿通されて成る後輪ブレーキケーブル15の一端
部において、アウターケーブル15aはケース部37b
の他側壁37b2 に前輪ブレーキケーブル14と並列し
て固定され、アウターケーブル15aから突出されたイ
ンナーケーブル15bがイコライザ13の他端に連結さ
れる。
【0021】ところで、後輪ブレーキ操作レバー12に
よるブレーキ操作力は連結ロッド43を介してイコライ
ザ13に作用するのであるが、イコライザ13は、後輪
ブレーキ操作レバー12からの操作力が作用していない
状態では図6で示すように両ブレーキケーブル14,1
5に牽引力を作用せしめることなくケース部37bの他
側壁37b2 に近接した非作動位置に在るが、後輪ブレ
ーキ操作レバー12から操作力が作用するのに応じて前
記他側壁37b2 から離反した作動位置へと移動し、イ
コライザ13が作動位置に移動するのに応じて両ブレー
キケーブル14,15に牽引力が作用して前輪ブレーキ
F および後輪ブレーキBR が連動作動することにな
る。
【0022】ケーシング42には、後輪ブレーキ操作レ
バー12の非操作状態で後輪ブレーキケーブル15を牽
引作動せしめた状態に保持するが前輪ブレーキケーブル
14を非牽引作動状態とすることが可能なパーキングブ
レーキ手段44が配設されるものであり、このパーキン
グブレーキ手段44は、後輪ブレーキ操作レバー12の
ブレーキ操作に応じてイコライザ13が作動位置に在る
ときに該イコライザ13に係合する係合位置ならびにイ
コライザ13への係合を解除する非係合位置間での作動
を可能としてケーシング42内に収納されるパーキング
レバー45と、該パーキングレバー45をケーシング4
2の外部から操作することを可能としてパーキングレバ
ー45に連動、連結される操作部材としての押ボタン4
6とを備える。
【0023】パーキングレバー45の基端には、ケーシ
ング42におけるカバー41で回動自在に支承される軸
47が固着されており、パーキングレバー45は軸47
の軸線まわりに回動可能にしてケーシング42に支承さ
れる。またパーキングレバー45の先端には、イコライ
ザ13の他端側に設けられた係止凹部13aに該イコラ
イザ13が作動位置に移動してきたときに図7で示すよ
うに係合可能な係合ピン48が設けられており、パーキ
ングレバー45は、作動位置にあるイコライザ13の係
止凹部13aに係合する係合位置と、係止凹部13aへ
の係合を解除する非係合位置との間で軸47の軸線まわ
りに回動可能である。しかもケーシング42およびパー
キングレバー45間には、軸47を囲繞するねじりばね
49が設けられており、このねじりばね49はパーキン
グレバー45をその非係合位置側に付勢するばね力を発
揮する。
【0024】而して後輪ブレーキ操作レバー12の操作
に応じて作動位置に移動したイコライザ13の係止凹部
13aにパーキングレバー45の係合ピン48が係合し
た状態で、後輪ブレーキ操作レバー12の操作力を解除
すると、図7で示すように、イコライザ13は、後輪ブ
レーキケーブル15を牽引作動状態とするが前輪ブレー
キケーブル14を非牽引状態とするパーキングブレーキ
位置に作動することが可能である。
【0025】押ボタン46は、その内端をパーキングレ
バー45の先端部に当接させるとともに外端部をケーシ
ング42の外部に突出させるようにしてケーシング42
におけるケース部37bに押込み操作を可能として支承
されており、該押ボタン46をケーシング42の外部か
ら押すことによりパーキングレバー45を非係合位置か
ら係合位置へと作動せしめることが可能である。
【0026】押ボタン46の外端部は、スクータ型自動
二輪車における車体の前部に設けられてステアリングハ
ンドル35の上部を覆うカウリング50に設けられた開
口部50aを貫通するように配置されており、押ボタン
46には、開口部50aの周囲でカウリング50の外面
に当接するダストシール51が装着される。
【0027】ケーシング42におけるカバー41の外面
には、パーキングブレーキスイッチ52が取付けられて
おり、カバー41から突出した軸47の端部には、パー
キングブレーキスイッチ52の検出子52aに当接する
レバー53が固着される。而してレバー53は、パーキ
ングレバー45が非係合位置に在るときには検出子52
aを押圧するが、押ボタン46を押圧操作したときにパ
ーキングレバー45がイコライザ13に係合するのに応
じて検出子52aへの押圧力を解除するようにして、軸
47に固着されており、パーキングレバー45が係合位
置に作動したことをパーキングブレーキスイッチ52で
検出することが可能である。
【0028】さらにケーシング42におけるケース部3
7bの他側壁37b2 には、イコライザ13が前記他側
壁37b2 に近接した非作動位置と、前記他側壁37b
2 から離反した作動位置とでスイッチング態様を変化さ
せるブレーキスイッチ54が、前輪および後輪ブレーキ
ケーブル14,15間に位置するようにして取付けられ
ており、このブレーキスイッチ54によりイコライザ1
3が作動位置に移動して前輪ブレーキBF および後輪ブ
レーキBR が連動作動する状態を検出することができ
る。
【0029】次にこの実施例の作用について説明する
と、後輪ブレーキ操作レバー12を操作しない状態で前
輪ブレーキ操作レバー11のみをブレーキ操作すると、
前輪ブレーキ操作レバー11に係合した補助操作レバー
16でマスタシリンダ18が押圧操作されることに伴っ
て前輪ブレーキBF が作動せしめられる。
【0030】また前輪ブレーキ操作レバー11を操作し
ない状態で後輪ブレーキ操作レバー12をブレーキ操作
すると、その後輪ブレーキ操作レバー12の操作力によ
りイコライザ13が作動位置に移動し、イコライザ13
により前輪ブレーキケーブル14および後輪ブレーキケ
ーブル15が共に牽引される。それにより補助操作レバ
ー16が前輪ブレーキ操作レバー11を置き去りにした
ままでマスタシリンダ18を押圧操作して前輪ブレーキ
F が作動するとともに、後輪ブレーキケーブル15の
牽引力により後輪ブレーキBR が作動することになり、
前輪ブレーキB F および後輪ブレーキBR が連動作動す
ることになる。しかもこの連動ブレーキ状態は、ブレー
キスイッチ54で検出される。
【0031】さらに前輪ブレーキ操作レバー11および
後輪ブレーキ操作レバー12をともにブレーキ操作した
ときにも、前輪ブレーキBF1および後輪ブレーキBR
ともにブレーキ力を得ることが可能である。
【0032】パーキングブレーキ操作を行なうにあたっ
ては、後輪ブレーキ操作レバー12を操作した状態で、
押ボタン46を押圧操作する。そうすると、パーキング
レバー45がねじりばね49のばね力に抗して非係合位
置から係合位置へと移動し、作動位置に移動しているイ
コライザ13の係止凹部13aにパーンキグレバー45
の係合ピン48が係合されることになる。そこで、後輪
ブレーキ操作レバー12の操作力を解除すると、図7で
示すように、イコライザ13は後輪ブレーキケーブル1
5を牽引作動状態とするが前輪ブレーキケーブル14を
非牽引状態とするパーキングブレーキ位置へと作動する
ことになり、この状態では後輪ブレーキBR のみが作動
し、前輪ブレーキBF が非作動状態となり、かかるパー
キングブレーキ状態はパーキングブレーキスイッチ52
で検出される。すなわちパーキングブレーキ時におい
て、液圧式である前輪ブレーキBF の構成部品であるホ
ースやシール等のゴム部品に液圧が作用することがな
く、ゴム部品の寿命増大を図ることができる。
【0033】このようなパーキングブレーキ状態を解除
するには、後輪ブレーキ操作レバー12をわずかに回動
操作すればよく、そうすれば、パーキングレバー45が
ねじりばね49のばね力によって係合位置から非係合位
置へと移動してパーキングレバー45のイコライザ13
への係合が解除されるので、後輪ブレーキ操作レバー1
2を元に戻すことによりイコライザ13が非作動位置へ
と戻って後輪ブレーキBR が休止状態となる。
【0034】而して、パーキングブレーキ操作は、後輪
ブレーキ操作レバー12のブレーキ操作および押ボタン
46の押込み操作を行なうだけでよく、パーキングブレ
ーキ手段44の構成要素の1つであるパーキングレバー
45がイコライザ13が収納されたケーシング42内に
収納され、パーキングブレーキ手段44の他の構成要素
である押ボタン46がその外端部をケーシング42から
突出させて該ケーシング42に支承されるものであるの
で、パーキングブレーキをかけるための構造を構成する
にあたって外観を優れたものとすることができる。
【0035】またケーシング42は、後輪ブレーキ操作
レバー12を支承するホルダ37に一体に設けられたケ
ース部37bにカバー41が結合されて成るものであ
り、ケーシング42を最小限の部品点数で構成すること
が可能となる。
【0036】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、ブレーキ操作子の非操作状態で複数のブレーキケー
ブルのうち特定のブレーキケーブルを牽引作動せしめた
状態に保持するが他のブレーキケーブルを非牽引作動状
態とするパーキングブレーキ手段が、ケーシングに配設
されるので、パーキングブレーキにあたって複数の車輪
ブレーキのうち特定の車輪ブレーキのみを作動せしめる
ことができ、特に液圧式の車輪ブレーキおよび機械式の
車輪ブレーキを併用したブレーキ装置において、パーキ
ングブレーキ時に液圧式の車輪ブレーキを非作動状態と
して液圧式の車輪ブレーキの構成部品のうち特にゴム部
品等に無用な液圧が作用することを回避し、ゴム部品等
の寿命増大に寄与することができる。
【0038】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、パーキングブレーキ
手段は、ブレーキ操作子のブレーキ操作に応じたイコラ
イザの作動位置で該イコライザに係合する係合位置と、
該イコライザへの係合を解除する非係合位置との間での
作動を可能としてケーシング内に収納されるパーキング
レバーを含み、イコライザは、該イコライザにパーキン
グレバーが係合した状態でのブレーキ操作子の操作力解
除に応じて複数のブレーキケーブルのうち特定のブレー
キケーブルを牽引作動状態とするが他のブレーキケーブ
ルを非牽引状態とするパーキングブレーキ位置に作動す
ることを可能として、ケーシング内に収納されるので、
パーキングブレーキをかけるための構造の少なくとも一
部をケーシング内に収納して優れた外観を得ることがで
きる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明の構成に加えて、係合位置から非係合位置
に向けてばね付勢されたパーキングレバーに、該パーキ
ングレバーをケーシングの外部から操作することを可能
としてケーシングに支承された操作部材が連動、連結さ
れるので、パーキングブレーキを簡単な操作でかけるこ
とができる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
2または3記載の発明の構成に加えて、パーキングレバ
ーが係合位置に作動したことを検出するパーキングブレ
ーキスイッチが、ケーシングに取付けられるので、パー
キングブレーキ状態を容易に検出することができる。
【0041】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
1ないし4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、ケ
ーシングは、ブレーキ操作子を回動可能に支承してステ
アリングハンドルに取付けられたホルダに一体に設けら
れた函状のケース部と、該ケース部の開口端を覆ってケ
ース部に結合されるカバーとから成るので、ケーシング
を最小限の部品点数で構成することができる。
【0042】さらに請求項6記載の発明によれば、上記
請求項1ないし5のいずれかに記載の発明の構成に加え
て、前記ブレーキ操作子の操作に応じたイコライザの作
動に応じてスイッチング態様を変化させるブレーキスイ
ッチが、前記ケーシングに取付けられるので、連動ブレ
ーキ状態を容易に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用ブレーキ装置の全体構成図である。
【図2】自動二輪車のバー型ステアリングハンドルにお
ける左端部の平面図である。
【図3】図2の3矢視切欠き正面図である。
【図4】図2の4−4線断面図である。
【図5】図3の5−5線拡大断面図である。
【図6】非ブレーキ操作状態での作動状態を説明するた
めに図3の要部をカバー省略状態で示す断面図である。
【図7】パーキングブレーキ操作状態での作動状態を説
明するための図6に対応した断面図である。
【符号の説明】
12・・・ブレーキ操作子としての後輪ブレーキ操作レ
バー 13・・・イコライザ 14,15・・・ブレーキケーブル 35・・・ステアリングハンドル 37・・・ホルダ 37b・・・ケースブレーキ 41・・・カバー 42・・・ケーシング 44・・・パーキングブレーキ手段 45・・・パーキングブレーキレバー 46・・・操作部材としての押ボタン 52・・・パーキングブレーキスイッチ 54・・・ブレーキスイッチ BF ,BR ・・・車輪ブレーキ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ操作子(12)と、複数の車輪
    ブレーキ(BF ,B R )にブレーキ操作力をそれぞれ個
    別に伝達する複数のブレーキケーブル(14,15)
    と、前記ブレーキ操作子(12)のブレーキ操作に応じ
    て前記各ブレーキケーブル(14,15)をそれぞれ牽
    引作動せしめることを可能としてブレーキ操作子(1
    2)および各ブレーキケーブル(14,15)を連結す
    るとともに固定のケーシング(42)内に作動可能に収
    納されるイコライザ(13)とを備える車両用ブレーキ
    装置において、ブレーキ操作子(12)の非操作状態で
    複数のブレーキケーブル(14,15)のうち特定のブ
    レーキケーブル(15)を牽引作動せしめた状態に保持
    するが他のブレーキケーブル(14)を非牽引作動状態
    とするパーキングブレーキ手段(44)が、前記ケーシ
    ング(42)に配設されることを特徴とする車両用ブレ
    ーキ装置。
  2. 【請求項2】 パーキングブレーキ手段(44)は、前
    記ブレーキ操作子(12)のブレーキ操作に応じたイコ
    ライザ(13)の作動位置で該イコライザ(13)に係
    合する係合位置と、該イコライザ(13)への係合を解
    除する非係合位置との間での作動を可能として前記ケー
    シング(42)内に収納されるパーキングレバー(4
    5)を含み、前記イコライザ(13)は、該イコライザ
    (13)にパーキングレバー(45)が係合した状態で
    のブレーキ操作子(12)の操作力解除に応じて前記複
    数のブレーキケーブル(14,15)のうち特定のブレ
    ーキケーブル(15)を牽引作動状態とするが他のブレ
    ーキケーブル(14)を非牽引状態とするパーキングブ
    レーキ位置に作動することを可能として、前記ケーシン
    グ(42)内に収納されることを特徴とする請求項1記
    載の車両用ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記係合位置から非係合位置に向けてば
    ね付勢されたパーキングレバー(45)に、該パーキン
    グレバー(45)をケーシング(42)の外部から操作
    することを可能としてケーシング(42)に支承された
    操作部材(46)が連動、連結されることを特徴とする
    請求項2記載の車両用ブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 前記パーキングレバー(45)が係合位
    置に作動したことを検出するパーキングブレーキスイッ
    チ(52)が、ケーシング(42)に取付けられること
    を特徴とする請求項2または3記載の車両用ブレーキ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ケーシング(42)は、ブレーキ操
    作子(12)を回動可能に支承してステアリングハンド
    ル(35)に取付けられたホルダ(37)に一体に設け
    られた函状のケース部(37b)と、該ケース部(37
    b)の開口端を覆ってケース部(37b)に結合される
    カバー(41)とから成ることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載の車両用ブレーキ装置。
  6. 【請求項6】 前記ブレーキ操作子(12)の操作に応
    じたイコライザ(13)の作動に応じてスイッチング態
    様を変化させるブレーキスイッチ(54)が、前記ケー
    シング(42)に取付けられることを特徴とする請求項
    1ないし5のいずれかに記載の車両用ブレーキ装置。
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