JP3766712B2 - 集草機におけるレーキロータの支持フレーム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、圃場に栽培されて植生している牧草が刈取機により刈倒されているところに、トラクタの機体に連結牽引させてその圃場を走行させることで、その圃場に刈倒されている牧草類を列状に集草するように用いる集草機において、それのセンタフレームの前後の中間部から左右に突出するように設けるレーキロータの支持フレームについての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述の形態の集草機Wは、通常、図1に示しているように、トラクタTの機体の後面に装備される左右のリヤリンクよりなる二点リンクヒッチ等の連結ヒッチHを介して連結装着するマストフレーム1と、これに旋回支点Aを介して左右に旋回自在に連結するセンタフレーム2と、左右両側に車輪30・31を軸支して、前記センタフレーム2の後端側に、後部旋回支点Bを介して左右に旋回自在に連結するか、または、一体の剛体フレームとなるように連結する車軸フレーム3と、センタフレーム2の前後の中間部位に、左右方向に伸縮自在に形成して、それぞれ左右に突出するように設ける左右の支持フレーム4・4と、それらの各突出端部にそれぞれ支架する左右のレーキロータ5・5を、トラクタTのPTO軸から取出した回転動力を入力軸sに受入れて、左右のレーキロータ5・5に分配して伝導するギヤボックスGBと、それの一対の出力軸と前記レーキロータ5・5の入力軸たる駆動軸との間に渡架する伸縮自在の伝導軸u・uとからなり、これらにより、トラクタTに連結牽引させて圃場を走行することで、左右に一対のレーキロータ5・5の作動によりウインドローVを成形していくようにしてある。
【0003】
そして、このように用いる集草機Wは、ウインドローVに集草する圃場の牧草の草量が、収穫時期の差異または生育の良し悪し等により変化したときに、図2にあるように外径の小さいレーキロータ5・5を選択して組付けることで、多い草量の牧草に対応させ、また、図3にあるように外径の大きいレーキロータ5・5を選択して組付けることで、草量の少ない場合に対応させるようにして、常にウインドローVの量をほぼ一定にし、後作業が支障なく能率的に行なえるようにする。
【0004】
このとき、一対のレーキロータ5・5でウインドローVを形成していく作動が適確に行なわれるよう、一対のレーキロータ5・5の対向する間隔を、支持フレーム4・4を伸縮する作動によって調整するが、この伸縮作動を、支持フレーム4・4の基端側と伸縮する先端側との間に渡架する油圧シリンダによって行なわすようにする場合がある。
【0005】
また、集草機Wは、集草作業中に、圃場に成形してあるウインドローVを越えて移動するとき、また、道路に走行するとき、または、集草作業を終えて収納舎に格納するときに、図4および図5に示しているように、左右の支持フレーム4・4を上方に回動させることで、左右のレーキロータ5・5を、背中合わせに閉じ合わせるよう折畳んだ状態とするが、その作動を、センタフレーム2と支持フレーム4・4の基端側との間に渡架する油圧シリンダにより行なわす場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の形態の集草機Wには、それの左右に一対のレーキロータ5・5のそれぞれの支持フレーム4・4を、それぞれ油圧シリンダ装置により昇降回動させ、かつ、伸縮させるようにすると、片側の支持フレーム4について2本の油圧シリンダ装置を要することで、左右で都合4本の油圧シリンダ装置がいることになってコストが嵩むようになる問題がでてくる。
【0007】
また、左右の支持フレーム4・4を、それぞれ、油圧シリンダ装置により伸縮させるようにすると、それらの伸び出し長さを左右において均等に揃えるように操作するのがむづかしくなり、さらに、別の油圧シリンダ装置で昇降回動も行なわすようにすると、これらの操作が一層厄介なものとなる問題がでてくる。
【0008】
また、支持フレーム4・4の上昇回動は、それを起立させて、左右のレーキロータ5・5を折畳み、移動走行を容易にするために行なうが、このとき、支持フレーム4・4の収縮作動が連動して行なわれれば、重心を下げて安定性を増大させるようになることから、このように、昇降用の油圧シリンダ装置の作動と伸縮用の油圧シリンダ装置の作動とが連動するよう制御されることの要望がある。しかし、このような制御がむづかしい問題がある。
【0009】
本発明は、従来手段に生じているこれらの問題を解決するためになされたものであって、左右の支持フレーム4・4を、それぞれ一本の油圧シリンダ装置で伸縮と昇降の二つの作動が行なえ、かつ、上昇作動で収縮が行なわれ、しかも、支持フレーム4・4の伸縮が左右において略同一になるようにし得る新たな手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そして、本発明においては、上述の目的を達成するための手段として、前端側に設けたマストフレーム1によりトラクタTの機体の後部に連結するセンタフレーム2の前後の中間部位に、伸縮自在の支持フレーム4・4を左右に突設して、それらの先端側にレーキロータ5をそれぞれ支架し、センタフレーム2の後部に、左右に車輪30・31を装備せる車軸フレーム3を設けた集草機において、左右の支持フレーム4・4の各基端側4aを、センタフレーム2に前後方向の支軸aにより上下に回動自在に連結し、その基端側4aとセンタフレーム2との間に、その基端側4aを昇降回動さすよう伸縮する油圧シリンダ装置6をそれぞれ渡架し、支持フレーム4・4の各基端側4aには、別に支点軸d中心に左右に回動する回動アーム7をそれぞれ設けて、その回動アーム7を、それの回動により基端側4aに伸縮自在に嵌合する先端側4bが伸縮作動するように連繋リンク70を介してその先端側4bに連繋し、その回動アーム7と前述の油圧シリンダ装置6のシリンダ部60とを、該油圧シリンダ装置6が基端側4aを昇降させる作動により回動アーム7が先端側4bを出入させる回動を行なうよう連繋リンク機構8を介して連繋せしめたことを特徴とする集草機におけるレーキロータの支持フレームを提起するものである。
【0011】
【作用】
このように構成せる本発明手段は、左右の支持フレーム4・4が、それぞれ一本の油圧シリンダ装置6で伸縮と昇降の二つの作動を行なうようになって、左右で2本の油圧シリンダ装置6・6があればよいことになりコストを低減し得る。
【0012】
また、支持フレーム4の昇降作動に連動してその支持フレーム4の伸縮作動が行なわれることで、操作が容易になり、また、下降作動のエンドで伸長作動がエンドになることから、左右の支持フレーム4・4の伸縮を、各別の油圧シリンダ装置6・6により行ないながらそれらの伸長量を略同一に揃えられるようになる。
【0013】
【実施例】
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面符号は従前手段のものと同効の構成部材については同一の符号を用いるものとする。
【0014】
図6は、本発明を実施せる集草機Wのセンタフレーム2の左右の両側に一対に装設する支持フレーム4・4のうちの、左右の一側に設ける支持フレーム4の各構成部材の分解した状態における後面図、図7はこれら各構成部材を組付けた状態の後面図で、同図において、2はセンタフレーム、20・20はそのセンタフレーム2の前後の中間部位に左右に張出すように設けた支持フレーム組付用のブラケット、4aは前記ブラケット20に前後方向の支軸aにより上下に回動自在に支架する支持フレーム4の基端側、4bはその基端側4aに対し摺動自在に嵌合して伸縮自在の支持フレーム4を形成する先端側、6は支持フレーム4を昇降回動さすよう前記ブラケット20に設ける連結軸bと基端側4aの胴部に設ける連結軸cとの間に渡架する油圧シリンダ装置、7は支持フレーム4の先端側4bを基端側に対し出入作動させるために基端側4aの先端部位に支点軸dにより左右に回動するよう軸支する回動アーム、80は油圧シリンダ装置6のシリンダ部60と回動アーム7とを連繋する連繋機構8に組込む選択リンク、81はその選択リンク80と前記回動アーム7とを連繋する連繋リンク、70は前記回動アーム7の先端側と支持フレーム4の先端側4bの先端部とを連繋する連繋リンクを示す。
【0015】
集草機Wは、図1にあるように、トラクタTの機体の後面に装備される左右のリヤリンクよりなる二点リンクヒッチ等の連結ヒッチHを介して連結装着するマストフレーム1と、これに旋回支点Aを介して左右に旋回自在に連結するセンタフレーム2と、左右両側に車輪30・31を軸支して、前記センタフレーム2の後端側に、後部旋回支点Bを介して左右に旋回自在に連結するか、または、一体の剛体フレームとなるように連結する車軸フレーム3と、センタフレーム2の前後の中間部位に、左右方向に伸縮自在に形成して、それぞれ左右に突出するように設ける左右の支持フレーム4・4と、それらの各突出端部にそれぞれ支架する左右のレーキロータ5・5を、トラクタTのPTO軸から取出した回転動力を入力軸sに受入れて、左右のレーキロータ5・5に分配して伝導するギヤボックスGBと、それの一対の出力軸と前記レーキロータ5・5の入力軸たる駆動軸との間に渡架する伸縮自在の伝導軸u・uとからなり、これらにより、トラクタTに連結牽引させて圃場を走行することで、左右に一対のレーキロータ5・5の作動によりウインドローVを成形していくように用いる通常の形態のものであり、これらの基本的な構成は、上述の従前手段のものと変わりがない。
【0016】
センタフレーム2は、図1に示す従前の集草機Wのそれと同様に前後に長い桁杆状に形成されて、それの前端側には、トラクタTの連結ヒッチHに連結する連結部を具備するマストフレーム2が装着され、後端側には左右の両側に車輪30・31を軸支せる車軸フレーム3が装架され、前後の中間部位には、左右のレーキロータ5・5を支持する左右の支持フレーム4・4が装着される通常のものであるが、その左右の支持フレーム4・4の装設は、該センタフレーム2の前後の中間部位に、図6にあるよう、センタフレーム2の左右の両側面から袴状に左右に突出するブラケット20・20を設けて、それらの左右への各張出部の肩部に、前後方向に沿う方向の支軸aをそれぞれ設け、それら支軸aに左右の支持フレーム4の基端側4aの基端部に寄せた部位に設けたブラケット40をそれぞれ軸着連結することで、左右の支持フレーム4がそれぞれ支軸a中心に上下に回動するように支架してある。
【0017】
前記ブラケット20は、前記支軸aを設ける肩部から下方に垂下する垂下部の下端部に、前記支持フレーム4昇降回動用の油圧シリンダ装置6の基端部を連結する連結軸bが前述の支軸aと平行するように設けられる。
【0018】
前記支持フレーム4は、鞘状に形成した基端側4aとそれの内腔に抜き差し自在に嵌合する先端側4bとからなり、それの基端側4aには、前述の支軸aとの連結用のブラケット40の他に、下面側の左右の中間部位に油圧シリンダ装置6の連結用のブラケット41が設けられ、さらに先端側に寄る部位に、回動アーム7連結用のブラケット42が設けられる。
【0019】
前記油圧シリンダ装置6は、シリンダ部60とそれに出入自在に嵌合するピストンロッド部61とからなる通常のもので、それのシリンダ部60の基端が、前述の袴状のブラケット20の垂下部の下端に設けた連結軸bに連結し、ピストンロッド部61の先端が、前述の支持フレーム4の基端側4aの下面側の中間部位に設けたブラケット41に連結軸cを介し連結していて、これにより、ピストンロッド部61の出入作動で前記支持フレーム4の支軸a中心とする昇降回動の作動が行なわれるようにしてある。
【0020】
支持フレーム4の基端側4aの先端に寄る部位に設けたブラケット42に連結する回動アーム7は、基端側4aに嵌合する先端側4bを出入させるための作動アームであって、下端側が、前述のブラケット42に設けた支点軸dに軸着連結していて、その支点軸d中心に左右に回動自在としてある。
【0021】
そして、この回動アーム7の回動端部と支持フレーム4の先端側4bの先端部とが、連繋リンク70を介し連繋していて、図7において該回動アーム7が支点軸d中心に反時計方向に回動することで、支持フレーム4の先端側4bが基端側4aから伸び出し、逆に時計方向に回動することで先端側4bを引き込ませるように作動する。
【0022】
また、この回動アーム7は、それの中間部が、連繋リンク機構8を介して、前述の油圧シリンダ装置6のシリンダ部60の胴部と連繋していて、油圧シリンダ装置6が支持フレーム4を支軸a中心に起伏回動させる作動に連動して、この回動アーム7が回動作動を行なうようにしている。
【0023】
この連繋リンク機構8は、油圧シリンダ装置6が伸長して支持フレーム4を上昇回動させる動作によって、回動アーム7が支持フレーム4の先端側4bを引き込ます方向に回動し、下降作動により先端側4bを伸び出させるようになれば良く、適宜に構成して良い。
【0024】
図7および図8に示している連繋リンク機構8は、油圧シリンダ装置6の伸縮作動により支持フレーム4を昇降させる作動に連動して行なわれる回動アーム7の回動による支持フレーム4の先端側4bの出入作動の作動巾が所望に調節できるようにした例の連繋リンク機構である。
【0025】
この連繋リンク機構8は、一端側が、支持フレーム4の基端側4aの上面の左右の中間部位に設けた連結軸eに連結し、他端側が油圧シリンダ装置6のシリンダ部60の胴部に設けた連結軸fにバカ穴を介して連結する選択リンク80と、この選択リンク80に、回動アーム7の回動支点となる支点軸dからの距離をそれぞれ異にする位置に多連に並列させて設けた連結穴801…と、一端側が回動アーム7の中間部に連繋し、他端側の連繋部810を、前記連結穴801…のうちから選択する連結穴801に連結させる連繋リンク81とからなる。
【0026】
そして、連結穴801…のうちから、連結軸eに近い連結穴801を選択するに従い、連繋リンク81の動き量が小さくなることで、先端側4bの出入する作動巾が小さくなり、連結軸eとラップする連結穴801を選択するか、または連結軸eに連繋部810をダイレクトに連結することで、作動巾が零となるようにしている。
【0027】
従って、連繋部810を連結軸eとラップする状態として連繋リンク81を連繋したときは、図10・図11・図12・図13に示している如く、支持フレーム4の先端側4bの伸び出しを零とした状態で、支持フレーム4の昇降回動が行なわれるようになる。
【0028】
また、連結穴801…のうちから、連結軸eに対して最も遠い連結穴801を選択して連繋リンク81を連繋したときは、図14・図15・図16・図17に示している如く、支持フレーム4を作業状態位置に下降させたときに、先端側4bの伸び出しが最大となり、この状態から支持フレーム4を上昇回動させていくに従い、先端側4bが引き込まれ、支持フレーム4が垂直に起立してきたときには、先端側4bが基端側4a内に殆んど引き込まれた状態に収縮してくるようにしてある。
【0029】
次に、図18乃至図20は、上述の連結穴801…に対する連繋リンク81の嵌め換え操作が楽に行なえる手段を示している。
【0030】
即ち、支持フレーム4を垂直状態に起立回動させたときに、先端側4bの頭部と基端側4aの開放端部とが衝合して、収縮がエンドに達する状態とし、この状態において、回動アーム7の中間部に連結軸gにより連結している連繋リンク81を連結軸g中心に回動させたときの連繋部810の回動軌跡Yに沿うように、選択リンク80に多連に並列させる連結穴801…を配設してあり、これにより、上述の状態として、連繋リンク81の連結穴810…に対する連繋を解放し、その連繋リンク81を連結軸g中心に回動させることで、連繋部810を所望の連結穴801…に対応させるのが、簡単に行なえるようにしてある。
【0031】
次に、図21および図22は、起立回動させた支持フレーム4をその状態位置にロックするロック手段を示している。
【0032】
該ロック手段は、支持フレーム4の基端側4aの上面で基端に寄る部位に装設しておく凸状のロック部材Lと、これと噛合う嵌合凹部90を下縁側に設けて、基端部をセンタフレーム2に支軸9aにより上下に回動自在に軸支しておくロックプレート9とからなり、支持フレーム4の基端側4aが起立回動してきたときに、それの上面側に設けておいた凸状のロック部材Lが、嵌合凹部90に噛合うことで、以後、支持フレーム4の倒伏側への回動をロックするようにするが、そのロックプレート9の先端側には、回動してくる基端側4aに設けられている凸状のロック部材Lを浅く嵌合させる嵌合溝91が形設してあり、かつ、この嵌合溝91と前記嵌合凹部90との間の下縁は、前述のロック部材Lの摺動を案内する案内面92に形設してある。
【0033】
このため、支持フレーム4を起立回動させると、凸状のロック部材Lがロックプレート9の先端側の嵌合溝91に嵌り込むことで、起立回動が阻止されるようになるから、油圧シリンダ装置6の油圧を、この状態に保持しておくことで、圃場内でのウインドローV越えの走行が行なえ、その走行を終えた後、再び油圧シリンダ装置6を縮めていけば、ロックを解除することなく、支持フレーム4の下降が行なえるようになる。
【0034】
そして、前述の起立回動の第1段の阻止が行なわれる前に、ロープRを引いてロックプレート9を上方に引き上げておいて、支持フレーム4を最大に起立させた後に、ロックプレート9を下ろすと、凸状のロック部材Lが、嵌合凹部90に嵌り込んで噛合い、以後は、ロックプレート9を、それに連繋するロープRを引いて上向きに回動させない限り、ロックが外れないようになるから、左右のレーキロータ5・5を折畳んで路上走行する際に、ロックが確実に行なわれるようになる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明手段によれば、左右の支持フレーム4・4が、それぞれ一本の油圧シリンダ装置6で伸縮と昇降の二つの作動を行なうようになって、左右で2本の油圧シリンダ装置6・6があればよいことになりコストを低減し得る。
【0036】
また、支持フレーム4の昇降作動に連動してその支持フレーム4の伸縮作動が行なわれることで、操作が容易になり、また、下降作動のエンドで伸長作動がエンドになることから、左右の支持フレーム4・4の伸縮を、各別の油圧シリンダ装置6・6により行ないながらそれらの伸長量を略同一に揃えられるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前の集草機の概要平面図である。
【図2】同上の集草機の小径のレーキロータを組付けた状態の説明図である。
【図3】同上の集草機の大径のレーキロータを組付けた状態の説明図である。
【図4】同上の集草機の小径のレーキロータを折畳んだ状態の説明図である。
【図5】同上の集草機の大径のレーキロータを折畳んだ状態の説明図である。
【図6】本発明を実施せる集草機の支持フレームの各構成部材の分解した状態の後面図である。
【図7】同上の集草機の支持フレームの各構成部材を組付けた状態の後面図である。
【図8】同上の支持フレームの伸縮作動の作用の説明図である。
【図9】同上の支持フレームの伸縮作動の作用の説明図である。
【図10】同上の支持フレームの伸縮巾を最小にしたときの作業状態時の後面図である。
【図11】同上の支持フレームの同上条件におけるリフト時の説明図である。
【図12】同上の支持フレームの同上条件において、さらにリフトした状態の説明図である。
【図13】同上の支持フレームの同上条件において最大にリフトした状態の説明図である。
【図14】同上の支持フレームの伸縮巾を最大にしたときの作業状態時の後面図である。
【図15】同上の支持フレームの同上条件において、リフトしたときの説明図である。
【図16】同上の支持フレームの同上条件においてさらにリフトした状態の説明図である。
【図17】同上の支持フレームの同上条件において最大にリフトした状態の説明図である。
【図18】同上の支持フレームの別の実施例の要部の後面図である。
【図19】同上の実施例の作用の説明図である。
【図20】同上の実施例の作用の説明図である。
【図21】同上のさらに別の実施例の要部の後面図である。
【図22】同上の実施例の作用の説明図である。
【符号の説明】
A…旋回支点、B…後部旋回支点、GB…ギヤボックス、H…連結ヒッチ、L…ロック部材、R…ロープ、T…トラクタ、V…ウインドロー、W…集草機、Y…回動軌跡、a…支軸、b…連結軸、c…連結軸、d…支点軸、e・f・g…連結軸、s…入力軸、1…マストフレーム、2…センタフレーム、20…ブラケット、3…車軸フレーム、30・31…車輪、4…支持フレーム、4a…基端側、4b…先端側、40・41・42…ブラケット、5…レーキロータ、50…カムケース、51…コントロールアーム、52…タイン、53…タイン支持具、54…組付部材、6…油圧シリンダ装置、60…シリンダ部、61…ピストンロッド部、7…回動アーム、70…連繋リンク、8…連繋リンク機構、80…選択リンク、801…連結穴、81…連繋リンク、810…連繋部、9…ロックプレート、9a…支軸、90…嵌合凹部、91…嵌合溝、92…案内面。
Claims (5)
- 前端側に設けたマストフレーム1によりトラクタTの機体の後部に連結するセンタフレーム2の前後の中間部位に、伸縮自在の支持フレーム4・4を左右に突設して、それらの先端側にレーキロータ5をそれぞれ支架し、センタフレーム2の後部に、左右に車輪30・31を装備せる車軸フレーム3を設けた集草機において、左右の支持フレーム4・4の各基端側4aを、センタフレーム2に前後方向の支軸aにより上下に回動自在に連結し、その基端側4aとセンタフレーム2との間に、その基端側4aを昇降回動さすよう伸縮する油圧シリンダ装置6をそれぞれ渡架し、支持フレーム4・4の各基端側4aには、別に支点軸d中心に左右に回動する回動アーム7をそれぞれ設けて、その回動アーム7を、それの回動により基端側4aに伸縮自在に嵌合する先端側4bが伸縮作動するように連繋リンク70を介してその先端側4bに連繋し、その回動アーム7と前述の油圧シリンダ装置6のシリンダ部60とを、該油圧シリンダ装置6が基端側4aを昇降させる作動により回動アーム7が先端側4bを出入させる回動を行なうよう連繋リンク機構8を介して連繋せしめたことを特徴とする集草機におけるレーキロータの支持フレーム。
- 左右の支持フレーム4・4の各基端側4aに設ける回動アーム7と、その基端側4aを昇降作動さす油圧シリンダ装置6のシリンダ部60との間を連繋するリンク機構8に、一端側が基端側4aに連結軸eを介し連結し他端側が油圧シリンダ装置6のシリンダ部60に連結軸fを介して連結する選択リンク80を組込み、これに、回動アーム7の支点軸dに対してそれぞれ距離を異にする連結穴801…を多連に並設し、前記回動アーム7に対し一端側が連繋する連繋リンク81の他端側に設けた連繋部810を、これら連結穴801…から選択する所望の連結穴801に連結することを特徴とする請求項1記載の集草機におけるレーキロータの支持フレーム。
- 選択リンク80と回動アーム7とを連繋する連繋リンク81を長さ調節自在としたことを特徴とする請求項2記載の集草機におけるレーキロータの支持フレーム。
- 選択リンク80に多連に並設する連結穴801…を、油圧シリンダ装置6の、支持フレーム4の基端側4aを起立させる作動が上限に達し、かつ先端側4bを最短に引き込ませた状態時の回動アーム7に対して一端側が連繋する連繋リンク81の他端側の連繋部810の回動軌跡に沿う円弧状に配設したことを特徴とする請求項2記載の集草機におけるレーキロータの支持フレーム。
- センタフレーム2に、レーキロータ5の支持フレーム4を油圧シリンダ装置6により起立回動させたときのその作動のエンドにおいて、その支持フレーム4の基端側4aの上面側に装設しておく凸状のロック部材Lと噛合って嵌合する嵌合凹部90を下面側に設けたロックプレート9を、上下に回動自在に装設して、これに、上方に回動さすワイヤーまたはロープRを連繋し、このロックプレート9の先端側に前記凸状のロック部材Lが浅く嵌合する嵌合溝91を形設し、その嵌合溝91と前記嵌合凹部90との間に案内面92に形成したことを特徴とする請求項1記載の集草機におけるレーキロータの支持フレーム。
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