JP3765423B2 - 中通し竿 - Google Patents

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本発明は中通し竿に関する。
中通し竿においては、竿体の内部に形成された経路に糸を通して、しかけの繰り出し及び巻上げを行うので、経路壁面と糸との接触により糸の動きに抵抗が働く。特に、その経路内に水等が溜まっている場合糸が水等に接触し、その摺動抵抗は大きくなり、しかけの繰り出し時及び巻き上げ時の操作性を低下させていた。このような糸の摺動抵抗を小さくするために、竿体内部の経路に螺旋状の糸支持体を装着し、その螺旋状糸支持体の内面における上向き部分を、糸支持部としたものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開平1−304836号公報
しかしながら、上記従来構成のように螺旋体を糸支持体とするものにおいては、糸支持体を竿の内部経路に装入する必要があるからコイル径が決まり、このコイル径の制約を受けて素線径を大きくするにも限度があり、結局は素線径を大きく採ることはできず、螺旋体の内面と竿体の内面との間隔を大きくは採れなかった。したがって、螺旋の内面に支持された状態であっても、隣接する糸支持部の間に位置する糸は、緊張力が作用しない状態ではたるみを生じたり、或いは、糸の巻上げ時等においても竿の曲がりによって内面に近接するので、竿の内面に付着した水等に接触することもあり、糸の繰り出し等を迅速に行えないことがあった。
本発明の目的は、糸と竿内面に付着した水等との接触を極力回避して、糸の繰り出し等を迅速に行い得る中通し竿を提供する点にある。
本発明1の中通し竿の特徴構成は、竿体(1)の内面より離間させた状態でその糸支持体(6)を設け、
前記糸支持体(6)は、連結ロッド(6E)で連結され、軸心方向に沿って間隔を置いて釣り糸を支持する複数のリング状糸支持部(6D)を備え、
かつ、前記糸支持体(6)は、竿体(1)内面より離間させた状態で、保持体(9)によって、前記竿体(1)の前記内面に固定されている点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、糸支持体を竿体内面より離間させた状態で竿体の内面より保持することによって、糸を支持する糸支持部自体を竿体内面より離間させることができ、それによって、更に、糸支持部で支持する糸を竿体内面より離間させることができる。これによって、糸と竿体の内面に付着した水等とが接触する機会を極力少なくできる。さらに、糸支持ピッチを保持ピッチより小さくしてあるので、隣接する糸支持部の間に位置する糸であっても、たるみ量を抑えて、竿体内面から離間させた状態に維持できる。
また、糸支持部がリング状で独立したものでありながら、連結ロッド部で連結されているので、複数の糸支持部を竿体内に装入する際に一体で取り扱うことができ、作業性が良好であるとともに、糸支持部の設置位置の位置決め及び糸支持ピッチの設定を任意に設定することができる。
本発明2の目的は、本発明1の目的と同一であり、この為に採られた構成は、前記糸支持部(6D)の糸支持ピッチ(P2)を前記保持体(9)の保持ピッチ(P1)より小さくしてある点にあり、その作用効果は次の通りである。本発明1の作用に加えて、隣接する糸支持部間に位置する糸にたいしても、糸支持部と保持体の設置ピッチに工夫を凝らすことによって、水等との接触する機会を回避できて、糸の繰り出し時等の摺動抵抗を低減できるに至った。
本発明3の目的は、本発明2の発明の目的と同一であり、この為に採られた構成は、前記隣接する保持体(9)の間隔を、前記隣接する保持体(9)間に位置する隣接糸支持部同士の間隔より大に設定してある点にあり、その作用効果は次の通りである。本発明1の作用に加えて、複数個の保持体が糸支持部の一部に作用して糸支持体を保持するので、糸支持体は竿体の内面より離間した状態となり、糸支持部で支持される糸も離間した状態となる。そして、隣接する保持体の間隔を隣接する糸支持部の間隔より大きくしてあるので、隣接する糸支持部の間隔よりたるむ糸のたるみ具合を少なくでき、それだけ糸と竿内面の水等との接触を回避でき、糸の繰り出し等を円滑に行える。
本発明4の目的は、内部の径として大径化できない穂先においても保持機能を発揮させる保持体の配置構造を提供する点にあり、この為に採られた構成は、本発明1,2の構成において、前記保持体が、前記竿体の大径側部分に位置している点にあり、その作用効果は次の通りである。つまり、装入し易い大径側部分に保持体を装入することによって、糸支持体を竿体の内面より離間させた状態を維持して、糸の摺動抵抗を低減できるとともに、保持体の装入も容易に行えるので、組付けも楽に行える。
本発明5は、本発明1,2,3の構成において、前記保持体が、前記竿体の大径側部分と小径側部分との少なくとも二箇所に位置している点にあり、その目的、作用、効果は本発明4と基本的には同様であるが、さらに、二箇所以上で支持する構造を採るので、糸支持体を適性なスパンで支持でき、穂先竿であっても、後端側だけでなく先端側においても糸支持体の装入が可能な比較的大径竿の穂先構造に採用できる。
本発明6の目的は、糸支持体として保持体で支持し易いものを提供する点にある。この為に採られた構成は、本発明1,4の構成において、前記糸支持体が螺旋体である点にあり、その作用効果は次の通りである。つまり、螺旋体であるので、糸支持部が連続した一連の螺旋体内に形成されているので、複数の糸支持部を一体として扱うことができ、保持体で支持するについても容易である。また、糸支持体を竿体内に装入するにも複数の糸支持部が一連のものとして一体であるので、容易に行える効果もある。
本発明7の目的は、より穂先竿に装入するに有利な糸支持体を構成する点にある。この為に採られた構成は、本発明1,2,3,4の構成において、前記糸支持体が螺旋体とその螺旋体に外嵌した薄肉筒体とで構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。つまり、螺旋体を薄肉筒体で強化する構成となるので、螺旋体として小径で強度の余り高くないものに形成しても、小径である穂先の内部にも装入可能な構成とすることができるとともに、螺旋体だけでは小径であるので強度面では弱いがそれを筒体で強化しながら、この筒体自体については薄肉構造として、柔軟性の低下及び重量の増加等を防止している。
本発明の目的は、竿内に持ち込まれた水の移動を可能にして竿外に排出し易い構造を提供する点にある。この為に採られた構成は、本発明1,2,3,4,5の構成において、前記保持体に水を通過させる前後貫通孔を形成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。つまり、竿内に持ち込まれた水は前後貫通孔を介して竿の先端側等の排出可能な位置まで移動することができ、竿内で溜まることを抑制できる。
上記のような作用によって、隣接する糸支持部間に位置する糸にたいしても、糸支持ピッチを保持ピッチより小さくした構成によって、水等との接触する機会を少なくできて、糸の繰り出し時等の摺動抵抗を低減できるに至った。
〔第1実施の形態〕
竿体として、ルアーロッド1を使用した実施の形態について説明する。図1に示すように、ルアーロッド1を、穂先側に位置する第1竿部2と、第1竿部2より元竿側に位置する第2竿部3とを並継ぎ式に連結して構成し、第2竿部3においては、前端部に糸導入部3Dとして形成された幅広部分にリール4からの糸を挿入する糸導入孔3Aとその後方にリールシート3B及び握り部3Cを有し、第2竿部3においては、前記糸導入孔3Aより先端開口2Aへ通ずる糸挿通用の内部経路bとを備え、この内部経路bに、第1竿部2の後端開口2Bより糸挿通経路aを形成する内装体5を装入するようにしてある。
次に、幅広に形成された糸導入部3Dについて説明する。この糸導入部3Dは、第1竿部2の後端に対して並継ぎ状に連結解除可能であり、第1竿部2の後端よりも幅広状態に形成されている。この糸導入部3Dの前後中間位置には、前後方向に長い長孔状の糸導入孔3Aを形成するとともに、糸導入部3Dの内部に内部空間を形成してあり、糸導入孔3Aより前方位置に、前記内部経路bに通じる経路を形成してある。この経路の後端は、糸導入孔3Aの前端より内部空間に入り込み糸導入孔3Aの外方より視認できる。この内部経路(空間)bの後端と糸導入孔3Aとの間に形成された内部空間を、糸導入孔3Aより導入された糸を内部経路(空間)bの後端(糸挿通用の内部空間)に導く連通空間cとする。
内外貫通孔3Eは、糸導入部3Dの下面に形成され、糸導入孔3Aと略180°対称位置にあり、その形状は、前後方向に沿った長孔状であり、前後長及び幅共に糸導入孔3Aより小さい。そして、この糸挿通経路aに入り込んだゴミ等は糸に付着して連通空間cまで運ばれ、その連通空間cで落下した際には、内外貫通孔3Eを通して排出できるように構成し、リール4に巻き取られる糸に付着するゴミ等を少なくする。内装体5について説明する。図1、図3、及び、図4に示すように、内装体5は、第1竿部2の後半部に設けられ、次のような構成を採る。つまり、糸支持体6を装備する筒状部5Aと、この筒状部5Aより片持ち状に後方に向けて延出された連結ロッド部5Bとからなるものを一ユニットとして、複数のユニットを図示するように接着連結し一本の竿体に相当する長さのものを形成する。筒状部5Aにおいては、中心位置に糸支持体6を挿入載置する貫通孔5aを形成するとともに、この貫通孔5aの軸芯位置より上方に偏位した位置より前記した連結ロッド部5Bが延出される。この連結ロッド部5Bが上方にあるので、竿内に持ち込まれた水がこの連結ロッド部5Bの影響を受けずに流れることができるようになっている。
この構成に加えて、筒状部5Aに前後貫通孔5bを形成することによって、竿内に持ち込まれた水を、水抜き用の内外貫通孔3Eまで導き、この内外貫通孔3Eを介して外部に排出できる。この連結ロッド部5Bは筒状壁の大部分を取り去ったもので、略三月状の断面を呈する。内装体5は、強化繊維を含まない熱可塑性の樹脂を使用するが、ゴム等も使用可能であり、竿体1に比べて可撓性のある材料で形成してある。上記した熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ABS等が使用でき、はっ水性が高いものであれば特によい。一方、この筒状部5Aに収納される糸支持体6は、図2に示すように、ブロック状体の前面に糸挿通用小径孔6aを形成し、この糸挿通用小径孔6aの開口より後方に向けて徐々に広がるテーパ状の糸誘導面6bを設けてリング状に形成してある。糸支持体6の材質としては、セラミック、サーメット(焼結材)等の硬質材が使用されるが、樹脂等の可撓性材料であってもよい。
この糸支持体6を、図3及び図5に示すように、筒状部5Aの貫通孔5a内に載置し、さらに前方に位置する連結ロッド部5Bの後端を貫通孔5a内に差し込んで糸支持体6に接当させ、糸支持体6の位置決めを行った状態で、連結ロッド部5Bと筒状部5Aとを接着固定して、内装体5に糸支持体6を組み込みながら内装体5自体を組み上げていく。このように複数のユニットが連結されて内装体5が形成されると、糸挿通用小径孔6a及び糸誘導面6b、さらには、連結ロッド部5Bの軸芯相当位置に糸挿通経路aが形成される。各ユニットの連結固定構造としては、嵌め込み、ボルト止め等各種固定構造が使用できる。
尚、図2に示すように、第1竿部2の前端にはトップガイド7を装着し、このトップガイド7には、先端に糸案内用のリング8を装着するとともに、このリング8の後方に水抜き孔7A,7Aを形成してある。
次に、第1竿部2における穂先構造について説明する。図2に示すように、前記した内装体5の前方側には、糸支持体6とこの糸支持体6を保持する保持体9とを内装してある。糸支持体6は、竿の軸芯に沿った長尺状の螺旋体6Aであり、この螺旋体6A下側内面を実質的に糸を支持する糸支持部6aとする。これによって、糸支持部6aを螺旋体6Aのピッチで配置することができる。一方、螺旋体6Aの軸芯に沿って複数の保持体9を設け、この複数の保持体9で糸支持体6を保持するようにしてある。保持体9は、円筒状であり、中心位置の貫通孔9Aで糸支持体6を保持する。これら保持体9は、所定のピッチP1で配置され、糸支持部6aの糸支持ピッチP2より大きなピッチに設定されている。これによって、糸支持ピッチP2を細かくできて糸が隣接する糸支持部6aの間からこぼれでて、竿の内面に接触したり水と接触することを回避できる。保持体9と糸支持体6の他の構成については、別実施の形態の項で述べる。
〔第2実施の形態〕
次に、第1竿部2における穂先の別構造について説明する。図4に示すように、前記した内装体5の前方側には、糸支持体6とこの糸支持体6を保持する保持体9とを内装してある。糸支持体6は、竿の軸芯に沿った長尺状の螺旋体6Aとこの螺旋体6Aに外嵌されてこの螺旋体6Aを締め付け状態で保持する薄肉筒体6Bとからなり、螺旋体6Aの素線径を小径にして比較的柔軟性が高い螺旋体6Aを採用し、一方、薄肉筒体6Bとしては熱収縮チューブを使用して、螺旋体6Aに密着して外嵌するようにする。これによって、穂先竿が小径であることに対応して柔軟性を高めるべく小径に形成した螺旋体6Aの保形性を高めている。このようにして形成された螺旋体6Aは、全長に亘って一定の外径を有する筒状に成っている。一方、薄肉筒体6Bの後端に開口具6Cを取り付けるとともに、この開口具6Cに外嵌して糸支持体6を保持する筒状の保持体9を第1竿部2内に設けてある。他方、糸支持体6の前端は、テーパ状に先窄まりになる第1竿部2の内面に直接接触して、その内面で支持されている。このような構成によって、糸支持体6の前記前端より後方部分においては、第1竿部2の内周面より離間された状態に維持されている。
〔別実施の形態〕
A.本発明の構成における保持体9を次のように構成してもよい。
(1) 図5に示すように、単なる円筒状のものであってもよい。
(2) 図6に示すように、円筒状のものを基本にして、その外周面より二つの係合部9a,9aを突設している。この係合部9a,9aは図示してないが、第1竿部2の内面に係合部9a,9aを係合する係合凹溝を第1竿部2の軸芯方向に沿って設けて、保持体9を第1竿部2の軸芯方向に移動させ、所定位置で係合部9a,9aの外端と係合凹溝の底面とが嵌合して保持体9を位置固定できるようにしてある。
(3) 図7に示すように、一方の係合部9aを凹入部9bに形成してもよい。そうすると、凹入部9bで水を移動させる経路を形成できる。
(4) 図8に示すように、ブロック状の本体軸芯位置に、糸支持体6を挿通するための挿通孔9dを形成するとともに、この挿通孔9dの一方の開口部に誘導傾斜面9eを設けてある。
B.本発明の構成における糸支持体6を次のように構成してもよい。
(1) 糸支持部6Dを次のようにしてもよい。
a.図9に示すように、リング状の糸支持部6Dを複数個並べ、それら糸支持部6Dを連結ロッド部6Eで連結し一体化したものであってもよい。図中6Aは、糸支持部6Dを連結ロッド部6Eで一体化したものを、熱収縮チューブ等の薄肉筒体6Bで包んで構成した糸支持体6を示す。
b.図10に示すように、上記したリング状の糸支持部6Dと連結ロッド部6Eとを、一本の棒状素材より形成するものでもよい。
c.図11に示すように、上記構成において、糸支持部6Dを複数巻きのリングで構成してもよい。
d.図12に示すように、糸支持部6Dのリング形状としては、必ずしも閉ループを形成する必要はなく、連結ロッド部6Eの連結位置で開く開ループ状にしてもよい。
(2) 連結ロッド部6Eとしては次のようにしてもよい。
a.図13に示すように、周方向における3箇所に配置してもよい。
b.図14に示すように、左右二箇所に配置してもよい。
(3) 糸支持体6の全体構成としては、次のようなものでもよい。
a.図16に示すように、ベローズ状に内部に凹凸面を持ち、凸面を糸支持部6Dとしたものでもよい。
b.図17に示すように、筒状の本体の周面に多数の小孔を穿設したものでもよい。筒状の本体として、パンチングメタルを利用したものでもよい。
c.図示してないが、樹脂の繊維等を網目状に編み上げたものを使用してもよい。
C その他の別実施構造について説明する。
(1) 図18に示すように、糸支持体6を保持する保持体9を、第1竿部2の大径側部分と小径側部分の二箇所を含む複数箇所に配置し、糸支持体6を保持する構成を採ってもよい。この場合に、糸支持体としては螺旋体6Aを熱収縮チューブ6Bで一体化したものを示しているが、前記した各糸支持体6が使用できる。例えば、図2に示すように、糸支持体6としては、前記した螺旋体単体のものでもよい。
(2) 図15に示すように、複数個の小径リング体と大径リング体とを同一軸芯上に隣接した状態でかつ交互に配置し、これらのリング体を連結ロッドで連結して一体化してもよい。このものにおいては、小径リング体は内部に糸を挿通させる糸支持部6Dを形成し、大径リング体は第1竿部2の内周面に接触する保持体9を形成する。
(3) 図19に示すように、螺旋状の糸支持体6を、竿内面より離間させて支持するに、竿の後端側においては保持体9で支持するとともに、竿の前端側においては、竿の内面の一部を内向きに膨出させて膨出部2aを形成し、この膨出部2aで受けるようにする。
(4) 上記した全ての実施の形態は、穂先竿以外の中間竿等にも使用できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
糸支持体、保持体、内装体を装着する前の状態を示す平面図 糸支持体と保持体との竿内への装入状態を示す縦断側面図 内装体の装着状態を示す縦断側面図 図2に示す糸支持体と保持体との別実施構造を示す縦断側面図 保持体の縦断正面図 図5に対応する別実施構造を示す縦断側面図 図5に対応する別実施構造を示す縦断側面図 図5に対応する別実施構造を示す縦断側面図 糸支持体の別実施構造を示す斜視図 糸支持体の別実施構造を示す斜視図 糸支持体の別実施構造を示す斜視図 糸支持体の別実施構造を示す斜視図 糸支持体の別実施構造を示す斜視図 糸支持体の別実施構造を示す斜視図 糸支持体と保持体とを連結ロッド部で一体化したものを示す斜視図 糸支持体の別実施構造を示す縦断側面図 糸支持体の別実施構造を示す縦断側面図 図2における糸支持体を、螺旋体と熱収縮チューブとを一体化したものに変更したものを示す縦断側面図 糸支持体を竿内面より離間するに、竿内面を膨出させて糸支持体を支持する形態を示す縦断側面図
符号の説明
1…竿体
6…糸支持体
6A…螺旋体
6B…薄肉筒体
6D…糸支持部
6E…連結部
9…保持体
P1…保持ピッチ
P2…糸支持ピッチ

Claims (8)

  1. 竿体(1)の内面より離間させた状態でその糸支持体(6)を設け、
    前記糸支持体(6)は、連結ロッド(6E)で連結され、軸心方向に沿って間隔を置いて釣り糸を支持する複数のリング状糸支持部(6D)を備え、
    かつ、前記糸支持体(6)は、竿体(1)内面より離間させた状態で、保持体(9)によって、前記竿体(1)の前記内面に固定されている
    中通し竿。
  2. 前記糸支持部(6D)の糸支持ピッチ(P2)を前記保持体(9)の保持ピッチ(P1)より小さくしてある請求項1記載の中通し竿。
  3. 前記隣接する保持体(9)の間隔を、前記隣接する保持体(9)間に位置する隣接糸支持部同士の間隔より大に設定してある請求項1記載の中通し竿。
  4. 前記保持体(9)が、前記竿体(1)の大径側部分に位置している請求項1又は請求項2記載の中通し竿。
  5. 前記保持体(9)が、前記竿体(1)の大径側部分と小径側部分との少なくとも二箇所に位置している請求項2記載の中通し竿。
  6. 前記糸支持体(6)が螺旋体である請求項1又は4に記載の中通し竿。
  7. 前記糸支持体(6)が螺旋体(6A)とその螺旋体(6A)に外嵌した薄肉筒体(6B)とで構成してある請求項1乃至請求項4に記載のうちの何れか一つに記載の中通し竿。
  8. 前記保持体(9)に水を通過させる前後貫通孔(9b)を形成してある請求項1乃至請求項5に記載のうちの何れか一つに記載の中通し竿。
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