JP2002354968A - 中通し釣竿 - Google Patents
中通し釣竿Info
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Abstract
着した中通し釣竿を提供することを目的とする。 【解決手段】中通し釣竿は、穂先竿1と、複数本の中間
竿と、釣糸導入部を設けた大径竿管とを有しており、穂
先竿1の竿管本体内側に釣糸案内部7を突出形成し、穂
先竿1の先端に、穂先竿を継合する中間竿の先端内径よ
り小さい外径で重量が0.3g以下に形成されたトップ
ガイド10のガイド本体12の取付部を嵌着し、取付部
の先に、内径dが1.5mm以上の耐摩耗性を有するガ
イドリング15を固定する拡径部12aを形成したこと
を特徴とする。
Description
有する中通し釣竿に関する。
して中通し釣竿が知られている。この中通し釣竿は、使
用に際して糸絡みが少ないという特徴があり、元竿側に
リールから繰り出された釣糸を竿管内に導入する釣糸導
入部が、また、穂先竿先端部に釣糸を導出するトップガ
イドが装着された構成となっている。
が知られており、例えば、特許第2919777号公報
には、穂先竿先端に装着される金属製の筒状体の先端内
側にガイドリングを固定したトップガイドが開示されて
いる。このガイドリングは、セラミックス等の耐摩耗性
材料で形成されており、これにより糸抵抗の軽減を図る
と共に、耐摩耗性の向上を図っている。また、このガイ
ドリングは、筒状体先端の径方向膨出部の内側に、穂先
竿の先端縁に当接した状態で嵌着されており、外部から
の衝撃等に対して保護されている。
に、上記したような構成のトップガイドを装着すると、
トップガイドの重さにより釣竿の調子が悪くなるという
問題がある(竿を振ったとき、撓り具合がベタ付いた調
子になる)。
ればよいが、トップガイド本体(上記構成では筒状体)
や、ガイドリングを小型軽量化しようとすると、両者の
固定範囲が少なくなるため、使用中の衝撃等でガイドリ
ングが取れ易いという不具合が生じてしまう。特に、上
記した公知例の構成では、ガイドリングが穂先竿先端縁
に接触していることから、穂先竿でガイドリングを突き
上げてガイドリングが取れ易くなってしまう。更に、小
型軽量化を図るべく、ガイドリングを小型化すると、そ
れに伴って内径が小さくなってしまい、釣糸の結び目等
の接触によってガイドリングが取れ易くなってしまう。
たものであり、竿全体の調子の向上が図れるトップガイ
ドを装着した中通し釣竿を提供することを目的としてお
り、更には、前記トップガイドに装着されるガイドリン
グの糸抵抗の軽減及び外れを防止すると共に、耐摩耗
性、耐久性の向上を図った中通し釣竿を提供することを
目的とする。
ために、本発明は、穂先竿と、複数本の中間竿と、釣糸
導入部を設けた大径竿管とを有する中通し釣竿であっ
て、前記穂先竿の竿管本体内側に釣糸案内部を突出形成
し、前記穂先竿の先端に、穂先竿を継合する中間竿の先
端内径より小さい外径で重量が0.3g以下に形成され
たトップガイドのガイド本体の取付部を嵌着し、前記取
付部の先に、内径dが1.5mm以上の耐摩耗性を有す
るガイドリングを固定する拡径部を形成したことを特徴
とする。
発明の中通し釣竿は、上記した構成において、穂先竿の
竿管本体先端部の内側径をd0、この部分に形成された
前記釣糸案内部の内径をd1、前記ガイド本体における
小径部をd2とした場合、d0>d2>d1≧dとした
ことを特徴とする。
発明は、穂先竿と、複数本の中間竿と、釣糸導入部を設
けた大径竿管とを有する中通し釣竿であって、前記穂先
竿の竿管本体内側に釣糸案内部を突出形成し、前記穂先
竿の先端に、穂先竿を継合する中間竿の先端内径より小
さい外径で重量が0.3g以下に形成されたトップガイ
ドを配設すると共に、前記トップガイドのガイド本体の
先端に内径dの耐摩耗性を有するガイドリングを固定
し、前記穂先竿の竿管本体先端部の内側径をd0、この
部分に形成された前記釣糸案内部の内径をd1、前記ガ
イド本体における小径部をd2とした場合、d0>d2
>d1とし、かつ、前記耐摩耗性を有するガイドリング
の内径dを前記釣糸案内部の内径d1より0.5mm以
内の範囲で大きく形成し、前記耐摩耗性のガイドリング
の内径dを1.5mm以上に形成したことを特徴とす
る。
実施形態について説明する。図1乃至図3は、本発明の
第1の実施形態を示す図であり、図1は、中通し釣竿
(釣竿とも称する)の全体構成を示す図、図2は、穂先
竿と第1中間竿(穂持竿)の構成を示す縦断面図、図3
は、穂先竿に装着されたトップガイドを示す縦断面図で
ある。
先竿1、第1中間竿2(穂持竿)、第2中間竿3、第3
中間竿4、そして、大径竿管5とを備えて構成されてお
り、これらの各竿が、相互に継合部Pによって抜け止め
された、いわゆる振り出し式に構成されたものである。
この場合、大径竿管5は、それ自体が、元竿として構成
されていても良いし、その後方に、別途、元竿を継合す
るような構成であっても良い。
繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグシートを管状に
する公知の手法によって成形されており、上記した継合
部分の外周には、割れ等を防止するように、口金6が装
着されている。また、管状に成形された各竿管の内部に
は、釣糸が挿通されることから、その接触抵抗を軽減す
るように、スパイラル状の突起7が形成されている。
装着されるリールシート8が設けられており、先端側に
は、魚釣用リールから繰り出される釣糸を釣竿内に導入
するブリッジ状の釣糸導入ガイド9aを具備した釣糸導
入部9が設けられている。なお、釣糸導入部9は、中間
竿に設けられていても良く、また、釣糸導入ガイドの構
成については、図に示すような形状に限定されるもので
はない。
ルから繰り出され、釣竿内に導入された釣糸を導出する
トップガイド10が設けられている。以下、このトップ
ガイド10の構成、及びそれを装着した際に得られる作
用効果について詳細に説明する。
12と、このガイド本体12の先端側に一体形成された
拡径部12aとを備えており、拡径部12aの先端内周
には、軸芯方向に突出するガイドリング係止部12bが
形成されている。円筒状のガイド本体12の外周面は、
穂先竿の先端内周に嵌着されるよう取付部を構成してお
り、ガイド本体12と拡径部12aは、ガイド本体12
が穂先竿1の先端内周に嵌着された際、穂先竿の先端外
周面と拡径部12aの外周面とが、略面一状となるよう
に形成されている。
の境界部分は段差になっており、この段差は、穂先竿先
端の肉厚と対応して穂先竿1の先端縁が突き当てられる
ように規制部12cとしての機能を有する。これによ
り、トップガイドを装着した際に、ガイド本体の規制部
12cにおいて、穂先竿の位置をより確実に規制できる
ようになっている。
グ15が固着されており、このガイドリング15は、前
記ガイドリング係止部12bを挟着して外れ難くなるよ
うに前フランジ15aと後フランジ15bとを備えてい
る。この場合、前フランジ15aの内周は、先端に移行
するに従って、次第に拡径する曲面状に形成されてお
り、開口位置で導出方向が変わる釣糸の摺動抵抗を軽減
するようにしている。なお、前フランジ15aと後フラ
ンジ15bとの間に規定される凹部や、後フランジ15
bについては、円周方向の一部のみに形成されるような
構成であっても良い。
量が0.3g以下、好ましくは0.2g以下となるよう
に構成されており、穂先竿1に嵌着した際に、穂先竿の
調子を低下させないようにしている。すなわち、総重量
を0.3g以下とすることで、釣竿を振った際に、穂先
竿1の撓り具合がベタ付くような感覚を抑制できるよう
になり、調子を向上することができると共に、持ち重り
を防止することが可能となる。
0.3g以下でも、できるだけ軽量に構成されているこ
とが好ましく、具体的には、成形時のバラツキ、強度を
確保するための肉厚等を考慮して、ガイド本体12及び
拡径部12aは、0.01〜0.15gの重さの範囲
で、ガイドリング15は、0.03〜0.10gの重さ
の範囲で形成しておくことが好ましく、より好ましく
は、ガイド本体12の重さをガイドリング15より軽く
するのが良い。この場合、前記ガイド本体12及び拡径
部12aは、より軽量化を図るべく、比重が5.0以
下、好ましくは2.5以下の合成樹脂によって形成する
のが好ましいが、このような材料以外にも、金属、繊維
強化樹脂、セラミック等によって形成しても良い。
部分であることから、耐摩耗性が高く、滑り性が良好な
材料、例えば、SiC、セラミック等によって形成され
ており、その内径dは、1.5mm以上となるように形
成されている。この場合、内径dは、1.65mm以上
にするのが好ましい。
ることで、小型軽量化を図った上で、釣糸が挿通する部
分の口径が大きくなるため、釣糸を円滑に案内できると
共に糸抵抗の低減が図れる。また、ガイドリング15
は、竿管、すなわち穂先竿1の先端部分とは接触しない
拡径部12aの内側に囲うように固定されていることか
ら、小型化を図っても取れが極力防止され、より強度、
耐久性に優れた構成となる。
は、その外径が、前記拡径部12aの外周面及び穂先竿
1の先端部分における外周面と、略面一状となるように
形成しておくことが好ましい。このような構成により、
竿先部分が面一状になり、釣糸の引っ掛かりを効果的に
防止することができる。
は、穂先竿1を中間竿2に収納できるように、中間竿2
の先端内径よりも小さい外径となるように形成されてい
る。具体的には、中間竿2に対して出し入れしやすく、
かつ調子が良好となるように、トップガイド10は、そ
の外径が中間竿2の先端内径に対して、1mm以上小さ
くなるように形成しておくのが好ましい。
体先端部の内側径をd0、この部分に形成された釣糸案
内部7の内径をd1、ガイド本体12において最も小径
の部分となる小径部12dにおける内径をd2とした場
合、d0>d2>d1≧dとなるように、穂先竿1及び
トップガイド10を形成しておくことが好ましい。
0、ガイド本体12の小径部12dにおける内径d2
が、釣糸案内部7の内径d1及びガイドリング15の内
径dよりも大きく設定されていることから、釣糸は、釣
糸案内部7の頂部とガイドリング15の内周部分との間
で摺接し、穂先竿の竿管本体先端部の内側面や、ガイド
本体12の内周面に摺接しないため、釣糸を円滑に案内
できると共に、糸抵抗の軽減が図れる。
d0が、ガイド本体12の小径部12dにおける内径d
2に対して大きく設定されている(d0>d2)ことか
ら、小径部12dを通過した後は、円滑に釣糸が通るよ
うになり、釣糸案内部7の内径d1がガイドリング15
の内径d以上となるように設定されている(d1≧d)
ことから、穂先竿の破損が生じ難い構成とすることがで
きる。この場合、両者の径差(d1−d)が、0.5m
m以下となるように形成することが好ましい。
の内側後部は、ガイド本体12の小径部12dより内方
に突出している部分R1が、釣糸を受けるように曲面又
は傾斜面に形成されていることことが好ましい。このよ
うな形状により、釣糸の傷付きを防止してより一層円滑
に案内できると共に、釣糸の摺動抵抗を軽減して、ガイ
ドリングの取れをより確実に防止することができる。
本体12の小径部12dより内方に突出している部分R
2が釣糸を受けるように曲面又は傾斜面に形成されてい
ることが好ましい。このような形状により、釣糸の傷付
きを防止してより一層円滑に案内できると共に、釣糸案
内部の破損を確実に防止できる。同様に、ガイド本体1
2の規制部12cによって形成される内側屈曲部R3に
ついても、釣糸を受けるように、曲面又は傾斜面に形成
されていることが好ましい。
ガイド10における各構成要素の寸法関係は、以下のよ
うに設定されていることが好ましい。
を、1.50〜2.50mm程度、好ましくは1.55
〜2.00mm程度で形成すると共に、その肉厚tを
0.16〜0.36mmで形成することが好ましい。こ
のような構成により、糸通し性を向上しつつ、調子の良
い(撓り性の良い)釣竿にできる。
1.90mm程度で形成すると共に、その高さhを0.
05〜0.3mm、好ましくは0.28mm以下で形成
することが好ましい。このような構成により、竿管本体
部分の径が大きくなることを防止でき、竿先部がしなり
性の良い優れた調子の釣竿となる。
径d2は、ガイドリング15と釣糸案内部7の根元を保
護できる程度の径、具体的には、d0より小さく形成す
ることが好ましい。また、その小径部における肉厚t1
は、薄肉厚で大径の内径にすることから、穂先竿1の先
端部における肉厚tよりも薄くなるように形成すること
が好ましい。
する。なお、以下に説明する実施形態においては、穂先
竿先端におけるトップガイド部分を示すこととし、上記
した実施形態と同様な構成を有する部分については、同
一の参照符号を付して、その詳細な説明については省略
する。
であり、トップガイド部分を拡大した縦断面図、図5
は、その変形例を示す図である。
筒状のガイド本体12の先端側に形成される拡径部12
eが、上記実施形態と比較して、穂先竿の外周から径方
向外方に突出する大径となるように形成したものであ
る。このため、大径部となる拡径部12eに移行する部
分12fは、その基端部分が、穂先竿1の先端縁の規制
部12cとなっている。また、図に示すように、移行す
る部分12fはテーパ形状となっているが、図5に示す
変形例のように、糸掛かりしないように曲面状に形成し
ても良い。
5の内径dを、ガイド本体12における小径部12dの
内径d2より少し大径(+0.5mm程度)にすること
で、ガイドリングを薄肉厚にし、トップガイドの小型、
軽量化が図れるようにしているが、逆に、上記した実施
形態のように、同径以下にしても良い。
5は、その内径dが、釣糸案内部7の内径d1よりも
0.5mm以内の範囲で大きくなるように形成されてい
る。このように構成することで、竿管の破損を防止しつ
つ、糸抵抗を少なくできる。また、竿から外に出た釣糸
の方向変化があっても、糸抵抗の増加を抑える(少なく
する)ことができる。
させる構成においては、穂先竿に対する取付部より先の
先端を拡径させることなく(拡径部12eを形成するこ
となく)、ガイド本体12における取付部の内径d2と
同径で前方に延長形成しても良い。この場合、より薄肉
厚のガイドリングを固定すれば良く、これにより、トッ
プガイドをより小型、軽量化することが可能となる。
は、上記したように、ガイド本体12の先端側に形成さ
れる拡径部12eに移行する部分12fが、糸掛かりし
ないように曲面状に形成したものである。このような、
曲面形状とすることで、ガイドリング15を薄肉厚、小
型化して、トップガイドの軽量化を図ることが可能とな
る。
を示す図であり、図6は、穂先竿とトップガイドを示す
縦断面図、図7は、その拡大図、図8は、トップガイド
の本体部の構成を示す図、そして、図10は、ガイドリ
ングの構成を示す図である。
筒状に形成されたガイド本体22が、穂先竿1の先端に
外嵌されるように構成されている。ガイド本体22は、
略ストレート状に延出(先端側は拡径していても良い)
しており、その先端側の内周には、軸芯方向に突出する
ガイドリング係止部22aが形成され、ここに耐摩耗性
を有するガイドリング15が、上述した構成と同様に取
着されている。
側のガイド本体22の内面には、小径部22dが形成さ
れており、穂先竿1に嵌着固定される際、上記した構成
と同様、穂先竿1の先端縁が突き当てられる規制部22
cとしての機能を果たしている。
の竿管本体先端部の内側径をd0、この部分に形成され
た前記釣糸案内部の内径をd1、ガイド本体22の小径
部22dの内径をd2、ガイドリング15の内径をdと
した場合、これらの寸法関係については、上述した実施
形態と同様に構成することが好ましい。なお、ガイド本
体22の穂先竿1に対する肉厚t2は、釣糸が引っ掛か
らないように、0.1〜0.3mm程度にするのが好ま
しい。
は、先フランジ15aの外径をD1、後フランジ15b
の外径をD2、各フランジ間の中間部の外径をD3、先
フランジ15aの軸方向長さをL1、後フランジ15b
の軸方向長さをL2、各フランジ間の中間部の軸方向長
さをL3とした場合、以下の条件を満足するように形成
することが好ましい。D1>D2に形成する。このよう
に、先フランジ15aの肉厚を、後フランジ15bの肉
厚よりも厚くなるように形成することで、先フランジの
内側のRを大きくすることが可能となる。なお、具体的
には、上述した総重量の範囲内になるように、D1は、
3.4〜4.0mm程度とし、D2は、2.8〜3.5
mm程度で形成することが好ましい。L1≦0.7mm
となるように形成する。先フランジ15aの軸方向の長
さは、長くし過ぎると、重量が重くなったり、フランジ
部分が欠け易くなることから、上記したように、0.7
mm以下となるように形成する。この場合、L1が短く
なり過ぎると、先フランジ15aのRが小さくなるた
め、L1≧0.5mmとしておくことが好ましい。L1
>(D3−d)/2となるように形成する。このよう
に、先フランジ15aの軸方向の長さを、ガイドリング
の中間部の肉厚よりも長くなるように形成することで、
釣糸が摺動した際の摩耗に強く、小型であっても、長期
の使用に耐えることが可能となる。なお、ガイドリング
15の軸方向の長さL1+L2+L3については、重量
等を考慮して、2.0〜3.0mm程度で形成すること
が好ましい。D1≦D4となるように形成する。このよ
うに、先フランジ15aの外径を、本体部22の先端外
径以下にすることで、フランジの破損を効果的に防ぐこ
とができる。この場合、両者の径差(D4−D1)が、
1mm以内となるように形成することが好ましい。
本体22における外径D4)は、穂先竿1の先端外径よ
りも僅かに大きくする(径差が1mm以内)のが良い。
このように形成することで、トップガイドの重量を軽く
することができ、シャープ感のある調子が実現できる。 (5)ガイドリングの形状 ガイドリング15は、例えば、前フランジや後フランジ
が形成されていない構成(ストレート形状)であっても
良い。上述したように、前フランジを形成しておくこと
により、竿先で釣糸の方向変化があっても、釣糸を円滑
に案内でき、耐摩耗性の向上が図れる。
bとの間に形成される凹部は、円周方向の一部に形成
し、その部分にガイド本体の一部が引っ掛かるように固
定しても良い。更に、フランジは、円周方向で所定の間
隔で突部を突出させた構成であっても良い。
ガイドリング15の構成は、上述した第1の実施形態及
び第2の実施形態においても適用することが可能であ
る。
について説明したが、本発明は、上述した各要件を任意
に組み合わせて構成したものであっても良い。
図れるトップガイドを装着した中通し釣竿が得られ、更
には、前記トップガイドに装着されるガイドリングの糸
抵抗の軽減及び外れが防止でき、耐摩耗性、耐久性が向
上した中通し釣竿が得られる。
図。
竿)の構成を示す縦断面図。
縦断面図。
プガイド部分を拡大した縦断面図。
竿とトップガイドを示す縦断面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 穂先竿と、複数本の中間竿と、釣糸導入
部を設けた大径竿管とを有する中通し釣竿であって、 前記穂先竿の竿管本体内側に釣糸案内部を突出形成し、 前記穂先竿の先端に、穂先竿を継合する中間竿の先端内
径より小さい外径で重量が0.3g以下に形成されたト
ップガイドのガイド本体の取付部を嵌着し、 前記取付部の先に、内径dが1.5mm以上の耐摩耗性
を有するガイドリングを固定する拡径部を形成したこと
を特徴とする中通し釣竿。 - 【請求項2】 穂先竿と、複数本の中間竿と、釣糸導入
部を設けた大径竿管とを有する中通し釣竿であって、 前記穂先竿の竿管本体内側に釣糸案内部を突出形成し、 前記穂先竿の先端に、穂先竿を継合する中間竿の先端内
径より小さい外径で重量が0.3g以下に形成されたト
ップガイドを配設すると共に、前記トップガイドのガイ
ド本体の先端に内径dの耐摩耗性を有するガイドリング
を固定し、 前記穂先竿の竿管本体先端部の内側径をd0、この部分
に形成された前記釣糸案内部の内径をd1、前記ガイド
本体における小径部をd2とした場合、 d0>d2>d1≧dとし、 前記耐摩耗性を有するガイドリングの内径dを1.5m
m以上に形成したことを特徴とする中通し釣竿。 - 【請求項3】 穂先竿と、複数本の中間竿と、釣糸導入
部を設けた大径竿管とを有する中通し釣竿であって、 前記穂先竿の竿管本体内側に釣糸案内部を突出形成し、 前記穂先竿の先端に、穂先竿を継合する中間竿の先端内
径より小さい外径で重量が0.3g以下に形成されたト
ップガイドを配設すると共に、前記トップガイドのガイ
ド本体の先端に内径dの耐摩耗性を有するガイドリング
を固定し、 前記穂先竿の竿管本体先端部の内側径をd0、この部分
に形成された前記釣糸案内部の内径をd1、前記ガイド
本体における小径部をd2とした場合、 d0>d2>d1とし、かつ、前記耐摩耗性を有するガ
イドリングの内径dを前記釣糸案内部の内径d1より
0.5mm以内の範囲で大きく形成し、 前記耐摩耗性のガイドリングの内径dを1.5mm以上
に形成したことを特徴とする中通し釣竿。 - 【請求項4】 前記ガイド本体に、穂先竿の竿管位置を
規制する規制部を形成したことを特徴とする請求項1乃
至3のいずれか1項に記載の中通し釣竿。 - 【請求項5】 前記耐摩耗性を有するガイドリングの内
側後部は、前記ガイド本体の小径部より内方に突出して
いる部分が曲面又は傾斜面に形成されていることを特徴
とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の中通し釣
竿。 - 【請求項6】 前記釣糸案内部の内側前部は、前記ガイ
ド本体の小径部より内方に突出している部分が曲面又は
傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至
5のいずれか1項に記載の中通し釣竿。 - 【請求項7】 前記耐摩耗性を有するガイドリングの先
端にフランジ部を形成したことを特徴とする請求項1乃
至6のいずれか1項に記載の中通し釣竿。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006204142A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Shimano Inc | 中通し竿用トップガイド及び中通し竿 |
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2001
- 2001-05-31 JP JP2001164875A patent/JP4027057B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006204142A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Shimano Inc | 中通し竿用トップガイド及び中通し竿 |
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