JPH11103726A - 中通し竿のトップガイド及び中通し竿 - Google Patents

中通し竿のトップガイド及び中通し竿

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JPH11103726A
JPH11103726A JP26435497A JP26435497A JPH11103726A JP H11103726 A JPH11103726 A JP H11103726A JP 26435497 A JP26435497 A JP 26435497A JP 26435497 A JP26435497 A JP 26435497A JP H11103726 A JPH11103726 A JP H11103726A
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guide
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中通し竿のトップガイドにおいて、釣糸の保
護を良好に行えるとともに内部に異物が溜まっても簡単
に除去できるようにする。 【解決手段】 トップガイド40は、中通し竿10の竿
体14先端に配置され内部を釣糸が通過するガイドであ
って、装着筒部41と、第1筒部42と、第2筒部43
とを備えている。装着筒部41は、竿体14の先端の外
周に嵌合固定されている。第1筒部42は、装着筒部4
1の穂先側に配置され装着筒部42に着脱自在に締結さ
れている。第2筒部43は、第1筒部42の穂先側に配
置され第1筒部42に着脱自在に締結され内径D2 が第
1筒部42の内径D1 より大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に釣糸が通過
可能な中通し竿と、このような中通し竿の先端に配置さ
れるトップガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】中通し竿においては、釣糸の繰り出し及
び巻き取りの際に、竿体の内部に設けられた釣糸通路を
釣糸が通過する。釣糸は竿体の先端から外部に延びてい
る。このような中通し竿では、竿体の先端で釣糸の方向
が変わるので、竿体先端の角部で釣糸が擦られて切れた
り弱くなったりしやすい。
【0003】そこで、竿体先端に釣糸を保護するための
トップガイドが設けられる。トップガイドには、金属な
どからなる管体の内面に摩擦係数の小さなセラミックス
などからなる保護リングが装着されている。この保護リ
ングにより釣糸が滑らかに案内され、釣糸が切れたり弱
くなるのを防止することができる。トップガイドの具体
的技術が、実開平6−24464号公報に示されてい
る。この技術では、トップガイドの穂先側と後端側の2
個所に釣糸と接触するセラミックリングを設け、そのう
ちの後端側のセラミックリングの内径をトップガイド本
体の内径よりも小さくしてある。このように後端側のセ
ラミックリング内径を小さくすることよって、釣糸の抵
抗を少なくするとともに釣糸でトップガイドの内面が傷
つかないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のトップガイ
ドでは、竿体先端に隣接してセラミックリングが配置さ
れているので、釣糸が竿体先端に接触する心配は少な
い。しかし、径が異なる複数のセラミックリングをトッ
プガイドに並べて取り付けると、小さい径のセラミック
リングの前後に釣糸に付着した水分や砂等の異物が溜ま
りやすい。このように異物が溜まると釣糸の抵抗が増加
するため、掃除をして異物を取り除く必要がある。しか
し、前記従来のトップガイドでは径が小さいセラミック
リングがトップガイドの奥に位置しているので、仮にト
ップガイドを竿体に対して着脱自在に構成しても、2つ
のセラミックリングの間や内部に溜まった異物を除去し
にくい。
【0005】本発明の課題は、中通し竿のトップガイド
において、釣糸の保護を良好に行えるとともに内部に異
物が溜まっても簡単に除去できるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係る中通し竿の
トップガイドは、中通し竿の竿体先端に配置され内部を
釣糸が通過するトップガイドであって、第1筒部と、第
2筒部とを備えている。第1筒部は、竿体の穂先側に配
置され竿体に着脱自在に装着されている。第2筒部は、
第1筒部の穂先側に配置され第1筒部に着脱自在に装着
され内径が第1筒部より大きい。
【0007】このトップガイドでは、釣糸が内部を通過
すると第2筒部より径が小さい第1筒部の内周面に接触
し第1筒部の内部やその前後に異物が溜まりやすい。こ
の第1筒部及び第2筒部は竿体及び第2筒部に対してそ
れぞれ着脱自在であるため、異物が溜まれば第1筒部及
び第2筒部を竿体及び第1筒部からそれぞれ離脱させ
る。これにより第1筒部の内部やその前後に溜まった異
物を簡単に除去できる。しかも、第1筒部と第2筒部と
で釣糸を案内できるので釣糸の保護を良好に行える。
【0008】発明2に係る中通し竿のトップガイドは、
発明1に記載のガイドにおいて、竿体は、先細り筒状の
竿本体と、竿本体の先端の外周に嵌合される装着筒部と
を有し、第1筒体は、装着筒部の穂先側に配置され装着
筒部に着脱自在に装着されている。この場合には、トッ
プガイドに竿体との着脱用の構成(装着筒部)をつくり
こむ必要がないので、トップガイドの構成が簡素にな
る。
【0009】発明3に係る中通し竿のトップガイドは、
中通し竿の竿体先端に配置され内部を釣糸が通過するト
ップガイドであって、装着筒部と、第1筒部と、第2筒
部とを備えている。装着筒部は、竿体の先端の外周に嵌
合固定されている。第1筒部は、装着筒部の穂先側に配
置され装着筒部に着脱自在に装着されている。第2筒部
は、第1筒部の穂先側に配置され第1筒部に着脱自在に
装着され内径が第1筒部より大きい。
【0010】このトップガイドでは、発明1と同様に第
1筒部の内部やその前後に異物が溜まっても簡単に除去
できるとともに、釣糸の保護を良好に行える。しかも、
着脱用の装着筒部を有しているので、竿体の構成が簡素
になる。発明4に係る中通し竿のトップガイドは、発明
2又は3に記載のガイドにおいて、第1筒部及び第2筒
部は装着筒部及び第1筒部にねじ嵌合によりそれぞれ着
脱自在に装着されている。この場合には、着脱用の構成
をねじ構造で実現することで、着脱用の構成が簡素化す
る。
【0011】発明5に係る中通し竿のトップガイドは、
発明1から4のいずれかに記載のガイドにおいて、第1
筒部の穂先側の内面に装着された環状の第1釣糸案内部
をさらに備える。この場合には、第1筒部の穂先側に第
1釣糸案内部を装着することで、釣糸の保護をより良好
に行える。発明6に係る中通し竿のトップガイドは、発
明5に記載のガイドにおいて、第2筒部の穂先側の内面
に装着された環状の第2釣糸案内部をさらに備える。こ
の場合には、第1釣糸案内部に加えて第2筒部の穂先側
に第2釣糸案内部を装着することで、釣糸の保護をより
良好に行える。
【0012】発明7に係る中通し竿のトップガイドは、
発明6に記載のガイドにおいて、第1釣糸案内部の内径
は第2釣糸案内部の内径より小さい。この場合には、第
1釣糸案内部の内径が小さいので、異物が第1釣糸案内
部の前後により溜まりやすくなり、異物の除去を確実に
行える。発明8に係る中通し竿のトップガイドは、発明
5から7のいずれかに記載のガイドにおいて、第1釣糸
案内部の内径は竿体の内径より小さい。この場合には、
第1釣糸案内部の内径が竿体の内径より小さいので、竿
体の先端部で釣糸が竿体に接触しにくくなり、釣糸の保
護をより良好に行える。
【0013】発明9に係る中通し竿のトップガイドは、
発明6から8のいずれかに記載のガイドにおいて、各釣
糸案内部は硬質セラミック製のリング部材からなってい
る。この場合には、表面が滑らかで摩擦係数が小さく耐
久性に優れた硬質セラミック製のリング部材からなる釣
糸案内部により釣糸が案内されるので、釣糸の保護をよ
り良好に行えるとともに、釣糸案内部が損傷しにくくな
り、トップガイドの耐久性も向上する。
【0014】発明10に係る中通し竿のトップガイド
は、発明1から9のいずれかに記載のガイドにおいて、
第2筒部の第1筒部より穂先側の周面には、内外周を貫
通する異物排出孔が形成されている。この場合には、第
1筒部より穂先側に溜まった異物の一部は異物排出孔か
ら排出させることができるので、第1筒部より穂先側に
異物が溜まりにくくなる。
【0015】発明11に係る中通し竿は、内部に釣糸が
通過可能な竿であって、竿体と、トップガイドとを備え
ている。竿体は、釣糸が通過する釣糸通路を内部に有し
ている。トップガイドは、竿体の先端に配置された請求
項1から10のいずれかに記載のガイドである。この中
通し竿では、釣糸が釣糸通路とトップガイドとを通過し
たときに第1筒部の径が小さいので異物が第1筒部に溜
まりやすい。この第1筒部は着脱自在なため、発明1と
同様に異物を簡単に除去でき、しかも釣糸の保護を良好
に行える。
【0016】発明12に係る中通し竿は、発明11に記
載の竿において、竿体の釣糸通路の少なくとも一部には
釣糸を案内する案内凸部が形成されている。この場合に
は、トップガイドの2つの筒部と案内凸部とで釣糸を案
内するので、釣糸の案内及び保護を確実に行える。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明の一実施形態に
よる中通し竿10は、中通し竿10を操作するためのグ
リップ部12と、グリップ部12の穂先側に連結された
竿体14と、竿体14の先端に配置された筒状のトップ
ガイド40とを備えている。グリップ部12の穂先側に
は、釣糸30を巻回するリール20が装着されている。
竿体14は筒状をなし内部に釣糸通路15(図2)を有
するとともに、竿元側に釣糸30を内部に導入するため
の糸導入口16を有する。竿体14は、ガラス繊維、簡
素繊維等の高強度繊維基材に樹脂を含浸させたプリプレ
グを先細り棒状のマンドレルに巻回し焼成して得られる
先細り筒状の部材である。リール20から引き出された
釣糸30は、糸導入口16から竿体14の内部に入り、
トップガイド40から外部に引き出される。
【0018】図2に示すように、トップガイド40は、
竿体14の先端の外周に嵌合固定される装着筒部41
と、装着筒部41の穂先側に配置された第1筒部42
と、第1筒部42の穂先側に配置された第2筒部43と
を有している。これらの3つの筒部41〜43の外周面
は滑らかに連続しており後端部(竿元側)にいくに従い
小径となっている。
【0019】装着筒部41は、たとえばステンレスやチ
タン合金等の耐食金属製の筒状部材であり、その先端部
(穂先側)外周面には、竿体14の外形に沿って第1雄
ねじ部41aが形成されている。また、第1雄ねじ部4
1aから後端部にかけて外周面には、大径の末細りテー
パ面41bが形成されている。装着筒部41は、接着な
どの適宜の固着手段により竿体14に固定されている。
しかし、着脱する必要があれば、竿体14に対して着脱
自在に嵌合されるようになっていてもよい。
【0020】第1筒部42は、たとえばガラス繊維を混
入した66ナイロン等の弾性を有する合成樹脂製の筒状
部材であり、装着筒部41に着脱自在に装着されてい
る。第1筒部42の後端部内周面には第1雄ねじ部41
aに螺合する第1雌ねじ部42aが形成されている。ま
た、先端部は第1雌ねじ部42aより小径となってお
り、そこには、穂先側に突出した第1嵌入段部42bが
形成されている。また、第1雌ねじ部42aと第1嵌入
段部42bとの間には先細りのテーパ部42cが形成さ
れている。第1筒部42の後端部外周面には第1筒部4
2を回しやすくするためのローレット状溝部42dが形
成されており、先端部には第2雄ねじ部42eが形成さ
れている。この第2雄ねじ部42eは、第1雌ねじ部4
2aに釣り竿の軸方向で重畳するように形成されてい
る。
【0021】第2筒部43は、たとえばステンレスやチ
タン合金等の耐食金属製の筒状部材であり、第1筒部4
2に着脱自在に装着され内径が第1筒部42より大き
い。なお、ここでいう第1筒部42及び第2筒部43の
内径とは、後述する第1釣糸案内部45及び第2釣糸案
内部46の内径D1 及びD2 のことである。第2筒部4
3の後端部内周面には第2雄ねじ部42eに螺合する第
2雌ねじ部43aが形成されている。また、先端部外周
面は急激に先拡がりになっており、その先端部には第2
嵌入段部43bが形成されている。第2嵌入段部43b
の内径は第1嵌入段部42bより大きい。第2雌ねじ部
43aと第2嵌入段部43bとの間において第1筒部4
2より穂先側には、釣糸30に付着した異物等を外部に
排出するための4つの異物排出孔43cが周方向に間隔
を隔てて形成されている。異物排出孔43cは、第2筒
部43の内外周を貫通して形成されている。
【0022】第1筒部42の先端から内面側の第1嵌入
段部42bにかけて、後側の第1釣糸案内部45が嵌め
込まれている。第1釣糸案内部45は、サーメットセラ
ミックの成形体からなるリング部材である。第1釣糸案
内部45は、第1筒部42の先端を覆っている。第1釣
糸案内部45の断面形状は、中心側に向けて滑らかに突
出した湾曲形状をなしている。第1釣糸案内部45の内
径D1 は、竿体14の内径d0 よりも小さくなってい
る。
【0023】第2筒部43の第2嵌入段部43bには、
前側の第2釣糸案内部46が嵌め込まれている。第2釣
糸案内部46も第1釣糸案内部45と同様の材料からな
っている。第2釣糸案内部46の断面形状も、中心側に
向けて滑らかに突出した湾曲形状をなしている。第2釣
糸案内部46は第2筒部43の先端を覆い、その先端外
周が第2筒部43の外周に一致している。第2釣糸案内
部46の内径D2 は、竿体14の内径d0 よりも大きく
なっている。
【0024】このようなトップガイド40を有する中通
し竿10では、リール20からの釣糸30は、内部の釣
糸通路15及びトップガイド40の内部を通過してトッ
プガイド40の先端から導出される。そして、釣糸30
の繰り出し時や巻き取り時には、釣糸30は釣糸通路1
5や第1及び第2釣糸案内部45,46に接触する。こ
こで、第1釣糸案内部45が最も小径であるので、釣糸
30に頻繁に接触しやすい。このため、糸繰り出し時に
は釣糸30に付着した異物が第1釣糸案内部45により
扱かれて第1釣糸案内部45の後側のテーパ部42cに
溜まりやすく、糸巻き取り時には釣糸30に付着した異
物が第1釣糸案内部45の前側の第2筒部43内に溜ま
りやすい。
【0025】このようにして第1釣糸案内部45の前後
に異物が溜まった場合には、図3に示すように、第1筒
部42及び第2筒部43をそれぞれ取り外せばそれらの
内部や竿体14の先端部を簡単に掃除することができ、
異物を容易に除去できる。しかも、第2筒部43には異
物を排出するための異物排出孔43cが周面に設けられ
ているので、異物が第2筒部43内に溜まりにくい。
【0026】また、上記実施例では、2つの筒部42,
43が着脱自在であるので、とくに、製造時や補修時に
第1嵌入段部42bに対して第1釣糸案内部45を簡単
に装着できる。さらに、装着筒部41及び第2筒部43
が金属製であり、その間の第1筒部42が弾性を有する
合成樹脂製であるので、互いにねじ結合しても金属と弾
性を有する合成樹脂との結合によりねじの緩みが少なく
なる。
【0027】また、装着筒部41と第1筒部42との締
結部及び第2筒部と第2筒部との締結部が軸方向で重畳
しているので、トップガイド40全体の強度が強くな
る。 〔他の実施形態〕 (a) 図4に示すように、竿体14を製造するときに
その先端に厚肉部14aを形成し、それにねじ加工して
装着筒部41を構成し、そこにトップガイド40aの第
1筒部42を着脱自在に装着してもよい。また、竿体1
4自身の先端にねじ加工を直接行い、竿体14にトップ
ガイド40aの第1筒部42を着脱自在に装着してもよ
い。
【0028】このトップガイド40aは、第1筒部42
と第2筒部43とを有している。第1筒部42は、前記
実施形態と同様に、第1雌ねじ部42aと第1嵌入段部
42bとテーパ部42cとローレット状溝部42dと第
2雄ねじ部42eとを有している。また、ローレット状
溝部42dの後端部外周面は末細りテーパ面となってい
る。第2筒部43の構成は前述した実施形態と同様であ
る。
【0029】このような構成では、トップガイド40a
にその着脱のための構成(装着筒部)が不要になるの
で、トップガイド40aの構成が簡素になる。なお、図
4に示す実施形態では、竿体14の内面の釣糸通路15
に螺旋状に突出した釣糸案内凸部15aが形成されてい
る。この釣糸案内凸部15aは釣糸通路15の全体では
なく、少なくとも一部に設ければよい。釣糸案内凸部1
5aの断面形状は、中心側に向けて狭くなる概略台形状
をなし、台形状の上辺角部が円弧状に丸められている。
竿体14の内部の釣糸通路15を通過する釣糸30は釣
糸案内凸部15aに沿って移動する。この場合には、竿
体14の内径d0 とは、突出した釣糸案内凸部15aの
内径になる。
【0030】(b)中通し竿10の構造は、図示した実
施例のほか、通常の中通し竿と同様の構造を適宜に組み
合わせて構成することができる。リール20やグリップ
部12、糸導入口16などの構造も、通常の中通し竿と
同様の構造が採用できる。 (c)トップガイド40の装着筒部41、第1筒部42
及び第2筒部43の材料は、前記実施例に限定されるも
のではなく、従来のトップガイドと同様の材料、具体的
には金属、合成樹脂、木質材、セラミックなどの材料を
用いることができる。
【0031】(d)第1及び第2釣糸案内部45、46
の材料は、前述したサーメットセラミックのように、摩
擦係数が小さく耐久性に優れた材料が好ましい。サーメ
ットセラミック以外のセラミックや金属、合成樹脂も使
用できる。また、各釣糸案内部45,46をそれぞれの
筒部42,43に一体で形成してもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るトップガイド及び中通し竿
では、第1筒部は竿体及び第2筒部に対して着脱自在で
あるため、異物が溜まれば第1筒部及び第2筒部を竿体
及び第1筒部からそれぞれ離脱させることで、第1筒部
の内部やその前後に溜まった異物を簡単に除去できる。
しかも、第1筒部と第2筒部とで釣糸を案内できるので
釣糸の保護を良好に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による中通し竿全体の側面
図。
【図2】トップガイドの拡大断面側面図。
【図3】その分解時の拡大断面図。
【図4】他の実施形態の図2に相当する図。
【符号の説明】
10 中通し竿 14 竿体 15 釣糸通路 15a 釣糸案内凸部 40,40a トップガイド 41 装着筒部 41a 第1雄ねじ部 42 第1筒部 42a 第1雌ねじ部 42e 第2雄ねじ部 43 第2筒部 43a 第2雌ねじ部 45 第1釣糸案内部 46 第2釣糸案内部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中通し竿の竿体先端に配置され内部を釣糸
    が通過するトップガイドであって、 前記竿体の穂先側に配置され前記竿体に着脱自在に装着
    される第1筒部と、 前記第1筒部の穂先側に配置され前記第1筒部に着脱自
    在に装着され内径が前記第1筒部より大きい第2筒部
    と、を備えた中通し竿のトップガイド。
  2. 【請求項2】前記竿体は、 先細り筒状の竿本体と、 前記竿本体の先端の外周に嵌合される装着筒部とを有
    し、 前記第1筒体は、前記装着筒部の穂先側に配置され前記
    装着筒部に着脱自在に装着されている、請求項1に記載
    の中通し竿のトップガイド。
  3. 【請求項3】中通し竿の竿体先端に配置され内部を釣糸
    が通過するトップガイドであって、 前記竿体の先端の外周に嵌合固定される装着筒部と、 前記装着筒部の穂先側に配置され前記装着筒部に着脱自
    在に装着される第1筒部と、 前記第1筒部の穂先側に配置され前記第1筒部に着脱自
    在に装着され内径が前記第1筒部より大きい第2筒部
    と、を備えた中通し竿のトップガイド。
  4. 【請求項4】前記第1筒部及び第2筒部は前記装着筒部
    及び第1筒部にねじ嵌合によりそれぞれ着脱自在に装着
    されている、請求項2又は3に記載の中通し竿のトップ
    ガイド。
  5. 【請求項5】前記第1筒部の穂先側の内面に装着された
    環状の第1釣糸案内部をさらに備える、請求項1から4
    のいずれかに記載の中通し竿のトップガイド。
  6. 【請求項6】前記第2筒部の穂先側の内面に装着された
    環状の第2釣糸案内部をさらに備える、請求項5に記載
    の中通し竿のトップガイド。
  7. 【請求項7】前記第1釣糸案内部の内径は前記第2釣糸
    案内部の内径より小さい、請求項6に記載の中通し竿の
    トップガイド。
  8. 【請求項8】前記第1釣糸案内部の内径は前記竿体の内
    径より小さい、請求項5から7のいずれかに記載の中通
    し竿のトップガイド。
  9. 【請求項9】前記各釣糸案内部は硬質セラミック製のリ
    ング部材からなる、請求項6から8のいずれかに記載の
    中通し竿のトップガイド。
  10. 【請求項10】前記第2筒部の前記第1筒部より穂先側
    の周面には、内外周を貫通する異物排出孔が形成されて
    いる、請求項1から9のいずれかに記載の中通し竿のト
    ップガイド。
  11. 【請求項11】内部に釣糸が通過可能な中通し竿であっ
    て、 釣糸が通過する釣糸通路を内部に有する竿体と、 前記竿体の先端に配置された請求項1から10のいずれ
    かに記載のトップガイドと、を備えた中通し竿。
  12. 【請求項12】前記竿体の釣糸通路の少なくとも一部に
    は釣糸を案内する案内凸部が形成されている、請求項1
    1に記載の中通し竿。
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