JP2004215510A - 釣竿 - Google Patents

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Abstract

【課題】元竿と延伸竿との間で釣竿全体の長さを変化させることができ、且つ、元竿と延伸竿との間の大きな段差を解消できる釣竿を提供する。
【解決手段】この釣竿の元竿1は、竿元側に脱着自在に連結されるパイプ状部材であり、元竿1の内周面の竿元側端縁の竿元側に連続して竿元側ほど小径化する逆テーパ面となっている内周面が設けられた尻栓5を有している。一方、延伸竿2は、穂先側端部外周面に他の部分より大径に形成される嵌合雄部6aが形成され元竿1内に出入される挿入部6を有する。この延伸竿2の嵌合雄部6aが元竿1の軸方向中央付近の内周面及び尻栓5の内周面に嵌着可能である。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚釣りに用いる釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、釣竿は複数の竿体を振出形式若しくは並継形式等によって連結して一本の釣竿となっている。そして、その用途にあわせて様々なタイプの釣竿が多様な機能を備えて提供されている。例えば、鮎釣り用の鮎竿や渓流竿などの延べ竿に於いては、仕掛けに係った魚を取込易くするために、釣竿の全長を釣り操作時に素早く変更できるような機能が付与されている。
【0003】
例えば、ある種の従来の鮎竿等は、元竿の竿元側端部に別途延伸竿が連結されている。この延伸竿は元竿内に収納した状態(収納状態)と、元竿内から手元側に引き出した状態(延伸状態)との何れにあっても元竿に連結固定可能である。そして、釣り操作の最中に状況に応じて釣人は延伸竿を出し入れして釣竿全体の長さを調整して釣りを行う(例えば、特許文献1等参照)。
【0004】
【特許文献1】
実用新案登録第3022411号公報(図2,図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図6において示すように、上述のような従来の釣竿にあっては、延伸状態において延伸竿101の穂先側端部を元竿100の竿元側端部内周面に嵌合させるために、元竿の内径より一段小径のパイプ状の嵌合部材102を配置している。このため、延伸状態において、延伸竿101の周面と嵌合部材102との段差(ΔX)が大きくなってしまう。このような段差は、元竿と挿入竿との間にゴミなどの進入を招き易く、また、外観も損なう。
【0006】
本発明の課題は、元竿と延伸竿との間で釣竿全体の長さを変化させることができ、且つ、元竿と延伸竿との間の大きな段差を解消できる釣竿を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明1の釣竿は、筒状体である複数の竿体を順次連結してなる釣竿であって、元竿と、元竿の竿元側に元竿内に出入自在に連結され、元竿内に収納された収納状態,元竿の竿元側に引き出された延伸状態の何れにおいても前記元竿に固定可能な延伸竿とを備えている。
【0008】
元竿は、全体として先細りテーパが施された筒状の本体部と、本体部の竿元側に脱着自在に連結されるパイプ状部材であり、本体部の内周面は全体として竿元側ほど小径化する逆テーパ面となっている栓とを有している。一方、延伸竿は、穂先側端部外周面に他の部分より大径に形成される嵌合雄部が形成され元竿内に出入される挿入部と、挿入部の竿元側に連結されるグリップ部とを有している。そして、挿入部の嵌合雄部が元竿の本体部の軸方向中央付近の内周面及び栓の内周面に嵌着可能である。
【0009】
この釣竿の延伸竿は元竿内に収納した状態(収納状態)と、元竿内から手元側に引き出した状態(延伸状態)との何れにあっても元竿に連結固定可能である。釣りを行っている最中において、延伸竿を元竿から手元側に引き出して延伸状態とし、若しくは、延伸竿を元竿内に押し込んで収納状態とし、状況に応じて釣竿全体の長さを調整して釣りを行う。具体的には、各状態において元竿と延伸竿とは以下のような態様で連結固定されている。
【0010】
まず、収納状態にあっては、元竿内に竿元側から延伸竿が挿入されると、元竿の先細りテーパとの関係で、延伸竿の嵌合雄部は元竿の軸方向中央付近の内周面に嵌着する。一方、延伸状態にあっては、元竿内から竿元側に延伸竿が引き出されると、延伸竿の穂先側端部の嵌合雄部は元竿の竿元側から栓内に至り、その内周面に嵌着する。この場合、栓は元竿内に位置して嵌合面を提供するのではなく、元竿の竿元側に突出して嵌合面を提供しており、相対的に元竿と延伸竿との段差が小さくなる。また、栓を取り外せば延伸竿が元竿から容易に分離する。そして、長期の使用により摩耗等が生じた場合には栓を容易に交換でき、長期にわたって嵌着力を維持することもできる。
【0011】
なお、ここで径の変化しない部分というのは、軸方向一定範囲において径の変化しない部分若しくは極めて緩やかな径変化に留まるようなものをいう。
発明2の釣竿は、発明1の釣竿であって、栓は、その外周面が竿元側ほど小径化するテーパ面となっている。
元竿の竿元側に位置する栓の内外周面をテーパ面として、外観上も元竿と延伸竿との段差が可及的に小さくなる。
【0012】
発明3の釣竿は、発明1又は2の釣竿であって、元竿の穂先側に振出形式で連結される元上竿をさらに備える。そして、この元上竿は穂先側端部に脱着自在に装着され外径方向に張り出したフランジ部材を有している。
元竿の竿元側に延伸竿を延伸させた状態で、振出形式に元竿の穂先側に連結される元上竿を元竿内に収納すると、元上竿が元竿からさらに延伸竿内にまで至ってしまう恐れがある。即ち、元上竿が元竿内に完全に入り込んでしまい、取り出すことが困難となる恐れがある。この釣竿では、元上竿の穂先側のフランジ部材が元竿の穂先側端面に当接して、元上竿が元竿内に入り込んでしまうことを防止する。
【0013】
発明4の釣竿は、発明3の釣竿であって、元上竿は竿元側端部に脱着自在に装着された底栓を有し、この底栓は元上竿の竿元側を閉塞している。
元上竿の穂先側にさらに振出形式で連結される他の竿体がある場合、これらの他の竿体を元上竿内に振出形式で収納しても、この底栓によって、これら他の竿体が元上竿の竿元側に入り込んでしまうことはない。
【0014】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施形態を採用した釣竿は、鮎釣り等に用いられる釣竿であり、図1に示すように、元竿1と、元竿1の竿元側から出し入れ自在に連結される延伸竿2とを有している。また、元竿1の穂先側は元上竿3,及び中竿4等が連結されている。これらの各竿体は炭素繊維等の強化繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグ素材を焼成して形成されている。
【0015】
元竿1より穂先側の各竿体はいわゆる振出形式で連結されており、穂先側の竿体から順次竿元側に位置する竿体内に出し入れ自在である。それぞれ穂先側に位置する竿体の竿元側端部外周面を竿元側に隣接する竿体の穂先側内周面に嵌着させて相互に固定可能である。最も穂先側に位置する穂先竿(図示せず)の穂先側端部には釣糸係止具が配置されている。また、元竿1とその竿元側に位置する延伸竿2とにあっては、後述のように、延伸状態,収納状態の何れの状態にあっても、相互に連結固定可能となっている。
【0016】
(元竿1について)
元竿1は全体として穂先側ほど小径化するようなテーパが施された筒状体である。元竿1の軸方向中央付近の内周面に於いては、部分的に軸方向においてその内径が変化しない部分が設けられている(図3:X範囲参照)。即ち、元竿1は、穂先側から順次竿元側に向かって内径も拡径してゆくテーパが施されている。その中の一部分においては、その内径が部分的に変化しない(X範囲)。そして、X範囲の竿元側に連続する部分においては、通常のテーパに再び合致するように、急テーパ部分が形成されている。この径の変化しない部分Xが、後述する延伸竿2の穂先側端部と収納状態において嵌着する(図3参照)。
【0017】
図2に示すように、この元竿1の竿元側端部には栓5が脱着自在に装着されている。元竿1の竿元側端部外周面にはねじ溝が形成されて雄ねじ部分が形成されている。
栓5は竿体を構成するものと同種のプリプレグ素材(軽い、通常の合わせと同様の技術を使える)や硬質合成樹脂からなるパイプ状の部材である。穂先側は内径が一段大径化しており、元竿1の竿元側端部を内包しつつ上述の元竿1の雄ねじ部分に螺着する雌ねじ部分となっている。一方、栓5の竿元側の内周面は、元竿1の竿元側端部内周面に連続して、穂先側が径の変化しない部分となっており、その竿元側が竿元側ほど小径化する逆テーパ部分となっている。この実施形態では、栓5の内周面を径の変化しないものと逆テーパ面とを組み合わせた例を示しているが、単なる逆テーパ面に留めることも可能である。この栓5の竿元側の内周面(逆テーパ面)が、後述する延伸竿2の穂先側端部と延伸状態に於いて嵌着する(図2参照)。また、栓5の外周面は穂先側端部においては元竿1の外周面にあわせてあり、竿元側に至るに徐々に小径化するような逆テーパ面とするのが好ましい。
【0018】
(延伸竿2について)
図1〜3に示すように、延伸竿2は、元竿1の竿元側からその内部に挿入される挿入部6と、挿入部6の竿元側に連結される太径のパイプ状部材であるグリップ部7とからなる。
挿入部6は元竿1内に挿入可能な外径の筒状体である。挿入部6は、テーパの変化のないもの若しくは竿元側ほど小径化するようなテーパを施しておく。この穂先側端部の外周面は、軸方向の一定範囲で外径が他の部分より大径化されており、ここが嵌合雄部6aとなっている(図2,3参照)。嵌合雄部6aは他の部分より大径化され且つ軸方向に於いて径が変化しない穂先側部分と、その竿元側に連続して竿元側ほど小径化する逆テーパ部分とからなる。この嵌合雄部6aの径の変化しない部分の外径は上述の元竿1の径の変化しない部分Xにあわせて設定されており、逆テーパ部分の径は栓5の逆テーパ部分の内径にあわせて設定されている。
【0019】
また、この挿入部6は、穂先側端部に配置されるゴムカバー8を有している。ゴムカバー8は周知の弾性ゴムから形成され軸方向に中空が貫通する円筒型の部材である。竿元側の外周面が一部削られて、ここが挿入部6の穂先側端部に挿入されて接着剤等で固定されている。ゴムカバー8の穂先側の内径は穂先側端部に向かって拡径するテーパが施されている。また、穂先側の端部からは軸方向に「割り」も形成する。このゴムカバー8は、元竿1の穂先側に振出形式に連結されている元上竿2などを元竿1内に収納する際に、円滑に元上竿3を挿入部6内に導くためのものである。
【0020】
一方、グリップ部7は、挿入部6より大径且つ元竿1の外周面に合致するような径のパイプ状部材である。元竿1や挿入部6と同様に繊維強化樹脂等から構成してもよいが、別途金属素材などから構成してもよい。挿入部6が穂先側から挿入された状態で螺着など周知の手法で脱着自在にグリップ部7は挿入部6の竿元側端部に連結されている。グリップ部7は挿入部6が完全に挿入された状態でも、グリップ部7の穂先側端部に挿入部6が部分的に挿入された状態でもよい。また、グリップ部7を挿入部6に接着などで固定してしまってもよい。
【0021】
(元上竿3について)
図4及び図5に示すように、元上竿3も先細りテーパの施された筒状体である。上述のように、元竿1の穂先側に振出形式で連結されている。
元上竿3の穂先側端部には脱着自在に口栓10が装着され、また、竿元側端部にも脱着自在に底栓11が装着されている。
【0022】
元上竿3の穂先側端部外周面にはねじ溝が形成されボルト部分となっている。ここに口栓10が脱着自在に螺着している。口栓10は、合成樹脂(例えば、弾性ゴム)や軽合金(アルミニウムなど)から構成され軸方向に貫通する中空の略パイプ状の部材である。この口栓10の中空を中竿4等が挿通する。口栓10は内周面に上述の元上竿3に螺着するナット部分を有し、元上竿3の穂先側端部を内包するように元上竿3に装着されている。この口栓10の外径は元竿1の穂先側端部の内径より大きく設定される。即ち、口栓10は元上竿3の穂先側において外方向に張り出し、元上竿3が元竿1内に入り込んでしまうのを抑えている。このような口栓10を装着しておくことで、例えば、釣りを終えて釣竿を完全に仕舞った際にも、不用意に元上竿3が元竿1内に入り込んでしまい持ち運び時に不便が生じることもない。
【0023】
元上竿3の竿元側端部内周面にもねじ溝が直接形成されておりナット部分となっている。ここに底栓11が脱着自在に螺着している。底栓11も弾性ゴム若しくは軽金属等からなる栓部材である。穂先側の外周面が元上竿3の竿元側端部に螺着するボルト部分となっており、ボルト部分の竿元側が元上竿3の外径に合致するような頭部分となっている。底栓11は軽量化のために中空化してもよく、軸方向に貫通する空気穴などを形成しても良い。図5に於いては、底栓11の穂先側を閉塞するゴム板を配置したものを例示している。この底栓11は、中竿4などが元上竿3を挿通して竿元側に飛び出すことを抑えるための栓として機能する。
【0024】
(元竿1と延伸竿2との連結固定について)
この釣竿の延伸竿2は元竿1内に収納した状態(収納状態:図3)と、元竿1内から手元側に引き出した状態(延伸状態:図2)との何れにあっても元竿1に連結固定可能である。釣りを行っている最中において、延伸竿2を元竿1から手元側に引き出して延伸状態とし、若しくは、延伸竿2を元竿1内に押し込んで収納状態とし、状況に応じて釣竿全体の長さを調整して釣りを行う。
【0025】
図3に示すように、収納状態にあっては、元竿1内に竿元側から延伸竿2の挿入部6が挿入されると、延伸竿2の挿入部6の嵌合雄部6aの径の変化しない部分が元竿1の軸方向中央付近に形成される径の変化しない部分Xに嵌着する。このように、収納状態において元竿1の軸方向中央付近の内周面で延伸竿と嵌着させることで、がたつきが無くまた使用中に元竿が落ちない。嵌着面にゴミなどが溜まり難くなる。
【0026】
一方、図2に示すように、延伸状態にあっては、元竿1内から竿元側に延伸竿2が引き出されると、延伸竿2の穂先側端部の嵌合雄部6aは元竿1の竿元側から栓5内に至り、嵌合雄部6aの逆テーパ部分が栓5の内周面(逆テーパ部分)に嵌着する。この場合、栓5は元竿1内に位置して嵌合面を提供するのではなく、元竿1の竿元側に突出して嵌合面を提供しており、相対的に元竿1と延伸竿2の挿入部6の外周面との段差が小さくなる。また、栓5の外径も竿元側ほど小径化するようなテーパ面としており、外観上も段差が目立たない。
【0027】
また、栓5を元竿1から取り外せば延伸竿2が元竿1から容易に分離する。長期の使用により栓5に摩耗等が生じた場合には、グリップ部7を挿入部6から取り外して、栓5を挿入部から取り外して容易に交換でき、長期にわたって嵌着力を維持することもできる。
[他の実施形態]
(a)上述の栓5の内周面(嵌合面)に、エポキシ樹脂などから構成されるフィルムを貼り合わせてもよい。栓5と嵌合雄部6aとの嵌着時の相互の摩耗を抑えることができる。
(b)また、栓5の竿元側端部から軸方向に必要に応じて「割り」を入れてもよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明に係る釣竿によれば、元竿と延伸竿との間で釣竿全体の長さを変化させることができ、且つ、元竿と延伸竿との間の大きな段差を解消できる。
さらに、長期の使用によって元竿と延伸竿との嵌合力が低下するに至っても、容易にその嵌合力を回復できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した釣竿の全体図。
【図2】図1の元竿1と延伸竿2との延伸状態を模式的に示した図。
【図3】図1の元竿1と延伸竿2との収納状態を模式的に示した図。
【図4】図1の元上竿3の穂先側を示した図。
【図5】図1の元上竿3の竿元側を示した図。
【図6】従来例を示した図。
【符号の説明】
1 元竿
2 延伸竿
3 元上竿
4 中竿
5 栓
6 挿入部
7 グリップ部

Claims (4)

  1. 筒状体である複数の竿体を順次連結してなる釣竿であって、
    元竿と、前記元竿の竿元側に前記元竿内に出入自在に連結され、前記元竿内に収納された収納状態,前記元竿の竿元側に引き出された延伸状態の何れにおいても前記元竿に固定可能な延伸竿とを備え、
    前記元竿は、全体として先細りテーパが施された筒状の本体部と、前記本体部の竿元側に脱着自在に連結されるパイプ状部材であり、前記本体部の内周面が全体として竿元側ほど小径化する逆テーパ面となっている栓とを有し、
    前記延伸竿は、穂先側端部外周面に他の部分より大径に形成される嵌合雄部が形成され前記元竿内に出入される挿入部と、前記挿入部の竿元側に連結されるグリップ部とを有し、
    前記挿入部の嵌合雄部が前記元竿の本体部の軸方向中央付近の内周面及び前記栓の内周面に嵌着可能である、釣竿。
  2. 前記栓は、その外周面が竿元側ほど小径化するテーパ面となっている、請求項1に記載の釣竿。
  3. 前記元竿の穂先側に振出形式で連結される元上竿をさらに備え、
    前記元上竿は穂先側端部に脱着自在に装着され外径方向に張り出したフランジ部材を有している、請求項1又は2に記載の釣竿。
  4. 前記元上竿は竿元側端部に脱着自在に装着された底栓を有し、前記底栓は前記元上竿の竿元側を閉塞している、請求項3に記載の釣竿。
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