JP3760780B2 - 紙葉類搬送制御装置および紙葉類搬送制御方法ならびに紙葉類搬送制御プログラム - Google Patents

紙葉類搬送制御装置および紙葉類搬送制御方法ならびに紙葉類搬送制御プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は郵便葉書などの紙葉類の搬送制御装置および搬送制御方法ならびにその制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のある区間における情報伝達方式を示す図2を参照すると、郵便葉書等紙葉類Fの情報Gが紙葉類の長さ程度の間隔で事象H,I,Nを発生させ情報Gがセンサ2,3間で伝達されていた。この方法は図2において、搬送路1上のd、e、f地点等事象発生箇所毎にタイミングを設計している。また、レジスタ01〜0n+1間の情報伝達回数が紙葉類一通に対して複数回行われている。従って、レジスタ等プログラム制御に関わる部分を多く使用し、CPUにも余計な負荷がかかっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の紙葉類の搬送制御において、長距離の搬送ルート上での情報伝達制御を行う場合では、プログラム制御はより複雑になりCPUに対する負荷がそれだけ増加する。また、シフトレジスタ,タイマのバッファ,事象発生のバッファが搬送路上を流れる紙葉類の最大数分必要となる。さらに、従来の搬送制御では、搬送誤差の許容量を設定する必要があり、紙葉類を検出するためのセンサ間の距離に限界が生じるために多くのセンサが必要になってきてしまう。
【0004】
また、一通一通の紙葉類の情報が、その紙葉類の長さ程度の間隔毎のタイミングで事象を発生させその都度、紙葉類の情報をプログラム制御によりあるシフトレジスタから次のシフトレジスタに移動させ次のセンサまで伝達しなければならない。また、紙葉類の長さ程度の間隔毎のタイミングは、センサ間の距離から算出しているため、センサ間の距離が異なると、タイミングも設計し直さなければならない。
【0005】
本発明の目的は、紙葉類搬送に係わる制御プログラムを減少させCPUの負荷を軽減し、また紙葉類の情報の伝達を正確に行うことが可能な紙葉類搬送制御装置および紙葉類搬送制御方法ならびに紙葉類搬送制御プログラムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の紙葉類搬送制御装置は、紙葉類の通過を検出する二つのセンサ間を搬送される一通の紙葉類の、少なくともシリアル番号、搬送情報、行先情報のうちの1の情報を書き込む第1および第2のレジスタと、前記第1のレジスタに書き込まれた前記情報を前記第2のレジスタに移動させる事象の発生を一通の紙葉類について1回とし、前記二つのセンサ間の一通の紙葉類の搬送に要する時間を複数通分の搬送時間を平均化した値として算出し、その値に基づいて前記事象発生のタイミングを算出するタイミング算出手段とを含む制御手段を備える。
【0007】
また、本発明の紙葉類搬送制御装置は、紙葉類を一定速度で搬送する搬送路と、前記紙葉類の通過を検出する第1および第2のセンサと、前記二つのセンサ間を搬送される一通の紙葉類の、少なくともシリアル番号、搬送情報、行先情報のうちの1の情報を書き込む第1および第2のレジスタと、前記第1のレジスタに書き込まれた前記情報を前記第2のレジスタに移動させる事象の発生を一通の紙葉類について1回とし、前記二つのセンサ間の一通の紙葉類の搬送に要する時間を複数通分の搬送時間を平均化した値として算出し、その値に基づいて前記事象発生のタイミングを算出する制御部とを備え、前記制御部は、第1のセンサの直前にいる紙葉類の前記情報を格納する第1のレジスタと、前記第1のセンサで検出した紙葉類の前記情報を格納する第1のバッファと、前記第1のセンサを通過後に前記事象が発生したときの紙葉類の前記情報を格納する第2のレジスタと、前記第2のセンサでの紙葉類の検知情報の受信タイミングで前記第2のレジスタに格納されている紙葉類の前記情報を格納する第2のバッファと、搬送制御のためのプログラムを記憶しておく記憶部と、時刻情報を出力するタイマと、前記プログラムに基づき前記第1のレジスタ,前記第1のバッファ,前記第2のレジスタおよび前記第2のバッファの読出し書込み制御を行う読出書込制御部と、前記二つのセンサ間の一通の紙葉類の搬送に要する時間を、複数通分の搬送時間を平均化した値として算出し、その値に基づいて前記事象発生のタイミングを算出するタイミング算出手段とを備える。
【0008】
本発明の紙葉類搬送制御方法は、紙葉類の通過を検出する第1および第2のセンサ間を搬送される紙葉類が第1のセンサを通過すると、前記第1のセンサでの紙葉類検知情報の受信タイミングで第1のレジスタに格納されている紙葉類の、少なくともシリアル番号、搬送情報、行先情報のうちの1の情報を第1のバッファに順に格納するとともにこのときの時刻を取得し、前記第1のレジスタに書き込まれた前記情報を第2のレジスタに移動させる事象を、前記二つのセンサ間の一通の紙葉類の搬送に要する時間を複数通分の搬送時間を平均化した値として算出し、その値に基づくタイミングで発生させるように設定し、前記紙葉類の情報を前記第1のバッファから前記第2のレジスタへ格納し、前記紙葉類が第2のセンサに対しこの紙葉類1通分の距離に来たとき、前記事象を発生させ前記第1のバッファに格納されている前記紙葉類の情報を順に取り出し、前記第2のレジスタに格納し、紙葉類が前記第2のセンサを通過すると、前記第2のセンサでの紙葉類検知情報の受信タイミングで前記第2のレジスタに格納されている前記紙葉類の情報を第2のバッファに順に格納する構成であり、前記第1のレジスタに情報は存在し前記第1のセンサも紙葉類の通過を検知し、前記第2のセンサが前記紙葉類の通過を検知しなかった場合、次の事象の発生で前記第2のレジスタの情報を次の紙葉類の情報に上書きする構成としてもよい。
【0009】
本発明の紙葉類搬送制御プログラムは、紙葉類の通過を検出する第1および第2のセンサ間を搬送される紙葉類が第1のセンサを通過すると、前記第1のセンサでの紙葉類検知情報の受信タイミングで第1のレジスタに格納されている紙葉類、少なくともシリアル番号、搬送情報、行先情報のうちの1の情報を第1のバッファに順に格納するとともにこのときの時刻を取得するステップと、前記第1のレジスタに書き込まれた前記情報を第2のレジスタに移動させる事象を、前記二つのセンサ間の一通の紙葉類の搬送に要する時間を複数通分の搬送時間を平均化した値として算出し、その値に基づくタイミングで発生させるように設定し、前記紙葉類の前記情報を前記第1のバッファから前記第2のレジスタへ格納するステップと、前記紙葉類が第2のセンサに対しこの紙葉類1通分の距離に来たとき、前記事象を発生させ前記第1のバッファに格納されている前記紙葉類の情報を順に取り出し、前記第2のレジスタに格納するステップと、紙葉類が前記第2のセンサを通過すると、前記第2のセンサでの紙葉類検知情報の受信タイミングで前記第2のレジスタに格納されている前記紙葉類の情報を第2のバッファに順に格納するステップとを有する。
【0010】
本発明によれば、一通の紙葉類の情報に対してシフトレジスタから次のシフトレジスタへの移動の事象発生をセンサとセンサの間で1回とすることによってプログラム制御に係わる部分を減少することができる。また、センサ間で紙葉類の搬送に要する時間は、搬送時に自動的に測定できるため、測定した時間を利用して常に搬送状況にあった事象発生タイミングを算出する。その事象発生タイミングを活用すると、搬送ベルト等の変化による搬送誤差が生じても紙葉類の情報の伝達は、正確に行われる。また、本発明によりセンサ間の距離も従来の方式に比べ長くしても情報の伝達は正確に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0012】
図1を参照すると、紙葉類搬送制御装置は、紙葉類Aを一定速度で搬送する搬送路1と、紙葉類Aの通過を検出するセンサ2,3と、これら二つのセンサ間を搬送する一通の紙葉類の情報に対してこの情報を書き込むレジスタ5から次のレジスタ7への移動の際事象発生を1回としこの搬送に要した時間に基づき搬送状況にあった事象発生のタイミングを算出する制御部4とを備える。
【0013】
制御部4は、センサ2の直前にいる紙葉類Aの情報Bを格納するレジスタ5と、センサ2で検出した紙葉類Aの情報Bを格納するバッファ6と、センサ2を通過後に事象Eが発生したときの紙葉類Aの情報Bを格納するレジスタ7と、センサ3での紙葉類Aの検知情報Dの受信タイミングでレジスタ7に格納されている紙葉類Aの情報Bを格納するバッファ8と、搬送制御のためのプログラムを記憶しておく記憶部9と、時刻情報を出力するタイマ10と、CPU11とを備える。CPU11は、記憶部9に格納しているプログラムに基づきレジスタ5,バッファ6,レジスタ7およびバッファ8の読出し書込み制御を行う読出書込制御部112と、センサ2,3間の搬送に要した時間に基づき搬送状況にあった事象発生のタイミングを算出するタイミング算出部111とを備える。
【0014】
以下に図1を参照して動作を説明する。この紙葉類の搬送制御を行うプログラムは記憶部9に格納されており、CPU11がこれを読み出し実行する。紙葉類Aがセンサ2(a地点)を通過すると制御部4では、センサ2での紙葉類検知情報Cの受信タイミングでレジスタ5に格納されている紙葉類Aの情報B,例えばシリアル番号,搬送情報,行先情報等をバッファ6に順に格納する。図1では、紙葉類Aのみを表示しているが,実際には紙葉類B,Cも存在する。同時にこのときの時刻をタイマ10から取得し、現在の時刻+T時間後に事象Eを発生させるように制御部4に設定する。このT時間後は、紙葉類Aがb地点からc地点の間に位置したときであり、紙葉類Aの情報Bをバッファ6からレジスタ7へ格納するタイミングである。センサ間で紙葉類の搬送に要する時間は、搬送時に自動的に測定できるため、測定した時間を利用して常に搬送状況にあった事象発生タイミングを算出する。紙葉類Aがb地点付近に来た時、制御部4は事象Eを発生させバッファ6に格納されている紙葉類Aの情報Bを順に取り出し、レジスタ7に格納する。
【0015】
ここで図1における事象Eのタイミングの算出方法について説明する。CPU11は、紙葉類Aがa地点からc地点までを通過する時間を測定し、その測定値をバッファに記憶させる。このバッファはある数通分の通過時間が記憶可能なリングバッファにしておく。センサ2を通過する際に、通過時間を記憶してあるリングバッファの情報を平均化し、事象Eを発生させるタイミングTを算出する。このように、最新の通過時間をもとに事象Eを発生させるタイミングTを算出することによって、経年変化による搬送速度の誤差を吸収することができる。
【0016】
紙葉類Aがセンサ3(c地点)を通過すると制御部4では、センサ3での紙葉類検知情報Dの受信タイミングでレジスタ7に格納されている紙葉類Aの情報Bをバッファ8に順に格納する。よって紙葉類Aの搬送とともに紙葉類Aの情報Bも搬送されたことになる。
【0017】
連続して紙葉類が搬送された場合、制御部4の中で次の条件が必要である。取り出された側のレジスタおよびバッファは、必ず初期化する。a地点でレジスタ5に情報がない、つまり、レジスタ5の情報が初期化状態でセンサ2があたかも紙葉類が通過したように検知した場合,つまり障害時には、事象Eの発生タイミングのタイマは、設定されない。
【0018】
a地点でレジスタ5に情報は存在しセンサ2も紙葉類の通過を検知したが、c地点でセンサ3が紙葉類の通過を検知しなかった場合、例えば紙葉類が重なったときなどレジスタ7に情報は残るが次の事象Eの発生で次の紙葉類の情報に上書きされる。従って各々の紙葉類に対して紙葉類の情報がずれることはない。
【0019】
なお、本発明の制御方式を用いて、センサ間に設けられているバッファをデータベース化して紙葉類がセンサ間を通過した時間、紙葉類間の間隔、紙葉類の長さ、区分情報、印字データなどを容易にトレースすることができる。このトレースデータを元に保守情報を作成することも可能となる。例えば、事象Eを発生させる時間を自動的に搬送中にフィードバックさせることにより、長期間搬送路を使用して多少の搬送誤差が生じても、正確に紙葉類の情報を伝達することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、一通の紙葉類の情報に対してのレジスタ間の情報伝達回数は、1回で済む。従って、プログラム制御に係わる部分を減少させることができ、CPUへの負荷も軽くなる。そして、従来の方法よりもセンサ間の距離が長くとれる分、センサの個数を減らすことができる。また、センサ間を通過する紙葉類の時間を1通毎に測定し、平均化し搬送中に自動的にT時間後の値を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】従来の紙葉類搬送制御を示す図である。
【符号の説明】
1 搬送路
2,3 センサ
4 制御部
5,7 レジスタ
6,8 バッファ
9 記憶部
10 タイマ
11 CPU
111 タイミング算出部
112 読出書込制御部

Claims (6)

  1. 紙葉類の通過を検出する二つのセンサ間を搬送される一通の紙葉類の、少なくともシリアル番号、搬送情報、行先情報のうちの1の情報を書き込む第1および第2のレジスタと、
    前記第1のレジスタに書き込まれた前記情報を前記第2のレジスタに移動させる事象の発生を一通の紙葉類について1回とし、前記二つのセンサ間の一通の紙葉類の搬送に要する時間を複数通分の搬送時間を平均化した値として算出し、その値に基づいて前記事象発生のタイミングを算出するタイミング算出手段とを含む制御手段を備えることを特徴とする紙葉類搬送制御装置。
  2. 紙葉類を一定速度で搬送する搬送路と、前記紙葉類の通過を検出する第1および第2のセンサと、前記二つのセンサ間を搬送される一通の紙葉類の、少なくともシリアル番号、搬送情報、行先情報のうちの1の情報を書き込む第1および第2のレジスタと、
    前記第1のレジスタに書き込まれた前記情報を前記第2のレジスタに移動させる事象の発生を一通の紙葉類について1回とし、前記二つのセンサ間の一通の紙葉類の搬送に要する時間を複数通分の搬送時間を平均化した値として算出し、その値に基づいて前記事象発生のタイミングを算出する制御部とを備えることを特徴とする紙葉類搬送制御装置。
  3. 前記制御部は、第1のセンサの直前にいる紙葉類の前記情報を格納する第1のレジスタと、前記第1のセンサで検出した紙葉類の前記情報を格納する第1のバッファと、前記第1のセンサを通過後に前記事象が発生したときの紙葉類の前記情報を格納する第2のレジスタと、前記第2のセンサでの紙葉類の検知情報の受信タイミングで前記第2のレジスタに格納されている紙葉類の前記情報を格納する第2のバッファと、搬送制御のためのプログラムを記憶しておく記憶部と、時刻情報を出力するタイマと、前記プログラムに基づき前記第1のレジスタ,前記第1のバッファ,前記第2のレジスタおよび前記第2のバッファの読出し書込み制御を行う読出書込制御部と、前記二つのセンサ間の一通の紙葉類の搬送に要する時間を、複数通分の搬送時間を平均化した値として算出し、その値に基づいて前記事象発生のタイミングを算出するタイミング算出手段とを備えることを特徴とする請求項2記載の紙葉類搬送制御装置。
  4. 紙葉類の通過を検出する第1および第2のセンサ間を搬送される紙葉類が第1のセンサを通過すると、前記第1のセンサでの紙葉類検知情報の受信タイミングで第1のレジスタに格納されている紙葉類の、少なくともシリアル番号、搬送情報、行先情報のうちの1の情報を第1のバッファに順に格納するとともにこのときの時刻を取得し、前記第1のレジスタに書き込まれた前記情報を第2のレジスタに移動させる事象を、前記二つのセンサ間の一通の紙葉類の搬送に要する時間を複数通分の搬送時間を平均化した値として算出し、その値に基づくタイミングで発生させるように設定し、前記紙葉類の情報を前記第1のバッファから前記第2のレジスタへ格納し、前記紙葉類が第2のセンサに対しこの紙葉類1通分の距離に来たとき、前記事象を発生させ前記第1のバッファに格納されている前記紙葉類の情報を順に取り出し、前記第2のレジスタに格納し、紙葉類が前記第2のセンサを通過すると、前記第2のセンサでの紙葉類検知情報の受信タイミングで前記第2のレジスタに格納されている前記紙葉類の情報を第2のバッファに順に格納することを特徴とする紙葉類搬送制御方法。
  5. 前記第1のレジスタに情報は存在し前記第1のセンサも紙葉類の通過を検知し、前記第2のセンサが前記紙葉類の通過を検知しなかった場合、次の事象の発生で前記第2のレジスタの情報を次の紙葉類の情報に上書きすることを特徴とする請求項4記載の紙葉類搬送制御方法。
  6. 紙葉類の通過を検出する第1および第2のセンサ間を搬送される紙葉類が第1のセンサを通過すると、前記第1のセンサでの紙葉類検知情報の受信タイミングで第1のレジスタに格納されている紙葉類、少なくともシリアル番号、搬送情報、行先情報のうちの1の情報を第1のバッファに順に格納するとともにこのときの時刻を取得するステップと、前記第1のレジスタに書き込まれた前記情報を第2のレジスタに移動させ る事象を、前記二つのセンサ間の一通の紙葉類の搬送に要する時間を複数通分の搬送時間を平均化した値として算出し、その値に基づくタイミングで発生させるように設定し、前記紙葉類の前記情報を前記第1のバッファから前記第2のレジスタへ格納するステップと、前記紙葉類が第2のセンサに対しこの紙葉類1通分の距離に来たとき、前記事象を発生させ前記第1のバッファに格納されている前記紙葉類の情報を順に取り出し、前記第2のレジスタに格納するステップと、紙葉類が前記第2のセンサを通過すると、前記第2のセンサでの紙葉類検知情報の受信タイミングで前記第2のレジスタに格納されている前記紙葉類の情報を第2のバッファに順に格納するステップとを有することを特徴とする紙葉類搬送制御プログラム。
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