JP3404327B2 - 被搬送物検知システム - Google Patents

被搬送物検知システム

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JP3404327B2 JP20879499A JP20879499A JP3404327B2 JP 3404327 B2 JP3404327 B2 JP 3404327B2 JP 20879499 A JP20879499 A JP 20879499A JP 20879499 A JP20879499 A JP 20879499A JP 3404327 B2 JP3404327 B2 JP 3404327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被搬送物検知シス
テムに関し、特に搬送ガイド上における被搬送物(紙
類)のジャムの発生位置を特定することが可能な被搬送
物検知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の被搬送物(紙類)のジャ
ムを検知する検知システムの概略構成図である。図3に
示すように、搬送ローラ102a,102b,102c
を順次配列し、コピー用紙等の「被搬送物」である媒体
104を矢印X1方向に搬送するペーパガイド103を
構成する。このペーパガイド103に沿って、所定距離
を隔てて第1センサ101aと第2センサ101bを固
定配置し、媒体104が矢印X1方向に所定速度で搬送
される場合に、第1センサ101aと第2センサ101
bの夫々の直下において媒体104の有無を検知する。
そして、一定時間内に第1センサ101aと第2センサ
101bの双方のセンサにおいて検出変化が無い場合に
は、ジャムが発生したと判断し、ジャム検知を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
被搬送物検知システムは、次の問題点がある。即ち、従
来システムは、ジャムが発生したことは検知できるが、
媒体がペーパガイド上の何処に止まったかは、検知する
ことができない。例えば、図3でいえば、媒体104の
先端部104aは第2センサ101bと第1センサ10
1aの間でジャムを起したことは認識できるが、媒体1
04の先端部104aの停止位置を、第1センサ101
aからの具体的距離として特定することが出来ない。具
体的距離が特定できれば、例えばジャム発生物の除去,
保守作業等の場合に、大変便利である。
【0004】そこで本発明の課題は、ジャム等を起した
被搬送物の停止位置を精密に検出することが可能な被搬
送物検知システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、被搬送物を搬送する被搬送物搬送手段と、
前記被搬送物の搬送方向端部を検知するために搬送方向
に所定間隔で設置された第1,第2の検知センサを取り
付けたセンサ搬送体を搬送するセンサ搬送体搬送手段
と、前記被搬送物搬送手段とセンサ搬送体搬送手段とを
同期させて駆動する同期駆動手段とを備えたことを特徴
とする。
【0006】また、前記センサ搬送体搬送手段の移動量
を測定する移動量測定手段を備えたことを特徴とする。
【0007】このようにすれば、図1に示すように、同
期駆動手段(同期駆動部)3aの制御の下に、被搬送物
搬送手段(搬送ローラ)102a,102b,102c
が被搬送物(媒体)104とセンサ搬送体搬送手段(可
動支持台)1とを同期して搬送する。被搬送物104が
停止(ジャム)したと仮定した場合には、図2(B)に
示すように、センサ搬送体搬送手段1のみがそのまま先
行し、第1,第2センサ2a,2bが双方共に非検知と
なる。また、移動量測定手段(移動量測定部)3bが停
止位置を測定する。従って、被搬送物の停止位置を精密
に検出することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて説明する。図1は本実施例の被搬送物検知システ
ムである。なお、既に説明した部分には同一符号を付
し、重複記載を省略する。
【0009】図1において、矢印X2方向に移動する
「センサ搬送体およびセンサ搬送体搬送手段」である可
動支持台1の下面に、「被搬送物」である媒体104の
先端部104aを検知可能な、例えば「反射光学式」の
第1センサ2a及び第2センサ2bを所定間隔で取り付
ける。矢印X2方向に移動する可動支持台1と、「被搬
送物搬送手段」である矢印R1,R2方向に回転する搬
送ローラ102a,102b,102cとは、制御部3
を構成する「同期駆動手段」である同期駆動部3aが、
媒体104の速度と可動支持台1の速度とが同一速度に
なるように同期をとって駆動する。
【0010】また、3bは媒体104および可動支持台
1の移動量(搬送量)を測定する移動量測定部(「移動
量測定手段」)であり、4は移動量を出力するディスプ
レイ,プリンタ等の出力部である。可動支持台1を駆動
するモータの駆動量または駆動時間に基づいて、可動支
持台1のペーパーガイド103内における位置を認識
し、移動量測定部3bに測定し、出力部4に出力するこ
とが出来る。
【0011】このように構成すれば、媒体104の有無
を検知するには、第1センサ2aは媒体104を検知す
るが、第2センサ2bは媒体104を検知しない(非検
知)ことで、媒体104の先端部104aの位置を認識
出来る(図2に基づいて次に説明する)。従って、第1
センサ2aと第2センサ2bの配置間隔を狭くすれば、
精密に媒体の停止位置(ジャム発生位置)を検知(認
識)することができる。
【0012】次に、本実施例の動作を、図2(A),
(B),(C)に基づいて説明する。 ジャムが発生しない場合 図1において、第1センサ2aが媒体104の先端部1
04aを反射光学式で検知した状態であり(図2(A)の
○で示す)、且つ第2センサ2bが先端部104aを検
知しない状態(図2(A)の×で示す)を維持したままで
媒体104と可動支持台1とが搬送されれば、同期駆動
部3aの制御により搬送ローラ102a,102b,1
02cと可動支持台1とは同期駆動されているので、媒
体104が搬送状態にあることを検知し続ける。この場
合がジャムの発生しない正常搬送であり、図2(A)に示
すように、第1センサ2aが検知状態(○)、第2セン
サ2bが非検知状態(×)である。
【0013】ジャムが発生した場合 媒体104にジャムが発生すると、可動支持台1は移動
しているものの、媒体104が移動しない状態となり、
可動支持台1が先行した状態となる。従って、媒体10
4と可動支持台1の第1,第2センサ2a,2bの位置
関係は、図2(B)に示すように、第1センサ2aと第2
センサbの双方が非検知状態(図2(B)の×で示す)と
なり、可動支持台1は媒体104の先端部104aを見
失い媒体104がジャムったことを検知できる。
【0014】このジャム発生時においては、可動支持台
1の移動量を移動量測定部3bに測定しておき、この移
動量に基づき媒体104の停止位置(ジャム発生位置)
を特定することが出来る。
【0015】可動支持台の停止または媒体の異常高速
搬送 媒体104が正常搬送されているにも拘らず、可動支持
台1が停止してしまう場合が理論的に考えられる。この
場合には、図2(C)に示すように、媒体104が先行
し、可動支持台1は停止して取り残される。従って、第
1,第2センサ2a,2bは双方共に非検知状態(×)
となり、且つ移動量測定部3bの移動量が正常値より小
さくなるので、可動支持台1の停止を認識できる。
【0016】また、極端な場合には、可動支持台1は正
常速度で搬送されているにも拘らず、媒体104が異常
速度(異常高速)で先行する場合が考えられる。この場
合には、第1,第2センサ2a,2bは双方共に非検知
状態(×)となり(図2(C))、且つ移動量測定部3
bの移動量が正常値なので、媒体104の異常高速によ
る先行と判断することができる。
【0017】なお、本実施例では媒体の搬送手段として
搬送ローラを使用した場合を説明したが、他の手段(例
えば、搬送ベルト)でも良いことは勿論である。
【0018】また、本実施例では媒体としてコピー用紙
(例えば、A4の定形紙)の場合を説明したが、媒体の
先端部を2個のセンサで検知しているので、各種サイズ
の用紙が搬送される装置(例えば、銀行等の通帳プリン
タ)にも本発明を適用することが可能であるばかりでな
く、例えば、円形や楕円形などの各種形状の媒体にも本
発明を適用可能である。
【0019】
【効果の説明】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果を奏する。第1の効果は、搬送する媒体先端
部を常に監視しているので、媒体の大小に拘らずジャム
発生位置を精密に検出出来る。第2の効果は、搬送する
媒体先端部を常に監視しているので、ジャム発生からジ
ャム発生を認識するまでの時間が短い。第3の効果は、
ジャム発生位置を精密に検出しているので、ジャム発生
原因を特定しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作原理を示す模式図である。
【図3】従来例のシステム構成図である。
【符号の説明】
1 可動支持台 2a,2b 第1,第2センサ 3 制御部 3a 同期駆動部 3b 移動量測定部 4 出力部 102a,102b,102c 搬送ローラ 104 媒体 103 ペーパガイド 104a 媒体の先端部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物を搬送する被搬送物搬送手段
    と、 前記被搬送物の搬送方向端部を検知するために搬送方向
    に所定間隔で設置された第1,第2の検知センサを取り
    付けたセンサ搬送体を搬送するセンサ搬送体搬送手段
    と、 前記被搬送物搬送手段とセンサ搬送体搬送手段とを同期
    させて駆動する同期駆動手段とを備えたことを特徴とす
    る被搬送物検知システム。
  2. 【請求項2】 前記センサ搬送体搬送手段の移動量を測
    定する移動量測定手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の被搬送物検知システム。
  3. 【請求項3】 前記搬送方向端部を検知する場合に、該
    搬送方向端部は搬送方向の先端部であることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の被搬送物検知システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記検知センサは、反射光学式の検知セ
    ンサであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の被搬送物検知システム。
  5. 【請求項5】 前記被搬送物は、大きさの異なる各種被
    搬送物からなることを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれかに記載の被搬送物検知システム。
  6. 【請求項6】 前記被搬送物検知システムを適用する装
    置は、通帳プリンタであることを特徴とする請求項1乃
    至請求項5のいずれかに記載の被搬送物検知システム。
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