JP4118970B2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数枚の紙葉類を1枚づつ搬送して検査等の処理をする紙葉類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、集積した複数枚の紙葉類を1枚づつ取出して搬送し、検査等の処理をする紙葉類処理装置が知られている。この種の紙葉類処理装置では、多くの紙葉類を高速に処理することが望まれており、紙葉類をできるだけ高速に搬送することが要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、紙葉類を高速に搬送すると、紙葉類のスキュー、ショートピッチ、位置ずれ等により紙葉類の搬送姿勢が悪くなり、ジャムを発生したり、処理精度が低下されるといった問題が生じていた。従来、紙葉類のスキューやショートピッチを補正する方法は知られているが、紙葉類の位置ずれ、即ち紙葉類の搬送方向を横切る方向へのずれを補正する方法はなかった。
【0004】
この発明は、上記問題点を鑑みなされたもので、その目的は、紙葉類を正常な姿勢で搬送でき、紙葉類の処理精度を向上できる紙葉類処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明の紙葉類処理装置は、紙葉類を所定方向に搬送する搬送手段と、上記搬送手段にて搬送される紙葉類の正しい搬送位置から紙葉類の搬送方向を横切る方向への位置ずれを検知する検知手段と、上記検知手段を通過した紙葉類を、上記搬送手段による搬送方向を横切る方向に離間した2位置で保持し、上記搬送方向に沿って送る第1および第2送り手段と、上記検知手段にて検知された上記位置ずれを補正するように、当該紙葉類がずれた側と反対側の送り手段による紙葉類の搬送速度を上記ずれた側の送り手段による紙葉類の搬送速度よりも速めた後に、上記ずれた側の送り手段による紙葉類の搬送速度を上記反対側の送り手段による紙葉類の搬送速度よりも速めるとともに上記第1及び第2の送り手段の平均搬送速度を互いに一致させ、かつ上記平均搬送速度を上記搬送手段の通常搬送速度と一致させた制御パターンを、位置ずれに対応して複数格納した記憶手段と、上記検知手段にて紙葉類の位置ずれが検知された際に、この位置ずれに対応した制御パターンを上記記憶手段から抽出し、抽出した制御パターンに従って上記第1および第2送り手段の少なくとも一方による紙葉類の搬送速度を可変させる制御手段と、を有する。
【0007】
また、この発明の紙葉類処理装置は、紙葉類を所定方向に搬送する搬送手段と、上記搬送手段にて搬送される紙葉類の正しい搬送位置から紙葉類の搬送方向を横切る方向への位置ずれを検知する検知手段と、上記検知手段を通過した紙葉類を、上記搬送手段による搬送方向を横切る方向に離間した2位置で保持し、上記搬送方向に沿って送る第1および第2送り手段と、上記検知手段にて紙葉類の位置ずれが検知された際に、上記第1および第2送り手段にて当該紙葉類を保持した状態で、当該紙葉類がずれた側と反対側の第1送り手段による紙葉類の搬送速度を他側の第2送り手段による紙葉類の搬送速度より速めて当該紙葉類を傾け、紙葉類を傾けた状態で上記第1および第2送り手段による搬送速度を一致させて当該紙葉類を搬送し、上記第2送り手段による紙葉類の搬送速度を上記第1送り手段による紙葉類の搬送速度より速めて当該紙葉類の上記傾きを元に戻すとともに上記第1及び第2送り手段の平均搬送速度を一致させ、かつ上記平均搬送速度を上記搬送手段の通常搬送速度と一致した速度にすることにより、当該紙葉類の上記位置ずれを補正する制御手段と、を有する。
【0008】
また、この発明の紙葉類処理装置は、紙葉類を所定方向に搬送する搬送手段と、上記搬送手段にて搬送される紙葉類の正しい搬送位置から紙葉類の搬送方向を横切る方向への位置ずれを検知する第1検知手段と、上記第1検知手段を通過した紙葉類を、上記搬送手段による搬送方向を横切る方向に離間した2位置でそれぞれ挟持するとともに、上記搬送方向に沿って送る2組のローラ対と、上記2組のローラ対により紙葉類が挟持されたことを検知する第2検知手段と、上記第1検知手段によって検知される紙葉類の位置ずれに対応して予め用意された複数の制御パターンであって、上記2組のローラ対によって紙葉類が挟持されたことが上記第2検知手段によって検知されたことを条件に、当該紙葉類がずれた側と反対側の第1ローラ対による紙葉類の搬送速度を他側の第2ローラ対による紙葉類の搬送速度より速めて紙葉類を傾け、紙葉類を傾けた状態で上記第1および第2ローラ対による搬送速度を一致させて紙葉類を搬送し、上記第2ローラ対による紙葉類の搬送速度を上記第1ローラ対による紙葉類の搬送速度より速めて紙葉類の上記傾きを元に戻す制御パターンを格納した記憶手段と、上記第1検知手段にて紙葉類の位置ずれが検知された際に、この位置ずれに対応した制御パターンを上記記憶手段から抽出し、抽出した制御パターンに従って上記第1および第2ローラ対の少なくとも一方による紙葉類の搬送速度を可変させるとともに、上記第1及び第2ローラ対の平均搬送速度を互いに一致させ、かつ上記平均搬送速度を上記搬送手段の通常搬送速度と一致した速度とした制御手段と、を有する。
【0012】
さらに、この発明の紙葉類処理装置は、紙葉類を所定方向に搬送する搬送手段と、上記搬送手段にて搬送される紙葉類の正しい搬送位置からの位置ずれを検知する位置ずれ検知手段と、上記搬送手段にて搬送される紙葉類の搬送方向に対する傾きを検知する傾き検知手段と、上記位置ずれ検知手段および傾き検知手段を通過した紙葉類を、上記搬送手段による搬送方向を横切る方向に離間した2位置で挟持し、上記搬送方向に沿って搬送する第1および第2ローラ対と、上記第1および第2ローラ対により紙葉類が挟持されたことを検知するセンサと、上記位置ずれ検知手段によって検知される紙葉類の位置ずれおよび上記傾き検知手段によって検知される紙葉類の傾きに対応して予め用意された複数の制御パターンであって、上記位置ずれ及び傾きを補正するように上記2組のローラ対の少なくとも一方のローラ対による紙葉類の搬送速度を他方のローラ対による紙葉類の搬送速度よりも速い搬送速度に変更して搬送し、その後上記2組のローラ対の搬送速度を一致させて搬送し、さらに上記一方のローラ対による紙葉類の搬送速度を他方のローラ対による搬送速度よりも遅い搬送速度に変更して搬送する制御パターンを格納した記憶手段と、上記位置ずれ検知手段による紙葉類の位置ずれ及び上記傾き検知手段による紙葉類の傾きが検知された際に、上記第1および第2ローラ対によって紙葉類が挟持されたことが上記センサによって検知されたことを条件に、上記位置ずれ及び傾きに対応した制御パターンを上記記憶手段から抽出し、抽出した制御パターンに従って上記第1および第2ローラ対による紙葉類の搬送速度を可変させる制御手段と、を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。 図1は、この発明の紙葉類処理装置1を概略的に示している。すなわち、紙葉供給部2にセットされた複数枚の紙葉類Pは、繰出し機構4によって1枚づつ分離されて順次繰出され、ほぼ紙葉類1枚分の間隔で搬送装置10へ送り込まれる。搬送装置10で搬送される紙葉類Pは、搬走路6を介して検査部8に送られ、ここで検査される。
【0019】
検査部8で検査された紙葉類Pは、搬走路12を介して振り分け部14に送られる。振り分け部14は、搬送されてくる紙葉類Pを、検査部8の検査結果に応じて振り分け、所定の集積部16、17、18にそれぞれ集積するようになっている。
【0020】
このような紙葉類処理装置1では、図示しない制御手段により、処理内容に応じて繰出し機構4、搬送装置10、搬走路6、検査部8、搬走路12、振り分け部14、集積部16、17、18などの動作がそれぞれ制御されている。
【0021】
通常、上記のような紙葉類処理装置1では、極めて短時間(例えば1秒間に10枚程度)で紙葉類が処理され、搬送される紙葉類の速度は例えば1600mm/s程度と非常に高速となっている。
【0022】
このような紙葉類処理装置1では、1枚ずつ分離搬送された紙葉類が傾かず、正常な間隔で、正常な位置(進行方向に向かって左右のどこを通るか)を搬送されることが望まれている。なぜならば、紙葉類が傾いていたり(スキュー)、間隔が詰まって搬送されたり(ショートピッチ)、片寄った位置で搬送された(位置ずれ)場合、検査部で行う紙葉類の印刷等のパターンマッチング処理が難しくなる、周囲の障害物に紙葉類が衝突する、集積部で正常に集積できなくなる等の問題が生じていた。
【0023】
しかし、紙葉類を1枚1枚正確に分離して高速で搬送する技術は非常に難しく、例えば、新しい紙葉類と古い紙葉類とが混在して集積されていた場合、摩擦係数の違いから正確に分離搬送できない問題が生じていた。この結果、紙葉類のスキュー、ショートピッチ、位置ずれ等が発生し、障害を引き起こすことが多かった。ところが紙葉類のスキューやショートピッチを修正する手段は過去にいくつか提案されているが、紙葉類の位置ずれを修正することができなかった。
【0024】
そこで本発明は、以下に説明するような手段を用いることによって、この問題点を解決している。
図2は、上述した搬送装置10の要部の構成を概略的に示している。搬送装置10は、繰出し部4によって繰出された紙葉類Pの位置ずれを検知する一対のラインセンサ21、22(位置ずれ検知センサ)を有している。紙葉類Pの搬送路(図示せず)に対して図中奥側に設けられた右ラインセンサ21は、搬走路を上下に挟持する位置関係で設けられた発光部および受光部を有している。これら発光部および受光部は、紙葉類の搬送方向を横切る方向に延設されている。左ラインセンサ22は、右ラインセンサ21と同一の構成を有し、搬走路に対して図中手前側で、搬走路の中心に対して右ラインセンサ21と左右対称となる位置に配設されている。尚、以下の説明では、搬走路より図中奥側を右と称し、図中手前側を左と称する。
【0025】
搬送装置10へ送り込まれる紙葉類Pは、理想的には、その長辺が搬送方向と直行し、その中心が搬走路の中心を通るように搬送されてくる。このように紙葉類Pが正しい姿勢で搬送される場合、各ラインセンサ21、22の出力は同じ値となる。しかしながら、紙葉類Pが搬送方向に向って左右どちらかにずれて搬送された(位置ずれ)場合、各ラインセンサ21、22の出力に差がでる。従って、各ラインセンサ21、22の出力を比較することにより、紙葉類Pの位置ずれ量を検出できる。
【0026】
ラインセンサ21、22の下流側の搬走路上には、紙葉類Pのスキューを検知する一対のスキューセンサ23、24(傾き検知センサ)が設けられている。右スキューセンサ23は、搬走路を上下で挟持する位置関係で配設された発光部と受光部を有し、両者の間の光軸が搬走路の中心より奥側を通るように設けられている。左スキューセンサ24は、右スキューセンサ23と同一の構成を有し、搬走路の中心に対し右スキューセンサ23と左右対称となる位置に配設されている。しかして、各スキューセンサ23、24による紙葉類Pの先端通過検知タイミングを比較することにより、紙葉類Pのスキュー量を検出できる。
【0027】
スキューセンサ23、24の下流側の搬走路上には、スキューセンサを通過して搬送される紙葉類Pを受取って後段の検査部8に向けて搬送する一対の搬送ローラ25、26、および各搬送ローラ25、26に転接されて従動される一対の従動ローラ27、28が配設されている。尚、各ローラの回転軸は、紙葉類Pの搬送方向と略直行する方向に延びている。また、各従動ローラ27、28は、図示しないバネにより各搬送ローラ25、26に押付けられており、各搬送ローラ25、26と各従動ローラ27、28との間で紙葉類Pが挟持されて搬送される。各搬送ローラ25、26は搬走路の下側で、搬走路の中心に対して左右対称に設けられ、各従動ローラ27、28は搬走路の上側に設けられ、各搬送ローラ25、26にそれぞれ転接されている。
【0028】
また、各搬送ローラ25、26には、それぞれ可変速の搬送モータ31、32が接続されており、各搬送モータ31、32を別々に駆動させることにより、各搬送ローラ25、26がそれぞれ独立して所望の速度で回転されるようになっている。更に、これらローラの近くには、紙葉類Pの先端が搬送ローラと従動ローラとの間で挟持拘束された際に、紙葉類Pが挟持されたことを検知するセンサ29が配設されている。つまり、センサ29は、紙葉類Pが搬送ローラと従動ローラとの間で挟持された際に、紙葉類Pの先端を検知する位置に配設されている。
【0029】
しかして、紙葉類Pの先端が各搬送ローラ25、26と各従動ローラ27、28との間に挟持され、センサ29により紙葉類Pが挟持されたことが検知されると、右搬送モータ31および左搬送モータ32がそれぞれ独立して駆動され、紙葉類Pが搬送されるとともに、後述する方法により紙葉類Pの搬送姿勢が補正される。
【0030】
次に、上記のように構成された搬送装置10を制御する制御系について、図3を参照して説明する。
搬送装置10の制御系は、この発明の制御手段として作用する制御部40を有している。制御部40には、紙葉類Pの位置ずれを検知する右ラインセンサ21および左ラインセンサ22、紙葉類Pのスキューを検知する右スキューセンサ23および左スキューセンサ24、および紙葉類Pの先端が搬送ローラと従動ローラとの間で挟持されたことを検知するセンサ29が接続されている。
【0031】
また、制御部40には、所定の時定数を有するパルス信号を発生するクロック回路42、および後述する複数の制御パターンを格納したメモリ44(記憶手段)が接続されている。更に、制御部40には、搬送ローラ25を所望の速度で回転させる右搬送モータ31、および搬送ローラ26を所望の速度で回転させる左搬送モータ32が接続されている。
【0032】
上記のように構成された搬送装置10は、以下のように動作される。
まず、紙葉類Pの短辺が進行方向と略平行となるように紙葉類Pが搬送される。各ラインセンサ21、22の発光部と受光部の間を紙葉類Pが通過すると、各ラインセンサ21、22の遮光量から紙葉類Pの二つの短辺の位置および、長辺の長さが検出される。この二つの短辺の位置から、紙葉類Pの位置ずれ量が検出される。
【0033】
次に、紙葉類Pの先端が各スキューセンサ23、24により検知され、各スキューセンサ23、24による紙葉類Pの先端通過検知タイミングのずれから紙葉類Pのスキュー量が検出される。
【0034】
そして、紙葉類Pの先端が2組のローラ対(搬送ローラ25、26および従動ローラ27、28)により挟持され、センサ9により紙葉類Pの先端が挟持されたことが検知されると、上記のように検出された紙葉類Pの位置ずれ量およびスキュー量に基づいて、搬送モータ31、32がそれぞれ独立して駆動制御され、各搬送ローラ25、26による搬送速度が変更され、紙葉類Pの位置ずれおよびスキューが補正される。
【0035】
次に、上述した各搬送モータ31、32を独立して駆動制御し、各搬送ローラ25、26による搬送速度を変化させ、紙葉類Pの位置ずれを補正する方法について、いくつかの具体例をあげて説明する。尚、ここでは、一対の搬送ローラ25、26間の距離を90mmに設定した。
【0036】
まず、第1の例として、各搬送ローラ25、26の搬送速度をそれぞれ変更して、搬送方向に向ってに7.5mmの位置ずれが検出された紙葉類Pの位置ずれを補正する場合について説明する。この場合、図4に示すタイミングチャートに基づいて各搬送ローラ25、26の搬送速度が制御され、紙葉類Pの位置ずれが補正される。
【0037】
各搬送ローラ25、26の搬送速度は、紙葉類Pが到達する前の初期状態において、それぞれ1600mm/secに設定されている。一対のラインセンサ21、22を通過されてに7.5mmの位置ずれが検出された紙葉類Pの先端が各ローラ対によって挟持されると、センサ29により紙葉類Pの先端が検知される。センサ29により紙葉類Pの先端が検知されると、右搬送ローラ25による搬送速度が3000mm/secに変更されると同時に、左搬送ローラ26による搬送速度が200mm/secに変更される。このように各搬送ローラ25、26の搬送速度を変化させた状態で、クロック回路42から発生されるクロックが5msecカウントされ、各搬送ローラ25、26による搬送速度がそれぞれ1600mm/secに戻される(区間A)。
【0038】
次に、各搬送ローラ25、26による搬送速度を1600mm/secに保持した状態で、紙葉類Pが30msec搬送される(区間B)。その後、右搬送ローラ25による搬送速度が200mm/secに変更されると同時に、左搬送ローラ26による搬送速度が3000mm/secに変更される。この状態で、クロック回路42から発生されるクロックが5msecカウントされ、再び各搬送ローラ25、26による搬送速度が1600mm/secに戻される(区間C)。
【0039】
以上のように、各搬送ローラ25、26の搬送速度が制御されると、各搬送ローラ25、26が紙葉類P上に描く(見掛け上)移動の軌跡は、図5に示すようになる。つまり、区間Aでは、右搬送ローラ25の軌跡は紙葉類P上で、3000mm/sec×5msec=15mm進み、左搬送ローラ26の軌跡は紙葉類P上で200mm/sec×5msec=1mm進む。次の区間Bでは、右搬送ローラ25および左搬送ローラ26の軌跡はそれぞれ紙葉類P上で、1600mm/sec×30msec=48mm進む。更に次の区間Cでは、区間Aと逆で、右搬送ローラ25の軌跡が1mm、左搬送ローラ26の軌跡が15mm進む。
【0040】
紙葉類Pは、区間Aにおいて、搬送方向に向って左側に、tan-1{(15−1)÷90}=8.84度のスキュー状態に傾けられ、区間Bにおいて、スキュー状態のまま48mm搬送され、区間Cにおいて、8.84度のスキュー状態が解除される。このとき、紙葉類Pに、搬送方向に向ってに、(48+1)sin(8.84)=7.5mmの位置ずれが発生する。
【0041】
以上のように、各搬送ローラ25、26の搬送速度を制御することにより、紙葉類Pにスキューを生じることなく、紙葉類Pの位置ずれを確実に補正することができる。従って、紙葉類Pを常に正常な姿勢で搬送でき、紙葉類Pの処理精度を向上できる。
【0042】
尚、ここでは、各搬送ローラ25、26の搬送速度を図4のタイミングチャートに基づいて制御し、紙葉類Pを搬送方向に向って側に7.5mmずらす制御について説明したが、位置ずれ量に応じた複数の制御パターンをメモリ44に予め用意しておき、紙葉類Pの位置ずれ量に適合した制御パターンをメモリから読み出して、各搬送ローラ25、26の搬送速度を制御すれば、紙葉類Pを左右に任意の距離だけずらすことができ、任意の位置ずれをも補正できる。
【0043】
また、区間Aや区間Cで紙葉類Pにしわがよる等の幾何的な歪みが発生することが考えられるが、例えば区間Aの制御が完了したとき、各搬送ローラ25、26による軌跡間の距離は、理論上90÷cos8.84=91.1mmとなり、実際のローラ間の距離との差1.1mmは無視できる程度である。
【0044】
次に、第2の例として、搬送方向に向ってに4.34mmの位置ずれが検出された紙葉類Pの位置ずれを補正する場合について説明する。この場合、図6に示すタイミングチャートに基づいて各搬送ローラ25、26の搬送速度が制御される。尚、この例では、左搬送ローラ26の搬送速度を常に定速(1600mm/sec)に制御し、右搬送ローラ25の搬送速度のみを変更した。
【0045】
右搬送ローラ25の搬送速度は、紙葉類Pが到達する前の初期状態において、左搬送ローラ26と同じ1600mm/secに設定されている。紙葉類Pの先端が各ローラ対によって挟持されると、センサ29により紙葉類Pの先端が検知され、右搬送ローラ25の搬送速度が3000mm/secに変更される。この状態で、クロック回路42から発生されるクロックが5msecカウントされ、右搬送ローラ25の搬送速度が1600mm/secに戻される(区間A)。
【0046】
次に、各搬送ローラ25、26の搬送速度を1600mm/secに保持した状態で紙葉類Pが30msec搬送される(区間B)。その後、右搬送ローラ25の搬送速度のみが200mm/secに変更される。この状態で、クロック回路42から発生されるクロックが5msecカウントされ、右搬送ローラ25の搬送速度が1600mm/secに戻される(区間C)。
【0047】
以上のように、各搬送ローラ25、26の搬送速度が制御されると、各搬送ローラ25、26の紙葉類P上での軌跡は、図7に示すようになる。つまり、右搬送ローラ25の軌跡は、区間Aで15mm、区間Bで48mm、区間Cで1mm進む。また、左搬送ローラ26の軌跡は、区間Aで8mm、区間Bで48mm、区間Cで8mm進む。
【0048】
紙葉類Pは、区間Aにおいて、搬送方向に向って左側に、tan-1{(15−8)÷90}=4.45度のスキュー状態に傾けられ、区間Bにおいて、スキュー状態のまま48mm搬送され、区間Cにおいて、4.45度のスキュー状態が解除される。このとき、紙葉類Pに、搬送方向に向ってに、(48+8)sin(4.45)=4.34mmの位置ずれが発生する。これにより、紙葉類Pの位置ずれが補正される。
【0049】
この例では、2つの搬送ローラ25、26のうちどちらか一方を定速にすることができ、一方の搬送モータを定速のモータとすることができる。これにより、より簡単な制御により紙葉類Pの位置ずれを補正できる。
【0050】
ところで、各搬送ローラ25、26の搬送速度は、その平均速度が通常搬送時の速度(例では1600mm/sec)である必要がある。つまり、各搬送ローラ25、26の平均速度が通常搬送速度と一致しない場合には、搬送される紙葉類Pに進みや遅れを生じ紙葉類P間のピッチに狂いを生じる。また、各搬送ローラ25、26の平均速度が一致しないと、搬送される紙葉類Pにスキューを生じる。言い換えれば、左右の搬送ローラ25、26の平均搬送速度が互いに一致し、且つ通常搬送速度と一致していれば、紙葉類Pにピッチの狂いを生じることなくスキューを生じることもない。
【0051】
従って、各搬送ローラ25、26の平均搬送速度がそれぞれ通常搬送速度と一致するように、各搬送ローラ25、26の搬送速度を制御すれば良く、この条件に合えば、各搬送ローラ25、26の搬送速度を任意に設定できる。例えば、図8に示すように、各搬送ローラ25、26の搬送速度を制御できる。この例では、各搬送ローラ25、26の搬送速度が一次関数的に変化されている。
【0052】
尚、上述した各例に示したような制御パターンが、位置ずれ量に応じて複数用意され、予めメモリ44に格納されている。そして、位置ずれ量に応じた制御パターンがメモリ44から読み出されて各搬送ローラ25、26の搬送速度が制御される。
【0053】
次に、上述した位置ずれ補正の原理に基づく制御動作について、図9に示すフローチャートに沿って説明する。
まず、紙葉類Pが一対のラインセンサ21、22間を通過され、各ラインセンサ21、22からの出力に基づいて紙葉類Pの左右の位置が計測される(ステップ1)。次に、この計測結果に基づいて紙葉類Pの位置ずれ量が計算される(ステップ2)。
【0054】
そして、この位置ずれ量に合った制御パターンをメモリ44から抽出し、適切な制御パターンが選択され(ステップ3)、制御が開始される(ステップ4)。続いて、センサ29の出力を見て、紙葉類Pが各ローラによって挟持されたか否かが判断され(ステップ5)、紙葉類Pの先端が挟持されると、ステップ3で選択した制御パターンに従って各搬送モータ31、32が駆動され、紙葉類Pの位置ずれが補正される(ステップ6)。
【0055】
以上のように、本発明によると、紙葉類Pのスキューやショートピッチを変更することなく、簡単な方法により位置ずれを確実に修正することができ、紙葉類Pのジャムを防ぐことができる。これにより、紙葉類Pを高速に搬送した場合であっても、紙葉類Pを効率良く処理できる。
【0056】
次に、上記搬送装置10により、紙葉類Pの位置ずれを補正すると同時に紙葉類Pのスキューを修正する場合の制御動作について説明する。尚、ここでは、紙葉類Pの搬送方向に向って右に5度傾いたスキュー、および搬送方向に向ってに7.5mmの位置ずれを有する状態で搬送されてきた紙葉類Pのスキュー及び位置ずれを補正する場合を例にとって説明する。
【0057】
図10に示すように、各搬送ローラ25、26は、初期状態において、それぞれ1600mm/secの搬送速度で回転されている。搬送装置10に紙葉類Pが送り込まれると、一対のラインセンサ21、22によって紙葉類Pの位置ずれ量(に7.5mm)が検出され、一対のスキューセンサ23、24によって紙葉類Pのスキュー角(時計方向に5度)が検出される。
【0058】
紙葉類Pのスキュー角を検出する場合、各スキューセンサ23、24による先端通過検知タイミングのずれ(時間差Δt)をクロック回路42から発生されるクロックに基づいて計測し、各センサの光軸間の距離dおよび紙葉類Pの搬送速度v(この例では1600mm/sec)から、スキュー角を計算する。つまり、スキュー角= tan-1(搬送速度v×時間差Δt÷光軸間の距離d)となる。
【0059】
紙葉類Pの先端がセンサ29によって検知され、各ローラ対によって紙葉類Pの先端が挟持されると、右搬送ローラ25の搬送速度が3000mm/secに設定されると同時に、左搬送ローラ26の搬送速度が200mm/secに設定される。この搬送速度で紙葉類Pが5msec間搬送された後、各搬送ローラ25、26の搬送速度が1600mm/secに戻される(区間A)。そして、各搬送ローラ25、26の搬送速度を1600mm/secに設定した状態で紙葉類Pが30msec間搬送され、右搬送ローラ25の搬送速度だけが392mm/secに変更される(区間B)。更に、この搬送速度で紙葉類Pが5msec間搬送された後、右搬送ローラ25の搬送速度が1600mm/secに戻される(区間C)。
【0060】
図11に示すように、上記スキューおよび位置ずれが与えられて送り込まれた紙葉類P0 は、区間Aにおいて、左に8.84度傾けられる。このとき、傾けられた紙葉類P1 は、初めに右に5度のスキューが与えられていたことから、正規の搬送方向に対して左に3.84度傾いた状態となる。この状態で、区間Bにおいて、紙葉類P1 が48mm搬送され(P2 )、区間Cにおいて、右に3.84度傾けられる(P3 )。これにより、紙葉類Pのスキューが補正されると同時に紙葉類Pの位置ずれが補正される。
【0061】
ところで、区間Cでは、区間Aで左に3.84度傾けられた状態で搬送されてくる紙葉類Pを正常な姿勢に戻すため、各搬送ローラ25、26間の搬送速度に上述したような速度差をつけている。つまり、3.84度のスキューを補正するための各搬送ローラ間の速度差をΔvとすると、Δv=90/0.005×tan3.84度=1208mm/secとなる。ここでは、左搬送ローラ26の搬送速度を1600mm/secに設定していることから、右搬送ローラ25の搬送速度が392mm/secに設定されている。しかし、各搬送ローラ25、26の搬送速度は、両者の間の速度差が1208mm/secとなれば良く、任意の値に設定できる。
尚、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可能である。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の紙葉類処理装置は、上記のような構成および作用を有しているので、紙葉類を正常な姿勢で搬送でき、紙葉類の処理精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の紙葉類処理装置を示す概略図。
【図2】図1の紙葉類処理装置に組込まれた搬送装置を概略的に示す斜視図。
【図3】図2の搬送装置の制御系を示すブロック図。
【図4】図2の搬送装置に組込まれた各搬送ローラの搬送速度を制御するためのタイミングチャート。
【図5】図4のタイミングチャートに従って各搬送ローラを制御したときの紙葉類の動きを示す図。
【図6】図2の搬送装置に組込まれた各搬送ローラの搬送速度を制御するためのタイミングチャート。
【図7】図6のタイミングチャートに従って各搬送ローラを制御したときの紙葉類の動きを示す図。
【図8】図2の搬送装置に組込まれた各搬送ローラの搬送速度を制御するためのタイミングチャート。
【図9】図2の搬送装置で紙葉類の位置ずれを補正する動作を説明するためのフローチャート。
【図10】図2の搬送装置に組込まれた各搬送ローラの搬送速度を制御するためのタイミングチャート。
【図11】図10のタイミングチャートに従って各搬送ローラを制御したときの紙葉類の動きを示す図。
【符号の説明】
1…紙葉類処理装置、
2…紙葉供給部、
4…繰出し機構、
8…検査部、
10…搬送装置、
21…右ラインセンサ、
22…左ラインセンサ、
23…右スキューセンサ、
24…左スキューセンサ、
25…右搬送ローラ、
26…左搬送ローラ、
29…センサ、
31…右搬送モータ、
32…左搬送モータ、
40…制御部、
42…クロック回路、
44…メモリ、
P…紙葉類。

Claims (4)

  1. 紙葉類を所定方向に搬送する搬送手段と、
    上記搬送手段にて搬送される紙葉類の正しい搬送位置から紙葉類の搬送方向を横切る方向への位置ずれを検知する検知手段と、
    上記検知手段を通過した紙葉類を、上記搬送手段による搬送方向を横切る方向に離間した2位置で保持し、上記搬送方向に沿って送る第1および第2送り手段と、
    上記検知手段にて検知された上記位置ずれを補正するように、当該紙葉類がずれた側と反対側の送り手段による紙葉類の搬送速度を上記ずれた側の送り手段による紙葉類の搬送速度よりも速めた後に、上記ずれた側の送り手段による紙葉類の搬送速度を上記反対側の送り手段による紙葉類の搬送速度よりも速めるとともに上記第1及び第2の送り手段の平均搬送速度を互いに一致させ、かつ上記平均搬送速度を上記搬送手段の通常搬送速度と一致させた制御パターンを、位置ずれに対応して複数格納した記憶手段と、
    上記検知手段にて紙葉類の位置ずれが検知された際に、この位置ずれに対応した制御パターンを上記記憶手段から抽出し、抽出した制御パターンに従って上記第1および第2送り手段の少なくとも一方による紙葉類の搬送速度を可変させる制御手段と、
    を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 紙葉類を所定方向に搬送する搬送手段と、
    上記搬送手段にて搬送される紙葉類の正しい搬送位置から紙葉類の搬送方向を横切る方向への位置ずれを検知する検知手段と、
    上記検知手段を通過した紙葉類を、上記搬送手段による搬送方向を横切る方向に離間した2位置で保持し、上記搬送方向に沿って送る第1および第2送り手段と、
    上記検知手段にて紙葉類の位置ずれが検知された際に、上記第1および第2送り手段にて当該紙葉類を保持した状態で、当該紙葉類がずれた側と反対側の第1送り手段による紙葉類の搬送速度を他側の第2送り手段による紙葉類の搬送速度より速めて当該紙葉類を傾け、紙葉類を傾けた状態で上記第1および第2送り手段による搬送速度を一致させて当該紙葉類を搬送し、上記第2送り手段による紙葉類の搬送速度を上記第1送り手段による紙葉類の搬送速度より速めて当該紙葉類の上記傾きを元に戻すとともに上記第1及び第2送り手段の平均搬送速度を一致させ、かつ上記平均搬送速度を上記搬送手段の通常搬送速度と一致した速度にすることにより、当該紙葉類の上記位置ずれを補正する制御手段と、
    を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  3. 紙葉類を所定方向に搬送する搬送手段と、
    上記搬送手段にて搬送される紙葉類の正しい搬送位置から紙葉類の搬送方向を横切る方向への位置ずれを検知する第1検知手段と、
    上記第1検知手段を通過した紙葉類を、上記搬送手段による搬送方向を横切る方向に離間した2位置でそれぞれ挟持するとともに、上記搬送方向に沿って送る2組のローラ対と、
    上記2組のローラ対により紙葉類が挟持されたことを検知する第2検知手段と、
    上記第1検知手段によって検知される紙葉類の位置ずれに対応して予め用意された複数の制御パターンであって、上記2組のローラ対によって紙葉類が挟持されたことが上記第2検知手段によって検知されたことを条件に、当該紙葉類がずれた側と反対側の第1ローラ対による紙葉類の搬送速度を他側の第2ローラ対による紙葉類の搬送速度より速めて紙葉類を傾け、紙葉類を傾けた状態で上記第1および第2ローラ対による搬送速度を一致させて紙葉類を搬送し、上記第2ローラ対による紙葉類の搬送速度を上記第1ローラ対による紙葉類の搬送速度より速めて紙葉類の上記傾きを元に戻す制御パターンを格納した記憶手段と、
    上記第1検知手段にて紙葉類の位置ずれが検知された際に、この位置ずれに対応した制御パターンを上記記憶手段から抽出し、抽出した制御パターンに従って上記第1および第2ローラ対の少なくとも一方による紙葉類の搬送速度を可変させるとともに、上記第1及び第2ローラ対の平均搬送速度を互いに一致させ、かつ上記平均搬送速度を上記搬送手段の通常搬送速度と一致した速度とした制御手段と、
    を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
  4. 紙葉類を所定方向に搬送する搬送手段と、
    上記搬送手段にて搬送される紙葉類の正しい搬送位置からの位置ずれを検知する位置ずれ検知手段と、
    上記搬送手段にて搬送される紙葉類の搬送方向に対する傾きを検知する傾き検知手段と、
    上記位置ずれ検知手段および傾き検知手段を通過した紙葉類を、上記搬送手段による搬送方向を横切る方向に離間した2位置で挟持し、上記搬送方向に沿って搬送する第1および第2ローラ対と、
    上記第1および第2ローラ対により紙葉類が挟持されたことを検知するセンサと、
    上記位置ずれ検知手段によって検知される紙葉類の位置ずれおよび上記傾き検知手段によって検知される紙葉類の傾きに対応して予め用意された複数の制御パターンであって、上記位置ずれ及び傾きを補正するように上記2組のローラ対の少なくとも一方のローラ対による紙葉類の搬送速度を他方のローラ対による紙葉類の搬送速度よりも速い搬送速度に変更して搬送し、その後上記2組のローラ対の搬送速度を一致させて搬送し、さらに上記一方のローラ対による紙葉類の搬送速度を他方のローラ対による搬送速度よりも遅い搬送速度に変更して搬送する制御パターンを格納した記憶手段と、
    上記位置ずれ検知手段による紙葉類の位置ずれ及び上記傾き検知手段による紙葉類の傾きが検知された際に、上記第1および第2ローラ対によって紙葉類が挟持されたことが上記センサによって検知されたことを条件に、上記位置ずれ及び傾きに対応した制御パターンを上記記憶手段から抽出し、抽出した制御パターンに従って上記第1および第2ローラ対による紙葉類の搬送速度を可変させる制御手段と、
    を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
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