JP3759073B2 - 貯湯式給湯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入水口を下部に出水口を上部に備えた複数の貯湯タンクを給水口と給湯口との間に給水経路によって直列接続し、前記給水口に最も近い最後段の貯湯タンクの下部に設けた循環用出水口と前記給湯口に最も近い最前段の貯湯タンクの上部に設けた循環用入水口とを循環用経路で接続し、前記循環用経路の途中に設けたポンプにより前記最後段の貯湯タンクの水を前記循環用出水口から前記循環用経路を通じて前記循環用入水口へ送り込むとともに前記循環用経路の途中に設けた熱交換器を所定の熱源で加熱することによって貯湯タンク内の水を昇温する貯湯式給湯器であって前記貯湯タンクを増設可能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
給水を貯湯タンク内で加熱して温水を供給する貯湯式給湯器としては、電気温水器などのほか、ガスエンジンで発電をした際の排熱を回収して貯湯タンク内の水を昇温する排熱回収型のものがある。排熱回収型の貯湯式給湯器では、入水口を下部に出水口を上部に備えた複数の貯湯タンクが給水経路によって給水口と給湯口との間に直列に接続されており、給湯口の先の蛇口が開くと、給水口から流入する給水によって後ろから押し出される形で、給湯口に最も近い最前段の貯湯タンクの上層部分の湯から順に出湯される。
【0003】
また給水口に最も近い最後段の貯湯タンクの下部に設けた循環用出水口と最前段の貯湯タンクの上部に設けた循環用入水口とを循環用経路で接続し、循環用経路の途中に設けたポンプによって最後段の貯湯タンクの水を循環用出水口から前記循環用経路を通じて循環用入水口へ送り込むとともに、循環用経路の途中に設けた熱交換器を発電用のガスエンジンから回収した排熱を利用して加熱することで、貯湯タンク内の水を昇温するようになっている。さらにこのような貯湯式給湯器では、上述した給水経路や循環経路とは別に、各貯湯タンク内の水を排水するための排水経路を備えていた。
【0004】
このほか、ビルの屋上等に設置する際にエレベータに載せて運べるように複数のユニットに分解し得るようになっているものや、必要な湯量の大小に応じて貯湯タンクを増設し得るもの等があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の貯湯式給湯器では、現場で複数のユニットを組み立てるようになっているが、給水経路と循環経路と排水経路の3系統を配管しなければならないので、現場での組立・施工に長い時間を要するという問題があった。また、循環経路は、給水口に最も近い最後段の貯湯タンクと最前段の貯湯タンクとの間に設ける必要があるので、貯湯タンクを増設可能としたものでは、最後段の貯湯タンクを専用のものにする必要が生じたり、配管のつなぎ変え作業が煩雑になったりする等の問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、現場での組立・施工や貯湯タンクの増設を容易に行うことのできる貯湯式給湯器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]入水口を下部に出水口を上部に備えた複数の貯湯タンク(210、310)を給水口と給湯口との間に給水経路によって直列接続し、前記給水口に最も近い最後段の貯湯タンク(310b)の下部に設けた循環用出水口(312)と前記給湯口に最も近い最前段の貯湯タンク(210)の上部に設けた循環用入水口(215)とを循環用経路で接続し、前記循環用経路の途中に設けたポンプ(422)により前記最後段の貯湯タンク(310b)の水を前記循環用出水口(312)から前記循環用経路を通じて前記循環用入水口(215)へ送り込むとともに前記循環用経路の途中に設けた熱交換器(220)を所定の熱源で加熱することによって貯湯タンク(210、310)内の水を昇温する貯湯式給湯器であって前記貯湯タンク(310)を増設可能なものにおいて、
前記貯湯タンク(310)に、前記循環用出水口(312)と、当該循環用出水口(312)から延びた水管(323)であってその途中で二分岐して第1開口端と第2開口端とを有するものと、前記水管(323)のうち前記循環用出水口(312)と分岐箇所との間に配置され通水状態と止水状態とに切替可能な止水弁(316)とを設け、
最後段の貯湯タンク(310b)の第2開口端側を所定の閉止手段(425)で閉止するとともに、最後段の貯湯タンク(310b)を除く他の貯湯タンクの有する水管(323)の第2開口端とその後段の貯湯タンクの有する水管(323)の第1開口端とをそれぞれ接続し、最後段の貯湯タンク(310b)の有する止水弁(316)を通水状態にしかつ他の貯湯タンクの有する止水弁(216、316)を止水状態にすることで、最後段の貯湯タンク(310b)の循環用出水口(312)から最前段の貯湯タンクの有する水管の第1開口端までの通水経路を形成し、これを前記循環経路の一部として用いる
ことを特徴とする貯湯式給湯器。
【0008】
[2]少なくとも貯湯タンク(310)とその前後で分割した給水経路としての水管と前記循環用出水口(312)から延びた水管(323)と前記止水弁(316)とを含むものを増設の単位としてユニット化し、
前記ユニットの第1の側方にその前段のユニットと接続すべき水管の開口端を配置し、
前記ユニットの第2の側方にその後段のユニットと接続すべき水管の開口端を配置し、
かつこれら開口端の配置を、前段のユニットの前記第2の側方と当該ユニットの前記第1の側方とを合わせた際に対応する水管の開口端同士の位置が合うように設定した
ことを特徴とする[1]に記載の貯湯式給湯器。
【0009】
[3]前記貯湯タンク(310)の循環用出水口(312)から延びる水管(323)としてT字型の水管(323)を用いる
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の貯湯式給湯器。
【0010】
[4]前記閉止手段(425)による閉止を解除し、かつ前記止水弁(316)を通水状態にすることで、前記止水弁(316)を通水状態にした貯湯タンク(310)の循環用出水口(312)から最後段の貯湯タンク(310b)の有する水管(323)の第2開口端までの通水経路を形成し、これを、前記止水弁(316)を通水状態にした貯湯タンク(210、310)内の水の排水経路として用いる
ことを特徴とする[1]から[3]の何れかに記載の貯湯式給湯器。
【0011】
[5]前記止水弁(216、316)として電磁弁を使用し、スイッチ操作または配線のつなぎにより、最後段の貯湯タンク(310b)の止水弁(316)が通水状態に設定され他の貯湯タンク(210、310)の止水弁(216、316)が止水状態に設定されるようにした
ことを特徴とする[1]から[4]の何れかに記載の貯湯式給湯器。
【0012】
[6]前記閉止手段(425)および前記止水弁(216、316)として電磁弁を使用し、
前記閉止手段(425)およびすべての止水弁(216、316)を通水状態にする排水スイッチ(426)を設けた
ことを特徴とする[1]から[5]の何れかに記載の貯湯式給湯器。
【0013】
次に、前記各項に記載された発明の作用について説明する。
複数の貯湯タンク(210、310)は、給水口と給湯口との間に給水経路によって直列接続されている。また給水口に最も近い最後段の貯湯タンク(310b)の下部に設けた循環用出水口(312)と給湯口に最も近い最前段の貯湯タンク(210)の上部に設けた循環用入水口(215)とを循環用経路で接続してある。循環用経路は、所定の熱源で加熱される熱交換器(220)を経由しており、給水を加熱する際には、最後段の貯湯タンク(310b)の水を循環用出水口(312)から循環用経路を通じて先の熱交換器(220)を経由させて最前段の貯湯タンク(210)の循環用入水口(215)へポンプ(422)で送り込むようになっている。
【0014】
貯湯タンク(310)のそれぞれには、循環用出水口(312)と、当該循環用出水口(312)から延びた水管(323)であってその途中で二分岐して第1開口端と第2開口端とを有するものと、水管(323)のうち前記循環用出水口(312)と分岐箇所との間に配置され通水状態と止水状態とに切替可能な止水弁(316)とを設けてある。そして、最後段の貯湯タンク(310b)の第2開口端側を所定の閉止手段(425)で閉止するとともに、最後段の貯湯タンク(310b)を除く他の貯湯タンクの有する水管(323)の第2開口端とその最後段の貯湯タンク(310b)の有する水管(323)の第1開口端とをそれぞれ接続し、最後段の貯湯タンク(310b)の有する止水弁(316)を通水状態にしかつ他の貯湯タンク(210、310)の有する止水弁(216、316)を止水状態に設定する。これにより、最後段の貯湯タンク(310b)の循環用出水口(312)から最前段の貯湯タンクの有する水管(323)の第1開口端までの通水経路が形成されるので、これを循環経路の一部として用いる。
【0015】
このように、循環用出水口(312)と、ここから延びかつ途中で二分岐する水管(323)と、当該水管(323)の分岐箇所の手前に配置した止水弁(316)とを各貯湯タンク(310)に設けたので、各貯湯タンク(310)の水管(323)を順次直列接続し、最後段の貯湯タンク(310b)の水管(323)の他端を止水し、最後段の貯湯タンク(310b)の止水弁(316)を開き、かつ他の貯湯タンクの止水弁(316)を閉じることで、循環用経路が形成され、貯湯タンク(310)の増設等に伴う循環用経路の配管変更作業を容易に行うことができる。
【0016】
少なくとも貯湯タンク(310)とその前後で分割した給水経路としての水管と循環用出水口(312)から延びた水管(323)とその途中の止水弁(316)とを含む部分を増設の単位としてユニット化し、このユニットの第1の側方にその前段のユニットと接続すべき水管の開口端を配置し、このユニットの第2の側方にその後段のユニットと接続すべき水管の開口端を配置し、かつこれら開口端の配置を、前段のユニットの第2の側方と当該ユニットの第1の側方とを合わせた際に対応する水管の開口端同士の位置が合うように設定したものでは、ユニットを増設する際に隣り合うユニット管で接続すべき配管の開口端が位置合わせされているので、ユニット間の配管接続を容易に行うことが可能になる。
【0017】
各貯湯タンク(310)の循環用出水口(312)から延びる水管(323)としてT字型の水管(323)を用いたものでは、ユニットを横一列に並べて増設する際の水管(323)同士の開口端位置を容易に揃えることができる。また水管(323)同士を接続した際に、まっすぐな循環用経路を形成することができる。
【0018】
閉止手段(425)による閉止を解除し、かつ止水弁(216、316)を通水状態にすることで、止水弁(216、316)を通水状態にした貯湯タンク(210、310)の循環用出水口(212、312)から最後段の貯湯タンク(310b)の有する水管(323)の第2開口端までの通水経路を形成し、これを、止水弁(216、316)を通水状態にした貯湯タンク(210、310)内の水の排水経路として用いるものでは、循環用経路を排水経路として利用することができるので、排水経路を別途設ける場合に比べて、現場での配管作業を軽減することができる。
【0019】
止水弁(316)として電磁弁を使用し、スイッチ操作または配線のつなぎにより、最後段の貯湯タンク(310b)の止水弁(316b)が通水状態に設定され、他の貯湯タンク(210、310a)の止水弁(216、316a)が止水状態に設定されるようにしたものでは、止水弁等の設定作業が低減されるとともに、作業ミスの発生も抑制される。
【0020】
閉止手段(425)および止水弁(216、316)として電磁弁を使用し、閉止手段(425)およびすべての止水弁(216、316)を通水状態にする排水スイッチ(426)を設けたものでは、排水スイッチ(426)を押下することで、循環用経路であった水管(323)を排水経路に変更することができ、操作性が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる貯湯式給湯器10の概略構成を示している。貯湯式給湯器10は、ガスエンジンで発電するとともにその排熱で給水を加熱するコージェネレーションシステムの中の給湯部を成すものである。コージェネレーションシステムは、ガスエンジンユニット100と、貯湯式給湯器10としての基本ユニット200および増設ユニット300とから構成されている。増設ユニット300は無くても良いし、1つの基本ユニット200に対して複数設けることも可能になっている。図1は、増設ユニット300を2つ設置したものを示してある。
【0022】
ガスエンジンユニット100には、図示省略のガスエンジンと当該ガスエンジンによって駆動される発電機と、ガスエンジンの排気経路に配置され、排熱を回収するための受熱用熱交換器101を備えている。
【0023】
基本ユニット200は、矩形箱型の筐体内部に、基本貯湯タンク210、水水熱交換器220、制御基板230などを備えている。増設ユニット300は、矩形箱型の筐体内部に、それぞれ1つの増設貯湯タンク310とその前後の配管等を備えている。
【0024】
ガスエンジンユニット100と基本ユニット200との間には、熱媒体の循環する環状の一次経路410が形成されている。一次経路410は、熱媒体を送り出す第1循環ポンプ411と、受熱用熱交換器101と、水水熱交換器220の有する放熱用水管221と、シスターン412とを経由して一巡する水管で構成されている。
【0025】
基本貯湯タンク210は、中空の略円柱形状を成しており、給水を貯湯し得る容量は350リットルになっている。基本貯湯タンク210の底部には、タンク内に給水を注入するための入水口211と、タンク内の水の排水および循環を行うための循環用出水口212が開設されている。入水口211には、給水経路430の一部としての入水管431の一端が接続されており、当該入水管431の他端は、図2に示すように、基本ユニット200の一側面に、給水の入口となる入水開口端201として開口している。
【0026】
基本貯湯タンク210の天井部には、タンク内で加熱された水の出水口214と、循環用入水口215を設けてある。出水口214と給湯口433との間は、給水経路430の一部としての出湯管432によって接続されている。基本貯湯タンク210は、給湯口433に最も近い最前段の貯湯タンクである。図2に示すように、基本ユニット200のうち、入水開口端201の開口している側面と同一の側面には、循環用入水開口端202が配置されている。循環用入水開口端202は、一端が循環用入水口215に接続された循環用基本水管421の他方の開口端になっている。循環用基本水管421は、水水熱交換器220の有する受熱用水管222を経由している。
【0027】
循環用基本水管421の途中には、第2循環ポンプ422と、水量制御バルブ423が設けてある。また基本貯湯タンク210の循環用出水口212は、電磁式の止水弁216が途中に介装されたタンク下部水管217によって循環用基本水管421に接続されている。
【0028】
基本貯湯タンク210の底部に設けた入水口211との接続箇所近傍において給水経路430は分岐し、水電磁弁413を介してシスターン412に接続されている。一次経路410を循環する熱媒体には、水電磁弁413を介して取り込んだ給水が使用される。シスターン412の中には水位センサ414が設けてあり、適切な水位が保持されるように水電磁弁413の開閉が制御基板230によって制御されるようになっている。
【0029】
増設ユニット300の有する増設貯湯タンク310は、基本貯湯タンク210と同様に中空の略円柱形状を成しており、給水を貯湯し得る容量は350リットルである。増設貯湯タンク310の底部には、タンク内に給水を注入するための入水口311と、タンク内の水の排水および循環を行うための循環用出水口312が開設されている。また増設貯湯タンク310の天井部には、タンク内の給水を給湯口433側に存する1つ前段の貯湯タンクに向けて流出するための出水口314が開設されている。
【0030】
出水口314には、給水経路430の一部としての出水管321の一端が接続され、その他端は、図2に示すように、増設ユニット300のうち基本ユニット200または前段の増設ユニット300に臨む第1の側面に第3開口端303として開口している。入水口311には、給水経路430の一部としての入水管322の一端が接続され、その他端は、図2に示すように、増設ユニット300のうち後段の増設ユニット300に臨む第2の側面に第4開口端304として開口している。
【0031】
循環用出水口312には、逆T字型を成したT字水管323のうち、T字の縦棒部分に相当する水管の端部が接続されている。当該縦棒部分の途中には、電磁式の止水弁316が設けてある。T字水管323のうちT字の横棒部分の一端は、第1の側面に第1開口端301として開口し、横棒部分の他端は第2の側面に第2開口端302として開口している。
【0032】
図2に示すように、前段の増設ユニット300の第2の側面と後段の増設ユニット300の第1の側面とを合わせて2台の増設ユニット300を並置した際に、対応する水管の開口端同士の位置が合うように設定してある。基本ユニット200と増設ユニット300との接続箇所においても同様である。すなわち、前段の増設ユニット300の第4開口端304と後段の増設ユニット300の第3開口端303との位置が一致し、前段の増設ユニット300の第2開口端302と後段の増設ユニット300の第1開口端301との位置が一致するようになっている。また基本ユニット200と増設ユニット300との接続箇所においては、基本ユニット200の入水開口端201と増設ユニット300の第3開口端303との位置が一致し、基本ユニット200の循環用入水開口端202と増設ユニット300の第1開口端301との位置が一致するように各開口端の配置が定めてある。
【0033】
図1では、上述のように対応する開口端同士を接続することにより、基本ユニット200の後段に増設ユニット300aを接続し、さらに増設ユニット300aの後段に増設ユニット300bを接続してある。そして、最後段の増設ユニット300の第4開口端304bは、給水口434として機能するようになっている。給水口434には、減圧逆止弁とストレーナーとを介装して給水管が接続される。また最後段の増設ユニット300の第2開口端302bには、閉止手段としての電磁式の止水弁425を介して排水管が接続される。
【0034】
基本貯湯タンク210および増設貯湯タンク310の内部の上方には、タンク内の水温を検出するための温度センサ241、341が取り付けられている。制御基板230は、マイクロコンピュータを主たる構成要素とする回路であり、貯湯式給湯器10の動作を統括制御する機能を有している。制御基板230には、シスターン412の内部に設けた水位センサ414、各タンクに設けた温度センサ241、341、第1循環ポンプ411、第2循環ポンプ422、水電磁弁413、水量制御バルブ423等が接続されている。制御基板230には水位センサ414や温度センサ241、341の出力信号が入力されるとともに、第1循環ポンプ411、シスターン412、水電磁弁413、水量制御バルブ423等の動作を制御するための制御信号が制御基板230から出力されるようになっている。
【0035】
図3は、基本貯湯タンク210の止水弁216、増設貯湯タンク310の止水弁316、および閉止手段としての止水弁425の動作を制御するための回路構成を示している。止水弁216、316、425は、入力される制御信号がハイレベルになると通水状態になり、ローレベルのときは止水状態になるようになっている。基本ユニット200および増設ユニット300には、それぞれ自ユニットが最後段のユニットであるか否かを設定するための末尾設定スイッチ218、318を設けてある。また基本ユニット200には、貯湯タンク内の水を排水する際に使用する排水スイッチ426を設けてある。
【0036】
止水弁216、316には、OR回路450の出力信号が制御信号として入力されている。それぞれのOR回路450の第1入力端には、プルアップ抵抗の一端と末尾設定スイッチ218、318の一方の端子が接続されている。プルアップ抵抗の他端は+5ボルトに接続されている。末尾設定スイッチ218、318の他方の端子は接地されている。すべてのOR回路450の第2入力端は共通接続されるとともに、プルアップ抵抗の一端と排水スイッチ426の一方の端子が接続されている。このプルアップ抵抗の他端は+5ボルトに接続され、排水スイッチ426の他方の端子は接地されている。止水弁425には、OR回路450の第2入力端と同じ信号が入力される。
【0037】
次に作用を説明する。
貯湯式給湯器10は、ビルの屋上などの設置場所まで、各ユニット毎に分離して搬送される。これにより、増設タンクを複数備えた大型のシステムであっても、エレベータを利用して搬送することが可能になる。これらのユニットを連結するには、まず、基本ユニット200の入水開口端201等が存する側面と後段の増設ユニット300の第1の側面とを向かい合わせてこれらのユニットを隣接配置する。このように設置することで、接続すべき配管の開口端同士が自然に位置合わせされた状態になるので、これらをボルトを用いて接続する。すなわち、入水開口端201と第3開口端303とを接続し、循環用入水開口端202と第1開口端301とを接続する。
【0038】
さらに増設ユニット300を増設するには、前段の増設ユニット300の第2の側面と後段の増設ユニット300の第1の側面とを向かい合わせてこれらのユニットを隣接配置する。このように配置することで、接続すべき配管の開口端同士が自然に位置合わせされた状態になるので、これらをボルトを用いて接続する。すなわち、前段の増設ユニット300の第4開口端304と後段の増設ユニット300の第3開口端303とを接続するとともに、前段の増設ユニット300の第2開口端302と後段の増設ユニット300の第1開口端301とを接続する。
【0039】
最後段のユニットの第4開口端304には、ストレーナーおよび減圧逆止弁を介して給水管を接続する。また最後段のユニットの第2開口端302には止水弁425を接続する。また図3に示すように配線を施す。
【0040】
そして、最後段のユニットの末尾設定スイッチ318をオフにし、それ以外のユニットの末尾設定スイッチ318および基本ユニット200の末尾設定スイッチ218をオンにする。また排水スイッチ426は、通常状態でオンになるように設定されている。かかる状態にスイッチを設定することで、止水弁425は閉じた状態に(止水状態)、最後段の増設ユニット300の止水弁316は開いた状態に(通水状態)、他の増設ユニット300の止水弁316および基本ユニット200の止水弁216は閉じた状態になる。
【0041】
これにより、最終段の貯湯タンク310bの循環用出水口312bと最前段の基本貯湯タンク210の循環用入水口215とを結ぶ通水経路(循環経路)が、各段のT字水管323および循環用基本水管421によって形成される。かかる状態で貯湯式給湯器10を運転すると、最後段の増設貯湯タンク310bの中の給水が上述した通水経路を通じて最前段の基本貯湯タンク210に送られ、その途中で水水熱交換器220によって加熱され昇温される。なお、水量制御バルブ423によって流量を制御することにより、水水熱交換器220を一度通るだけで目標貯湯温度まで昇温されるようになっている。
【0042】
図4に示すように、排水スイッチ426をオフに操作すると、すべての止水弁216、316および止水弁425にハイレベルの制御信号が入力されるので、これらすべての弁が通水状態になり、すべての貯湯タンク210、310の中の水が排水される。
【0043】
このように、T字水管323は、加熱時には循環経路として機能し、排水時には排水経路として機能する。
【0044】
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があってもかまわない。
【0045】
たとえば、実施の形態では、T字水管323として逆T字型の水管を用いたが、2分岐した水管であれば、たとえば逆Yの字であってもよいが、循環経路を水平に敷設するためにはT字型が望ましい。
【0046】
また実施の形態では、図3に示した止水弁の制御回路を用いたが、これに限定されず、通常状態において、最後段のユニットの止水弁だけが開き、他の止水弁が閉じるような回路構成であればよい。たとえば、最後段のユニットにだけ所定の配線を接続することで、最後段のユニットの止水弁が開き、当該配線のされない他の段の止水弁が閉じるような構成にしてもよい。
【0047】
また実施の形態では、基本貯湯タンク210のT字水管323の横棒部分に相当する水管部分を循環用基本水管421に含ませたが、基本貯湯タンク210に増設貯湯タンクと同様のT字水管323を設け、これの一端を循環用基本水管421に接続する構成としてもよい。
【0048】
このほか実施の形態では、ガスエンジンの排熱を熱源としたコージェネレーションシステムについて説明したが、貯湯式給湯器10の熱源は排熱を利用するものに限定されない。
【0049】
【発明の効果】
本発明にかかる貯湯式給湯器によれば、循環用出水口と、ここから延びかつ途中で二分岐する水管と、当該水管の分岐箇所の手前に配置した止水弁とをそれぞれの貯湯タンクに設けたので、各貯湯タンクの水管を順次直列接続し、最後段の貯湯タンクの水管の他端を止水し、最後段の貯湯タンクの止水弁を開き、かつ他の貯湯タンクの止水弁を閉じることで、循環用経路が形成され、貯湯タンクの増設等に伴う循環用経路の配管変更作業を容易に行うことができる。
【0050】
少なくとも貯湯タンクとその前後で分割した給水経路としての水管と循環用出水口から延びた水管とその途中の止水弁とを含む部分を増設の単位としてユニット化し、このユニットの第1の側方にその前段のユニットと接続すべき水管の開口端を配置し、このユニットの第2の側方にその後段のユニットと接続すべき水管の開口端を配置し、かつこれら開口端の配置を、前段のユニットの第2の側方と当該ユニットの第1の側方とを合わせた際に対応する水管の開口端同士の位置が合うように設定したものでは、ユニットを増設する際に隣り合うユニット管で接続すべき配管の開口端が位置合わせされているので、ユニット間の配管接続を容易に行うことが可能になる。
【0051】
各貯湯タンクの循環用出水口から延びる水管としてT字型の水管を用いたものでは、ユニットを横一列に並べて増設する際の水管同士の開口端位置を容易に揃えることができる。また水管同士を接続した際に、まっすぐな循環用経路を形成することができる。
【0052】
閉止手段による閉止を解除し、かつ止水弁を通水状態にすることで、止水弁を通水状態にした貯湯タンクの循環用出水口から最後段の貯湯タンクの有する水管の第2開口端までの通水経路を形成し、これを、止水弁を通水状態にした貯湯タンク内の水の排水経路として用いるものでは、循環用経路を排水経路として利用することができるので、排水経路を別途設ける場合に比べて、現場での配管作業を軽減することができる。
【0053】
止水弁として電磁弁を使用し、スイッチ操作または配線のつなぎにより、最後段の貯湯タンクの止水弁が通水状態に設定され、他の貯湯タンクの止水弁が止水状態に設定されるようにしたものでは、止水弁等の設定作業が低減されるとともに、作業ミスの発生も抑制される。
【0054】
閉止手段および止水弁として電磁弁を使用し、閉止手段およびすべての止水弁を通水状態にする排水スイッチを設けたものでは、排水スイッチを押下することで、循環用経路であった水管を排水経路に変更することができ、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る貯湯式給湯器を含むコージェネレーションシステムの概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明に係る貯湯式給湯器のユニット同士を接続する際の様子を示す説明図である。
【図3】本発明に係る貯湯式給湯器における止水弁の制御回路の一例であって通常状態におけるスイッチの設定状態を示す回路図である。
【図4】本発明に係る貯湯式給湯器における止水弁の制御回路の一例であって排水する場合におけるスイッチの設定状態を示す回路図である。
【符号の説明】
10…貯湯式給湯器
100…ガスエンジンユニット
101…受熱用熱交換器
200…基本ユニット
201…入水開口端
202…循環用入水開口端
210…基本貯湯タンク
211…入水口
212…循環用出水口
214…出水口
215…循環用入水口
216…止水弁
217…タンク下部水管
218…末尾設定スイッチ
218、318…末尾設定スイッチ
220…水水熱交換器
221…放熱用水管
222…受熱用水管
230…制御基板
300…増設ユニット
301…第1開口端
302…第2開口端
303…第3開口端
304…第4開口端
310…増設貯湯タンク
311…入水口
312…循環用出水口
314…出水口
316…止水弁
318…末尾設定スイッチ
321…出水管
322…入水管
323…T字水管
410…一次経路
411…第1循環ポンプ
412…シスターン
413…水電磁弁
414…水位センサ
421…循環用基本水管
422…第2循環ポンプ
423…水量制御バルブ
425…止水弁
426…排水スイッチ
430…給水経路
431…入水管
432…出湯管
433…給湯口
434…給水口
450…OR回路

Claims (6)

  1. 入水口を下部に出水口を上部に備えた複数の貯湯タンクを給水口と給湯口との間に給水経路によって直列接続し、前記給水口に最も近い最後段の貯湯タンクの下部に設けた循環用出水口と前記給湯口に最も近い最前段の貯湯タンクの上部に設けた循環用入水口とを循環用経路で接続し、前記循環用経路の途中に設けたポンプにより前記最後段の貯湯タンクの水を前記循環用出水口から前記循環用経路を通じて前記循環用入水口へ送り込むとともに前記循環用経路の途中に設けた熱交換器を所定の熱源で加熱することによって貯湯タンク内の水を昇温する貯湯式給湯器であって前記貯湯タンクを増設可能なものにおいて、
    前記貯湯タンクに、前記循環用出水口と、当該循環用出水口から延びた水管であってその途中で二分岐して第1開口端と第2開口端とを有するものと、前記水管のうち前記循環用出水口と分岐箇所との間に配置され通水状態と止水状態とに切替可能な止水弁とを設け、
    最後段の貯湯タンクの第2開口端側を所定の閉止手段で閉止するとともに、最後段の貯湯タンクを除く他の貯湯タンクの有する水管の第2開口端とその後段の貯湯タンクの有する水管の第1開口端とをそれぞれ接続し、最後段の貯湯タンクの有する止水弁を通水状態にしかつ他の貯湯タンクの有する止水弁を止水状態にすることで、最後段の貯湯タンクの循環用出水口から最前段の貯湯タンクの有する水管の第1開口端までの通水経路を形成し、これを前記循環経路の一部として用いる
    ことを特徴とする貯湯式給湯器。
  2. 少なくとも貯湯タンクとその前後で分割した給水経路としての水管と前記循環用出水口から延びた水管と前記止水弁とを含むものを増設の単位としてユニット化し、
    前記ユニットの第1の側方にその前段のユニットと接続すべき水管の開口端を配置し、
    前記ユニットの第2の側方にその後段のユニットと接続すべき水管の開口端を配置し、
    かつこれら開口端の配置を、前段のユニットの前記第2の側方と当該ユニットの前記第1の側方とを合わせた際に対応する水管の開口端同士の位置が合うように設定した
    ことを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯器。
  3. 前記貯湯タンクの循環用出水口から延びる水管としてT字型の水管を用いる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の貯湯式給湯器。
  4. 前記閉止手段による閉止を解除し、かつ前記止水弁を通水状態にすることで、前記止水弁を通水状態にした貯湯タンクの循環用出水口から最後段の貯湯タンクの有する水管の第2開口端までの通水経路を形成し、これを、前記止水弁を通水状態にした貯湯タンク内の水の排水経路として用いる
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の貯湯式給湯器。
  5. 前記止水弁として電磁弁を使用し、スイッチ操作または配線のつなぎにより、最後段の貯湯タンクの止水弁が通水状態に設定され他の貯湯タンクの止水弁が止水状態に設定されるようにした
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の貯湯式給湯器。
  6. 前記閉止手段および前記止水弁として電磁弁を使用し、
    前記閉止手段およびすべての止水弁を通水状態にする排水スイッチを設けた
    ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の貯湯式給湯器。
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