JP3758419B2 - アイドルストップ車両 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、停車時にエンジンを自動停止し、再発進する際にエンジンを自動再始動する車両に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平8-291725号公報には、車両が信号待ちや渋滞で停車状態にあるときにエンジンを自動的に停止させ、再発進する際にエンジンを自動的に再始動するアイドルストップ車両が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】
ところで、このようなアイドルストップ車両は燃費向上や排出ガス抑制に対し大きな効果が期待できるが、一旦アイドルストップ状態に入ると、エンジンやオイルポンプを再起動するのにある程度の時間を要するため、再発進時に若干の遅れが伴う。この再発進時の遅れは、通常の発進時にはさほど問題にはならないが、右左折時に交差点内で対向車や歩行者をやり過ごすために一時停止しているとき等、即座の発進が要求される状況でこのような遅れが生じるのは好ましくない。
【0004】
そこで、特開平8-61110号公報では、ウインカー(方向指示器)の作動状態、ステアリング角(操舵角)を検出し、ウインカーONの状態あるいはステアリング角が所定値以上のときには上記アイドルストップを禁止し、交差点内での一時停車といった即時発進が要求される状況でエンジンの自動停止が行われるのを防止している。
【0005】
しかしながら、運転者によるステアリング操作等を受けてウインカーが自動的にOFFになることも多い。この場合、ステアリング角が小さければ交差点内であってもアイドルストップ禁止が解除されてしまい、所定のアイドルストップ条件が成立すればアイドルストップが実行されてしまう。このように、従来の方法では即時発進が要求される状況でのエンジン自動停止を確実に防止することができなかった。
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題を鑑みてなされたものであり、交差点内での一時停止等の即時発進が要求される状況でエンジン自動停止が実行されてしまうのを確実に防止することを目的とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】
第1の発明は、停車状態で所定のアイドルストップ条件が成立するとエンジンを自動停止させるアイドルストップ車両において、ウインカーの作動状態を検出する手段と、ウインカーがONの状態で発進を行った場合に右左折発進あるいは路側発進したという第1の条件が成立したと判断する手段と、前記第1の条件が成立した場合に、前記アイドルストップ手段による前記エンジンの自動停止を禁止するアイドルストップ禁止手段と、車速を検出する手段と、このアイドルストップ禁止を前記第1の条件が不成立になっても継続し、アイドルストップ禁止後に所定車速以上の状態が所定時間継続した場合に即時発進が要求される状況にないという第2の条件が成立したと判断して前記アイドルストップ禁止を解除するアイドルストップ禁止解除手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】
停車状態で所定のアイドルストップ条件が成立するとエンジンを自動停止させるアイドルストップ車両において、ウインカーの作動状態を検出する手段と、ウインカーがONの状態で発進を行った場合に右左折発進あるいは路側発進したという第1の条件が成立したと判断する手段と、前記第1の条件が成立した場合に、前記アイドルストップ手段による前記エンジンの自動停止を禁止するアイドルストップ禁止手段と、走行距離を検出する手段と、前記アイドルストップ禁止を前記第1の条件が不成立になっても継続し、アイドルストップ禁止後に車両が所定の長距離を走行した場合に即時発進が要求される状況にないという第2の条件が成立したと判断して前記アイドルストップ禁止を解除するアイドルストップ禁止解除手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用及び効果】
第1の発明によると、右左折発進(右左折のために交差点手前で停車している状態からの発進)、あるいは路側発進(走行車線に合流するために路側で停車している状態からの発進)したという第1の条件が成立すると、アイドルストップが禁止され、アイドルストップ条件が成立してもエンジンの自動停止が実行されなくなる。そして、このアイドルストップ禁止は、その後第1の条件が不成立となっても継続され、即時発進が要求される状況にないという第2の条件が成立して初めて解除される。
【0015】
これにより、交差点内での一時停止、あるいは、路側発進で流れに乗る前の一時停止といった即時発進が要求される状況ではアイドルストップが実行されなくなり、発進遅れが生じたり、アイドルストップが頻繁に繰り返されるのを防止することができる。
【0016】
また、ウインカーの作動状態に基づき第1の条件の成立を判断するようにしたことにより、右左折発進あるいは路側発進であることを精度良く検出することができる。
【0017】
また、車両発進後、車速が上昇し、車両が徐行状態を脱したときに第2の条件が成立したと判断しアイドルストップ禁止が解除される。これにより、右左折発進では交差点を脱してから、路側発進では走行車線の流れに乗ってからアイドルストップ禁止を解除することができる。
【0019】
また、第2の発明では、混雑時等で、徐行状態を脱しないまま長距離を走行した場合に第2の条件が成立したと判断し、アイドルストップ禁止が解除される。これにより、アイドルストップ禁止の状態が必要以上に継続されるのを防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき本発明の実施の形態について説明する。
【0021】
図1は、本発明に係るアイドルストップ車両の概略構成を示したものである。エンジン1の出力はトルクコンバータ3、前後進切換機構4、ベルト式無段変速機構(CVT)5及び駆動軸6を介して駆動輪7に伝達される構成となっており、エンジン1とトルクコンバータ3の間には、クランク軸に直結されてエンジン1と同期回転するモータジェネレータ2が介装されている。
【0022】
エンジン1には図示しないインジェクタ、点火プラグが各気筒毎に設けられており、吸入空気量に見合った燃料噴射、エンジン負荷及びエンジン回転数に見合った火花点火が行われる。エンジン1は各気筒の吸気ポートにインジェクタを設けて燃料を噴射するいわゆるマルチポイントインジェクション方式のエンジンであるが、各気筒内に燃料を直接噴射する直噴方式のエンジンであってもよい。
【0023】
モータジェネレータ2は電動機としても発電機としても機能することが可能な交流機である。モータジェネレータ2は、インバータ9を介してバッテリ8から電力供給を受けて力行運転することができ、また、エンジン1の出力を受けて回生運転し、インバータ9を介してバッテリ8を充電することができる。
【0024】
前後進切換機構4は、フォーワードクラッチとリバースクラッチとから構成される。フォワードクラッチを締結しリバースクラッチを解放しているときには車両を前進させる方向に駆動力を伝達でき、逆に、フォワードクラッチを解放しリバースクラッチを締結しているときには車両を後進させる方向に駆動力を伝達できる。また、フォワードクラッチ、リバースクラッチを共に解放すると駆動輪への駆動力の伝達を遮断することができる。
【0025】
エンジン1及びモータジェネレータ2の回転数はクランク角センサ10から出力されるREF信号周期に基づき検出され、エンジン1の吸入空気量、冷却水温は図示しないエアフロメータ、水温センサにより検出される。また、運転者によるブレーキペダルの踏み込み操作、アクセルペダルの操作量、パーキングブレーキ操作はそれぞれブレーキセンサ11、アクセルセンサ12、パーキングブレーキセンサ13により検出される。
【0026】
この他、車両には、ウインカー(方向指示器)の作動状態がONかOFFかを検出するウインカーセンサ14、ステアリング角を検出する操舵角センサ15、車速を検出する車速センサ16、シフトレバー位置を検出するシフトレバー位置センサ18等の運転状態を検出するための各種センサが設けられている。
【0027】
コントローラ17はCPU、入出力インターフェース、ROM、RAM等で構成され、上記検出された運転状態に基づき、エンジン1、モータジェネレータ2、CVT5等を統括制御する。そして、発進時や高負荷時にはモータジェネレータ2を力行運転させて駆動力をアシストし、また、減速時や降坂路走行時にはモータジェネレータ2を回生運転させて制動力をアシストし、回生した電力によりバッテリ8を充電する。
【0028】
さらに、コントローラ17は、図2に示すフローチャートを処理し、エンジン1の自動停止制御を行う。
【0029】
これによると、コントローラ17は、車両がアイドルストップ禁止モード(後述するI/S禁止モード#1あるいはI/S禁止モード#2)になく、信号待ちや渋滞時で停車中に所定のアイドルストップ条件が成立すると(S11、S12)、エンジン1への燃料噴射を停止し、エンジン1を自動停止させる(S13)。
【0030】
ここで、アイドルストップ条件成立とは、
・エンジン1の暖機が終了している
・ブレーキペダルが踏み込まれている
・車速がほぼゼロである
・アクセルペダルが踏み込まれていない
・エンジン回転数がアイドル回転数である
の条件が全て成立したときを指すが、これよりも少ない条件でエンジンの自動停止条件を判断するようにしてもよいし、これと異なる条件あるいは追加の条件を判断するようにしてもよい。
【0031】
また、エンジン自動停止状態では、コントローラ17は図3に示すフローを処理し、エンジン1の自動再始動制御を行う。
【0032】
これによると、コントローラ17は、ブレーキペダルの踏み込みが解除された、あるいはエンジン停止時間が所定時間を超えた等の所定のエンジン自動再起動条件が成立すると(S21)、エンジン再起動指令を出し、エンジン1への燃料噴射を再開させて自動再始動を行う(S22)。
【0033】
このように、コントローラ17は運転条件に応じてエンジン1の自動停止、自動再起動を行うが、上記ステップS11の処理により、車両がアイドルストップ禁止モードに入ると、アイドルストップ条件が成立してもエンジン1の自動停止は行わなくなる。以下、このコントローラ17が行うアイドルストップ禁止モードへの移行、解除判定の処理を図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0034】
これによると、まず、ステップS31では、車両がI/S禁止モード#1にあるか否かを判断する。I/S禁止モード#1にないと判断した場合はステップS32へ進み、I/S禁止モード#1にあると判断した場合はステップS34へ進む。
【0035】
ステップS32では、ウインカーセンサ14、車速センサ16の出力に基づき、車両がウインカーONの状態から発進したか否かを判断する。ここで、ウインカーONの状態から発進したと判断した場合は、右左折発進あるいは路側発進と判断してステップS33へ進み、I/S禁止モード#1に移行する。このI/S禁止モード#1に移行すると、その後アイドルストップ条件が成立してもエンジン1の自動停止は行われなくなる。これに対し、ウインカーONの状態からの発進ではないと判断した場合はステップS38へ進む。
【0036】
ステップS38では、ウインカーセンサ14の出力に基づきウインカーの作動状態がONか否かを判断し、ウインカーがONの場合はステップS39へ進んでI/S禁止モード#2に移行する。このI/S禁止モード#2に移行してもI/S禁止モード#1に移行した場合と同様、アイドルストップ条件が成立してもエンジン1の自動停止は行われなくなる。これに対し、ウインカーONの状態でないと判断した場合はステップS40へ進み、I/S禁止モード#2を解除する。
【0037】
一方、ステップS31でI/S禁止モード#1にあると判断して進んだステップS34以降ではI/S禁止モード#1の解除判定を行う。
【0038】
まず、ステップS34では車速センサ16によって検出される車速が所定車速(例えば、15km/h)よりも大きい状態が所定時間(例えば、5秒程度)継続したか否かを判断する。そして、所定車速以上の状態が所定時間継続していた場合はステップS37へ進んでI/S禁止モード#1を解除し、そうでない場合はステップS35へ進む。このように、車両発進後、車両が徐行状態を脱したところでアイドルストップ禁止を解除することにより、アイドルストップが頻発されることによる運転性や燃費の悪化を防ぐことができる。
【0039】
次に、ステップS35では、車速センサ16により検出された車速を時間積分、あるいはCVT5の入力軸回転数に変速比を乗じた値を時間積分してI/S禁止モード#1に移行してからの走行距離を演算し、走行距離が所定距離を超えたか否かを判断する。そして、所定距離を超えていた場合はステップS37へ進んでI/S禁止モード#1を解除し、そうでない場合はステップS36へ進む。ここで所定距離には交差点横断として想定し得る最大距離に余裕を持たせた値が設定され、例えば、所定距離は40mに設定される。
【0040】
このような解除条件を設定することにより、混雑時等で、徐行のまま長距離走行した場合にもアイドルストップ禁止が解除されるようになり、必要以上にアイドルストップ禁止が継続するのを防止することができる。
【0041】
さらに、ステップS36では、車両が停車状態にあるときに運転者によりウインカーレバーがOFF側に操作されたか否かを判断する。そして、ウインカーレバーOFF操作があった場合は即時発進が要求される状況に無いと判断し、ステップS37へ進んでI/S禁止モード#1を解除する。ウインカーレバーOFF操作は、例えば、ウインカーセンサ14、操舵角センサ15の出力に基づき検出でき、ステアリング角が変化していない状態でウインカーの作動状態がONからOFFに変化した場合に運転者がウインカーレバーをOFF側に操作したと判断できる。
【0042】
なお、ここではウインカーレバーをOFF側に操作したときにI/S禁止モード#1を解除しているが、運転者がパーキングブレーキをON側に操作したときやシフトレバーをニュートラルレンジやパーキングレンジに操作したときに即時発進を必要とする状態に無いと判断し、I/S禁止モード#1を解除するようにしてもよい。
【0043】
したがって、コントローラ37は、図4に示すフローチャートを処理することにより、従来技術同様に、ウインカーONのときはアイドルストップが禁止され(I/S禁止モード#2)、所定のアイドルストップ条件が成立してもエンジン1の自動停止が行われなくなる。そして、ウインカーが運転者のウインカーレバー操作によりあるいはステアリング操作等を受けてOFFになると、アイドルストップ禁止が解除される。
【0044】
しかしながら、本発明では、右左折発進や路側発進でウインカーONの状態から発進した場合は、I/S禁止モード#2とは別のI/S禁止モード#1に移行する。
【0045】
このI/S禁止モード#1においても所定のエンジン自動停止条件が成立してもエンジン1の自動停止が行われなくなるのであるが、このI/S禁止モード#1はI/S禁止モード#2と異なり、運転者のステアリング操作を受けてウインカーが自動的にOFFになっても、所定車速以上の状態が所定時間続いた、あるいは所定距離以上走行した等の所定の解除条件が成立しない限り解除されることはない。
【0046】
この結果、ウインカーが自動的に戻っても交差点内や、路側発進時に流れに乗る前にアイドルストップ禁止が解除されることは無く、即時発進が要求される状況でアイドルストップが実行されてしまうのを防止することができる。
【0047】
図5は、このようなアイドルストップ禁止制御を行うことによる作用を示す。
【0048】
この図に示すように、本発明に係るアイドルストップ車両においては、アイドルストップ条件が成立するとエンジン1の自動停止が行われ、アイドルストップ条件が不成立になるとエンジン1の自動再起動が行われるのであるが、ウインカーONの状態で発進するとI/S禁止モード#1に移行し(時刻t1)、その後はアイドルストップ条件が成立してもエンジン1の自動停止は行われなくなる。
【0049】
これにより、交差点内での一時停止などの即時発進が要求される状況、例えば右折時にウインカーONの状態で発進し、交差点内で対向車や歩行者をやり過ごすために一時停車している状況や、路側発進時にウインカーONの状態で発進し、流れに乗るために走行車線脇で一時停車している状況では、アイドルストップ条件が成立してもエンジン1の自動停止は実行されず、再発進時にもたついたり、アイドルストップが頻繁に繰り返されるのを確実に防止できる。
【0050】
なお、所定車速以上の状態が所定時間続いた、あるいは所定距離以上走行した等の所定の解除条件が成立するとI/S禁止モード#1が解除されるので(時刻t2)、それ以後はアイドルストップ条件成立に合わせてエンジン1の自動停止が行われ、高い燃費性能や排ガス性能が確保される。
【0051】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、ここで挙げた実施形態はあくまでも例示的なものであり、本発明が適用可能な車両がこの実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、ここではモータジェネレータ、無段変速機を備えた車両に適用したが、本発明はアイドルストップを行う車両に対して広く適用することができる。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲に基づいて定められ、特許請求の範囲に記載した発明の範囲に属する変更例は全て本発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアイドルストップ車両の概略構成図である。
【図2】エンジン自動停止時の制御内容を示すフローチャートである。
【図3】エンジン自動再始動時の制御内容を示すフローチャートである。
【図4】アイドルストップ禁止モードの移行・解除を判定するフローチャートである。
【図5】本発明の作用を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン
2 モータジェネレータ
5 無段変速機構
11 ブレーキセンサ
12 アクセルセンサ
13 パーキングブレーキセンサ
14 ウインカーセンサ
15 操舵角センサ
16 車速センサ
17 コントローラ
18 シフトレバー位置センサ
Claims (2)
- 停車状態で所定のアイドルストップ条件が成立するとエンジンを自動停止させるアイドルストップ車両において、
ウインカーの作動状態を検出する手段と、
ウインカーがONの状態で発進を行った場合に右左折発進あるいは路側発進したという第1の条件が成立したと判断する手段と、
前記第1の条件が成立した場合に、前記アイドルストップ手段による前記エンジンの自動停止を禁止するアイドルストップ禁止手段と、
車速を検出する手段と、
前記アイドルストップ禁止を前記第1の条件が不成立になっても継続し、アイドルストップ禁止後に所定車速以上の状態が所定時間継続した場合に即時発進が要求される状況にないという第2の条件が成立したと判断して前記アイドルストップ禁止を解除するアイドルストップ禁止解除手段と、
を備えたことを特徴とするアイドルストップ車両。 - 停車状態で所定のアイドルストップ条件が成立するとエンジンを自動停止させるアイドルストップ車両において、
ウインカーの作動状態を検出する手段と、
ウインカーがONの状態で発進を行った場合に右左折発進あるいは路側発進したという第1の条件が成立したと判断する手段と、
前記第1の条件が成立した場合に、前記アイドルストップ手段による前記エンジンの自動停止を禁止するアイドルストップ禁止手段と、
走行距離を検出する手段と、
前記アイドルストップ禁止を前記第1の条件が不成立になっても継続し、アイドルストップ禁止後に車両が所定の長距離を走行した場合に即時発進が要求される状況にないという第2の条件が成立したと判断して前記アイドルストップ禁止を解除するアイドルストップ禁止解除手段と、
を備えたことを特徴とするアイドルストップ車両。
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