JP3757573B2 - 振れ補正機能付きカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影時の手振れ等により生じるカメラ本体と被写体像との相対的な振れを補正する振れ補正機能付きカメラに関するものである。
【0002】
【従来技術】
近年、CCD等を用いて、手振れ等により生じる被写体と撮像光学系との間の振れ量を検出して、この振れ量を打ち消すように補正する機能を有するビデオカメラや電子スチルカメラ等が販売されており、またカメラに適用されたものが提案されている。
【0003】
特開平8−51566号公報には、振れ検出用として設けられたCCD等の固体撮像素子を用いて被写体像を取り込んで振れ量を検出するとともに、検出時点から振れ量を打ち消すための補正光学系の駆動が完了するまでに要する、演算処理や駆動のための時間を考慮して振れ量を予測し、この予測振れ量を用いて、補正光学系を駆動する振れ補正機能付きカメラが記載されている。この場合の予測には、2個間隔と4個間隔となるデータが用いられる。
【0004】
なお、手振れ等の振れ量の予測ではないが、最適な合焦を得るための動体予測の技術に関して提案がなされている。例えば、特開昭60−214325号公報には、デフォーカス量を検出する検出手段と、この出力に基づいて対象物体の移動を検出する移動検出手段とを具備し、デフォーカス量をその移動検出手段の出力で時々刻々補正して、この補正されたデフォーカス量に基づいて結像レンズを駆動して自動焦点調節を行うものが開示されている。この場合の補正量は、時間の関数として定義される。一次関数を用いた補正の場合、その傾きの算出には、検出されたデフォーカス量と前に検出されたデフォーカス量とが利用される。即ち、その傾きは、過去のデータから最適なデータを選択抽出することなく、最近の複数回に亘るCCD積分時間の中央時点におけるデフォーカス量を用いて、傾きを複数算出し、これらを加重平均して、求められる。また、2次関数を用いた補正の場合には、その関数は、最近の3回以上に亘るCCD積分時間の中央時点におけるデータに最も適合するものが選定され、この関数に0から1の範囲内の定数が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の2個間隔と4個間隔となるデータを用いて予測を行うカメラでは、最近検出された複数のデータから、予測で用いるデータとして所定個間隔のデータが選択されるので、これらの選択されたデータの各々の間隔は、検出時点の被写体の明るさによりCCDの積分時間が異なるため、振れ検出には関係のない撮影時の明るさの状態によって、大きくばらついてしまうという課題があった。
【0006】
また、予測用に選択されたデータの間隔は、狭くなると振れ検出系の誤差の影響が大きくなり、広くなると予測の誤差が大きくなる。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、最適なデータ間隔を保てる振れ量の選択抽出を可能にして、撮影時の明るさに左右されない検出振れ量データを得て、実際の手振れに適合する振れ予測、即ち振れ補正を可能にする振れ補正機能付きカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、光電変換素子を備え、カメラ本体と被写体像との相対的な振れ量を検出するための画像データを周期的に得る振れ検出手段と、前記振れ検出手段で検出された過去の複数時点での前記画像データに基づく検出振れ量を比較して、現在の振れ量を予測する予測演算手段と、前記予測演算手段で得られた予測振れ量だけ前記カメラ本体と被写体像との相対的な振れを補正する振れ補正手段とを備え、前記振れ検出手段の光電変換素子は、前記被写体像を受光するものであって、前記周期的な検出時点における前記被写体像の明るさによりその積分時間が異なるものとされた振れ補正機能付きカメラにおいて、振れの予測演算に用いられるべく過去に検出された振れ量データを時間間隔の基準値をもとに選択する選択手段を備えたものである。
【0009】
この構成では、検出された振れ量データは基準値をもとに選択されるので、選択される個々のデータ同士の間隔はほぼ一定となる。これにより、撮影時の明るさに左右されない検出振れ量データが得られ、基準値を、例えばシミュレーション等で最適となる時間に設定することで、実際の手振れに適合する振れ予測、即ち振れ補正が可能になる。
【0010】
請求項2記載の発明は、光電変換素子を備え、カメラ本体と被写体像との相対的な振れ量を検出するための画像データを周期的に得る振れ検出手段と、前記振れ検出手段で検出された過去の複数時点での前記画像データに基づく検出振れ量を比較して、現在の振れ量を予測する予測演算手段と、前記予測演算手段で得られた予測振れ量だけ前記カメラ本体と被写体像との相対的な振れを補正する振れ補正手段とを備え、前記振れ検出手段の光電変換素子は、前記被写体像を受光するものであって、前記周期的な検出時点における前記被写体像の明るさによりその積分時間が異なるものとされた振れ補正機能付きカメラにおいて、前記検出振れ量データを用いて、振れ速度及びその振れ速度から得られる振れ加速度のうち、少なくとも振れ速度データを算出し、少なくとも前記振れ速度データから現在の振れ量を算出する算出手段と、前記振れ速度データを算出する元になる前記検出振れ量データを時間間隔の基準値をもとに選択する選択手段とを備えたものである。
【0011】
この構成では、検出振れ量データは基準値をもとに選択されるので、選択される個々のデータ同士の間隔はほぼ一定となる。これにより、上記同様に、実際の手振れに適合する振れ予測、即ち振れ補正が可能になる。
【0012】
なお、前記選択手段は、前記基準値を越える最小の時間間隔をなす時点における検出振れ量データを選択するものであってもよい。この構成では、予測された現在の振れ量は、前記基準値により適合するものとなる。
【0013】
また、前記選択手段は、前記基準値を超えない最大の時間間隔をなす時点における検出振れ量データを選択するものであってもよい。この構成では、予測された現在の振れ量は、前記基準値により適合するものとなる。
【0014】
更に、前記選択手段は、前記基準値に最も近い時間間隔をなす時点における検出振れ量データを選択するものであってもよい。この構成では、予測された現在の振れ量は、前記基準値に最も適合するものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態のブロック図である。カメラ1は、撮影部2、補正レンズ部3、振れ検出部4、振れ補正量設定部5、駆動部6及び位置検出部7により構成されている。
【0016】
撮影部2は、光軸Lを有する撮影レンズ21、及び装填されたフィルム22を光軸L上の結像位置に給送する図略の機構部を備え、被写体像を撮影するものである。
【0017】
補正レンズ部3は、撮影レンズ21の前方に配置された横振れ補正レンズ31及び縦振れ補正レンズ32で構成され、被写体像振れをプリズム方式で補正するものである。横振れ補正レンズ31及び縦振れ補正レンズ32は、それぞれ、光軸Lに平行な光軸を有し、光軸Lと直交する面上を互いに直交する横及び縦方向に移動可能に支持されている。
【0018】
図2は、鏡胴内に収納された縦振れ補正レンズ32等の斜視図である。本実施形態では、縦振れ補正レンズ32は、鏡胴24内に収納され、支点Oで回動可能に支持されたフレーム321に取り付けられている。フレーム321の外周部における支点Oの反対側には、ギヤ部322が形成されている。このギヤ部322と噛合するギヤ631を有するモータ632が駆動することで、縦振れ補正レンズ32は略縦方向に移動する。図2から理解されるように、縦振れ補正レンズ32は、鏡胴24の内径に当たる可動範囲R内において、略縦方向に移動可能である。横振れ補正レンズ31についても同様である。
【0019】
図1に示す振れ検出部4は、検出用レンズ41、振れセンサ42、振れセンサ制御部43及び信号処理部44により構成されており、被写体に対するカメラ1本体の相対的な振れにより生じる被写体像振れを検出するための画像データを得るものである。検出用レンズ41は、撮影レンズ21の光軸Lと平行な光軸を有し、被写体像を後方の振れセンサ42上に結像させるものである。振れセンサ42は、複数のCCD等の光電変換素子が二次元状に配列されたエリアセンサであり、検出用レンズ41により結像された被写体像を受光し、受光量に応じた電気信号を得るものである。被写体像の画像信号は、各光電変換素子で受光されて得られた電気信号である画素信号の平面的な集合として得られる。振れセンサ制御部43は、振れセンサ42に対して所定の電荷蓄積時間(積分時間)で受光動作を周期的に行わせ、各受光動作で得られた画像信号を信号処理部44に送出させるものである。信号処理部44は、振れセンサ42からの各画素信号に対し、所定の信号処理(信号増幅及びオフセット調整等の処理)を施して画素データにA/D変換するものである。
【0020】
振れ補正量設定部5は、振れ量検出部51、係数変換部52、目標位置設定部53、補正ゲイン設定部54、温度センサ55、メモリ56及び位置データ入力部57によって構成され、振れ補正駆動のための振れ補正データを生成するものである。なお、温度センサ55は、カメラ1の環境温度を検出するものである。また、メモリ56は、振れ量検出部51で用いられる画像データや振れ量等のデータを一時記憶するRAMや、係数変換部52で用いられる変換係数等を記憶するROMにより構成される。
【0021】
図3は、振れ量検出部51の構成を説明するためのブロック図である。振れ量検出部51は、振れ量算出部511、データ選択部512及び予測振れ量算出部513によって構成され、信号処理部44からの画像データを用いて振れ量を求め、この振れ量を利用して予測振れ量を更に求めるものである。
【0022】
振れ量算出部511は、画像データダンプ部511a,画像比較演算部511c及び平均化処理部511dにより構成されている。画像データダンプ部511aは、信号処理部44からの画像データをメモリ56(RAM)にダンプするものである。
【0023】
画像比較演算部511cは、メモリ56にダンプされた画像データと基準画像とを用いて、振れ量を求めるものである。
【0024】
この振れ量を求める演算処理について説明すると、まず、画像比較演算部511cは、メモリ56にダンプされた画像データから、所要領域のブロック(図4では、破線で示されている。)毎に、注目画像の抽出作業を実行し、特徴点等を有する画像を含むブロックBを基準画像として選定する。この選定時、補正レンズ部3の各レンズは、所定の基準位置、例えば各レンズが互いに逆向きに等距離移動可能な中央位置(図2ではRa=Rbとなる位置)に固定されている。この中央位置を基準にすることで、一方の可動範囲が他方よりも短い場合に生じやすくなる振れ補正レンズが終端に当たりやすくなるという問題が回避される。
【0025】
次いで、画像比較演算部511cは、メモリ56に記憶されている最新画像データから、基準画像に対応する画像を参照画像として抽出し、基準画像の位置に対する参照画像位置の変化量から画素数単位の振れ量を求める。振れ量は、横及び縦方向の各々(EH [i],EV [i])について求められ、メモリ56に一時記憶される。但し、i(i=0,1,2,3,…)は、周期番号(周期が既知であるから時間に相当)を示し、最新の振れ量をEH [i],EV [i](i=0)とする。
【0026】
図5は、画像比較演算部511cの演算処理により得られた振れ量に対し、平均化処理部511dにより施される平均化処理の説明図で、図6は、画像比較演算部511cの演算処理により得られた振れ量と平均化処理部511dにより平均化された振れ量のグラフである。
平均化処理部511dは、画像比較演算部511cの演算処理で得られた振れ量に対して、振れ検出部4の検出のバラツキを抑えるための平均化処理を施すものである。即ち、平均化処理部511dは、図5に示されるように、時間的に連続する各2つの振れ量(図では丸印で示されている。)を利用して、その中間時点における平均化振れ量(図では三角印で示されている。)を算出する。この平均化の効果により振れ検出部4の検出のバラツキが抑圧されて、画像比較演算部511cにより算出された振れ量を用いるよりも、平均化処理部511dで平均化された振れ量を用いる方が、より実際の振れ量に近づくのが図6から理解される。平均化振れ量は、横及び縦方向の各々(EH [j],EV [j];j=0,1,2,3,…)について求められ、メモリ56に一時記憶される。
【0027】
図7は、予測振れ量算出部513で用いられる振れ速度V1,V2及び振れ加速度αと、これらを求めるために必要となる振れ量との関係を示す図である。図7に示されるように、横及び縦方向の各々について、振れ加速度αを求めるには2つの振れ速度V1,V2が必要となり、これら振れ速度V1,V2を求めるにはそれぞれ2個の振れ量が必要となる。従って、振れ速度V1,V2及び振れ加速度αを求めるには4個の振れ量が必要となる。
【0028】
そこで、本実施形態では、データ選択部512が、所定の基準時間間隔(速度演算時間Tv及び加速度演算時間Tα)を用いて、最新の振れ量を含む4個の振れ量をメモり56から選択抽出するようにしている。この選択抽出に最新の振れ量(EH [i],EV [i];i=0)を含めるようにした理由は、含めないときよりも良好な振れ予測が可能になるのをシミュレーションで確認したことによる。
【0029】
図8は、データ選択部512による振れ量の選択抽出の説明図である。データ選択部512は、最新時点(i=0)における振れ量(EH [i],EV [i];i=0)を選択抽出し、この最新時点(taとする。)に対してTvよりも長く且つ最短となる時点(j=1)を検索し、この時点(tbとする。)における振れ量(EH [j],EV [j];j=1)を選択抽出する。また、最新時点taに対してTαよりも長く且つ最短となる時点(j=3)を検索し、この時点(tcとする。)における振れ量(EH [j],EV [j];j=3)を選択抽出する。更に、時点tcに対して上記Tvよりも長く且つ最短となる時点(j=5)を検索し、この時点(tdとする。)における振れ量(EH [j],EV [j];j=5)を選択抽出する。
【0030】
但し、速度演算時間Tvは、所定の精度以上の振れ速度V1,V2を得るための離間時間で、加速度演算時間Tαは、所定の精度以上の振れ加速度αを得るための離間時間である。このように、基準時間を用いて振れ量を選択抽出することにより、被写体の明るさに左右されない振れ補正が可能になるとともに、基準時間の時間間隔を例えばシミュレーション等で所定精度の振れ補正が得られる値に設定することにより、実際の振れに対して適切な振れ補正が実行されるようになる。ところで、振れ量検出部51の演算処理時間は、これら基準時間Tv,Tαに比して極めて高速である。
【0031】
なお、データ選択部512は、上記選択方法に限らず、所定の基準時間間隔に最も近い離間時間となる時点における振れ量を選択するものでもよく、或いは所定の基準時間間隔よりも短く且つ最長となる離間時間となる時点における振れ量を選択するものでもよい。
【0032】
図3に戻って、予測振れ量算出部513は、横及び縦方向の各々について、データ選択部512で選択抽出された4個の振れ量を用いて予測振れ量を算出するものである。
【0033】
この予測振れ量を算出するための演算処理について説明する。まず、予測振れ量算出部513は、予測振れ量算出に必要な振れ速度及び振れ加速度を求める。この求め方について図8を例にして説明すると、時点taにおける最新の振れ量(EH [i],EV [i];i=0)と時点tbにおける平均化振れ量(EH [j],EV [j];j=1)から(数1)により振れ速度(V1H,V1V)が求められる。
【0034】
【数1】
【0035】
また、時点tc,tdにおける平均化振れ量(EH [j],EV [j];j=3及びEH [j],EV [j];j=5)から(数2)により振れ速度(V2H,V2V)が求められる。
【0036】
【数2】
【0037】
更に、振れ速度(V1H,V1V),(V2H,V2V)から(数3)により振れ加速度(αH ,αV )が求められる。
【0038】
【数3】
【0039】
次いで、予測振れ量算出部513は、手振れによる振れはほぼ等加速度運動に従って推移していくとの仮定に基づいて、最新の振れ量(EH [i],EV [i];i=0)、振れ速度(V1H,V1V)及び振れ加速度(αH ,αV )から、(数4)により予測振れ量(EPH,EPV)を算出する。
【0040】
【数4】
【0041】
図9は、予測振れ量を求める上記演算式(数4)に使用される時間Tの説明図である。本実施の形態では、積分時間(T1)の中間時点t1で、振れ検出部4による振れ検出がなされたとして予測演算が行われる。この場合、中間時点t1から、積分時間T1の後半時間(T1/2)、得られた各画素信号の転送に要する時間(T2)及び予測演算の処理時間(T3)が経過した時点t2、或いはより正確には、駆動部6により補正レンズ部3を実際に駆動させて振れ補正が完了するのに要する時間(T4)が更に経過した時点t3において、振れ検出で得られた振れ量に応じた実際の振れ補正が実行されることとなる。
【0042】
本実施形態では、予測振れ量算出部513は、(数4)に示されるように、時点t1を基準にして、将来方向である時間T=(T1/2)+T2+T3+T4が経過した時点t3における振れを予測する予測演算を実行するようになっている。
【0043】
なお、上記時間Tは、時間T3内で計算される。また、時間T1は、積分の開始時点と終了時点から求められ、時間T2は、転送の開始時点と終了時点から求められる。また、時間T4は、駆動部6の設計仕様により決まる一定値が使用される。更に、時間T3は、厳密には演算処理過程の分岐によっては異なる値になるものの、その差は数〜数十μsオーダーであることから、本実施形態では予め定められた一定値が使用される。
【0044】
また、本実施形態では、(数4)に示されるように、加速度項に係数k(0<k<1)を含めるようにしている。
【0045】
図10は、加速度項に含まれる係数kの必要性を示す図である。等加速度運動に基づく予測の場合には、瞬間的にはかなり良好な予測が可能となるが、手振れの振幅はさほど大きいものではなく、加速度は常に変化し、非常に複雑な動きを示す。特に、手振れ波形の頂点付近では、速度が急激に変化し、その符号も変化する。このため、等加速度運動に基づく予測では、時間Tの自乗で乗算される加速度を含む加速度項の効果が過剰となり、その予測結果は、図10に示されるように、実際の振れから遠ざかるものとなる。このため、本実施形態では、加速度項に係数kを含め(具体的には、等加速度運動による移動量演算式の加速度項に係数kを乗じ)、予測振れ量(EPH,EPV)が実際の振れに適合するようにしている。なお、係数kは、シミュレーションで確認したところ0.5程度が望ましい。
【0046】
図1に戻って、係数変換部52は、横及び縦方向の予測振れ量を、メモリ56に記憶されている変換係数を用いて、補正レンズ部3に対する横及び縦方向の目標角度位置(駆動量)に変換するものである。また、係数変換部52は、温度センサ55で検出された環境温度に応じて補正係数を算出し、この補正係数で横及び縦方向の目標角度位置を補正する。この補正係数は、環境温度変化に伴って生じる検出用レンズ41の焦点距離や補正レンズ部3による光の屈折率(パワー)の変動分を補正するためのものである。
【0047】
目標位置設定部53は、温度補正された横及び縦方向の目標角度位置を目標位置情報(駆動終了位置)に変換するものである。これら横及び縦方向の目標位置情報は、それぞれ設定データSDPH,SDPVとして駆動部6にセットされる。
【0048】
補正ゲイン設定部54は、温度センサ55で検出された環境温度に応じて、横及び縦方向のゲイン補正量を求め、それぞれを設定データSDGH,SDGVとして駆動部6にセットするものである。横及び縦方向のゲイン補正量は、それぞれ横及び縦方向の基本ゲインを補正するものである。設定データSDGH,SDGV及び基本ゲインの詳細については後述する。
【0049】
位置データ入力部57は、位置検出部7の各出力信号をA/D変換し、得られた各出力データから、横振れ補正レンズ31及び縦振れ補正レンズ32の各位置をモニターするものである。この位置データをモニターすることで、補正レンズ部3用の駆動メカの異常状態等が検出可能となる。
【0050】
駆動部6は、駆動制御回路61、横アクチュエータ62及び縦アクチュエータ63により構成されている。駆動制御回路61は、目標位置設定部53及び補正ゲイン設定部54からの設定データSDPH,SDPV,SDGH,SDGVに応じて、横及び縦方向の駆動信号を生成するものである。横アクチュエータ62及び縦アクチュエータ63は、コアレスモータ等(図2のモータ632及びギヤ631参照)で構成され、それぞれ駆動制御回路61で生成された横及び縦方向の駆動信号に応じて、横振れ補正レンズ31及び縦振れ補正レンズ32を駆動するものである。
【0051】
図11は、サーボ回路の一部を構成する駆動制御回路61の一例を示すブロック図である。まず、駆動制御回路61にセットされる設定データSDGH,SDGVについて説明する。カメラ1は、その環境温度が変化すると、振れ補正の駆動系に関する種々の特性が変化する。例えば、環境温度の変化に伴って、モータ(図2のモータ632参照)の各トルク定数、補正レンズ部3及び駆動部6における駆動系(可動メカ)のバックラッシュ、及びその駆動系のギヤ(図2のギヤ部322及びギヤ631参照)の硬さなどが変化する。
【0052】
図12は、この変化の一要因となるモータトルクの温度特性図である。図12から理解されるように、環境温度が基準温度(例えば25℃)から外れると、モータトルクは基準温度での値とは異なる値を示す。この結果、振れ補正に関する駆動特性が変化してしまうこととなる。このように、横及び縦方向の基本ゲイン(基準温度における駆動ゲイン)による駆動特性は、温度センサ55で得た環境温度が基準温度から外れると、変動するようになる。
【0053】
そこで、補正ゲイン設定部54は、温度センサ55で得た環境温度に応じて、横及び縦方向の各基本ゲインによる駆動特性の変動を補正するゲイン補正量を生成する。本実施形態では、環境温度が基準温度から外れることにより生じるモータトルク、バックラッシュ及びギヤの硬さ等の各変動を個別に補正するゲイン補正量を求めるための関数(環境温度を引数とする。)が、横及び縦方向の各々について予め求められている。そして、横及び縦方向の各々について、各補正関数に温度センサ55で検出された環境温度が入力され、得られた各値の合計値がゲイン補正量として求められる。これら横及び縦方向のゲイン補正量は、それぞれ設定データSDGH,SDGVとして、駆動制御回路61にセットされる。
【0054】
次に、駆動制御回路61について説明する。図1では、説明の便宜上、設定データSDGH,SDGVは、2本の信号線で伝送されるように図示しているが、実際には、図略の2本のデータ線(SCK,SD)及び3本の制御線(CS,DA/GAIN,X/Y)によりシリアル伝送されてセットされる。同様に、設定データDPH,SDPVも交互に駆動制御回路61に送出される。
【0055】
このため、駆動制御回路61は、バッファ及びサンプルホールド回路等を備えている。即ち、図11において、バッファ601,602は、それぞれ目標位置設定部53から交互にセットされる設定データSDPH,SDPVを記憶するメモリである。
【0056】
DAC603は、D/A変換器であり、バッファ601にセットされた設定データSDPHを目標位置電圧VPHに変換する。また、DAC603は、バッファ602にセットされた設定データSDPVを目標位置電圧VPVに変換する。
【0057】
S/H604,605はサンプルホールド回路である。S/H604は、DAC603で変換された目標位置電圧VPHをサンプリングし、次のサンプリングまでその値をホールドする。同様に、S/H605は、DAC603で変換された目標位置電圧VPVをサンプリングし、次のサンプリングまでその値をホールドする。
【0058】
加算回路606は、目標位置電圧VPHと横位置検出部71の出力電圧VH との差電圧を求めるものである。加算回路607は、目標位置電圧VPVと縦位置検出部72の出力電圧VV との差電圧を求めるものである。加算回路606,607は、横位置検出部71及び縦位置検出部72から出力される負電圧である出力電圧VH,VVと目標位置電圧VPH,VPVとを加算することにより差電圧を求めている。
【0059】
V/V608は、入力電圧を、基準温度に対して予め設定された比率で、横方向の比例ゲインとしての電圧に増幅するものであり、V/V609は、入力電圧を、基準温度に対して予め設定された比率で、縦方向の比例ゲインとしての電圧に増幅するものである。ここで、横方向の比例ゲインとは、横振れ補正レンズ31の目標位置と横位置検出部71により検出された横振れ補正レンズ31の位置との差に比例するゲインのことである。また、縦方向の比例ゲインとは、縦振れ補正レンズ32の目標位置と縦位置検出部72により検出された縦振れ補正レンズ32の位置との差に比例するゲインのことである。
【0060】
微分回路610は、基準温度に対して予め設定された時定数による微分を、加算回路606で求められた差電圧に施して、横方向の微分ゲインとしての電圧を得るものである。この得られた電圧は、横方向の速度差(目標の駆動速度と現在の駆動速度との差)に相当する。同様に、微分回路611は、基準温度に対して予め設定された時定数による微分を、加算回路607で求められた差電圧に施して、縦方向の微分ゲインとしての電圧を得るものである。この得られた電圧は、縦方向の速度差(目標の駆動速度と現在の駆動速度との差)に相当する。
【0061】
このように、V/V608,609及び微分回路610,611によって、横及び縦方向の各々について、基準温度に対する基本ゲインとしての比例及び微分ゲインの設定が行われる。
【0062】
バッファ612は、補正ゲイン設定部54からの設定データSDGHを記憶するメモリである。この設定データSDGHとは、横方向の基本ゲイン(比例及び微分ゲイン)を補正するゲイン補正量(比例及び微分ゲイン補正量)である。バッファ613は、補正ゲイン設定部54からの設定データSDGVを記憶するメモリである。この設定データSDGVとは、縦方向の基本ゲイン(比例及び微分ゲイン)を補正するゲイン補正量(比例及び微分ゲイン補正量)である。
【0063】
HPゲイン補正回路614は、V/V608で得られた横方向の比例ゲインに対して、バッファ612からの横方向の比例ゲイン補正量に相当するアナログ電圧を加えて、温度補正後における横方向の比例ゲインを出力するものである。また、VPゲイン補正回路615は、V/V609で得られた縦方向の比例ゲインに対して、バッファ613からの縦方向の比例ゲイン補正量に相当するアナログ電圧を加えて、温度補正後における縦方向の比例ゲインを出力するものである。
【0064】
HDゲイン補正回路616は、微分回路610で得られた横方向の微分ゲインに対して、バッファ612からの横方向の微分ゲイン補正量に相当するアナログ電圧を加えて、温度補正後における横方向の微分ゲインを出力するものである。また、VDゲイン補正回路617は、微分回路611で得られた縦方向の微分ゲインに対して、バッファ613からの縦方向の微分ゲイン補正量に相当するアナログ電圧を加えて、温度補正後における縦方向の微分ゲインを出力するものである。
【0065】
このように、HPゲイン補正回路614、VPゲイン補正回路615、HDゲイン補正回路616及びVDゲイン補正回路617によって、基本ゲインとしての比例及び微分ゲインが温度補正される。
【0066】
LPF618は、HPゲイン補正回路614及びHDゲイン補正回路616の各出力電圧に含まれる高周波ノイズを除去するローパスフィルタである。LPF619は、VPゲイン補正回路615及びVDゲイン補正回路617の各出力電圧に含まれる高周波ノイズを除去するローパスフィルタである。
【0067】
ドライバー620は、LPF618、619の出力電圧に対応した駆動電力を、それぞれ横アクチュエータ62及び縦アクチュエータ63に供給するモータ駆動用のICである。
【0068】
図1に示される位置検出部7は、横位置検出部71及び縦位置検出部72により構成されている。横位置検出部71及び縦位置検出部72は、それぞれ横振れ補正レンズ31及び縦振れ補正レンズ32の現在位置を検出するものである。
【0069】
図13は、横位置検出部71の構成図である。横位置検出部71は、発光ダイオード(LED)711、スリット712及び位置検出素子(PSD)713を有している。LED711は、横振れ補正レンズ31のフレーム311におけるギヤ部の形成位置に取り付けられている(図2のLED721参照)。スリット712は、LED711の発光部から射出される光の指向性を鋭くするためのものである。PSD713は、鏡胴24の内壁側におけるLED711に対向する位置に取り付けられ、LED711からの射出光束の受光位置(重心位置)に応じた値の光電変換電流I1,I2を出力するものである。光電変換電流I1,I2の差が測定されることで、横振れ補正レンズ31の位置が検出されるようになっている。縦位置検出部72も、同様にして縦振れ補正レンズ32の位置を検出するように構成されている。
【0070】
図14は、横位置検出部71のブロック図である。横位置検出部71は、LED711及びPSD713に加えて、I/V変換回路714,715、加算回路716、電流制御回路717、減算回路718及びLPF719等により構成されている。I/V変換回路714,715は、それぞれPSD713の出力電流I1,I2を電圧V1,V2に変換するものである。加算回路716は、I/V変換回路714,715の出力電圧V1,V2の加算電圧V3を求めるものである。電流制御回路717は、加算回路716の出力電圧V3、即ちLED711の発光量を一定に保持するようにトランジスタTr1のベース電流を増減するものである。減算回路718は、I/V変換回路714,715の出力電圧V1,V2の差電圧V4を求めるものである。LPF719は、減算回路718の出力電圧V4に含まれる高周波成分をカットするものである。
【0071】
次に、横位置検出部71による検出動作について説明する。PSD713から送出された電流I1,I2は、それぞれI/V変換回路714,715で電圧V1,V2に変換される。
【0072】
次いで、電圧V1,V2は加算回路716で加算される。電流制御回路717は、この加算により得られた電圧V3が常に一定となる電流を、トランジスタTr1のベースに供給する。LED711は、このベース電流に応じた光量で発光する。
【0073】
他方、電圧V1,V2は、減算回路718で減算される。この減算により得られた電圧V4は、横振れ補正レンズ31の位置を示す値になっている。例えば、PSD713の中心から右側に長さx離れた位置に受光位置(重心位置)がある場合、長さx,電流I1,I2及びPSD713の受光エリア長Lは、(数5)の関係を満たす。
【0074】
【数5】
【0075】
同様に、長さx,電圧V1,V2及び受光エリア長Lは(数6)の関係を満たす。
【0076】
【数6】
【0077】
これより、V2+V1の値、即ち電圧V3の値が常に一定となるように制御すれば(数7)の関係が得られ、V2−V1の値、即ち電圧V4の値が長さxを示すものとなり、電圧V4をモニターすれば横振れ補正レンズ31の位置を検出することが可能となる。
【0078】
【数7】
【0079】
なお、振れセンサ制御部43、信号処理部44、振れ量検出部51、係数変換部52、目標位置設定部53、補正ゲイン設定部54及び位置データ入力部57は、上記処理を行うためのプログラム及びこれをを実行するMPU(マイクロプロセッサユニット)によって構成される。また、上記各部は、1個或いは複数個のMPUで構成されたものでもよい。
【0080】
次に、本実施形態の動作について説明する。
被写体から到来する光は、検出用レンズ41を通過して、振れセンサ42の受光面上に被写体像として結像する。この被写体像は、振れセンサ制御部43の制御により、積分時間毎に、振れセンサ42から画像信号として取り出される。この画像信号は、信号処理部44により画像データに変換される。
【0081】
この画像データは、メモリ56にダンプされ、画像比較演算部511cの演算処理により横及び縦方向の振れ量(EH [i],EV [i])が求められ、平均化処理部511dにより、その直前に求められた振れ量で平均化され、メモリ56に記憶される。
【0082】
この後、横及び縦方向の各々について、メモリ56から最新の振れ量を含む4個の振れ量が選択抽出される。
【0083】
図15は、「振れ量の選択抽出」のサブルーチンである。このサブルーチンがコールされると、カウンタnは、“1”が設定され(#5)、“1”だけインクリメントされて(#10)、時間間隔T1n(=t1−tn)が算出される(#15)。但し、時点t1は、図8のi=0の時点に対応し、時点tn(nは上記カウンタnの値に対応)は、図8の時点jに対応している。
【0084】
次いで、時間間隔T1nがTαより短いか否かの判定が行われる(#20)。時間間隔T1nがTαより短いときは(#20でYES)、ステップ#10に戻る。これに対して、時間間隔T1nがTαより短くないときは(#20でNO)、カウンタmはカウンタnの値が設定される(#25)。これにより、カウンタnの値が保存され、図8に示される時点tcの検索が完了する。
【0085】
この後、カウンタmが“1”だけインクリメントされて(#30)、時間間隔Tnm(=tn−tm)が算出される(#35)。但し、時点tm(mは上記カウンタmの値に対応)は、図8の時点jに対応している。
【0086】
次いで、時間間隔TnmがTvより短いか否かの判定が行われる(#40)。時間間隔TnmがTvより短いときは(#40でYES)、ステップ#30に戻る。これに対して、時間間隔TnmがTvより短くないときは(#40でNO)、カウンタhは“1”が設定される(#45)。これにより、カウンタmの値が保存され、図8に示される時点tdの検索が完了する。
【0087】
この後、カウンタhが“1”だけインクリメントされて(#50)、時間間隔T1h(=t1−th)が算出される(#55)。但し、時点th(hは上記カウンタhの値に対応)は、図8の時点jに対応している。
【0088】
次いで、時間間隔T1hがTvより短いか否かの判定が行われる(#60)。時間間隔T1hがTvより短いときは(#60でYES)、ステップ#50に戻る。これに対して、時間間隔T1hがTvより短くないとき(#60でNO)、次のデータの抽出に進む(#65)。このとき、図8に示される時点tbの検索が完了し、この時点tbはカウンタhの値により特定される。
【0089】
ステップ#65では、ステップ#20の判定がNOとなったときのカウンタnの値で特定される時点tnにおける振れ量が、図8に示される時点tcにおける振れ量として抽出される。また、ステップ#40の判定がNOとなったときのカウンタmの値で特定される時点tmにおける振れ量が、図8に示される時点tdにおける振れ量として抽出される。更に、ステップ#60の判定がNOとなったときのカウンタhの値で特定される時点thにおける振れ量が、図8に示される時点tbにおける振れ量として抽出される。なお、最新時点t1における振れ量は常に抽出される。この後リターンする。
【0090】
横及び縦方向の各々について、最新の振れ量を含む4個の振れ量が選択抽出されると、これらから振れ速度及び振れ加速度が求められ、(数4)の演算で予測振れ量が求められる。
【0091】
横及び縦方向の各々について、予測振れ量は、目標角度位置(駆動量)に変換され、温度補正が施され、目標位置情報(駆動終了位置)に変換された後、設定データ(SDPH,SDPV)として駆動部6にセットされる。一方、補正ゲイン設定部54により設定データSDGH,SDGVが駆動部6にセットされる。これにより、補正レンズ部3は、これら設定データSDPH,SDPV,SDGH,SDGVに応じた駆動部6の駆動により、カメラ本体と被写体像との相対的な振れ量を補正するように駆動する。
【0093】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1及び2記載の発明によれば、最適なデータ間隔を保てる振れ量の選択抽出が可能になる。これにより、撮影時の明るさに左右されない検出振れ量データを得ることが可能となる。また、基準値を、例えばシミュレーション等で最適となる時間に設定することで、振れ検出手段の誤差及び予測振れ量の誤差の双方を最適な値に抑えることができ、実際の手振れに適合する振れ予測、即ち振れ補正が可能になる。
【0094】
請求項3及び4記載の発明によれば、基準値の時間間隔により近くなる振れ量の選択抽出を迅速に実行させることが可能となる。
【0095】
請求項5記載の発明によれば、基準値の時間間隔に最も近くなる振れ量の選択抽出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のブロック図である。
【図2】鏡胴内に収納された縦振れ補正レンズ等の斜視図である。
【図3】振れ量検出部の構成を説明するためのブロック図である。
【図4】基準画像選定の説明図である。
【図5】画像比較演算部の演算処理により得られた振れ量に対し、平均化処理部により施される平均化処理の説明図である。
【図6】画像比較演算部の演算処理により得られた振れ量と平均化処理部により平均化された振れ量のグラフである。
【図7】予測振れ量算出部で用いられる振れ速度及び振れ加速度と、これらを求めるために必要となる振れ量との関係を示す図である。
【図8】データ選択部による振れ量の選択抽出の説明図である。
【図9】予測振れ量を求める演算式に使用される時間Tの説明図である。
【図10】加速度項に含まれる係数kの必要性を示す図である。
【図11】サーボ回路の一部を構成する駆動制御回路の一例を示すブロック図である。
【図12】駆動特性変化の一要因となるモータトルクの温度特性図である。
【図13】横位置検出部の構成図である。
【図14】横位置検出部のブロック図である。
【図15】「振れ量の選択抽出」のサブルーチンである。
【符号の説明】
1 カメラ
2 撮像部
3 補正レンズ部(振れ補正手段)
4 振れ検出部(振れ検出手段)
5 振れ補正量設定部
6 駆動部(振れ補正手段)
7 位置検出部(振れ補正手段)
21 撮像レンズ
22 フィルム
31 横振れ補正レンズ
32 縦振れ補正レンズ
41 検出用レンズ
42 振れセンサ
43 振れセンサ制御部
44 信号処理部
51 振れ量検出部
52 係数変換部
53 目標位置設定部
54 補正ゲイン設定部
55 温度センサ
56 メモリ
57 位置データ入力部
61 駆動制御回路
62 横アクチュエータ
63 縦アクチュエータ
71 横位置検出部
72 縦位置検出部
511 振れ量算出部
512 データ選択部(選択手段)
513 予測振れ量算出部(予測演算手段,算出手段)
511a 画像データダンプ部
511c 画像比較演算部
511d 平均化処理部
Claims (5)
- 光電変換素子を備え、カメラ本体と被写体像との相対的な振れ量を検出するための画像データを周期的に得る振れ検出手段と、
前記振れ検出手段で検出された過去の複数時点での前記画像データに基づく検出振れ量を比較して、現在の振れ量を予測する予測演算手段と、
前記予測演算手段で得られた予測振れ量だけ前記カメラ本体と被写体像との相対的な振れを補正する振れ補正手段とを備え、
前記振れ検出手段の光電変換素子は、前記被写体像を受光するものであって、前記周期的な検出時点における前記被写体像の明るさによりその積分時間が異なるものとされた振れ補正機能付きカメラにおいて、
振れの予測演算に用いられるべく過去に検出された振れ量データを時間間隔の基準値をもとに選択する選択手段を備えたことを特徴とする振れ補正機能付きカメラ。 - 光電変換素子を備え、カメラ本体と被写体像との相対的な振れ量を検出するための画像データを周期的に得る振れ検出手段と、
前記振れ検出手段で検出された過去の複数時点での前記画像データに基づく検出振れ量を比較して、現在の振れ量を予測する予測演算手段と、
前記予測演算手段で得られた予測振れ量だけ前記カメラ本体と被写体像との相対的な振れを補正する振れ補正手段とを備え、
前記振れ検出手段の光電変換素子は、前記被写体像を受光するものであって、前記周期的な検出時点における前記被写体像の明るさによりその積分時間が異なるものとされた振れ補正機能付きカメラにおいて、
前記検出振れ量データを用いて、振れ速度及びその振れ速度から得られる振れ加速度のうち、少なくとも振れ速度データを算出し、少なくとも前記振れ速度データから現在の振れ量を算出する算出手段と、
前記振れ速度データを算出する元になる前記検出振れ量データを時間間隔の基準値をもとに選択する選択手段とを備えたことを特徴とする振れ補正機能付きカメラ。 - 前記選択手段は、前記基準値を越える最小の時間間隔をなす時点における検出振れ量データを選択するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の振れ補正機能付きカメラ。
- 前記選択手段は、前記基準値を超えない最大の時間間隔をなす時点における検出振れ量データを選択するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の振れ補正機能付きカメラ。
- 前記選択手段は、前記基準値に最も近い時間間隔をなす時点における検出振れ量データを選択するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の振れ補正機能付きカメラ。
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