JP3756579B2 - 建築用アンカーレール及びその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異形レールと、該異形レールに固定される中実のアンカーとを有し、異形レールが横断面にてほぼU字状であり、且つその脚部が、互いに対向している屈曲した端部を有し、これら端部が連続する縦スリットを形成し、レール背面部に、外側へ向けられて異形レールの内部空間に対して円錐状に先細りになっている成形部が設けられており、該成形部がそれぞれ開口部を有し、該開口部のエッジが二重円錐状であり、外側のエッジが外側へ円錐状に拡大され、内側のエッジが内側へ円錐状に拡大され、これに対応して開口部の上側エッジが開口部の最小横断面を決定している下側エッジよりも大きな径を有し、アンカーが、それぞれヘッドと、足部を備えた筒状のシャフトとを有し、足部が、材料塑性変形後に成形部の開口部において形状拘束的に保持される建築用アンカーレール及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の公知のアンカーレール(欧州特許公告第226710号公報)では、異形レールに挿入されるアンカーは、その足部がさら頭ねじのように、境を接している筒状部分とともに円錐を成すように構成されている。筒状部分は、段部を介してアンカーの筒状のシャフトに移行している。足部の円錐状部分は、レールに設けた成形部の開口部に適合している。アンカーは、レールの縦スリットを貫通するようにして成形部の開口部に挿入され、その結果円錐状部分は成形部に正確にフィットする。一方、境を接している筒状部分は、外側へ拡大された開口部のエッジによって取り囲まれている。アンカーを固定するためアンカーは圧縮成形されるが、その際筒状部分は、外側へ拡大された開口部の前記エッジに当接するまで塑性変形する。これにより、アンカーと異形レールの間に形状拘束的な結合が得られる。異形レールに挿入されるアンカーに形状を与えるためには、アンカーと異形レールとを精密に製造する必要があり、また製造コストを要する。さらにアンカーと異形レールの円錐状部分を互いに適合させねばならない。
【0003】
他の公知のアンカーレール(欧州特許公開第400588号公報)では、アンカーは二つの部分から形成されている。アンカーシャフトとアンカーヘッドは安価な構造鋼から成り、アンカー足部は、筒状の開口部のエッジに当接させるための鍔を備えた、ステンレス鋼から成るスリーブである。筒状の開口部は、レール背面部の成形部に設けられている。アンカーは外側から異形レール内に挿入され、その結果アンカーはアンカー足部の鍔によってレール背面部で支持される。次にアンカー足部の、レール内部にある部分が、圧縮成形により変形せしめられ、その際材料はレール成形部の内面にフィットする。このアンカーレールの構成も製造技術的に面倒であり、よってコストの点でも浪費的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、アンカーレールの材料コスト及び製造コストを最小限に抑え、その際アンカーの引張り強度、及びアンカーと異形レールとの結合部の強度が保証されるようなアンカーレール及びその製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、アンカーレールにおいては、異形レールに固定する前のアンカーが、ヘッドから全長にわたって、開口部の上側エッジにおける該開口部の横断面よりも小さな横断面を有しており、且つ足部の前部部分が開口部の下側エッジにおける該開口部の径よりも小さいこと、固定後のアンカーは、その足部が開口部のエッジをもっぱら該足部の材料塑性変形だけで取り囲むこと、異形レールの縦スリットを通じてアンカーの足部を圧縮成形することによって足部の材料を流動により内側エッジの領域と外側エッジの領域とに当接させることにより、アンカーの足部の外側変形部分が開口部の外側エッジの領域に当接し、足部の内側変形部分が開口部の内側エッジの領域に当接していることを特徴とするものである。
【0006】
本発明によるアンカーレールでは、アンカーは非常に簡潔に構成されており、よって大量生産品として安価に製造できる。アンカーシャフトの横断面のサイズは、許容引張り力だけを考慮して選定すればよい。アンカーのシャフトと足部が連続的に筒状の同一の横断面を有しているのが有利である。アンカーを異形レールに挿入する際の支持台を形成するための特別な形状付与は必要ない。アンカー足部は、アンカーを固定した後、異形レールの成形部に設けた開口部の二重円錐状エッジを塑性変形だけで取り囲むので、このように形成された形状拘束部によりアンカーは二つの軸線方向においてずれを阻止されている。この場合、外側へ拡大された開口部のエッジ部分の上に載っている外側の変形部分は、アンカーが縦スリットの方向において異形レールから抜け落ちるのを阻止している。一方、アンカー足部の他の変形部分は、内側へ拡大された開口部のエッジ部分に当接し、アンカー足部の内側部分は塑性変形によりレール背面部の成形部に完全にフィットし、アンカーに作用する引張り力は異形レール内に誘導される。
【0007】
このようなアンカーレールを製造するための本発明による製造方法によれば、それぞれの開口部に外側から円形横断面の中実のアンカーを挿入して、その足部の端部を異形レールの内部空間内で縦スリットの上方に位置させること、アンカーの位置を2分割または多分割の圧縮成形型を用いて位置決めして、圧縮成形型の圧縮成形型部材を円錐状の成形部の一部領域に外側から当接させること、圧縮成形型と、開口部の、外側へ円錐状に拡大されているエッジの領域とで、環状隙間を画成させること、アンカーのシャフトの、異形レール内にある部分を、圧縮成形により変形させることにより、アンカー足部の押しつぶされた材料が成形部の内部空間を成形部の円錐状の内壁まで充填して、その一部が環状隙間 内へ流れるようにしたことを特徴としている
【0008】
本発明の他の構成は、従属項から明らかである。
【0009】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて説明する。図面には、異形レールの成形前と成形後の横断面が付属の圧縮成形型とともに図示されている。図1は、アンカーレールの一部分の斜視図である。アンカーレールは、異形レール1と、この異形レール1に取り付けられるアンカー2と2Aから成っている。異形レール1は、その長手方向に連続している縦スリット3を有している。縦スリット3は、異形レールの両脚部4または5の折り曲げられた端部4aと5aによって画成されている。縦スリット3に対向するように、異形レール1の背面部6がある。レール背面部6には、外側へ向けられ且つ外側へ円錐状に先細りになっている成形部( Ausformung )7が設けられている。成形部7は、中心に円形の開口部8を有しており、この開口部8を貫通するように付属のアンカー2または2Aが嵌合している。アンカー2は、圧縮成形により一体成形されたヘッド9を有している。アンカー2Aのヘッドは、ねじ止めされたナット9Aによって形成されている。アンカーのこのような構成は特殊な使用目的に適しているが、コスト上の理由から、ヘッド9を圧縮成形で一体成形したアンカー2の構成が有利である。
【0010】
断線I−Iは、以下に説明するアンカーレールの実施例を図示した横断面図の断線である。
図2のAは、一体成形したヘッド9と、シャフト10と、足部11とを備えたアンカー2を、異形レール1に嵌合させた後の、圧縮成形のための位置で示した図である。異形レール1の背面部に設けた成形部7は、上方へ円錐状に先細りになっており、開口部8を有している。開口部8のエッジは二重円錐状になっており、その際外側のエッジ領域8aは外側へ円錐状に拡大されており、内側のエッジ領域8bは内側へ円錐状に先細りになっている。図の実施形態では、成形部7はアンカー2を異形レール1に挿入させる前に既に形成されている。このため、開口部8の周領域はプレスにより変形される。しかし、アンカーを異形レールに固定している間に円錐状の成形部7を形成するようにしてもよい。このため、開口部8を貫通するアンカーの端部は、既に説明したように圧縮成形される。
【0011】
開口部8の上側エッジ8cは、成形部7を形成するための変形により、下側エッジ8dよりも大きな径を有している。下側エッジ8dは、開口部8の最も小さな横断面を決定している。開口部8の内側のエッジ領域8bは、切頭円錐状の空間12を画成している。この空間12は、ほぼ長方形の横断面の内部空間13の拡大部を形成している。
【0012】
アンカー2のシャフト10と足部11は、該シャフト及び足部の全長にわたって均一の円形横断面を持つように連続的に筒状に形成されている。一体成形されたヘッド9も同様に筒状である。この形状のアンカーは、鋼ボルトよりも非常に安価に大量生産可能である。アンカーの鋼の品質と径は、その都度設定される引張り荷重に応じて選定される。
【0013】
図2Bには、圧縮成形型14が図示されている。圧縮成形型14は、鏡対称の二つの圧縮成形型部材15と15’から成っている。圧縮成形型部材15と15’は、互いに接離移動可能である。両圧縮成形型部材は、横断面にて円弧状の内面15aを有している。この内面15aにより両窪み部分は圧縮成形型14の作動位置においてアンカー2のシャフト10をクランプジョーとして取り囲む。内面15aは圧縮成形型の下端において拡大されて、それぞれ部分円錐状の面15bを形成している。部分円錐状の面15bは、異形レールの成形部7の外面にたいして相補性円錐角で適合されている。異形レールの背面部6の、成形部7に境を接している部分には、圧縮成形型14の作動位置において圧縮成形型部材15,15’の下面15cが載る。圧縮成形型部材の面15bと15c及び、アンカーヘッド9に載る面15dは、アンカーを圧縮成形する際の支持台を形成する。圧縮成形の際、アンカー足部11は矢印Sの方向に変形する。
【0014】
アンカー足部を圧縮成形するため、図示していないラムが異形レールの縦スリット3を貫通するように挿入される。ラムと圧縮成形型14の支持台との間で作用する圧力のためにアンカー足部11の材料が流れはじめ、異形レールの切頭円錐状の空間12を充填し、開口部8の内側のエッジ領域8bに接触する。圧縮成形型14の円錐状の内面15bは、開口部8の円錐状に拡大されているエッジ領域8aと共に環状隙間16を形成する。環状隙間16内にも同様にアンカー足部11の材料が流れ込む。従って、図2Bからわかるように、この可塑変形が終了した後、アンカー足部11は開口部8のエッジ8a,8bを形状拘束的に取り囲む。異形レール1の成形部7が予め成形されていると、その外面は変形過程中アンカー足部に留まり、同様にレール背面部6の外面も形状を不変に保つ。なぜなら、圧縮成形型部材15と15’がこの形状に正確に適合しているからである。しかし、アンカーを圧縮成形している間に成形部を生じさせるようにしてもよい。その際、異形レール背面部は差し当たり変形しない。この場合、成形部は圧縮成形型部材15と15’の形状に適合する。このようにアンカーを圧縮成形することによりアンカー足部と異形レール背面部とを同時に成形することは本発明のすべての実施例(図2ないし図7)において可能である。
【0015】
アンカー足部11の径は、よってアンカーシャフト10の径も、開口部8の最小径よりもいくぶん小さいにすぎないが、しかしアンカーを締付け作用なしに異形レールに挿入できるほどに大きい。
【0016】
図2Bが示すように、図示した軸断面図では環状隙間16はほぼ三角形である。図3のAと図3のBはその変形例を示している。
図3のAと図3のBに図示したアンカー2は、非変形状態(図3のA)では同様に筒状のアンカー足部11Aを有しており、アンカー足部11Aの径はシャフト10よりもいくぶん大きい。従ってアンカー足部11Aはシャフト10にたいして段状に際立っている。アンカー足部11Aは、開口部8の下エッジ8dにたいしてわずかな遊隙をもって開口部8の中へ挿入されており、図2のAの実施例に比べてより大きな間隔をもって異形レール1の縦スリット3の上方で終わっている。この違いは、アンカー足部11Aの横断面がより大きいことによるものである。なぜなら、より短いアンカー足部11Aの材料は成形部7の切頭円錐状の空間12を充填するために十分だからである。即ちこのアンカーにたいしては、図2のAのアンカーにたいして必要な量以上の材料は必要ない。
【0017】
図3のBのくぼみ形成部14は、その両くぼみ形成部分15,15’の下部領域にそれぞれ溝彫り部を有している。溝彫り部は、圧縮成形型の長手軸線にたいして半径方向に延びる端面15dと、これに境を接している筒状の側面15eとを有している。この側面15eには、圧縮成形型の円錐状の内面15bが境を接している。円錐状の内面15bは、両圧縮成形型の下面15cに鈍角に移行している。この実施例では、環状隙間16は、圧縮成形型部材15,15’の面15dと15eによって画成されているばかりでなく、さらに開口部8の外側のエッジ領域8aと成形部7の外面の一部分とによって画成されている。図示した軸断面図によれば、この環状隙間16の、互いに直角で圧縮成形型部材によって形成されている境界面15dと15eは、開口部8の上側エッジ8cとオーバーラップしている。
【0018】
図3のBからわかるように、アンカー及び圧縮成形型のこのような構成により達成される利点は、圧縮成形の際にアンカー足部の材料が環状隙間16の境界面まで流れ、その結果アンカー足部は塑性変形後、開口部8の上側エッジ8cを越えるまで該開口部8の端部とオーバーラップして、空間12を充填している領域とともに成形部7の壁を形状拘束的に取り囲むことにある。これにより、アンカーは異形レール1で確実に保持される。
【0019】
図4のA及び図4のBに図示した実施形態では、アンカー2のシャフト10と足部11は、図2のAのアンカーの場合のように連続的に筒状になるよう同径に構成されている。シャフト10と足部11との間の移行領域には鍔17が設けられている。鍔17は、アンカーを差し込んだ後、開口部8の下側エッジ8dの上方において自由であり、即ち開口部8の外側エッジ領域8aから間隔をもっている。鍔17の上側端面17aは、開口部8の上側エッジ8cとほぼ同じ高さにある。この位置においてアンカーは圧縮成形型14によって保持される(図4のB)。この場合、鍔17の上側端面17aは、圧縮成形型14の長手軸線にたいして半径方向に延びている端面15fに当接する。この端面15fは、開口部8の外側のエッジ領域8aとともに、軸断面図においてほぼ三角形の環状隙間16を形成し、圧縮成形型の円錐状の内面15bに鈍角で移行する。両圧縮成形型部材15,15’によって形成される端面15fは、アンカー足部11を圧縮成形する際に、鍔17の上側端面17aが当接する支持台として用いられる。鍔17の下側端面17bは、圧縮成形過程の間材料の流動を制限し、その結果アンカー足部11の塑性変形が鍔17で制限され、鍔17とともに開口部8の下側エッジ8dを取り囲む。このようにこの実施形態においても、開口部8の下側エッジ8dの上方にあるアンカー足部の塑性変形部分は、異形レールの縦スリット3の方向にアンカーがずれるのを阻止するために用いられるが、この塑性変形部分は鍔17によって覆われているので、鍔17の上側端面17aは、アンカー足部のエッジにたいして平らな表面を提供する。
【0020】
図5のA,図5のB,図5のCには、成形時に使用される圧縮成形型を備えたアンカー2が図示されている。この実施形態では、アンカーレールの特に低コストな製造が可能である。成形前のアンカー2は、連続的に筒状の未加工品から成っている(図5のA)。未加工品は、頑丈な或いは中実の棒材の長さを短くすることによりえられる。この筒状の未加工品の一端はヘッド9を形成している。他端はアンカー足部11を形成し、そしてヘッド9とアンカー足部11の間にある部分はシャフト10を形成している。圧縮成形型14の下端は図2Bの圧縮成形型の場合と同様に構成され、一方圧縮成形型14の上端は、圧縮成形型が閉じた状態では円錐形である。未加工品を異形レール1に挿入した後、圧縮成形型14が閉じられる。次に、矢印Sで示したように、異形レール1の縦スリットを貫通させるようにしてプランジャー19を異形レール1の内部空間13内へ挿入する。同時に第2のプランジャー20を、矢印Pで示すように未加工品の他端のほうへ移動させる。両プランジャー19と20は未加工品の両端を押しつぶし(stauchen)、同時に、それぞれのプランジャー19または20はそれぞれ他のプランジャー20または19のための支持台を形成する。この圧縮成形過程(Stauchvorgang)の際、アンカー足部11は図2Bの実施形態の場合に対応するように変形され、その結果アンカー足部11は、材料塑性変形により開口部8のエッジを取り囲む。これと同時に、アンカー2のヘッド9は圧縮成形型14内において材料塑性変形により肉厚の部材になる。厚くされたこのヘッド9の形状は、圧縮成形型14の形状によって決定される。アンカー2の足部11を圧縮成形時に他の形状に成形するには、圧縮成形型14の構成を対応的に選定すればよい。重要なことは、圧縮成形過程によりアンカーの材料が流動して、足部11が開口部8のエッジを取り囲み、その後形状拘束的に取り囲むことである。図5のA及び図5のBの実施形態では、アンカーレールの製造が特に簡単である。なぜなら、アンカー2のための未加工品を、その長さを簡単に短縮させることにより棒材から製造し、幅広にされた足部11と厚くされたヘッド9とを備えたアンカー2の完成形状を、1回の圧縮成形過程において圧縮成形型14内において生じさせ、その際アンカーと異形レールとの間で形状拘束的な結合を作れるからである。
【0021】
図5のCは、図5のBの切断線V−Vによる断面図である。この場合、両圧縮成形型部材15,15’は圧縮成形型14を閉じることによってアンカーシャフト10を密に取り囲んでいる。圧縮成形型のこの閉鎖位置は、他の実施形態にたいしても与えられている。図示した圧縮成形型14の軸断面図では、圧縮成形型部材15,15’とアンカーシャフト10とをはっきり区別できるように圧縮成形型とアンカーシャフトとの間に隙間が図示されているが、この隙間は圧縮成形過程の際に圧縮成形型を閉じれば存在しない。むしろ圧縮成形型部材は、圧縮成形によって変形されるべきでないアンカーシャフト10ににしっかりと当接する。
【0022】
図示した圧縮成形型14は、閉鎖位置においてアンカーシャフト10をほぼ完全に取り囲む二つの圧縮成形型部材15,15’から成っている。従って、圧縮成形型部材の互いに向き合っている面の間には、非常に幅の狭い隙間があるにすぎない。2個に分割された圧縮成形型の代わりに、それ以上に分割された圧縮成形型を使用してもよく、例えば4個、6個、または8個の同一の圧縮成形型部材から成る圧縮成形型を使用してもよい。
【0023】
図6のA,図6のB,図6のCに図示した実施形態では、アンカーシャフト10は足部11に境を接している領域において成形される。図6のAは、アンカー2を挿入して圧縮成形により変形させた異形レール1と、付属の圧縮成形型14とを軸断面にて示したものである。図6のBは、この軸断面にたいして垂直な軸断面で、異形レール1と、アンカー2の下端及び足部11とを示したものである。図6のCは、図6のBの線VI−VIによる断面図である。
【0024】
この実施形態においては、両圧縮成形型部材15と15’は、アンカーシャフト10とアンカー足部11との移行領域10aが圧縮成形型14の閉鎖によりプレスされ、その際ゆるやかな傾斜に成形されるように構成されている。この移行領域10aにおいてシャフト10の材料は、図6のBと図6のCからわかるように、シャフト10の互いに対向する二つの側面において開口部8の下側エッジ8dを越えて外側へ流動する。一方、移行領域10aの傾斜側面の下方においてはアンカー足部11が圧縮成形により変形されて、開口部8のエッジを形状拘束的に取り囲む(図6のAを参照)。アンカーシャフト10が移行領域10aに向けて傾斜するように構成されているので、アンカー2は異形レール1に特にしっかりと取り付けられる。この実施形態では、図5のBと関連して述べたように、厚くされたアンカーヘッド9を圧縮成形によって成形してもよい。
【0025】
図7のAと図7のBに図示した他の実施形態では、アンカーのシャフト10と足部11とは、図2のAの実施形態の場合と同様に同径である。しかしながら、移行領域に環状溝18が設けられている。アンカーを固定する前の異形レール1の形状は、既に述べた個々の実施形態の場合と同じであるが、しかし圧縮成形過程で異形レール1はアンカー足部11と同時に成形される。このため圧縮成形型14は、その両圧縮成形型部材15と15’の下端に、これに適した形状を与えられている(図7のB)。両圧縮成形型部材15,15’はそれぞれ、下方へ先細りに成っている、部分的に円錐状の部分15gを有している。この部分的に円錐状の部分15gは、部分的に筒状の部分へ移行している。部分的に筒状の部は、例外的に、部分的に円錐状の内面15bを有している。この内面15bは、成形部7の円錐状の外面に当接している。圧縮成形時に矢印Pの方向に作用する圧力は、アンカー足部11だけでなく、成形部7の壁をも塑性変形させる。なぜなら、開口部8の上側エッジ8cが圧縮成形型14の円錐状の面15bにたいして押圧されるからである。これにより、異形レールの材料は開口部8のエッジで押しつぶされて、環状溝18の中へ流れる。図7のBに示すように、圧縮成形過程後開口部8のエッジは成形されて、アンカーの環状溝18に正確にフィットする隆起部8eを形成する。その結果足部11は隆起部8eを取り囲み、よって開口部8のエッジを取り囲む。これにより、アンカーのシャフト10から成形部7の外面に移行する、ほぼ長方形の移行部が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 アンカーを挿入した異形レールの一部分の斜視図である。
【図2】 Aはアンカーヘッドまで連続的に筒状に延びているアンカーを示す図、Bは圧縮成形型とともに示した図である。
【図3】 Aは筒状のシャフトと横断面がより大きな筒状の足部とを備えたアンカーを示す図、Bは圧縮成形型とともに示した図である。
【図4】 Aはアンカーヘッドから連続的に筒状に延び、鍔を一体成形したアンカーを示す図、Bは圧縮成形型とともに示した図である。
【図5】 Aは変形されなかった未加工品として連続的に筒状に延びるアンカーを示す図、Bは圧縮成形型とともに示した図、CはBの線V−Vによる断面図である。
【図6】 Aは圧縮成形型の内部で変形される筒状のシャフトを備えたアンカーの軸断面図、Bはアンカーの下端の、Aの軸断面図にたいして垂直な軸断面図、CはBの線VI−VIによる断面図である。
【図7】 Aはアンカーヘッドから連続的に筒状に延び、環状溝を備えたアンカーを示す図、Bは圧縮成形型とともに示した図である。
【符号の説明】
1 アンカーレール 2 アンカー
3 縦スリット 4,5 脚部
6 レール背面部 7 成形部
8 開口部 9 ヘッド
10 シャフト 11 足部

Claims (9)

  1. 異形レール(1)と、該異形レールに固定される中実のアンカー(2)とを有し、異形レール(1)が横断面にてほぼU字状であり、且つその脚部(4,5)が、互いに対向している屈曲した端部(4a;5a)を有し、これら端部(4a;5a)が連続する縦スリット(3)を形成し、レール背面部(6)に、外側へ向けられて異形レール(1)の内部空間(13)に対して円錐状に先細りになっている成形部(7)が設けられており、該成形部(7)がそれぞれ開口部(8)を有し、該開口部(8)のエッジ(8a,8b)が二重円錐状であり、外側のエッジ(8a)が外側へ円錐状に拡大され、内側のエッジ(8b)が内側へ円錐状に拡大され、これに対応して開口部(8)の上側エッジ(8c)が開口部(8)の最小横断面を決定している下側エッジ(8d)よりも大きな径を有し、アンカー(2)が、それぞれヘッド(9)と、足部(11)を備えた筒状のシャフト(10)とを有し、足部(11)が、材料塑性変形後に成形部(7)の開口部(8)において形状拘束的に保持される建築用アンカーレールにおいて、
    異形レール(1)に固定する前のアンカー(2)が、ヘッド(9)から全長にわたって、開口部(8)の上側エッジ(8c)における該開口部(8)の横断面よりも小さな横断面を有しており、且つ足部(11)の前部部分が開口部(8)の下側エッジ(8d)における該開口部(8)の径よりも小さいこと、
    固定後のアンカー(2)は、その足部(11)が開口部(8)のエッジ(8a,8b)をもっぱら該足部(11)の材料塑性変形だけで取り囲むこと、
    異形レール(1)の縦スリット(3)を通じてアンカー(2)の足部(11)を圧縮成形することによって足部(11)の材料を流動により内側エッジ(8b)の領域と外側エッジ(8a)の領域とに当接させることにより、アンカー(2)の足部(11)の外側変形部分が開口部(8)の外側エッジ(8a)の領域に当接し、足部(11)の内側変形部分が開口部(8)の内側エッジ(8b)の領域に当接していること
    を特徴とする建築用アンカーレール。
  2. アンカーの表面が、アンカーヘッド(9)からアンカー足部(11;11A)に至るまで滑らかであり、即ち凹凸がないことを特徴とする、請求項1に記載の建築用アンカーレール。
  3. アンカーヘッド(9)が、アンカーシャフトに圧縮成形により一体成形されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の建築用アンカーレール。
  4. 非変形状態において、アンカー(2)のシャフト(10)と足部(11)及びヘッド(9)もアンカー(2)の全長にわたって同じ横断面を有していることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1つに記載の建築用アンカーレール。
  5. アンカー(2)の足部(11;11A)が、開口部(8)のエッジ(8a,8b)の外側へ円錐状に拡大されたエッジ領域(8a)において、該エッジ(8a)上での足部(11;11A)の材料塑性変形により、アンカー(2)にたいして異形レール(1)の縦スリット(3)の方向へ作用するスラスト力にたいして支持されていることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1つに記載の建築用アンカーレール。
  6. アンカー足部(11A)、またはアンカー足部(11A)とシャフト(10)との間の斜めに形成された移行領域(10a)が、開口部(8)の外側のエッジ領域(8a)を形状拘束的に取り囲んでいることを特徴とする、請求項5に記載の建築用アンカーレール。
  7. 縦スリット(3)を形成させるために屈曲した脚部(4,5)を有しているほぼU字状の異形レール(1)の背面部(6)に複数個の開口部(8)と該開口部(8)をそれぞれ取り囲む成形部(7)とを備えさせ、成形部(7)にシャフト(10)を備えたアンカー(2)を挿着して異形レール(1)と結合させるようにした建築用アンカーレールの製造方法であって、まず開口部(8)を円形に押し抜き、異形レール(1)の背面部(6)の、開口部(8)を取り囲んでいる領域を、押圧により外側へ円錐状に先 細りになっている成形部(7)に変形させて、開口部(8)の外側のエッジ(8a)の領域を外側へ、開口部(8)の内側のエッジ(8b)の領域を内側へそれぞれ拡大させるようにした前記製造方法において、
    それぞれの開口部(8)に外側から円形横断面の中実のアンカー(2)を挿入して、その足部(11)の端部を異形レール(1)の内部空間(13)内で縦スリット(3)の上方に位置させること、
    アンカー(2)の位置を2分割または多分割の圧縮成形型(14)を用いて位置決めして、圧縮成形型(14)の圧縮成形型部材(15,15’)を円錐状の成形部(7)の一部領域に外側から当接させること、
    圧縮成形型(14)と、開口部(8)の、外側へ円錐状に拡大されているエッジ(8a)の領域とで、環状隙間(16)を画成させること、
    アンカー(2)のシャフト(10)の、異形レール(1)内にある部分を、圧縮成形により変形させることにより、アンカー足部(11)の押しつぶされた材料が成形部(7)の内部空間(12)を成形部(7)の円錐状の内壁まで充填して、その一部が環状隙間(16)内へ流れるようにしたこと、
    を特徴とする製造方法。
  8. 圧縮成形型部材(15,15’)の部分円錐状の内面(15b)を、異形レール(1)の成形部(7)の円錐側面に当接させ、さらに、圧縮成形型部材(15,15’)の部分リング状の下部端面(15c)を、成形部(7)に境を接している領域において異形レール(1)の背面部(6)で支持させることにより、圧縮成形型部材(15,15’)の部分円錐状の内面(15b)及び部分リング状の下部端面(15c)が、アンカー足部(11;11A)の圧縮成形時に支持台を形成するようにしたことを特徴とする、請求項7に記載の製造方法。
  9. アンカー(2)のヘッド(9)を圧縮成形型(14)内で圧縮成形することにより、該ヘッド(9)を、圧縮成形前に連続的に筒状になっているアンカー(2)の肉厚部分として形成させることを特徴とする、請求項7または8に記載の製造方法。
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