JP3753976B2 - ポケット部形成装置及びブリスターパックの製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装用フィルムに対し複数のポケット部を形成するためのポケット部形成装置に関するものであり、また、少なくとも前記ポケット部を塞ぐようにしてカバーフィルムを包装用フィルムに取着してなるブリスターパックの製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ブリスターパックとしてのPTPシートは、例えばPP(ポロプロピレン)よりなり複数のポケット部を備えた包装用フィルムと、ポケット部を塞ぐようにして包装用フィルムに取着されたアルミニウム製のカバーフィルムとを有している。各ポケット部には錠剤が収容されている。
【0003】
従来、PTPシートを製造する装置は、図7に示すように包装用フィルム51にポケット部を形成するためのポケット部形成装置52を備えている。該ポケット部形成装置52は、包装用フィルム51を加熱軟化するための加熱手段53と、ポケット部の形状を成形するためのポケット成形手段54とを備えている。加熱手段53は、互いに接離可能に設けられた上部ヒータプレート55及び下部ヒータプレート56を備えている。
【0004】
また、ポケット成形手段54は、下型57及び上型58を備えている。下型57は、複数の孔59が形成されたベース60と、前記孔59に対し出没可能に設けられた成形凸部61とを備えている。また、上型58には前記孔59に対応した位置に筒状の凹部62が設けられている。
【0005】
ポケット部が形成される際には、まず、加熱手段53の上部ヒータプレート55と下部ヒータプレート56とが離間した状態で、帯状の包装用フィルム51が移送される。そして、両プレート55,56が互いに近接移動させられることで、包装用フィルム51が挟まれ、加熱軟化される。次に、加熱軟化された包装用フィルム51は、ポケット成形手段54へと移送され、上型58とベース60とによって挟まれる。さらに、包装用フィルム51に向かって、成形凸部61を突出させることで、ポケット部が形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記技術においては、図8に示すようにポケットの形成された包装フィルム51の幅方向に縮みDが生じたり、スジHが入ったりといった不具合の生じるおそれがある。
【0007】
すなわち、加熱手段53によって加熱軟化された包装用フィルム51は、非常に伸長しやすい状態にあるため、加熱後に両ヒータプレート55,56が包装用フィルム51から離間する際に垂れてしまったり、両ヒータプレート55,56に付着してしまったりするおそれがある。この場合、包装用フィルム51は、長手方向に引き伸ばされ、その結果、幅方向に縮みDを生じてしまうおそれがあった。
【0008】
また、ポケット成形手段54へと移送された包装用フィルム51は、ベース60によって支持されるのに対し、両ヒータプレート55,56が離間すると、包装用フィルム51は、図7に実線で示すように垂れてしまうおそれがある。このように垂れた状態で包装用フィルム51が上型58とベース60とで挟まれると、包装用フィルム51に前記ベース60端部の跡が残り、結果として、スジHが入ってしまうおそれがあった。
【0009】
本発明は、上記各事情に鑑みてなされたものであり、包装用フィルムの縮みやスジ等の痕跡による不具合の発生を防止することのできるポケット部形成装置及びブリスターパックの製造装置を提供することを主たる目的の一つとしている。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の目的を達成するために有効な手段を以下に示す。なお、必要に応じてその作用効果等についても説明する。
【0011】
手段1.移送可能に設けられた帯状の包装用フィルムに対し、複数のポケット部を形成するためのポケット部形成装置であって、
少なくとも前記ポケット部に対応する部位を加熱する加熱手段と、前記加熱手段にほぼ連続して又は近接して設けられ、該加熱手段にて加熱された部分をポケット状に成形する成形手段とを備え、前記加熱手段は、前記包装用フィルムを少なくとも前記ポケット部に対応する部位において挟持可能な一対のプレートと、前記包装用フィルムを支持可能な支持手段とを具備していることを特徴とするポケット部形成装置。
【0012】
手段1によれば、移送可能に設けられた帯状の包装用フィルムのうち、少なくともポケット部に対応する部位が加熱手段によって加熱される。また、加熱手段にほぼ連続して又は近接して設けられた成形手段によって、加熱された部分がポケット状に成形される。さて、手段1では、包装用フィルムのうち少なくともポケット部に対応する部位が加熱手段の一対のプレートで挟持されることで加熱される。前記挟持が解除される際、部分的に軟化状態にある包装用フィルムが支持手段によって支持される。このため、包装用フィルムが垂れたり引っ張られたりしてしまうのを防止できる。従って、垂れ等に起因するテンションによって、包装用フィルムが長手方向に伸長され、幅方向に縮んでしまったり、スジ等の痕跡が入ってしまったりするといった不具合を防止できる。結果として、最終製品に縮みや痕跡が残存することによる外観品質の悪化等の不具合を防止することができる。
【0013】
手段2.前記一対のプレートは包装用フィルムのそれぞれ上下に位置に設けられており、前記成形手段による成形に際しての前記包装用フィルムの支持高さと、前記支持手段による前記包装用フィルムの支持高さとが同一又はほぼ同一となるようにしたことを特徴とする手段1に記載のポケット部形成装置。
【0014】
手段2によれば、一対のプレートは包装用フィルムのそれぞれ上下に位置に設けられており、成形手段による成形に際しての包装用フィルムの支持高さと、支持手段による前記包装用フィルムの支持高さとが同一又はほぼ同一となる。このため、包装用フィルムは、加熱手段及び成形手段を通して、段差なく、常にほぼ連続した面で支持されることになる。従って、段差等の存在によって、包装用フィルムが垂れてしまったり、不要なテンション変動を受けてしまったりすることがない。そのため、上記作用効果をより確実なものとすることができる。しかも、段差等に起因して包装用フィルムに成形手段の端部のスジ等の痕跡が残ってしまうといった事態をより確実に抑制できる。その結果、最終製品に前記痕跡が残存することによる外観品質の悪化等の不具合をより確実に防止することができる。
【0015】
手段3.移送可能に設けられた帯状の包装用フィルムに対し、複数のポケット部を形成するためのポケット部形成装置であって、
少なくとも前記ポケット部に対応する部位を加熱する加熱手段と、前記加熱手段にほぼ連続して又は近接して設けられ、該加熱手段にて加熱された部分をポケット状に成形する成形手段とを備え、前記加熱手段は、前記包装用フィルムに対し平行に延びる第1プレートと、前記第1プレートに対し前記包装用フィルムを介して接離方向に相対移動可能に設けられ、前記包装用フィルム面に対向して前記ポケット部の外周形状に対応する凸部を有する第2プレートと、前記包装用フィルム面を支持可能に固定されるとともに、前記凸部を挿通可能な挿通孔を有する支持プレートとを具備し、前記第2プレートが包装用フィルムに対し近接移動したとき前記凸部及び前記第1プレートにより前記包装用フィルムが挟持され、少なくとも前記凸部からの熱で前記ポケット部に対応する部位が加熱されるようにしたことを特徴とするポケット部形成装置。
【0016】
手段3によれば、移送可能に設けられた帯状の包装用フィルムのうち、少なくともポケット部に対応する部位が加熱手段によって加熱される。また、加熱手段にほぼ連続して又は近接して設けられた成形手段によって、加熱された部分がポケット状に成形される。さて、手段3では、第1プレート及び第2プレートが近接方向へ移動させられることで、ポケット部の外周形状に対応する凸部が第1プレートに包装用フィルムを介して当接し、少なくとも凸部からの熱でポケット部に対応する部位が加熱される。このとき、凸部は支持プレートの挿通孔を挿通することで第2プレートの移動が規制されることはない。また、第2プレートが離間方向へ移動される際、部分的に軟化状態にある包装用フィルムが支持プレートによって支持される。このため、包装用フィルムが垂れてしまうのを防止できる。従って、前記垂れ等に起因するテンションによって、包装用フィルムが長手方向に伸長され、幅方向に縮んでしまったり、スジ等の痕跡が入ってしまったりといった不具合を防止できる。結果として、最終製品に縮みや痕跡が残存することによる外観品質の悪化等の不具合を防止することができる。
【0017】
手段4.移送可能に設けられた帯状の包装用フィルムに対し、複数のポケット部を形成するためのポケット部形成装置であって、
少なくとも前記ポケット部に対応する部位を加熱する加熱手段と、前記加熱手段にほぼ連続して又は近接して設けられ、該加熱手段にて加熱された部分をポケット状に成形する成形手段とを備え、前記加熱手段は、前記包装用フィルムの上面側において上下動可能に設けられ、前記包装用フィルム面に対向して前記ポケット部の外周形状に対応する凸部を有する第1プレートと、前記包装用フィルムの下面側において上下動可能に設けられ、前記包装用フィルム面に対向して前記ポケット部の外周形状に対応する凸部を有する第2プレートと、前記包装用フィルムの下面を支持可能に固定されるとともに、前記第2プレートの凸部を挿通可能な挿通孔を有してなる支持プレートとを具備し、前記第1プレートが下動し第2プレートが上動したとき、両プレートの凸部により前記包装用フィルムが挟持され、少なくとも一方の凸部からの熱で前記ポケット部に対応する部位が加熱されるようにしたことを特徴とするポケット部形成装置。
【0018】
手段4によれば、移送可能に設けられた帯状の包装用フィルムのうち、少なくともポケット部に対応する部位が加熱手段によって加熱される。また、加熱手段にほぼ連続して又は近接して設けられた成形手段によって、加熱された部分がポケット状に成形される。さて、手段4では、第1プレートが下動し第2プレートが上動したとき、両プレートの凸部により包装用フィルムが挟持され、少なくとも一方の凸部からの熱でポケット部に対応する部位が加熱される。このとき、第2プレートの凸部は支持プレートの挿通孔を挿通するため、第2プレートの上動が規制されることはない。また、第2プレートが下動される際、部分的に軟化状態にある包装用フィルム下面が支持プレートによって支持される。また、第2プレートの凸部に包装用フィルムの下面が密着してしまったとしても、包装用フィルム下面が支持プレートによって支持されることから、第2プレートの下動に伴って包装用フィルムは凸部から確実に剥がされることとなる。これらのことから、包装用フィルムが垂れてしまったり、引き下げられてしまったりするのを防止できる。従って、前記垂れ等に起因するテンションによって、包装用フィルムが長手方向に伸長され、幅方向に縮んでしまったり、スジ等が残ってしまったりするといった不具合を防止できる。結果として、最終製品に縮みや痕跡等が残存することによる外観品質の悪化等の不具合を防止することができる。
【0019】
手段5.さらに、前記包装用フィルムの上面側を支持可能に固定されるとともに、前記第1プレートの凸部を挿通可能な挿通孔を有してなる上部支持プレートを設けたことを特徴とする手段4に記載のポケット部形成装置。
【0020】
手段5によれば、さらに、第1プレートが上動される際、部分的に軟化状態にある包装用フィルム上面が凸部に密着する場合があるが、包装用フィルムの上面側が上部支持プレートによって支持されるため、包装用フィルムは第1プレートから確実に剥がされ、第1プレートの上動に伴って引っ張り上げられてしまうことがない。その結果、包装用フィルムが長手方向に伸長され、幅方向に縮んでしまうといった不具合をより確実に防止できる。
【0021】
手段6.前記成形手段による成形に際しての前記包装用フィルムの支持高さと、前記支持プレートによる前記包装用フィルムの支持高さとが同一又はほぼ同一となるようにしたことを特徴とする手段3乃至5のいずれかに記載のポケット部形成装置。
【0022】
手段6によれば、成形手段による成形に際しての包装用フィルムの支持高さと、支持手段による前記包装用フィルムの支持高さとが同一又はほぼ同一となるため、包装用フィルムは、加熱手段及び成形手段を通して、段差なく、常にほぼ連続した面で支持されることになる。従って、段差等の存在によって、包装用フィルムが垂れてしまったり、不要なテンション変動を受けてしまったりすることがない。そのため、上記作用効果をより確実なものとすることができる。しかも、段差等に起因して包装用フィルムに成形手段の端部のスジ等の痕跡が残ってしまうといった事態をより確実に抑制できる。その結果、最終製品に前記痕跡が残存することによる外観品質の悪化等の不具合をより確実に防止することができる。
【0023】
手段7.前記支持プレートの両側には、前記包装用フィルムの幅方向への位置ずれを規制する位置ずれ規制手段を設けたことを特徴とする手段3乃至6のいずれかに記載のポケット部形成装置。
【0024】
手段7によれば、支持プレートの両側に設けられた位置ずれ規制手段により、包装用フィルムの幅方向への位置ずれが規制される。このため、包装用フィルムに必要以上のテンションをかけなくとも蛇行等を防止した上で安定した移送を確保することができる。従って、必要以上のテンションを付与することに起因する幅方向への縮みをより一層確実に防止できる。尚、「両側」に代えて、「少なくとも一方の側部」としてもよい。
【0025】
手段8.前記加熱手段の加熱区間は、前記成形手段の成形区間のほぼ自然数倍の長さを有しており、前記包装用フィルムは、前記成形区間分ずつ間欠的に移送されるようになっていることを特徴とする手段1乃至7のいずれかに記載のポケット部形成装置。
【0026】
手段8によれば、包装用フィルムは、各加熱区間毎に段階的に加熱することができる。その結果、急激な加熱による不具合を防止できる。
【0027】
手段9.手段1乃至8のいずれかに記載のポケット部形成装置を具備してなるブリスターパックの製造装置。
【0028】
手段9によれば、得られるブリスターパックに関し、縮みや痕跡が残存することによる外観品質の悪化等の不具合を防止することができる。
【0029】
手段10.手段1乃至8のいずれかに記載のポケット部形成装置と、前記ポケット部形成装置により形成された複数のポケット部に内容物を収容する収容装置と、少なくとも前記ポケット部を塞ぐようにしてカバーフィルムを前記包装用フィルムに取着する取着装置とを具備してなるブリスターパックの製造装置。
【0030】
手段10によれば、ポケット部形成装置により形成された複数のポケット部に収容装置によって内容物が収容され、取着装置によって、少なくともポケット部を塞ぐようにしてカバーフィルムが包装用フィルムに取着される。そして、このような各装置を経て得られたブリスターパックに関し、縮みや痕跡が残存することによる外観品質の悪化等の不具合を防止することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図2,3に示すように、PTPシート1は、例えばPP(ポロプロピレン)よりなり複数のポケット部2を備えた包装用フィルム3と、ポケット部2を塞ぐようにして包装用フィルム3に取着されたアルミニウム製のカバーフィルム4とを有している。各ポケット部2には錠剤5が1つずつ収容されている。本実施の形態では、PTPシート1は、帯状の包装用フィルム3及びカバーフィルム4から形成された帯状のPTPフィルム6がカット或いは打抜かれることで、シート状に製造されている。
【0032】
次に、上記のように構成されてなるPTPシート1を製造するためのPTP包装機10(ブリスターパック製造装置)の概略について図4に基づいて説明する。
【0033】
帯状の包装用フィルム3は、最上流側においてロール状に巻回されている。包装用フィルム3は上述したようにPP等の比較的硬質で所定の剛性を有する合成樹脂によって構成され(PVC等の他の熱可塑性樹脂材料により構成してもよい)、透明又は半透明(ここでは透明)を呈している。
【0034】
ロール状に巻回された包装用フィルム3は、間欠的に搬送されるようになっており、包装用フィルム3搬送経路に沿って、加熱手段12とポケット成形手段13とが順に並設されている。これら加熱手段12及びポケット成形手段13によってポケット部形成装置14が構成されている。そして、加熱装置12によって包装用フィルム3が部分的に加熱されて、該包装用フィルム3が比較的柔軟になった状態において、ポケット成形手段13によって包装用フィルム3にポケット部2が成形される。なお、このポケット部2の成形は、包装用フィルム3の搬送動作間のインターバルの際に行われる。
【0035】
ポケット部2が形成された包装用フィルム3の移送経路に沿って、ポケット部2に錠剤5を自動的に充填する錠剤投入装置16、検査装置17、フィルム受けロール18が配設されている。錠剤投入装置16は、所定間隔毎にシャッタを開くことで錠剤5を落下させるものであり、このシャッタ開放動作に伴って各ポケット部2に錠剤5が投入される。
【0036】
検査装置17は、錠剤5が各ポケット部2に確実に充填されているか否か、また錠剤5の異常の有無、異物混入の有無等の検査を行うためののものである。該検査装置17は、ポケット部2の開口側からの検査を行う。
【0037】
一方、帯状に形成されたカバーフィルム4は、最上流側においてロール状に巻回されている。ロール状に巻回されたカバーフィルム4の引出し端は、前記フィルム受けロール18の方へと案内されている。フィルム受けロール18には、加熱ロール19が圧接可能となっており、両ロール18,19間に包装用フィルム3及びカバーフィルム4が送り込まれるようになっている。そして、包装用フィルム3及びカバーフィルム4が、両ロール18,19間を加熱圧接状態で通過することで、包装用フィルム3にカバーフィルム4が貼着され、これにより、錠剤5が各ポケット部2に充填されたPTPフィルム6が製造される。
【0038】
フィルム受けロール18の下流ではPTPフィルム16移送経路に沿って、錠剤等の異常の有無、異物混入の有無等の検査を行うための検査装置21が配設されている。この検査装置21はポケット部2の突出面側からの検査を行うものである。従って、前記検査装置21による検査と相俟って、PTPフィルム6の表裏両面側からの検査を実行することができるようになっている。なお、各検査装置17,21によって不良品判定された場合、その不良品判定となったPTPシートは、図示しない不良シート排出機構によって別途排出される。
【0039】
検査装置21の下流ではPTPフィルム6移送経路に沿って、スリット成形装置22、刻印装置23及びシート打抜装置24が順に配設されている。スリット成形装置22は、PTPフィルム6の所定位置にスリットを形成する機能を有する。刻印装置23はPTPフィルム6の所定位置にロットナンバー等の識別情報を示す刻印を付す機能を有する。シート打抜装置24は、PTPフィルム6をPTPシート1単位に打抜く機能を有する。前記シート打抜装置24の下側には、シート打抜装置24から落下する端材25を貯留するためのスクラップ用ホッパ26が設けられている。
【0040】
また、打抜かれたPTPシート1を搬送するためのアーム機構27、コンベア28が設けられており、該PTPシート1は完成品用ホッパ29に移送されるようになっている。
【0041】
PTP包装機10の概略は以上のとおりであるが、以下においては図1(a),(b)に基づき、ポケット部形成装置14について、より具体的に説明する。上述したように、ポケット部形成装置14は、上流側に設けられた加熱手段12と、下流側に設けられたポケット成形手段13とを備えている。ポケット成形手段13は、成形手段を構成しており、下型31及び上型32を備えている。下型31は、ポケット部2の位置に対応する複数の孔33を備えたベース34と、該孔33に対し出没可能に設けられた成形凸部35とを備えている。ベース34は、包装用フィルム3の下面に沿って固定されており、成形凸部35は、図示しないアクチュエータにより上下動可能に設けられており、本実施の形態では所定温度(例えば、約45℃)に保持されている。また、上型32は、前記孔33に対応する筒状の凹部36を備えており、包装用フィルム3を挟持できるように、前記ベース34に対して接離方向、つまり、上下方向へ移動可能に設けられている。かかる構成下、上型32とベース34とで挟まれた包装用フィルム3に対して成形凸部35が突出させられることで、ポケット部2が形成されるようになっている。なお、本実施の形態では、ポケット部形成装置14の包装用フィルム3の長手方向の成形区間Xが、包装用フィルム3の間欠的に移送される際の一回あたり搬送量とされている。
【0042】
加熱手段12は、上部ヒータプレート37及び下部ヒータプレート38並びに両ヒータプレート37,38を加熱するための図示しないヒータを備えている。両ヒータプレート37,38は、包装用フィルム3を上下から挟むようにして相対向した状態で相対移動可能に設けられており、ポケット部2に対応する位置において凸部としての複数の突出部39,40をそれぞれ備えている。突出部39,40はポケット部2の外周形状に対応しており、円柱状をなしている。
【0043】
そして、加熱手段12においては、間欠的に移送された包装用フィルム32が、両ヒータプレート37,38の突出部39,40同士の接触によって部分的に(スポット的に)加熱され、該加熱部分が軟化状態となるよう構成されている。また、本実施の形態では、加熱区間は第1区間Y1、第2区間Y2、第3区間Y3の3区間に分けられ、各区間毎の包装用フィルム3の搬送方向の長さは、成形区間Xの長さと同じに設定されている。なお、各区間Y1〜Y3における両ヒータプレート37,38の温度はほぼ一定に保たれており、包装用フィルム3は、第1区間Y1、第2区間Y2を経る毎に段階的に加熱され、第3区間Y3において、所定温度に達し、成形可能な程度に加熱軟化させられるようになっている。
【0044】
また、両ヒータプレート37,38の間には、包装用フィルム3の下面に沿って固定された固定支持プレート43が設けられている。該固定支持プレート43は、支持手段、支持プレートを構成するものであり、包装用フィルム3の下面を支持するためのプレート部44を備えている。なお、固定支持プレート43(プレート部44)の上面は、前記下型31のベース34の上面と同じ高さに設定され、両上面はほぼ連続した面となっている。図5に示すように、プレート部44には、下部ヒータプレート38の突出部40を挿通させるための挿通孔45が形成されている。そして、下部ヒータプレート38が包装用フィルム3に対して接近移動させられると、プレート部44の包装用フィルム3側の面と前記突出部40の先端面とは、同一面上に揃うようになっている。また、固定支持プレート43の幅方向両側には、包装用フィルム3の蛇行、位置ずれを規制するための位置ずれ規制手段としてのサイドガイド部46が形成されている。サイドガイド部46は、前記プレート部44の幅方向の両端をコ字状に折り返した形状をなしている。
【0045】
さて、以上のように構成されたPTP包装機10によってPTPシート1を製造する手順及びそのときどきの作用効果について、主要な工程を中心として説明する。
【0046】
包装用フィルム3は、まず、ポケット部形成装置14において、ポケット部形成工程を経る。すなわち、包装用フィルム3はまず、加熱手段12の第1区間Y1へと間欠的に移送される。そして、近接位置にセットされている両ヒータプレート37,38が包装用フィルム3に対して接近移動させられる。すると、突出部39,40同士の接触によって、包装用フィルム3はポケット部2に対応する部位においてスポット的に加熱される。そして、両ヒータプレート37,38は、一旦包装用フィルム3から離間させられる。次に、包装用フィルム3は、所定量移送されることで、第2区間Y2へと移送される。第2区間Y2においても、第1区間Y1と同様に両ヒータプレート37,38が接近移動させられ、包装用フィルム3がスポット的に加熱される。この加熱部位は、第1区間Y1での加熱と同じ部位である。さらに、包装用フィルム3は、第3区間Y3へと移送され、さらに同じ部位がスポット的に加熱される。この時点において、本実施の形態では、該加熱部分が所定温度(例えば、135±5℃)に達し、非常に伸びやすい軟化状態となる。
【0047】
上記加熱手段12において、包装用フィルム3は、固定支持プレート43のプレート部44によって支持されている。このため、下部ヒータプレート38を離間させたとしても、特に第3区間Y3において伸長しやすい軟化状態にある包装用フィルム3が、自重で垂れてしまうことがない。
【0048】
また、両ヒータプレート37,38の包装用フィルム3に対する接触により、該フィルム3に突出部39,40が付着してしまうおそれがある。これに対し、本実施の形態では、下部ヒータプレート38の突出部40に一旦付着したとしても、下部ヒータプレート38の離間時にはプレート部44によって包装用フィルム3全体が支持されているため、該フィルム3は前記突出部40から容易に剥離される。また、上部ヒータプレート37の突出部40に付着したとしても、サイドガイド部46によって、包装用フィルム3の両端の浮き上がりを抑えることができる。このため、包装用フィルム3が突出部39,40に付着してしまうことによって、引っ張られてしまうといった事態を防止できる。
【0049】
さらに、かかる加熱手段12における移送に際し、包装用フィルム3は、サイドガイド部46に沿って前方へと案内される。このとき、包装用フィルム3は、部分的に加熱されるだけであって、その幅方向両側部は加熱軟化されにくい。このため、包装用フィルム3の両側部は所定の形状保持性を確保した状態でガイドされることとなる。従って、包装用フィルム3が加熱手段12を移送されるにあたっては、幅方向に位置ずれを起こすことなくまっすぐに移送されることとなる。
【0050】
次に、包装用フィルム3は、ポケット成形手段13へと間欠的に移送され、該フィルム3の軟化部分がベース34の孔33の位置と一致させられる。そして、この時点で上型32が下型31のベース34の方へと接近移動させられる。これにより、上型32とベース34とで包装用フィルム3が挟持される。その後、下型31の成形凸部35が包装用フィルム3の軟化部分に対して突出させられる。これにより、軟化部分が成形凸部35によって延伸され、ポケット部2が形成され硬化する。その後、成形凸部35及び上型32が包装用フィルム3から離間させられ、包装用フィルム3はさらに下流側へと移送される。
【0051】
ポケット部形成装置14においては、下型31のベース34の上面が固定支持プレート43の上面とほぼ連続した面となっている。このため、包装用フィルム3は、加熱手段12及びポケット成形手段13を通して、段差なく、常にほぼ連続した面で支持されることになる。従って、段差の存在によって、包装用フィルム3が垂れてしまったり、不要なテンション変動を受けてしまったりすることがない。
【0052】
その後、包装用フィルム3は錠剤投入装置16の方へと移送される。該錠剤投入装置16によってポケット部2に錠剤が投入され、また続く検査装置17による検査工程を経た後、包装用フィルム3は、カバーフィルム4とともに、フィルム受けロール18の方へと移送される。ここで、フィルム受けロール18及び加熱ロール19によってカバーフィルム4が包装用フィルム3に対し加熱圧接されることで、取着される。
【0053】
次に、カバーフィルム4が取着されることにより得られたPTPフィルム6は、検査装置21による検査工程を経た後、さらにスリット形成工程及び刻印工程を経てシート打抜装置24の方へと移送される。そして、PTPフィルム6がPTPシート1単位に打抜かれ、発生した端材25は、前記スクラップ用ホッパ26に自動的に導かれる。シート打抜装置24によって打抜かれたPTPシート1は、アーム機構27によって取出しコンベア28上へと案内され、該取出しコンベア28によって搬送され、完成品用ホッパ29に一旦貯留される。
【0054】
以上詳述したように、本実施の形態では、加熱手段12及びポケット成形手段13からなるポケット部形成装置14において、包装用フィルム3が常にほぼ連続した面で支持されるため、ポケット成形手段13のベース34の加熱手段12側の端部で、包装用フィルム3が垂れたり、段差状態になったりすることがない。従って、段差等によって、包装用フィルムにポケット成形手段13の端部の跡(スジ)が残るおそれがあった従来技術とは異なり、本実施の形態では、そのような跡(スジ)が残らない。その結果、得られるPTPシート1にスジが残存することによる外観品質の悪化等の不具合を防止することができる。
【0055】
また、固定支持プレート43によって包装用フィルム3が垂れるのを確実に防止できるため、包装用フィルム3のテンションが大きくなるといった事態を抑制でき、ひいては、テンション増大によって包装用フィルム3が長手方向に伸長され、幅方向に縮んでしまうといった不具合を防止できる。結果として、得られるPTPシート1に縮みが残存することによる外観品質の悪化等の不具合を防止することができる。
【0056】
さらに、固定支持プレート43のサイドガイド部46によって、包装用フィルム3は幅方向にずれることなく移送される。その結果、加熱位置の区間ごとのずれや、次のポケット成形手段13において形成されるポケット部2の位置ずれを生じにくくすることができる。
【0057】
尚、上述した実施の形態の記載内容に限定されることなく、例えば次のように実施してもよい。
【0058】
(a)上記実施の形態におけるスリット成形装置22や刻印装置23等を省略することとしても差し支えない。
【0059】
(b)上記実施の形態では、固定支持プレート43のプレート部44は、包装用フィルム3に対して、下部ヒータプレート38側のみに設けられているが、図6に示すように、断面ロ字状の固定支持プレート47を採用してもよい。すなわち、下部プレート部48、サイドガイド部49に加え、上部ヒータプレート37側にも上部プレート部50を追加して設けた構成としてもよい。
【0060】
(c)固定支持プレート43のサイドガイド部46を片端だけに設けたり、省略したりしても差し支えない。
【0061】
(d)加熱手段12の加熱区間は、特に3区間に分ける必要はなく、1区間でも、2区間でも、4区間以上でも差し支えない。
【0062】
(e)本実施の形態におけるポケット部形成装置14は、PTP包装機10に限らず、食品用のポーションパックの製造装置をはじめ、広くブリスターパックの製造に適用できる。
【0063】
(f)加熱手段12を、各加熱区間毎に分断して構成しても差し支えない。
【0064】
(g)ポケット成形手段13は、必ずしも上記実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、圧空成形、真空成形等を採用することもできる。
【0065】
(h)固定支持プレート43に代えて、複数本の棒状、或いは格子状の支持手段を採用することも可能である。
【0066】
(i)例えば、上部ヒータプレート37の突出部39を省略して、下部ヒータプレートの突出部40と上部ヒータプレート37の本体部分とで包装用フィルム3が挟持されることとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるポケット部形成装置を説明する断面図であって、(a)は各ヒータプレートが離間した状態を示す図であり、(b)は、加熱、成形状態を示す図である。
【図2】(a)はPTPシートを、(b)はPTPフィルムを示す斜視図である。
【図3】PTPシートを示す部分拡大断面図である。
【図4】PTP包装機の概略構成を説明するための模式図である。
【図5】固定支持プレートを示す部分斜視図である。
【図6】別の実施の形態における固定支持プレートを示す部分斜視図である。
【図7】従来技術におけるポケット部形成装置を説明する断面図である。
【図8】従来技術における不具合を説明するための図であって、ポケット部の形成された包装用フィルムを示す斜視図である。
【符号の説明】
1…ブリスターパックとしてのPTPシート、2…ポケット部、3…包装用フィルム、4…カバーフィルム、5…錠剤、6…PTPフィルム、10…ブリスターパック製造装置としてのPTP包装機、12…加熱手段、13…ポケット成形手段、14…ポケット部形成装置、16…収容装置としての錠剤投入装置、18…取着装置を構成するフィルム受けロール、19…取着装置を構成する加熱ロール、31…下型、32…上型、34…ベース、35…成形凸部、37…第1プレートとしての上部ヒータプレート、38…第2プレートとしての下部ヒータプレート、39,40…凸部としての突出部、43…支持手段、支持プレートを構成する固定支持プレート、45…挿通孔、46,49…位置ずれ防止機構を構成するサイドガイド部、50…上部支持プレートを構成する上部プレート部。
Claims (8)
- 移送可能に設けられた帯状の包装用フィルムに対し、複数のポケット部を形成するためのポケット部形成装置であって、
少なくとも前記ポケット部に対応する部位を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段に連続して又は近接して設けられ、該加熱手段にて加熱された部分をポケット状に成形する成形手段とを備え、
前記加熱手段は、
前記包装用フィルムに対し平行に延びる第1プレートと、
前記第1プレートに対し前記包装用フィルムを介して接離方向に相対移動可能に設けられ、前記包装用フィルム面に対向して前記ポケット部の外周形状に対応する凸部を有する第2プレートと、
前記包装用フィルム面を支持可能に固定されるとともに、前記凸部を挿通可能な挿通孔を有する支持プレートとを具備し、
前記第2プレートが包装用フィルムに対し近接移動したとき、当該第2プレートの凸部が前記支持プレートの挿通孔を挿通した状態で、当該第2プレートの凸部及び前記第1プレートにより、前記包装用フィルムが接触状態で挟持され、少なくとも前記凸部からの熱で前記ポケット部に対応する部位が加熱されるようにしたことを特徴とするポケット部形成装置。 - 移送可能に設けられた帯状の包装用フィルムに対し、複数のポケット部を形成するためのポケット部形成装置であって、
少なくとも前記ポケット部に対応する部位を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段に連続して又は近接して設けられ、該加熱手段にて加熱された部分をポケット状に成形する成形手段とを備え、
前記加熱手段は、
前記包装用フィルムの上面側において上下動可能に設けられ、前記包装用フィルム面に対向して前記ポケット部の外周形状に対応する凸部を有する第1プレートと、
前記包装用フィルムの下面側において上下動可能に設けられ、前記包装用フィルム面に対向して前記ポケット部の外周形状に対応する凸部を有する第2プレートと、
前記包装用フィルムの下面を支持可能に固定されるとともに、前記第2プレートの凸部を挿通可能な挿通孔を有してなる支持プレートとを具備し、
前記第1プレートが下動し第2プレートが上動したとき、当該第2プレートの凸部が前記支持プレートの挿通孔を挿通した状態で、両プレートの凸部により、前記包装用フィルムが接触状態で挟持され、少なくとも一方の凸部からの熱で前記ポケット部に対応する部位が加熱されるようにしたことを特徴とするポケット部形成装置。 - さらに、前記包装用フィルムの上面側を支持可能に固定されるとともに、前記第1プレートの凸部を挿通可能な挿通孔を有してなる上部支持プレートを設けたことを特徴とする請求項2に記載のポケット部形成装置。
- 前記成形手段による成形に際しての前記包装用フィルムの支持高さと、前記支持プレートによる前記包装用フィルムの支持高さとが同一又はほぼ同一となるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のポケット部形成装置。
- 前記支持プレートの両側には、前記包装用フィルムの幅方向への位置ずれを規制する位置ずれ規制手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のポケット部形成装置。
- 前記加熱手段の加熱区間は、前記成形手段の成形区間のほぼ自然数倍の長さを有しており、前記包装用フィルムは、前記成形区間分ずつ間欠的に移送されるようになっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のポケット部形成装置。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載のポケット部形成装置を具備してなるブリスターパックの製造装置。
- 請求項1乃至7のいずれかに記載のポケット部形成装置と、
前記ポケット部形成装置により形成された複数のポケット部に内容物を収容する収容装置と、
少なくとも前記ポケット部を塞ぐようにしてカバーフィルムを前記包装用フィルムに取着する取着装置と
を具備してなるブリスターパックの製造装置。
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