JP5616316B2 - ポケット部形成装置及びブリスター包装機 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークを収容するポケット部を形成するためのポケット部形成装置、及び、当該ポケット部形成装置を備えたブリスター包装機に関するものである。
一般に、ブリスターパック(ブリスターシート)は、ワークを収容可能なポケット部が形成された容器フィルムと、ワークが収容されたポケット部の開口を密封するようにして容器フィルムに取着されるカバーフィルムとを備えている。また、ブリスターパックを製造するブリスター包装機は、移送される帯状の容器フィルムを加熱する加熱手段と、加熱された容器フィルムにポケット部を成形する成形手段とを具備するポケット部形成装置を備えている。
ところで、ポケット部は、容器フィルムを部分的にポケット状に延伸させることで形成されるのであるが、容器フィルムのうちポケット部が形成されることとなるポケット部形成範囲を、加熱手段で一度に加熱するとともに、成形手段で一度に延伸させる方法では、ポケット部を形成する壁部が所望とする肉厚(肉厚バランス)とならないことが懸念される。
これに対し、ポケット部の肉厚をコントロールする技術として、成形に際し、容器フィルムのポケット部形成範囲を加熱温度の異なる複数のヒータで加熱し、ポケット部形成範囲の温度を部分的に異ならせるといった技術がある(例えば、特許文献1参照。)。この場合、ポケット部形成範囲のうち、延伸後の肉厚をさほど薄くしたくない部位に関しては比較的低温度とし、積極的に延伸させたい部位に関しては比較的高温度とすることで、ポケット部の肉厚をある程度調整することができる。
特開平9−123265号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、複数のヒータを同心状に配置しているが、各ヒータからの熱はそれぞれ拡散することから、容器フィルムのポケット部形成範囲の温度分布が正確に定められるわけではない。このため、ポケット部の肉厚の大まかな調整は可能であるものの、より細かな調整を求められる場合には対応できないことが懸念される。
また、特に、上記特許文献1では、押圧手段(雄型)に倣わせてポケット部を形成することが開示されている。ところが、この場合、押圧手段の接触に起因するポケット部形成範囲の温度変化や、ポケット部形成範囲と押圧手段との間に働く摩擦が、ポケット部形成範囲の延伸に及ぼす影響が大きく、これによっても、ポケット部の肉厚の細かな調整が困難となることが懸念される。
本発明は上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、ポケット部を所望の肉厚とすることのできるポケット部形成装置及びブリスター包装機を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.移送される帯状の容器フィルムに対してワークが収容されるポケット部を形成するポケット部形成装置であって、
前記ポケット部を成形する成形装置と、
前記容器フィルムの移送方向における前記成形装置の上流側において、前記成形装置での前記ポケット部の成形に先立って前記容器フィルムを加熱する予備加熱装置とを備え、
前記成形装置は、
前記ポケット部を成形するための成形凹部を有する雌型と、
前記容器フィルムを挟んで前記雌型と相対して配置され、前記雌型側に開口する機能空間を有する機能型と、
前記容器フィルムに付加される空気圧を変化させることで、前記容器フィルムを前記雌型の前記成形凹部の成形面に圧接させる第1空気圧付加手段と、
前記容器フィルムに付加される空気圧を変化させることで、前記容器フィルムを前記機能空間側に膨出させる第2空気圧付加手段と、
前記容器フィルムの前記機能空間側への進入を許容する機能開口部を有して、前記機能空間の前記雌型側の開口部を画定するとともに、前記第2空気圧付加手段で前記容器フィルムを前記機能空間側に膨出させる際に、前記容器フィルムの膨出部位の周縁部を支持する支持手段とを備え、
前記機能開口部は、前記成形凹部の開口部よりも開口面積が小さく構成されるとともに、前記成形凹部の開口周縁部の内周側に相対配置され、
前記支持手段は、前記第2空気圧付加手段により前記容器フィルムを前記機能空間側に膨出させる際に、前記容器フィルムのうち前記機能開口部の外周側で、かつ、少なくとも前記成形凹部の開口周縁部の内周側であって前記機能開口部内を除く範囲である後加熱範囲に対し密着するとともに、当該後加熱範囲を加熱可能な加熱手段を備え、
前記予備加熱装置は、前記容器フィルムのうち前記後加熱範囲の内周側の範囲全体を含み、かつ、前記後加熱範囲の外周縁よりも内周側に位置する先加熱範囲を加熱可能に構成されていることを特徴とするポケット部形成装置。
手段1によれば、移送される容器フィルムのうちポケット部が形成されることとなるポケット部形成範囲を2度に分けて加熱し、2度に分けて延伸可能に構成されている。すなわち、予備加熱装置では、ポケット部形成範囲のうち内周側の先加熱範囲が加熱され、当該加熱された先加熱範囲は、成形装置に移送されることで、第2空気圧付加手段によって機能空間側に膨出させられるようになっている。これにより、ポケット部形成範囲のうち主にポケット部の底部を形成することとなる先加熱範囲を先ず所望の肉厚となるように延伸させることができる。
さらに、成形装置では、上記のように第2空気圧付加手段によって容器フィルムの先加熱範囲を機能空間側に膨出させるのと同時に、ポケット部形成範囲のうち先加熱範囲よりも外周側の後加熱範囲が加熱されるようになっている。これにより、当該加熱された後加熱範囲等を延伸させつつ、ポケット部形成範囲を成形凹部の成形面に圧接させて、確実にポケット部を形成することができる。また、ポケット部形成範囲を2度に分けて加熱することにより、先加熱範囲を極力小さくすることができ、容器フィルムのうち予備加熱装置で加熱された部位が成形装置に到達するまでの間に自身の重みによって垂れ下がったり、皺になったりする等の不具合を抑制することができる。
加えて、後加熱範囲の加熱は、先加熱範囲を機能空間側に膨出させるのと同時に進行されるため、製造時間の短縮、製造装置の簡素化等を図ることができる。また、先加熱範囲が延伸不可能になるまで温度低下してしまう前に、後加熱範囲の延伸加工等を開始することができるため、機能空間側に膨出した先加熱範囲を成形凹部側に膨出変形させる際に比較的スムースに追従変化させることができる。
手段2.前記機能型の前記機能空間には、前記機能開口部を介して、前記雌型の前記成形凹部の内側に出没可能に構成されたプラグが設けられ、
前記第2空気圧付加手段によって前記容器フィルムの前記先加熱範囲を前記機能空間側に膨出させた後、前記プラグによって前記機能空間側に膨出した状態の前記先加熱範囲を押圧し、当該先加熱範囲、及び、前記加熱手段で加熱された前記後加熱範囲を前記成形凹部側に膨出させる構成であって、
前記プラグは、前記容器フィルムの前記成形凹部側への膨出量が、前記容器フィルムを前記機能空間側へ膨出させたときの膨出量を超えるまで、前記容器フィルムを前記成形凹部側へと押圧可能に構成されていることを特徴とする手段1に記載のポケット部形成装置。
手段2によれば、機能空間から機能開口部を介して成形凹部内に出没可能なプラグが設けられ、プラグで容器フィルムの先加熱範囲が直接押圧されることにより、機能空間側に膨出した先加熱範囲を含むポケット部形成範囲を確実かつ正確に成形凹部側に膨出させることができる。すなわち、例えば、プラグを用いることなく、いきなり、第1空気圧付加手段によってポケット部形成範囲を成形凹部側に膨出変位させるような場合に比べ、ポケット部形成範囲の歪な変形(例えば、成形凹部(の底面成形部位)に対して先加熱範囲が位置ずれしてしまう等)を防止することができ、品質の向上等を図ることができる。
さらに、プラグは、先加熱範囲には接触するが、後加熱範囲には接触しない。このため、後加熱範囲がプラグと接触することで、後加熱範囲が温度変化したり、後加熱範囲とプラグとの間に摩擦が働いたりして、後加熱範囲の所望とする延伸が行えなくなってしまうといった事態を回避することができる。従って、プラグでポケット部形成範囲を成形凹部側に、機能空間側へ膨出させたときよりも大きく膨出させることで、後加熱範囲をより確実かつ正確に所望の肉厚となるまで延伸させることができる。
手段3.前記プラグは、前記容器フィルムと接触可能な接触面が前記機能空間内に位置する待機位置と、前記接触面が前記成形凹部内に位置する突出位置との間を変位可能に構成され、
前記第2空気圧付加手段で前記容器フィルムを前記機能空間側に膨出させた際に、前記容器フィルムと、前記待機位置にある前記プラグの前記接触面とが接触可能に構成されていることを特徴とする手段2に記載のポケット部形成装置。
手段3によれば、先加熱範囲を機能空間側に膨出させて延伸する際に、当該先加熱範囲が延伸され過ぎないようにプラグで支持することができる。従って、別途の構成を追加したり、第2空気圧付加手段の空気圧調整をよりシビアに行ったりしなくても、プラグを用いて先加熱範囲の肉厚を比較的容易かつ確実に規定することができる。従って、生産性の向上、品質の向上等を図ることができる。
手段4.前記第2空気圧付加手段は、前記機能空間の空気を吸引可能な吸引装置を備え、
前記支持手段には、前記加熱手段の形成範囲において、前記機能空間内部と外部との間を連通させる連通孔が形成され、
前記吸引装置によって前記機能空間の空気が吸引された場合、前記容器フィルムの前記後加熱範囲が、前記連通孔を介して、前記加熱手段に吸着保持されるとともに、前記先加熱範囲が、前記機能開口部を介して、前記機能空間側に膨出変形させられることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載のポケット部形成装置。
手段4によれば、第2空気圧付加手段で先加熱範囲を機能空間側に膨出させる際に、先加熱範囲の周縁部、すなわち、後加熱範囲を支持手段(加熱手段)に吸着保持させておくことができる。このため、先加熱範囲を機能空間側に膨出させて延伸させる際に、容器フィルムが位置ずれしてしまう(後加熱範囲が機能開口部に引き込まれるようにして変位してしまう)といった事態をより確実に防止することができ、先加熱範囲を所望の肉厚となるまで延伸させることができるといった上記作用効果が一層確実に奏される。さらに、加熱手段と容器フィルムの後加熱範囲とを好適に密着させることができ、加熱手段で後加熱範囲をより確実かつ好適に加熱することができる。
手段5.上記手段1乃至4のいずれかに記載のポケット部形成装置を備えたブリスター包装機。
手段5によれば、容器フィルムのポケット部の肉厚コントロールが容易で、容器フィルムにおける皺などの発生を防止することのできるブリスター包装機を得ることができる。
(a)はブリスターパックの斜視図であり、(b)はブリスターパックの断面図である。 ブリスター包装機の全体構成を説明するための概略図である。 ポケット部形成装置を示す断面模式図である。 成形装置を示す断面模式図であって、(a)は容器フィルムをプラグで成形凹部側に膨出させた状態を示し、(b)は容器フィルムを成形凹部に吸着させた状態を示している。
以下、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1(a)、(b)に示すように、ブリスターパック1は、ワークWを収容するためのポケット部2が形成された容器フィルム3と、ポケット部2を塞ぐようにして容器フィルム3に取着されたカバーフィルム4とを備えている。容器フィルム3は、ポリエチレンによって構成され、カバーフィルム4は、アルミニウムによって構成されている。
本実施形態のポケット部2は、平坦な矩形板状の底壁部2aと、底壁部2aの外周縁からポケット部2の開口周縁部にかけて次第に拡開するようにして延びる略四角筒状の側壁部2bとを備え、全体として略四角錐台形状をなしている。すなわち、本実施形態では、底壁部2aの面積がポケット部2の開口面積よりも小さく、底壁部2aの外周形状と、ポケット部2の開口周縁部の形状とが略相似形状となっており、ポケット部2を平面視した場合には、ポケット部2の開口周縁部よりも内周側に所定距離を隔てて底壁部2aが位置するように(同心状に配置されるように)構成されている。
次に、上記ブリスターパック1を製造するためのブリスター包装機11の構成について説明する。図2に示すように、ブリスター包装機11の最上流側では、帯状の容器フィルム3の原反がロール状に巻回されている。また、ブリスター包装機11においては、容器フィルム3が間欠的に移送されるようになっており、容器フィルム3の移送経路に沿って、容器フィルム3に上記ポケット部2を形成するポケット部形成装置12と、ポケット部2にワークWを投入する投入装置13とが設けられている。
また、帯状に形成されたカバーフィルム4の原反は、ロール状に巻回されており、当該カバーフィルム4の引出し端は、投入装置13の下流側に設けられたフィルム受けローラ14へと案内されている。カバーフィルム4は、フィルム受けローラ14まで案内されることで、ポケット部2を塞ぐようにして容器フィルム3に重ねられることとなる。
フィルム受けローラ14の下流側には、シール装置15が設けられている。シール装置15は、自身の下面が所定のシール温度に加熱され得る上型15aと、ポケット部2に対応する凹部又は開口の形成された下型15bとを備えており、両型15a、15bが上下動可能かつ圧接可能に構成されている。そして、上型15a及び下型15b間に、容器フィルム3及びカバーフィルム4が送り込まれ、両フィルム3、4が両型15a、15bによって圧接させられることで、容器フィルム3とカバーフィルム4とが熱溶着されることとなる。これにより、ワークWが充填されたポケット部2をカバーフィルム4で密封した帯状のブリスターフィルム10が製造される。
シール装置15の下流側には、ブリスターフィルム10をブリスターパック1単位に切離する切断装置17が設けられている。また、切断装置17の下方には、切断装置17でブリスターフィルム10から切離されたブリスターパック1を図示しない完成品用ホッパに移送するためのコンベア18が設けられている。また、図示はしないが、切断装置17の下流側には、切断によって残ったブリスターフィルム10の端材を裁断したりするための裁断手段や、裁断された端材を貯留するためのスクラップ用ホッパ等が設けられている。
尚、適宜、ワークWが各ポケット部2に確実に充填されているか否か、またワークWの外観異常の有無や、ポケット部2やフィルム3、4間への異物混入の有無等の検査を行うための検査装置を設けるとともに、検査装置によって不良品判定された場合、その不良品判定となったブリスターパック1は、図示しない排出機構によって別途排出されることとしてもよい。
ブリスター包装機11の概略は以上のとおりであるが、以下においてポケット部形成装置12について詳しく説明する。図3に示すように、ポケット部形成装置12は、ポケット部2を成形する成形装置21と、容器フィルム3の移送方向における成形装置21の上流側(図3では左側)において、成形装置21でのポケット部2の成形に先立って容器フィルム3を加熱する予備加熱装置22とを備えている。
予備加熱装置22は、容器フィルム3を挟んで上下に配置される上型23及び下型24を備え、両型23、24が上下動可能に構成されている。また、下型24は、容器フィルム3のうちポケット部2が形成されることとなるポケット部形成範囲R1の一部を加熱可能な加熱凸部25を備えるとともに、上型23は、下型24の加熱凸部25が容器フィルム3と接触して接触部位を加熱する際に容器フィルム3を支持するように構成されている。
より具体的には、加熱凸部25の接触面は、後に成形されるポケット部2の底壁部2a(ひいては、後述する成形凹部32の底面形成部位)とほぼ同じか若干小さな相似形状をなしており、加熱凸部25の接触面の外周縁と、容器フィルム3のポケット部形成範囲R1とが同心状となるような相対位置関係で、加熱凸部25と容器フィルム3とが接触することとなる。これにより、予備加熱装置22によって、容器フィルム3のうち主に底壁部2aを構成することとなる範囲(以下、「先加熱範囲R2」と称する)が加熱されるようになっている。
成形装置21は、予備加熱装置22から1ピッチ分移送された容器フィルム3のポケット部形成範囲R1の下面に対向して、ポケット部2を成形するための成形凹部32を有する雌型31と、容器フィルム3を挟んで雌型31と相対して配置され、雌型31側に開口する機能空間34を有する機能型33とを備えている。雌型31及び機能型33はそれぞれ上下に変位可能に構成されており、雌型31及び機能型33の間に案内された容器フィルム3のポケット部形成範囲R1と、雌型31の成形凹部32との位置が合致した場合に、雌型31と機能型33とで容器フィルム3が挟持されるようになっている。
また、成形装置21は、成形凹部32の内側の空気を吸引可能な第1空気圧付加手段としての図示しない第1吸引装置と、機能空間34の空気を吸引可能な第2空気圧付加手段としての第2吸引装置35とを備えている。第1吸引装置で成形凹部32の空気を吸引することで、容器フィルム3を雌型31の成形凹部32の成形面に吸着させ、ポケット部形状に成形することができる(図4(b)参照)。また、第2吸引装置35で機能空間34の空気を吸引することで、容器フィルム3を機能空間34側に膨出させることができる(図3の二点鎖線参照)。
さらに、機能型33には、容器フィルム3の機能空間34側への進入を許容する機能開口部37を有して、機能空間34の雌型31側の開口部を画定するとともに、第2吸引装置35で容器フィルム3を機能空間34側に膨出させる際に、容器フィルム3の膨出部位の周縁部を支持する支持手段としての枠状支持壁部36が設けられている。機能開口部37は、成形凹部32の開口部よりも開口面積が小さく構成されるとともに、成形凹部32の開口周縁部の内周側に相対配置されている。また、機能開口部37は、上記先加熱範囲R2(ひいては、成形凹部32の底面形成部位)よりも若干小さく、容器フィルム3が雌型31と機能型33とで上下に挟まれた状態では、容器フィルム3の先加熱範囲R2の外周縁と、機能開口部37とが同心状となるような相対位置関係で、枠状支持壁部36と容器フィルム3とが接触することとなる。
枠状支持壁部36の下面には、機能開口部37の全周域に沿って、容器フィルム3を加熱可能な加熱手段としてのヒータ38が設けられている。ヒータ38は、第2吸引装置35によって容器フィルム3を機能空間34側に膨出させる際に、容器フィルム3のうち、成形凹部32の開口周縁部よりも一回り大きな四角環状の仮想ラインよりも内周側、かつ、機能開口部37よりも外周側の範囲(以下、「後加熱範囲R3」と称する)に対し密着し、当該四角枠状の後加熱範囲R3を加熱するようになっている。尚、本実施形態では、先加熱範囲R2と後加熱範囲R3とは、容器フィルム3のうち機能開口部37の直ぐ外周側に位置する部位において、一部重複している。
さらに、枠状支持壁部36には、ヒータ38の設置範囲において、機能空間34内部と外部との間を連通させる連通孔39が形成されている。このため、第2吸引装置35によって機能空間34の空気が吸引された場合、容器フィルム3の後加熱範囲R3が、連通孔39を介して、ヒータ38に吸着保持されるとともに、先加熱範囲R2が、機能開口部37を介して、機能空間34側に膨出変形させられる。
また、機能型33の機能空間34には、機能開口部37を介して、雌型31の成形凹部32内に出没可能に構成されたプラグ41が設けられている。プラグ41は、容器フィルム3と接触可能な接触面42が機能空間34内に位置する待機位置(図3参照)と、接触面42が成形凹部32内に位置する突出位置(図4(a)参照)との間を変位可能に構成されている。加えて、プラグ41の接触面42は湾曲面となっており、容器フィルム3と接触した際に容器フィルム3にプラグ41の跡が付き難くなるように構成されている。
次に、ポケット部2を形成する工程について図面を参照しつつ説明する。先ず、図3に示すように、予備加熱装置22において容器フィルム3のポケット部形成範囲R1のうち先加熱範囲R2が加熱されるとともに、当該先加熱範囲R2が加熱されたポケット部形成範囲R1が1ピッチ分下流側に移送されることで、成形装置21の雌型31と機能型33との間に案内される。
そして、間欠移送のインターバルにおいて、先ず、雌型31と機能型33とによって容器フィルム3が挟持固定されるとともに、第2吸引装置35によって機能空間34の空気が吸引される。これにより、枠状支持壁部36の連通孔39を介して、後加熱範囲R3が枠状支持壁部36に吸着保持されるとともに、図3の二点鎖線で示すように、先加熱範囲R2が機能開口部37を介して、機能空間34側に膨出するようにして延伸させられる。また、先加熱範囲R2は機能空間34側にある程度膨出すると、待機位置にあるプラグ41の接触面42と当接する。これにより、先加熱範囲R2のそれ以上の膨出(延伸)が規制されることとなる。
さらに、先加熱範囲R2が機能空間34側に膨出変形させられるのと同時に、後加熱範囲R3が枠状支持壁部36のヒータ38に密着して加熱されることとなる。
先加熱範囲R2を延伸させる(かつ、後加熱範囲R3を十分に加熱する)工程の後、第2吸引装置35の駆動が停止されるとともに、待機位置にあったプラグ41が突出位置へと変位するようになっている。このとき、図4(a)に示すように、機能空間34側に膨出していた先加熱範囲R2がプラグ41の接触面42に接触して雌型31側に押圧されることとなり、これによって、後加熱範囲R3をも含むポケット部形成範囲R1の全体が、成形凹部32側に膨出させられる。
また、プラグ41は、容器フィルム3の成形凹部32側への膨出量が、容器フィルム3を機能空間34側へ膨出させたときの膨出量を超えるまで、容器フィルム3を成形凹部32側へと押圧するように構成されている。このように、容器フィルム3を機能空間34側へ膨出させたときの膨出量を超えて容器フィルム3を成形凹部32側へ膨出させることで、ヒータ38で加熱された状態にある後加熱範囲R3を延伸させることができる。
プラグ41が突出位置まで変位した後、第1吸引装置によって成形凹部32の空気を吸引する。これにより、図4(b)に示すように、容器フィルム3のポケット部形成範囲R1が成形凹部32の成形面に吸着し、ポケット部2が形成されることとなる。尚、ポケット部2の形成後、プラグ41が待機位置に戻されるとともに、雌型31及び機能型33が上下に離間することで、ポケット部2が相対的に成形凹部32の外に位置し、その後、容器フィルム3が1ピッチ分移送される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、移送される容器フィルム3のうちポケット部2が形成されることとなるポケット部形成範囲R1を2度に分けて加熱し、2度に分けて延伸可能に構成されている。すなわち、予備加熱装置22では、ポケット部形成範囲R1のうち内周側の先加熱範囲R2が加熱され、当該加熱された先加熱範囲R2は、成形装置21に移送されることで、第2吸引装置35によって機能空間34側に膨出させられる。これにより、ポケット部形成範囲R1のうち主にポケット部2の底壁部2aを形成することとなる先加熱範囲R2を先ず所望の肉厚となるように延伸させることができる。
さらに、成形装置21では、上記のように第2吸引装置35によって容器フィルム3の先加熱範囲R2を機能空間34側に膨出させるのと同時に、ポケット部形成範囲R1のうち先加熱範囲R2よりも外周側の後加熱範囲R3が加熱されるようになっている。これにより、当該加熱された後加熱範囲R3等を延伸させつつ、ポケット部形成範囲R1を成形凹部32の成形面に圧接させて、確実にポケット部2を形成することができる。また、ポケット部形成範囲R1を2度に分けて加熱することにより、先加熱範囲R2を極力小さくすることができ、容器フィルム3のうち予備加熱装置22で加熱された部位が成形装置21に到達するまでの間に自身の重みによって垂れ下がったり、皺になったりする等の不具合を抑制することができる。特に、本実施形態では、容器フィルム3が、比較的融点が低く柔らかいポリエチレンによって構成されているため、かかる作用効果が一層顕著なものとなる。
加えて、後加熱範囲R3の加熱は、先加熱範囲R2を機能空間34側に膨出させるのと同時に進行されるため、製造時間の短縮、製造装置の簡素化等を図ることができる。また、先加熱範囲R2が延伸不可能になるまで温度低下してしまう前に、後加熱範囲R3の延伸加工等を開始することができるため、機能空間34側に膨出した先加熱範囲R2を成形凹部32側に膨出変形させる際に比較的スムースに追従変化させることができる。
また、本実施形態では、機能空間34から機能開口部37を介して成形凹部32内に出没可能なプラグ41が設けられ、プラグ41で容器フィルム3の先加熱範囲R2が直接押圧されることにより、機能空間34側に膨出した先加熱範囲R2を含むポケット部形成範囲R1を確実かつ正確に成形凹部32側に膨出させることができる。すなわち、例えば、プラグ41を用いることなく、いきなり、第1吸引装置によってポケット部形成範囲R1を成形凹部32側に膨出変位させるような場合に比べ、ポケット部形成範囲R1の歪な変形(例えば、成形凹部32(の底面成形部位)に対して先加熱範囲R2が位置ずれしてしまう等)を防止することができ、品質の向上等を図ることができる。
さらに、プラグ41は、先加熱範囲R2には接触するが、後加熱範囲R3には接触しない。このため、後加熱範囲R3がプラグ41と接触することで、後加熱範囲R3が温度変化したり、後加熱範囲R3とプラグ41との間に摩擦が働いたりして、後加熱範囲R3の所望とする延伸が行えなくなってしまうといった事態を回避することができる。従って、プラグ41でポケット部形成範囲R1を成形凹部32側に、機能空間34側へ膨出させたときよりも大きく膨出させることで、後加熱範囲R3をより確実かつ正確に所望の肉厚となるまで延伸させることができる。結果として、ポケット部2の底壁部2a及び側壁部2bをそれぞれに設定された所望の肉厚とすることができる。
また、本実施形態では、先加熱範囲R2を機能空間34側に膨出させて延伸する際に、当該先加熱範囲R2が延伸され過ぎないように、待機位置にあるプラグ41で先加熱範囲R2を支持し、それ以上の膨出を規制することができる。従って、別途の構成を追加したり、第2吸引装置35の空気圧調整をよりシビアに行ったりしなくても、プラグ41を用いて先加熱範囲R2の肉厚を比較的容易かつ確実に規定することができる。従って、生産性の向上、品質の向上等を図ることができる。
さらに、第2吸引装置35で機能空間34の空気を吸引し、先加熱範囲R2を機能空間34側に膨出させる際に、先加熱範囲R2の外周側の後加熱範囲R3を支持する枠状支持壁部36には、ヒータ38の設置範囲において、機能空間34内部と外部とを連通させる連通孔39が設けられている。このため、先加熱範囲R2を機能空間34側に膨出させる際に、後加熱範囲R3を枠状支持壁部36の下面(ヒータ38)に吸着保持させておくことができる。このため、先加熱範囲R2を機能空間34側に膨出させて延伸させる際に、容器フィルム3が位置ずれしてしまう(後加熱範囲R3が機能開口部37に引き込まれるようにして変位してしまう)といった事態をより確実に防止することができ、先加熱範囲R2を所望の肉厚となるまで延伸させることができるといった上記作用効果が一層確実に奏される。さらに、ヒータ38と容器フィルム3の後加熱範囲R3とを好適に密着させることができ、ヒータ38で後加熱範囲R3をより確実かつ好適に加熱することができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態において、ブリスターパック1の形状は特に限定されるものではなく、例えば、ブリスターパック1が複数のポケット部2を具備するようにしてもよい。この場合、ポケット部2単位に切離し易くするためのスリットを設けることとしてもよい。
また、ポケット部2の形状についても特に限定されるものではなく、例えば、底壁部2aが四角以外の他角形状や円形状をなしていてもよいし、底壁部2aが平坦ではなく、底壁部2aと側壁部2bとの境界が明らかでないような形状(例えば、断面略円弧状)をなしていてもよい。
さらに、ワークWについても特に限定されるものではなく、例えば、電子部品、電子機器、食品、医薬品、医療機器等が挙げられる。また、ワークの種類によっては、1つのポケット部2に複数のワークを収容することとしてもよい。
(b)上記実施形態では、ポケット部形成装置12の成形装置21において、容器フィルム3を機能空間34側に膨出させるべく、第2吸引装置35で機能空間34の空気を吸引しているが、例えば、成形凹部32側から容器フィルム3(先加熱範囲R2)に風(熱風)を吹き付けることで、容器フィルム3を機能空間34側に膨出させることとしてもよい。但し、当該構成を採用する場合には、容器フィルム3を機能空間34側に膨出させる際に、後加熱範囲R3を枠状支持壁部36の下面(ヒータ38)に吸着する構成がなくなることから、上記実施形態のように、第2吸引装置35で機能空間34の空気を吸引して容器フィルム3を機能空間34側に膨出させる方が好ましい。
さらに、上記実施形態では、成形装置21において、容器フィルム3を成形凹部32に圧接させるべく、第1吸引装置で成形凹部32の空気を吸引しているが、例えば、機能空間34側から容器フィルム3(先加熱範囲R2)に風(熱風)を吹き付けることで、容器フィルム3を成形凹部32に圧接させることとしてもよい。但し、上記実施形態のように、機能空間34にプラグ41を設ける場合には、設置スペース等の関係上、上記実施形態のように、第1吸引装置で成形凹部32の空気を吸引して容器フィルム3を成形凹部に圧接させる方が好ましい。
尚、プラグ41を省略することも可能であるが、プラグ41がないと、機能空間34側に膨出した状態の容器フィルム3を成形凹部32側に膨出させることが困難となることが懸念されるため、プラグ41を設けることが望ましく、さらには、容器フィルム3の機能空間34側への膨出量を規定するべく、待機位置にあるプラグ41が容器フィルム3の膨出部位(先加熱範囲R2)に接触可能に構成されていることが望ましい。
(c)上記実施形態において、プラグ41を加熱するプラグ加熱手段を設ける(例えば、プラグ41にヒータを内蔵する)こととしてもよい。この場合、プラグ41に容器フィルム3が接触した際に容器フィルム3の温度が急激に低下し過ぎてしまい、例えば、容器フィルム3を機能空間34側から成形凹部32側へと膨出方向を転換する際にスムースな変形が阻害されてしまう(容器フィルム3が機能空間34側に膨出した格好で硬化してしまう)といった事態をより確実に回避することができる。但し、プラグ41で容器フィルム3を成形凹部32側に押圧することで主に先加熱範囲R2ではなく後加熱範囲R3を延伸させるといった観点からすると、プラグ41によって先加熱範囲R2が加熱され過ぎないように、プラグ加熱手段で加熱されたプラグ41の温度は、ヒータ38の温度よりも低いことが望ましい。
(d)上記実施形態では、後加熱範囲R3がポケット部形成範囲R1よりも外周側にまで分布しているが、ポケット部形成範囲R1内に収まるように、すなわち、容器フィルム3のうち、機能開口部37よりも外周側で、成形凹部32の開口周縁部よりも内周側に位置する範囲を後加熱範囲R3としてもよい。また、上記実施形態では、先加熱範囲R2と後加熱範囲R3とが一部重複するように設定されているが、重複していなくてもよく、例えば、先加熱範囲R2を後加熱範囲R3よりも内周側の範囲全体としてもよい。
(e)上記実施形態では、容器フィルム3がポリエチレンによって構成されているが、ナイロン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等のその他の熱可塑性樹脂によって構成されていることとしてもよい。
1…ブリスターパック、2…ポケット部、3…容器フィルム、4…カバーフィルム、11…ブリスター包装機、12…ポケット部形成装置、13…投入装置、15…シール装置、17…切断装置、21…成形装置、22…予備加熱装置、31…雌型、32…成形凹部、33…機能型、34…機能空間、35…第2吸引装置、37…機能開口部、36…枠状支持壁部、38…ヒータ、39…連通孔、41…プラグ、R1…ポケット部形成範囲、R2…先加熱範囲、R3…後加熱範囲、W…ワーク。

Claims (5)

  1. 移送される帯状の容器フィルムに対してワークが収容されるポケット部を形成するポケット部形成装置であって、
    前記ポケット部を成形する成形装置と、
    前記容器フィルムの移送方向における前記成形装置の上流側において、前記成形装置での前記ポケット部の成形に先立って前記容器フィルムを加熱する予備加熱装置とを備え、
    前記成形装置は、
    前記ポケット部を成形するための成形凹部を有する雌型と、
    前記容器フィルムを挟んで前記雌型と相対して配置され、前記雌型側に開口する機能空間を有する機能型と、
    前記容器フィルムに付加される空気圧を変化させることで、前記容器フィルムを前記雌型の前記成形凹部の成形面に圧接させる第1空気圧付加手段と、
    前記容器フィルムに付加される空気圧を変化させることで、前記容器フィルムを前記機能空間側に膨出させる第2空気圧付加手段と、
    前記容器フィルムの前記機能空間側への進入を許容する機能開口部を有して、前記機能空間の前記雌型側の開口部を画定するとともに、前記第2空気圧付加手段で前記容器フィルムを前記機能空間側に膨出させる際に、前記容器フィルムの膨出部位の周縁部を支持する支持手段とを備え、
    前記機能開口部は、前記成形凹部の開口部よりも開口面積が小さく構成されるとともに、前記成形凹部の開口周縁部の内周側に相対配置され、
    前記支持手段は、前記第2空気圧付加手段により前記容器フィルムを前記機能空間側に膨出させる際に、前記容器フィルムのうち前記機能開口部の外周側で、かつ、少なくとも前記成形凹部の開口周縁部の内周側であって前記機能開口部内を除く範囲である後加熱範囲に対し密着するとともに、当該後加熱範囲を加熱可能な加熱手段を備え、
    前記予備加熱装置は、前記容器フィルムのうち前記後加熱範囲の内周側の範囲全体を含み、かつ、前記後加熱範囲の外周縁よりも内周側に位置する先加熱範囲を加熱可能に構成されていることを特徴とするポケット部形成装置。
  2. 前記機能型の前記機能空間には、前記機能開口部を介して、前記雌型の前記成形凹部の内側に出没可能に構成されたプラグが設けられ、
    前記第2空気圧付加手段によって前記容器フィルムの前記先加熱範囲を前記機能空間側に膨出させた後、前記プラグによって前記機能空間側に膨出した状態の前記先加熱範囲を押圧し、当該先加熱範囲、及び、前記加熱手段で加熱された前記後加熱範囲を前記成形凹部側に膨出させる構成であって、
    前記プラグは、前記容器フィルムの前記成形凹部側への膨出量が、前記容器フィルムを前記機能空間側へ膨出させたときの膨出量を超えるまで、前記容器フィルムを前記成形凹部側へと押圧可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のポケット部形成装置。
  3. 前記プラグは、前記容器フィルムと接触可能な接触面が前記機能空間内に位置する待機位置と、前記接触面が前記成形凹部内に位置する突出位置との間を変位可能に構成され、
    前記第2空気圧付加手段で前記容器フィルムを前記機能空間側に膨出させた際に、前記容器フィルムと、前記待機位置にある前記プラグの前記接触面とが接触可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載のポケット部形成装置。
  4. 前記第2空気圧付加手段は、前記機能空間の空気を吸引可能な吸引装置を備え、
    前記支持手段には、前記加熱手段の形成範囲において、前記機能空間内部と外部との間を連通させる連通孔が形成され、
    前記吸引装置によって前記機能空間の空気が吸引された場合、前記容器フィルムの前記後加熱範囲が、前記連通孔を介して、前記加熱手段に吸着保持されるとともに、前記先加熱範囲が、前記機能開口部を介して、前記機能空間側に膨出変形させられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のポケット部形成装置。
  5. 上記請求項1乃至4のいずれかに記載のポケット部形成装置を備えたブリスター包装機。
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