JP3750112B2 - 支持装置用ピボット軸受構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば薄型ディスプレイなどを支持用アームやスタンド等の支持装置に装着する際に、これらの間に介して薄型ディスプレイを上下角度自在に支持する支持装置用ピボット軸受構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
薄型ディスプレイを支持する支持用アームやスタンドとして、特開平4-15680号公報に記載された平面形ディスプレイ装置や、特開平9-326980号公報に記載の情報モニター装置などが提案されている。
【0003】
前者の平面形ディスプレイ装置は、屈曲自在なアーム部の先端に平面形ディスプレイを支持する装置で、このアーム部を屈曲して、先端部に支持した平面形ディスプレイの位置を調整できるようにしたものである。
【0004】
後者の情報モニター装置は、支柱の両端を天井部と床部に当接させて固定し、この支柱に薄板状の情報表示部を上下位置調整可能に保持する装置である。この装置は、多関節アームを使用して情報モニターを支持する他、上下左右に屈曲する継ぎ手を介し、薄型モニターを直接支柱に連結することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の支持装置で使用している支持用アームや多関節アームなどで、薄型ディスプレイ等を一定の角度に固定しておくには、角度を調整する屈曲部分に相応の支持強度が必要になる。ところが、屈曲部の強度を高めると、薄型ディスプレイ等の角度調整が困難になる不都合が生じていた。
【0006】
すなわち、薄型ディスプレイ等を操作して上下角度を調整する際に、屈曲部の強度を弱くして角度調整を容易にした場合は、薄型ディスプレイ等の自重で下向きになる虞がある。一方、薄型ディスプレイ等の自重に耐えるべく屈曲部の支持強度を高めると、角度調整の操作が重くなり、屈曲部の角度を固定している固定ネジ等を一旦解除し、任意の角度に調整してから再び固定ネジを緊締するなどの操作が必要になることもあった。このように従来では、支持用アームやスタンド等の支持装置に、特に大型の薄型ディスプレイ等を支持しながら、上下角度の調整を容易にできるといったものはこれまで提案されていなかった。
【0007】
そこで本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、支持装置に支持した薄型ディスプレイ等の上下角度調整操作を容易にし、特に大型の薄型ディスプレイ等の被支持体を支持した場合でも、被支持体の自重で下向きになったり、操作が重くならずに済む支持装置用ピボット軸受構造の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく本発明の第1の手段は、杆体状の支持アームPを有する支持装置に装着され、被支持体Qを上下角度自在に連結する支持装置用ピボット軸受構造において、支持アームPの端部P1を左右から挟着する大型圧着板1と、被支持体Qを連結する固定具4に設けられ、支持アームPの端部を大型圧着板1の外側から挟着する一対の支持片3の内側に夫々配された小型圧着板2とを有し、固定具4と大型圧着板1とを介して設けられたラッチ機構10により、被支持体Qを上向きに調整するときに支持片3と小型圧着板2とが摺接し、被支持体Qを下向きに調整するときに大型圧着板1と支持アームPの端部P1とが摺接するように設けたことにある。
【0009】
ラッチ機構10は、前記大型圧着板1と小型圧着板2との間に挟着されて前記大型圧着板1の外周方向に突出するように固定された円板状のラッチ爪11と、前記固定具4に設けられた係止板12とからなり、被支持体Qを下向きに調整するときに、係止板12がラッチ爪11に係合するものである。
【0010】
第3の手段における大型圧着板1と小型圧着板2とは、合成樹脂材にて形成されている。そして、支持片3相互を貫通するボルト状の緊締軸5で、支持片3と前記支持アーム端部P1との間に、大型圧着板1と小型圧着板2とを圧着することを課題解消のための手段とする。
【0011】
本発明によると、薄型ディスプレイ等の被支持体Qの自重によって下向きにかかる荷重は、ラッチ機構10を介して大型圧着板1と小型圧着板2とが保持する。一方、被支持体Qを上方に持ち上げる場合は、ラッチ機構10が解除されて支持片3と小型圧着板2とが摺接するのみとなるので、僅かな力で角度調整することができるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本発明ピボット軸受構造は、薄型ディスプレイ等の被支持体Qを屈曲自在に支持する支持装置に設けられた支持アームPの端部P1と、被支持体Qを固定する固定具4から突設した一対の支持片3との間に介する大型圧着板1、小型圧着板2、ラッチ機構10からなる(図1参照)。
【0013】
大型圧着板1は、支持アームPの端部P1を左右から挟着する円板状を成したもので、後述するラッチ機構10を介して被支持体Qを下向きに調整するときに大型圧着板1の板面と支持アームPの端部P1側面とが摺接するように設けてある(図7参照)。支持アームPの端部P1は、大型圧着板1が密着するように円板形状に形成している。また、図示例では、この端部P1を左右に揺動自在にするように支持アームPに軸止している(図1参照)。このように、支持アームPと端部P1との設計変更は任意である。
【0014】
小型圧着板2は、支持片3の内側に夫々配されている(図2参照)。この支持片3は、被支持体Qを連結する固定具4に設けられているもので、前記支持アームPの端部を大型圧着板1の外側から挟着するように左右に一対配している。小型圧着板2は、この支持片3の内側に夫々配されている。この小型圧着板2は、被支持体Qを上向きに調整するときに支持片3と小型圧着板2とが摺接するものとなる(図6参照)。
【0015】
ラッチ機構10は、固定具4に設けた係止板12と、大型圧着板1に設けたラッチ爪11とからなる(図5乃至図8参照)。図示のラッチ爪11は、大型圧着板1と小型圧着板2との間に挟着された円板状を成している(図5参照)。そして、該ラッチ爪11が大型圧着板1の外周方向に突出するように形成している(図7参照)。一方、係止板12は、前記固定具4に設けられている(図8参照)。図示の係止板12は、正面略横H形状を成した弾性鋼鈑で形成し、ラッチ爪11を挿入する切欠部12Aとラッチ爪11が係止する係止部12Bとを設けている。そして、この切欠部12Aに挿入したラッチ爪11は、被支持体Qを下向きに調整するときにのみ係止部12Bに係止するものである(図7参照)。
【0016】
固定具4は、支持片3を介して支持アームPの端部P1に軸止すると共に、薄型ディスプレイ等の被支持体Qを固定する(図4参照)。図示の固定具4は、矩形状の板体に、支持片3や係止板12を装着するネジ孔4Aを開穿し、ボルト孔4Bを中央に設けたものである。そして、固定盤4Cを介して固定具4に被支持体Qを固定する。
【0017】
これらの大型圧着板1及び小型圧着板2は、合成樹脂材にて形成されている。そして、支持片3と前記支持アーム端部P1との間に、大型圧着板1、ラッチ爪11、小型圧着板2の順に重合し、支持片3相互を貫通するボルト状の緊締軸5で固定している(図2、図3参照)。このように配することで、被支持体Qを下向きに調整するときに、大型圧着板1と小型圧着板2との圧接力を合わせた抵抗力が得られるので、より高い支持力を有するものになる。また、他の実施例として、大型圧着板1とラッチ爪11とを一体に設けたり、大型圧着板1と小型圧着板2とを一体に設けることも可能である(図示せず)。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、上述の如く構成したことにより当初の目的を達成する。すなわち固定具4と大型圧着板1とを介して設けられたラッチ機構10により、被支持体Qを上向きに調整するときに支持片3と小型圧着板2とが摺接し、被支持体Qを下向きに調整するときに大型圧着板1と支持アームPの端部P1とが摺接するように設けたことにより、支持装置に支持した薄型ディスプレイ等の上下角度調整操作を容易にすることができた。
【0019】
特に大型の薄型ディスプレイ等の被支持体Qを支持した場合でも、被支持体Qの自重で下向き傾向になったり、操作が重くならずに済む。
【0020】
また、ラッチ機構10は、前記大型圧着板1と小型圧着板2との間に挟着されて大型圧着板1の外周方向に突出するように固定された円板状のラッチ爪11と前記固定具4に設けられた係止板12とからなり、被支持体Qを下向きに調整するときに係止板12がラッチ爪11に係合するものであるから、被支持体Qから下方に向けて加わる自重や角度調整時の荷重を大型圧着板1が確実に保持することが可能になった。
【0021】
更に、大型圧着板1と小型圧着板2とは、合成樹脂材にて形成されているので圧接時の保持力が高く、角度調整時にスムーズに摺接するので操作性を良好にしている。
【0022】
このように本発明によると、支持装置に支持した薄型ディスプレイ等の上下角度調整操作を容易にし、特に大型の薄型ディスプレイ等の被支持体を支持した場合でも、被支持体の自重で下向きになったり、操作が重くならずに済むなどといった有益な種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を装着した一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明軸受構造の一実施例を示す平面図である。
【図3】本発明軸受構造の一実施例を示す側面図である。
【図4】本発明の固定具を示す正面図である。
【図5】本発明軸受構造の一実施例を示す一部切欠背面図である。
【図6】図2に示す矢視A‐A’線断面図である。
【図7】図2に示す矢視B‐B’線図である。
【図8】図2に示す矢視C‐C’線図である。
【符号の説明】
P 支持アーム P1 端部
Q 被支持体
1 大型圧着板
2 小型圧着板
3 支持片
4 固定具 4A ネジ孔
4B ボルト孔
5 緊締軸
10 ラッチ機構
11 ラッチ爪
12 係止板 12A 切欠部
12B 係止部

Claims (2)

  1. 杆体状の支持アームを有する支持装置に装着され、被支持体を上下角度自在に連結する支持装置用ピボット軸受構造において、支持アームの端部を左右から挟着する大型圧着板と、被支持体を連結する固定具に設けられ、支持アームの端部を大型圧着板の外側から挟着する一対の支持片の内側に夫々配された小型圧着板とを有し、固定具と大型圧着板とを介して設けられたラッチ機構により、被支持体を上向きに調整するときに支持片と小型圧着板とが摺接し、被支持体を下向きに調整するときに大型圧着板と支持アームの端部とが摺接するように設け、前記ラッチ機構は、前記大型圧着板と小型圧着板との間に挟着されて大型圧着板の外周方向に突出するように固定された円板状のラッチ爪と前記固定具に設けられた係止板とからなり、被支持体を下向きに調整するときに係止板がラッチ爪に係合するように設けたことを特徴とする支持装置用ピボット軸受構造。
  2. 前記大型圧着板と小型圧着板とは、合成樹脂材にて形成され前記支持片相互を貫通するボルト状の緊締軸で、支持片と前記支持アーム端部との間に圧着された請求項記載の支持装置用ピボット軸受構造。
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