JP3749711B2 - 吊り戸のガイド装置 - Google Patents

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    • E05D15/06Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane
    • E05D15/0621Details, e.g. suspension or supporting guides
    • E05D15/0626Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top
    • E05D15/0656Bottom guides

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吊り戸の下部をガイドするための吊り戸のガイド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から吊り戸が上レールにランナーを介して走行自在に吊り下げられ、床面に磁力にて突出引退自在に設けられた1本のガイドピンが吊り戸の下端面に形成された走行溝にその突出状態で挿入されて走行ガイドを行う吊り戸のガイド装置が知られている。(例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)
上記従来例にあっては、例えば図13に示すように(図13には上記特許文献3における吊り戸のガイド装置が示してある)床面4下に埋設した本体7から上端部に磁石8を設けた1本のガイドピン5が磁力による吸引で上方に突出自在となっているため、ガイドピン5の上下移動長さを確保するには、1本のガイドピン5を床面4下に没入させるために床面4下にある一定の深さ(図13において寸法Hで示す)が必要である。
【0003】
ところで、近年床スラブ上に床材を直接貼り付けた直貼りフロアが普及しているが、このような直貼りフロアーの場合には上記ガイドピンを床面下に没入させるだけの深さを確保できず、したがって、上記従来例の吊り戸のガイド装置は直貼りフロアには使用できなかった。
【0004】
【特許文献1】
実開平4−113670号公報
【特許文献2】
特開2001−65228号公報
【特許文献3】
特開平11−71954号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、床面下に収納した状態でのガイドピンの収納長さを短く、床面から突出した状態でのガイドピンの突出長さを長くできて、直貼りフロアーのように床面下にガイドピンを収納するための深い収納部を設けることができないような場合でも適用できる吊り戸のガイド装置を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の吊り戸のガイド装置は、吊り戸1を上レール2にランナー3を介して走行自在に吊り下げ、床面4に磁力にて突出引退自在に設けられたガイドピン5を吊り戸1の下端面に形成された走行溝6に磁力で突出させて挿入することで走行ガイドを行う吊り戸1のガイド装置であって、床面4下に本体7を埋設し、本体7内に先端に磁石8を設けた伸縮自在なガイドピン5を上方に突出自在に収納し、該ガイドピン5を磁石8を先端に設けた第1ガイド9と第1ガイド9が上方に突出自在に嵌め込まれた筒状をした第2ガイド10とで構成し、第2ガイド10を本体7内に上方に突出自在に収納し、磁力による吸引力で第1ガイド9が第2ガイド10より上方に突出するように引き上げられた際に第1ガイド9に従動して第2ガイド10が本体7から上方突出するようにに引き上げられるように伸び、且つ、収納状態で収縮して第2ガイド10が本体7内に没入すると共に第1ガイド9が筒状の第2ガイド10内に没入することで伸縮自在なガイドピン5が収縮状態で床面4下に位置するように構成して成ることを特徴とするものである。
【0007】
このような構成とすることで、ガイドピン5が磁力により上方に突出して走行溝6に挿入した状態ではガイドピン5が伸張して十分な突出長さを確保でき、一方、ガイドピン5を床面4下に埋設した本体7内に収納した状態ではガイドピン5が収縮して収納状態における上下長さを短くでき、これによりガイドピン5を床面4下に収納するための収納部分の深さが浅くてもよいものである。
【0008】
また、ガイドピン5を磁石8を先端に設けた第1ガイド9と第1ガイド9が上方に突出自在に嵌め込まれた筒状をした第2ガイド10とで構成し、第2ガイド10を本体7内に上方に突出自在に収納し、第1ガイドの下端部に係止部11を設けると共に第2ガイドの上端部に係止部11が係止自在な被係止部12を設け、第1ガイドが磁力の吸引力で上方に引き上げられた際に係止部11が被係止部12に係止して第1ガイドに従動して第2ガイドが上方に引き上げられるように構成することが好ましい。
【0009】
このような構成とすることで、第1ガイド9が磁力による吸引で上方に突出した際に、第1ガイド9に従動して第2ガイド10が上方に突出して、これにより簡単な構成でガイドピン5が床面4から上方に突出した状態で伸張するものであり、一方、床面4下に収納された状態では第2ガイド10が本体7内に収納され、第1ガイド9が第2ガイド10内に収納され、簡単な構成でガイドピン5の収納深さを浅くできるものである。
【0010】
また、筒状をした本体7及び筒状をした第2ガイド10の下端部を下方開口とし、第2ガイド10の下開口部に第1ガイド9の抜け止め部13を形成すると共に筒状の本体7の下開口部に第2ガイド10の抜け止め部14を形成することが好ましい。
【0011】
このような構成とすることで、第1ガイド9と第2ガイド10との間から入り込んだごみや第2ガイドと本体7との間から入り込んだごみを本体7及び第2ガイド10の下開口部から排出することができて詰まりを防止できるものであり、また、第2ガイド10の下開口部に第1ガイド9の抜け止め部13を形成すると共に筒状の本体7の下開口部に第2ガイド10の抜け止め部14を形成することで、下開口部を設けたと言えども、第1ガイド9、第2ガイド10が必要以上に下方に落ち込むのを防止できるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0013】
図2、図4に示すように、吊り戸1の上端の両端部にはランナー3が設けてあり、これらランナー3は天井などに取付けた上レール2に走行自在に嵌め込んであって、ランナー3を介して吊り戸1が上レール2に走行自在に吊り下げてある。上レール2の下方の床面4には図1乃至図5に示すように、上レール2に平行にガイドピン5が適宜間隔を隔てて磁力にて突出引退自在に設けてある。
【0014】
吊り戸1の下端面には全長にわたって走行溝6が形成してある。図3に示すように、走行溝6の両端部にはそれぞれ吸引用磁石15が取付けてあり、この吸引用磁石15はいずれもN極とS極とが走行溝6の長手方向に並ぶように配置してある。この場合、両吸引用磁石15の外側には同じ極が位置し且つ両吸引用磁石15の内側には同じ極が位置するようにしてある。例えば、図3に示す実施形態に示すように一方の側端部に取付ける吸引用磁石15の外側がN極、内側がS極とすると、他方の側端部に取付ける吸引用磁石15も外側がN極、内側がS極となるように設定してある。また、上記吸引用磁石15の両側には鉄板のような磁性体にて形成された傾斜ガイド16が設けてある。また、走行溝6の上底部の両側端部の吸引用磁石15間の部位には鉄板のような磁性体15aが設けてある。
【0015】
次に、床面4にガイドピン5を突出引退自在に設けた吊り戸のガイド装置につき説明する。
【0016】
吊り戸のガイド装置は図6乃至図8に示すようなもので、床面4下に埋設される本体7と、本体7内に上方に突出自在に収納されるガイドピン5とで構成してある。
【0017】
床面4下に埋設される本体7は図6に示すように外筒19と内筒20とで構成してある。外筒19は図9に示すように外周面部に食い込み用突起17を有しており、床面4にドリルにより穴18を穿孔し、この穴18に外筒19を打ち込んで、食い込み用突起17を穴18の内壁面に食い込ませることで外筒19を床面4下に埋設固着するようになっている。ここで、外筒19の上端部にはフランジ部21が設けてあって、外筒19の挿入深さを決めている。
【0018】
内筒20は図10に示すようなもので、この内筒20には内筒20の中心に対して偏芯した位置にガイドピン挿入孔25が上下に貫通して設けてあり、この偏芯したガイドピン挿入孔25を有する内筒20を外筒19内に嵌め込むと共に内筒20を外筒19に対して周方向の嵌め込み位置を可変自在としてある。すなわち、外筒19の内周面に周方向に一定間隔で複数の差し込み溝23を設けると共に内筒20の外周面に突起24を設け、内筒20を外筒19に嵌め込む際に周方向に複数設けた差し込み溝23のうち任意の差し込み溝23に突起24を嵌め込むことで、内筒20を外筒19に対して周方向に回転した複数位置のうち任意の位置で嵌め込み且つこの嵌め込み状態を差し込み溝23への突起24の嵌め込みによって保持して差し込み状態では周方向に回転しないように阻止している。したがって、差し込み溝23、突起24により各嵌め込み位置での嵌め込み状態において内筒20が外筒19に対して回転するのを阻止するストッパ手段が構成してある。なお、内筒20の外周面に周方向に一定間隔で差し込み溝23を設け且つ外筒19の外周面に突起24を設けるようにしてもよい。
【0019】
内筒20の上端部には鍔部29が設けてあり、内筒20の下端部の外周部には環状の係止溝26が形成してあり、外筒19の下端部に係止突起28を備えた弾性を有する係止片27を設けてあり、内筒20を上記のように外筒19内の周方向の任意の位置に嵌め込んだ状態で鍔部29がフランジ部21に当たって内筒20の挿入深さを決めており、また、この状態で上記係止突起28に環状をした係止溝26が着脱自在に弾性的に嵌り込んで内筒20の上方への不意な抜けを防止するようになっている。また、ドライバーなどの治具の先端を内筒20の鍔部29と外筒19のフランジ部21との間に差し込んで引き上げることで上記係止突起28から係止溝26を離脱させて内筒20を上方に引き上げることができるようになっている。
【0020】
内筒20に設けた偏芯したガイドピン挿入孔25内面部には下端部から上端部のやや下方位置までガイド溝30が設けてあり、ガイド溝30の上端部が当たり部31となっている。このガイドピン挿入孔25にはガイドピン5が上方に突出自在に収納してある。
【0021】
本発明においてガイドピン5は先端(上端部)に磁石8を備え且つ伸縮自在となっており、磁力による吸引力でガイドピン5が上方に引き上げられて突出した状態ではガイドピン5が伸びて長くなり且つ本体7に収納した収納状態では収縮して短くなるようになっている。
【0022】
すなわち、ガイドピン5は図6、図7に示すように、磁石8を先端に設けた第1ガイド9と第1ガイド9が上方に突出自在に嵌め込まれる筒状をした第2ガイド10とで構成してある。
【0023】
図12に示すように、上端部に磁石8を設けた第1ガイド9の外面部の下端よりやや上方位置に係止部11が突設してある。
【0024】
一方、図11に示すように、筒状の第2ガイド10の内面部には下端部から上端部のやや下方位置までガイド溝33が設けてあり、ガイド溝33の上端部が被係止部12となっている。また、第2ガイド10の外面部の下端よりやや上方位置にストッパ用突起35が突設してある。
【0025】
上記筒状の第2ガイド10には下開口部から第1ガイド9を挿入してあり、この場合、係止部11をガイド溝33にスライド自在に嵌め込んである。挿入後に第2ガイド10の下開口部の一部(実施形態ではガイド溝33の下端部の内面部)を潰して内方に突出させることで抜け止め部13が形成してある。したがって、第1ガイド9は係止部11がガイド溝33の上端部の被係止部12に当たって係止するまで第2ガイド10から上方に突出することが可能であり、また、第1ガイド9が第2ガイド10内に没入した状態で上記係止部11が抜け止め部13に当たってそれ以上第1ガイド9が第2ガイド10に対して下降しないようになっている。
【0026】
内筒20に設けた偏芯したガイドピン挿入孔25には下開口部から第2ガイド10が挿入してあり、この場合、ストッパ用突起35がガイド溝30にスライド自在に嵌め込んである。挿入後に内筒20の下開口部の一部(実施形態ではガイド溝30の下端部の内面部)を潰して内方に突出させることで抜け止め部14が形成してある。したがって、図7に示すように、第2ガイド10はストッパ用突起35がガイド溝30の上端部の当たり部31に当たるまで内筒20から上方に突出することが可能であり、また、図6に示すように、第2ガイド10が内筒20内に没入した状態で上記ストッパ用突起35が抜け止め部14に当たってそれ以上第2ガイド10が内筒20に対して下降しないようになっている。
【0027】
第1ガイド9の上端部に設けた磁石8はN極とS極が上下方向に並ぶようにしてあり、また、ガイドピン5に設けた磁石8の上面側が上記吊り戸1の下端面の走行溝6の両端部に設けた吸引用磁石15の外側に位置する極と同極にしてある。つまり、例えば、前述のように吸引用磁石15の外側がN極、内側がS極の場合、ガイドピン5の上端部の磁石8の上面側はN極に設定してある。
【0028】
上記のようにして第1ガイド9と第2ガイド10とよりなる伸縮自在なガイドピン5を複数個床面4に突出引退自在に取付けるのである。ここで、吊り戸1の走行軌跡上に位置する複数のガイドピン5は一直線上に位置させる必要があるが、本発明においては、ガイドピン挿入孔25の中心を内筒20の中心に対して偏心させてあるので、ガイドピン5を嵌め込んでいる内筒20を外筒19に対して回転することで、平面視におけるガイドピン5の位置を調整し、吊り戸1の走行軌跡(つまり走行溝6の走行軌跡)に合わせることができるものである。
【0029】
しかして、ランナー3を介して上レール2に吊り下げた吊り戸1を走行させ、吊り戸1の下端面部の走行溝6の端部の吸引用磁石15の内側の極(実施形態ではS極)が床面4下に引退しているガイドピン5と対向する位置までくると、吸引用磁石15の内側の極とガイドピン5の第1ガイド9の上端部に設けた磁石8の上面の極とが異極であるため磁力により第1ガイド9が上方に引き上げられ、第1ガイド9が上方に引き上げられることで、係止部11がガイド溝33内を上昇し、係止部11が被係止部12に当たると、第1ガイド9に従動して第2ガイド10が上方に引き上げられて上方に突出し、これによりガイドピン5が伸張して走行溝6内に入り込む。このようにガイドピン5が伸張して上方に引き上げられる。この状態で吊り戸1を更に移動させると、ガイドピン5は吸引用磁石15間に設けた磁性体15aに磁石8が吸引されて上方に突出して伸張状態が保持され、上記吊り戸1の下端面部の走行溝6がこの伸張したガイドピン5にガイドされながら吊り戸1が移動することになって、吊り戸1の下端部が振れるのを防止することになる。図3にガイドピン5が上方に突出して吊り戸1の下端面部の走行溝6内に入り込んで振れ止めをしながら吊り戸1の走行をガイドしている状態を示している。
【0030】
上記のようにガイドピン5を走行溝6内に突入させてガイドしながら吊り戸1を走行させて吊り戸1の走行溝6の他端部に設けた吸引用磁石15の外側の極(実施形態ではN極)がガイドピン5の位置まで来ると、吸引用磁石15の外側の極とガイドピン5の上端部に設けた磁石8の上面の極とが同極であるため反発しあってガイドピン5が下方に引き上げられる力が作用する。このため、走行溝6の他端部に設けた吸引用磁石15外側に位置する極がガイドピン5の上面と対向する位置になると、互いに同極であるため第1ガイド9が下方に移動し、更に、第1ガイド9が下方に移動することで第2ガイド10も下方に移動し、図6に示すように第1ガイド9が第2ガイド10内に没入すると共に第2ガイド10が本体7の内筒20内に没入することで、伸縮自在なガイドピン5が収縮状態で床面4下に位置するものである。
【0031】
ここで、本発明においては、ガイドピン5が前述のように上方への突出状態で伸び且つ本体7への収納状態で収縮するように構成してあるので、ガイドピン5の上方への突出状態において十分な突出距離を確保できながら、床面4下にガイドピン5を没入させた状態で床面4下におけるガイドピン5の収納のために必要な深さを浅く(上下長さを短く)できるので、床スラブ上にフロアー材を直接貼り付けた直貼りフロアーのように床面4から床スラブまでの上下長さが短い床の場合であっても、本発明の吊り戸のガイド装置を床面4下に取付けて使用可能となるものである。つまり、本発明においてはガイドピン5の伸張状態における突出長さよりも本体7の上下長さを短くできて、床面4に形成する穴18の深さが浅くても本体7を床面4下に埋設して取付けることができると共に収縮した状態でガイドピン5を本体7の内筒20内に収納することができて、ガイドピン5が床面4上に突出せず、床面4の歩行に当たってガイドピン5が邪魔にならないで歩行できるものである。
【0032】
ところで、筒状の第1ガイド9と筒状の第2ガイド10とは共に下端部が開口しており、第1ガイド9と第2ガイド10との間から入り込んだごみや第2ガイド10と本体7との間から入り込んだごみを本体7及び第2ガイド10の下開口部から排出することができて詰まりを防止でき、第1ガイド9が第2ガイド10に対して上下方向にスムーズにスライドできると共に第2ガイド10が内筒20に対して上下方向にスムーズにスライドできるようになっている。
【0033】
また、前述のように内筒20をドライバーのような治具で外筒19に対して上方に引き抜いて脱離させることで、穴18内の掃除を行うことも可能となるものである。
【0034】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の発明にあっては、上述のように、床面下に本体を埋設し、本体内に先端に磁石を設けた伸縮自在なガイドピンを上方に突出自在に収納し、該ガイドピンを磁石を先端に設けた第1ガイドと第1ガイドが上方に突出自在に嵌め込まれた筒状をした第2ガイドとで構成し、第2ガイドを本体内に上方に突出自在に収納し、磁力による吸引力で第1ガイドが第2ガイドより上方に突出するように引き上げられた際に第1ガイドに従動して第2ガイドが本体から上方突出するようにに引き上げられるように伸び、且つ、収納状態で収縮して第2ガイドが本体内に没入すると共に第1ガイドが筒状の第2ガイド内に没入することで伸縮自在なガイドピンが収縮状態で床面下に位置するように構成してあるので、ガイドピンが床面下に収納された状態では筒状をした第2ガイドが本体内に没入して収納され、第1ガイドが筒状をした第2ガイド内に没入して収納されるという簡単な構成でガイドピンの収納深さを浅くできて、直貼りフロアーのような床面下に深い収納部分が形成できないようなフロアーであっても、吊り戸のガイド装置を床面下に埋設できると共に、収納状態で第2ガイドが本体内に没入すると共に第1ガイドが筒状の第2ガイド内に没入して、第1ガイドと筒状をした第2ガイドからなる伸縮自在なガイドピンが収縮状態で床面下に位置するので、第1ガイドと筒状の第2ガイドとよりなるガイドピンが床面上に突出せず、床面の歩行に当たって第1ガイド、第2ガイドよりなるガイドピンが邪魔にならないで歩行できるものであり、しかも、上記のように収縮状態で収納深さを浅くすると共に第1ガイドと筒状の第2ガイドとよりなるガイドピンが床面上に突出しないようにしたにもかかわらず、伸張に当たっては、第1ガイドが磁力による吸引で上方に突出した際に、第1ガイドに従動して第2ガイドが上方に突出して、これにより簡単な構成でガイドピンが床面から上方に突出して走行溝に挿入した状態では吊り戸の走行をガイドするのに十分な突出長さを確保するように伸張することができるものである。
【0035】
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、ガイドピンを磁石を先端に設けた第1ガイドと第1ガイドが上方に突出自在に嵌め込まれた筒状をした第2ガイドとで構成し、第2ガイドを本体内に上方に突出自在に収納し、第1ガイドの下端部に係止部を設けると共に第2ガイドの上端部に係止部が係止自在な被係止部を設け、第1ガイドが磁力の吸引力で上方に引き上げられた際に係止部が被係止部に係止して第1ガイドに従動して第2ガイドが上方に引き上げられるように構成してあるので、第1ガイドが磁力による吸引で上方に突出した際に、第1ガイドに従動して第2ガイドが上方に突出して、これにより簡単な構成でガイドピンが床面から上方に突出した状態で伸張するものであり、一方、床面下に収納された状態では第2ガイドが本体内に収納され、第1ガイドが第2ガイド内に収納され、簡単な構成でガイドピンの収納深さを浅くできるものである。
【0036】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項2記載の発明の効果に加えて、筒状をした本体及び筒状をした第2ガイドの下端部を下方開口とし、第2ガイドの下開口部に第1ガイドの抜け止め部を形成すると共に筒状の本体の下開口部に第2ガイドの抜け止め部を形成してあるので、第1ガイドと第2ガイドとの間から入り込んだごみや第2ガイドと本体との間から入り込んだごみを本体及び第2ガイドの下開口部から排出することができて詰まりを防止でき、スムーズにガイドピンを伸張させながら床面から突出させたり、スムーズに床面下に収縮状態で収納させたりできるものであり、また、第2ガイドの下開口部に第1ガイドの抜け止め部を形成すると共に筒状の本体の下開口部に第2ガイドの抜け止め部を形成することで、下開口部を設けたと言えども、第1ガイド、第2ガイドが必要以上に下方に落ち込むのを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊り戸のガイド装置を用いた吊り戸の概略平面図である。
【図2】同上の一部省略した分解斜視図である。
【図3】同上のガイドピンの昇降を説明する一部破断した部分正面図である。
【図4】同上の断面図である。
【図5】同上の正面図である。
【図6】本発明の吊り戸のガイド装置のガイドピンが縮んで本体内に没入している状態を示す断面図である。
【図7】同上の吊り戸のガイド装置のガイドピンが上方に突出して伸張している状態を示す断面図である。
【図8】(a)は同上の吊り戸のガイド装置の平面図であり、(b)は正面図である。
【図9】同上に用いる外筒を示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図であり、(d)は側面断面図であり、(e)は平断面図である。
【図10】同上に用いる内筒を示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図であり、(d)は底面図である。
【図11】同上に用いる第2ガイドを示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。
【図12】同上に用いる第1ガイドを示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。
【図13】従来例の吊り戸のガイド装置の断面図である。
【符号の説明】
1 吊り戸
2 上レール
3 ランナー
4 床面
5 ガイドピン
6 走行溝
7 本体
8 磁石
9 第1ガイド
10 第2ガイド
11 係止部
12 被係止部
13 抜け止め部
14 抜け止め部

Claims (3)

  1. 吊り戸を上レールにランナーを介して走行自在に吊り下げ、床面に磁力にて突出引退自在に設けられたガイドピンを吊り戸の下端面に形成された走行溝に磁力で突出させて挿入することで走行ガイドを行う吊り戸のガイド装置であって、床面下に本体を埋設し、本体内に先端に磁石を設けた伸縮自在なガイドピンを上方に突出自在に収納し、該ガイドピンを磁石を先端に設けた第1ガイドと第1ガイドが上方に突出自在に嵌め込まれた筒状をした第2ガイドとで構成し、第2ガイドを本体内に上方に突出自在に収納し、磁力による吸引力で第1ガイドが第2ガイドより上方に突出するように引き上げられた際に第1ガイドに従動して第2ガイドが本体から上方に突出するように引き上げられるように伸び、且つ、収納状態で収縮して第2ガイドが本体内に没入すると共に第1ガイドが筒状の第2ガイド内に没入することで伸縮自在なガイドピンが収縮状態で床面下に位置するように構成して成ることを特徴とする吊り戸のガイド装置。
  2. ガイドピンを磁石を先端に設けた第1ガイドと第1ガイドが上方に突出自在に嵌め込まれた筒状をした第2ガイドとで構成し、第2ガイドを本体内に上方に突出自在に収納し、第1ガイドの下端部に係止部を設けると共に第2ガイドの上端部に係止部が係止自在な被係止部を設け、第1ガイドが磁力の吸引力で上方に引き上げられた際に係止部が被係止部に係止して第1ガイドに従動して第2ガイドが上方に引き上げられるように構成して成ることを特徴とする請求項1記載の吊り戸のガイド装置。
  3. 筒状をした本体及び筒状をした第2ガイドの下端部を下方開口とし、第2ガイドの下開口部に第1ガイドの抜け止め部を形成すると共に筒状の本体の下開口部に第2ガイドの抜け止め部を形成して成ることを特徴とする請求項2記載の吊り戸のガイド装置。
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