JP4246046B2 - 吊り戸の下部振止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吊り戸の下部振止装置に関し、特に、ガイドピンの保持を確実にして吊り戸を安定的にガイドできるようにした吊り戸のガイド装置に関するものである。
従来、特許文献1に開示されるように、天井レールにランナーを介して走行自在に吊り下げられた吊り戸に対し、床面に設置した床面設置部材に磁力によって突出可能に設けられたガイドピンが、吊り戸本体の下面に形成された案内溝に挿入されることにより、吊り戸のガイドを行う吊り戸の下部振止装置が知られている。
この吊り戸の下部振止装置は、床に配設されるケースと、該ケースに上方に突出可能に収納されたガイドピンとを備え、ガイドピンを突出させた状態を磁力により維持しながら吊り戸のガイドを行うようにしている。
しかしながら、上記従来の吊り戸のガイド装置は、ガイドピンを突出させた状態を磁力により維持する方式のため、ガイドピンの保持を不確実となりやすく、吊り戸を安定的にガイドでないという問題があった。
また、従来の吊り戸のガイド装置は、ガイドピンを含む床面設置部材側に磁石を設けるようにしているため、床面設置部材の構造が複雑になり製造コストがかかるとともに、床面設置部材側に設けた磁石に鉄粉や金属片が吸着されることにより故障の原因となるという問題があった。
特開平11−71954号公報
本発明は、上記従来の吊り戸の下部振止装置が有する問題点に鑑み、ガイドピンの保持を確実にして吊り戸を安定的にガイドできるようにした吊り戸のガイド装置を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、ガイドピンを含む床面設置部材側に磁石を設けないようにすることにより、床面設置部材の構造を簡易にして製造コストを低廉にするとともに、床面設置部材側に故障の原因となる鉄粉や金属片が吸着されないようにした吊り戸のガイド装置を提供することを第2の目的とする。
上記第1及び第2の目的を達成するため、本発明の吊り戸の下部振止装置は、床面に設置されるケース及び該ケースに磁力にて上方に突出可能に収納されたガイドピンを備えた床面設置部材と、該床面設置部材の突出したガイドピンが挿入される吊り戸本体に配設した案内溝部材とからなる吊り戸の下部振止装置において、前記ケースを円筒体に形成するとともに、前記ガイドピンをケースの内部に摺動可能に収納された円筒体からなる第1筒体と、該第1筒体の内部に摺動可能に収納された有蓋の円筒体からなる第2筒体により形成し、第1筒体及びケースの内周部の対向する2箇所に縦方向の有端のスリット溝を形成し、該スリット溝に、第2筒体及び第1筒体の外周部の対向する2箇所に形成した摺動突起を嵌入するようにし、磁力による吸引力で第2筒体が第1筒体より上方に突出するように引き上げられた際に第2筒体に従動して第1筒体がケースから上方に突出するように引き上げられるように伸び、かつ、収納状態で重力により第1筒体がケース内に没入するとともに第2筒体が第1筒体内に没入するようにし、さらに、第2筒体上に、第2筒体の上部より大径の磁性体材料からなるリング体を固定して、細幅部を形成するとともに、案内溝部材の開口端縁部の溝幅を吊り戸本体の端部側のみガイドピンの幅より広く形成し、吊り戸本体の端部側を除く中央部において前記ガイドピンの細幅部に案内溝部材の開口端縁部を側方から挿入し、ガイドピンを保持するようにし、吊り戸本体の端部側にのみガイドピンを吸着する磁石を配設したことを特徴とする。
また、ガイドピンを、ケースに対して偏心して配設することができる。
また、ケースを、アウター部材を介して、床面に設置するようにすることができる。
また、ケースの底面及びアウター部材の内底面を、ケースとアウター部材とが任意の回転位置で嵌合できる嵌合構造に形成することができる。
本発明の吊り戸の下部振止装置によれば、第2筒体上に、第2筒体の上部より大径の磁性体材料からなるリング体を固定することでガイドピン細幅部を形成するとともに、案内溝部材の開口端縁部の溝幅を吊り戸本体の端部側のみガイドピンの幅より広く形成し、吊り戸本体の端部側を除く中央部において前記ガイドピンの細幅部に案内溝部材の開口端縁部を側方から挿入し、ガイドピンを保持するようにすることにより、ガイドピンの保持を確実にして吊り戸を安定的にガイドできる。
また、ケースを円筒体に形成するとともに、前記ガイドピンをケースの内部に摺動可能に収納された円筒体からなる第1筒体と、該第1筒体の内部に摺動可能に収納された有蓋の円筒体からなる第2筒体により形成し、第1筒体及びケースの内周部の対向する2箇所に縦方向の有端のスリット溝を形成し、該スリット溝に、第2筒体及び第1筒体の外周部の対向する2箇所に形成した摺動突起を嵌入するようにし、磁力による吸引力で第2筒体が第1筒体より上方に突出するように引き上げられた際に第2筒体に従動して第1筒体がケースから上方に突出するように引き上げられるように伸び、かつ、収納状態で重力により第1筒体がケース内に没入するとともに第2筒体が第1筒体内に没入するようにすることでガイドピンを複数段の入れ子状の筒体により形成することにより、ガイドピンに必要なストロークと剛性を確保しながら、ケースを短く形成することができ、これにより、床材の厚さの範囲に収まる浅い埋め込み孔でも設置できるようになり、床スラブが障害となるような建物の床面にも吊り戸の下部振止装置の床面設置部材を容易に設置することができる。
また吊り戸本体の端部側にのみガイドピンを吸着する磁石を配設するようにすることにより、ガイドピンを含む床面設置部材側に磁石を設ける必要がなく、床面設置部材の構造を簡易にして製造コストを低廉にするとともに、床面設置部材側に故障の原因となる鉄粉や金属片が吸着されないようにすることができる。
また、最中心部に位置するガイドピンを除くガイドピン及びケースの内周部の対向する2箇所に縦方向の有端のスリット溝を形成し、該スリット溝に、ガイドピンの外周部の対向する2箇所に形成した摺動突起を嵌入するようにすることにより、簡易な機構により、複数段の入れ子状の筒体により形成したガイドピンの昇降を円滑に行うことができる。
また、ガイドピンを、ケースに対して偏心して配設することにより、ケースを設置する際に、ケースを回転することによって、ガイドピンの吊り戸に対する位置を調整することができる。
また、ケースを、アウター部材を介して、床面に設置することにより、ケースを床面に一旦設置した後でも、アウター部材内でケースを回転することが可能となり、ケースの設置状態が緩むことなく、ガイドピンの吊り戸本体の案内溝部材に対する位置調整を、容易に、かつ何度でも行うことができる。
また、ケースの底面及びアウター部材の内底面を、ケースとアウター部材とが任意の回転位置で嵌合できる嵌合構造に形成することにより、ケースとアウター部材との位置関係を正確に保持することができる。
以下、本発明の吊り戸の下部振止装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6に、本発明の吊り戸の下部振止装置の第1実施例を示す。
この吊り戸の下部振止装置は、床面2に設置されるケース3及びこのケース3に上方に突出可能に収納されたガイドピン4を備えた床面設置部材1と、この床面設置部材1の突出したガイドピン4が挿入される吊り戸本体5に配設した案内溝部材14とからなる。
そして、ガイドピン4の中間位置に細幅部(本実施例の場合は、細径部)72を形成するとともに、案内溝部材14の案内溝14aの開口端縁部14bの溝幅を吊り戸本体5の端部側5aのみガイドピン4の幅(本実施例の場合は、直径)より広く形成し、吊り戸本体5の端部側5aを除く中央部5cにおいてガイドピン4の細幅部72に案内溝部材14の開口端縁部14bを側方から挿入し、ガイドピン4を保持するようにしている。
ケース3は鍔部31を備えた円筒体からなり、内周部の対向する2箇所に縦方向の有端のスリット溝8を備えている。
ガイドピン4は、ケース3に直接摺動可能に収納された第1筒体6と、該第1筒体6の内部に摺動可能に収納された第2筒体7とを備え、第1筒体6と第2筒体7とは、2段の入れ子状に形成されるとともに、ケース3に抜け止めピン9を配設して、ガイドピン4の抜け止めを図るようにしている。
第1筒体6は円筒体からなり、外周部の対向する2箇所に摺動突起10を備えている。これらの摺動突起10は、ケース3のスリット溝8にそれぞれ嵌入されている。また、これらの摺動突起10の内周部側には、第2筒体7の摺動突起10が嵌入される有端のスリット溝8を備えている。
第2筒体7は、有蓋の円筒体からなり、外周部の対向する2箇所に摺動突起10を備えており、これらの摺動突起10は、第1筒体6のスリット溝8にそれぞれ嵌入されている。この第2筒体7の上部には、第2筒体7の上部より大径の鉄等の磁性体材料からなるリング体71が、鉄等の磁性体材料からなる皿ビス11により固定されている。
これにより、ガイドピン4の第2筒体7の中間位置に細径部72が形成されるようにしている。
ガイドピン4内には、必要に応じて、ガイドピン4の重量よりやや小さい付勢力を有するばね12を配設し、このばね12によりガイドピン4を突出する方向に付勢することができる。
これにより、ガイドピン4に磁力が作用した場合に、比較的小さい磁力でも、ガイドピン4を確実に突出させることができる。
また、本実施例の吊り戸の下部振止装置においては、ガイドピン4を、ケース3に対して偏心して配設することにより、ケース3を床面2に設置する際に、ケース3を回転することによって、ガイドピン4の吊り戸本体5の案内溝51に対する位置を調整することができるようにしている。
なお、ケース3とガイドピン4とが同心となるように配設することもできる。
さらに、本実施例の吊り戸の下部振止装置においては、ケース3を床面2に設置するに当たり、ケース3を、合成樹脂等の材料で形成したアウター部材13を介して、床面2に設置するようにしている。
アウター部材13には、ケース3の外周面に形成した抜け止め用溝32に嵌合する抜け止め用突起13aを形成するようにする。
これにより、ケース3を床面2に一旦設置した後でも、アウター部材13内でケース3を回転することが可能となり、ケース3の設置状態が緩むことなく、ガイドピン4の吊り戸本体5の案内溝51に対する位置調整を、容易に、かつ何度でも行うことができる。
一方、吊り戸本体5は、天井レールにランナー(図示省略)を介して走行自在に吊り下げられている。
また、吊り戸本体5の下面には、床面設置部材1の突出したガイドピン4が挿入される案内溝部材14が配設されている。
この案内溝部材14は、図5〜図6に示すように、案内溝部材14の案内溝14aの開口端縁部14bの溝幅を吊り戸本体5の端部側5a(端部側移行部5bは、端部側5aから中央部5cにガイドピン4が円滑に移行するための移行する部分であり、案内溝部材14の開口端縁部14bの溝幅が中央部5cに向けて漸次狭くなるように形成するようにしている。)のみガイドピン4の幅(本実施例の場合は、直径)より広く形成し、吊り戸本体5の端部側5aを除く中央部5cにおいてガイドピン4の細幅部72に案内溝部材14の開口端縁部14bを側方から挿入し、ガイドピン4を保持するようにする。
そして、吊り戸本体5の端部側5a(端部側移行部5bを含む。)にのみガイドピン4を吸着する磁石15を配設するようにしている。
なお、本実施例においては、案内溝部材14を、吊り戸本体5の端部側5a(端部側移行部5bを含む。)の部分14Aと、吊り戸本体5の中央部5cの部分14Bとに、分割して形成しているが、分割位置はこれに限定されず、また、全体を一体に形成することもできる。
この吊り戸の下部振止装置は、吊り戸本体5が、床面2に設置された床面設置部材1の上方位置に来ると、図2に示すように、吊り戸本体5の端部側5aに配設した磁石15によって、第2筒体7の鉄等の磁性体材料からなるリング体71及び皿ビス11が吸着され、ガイドピン4(第1筒体6及び第2筒体7)はケース3内から上方に突出し、吊り戸本体5の案内溝部材14の案内溝14aに自動的に挿入される。
そして、さらに吊り戸本体5が移動することにより、図3〜図4に示すように、ガイドピン4の幅(本実施例の場合は、直径)より狭く形成した、吊り戸本体5の端部側5aを除く中央部5cにおいてガイドピン4の細幅部72に案内溝部材14の開口端縁部14bを側方から挿入し、ガイドピン4を保持するようにする。
これにより、ガイドピン4を吸着する磁石が存在しない吊り戸本体5の中央部5cにおいて、ガイドピン4を確実に保持することができる。
なお、吊り戸本体5が、床面2に設置された床面設置部材1の上方位置から去ると、ガイドピン4(第1筒体6及び第2筒体7)は重力によりケース3内に退入する。
ところで、上記第1実施例の吊り戸の下部振止装置においては、アウター部材13を無底に形成するようにしたが、図7に示す本発明の吊り戸の下部振止装置の第2実施例のように、アウター部材13を有底(少なくとも、部分的に有底)に形成するとともに、アウター部材13の内底面及びこれに当接する床面設置部材1のケース3の底面を、ケース3とアウター部材13とが任意の回転位置で嵌合できる嵌合構造(本実施例においては、凹凸形状)32、13bに形成することもできる。
これにより、ケース3とアウター部材13との位置関係を正確に保持することができ、ケース3の設置状態が緩むことなく、ガイドピン4の吊り戸本体の案内溝51に対する位置調整を、容易に、かつ何度でも行うことができる。
なお、この第2実施例の吊り戸の下部振止装置のその他の構成は、上記第1実施例の吊り戸の下部振止装置と同様である。
この吊り戸の下部振止装置によれば、ガイドピン4の中間位置に細幅部72を形成するとともに、案内溝部材14の開口端縁部14bの溝幅を吊り戸本体5の端部側5aのみガイドピン4の幅より広く形成し、吊り戸本体5の端部側5aを除く中央部5cにおいて前記ガイドピン4の細幅部に案内溝部材14の開口端縁部14bを側方から挿入し、ガイドピン4を保持するようにすることにより、ガイドピン4の保持を確実にして吊り戸を安定的にガイドできる。
また、ガイドピン4の少なくとも一部を磁性体材料で構成するとともに、吊り戸本体5の端部側5aにのみガイドピン4を吸着する磁石15を配設するようにすることにより、ガイドピン4を含む床面設置部材1側に磁石を設ける必要がなく、床面設置部材1の構造を簡易にして製造コストを低廉にするとともに、床面設置部材1側に故障の原因となる鉄粉や金属片が吸着されないようにすることができる。
以上、本発明の吊り戸の下部振止装置について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明の吊り戸の下部振止装置は、これらの実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、ガイドピンを3段以上の入れ子状とするなど、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することが可能である。
また、上記各実施例の吊り戸の下部振止装置は、特に材料を限定していない部材については、合成樹脂のほか、金属等の任意の材料で形成することができる。
本発明の吊り戸の下部振止装置は、ガイドピンの保持を確実にして吊り戸を安定的にガイドできることから、鉄筋コンクリートの建物等において床スラブ等が障害となって深い埋め込み孔を形成することが困難な場合等を含め、吊り戸の下部振止の用途に広く用いることができる。
本発明の吊り戸の下部振止装置の第1実施例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図、(d)は底面図である。 同吊り戸の下部振止装置の吊り戸本体の端部側での動作状態を示す断面図である。 同吊り戸の下部振止装置の吊り戸本体の端部側移行部での動作状態を示す断面図である。 同吊り戸の下部振止装置の吊り戸本体の中央部での動作状態を示す断面図である。 同吊り戸の下部振止装置の吊り戸本体を示し、(a)は正面図、(b)は底面図である。 同吊り戸の下部振止装置の案内溝部材を示し、(a)は左(開口側)側面図、(b)は一部破断した正面図、(c)は右(中央部側)側面図、(d)は底面図である。 本発明の吊り戸の下部振止装置の第2実施例を示し、(a)はアウター部材の平面図、(b)は同正面図、(c)は床面設置部材(ケース)の正面図である。
符号の説明
1 床面設置部材
2 床
3 ケース
31 鍔部
32 抜け止め用溝
33 嵌合構造(凹凸形状)
4 ガイドピン
5 吊り戸本体
5a 端部側
5b 端部側移行部
5c 中央部
6 第1筒体
7 第2筒体
71 リング体
72 細径部(細幅部)
8 スリット溝
9 抜け止めピン
10 摺動突起
11 皿ビス
12 ばね
13 アウター部材
13a 抜け止め用突起
13b 嵌合構造(凹凸形状)
14 案内溝部材
14a 案内溝
14b 開口端縁部
15 磁石

Claims (4)

  1. 床面に設置されるケース及び該ケースに磁力にて上方に突出可能に収納されたガイドピンを備えた床面設置部材と、該床面設置部材の突出したガイドピンが挿入される吊り戸本体に配設した案内溝部材とからなる吊り戸の下部振止装置において、前記ケースを円筒体に形成するとともに、前記ガイドピンをケースの内部に摺動可能に収納された円筒体からなる第1筒体と、該第1筒体の内部に摺動可能に収納された有蓋の円筒体からなる第2筒体により形成し、第1筒体及びケースの内周部の対向する2箇所に縦方向の有端のスリット溝を形成し、該スリット溝に、第2筒体及び第1筒体の外周部の対向する2箇所に形成した摺動突起を嵌入するようにし、磁力による吸引力で第2筒体が第1筒体より上方に突出するように引き上げられた際に第2筒体に従動して第1筒体がケースから上方に突出するように引き上げられるように伸び、かつ、収納状態で重力により第1筒体がケース内に没入するとともに第2筒体が第1筒体内に没入するようにし、さらに、第2筒体上に、第2筒体の上部より大径の磁性体材料からなるリング体を固定して、細幅部を形成するとともに、案内溝部材の開口端縁部の溝幅を吊り戸本体の端部側のみガイドピンの幅より広く形成し、吊り戸本体の端部側を除く中央部において前記ガイドピンの細幅部に案内溝部材の開口端縁部を側方から挿入し、ガイドピンを保持するようにし、吊り戸本体の端部側にのみガイドピンを吸着する磁石を配設したことを特徴とする吊り戸の下部振止装置。
  2. ガイドピンを、ケースに対して偏心して配設したことを特徴とする請求項記載の吊り戸の下部振止装置。
  3. ケースを、アウター部材を介して、床面に設置するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の吊り戸の下部振止装置。
  4. ケースの底面及びアウター部材の内底面を、ケースとアウター部材とが任意の回転位置で嵌合できる嵌合構造に形成したことを特徴とする請求項記載の吊り戸の下部振止装置。
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