JP3501053B2 - 吊り戸のガイド装置 - Google Patents

吊り戸のガイド装置

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JP3501053B2 JP33786099A JP33786099A JP3501053B2 JP 3501053 B2 JP3501053 B2 JP 3501053B2 JP 33786099 A JP33786099 A JP 33786099A JP 33786099 A JP33786099 A JP 33786099A JP 3501053 B2 JP3501053 B2 JP 3501053B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、吊り戸の下部をガ
イドする吊り戸のガイド装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から吊り戸本体が上レールにランナ
ーを介して走行自在に吊り下げられ、床面に磁力にて突
出引退自在に設けられたガイドピン102が、吊り戸本
体の下端面に形成された走行溝にその突出状態で挿入さ
れて走行ガイドを行う吊り戸のガイド装置101が特開
平11−71954号公報等により知られている。この
吊り戸のガイド装置101は、外筒103を床面下に埋
設し、この外筒103内にガイドピン102を上方に突
出自在に収納した内筒104を嵌め込んで取付けて構成
されている。 【0003】そして、吊り戸本体の下端面に形成された
走行溝の両端部に吸引磁石を取付け、この吸引磁石はい
ずれもN極とS極とを走行溝の長手方向に並ぶように配
置し、この場合、両吸引磁石の外側には同じ極が位置し
且つ両吸引磁石の内側には同じ極が位置するようにして
ある。一方、ガイドピン102の上端部には磁石105
が設けられ、該磁石105はN極とS極が上下方向に並
ぶようにしてあり、ガイドピン102に設けた磁石10
5の上面側が上記吸引磁石の外側に位置する極と同極に
してある。 【0004】吊り戸本体が上レールに吊り下げられた状
態で移動して、吊り戸本体の走行溝の一端部に設けた吸
引磁石のN極、S極のうち内側に位置する極がガイドピ
ン102と対向する位置になると、異極であるためガイ
ドピン102が上方に引き上げられる。この状態で吊り
戸本体を移動すると走行溝にガイドピン102が挿入さ
れてガイドされた状態で吊り戸本体ががたつくことなく
スムーズに移動するものである。吊り戸本体が移動して
走行溝の他端部に設けた吸引磁石のN極、S極のうち外
側に位置する極がガイドピン102と対向する位置にな
ると、同極であるためガイドピン102が反発して下方
に移動して内筒104内に没入する。 【0005】上記のような従来の吊り戸のガイド装置1
01にあっては、ガイドピン102が吊り戸本体の下端
面部の走行溝内と対向する時のみ上方に突出して吊り戸
本体の下端部の走行ガイドを行い、吊り戸本体の走行溝
がガイドピン102から離れた状態では、ガイドピン1
02が床面よりも下方に没入しており、この結果、歩行
の際にガイドピン102が邪魔にならないようになって
いる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の吊り戸のガイド装置101においては、内筒104
に棒状のガイドピン102が挿入されているが、吊り戸
本体をガイドする際の強度を確保するために、ガイドピ
ン102に一定以上のストロークを与えてガイドピン1
02が走行溝内に挿入された際の挿入深さを確保する必
要がある。さらに、ガイドピン102が突出した状態
で、ガイドピン102を内筒104に確実に保持させる
必要があるため、突出した状態での埋め込み深さを確保
しなければならない。そのため、棒状のガイドピン10
2が一定以上の長さにならざるを得ず、それを収容する
吊り戸のガイド装置101全体が縦方向に長くなるとい
う問題があった。この場合には、床にその縦方向の長さ
より深い埋め込み孔を形成しなくてはならないが、鉄骨
鉄筋コンクリートの建物の床などに設置する場合には、
床スラブ内の鉄骨が障害となって、このような深い埋め
込み孔を形成することが困難な場合があるため、その位
置には設置できないという問題があった。 【0007】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、床に深い埋め込み孔を必
要としない吊り戸のガイド装置を提供することである。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の吊り戸のガイド装置にあっては、床面に配
設されたケースに水平状態で収容され、両端に極性が異
なる磁石を有し、その重心を回転自在に軸支されたガイ
ドピンと、吊り戸本体の下端面に位置し前記ガイドピン
の先端が挿入される走行溝と、該走行溝の端部に位置し
前記ガイドピン先端の磁石を吸引する吸引磁石とを設け
る。 【0009】この吊り戸のガイド装置においては、吊り
戸をスライドさせてガイドピン先端の上方に位置させる
と、その下端面に位置する吸引磁石により、ガイドピン
の先端が吸着される一方、ガイドピンの後端は吸引磁石
に反発する。このガイドピンは、その重心が回転自在に
軸支されているので、これら両端に加わる磁力によりス
ムーズにガイドピン先端が突出した状態となる。さらに
吊り戸をスライドさせると、ガイドピンの先端が走行溝
に挿入され、吊り戸の下端をガイドすることができ、そ
のがたつきを防止することができる。そして、吊り戸が
通過すると、ガイドピンの先端の拘束が解かれ、水平状
態にもどる。これによりガイドピンは床から突出しなく
なり、障害とならなくなる。 【0010】前記ガイドピンの先端が回動自在なローラ
ー状に形成されていることも好ましい。 【0011】この場合には、ガイドピンの先端が走行溝
に挿入された際、ガイドピンの先端が回動自在なローラ
ー状に形成されているので、走行溝内をスムーズに摺動
することができ、もって吊り戸をスムーズにスライドさ
せることができる。 【0012】 【発明の実施の形態】本発明の基本となる参考形態につ
いて図面に基づき説明する。本参考形態の吊り戸のガイ
ド装置は、床面に配設されたケース1に水平状態で収容
され、両端に極性の異なる磁石2a,2bを有し、その
重心を回転自在に軸支されたガイドピン3と、吊り戸本
体6の下端面に位置し前記ガイドピン3の先端3aが挿
入される走行溝7と、該走行溝7の端部に位置し前記ガ
イドピンの磁石2a,2bを吸引する吸引磁石8とを
設けたものである。 【0013】吊り戸本体6の上端の両端部にはランナー
(図示せず)が設けてあり、これらランナーは天井など
に取付けた上レールに走行自在に嵌め込まれており、吊
り戸本体は、ランナーを介して上レールに走行自在に吊
り下げられている。上レールの下方の床面には上レール
と平行に、ケース1に収容されたガイドピン3が適宜間
隔を隔てて設けられている。 【0014】吊り戸本体6の下端面には略全長にわたっ
て走行溝7が形成されている。走行溝7の両端部にはそ
れぞれ吸引磁石8が取付けられており、この吸引磁石8
はいずれもガイドピン3の先端3aに取り付けられた磁
石2aを吸引する極が下側に向くように配設されてい
る。また、上記吸引磁石の両側には鉄板のような磁性体
にて形成された傾斜ガイド9が設けられている。これら
走行溝7および吸引磁石8はビス10にて固定されてい
る 【0015】ケース1は、真鍮、ステンレスなどの金属
で縦長の箱型に形成されている。この上面にはガイドピ
ン3がちょうど挿通できる大きさの、矩形の開口が設け
られており、その上面と、水平状態のガイドピン3の上
面とが略同一平面状に位置するようにガイドピン3が収
容される。また、このケース1は、ガイドピン3を垂直
状態にすることができる程度の深さを有している。 【0016】ガイドピン3は、鉄などの金属製の棒状で
あり、その両端3a,3bには球状の磁石2a,2bが
設けられている。この磁石2a,2bは別体の磁石を固
着することで構成しても良いし、ガイドピン3そのもの
が磁性を有するようにして構成しても良い。ガイドピン
3は、このケース1を横断する方向に配設される軸4に
より回転自在に軸支される。この軸4は、ガイドピン3
の長手方向の重心を貫通しており、平常時はこれにより
両端のバランスが保たれて、ガイドピン3は水平状態と
なり、床面から突出しない。また、このガイドピン3
は、その長手方向と、吊り戸本体6のスライド方向とが
一致するように配設されている。 【0017】この吊り戸のガイド装置の動作について説
明する。図1に示すように、吊り戸本体6をスライドさ
せて、ガイドピン先端3aの上方に位置させると、その
下端面に位置する吸引磁石8により、ガイドピン先端3
aの磁石2aが吸引される一方、ガイドピン後端3bの
磁石2bは吸引磁石8に反発する。このガイドピン3
は、その重心が回転自在に軸4により軸支されているの
で、これら両端に加わるこれらの磁力により斜めに傾斜
し、図示するようなガイドピン先端3aが突出した状態
となる。さらに吊り戸本体6をスライドさせると、図1
に破線で示すように、ガイドピン先端3aが走行溝7に
挿入され、図2に示すように、吊り戸本体6の下端をガ
イドすることができ、そのがたつきを防止することがで
きる。そして、吊り戸本体6が通過すると、ガイドピン
先端3aの拘束が解かれ、水平状態にもどる。これによ
りガイドピン3は床から突出しなくなり、障害とならな
くなる。 【0018】 尚、上記参考形態では、ガイドピン3の
端部3a,3bの磁石2a,2bを球状に形成したが、
これを図5に示すような、回動自在なローラー状に形成
すると良い。この場合に、本発明の実施の形態となるも
ので、ガイドピン3の先端3aが走行溝7内をスムーズ
に摺動することができるので、吊り戸本体6をスムーズ
に移動させることができる。 【0019】 また、前記参考形態では、ケース1の深
さを、ガイドピン3が垂直にすることができる深さとし
たが、ガイドピン先端3aが突出して斜めになったとき
にその後端3bが衝突しない程度の深さにすれば足り
る。この場合には、さらにケース1を埋め込む埋め込み
孔を浅くすることができる。 【0020】 さらには、前記参考形態では、ガイドヒ
ン3を、その重心を挟んで対称の形状にしたが、後端側
を拡大するようにすれば、重心の位置を変えずにその後
端側の長さを短くすることができ、ケース1の深さをさ
らに小さいものとすることができる。 【0021】 【発明の効果】本発明の吊り戸のガイド装置は、上述の
実施態様の如く実施されて、請求項1記載の発明による
と、ガイドピンは、このように回転して突出するので、
従来のような棒状のガイドピンが垂直に上下ものより、
ガイドピンを収容するケースを浅いものとすることがで
きる。これにより、ケースが埋設される埋め込み孔を浅
いものとすることができ、深い埋め込み孔を形成するこ
とができない床にも設置することができる。 【0022】 しかも、ガイドピンの先端が走行溝に挿
入された際、ガイドピンの先端が回動自在なローラー状
に形成されているので、走行溝内をスムーズに摺動する
ことができ、もって吊り戸をスムーズにスライドさせる
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の基本となる参考形態の吊り戸のガイド
装置を示す縦断面図である。 【図2】同図1と直角方向の縦断面図である。 【図3】同吊り戸本体の下端面を示す底面図である。 【図4】同平常時のガイドピンを示す平面図である。 【図5】本発明の実施の形態であるガイドピンの先端を
示す側面図である。 【図6】従来の実施の形態を示す縦断面図である。 【符号の説明】 1 ケース 2a,2b 磁石 3 ガイドピン 3a ガイドピン先 6 吊り戸本体 7 走行溝 8 吸引磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/06 E05D 13/00 E05C 17/56

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 床面に配設されたケースに略水平状態で
    収容され、両端に極性が異なる磁石を有し、その重心を
    回転自在に軸支されたガイドピンと、吊り戸本体の下端
    面に位置し前記ガイドピンの先端が挿入される走行溝
    と、該走行溝の端部に位置し前記ガンドピン先端の磁石
    を吸引する吸引磁石とを設けてなり、前記ガンドピンの
    先端が回動自在なローラー状に形成されていることを特
    徴とする吊り戸のガイド装置。
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