JP2559588Y2 - 吊戸の戸当たり構造 - Google Patents

吊戸の戸当たり構造

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JP2559588Y2
JP2559588Y2 JP1990100410U JP10041090U JP2559588Y2 JP 2559588 Y2 JP2559588 Y2 JP 2559588Y2 JP 1990100410 U JP1990100410 U JP 1990100410U JP 10041090 U JP10041090 U JP 10041090U JP 2559588 Y2 JP2559588 Y2 JP 2559588Y2
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door
guide pin
hanging
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hanging door
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三男 寺園
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、吊戸の戸当たり構造に関し、詳しくは簡単
な改良にて、吊戸を戸当たりに当接させた場合の横振れ
を抑制して吊戸同士が擦られるのを回避しようとする技
術に係るものである。
[従来の技術] 従来、吊戸本体が上レールにランナーを介して走行自
在に吊下げ保持された複数枚の吊戸本体は、その閉塞時
において、開口端部面に当接され、このような当接状態
において揺れが生じやすいものとなっていた。
[考案が解決しようとする課題] そしてこのように揺れが生じると、吊戸本体同士が擦
られ、その表面に傷がつくなどの問題がある。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、この目的とするところは、簡単な改良にて、吊戸本
体が揺れるのを阻止して、吊戸本体に擦り傷が付くのを
回避できる吊戸の戸当たり構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の吊戸の戸当たり構造は、引き違い式に上レー
ル1にランナー2を介して走行自在に吊下げ保持された
複数枚の吊戸本体3に対する戸当たり構造であって、床
面11に、磁力にて浮上されるとともに自由状態で床面下
に沈むガイドピン4を設け、吊戸本体3の下端の全長に
上記ガイドピン4が突入されて走行ガイドをおこなう走
行溝5を吊戸本体3の下端の全長に形成し、吊戸本体3
の側端面に凹所14を形成するとともに戸当たり箇所に凹
所14に嵌入する凸部15を設けて成ることを特徴とするも
のである。
[作用] このように、引き違い式に上レール1にランナー2を
介して走行自在に吊下げ保持された複数枚の吊戸本体3
に対する戸当たり構造であって、床面11に、磁力にて浮
上されるとともに自由状態で床面下に沈むガイドピン4
を設け、吊戸本体3の下端の全長に上記ガイドピン4が
突入されて走行ガイドをおこなう走行溝5を吊戸本体3
の下端の全長に形成し、吊戸本体3の側端面に凹所14を
形成するとともに戸当たり箇所に凹所14に嵌入する凸部
15を設けてあるから、つまり、複数枚が引き違い式に並
置される各吊戸本体3は、戸当たりに当接させると、凹
所14が凸部15に嵌入して各吊戸本体3を揺らすことなく
位置決めができ、吊戸において横揺れを阻止することが
でき、床面のガイドピン4を磁力で突出させ、このガイ
ドピン4を吊戸本体3の下端の走行溝5に挿入して吊戸
本体3を走行させる際に、吊戸本体3のガイドピン4に
対する位置を決めやすく、ガイドピン4に対して吊戸本
体3が左右に変位して、ガイドピン4が走行溝5の側壁
を擦って発音が生じるのを軽減でき、かつ、円滑に走行
をおこなうことができるものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
吊戸本体3の上端の前後部にはランナー2,2が取付け
られ、これらランナー2が走行受片10,10を備えた断面
コ字型の上レール1に走行自在に挿入され、吊戸本体3
を上レール1に走行自在に保持してある。床面11には適
宜間隔を隔ててガイドピン4が磁力にて突出引退自在に
設けられている。そして吊戸本体3の下端には走行溝5
が全長に形成されている。走行溝5は鉄板のような磁性
体にて形成されている。吊戸本体3の走行溝3の前後端
部には吸引用磁石7を設けてある。しかして吊戸本体3
の閉塞方向への走行に際して、床面下に沈んでいるガイ
ドピン4を吸引用磁石7にて磁着して引き上げ、ガイド
ピン4が吊戸本体3の下端面の走行溝5に突入し、かか
る突入状態が維持されて走行ガイドをおこなうことがで
きるようにしてある。
ガイドピン4は床面下に埋入された外筒12に対して昇
降自在に挿入され、ガイドピン4の先端に磁石6を取付
けてある。このようなガイドピン4及びこれを昇降自在
に保持する外筒12の構成は種々設計変更可能である。ガ
イドピン4の先端に設けた磁石6とはその磁極を異なら
せた吸引用磁石7が吊戸本体3側で、走行溝5の先端部
に設けられている。かかる吸引用磁石7は略水平になさ
れていて、吸引用磁石7の他極をガイドピン4側の磁石
6とは同極になしてガイドピン4を床面下に引退させる
反発用の磁石部分9になしてある。この吸引用磁石7の
両側には鉄板のような磁性体にて形成された傾斜ガイド
8が形成されている。
このように、ガイドピン4の先端に設けた磁石6とは
その磁極を異ならせた吸引用磁石7が吊戸本体3側に設
けられ、かかる吸引用磁石7を略水平になして吸引用磁
石7の他極をカイドピン4側の磁石6とは同極になして
ガイドピン4を床面下に引退させる反発用の磁石部分9
になしてある。そして吸引用磁石7はその一端側におい
ては下端から上端まで同極であり、かつ吸引用磁石7の
他端においても下端から上端まで同極である。したがっ
て、吸引用磁石7にてガイドピン4の磁石6を介してガ
イドピン4を上昇させ、傾斜ガイド部8をへてこれを走
行溝5に案内するのに、その案内時に吸引用磁石7にて
ガイドピン4の磁石6を反発することがなく、ガイドピ
ン4を走行溝5に円滑にガイドするものである。そし
て、吸引用磁石7の他方の磁極部分、つまり反発用の磁
石部分9においてもガイドピン4の磁石6に対して磁着
するようなことがない。このようにガイドピン4の反発
作用も所定通りにおこなえ、ガイドピン4の動きを誤り
なく正しくおこなえるのである。ガイドピン4の外周部
には摺動用の突条13が形成され、外筒12に対して軽く昇
降することができるようにしてある。
そして、吊戸本体3の側端面に凹所14を形成するとと
もに戸当たり箇所に凹所14に嵌入する凸部15を設けてあ
る。凸部15は第7図に示すように、ゴムや合成樹脂にて
一連に一体成形して形成しても、また、独立形成しても
よい。そして凸部15をゴムのような弾性体にて形成して
弾性を付与してもよい。
このように、吊戸本体3の側端面に凹所14を形成する
とともに戸当たり箇所に凹所14に嵌入する凸部15を設け
ることで、吊戸本体3を戸当たり箇所に当接させた場合
には、戸当たり箇所に設けた凸部15が吊戸本体3の凹所
14に嵌入して、吊戸本体3の横揺れを阻止し、吊戸本体
3同士が擦られのを回避し、このように吊戸本体3同士
の接触を回避し、複数枚の吊戸本体3をその厚さ方向に
並べる場合の収まりスペースを小に抑えるのである。
なお、実施例においては、ガイドピン4は磁力にて昇
降させるようにしたが、他の手段にて昇降させるように
してもよい。
また、ガイドピン4は戸当たり側の床面にも設けたが
その配設位置は種々変更可能である。
また、凹所14及び凸部15は吊戸本体3の全長及び戸当
たり箇所の全長に形成しても、また部分的に設けてもよ
い。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、引き違い式に上レールにラン
ナーを介して走行自在に吊下げ保持された複数枚の吊戸
本体に対する戸当たり構造であって、床面に、磁力にて
浮上されるとともに自由状態で床面下に沈むガイドピン
を設け、吊戸本体の下端の全長に上記ガイドピンが突入
されて走行ガイドをおこなう走行溝を吊戸本体の下端の
全長に形成し、吊戸本体の側端面に凹所を形成するとと
もに戸当たり箇所に凹所に嵌入する凸部を設けてあるか
ら、つまり、複数枚が引き違い式に並置される各吊戸本
体は、戸当たりに当接させると、凹所が凸部に嵌入して
各吊戸本体を揺らすことなく位置決めができ、吊戸にお
いて横揺れを阻止することができ、床面のガイドピンを
磁力で突出させ、このガイドピンを吊戸本体の下端の走
行溝に挿入して吊戸本体を走行させる際に、吊戸本体の
ガイドピンに対する位置を決めやすく、ガイドピンに対
して吊戸本体が左右に変位して、ガイドピンが走行溝の
側壁を擦って発音が生じるのを軽減でき、かつ、円滑に
走行をおこなうことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部破断した正面図、第2
図は同上の縦断面図、第3図(a)(b)(c)は同上
の一部破断した正面図、同上のガイドピンの吸引及び反
発作用を示す説明図、同上の磁力線を示す説明図、第4
図は同上のガイドピンの側断面図、第5図は同上の一部
破断した概略平断面図、第6図は同上の凸部の斜視図、
第7図(a)(b)(c)は同上の凸部の他の実施例の
平面図、正面図、側面図である。 1……上レール、2……ランナー、3……吊戸本体、14
……凹所、15……凸部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】引き違い式に上レールにランナーを介して
    走行自在に吊下げ保持された複数枚の吊戸本体に対する
    戸当たり構造であって、床面に、磁力にて浮上されると
    ともに自由状態で床面下に沈むガイドピンを設け、吊戸
    本体の下端の全長に上記ガイドピンが突入されて走行ガ
    イドをおこなう走行溝を吊戸本体の下端の全長に形成
    し、吊戸本体の側端面に凹所を形成するとともに戸当た
    り箇所に凹所に嵌入する凸部を設けて成る吊戸の戸当た
    り構造。
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JPH0456885U JPH0456885U (ja) 1992-05-15
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JPS4313885Y1 (ja) * 1964-08-12 1968-06-12
JPS5226194U (ja) * 1975-08-15 1977-02-23

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