JPH08338170A - 引き戸装置 - Google Patents

引き戸装置

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Publication number
JPH08338170A
JPH08338170A JP14699795A JP14699795A JPH08338170A JP H08338170 A JPH08338170 A JP H08338170A JP 14699795 A JP14699795 A JP 14699795A JP 14699795 A JP14699795 A JP 14699795A JP H08338170 A JPH08338170 A JP H08338170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
door
iron plate
rollers
magnets
Prior art date
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Pending
Application number
JP14699795A
Other languages
English (en)
Inventor
Chitoshi Kihara
千利 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YASUDA KK
Original Assignee
YASUDA KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08338170A publication Critical patent/JPH08338170A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 引き戸1の上端に少なくとも2個の戸車3を
設けると共に、それぞれの戸車3の前後に磁石4を配
し、さらに引き戸1の上端を案内する上部走行路の前記
磁石4と対応する位置に鉄板7を架設し、磁石4と鉄板
7との吸引力を利用して引き戸1を下部走行路より浮上
させると共に、前記戸車3により磁石4と鉄板7との間
に隙間を形成している引き戸装置とした。 【効果】 この発明の引き戸装置では、引き戸が磁石に
より吸引されて下部走行路より浮上しており、下部走行
路に溝やレールが不要となるので、下部走行路に凹凸が
なく、掃除がしやすい。さらに、建具に適用した場合に
は、下部走行路に凹凸がないので車椅子を使用したとき
でも移動しやすい。また、引き戸は磁石により吸引され
て浮上しているので、立て付けに狂いが生じても、引き
戸が外れない。またさらに、下部走行路との摩擦抵抗が
無くなるので、少しの力でも開閉できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建具や家具の引き戸
装置に関するものであり、詳しくは磁石と鉄との吸引力
を利用して引き戸を下部走行路より浮上させて走行させ
るようにした装置である。
【0002】
【従来の技術】従来の引き戸装置は、上部走行路と下部
走行路に設けた溝に上端と下端を嵌入して滑らせて走行
させるものや、下部走行路の溝の代わりにレールを設け
て、レールの上を戸車で走行させるものであった。
【0003】そのため、下部走行路に凹凸ができ、掃除
がしにくいという問題や、建具に適用した場合には、車
椅子を使用して移動するときの障害になるという問題点
があった。
【0004】さらに、立て付けに狂いが生じ、上部走行
路と下部走行路の間の距離が広くなった場合には、引き
戸が外れやすくなるという問題点があった。
【0005】またさらに、引き戸の下部と下部走行路と
の間の摩擦抵抗が大きく、スムーズに開閉できないとい
う問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
上記の問題点を解決し、下部走行路に凹凸がなく、しか
も立て付けに狂いが生じて上部走行路と下部走行路の間
の距離が広くなった場合でも引き戸が外れることがな
く、しかも開閉がスムーズな引き戸装置を提供すること
を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明で
は、引き戸1の上端に少なくとも2個の戸車3を設ける
と共に、それぞれの戸車3の前後に磁石4を配し、さら
に引き戸1の上端を案内する上部走行路の全長に前記磁
石4との吸引力を利用して引き戸1を下部走行路より浮
上させる鉄板7を配し、さらに、前記戸車3により磁石
4と鉄板7との間に隙間を形成している引き戸装置とし
た。
【0008】前記引き戸1の下端にガイド溝5を形成
し、下部走行路に前記ガイド溝5と遊嵌するガイドピン
8を立設することが好ましい。
【0009】
【作用】この発明の引き戸装置では、上部走行路に配し
た鉄板7を、引き戸1の磁石4が吸引するので、引き戸
1は下部走行路より浮上する。そのため、下部走行路に
は溝やレールが不要となる。
【0010】また、引き戸1は浮上しており、しかも戸
車3により鉄板7と磁石4が吸着していないので、摩擦
抵抗が少なくなり、少しの力でも開閉できるようにな
る。
【0011】前記引き戸1の下端にガイド溝5を形成
し、下部走行路に前記ガイド溝5と遊嵌するガイドピン
8を立設すれば、引き戸1が横揺れしなくなる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の引き戸装置の構造を建具に
適用した例を示して説明する。
【0013】図1は、この発明の引き戸装置の斜視図で
あり、1は引き戸、2は鴨居、3は敷居である。
【0014】引き戸1の上端の前部及び後部には、戸車
3が設けられており、さらにその前後には磁石4が固定
されている。また、引き戸1の下端には、ガイド溝5が
長さ方向に全長に渡り形成されている。
【0015】鴨居2には、引き戸1の上端を嵌入する溝
6が形成されており、上部走行路となっている。さら
に、溝6の奥には、鉄板7が配されている。
【0016】敷居3には、引き戸1のガイド溝5と遊嵌
するガイドピン8を立設している。上記構成からなる引
き戸装置は、図2に示すように、引き戸1の上端を鴨居
2の溝6に嵌入し、下端のガイド溝5にガイドピン8を
遊嵌させて使用される。
【0017】このとき、引き戸1の上端の磁石4が鴨居
2の溝6の奥にある鉄板7を吸引し、引き戸1を敷居3
より浮上させる。さらに、磁石4と鉄板7が吸着してし
まわないように磁石4と鉄板7との間に戸車3により隙
間を形成するようにしている。前記隙間は、磁石4と鉄
板7とが接触せず、且つ磁石4が鉄板7を吸引し、その
吸引力で引き戸1を浮上可能な距離であれば任意に設定
できるが、具体的には0.1mm 〜3mmの間で設定するのが
好ましい。前記鉄板7は、溝6の全長に渡り配されてお
り、磁石4の吸引力が鴨居2の場所により変わることが
ないので、吸引力が安定しており、使用する磁石4の数
を減らすことができ、簡単に施工できるようになってい
る。
【0018】ガイドピン8は、絶えず引き戸1のガイド
溝5に嵌まる位置に立設されており、引き戸1の横揺れ
を防止している。引き戸1の走行可能な距離が長い場合
には、ガイドピン8の数を複数にし、いずれかのガイド
ピン8が絶えずガイド溝5に嵌まっているようにして実
施することもできる。
【0019】
【発明の効果】この発明の引き戸装置では、上述の通り
構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0020】この発明の引き戸装置では、引き戸が磁石
により吸引されて下部走行路より浮上しており、下部走
行路に溝やレールが不要となるので、下部走行路に凹凸
がなく、掃除がしやすい。さらに、建具に適用した場合
には、下部走行路に凹凸がないので車椅子を使用したと
きでも移動しやすい。
【0021】また、引き戸は磁石により吸引されて浮上
しているので、立て付けに狂いが生じても、引き戸が外
れない。
【0022】またさらに、下部走行路との摩擦抵抗が無
くなるので、少しの力でも開閉できる。
【0023】前記引き戸1の下端にガイド溝5を形成
し、下部走行路に前記ガイド溝5と遊嵌するガイドピン
8を立設すれば、引き戸1が横揺れしなくなり、安定し
た状態で走行できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の引き戸装置の分解斜視図である。
【図2】この発明の引き戸装置の断面図である。
【符号の説明】
1 引き戸 3 戸車 4 磁石 5 ガイド溝 7 鉄板 8 ガイドピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き戸(1)の上端に少なくとも2個の
    戸車(3)を設けると共に、それぞれの戸車(3)の前
    後に磁石(4)を配し、さらに引き戸(1)の上端を案
    内する上部走行路の全長に前記磁石(4)との吸引力を
    利用して引き戸(1)を下部走行路より浮上させる鉄板
    (7)を配し、さらに、前記戸車(3)により磁石
    (4)と鉄板(7)との間に隙間を形成するようにした
    ことを特徴とする引き戸装置。
  2. 【請求項2】 引き戸(1)の下端にガイド溝(5)を
    形成し、下部走行路に前記ガイド溝(5)と遊嵌するガ
    イドピン(8)を立設したことを特徴とする請求項1記
    載の引き戸装置。
JP14699795A 1995-06-14 1995-06-14 引き戸装置 Pending JPH08338170A (ja)

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JP14699795A JPH08338170A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 引き戸装置

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JP14699795A JPH08338170A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 引き戸装置

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JPH08338170A true JPH08338170A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15420264

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100205865A1 (en) * 2007-03-05 2010-08-19 Niitech Co., Ltd. Sliding door device
DE202010004307U1 (de) * 2010-03-26 2011-08-26 Rehau Ag + Co. Verschlussanordnung
US8020346B2 (en) 2007-08-16 2011-09-20 Joseph Singiser Magnetically supported sliding track system

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040602