JP2023041561A - 引き違い戸 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動時には円滑に動かすことができても、停止時には引き違い戸を敷居に対して安定に固定できない。【解決手段】敷居と床面の段差をゼロにし、引き違い戸を移動させるときは磁力を弱めて、円滑に動かすことができ、固定する時は強い磁力により引き違い戸を敷居に対して安定に固定する。【発明の効果】バリアフリー住宅における、敷居と床面の段差をゼロでき、引き違い戸の移動が容易で且つ、固定時には引き違い戸を敷居に対して安定に固定できる。【選択図】図1
Description
本発明は、障子・ふすま・窓などに用いられる戸車を有さない引き違い戸に関するものである。
バリアフリー住宅を実現する上で、敷居の突起をゼロにすることは困難で、段差として1~2ミリの凹凸が残っていた。この凹凸をゼロにすると戸(障子・ふすま等)の床面に接する部分が固定されず、戸が不安定なるので、戸と床面の接する部分すなわち敷居の部分と、床面との段差をゼロにすることは出来なかった。
解決しようとする問題点は、特許文献1に示されるように、引き違い戸の下部に永久磁石を配置し、敷居と床面の段差をゼロにしても、引き違い戸が敷居に対して安定に固定出来るようにすると、引き違い戸を移動する時に、磁力に打ち勝つための大きな力が必要になる。磁力を弱くすると移動時の力は小さくなるが、停止時に引き違い戸を敷居に対して安定に固定できない点である。
本発明は、敷居と床面の段差をゼロにし、引き違い戸を移動させる時は、引き違い戸と敷居との間に働く磁力を弱くし、小さな力でも円滑に動かすことができ、固定する時は強い磁力により、引き違い戸を敷居に対して安定に固定できることを最も主要な特徴とする。
本発明の引き違い戸(障子・ふすま・窓)は、敷居と床面の段差をゼロにし、バリアフリーを実現するとともに、引き違い戸が動かし易く、かつ、敷居に対して安定に固定できるという利点がある。
引き違い戸の内部の下部1箇所以上に、1組の電磁石と永久磁石片を内蔵し、引き違い戸を敷居上で、敷居と平行に移動させるときは、電磁石により、永久磁石片を、引き違い戸の底面から浮かせて磁力を弱め、引き違い戸を固定するときは、永久磁石片を敷居面の薄膜を介して鉄板と接触させ、強い磁力により、引き違い戸を敷居に固定することにより実現した。
図1は、本発明装置の1実施例の正面図であって、右下の一部は、引き違い戸の表面を除去して内部を示している。この部分を拡大したものが図3である。1は、引き違い戸である。2A,2Bは電磁石である。3A、3Bは永久磁石片である。2Aと2Bは引き違い戸の内側で、敷居と接する最下部より少し上に固定されている。4は敷居の表面に配置された耐摩耗性のある薄膜である。5は敷居の表面に貼り付けられた薄い鉄板である。6は敷居本体で一般的には木材で構成される。7は引き違い戸1の底部と敷居6の表面の薄膜6との間の間隙である。引き違い戸1を図1の左右の方向に動かすときは1~2mm程度の間隙ができ、摩擦抵抗小さくなる。この間隙はゼロでも支障はない。一般的には引き違い戸1の底面の一部が敷居と密着し、他の部分が浮き上がった状態で左右方向に移動させる。なお、鉄板5の表面をコーティングして滑りをよくし、薄膜4を省略することも可能であり、その場合は鉄板の表面のコーティングが4に相当する。
8は引き違い戸の把手であり、通常は表面から少し窪んでいる。8Sは把手の一部を構成するスイッチであり、引き違い戸1を左右の方向に動かす時は、スイッチ8Sを押さえながら、引き違い戸1を左右に動かす。スイッチ8Sを押さえることにより、図4に示す電池10からスイッチ8Sを介して、電磁石2Aのコイルと2Bのコイルに電流が流れ、鉄片3Aと3Bが電磁石2Aと2Bに吸着され、引き違い戸1の底面から離れ、敷居6の上の鉄板5との間に働く磁力が弱まり、引き違い戸1は磁力の抵抗が小さくなり、大きな力を加えずに左右に動かすことができる。電池10は引き違い戸の内部の下方の適当な位置に固定されている。
9は鴨居であり、図2の断面図に示すように、中央部に溝が有り、溝の中に引き違い戸1の上部1Tが、はめ込まれている。1Tと鴨居9の間に若干の隙間があり、引き違い戸1が図1の左右方向に動く時、大きな摩擦抵抗が生じないよう構成されている。
以上述べたように構成することにより、引き違い戸1を移動するときは、敷居との間の磁力の抵抗が小さく、引き違い戸を停止させたときは、永久磁石片3A、3Bと敷居6の上部に配置された鉄板との間の強い磁力により、引き違い戸1を敷居6に固定できるという効果がある。
敷居の表面と床面の段差をゼロのバリアフリー住宅を実現できる。
1 引き違い戸
2A 電磁石
2B 電磁石
3A 永久磁石片
3B 永久磁石片
4 耐摩耗性のある薄膜
5 鉄板
6 敷居
7 空隙
8T 把手
8S スイッチ
9 鴨居
10 電池
2A 電磁石
2B 電磁石
3A 永久磁石片
3B 永久磁石片
4 耐摩耗性のある薄膜
5 鉄板
6 敷居
7 空隙
8T 把手
8S スイッチ
9 鴨居
10 電池
Claims (1)
- 引き違い戸の内側下部に複数個の電磁石と前記電磁石の下部に、上下動可能な鉄片を同数個備え、引き違い戸を固定している時は、敷居の上部に設置された鉄板との間で、磁力により引き合い、引き違い戸と敷居を密着固定させ、引き違い戸の把手の内側に設けたスイッチを操作することにより、引き違い戸の内部に設けた電池から、電流を前記電磁石に供給し、前記鉄片を電磁石に吸着させ、引き違い戸と敷居との間に働く磁力を弱める事を特徴とする引き違い戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021149000A JP2023041561A (ja) | 2021-09-13 | 2021-09-13 | 引き違い戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021149000A JP2023041561A (ja) | 2021-09-13 | 2021-09-13 | 引き違い戸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023041561A true JP2023041561A (ja) | 2023-03-24 |
Family
ID=85641237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021149000A Pending JP2023041561A (ja) | 2021-09-13 | 2021-09-13 | 引き違い戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023041561A (ja) |
-
2021
- 2021-09-13 JP JP2021149000A patent/JP2023041561A/ja active Pending
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