JPH11159232A - 戸パネル用の支持装置 - Google Patents
戸パネル用の支持装置Info
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- JPH11159232A JPH11159232A JP34700397A JP34700397A JPH11159232A JP H11159232 A JPH11159232 A JP H11159232A JP 34700397 A JP34700397 A JP 34700397A JP 34700397 A JP34700397 A JP 34700397A JP H11159232 A JPH11159232 A JP H11159232A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バリアフリーの精神に合致した、つまずきに
くい偏平な面付け型のガイドレールを案内部材にして、
開閉しやすく、しかもランナーの脱落がない折り戸の戸
パネル用の支持装置を得る。 【解決手段】 ガイドレール4は、ベース部31の幅方
向両端に内向きに傾斜する側壁32を有する。ベース部
31の上面中央に転動面33を突設する。ランナー5
は、門形のランナー枠43と、ランナー枠43で軸47
を介して支持したローラ44とを有し、ランナー枠43
の下端両側にスカート45を張り出す。ランナー5はロ
ーラ44が転動面33上を転がることで移行でき、移行
抵抗を最小化できる。スカート45を側壁32で受け止
めることにより、ランナー5の脱落を阻止できる。
くい偏平な面付け型のガイドレールを案内部材にして、
開閉しやすく、しかもランナーの脱落がない折り戸の戸
パネル用の支持装置を得る。 【解決手段】 ガイドレール4は、ベース部31の幅方
向両端に内向きに傾斜する側壁32を有する。ベース部
31の上面中央に転動面33を突設する。ランナー5
は、門形のランナー枠43と、ランナー枠43で軸47
を介して支持したローラ44とを有し、ランナー枠43
の下端両側にスカート45を張り出す。ランナー5はロ
ーラ44が転動面33上を転がることで移行でき、移行
抵抗を最小化できる。スカート45を側壁32で受け止
めることにより、ランナー5の脱落を阻止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り戸や引き戸に
適用される戸パネル用の支持装置に関する。この支持装
置は、戸パネルに装着されるランナーと、ランナーを移
行案内するガイドレールとを有する。ガイドレールは例
えば床面上に配置固定される偏平な面付け型のガイドレ
ールからなる。
適用される戸パネル用の支持装置に関する。この支持装
置は、戸パネルに装着されるランナーと、ランナーを移
行案内するガイドレールとを有する。ガイドレールは例
えば床面上に配置固定される偏平な面付け型のガイドレ
ールからなる。
【0002】
【従来の技術】例えば、隣接する部屋の間仕切りとして
使用される折り戸においては、ガイドレールがつまずき
の原因になるのを防ぐために、ガイドレールの殆どを床
面や、床面と面一状に設けられた戸枠に埋設して、レー
ル上面が床面や戸枠の上面に大きく突出するのを防いで
いる。この種の埋設型のガイドレールの場合には、レー
ル溝や、溝内側面に突設したリブを利用してランナーの
遊動規制や脱輪規制を行うことができる。
使用される折り戸においては、ガイドレールがつまずき
の原因になるのを防ぐために、ガイドレールの殆どを床
面や、床面と面一状に設けられた戸枠に埋設して、レー
ル上面が床面や戸枠の上面に大きく突出するのを防いで
いる。この種の埋設型のガイドレールの場合には、レー
ル溝や、溝内側面に突設したリブを利用してランナーの
遊動規制や脱輪規制を行うことができる。
【0003】上記の埋設型のガイドレールでは、レール
を埋設するための装填溝を床面や戸枠に形成する必要が
ある。こうした余分な手間を排除するために、ガイドレ
ールを偏平化して、床面や戸枠の表面に直接取り付ける
ようにした、いわゆる面付け型のガイドレールがある
(特開平9−242411号公報)。そこでは、ガイド
レールを偏平な弓形断面状に形成し、レール上面に上向
きに開口する浅いガイド溝を設け、その溝底に段落部を
設けている。ランナーは、戸パネルの下端に埋設したケ
ースと、このケースで支持される垂直のピンと、ピンの
下端に軸支されてピン軸心まわりに遊転できる縦ローラ
などで構成してある。戸パネルの上部は、下向きに開口
する断面C字形のガイドレールと、このレールで移行案
内される吊り車型のランナーとで支持してあり、従って
下側のランナーは主として戸パネルの振れ止め用のラン
ナーとして機能する。
を埋設するための装填溝を床面や戸枠に形成する必要が
ある。こうした余分な手間を排除するために、ガイドレ
ールを偏平化して、床面や戸枠の表面に直接取り付ける
ようにした、いわゆる面付け型のガイドレールがある
(特開平9−242411号公報)。そこでは、ガイド
レールを偏平な弓形断面状に形成し、レール上面に上向
きに開口する浅いガイド溝を設け、その溝底に段落部を
設けている。ランナーは、戸パネルの下端に埋設したケ
ースと、このケースで支持される垂直のピンと、ピンの
下端に軸支されてピン軸心まわりに遊転できる縦ローラ
などで構成してある。戸パネルの上部は、下向きに開口
する断面C字形のガイドレールと、このレールで移行案
内される吊り車型のランナーとで支持してあり、従って
下側のランナーは主として戸パネルの振れ止め用のラン
ナーとして機能する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】偏平な面付け型のガイ
ドレールは、床面からの突出寸法が3〜4mm前後と小さ
いので、つまずきにくいうえ、埋設型のガイドレールに
不可欠な装填溝を省略できる分だけ折り戸や引き戸の総
コストを削減できる。問題は、ガイドレールの突出寸法
が小さい分だけ、ガイド溝の溝深さも小さくならざるを
得ず、埋設型のガイドレールに比べて、ランナーがレー
ル外へ抜け外れやすくなることである。とくに、パネル
上部を吊り車型のランナーで支持する場合には、ランナ
ーがガイドレール内において上向きに遊動できる余地が
あるので、下側のランナーが脱落しやすい。
ドレールは、床面からの突出寸法が3〜4mm前後と小さ
いので、つまずきにくいうえ、埋設型のガイドレールに
不可欠な装填溝を省略できる分だけ折り戸や引き戸の総
コストを削減できる。問題は、ガイドレールの突出寸法
が小さい分だけ、ガイド溝の溝深さも小さくならざるを
得ず、埋設型のガイドレールに比べて、ランナーがレー
ル外へ抜け外れやすくなることである。とくに、パネル
上部を吊り車型のランナーで支持する場合には、ランナ
ーがガイドレール内において上向きに遊動できる余地が
あるので、下側のランナーが脱落しやすい。
【0005】上記のような下側ランナーの脱落を防ぐた
めに、前出の公知例においては、縦ローラを逆凸字状に
形成し、ローラ下面の突起に円錐台状のキャップを嵌着
し、このキャップを一対の傾斜側壁を備えたガイドレー
ルで移行案内する別の実施態様が開示されている。この
ように、円錐台状のキャップの下部をガイドレールの一
対の対向側壁で抜け出し不能に保持すると、ランナーの
脱落を規制できる。
めに、前出の公知例においては、縦ローラを逆凸字状に
形成し、ローラ下面の突起に円錐台状のキャップを嵌着
し、このキャップを一対の傾斜側壁を備えたガイドレー
ルで移行案内する別の実施態様が開示されている。この
ように、円錐台状のキャップの下部をガイドレールの一
対の対向側壁で抜け出し不能に保持すると、ランナーの
脱落を規制できる。
【0006】しかし、キャップはガイドレールに対して
戸パネルに同行しながらスライド移動するので、縦ロー
ラをガイドレールで直接に移行案内する場合に比べる
と、開閉時の摩擦抵抗が増加し、折り戸の開閉を軽快に
行えない。さらに、逆凸字状の縦ローラとキャップを用
いた分だけ、戸パネルと床面の隙間寸法が増加する。戸
パネルに人がもたれかかるような場合には、その荷重の
殆どがいずれか一方の傾斜側面に集中するので、側壁の
上縁部が変形しやすい。
戸パネルに同行しながらスライド移動するので、縦ロー
ラをガイドレールで直接に移行案内する場合に比べる
と、開閉時の摩擦抵抗が増加し、折り戸の開閉を軽快に
行えない。さらに、逆凸字状の縦ローラとキャップを用
いた分だけ、戸パネルと床面の隙間寸法が増加する。戸
パネルに人がもたれかかるような場合には、その荷重の
殆どがいずれか一方の傾斜側面に集中するので、側壁の
上縁部が変形しやすい。
【0007】本発明の目的は、つまずきにくく、しかも
埋設型のガイドレールに比べて施工が容易で折り戸や引
き戸の総コストを削減できる偏平な面付け型のガイドレ
ールと、このレールで移行案内されるランナーとを備え
ている戸パネル用の支持装置を提供することにある。本
発明の目的は、偏平な面付け型のガイドレールを用いて
いるにもかかわらず、ランナーの脱落を確実に防止で
き、しかもランナーとガイドレールとの間の摩擦抵抗を
軽減して、戸パネルの開閉を軽快に行えるようにするこ
とにある。本発明の目的は、戸パネルの一側端の上下が
ピボット軸で支持してある折り戸や、屈折した状態の戸
パネルを左右いずれの側へも開閉操作できるフリー折り
戸に好適な、戸パネル用の支持装置を提供することにあ
る。
埋設型のガイドレールに比べて施工が容易で折り戸や引
き戸の総コストを削減できる偏平な面付け型のガイドレ
ールと、このレールで移行案内されるランナーとを備え
ている戸パネル用の支持装置を提供することにある。本
発明の目的は、偏平な面付け型のガイドレールを用いて
いるにもかかわらず、ランナーの脱落を確実に防止で
き、しかもランナーとガイドレールとの間の摩擦抵抗を
軽減して、戸パネルの開閉を軽快に行えるようにするこ
とにある。本発明の目的は、戸パネルの一側端の上下が
ピボット軸で支持してある折り戸や、屈折した状態の戸
パネルを左右いずれの側へも開閉操作できるフリー折り
戸に好適な、戸パネル用の支持装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の支持装置は、戸
パネル1に装着されるランナー5と、ランナー5を移行
案内する偏平な面付け型のガイドレール4とからなる。
ガイドレール4は、床面Fないし開口枠に固定されるベ
ース部31と、ベース部31の幅方向両端から内向きに
傾斜する状態で突設されて、ランナー5の上下方向への
抜け出しを規制する一対の側壁32・32とで断面台形
状に形成する。ベース部31の幅方向中途部の上面側に
は、ランナー5の幅方向への遊動を規制する一対の段部
34・34と、ランナー5に設けたローラ44を受ける
転動面33とが上突状に設けられている。
パネル1に装着されるランナー5と、ランナー5を移行
案内する偏平な面付け型のガイドレール4とからなる。
ガイドレール4は、床面Fないし開口枠に固定されるベ
ース部31と、ベース部31の幅方向両端から内向きに
傾斜する状態で突設されて、ランナー5の上下方向への
抜け出しを規制する一対の側壁32・32とで断面台形
状に形成する。ベース部31の幅方向中途部の上面側に
は、ランナー5の幅方向への遊動を規制する一対の段部
34・34と、ランナー5に設けたローラ44を受ける
転動面33とが上突状に設けられている。
【0009】そのランナー5は、断面門形のランナー枠
43と、ランナー枠43の枠内面に配置されて、ランナ
ー枠43に装着した水平の軸47で回転自在に支持され
るローラ44とを含む。ランナー枠43の下端両側に、
ガイドレール4の内向きに傾斜する一対の側壁32・3
2で抜け出し規制されるスカート45が張り出し形成さ
れている。また、ランナー5は、戸パネル1に埋設固定
されるケース39と、ケース39に出退自在に支持され
てばね42で進出付勢される支持軸40とを有し、支持
軸40の進出端側の軸端にランナー枠43を装着する。
43と、ランナー枠43の枠内面に配置されて、ランナ
ー枠43に装着した水平の軸47で回転自在に支持され
るローラ44とを含む。ランナー枠43の下端両側に、
ガイドレール4の内向きに傾斜する一対の側壁32・3
2で抜け出し規制されるスカート45が張り出し形成さ
れている。また、ランナー5は、戸パネル1に埋設固定
されるケース39と、ケース39に出退自在に支持され
てばね42で進出付勢される支持軸40とを有し、支持
軸40の進出端側の軸端にランナー枠43を装着する。
【0010】
【作用】ベース部31の幅方向両端に設けた一対の側壁
32・32でランナー5の上下方向の抜け出しを規制
し、同時にベース部31の転動面33でランナー5を転
動案内するので、ランナー5の脱落を防止しながら、ラ
ンナー5の移動抵抗を軽減できる。転動面33に連続し
てベース部31上に突設した一対の段部34・34は、
ランナー5が幅方向に遊動するのを規制して、戸パネル
1の蛇行を防止し、さらに戸パネル1に作用するガイド
レール4と交差する向きの外力が側壁32に集中するの
を防止する。
32・32でランナー5の上下方向の抜け出しを規制
し、同時にベース部31の転動面33でランナー5を転
動案内するので、ランナー5の脱落を防止しながら、ラ
ンナー5の移動抵抗を軽減できる。転動面33に連続し
てベース部31上に突設した一対の段部34・34は、
ランナー5が幅方向に遊動するのを規制して、戸パネル
1の蛇行を防止し、さらに戸パネル1に作用するガイド
レール4と交差する向きの外力が側壁32に集中するの
を防止する。
【0011】断面門形のランナー枠43と、ランナー枠
43の枠内面に軸支したローラ44とで構成したランナ
ー5は、ランナー枠43の下端両側に張り出したスカー
ト45が、ガイドレール4の一対の側壁32・32で受
け止められて、ガイドレール4からの抜け出しが規制さ
れる。ローラ44はガイドレール4の移動抵抗を減少す
る。このローラ44を常に転動面33に密接させておく
ために、ランナー枠43を縦方向の支持軸40で支持
し、支持軸40をばね42で進出付勢している。ローラ
44が転動面33に密接した状態においては、ランナー
枠43とガイドレール4とは僅かな遊動隙間を介して離
れており、従ってランナー枠43の移動時のスライド抵
抗を軽減できる。
43の枠内面に軸支したローラ44とで構成したランナ
ー5は、ランナー枠43の下端両側に張り出したスカー
ト45が、ガイドレール4の一対の側壁32・32で受
け止められて、ガイドレール4からの抜け出しが規制さ
れる。ローラ44はガイドレール4の移動抵抗を減少す
る。このローラ44を常に転動面33に密接させておく
ために、ランナー枠43を縦方向の支持軸40で支持
し、支持軸40をばね42で進出付勢している。ローラ
44が転動面33に密接した状態においては、ランナー
枠43とガイドレール4とは僅かな遊動隙間を介して離
れており、従ってランナー枠43の移動時のスライド抵
抗を軽減できる。
【0012】
【実施例】図1ないし図6は本発明に係る戸パネル用の
支持装置を折り戸に適用した実施例を示す。図2におい
て、折り戸は左右一対の戸パネル1・1の隣接縁どうし
を数個のヒンジ2で屈折可能に連結してあり、図に向か
って右方側端を吊元にして、両パネル1・1を上下一対
の支持装置で屈折開閉できるようにしてある。符号Hは
開閉操作用の把手である。
支持装置を折り戸に適用した実施例を示す。図2におい
て、折り戸は左右一対の戸パネル1・1の隣接縁どうし
を数個のヒンジ2で屈折可能に連結してあり、図に向か
って右方側端を吊元にして、両パネル1・1を上下一対
の支持装置で屈折開閉できるようにしてある。符号Hは
開閉操作用の把手である。
【0013】支持装置は、吊元側の戸パネル1の側端寄
りの上下面を旋回可能に支持する上下一対のピボット構
造3と、開口面の上枠と床面Fとに配置した上下一対の
ガイドレール4と、開閉始端側の戸パネル1の側端寄り
の上下面に配置されて、先のガイドレール4で移行案内
される上下一対のランナー5とからなる。ガイドレール
4とランナー5は、同一構造のものを上下で反転して使
用するので、下側の支持構造のみを説明する。
りの上下面を旋回可能に支持する上下一対のピボット構
造3と、開口面の上枠と床面Fとに配置した上下一対の
ガイドレール4と、開閉始端側の戸パネル1の側端寄り
の上下面に配置されて、先のガイドレール4で移行案内
される上下一対のランナー5とからなる。ガイドレール
4とランナー5は、同一構造のものを上下で反転して使
用するので、下側の支持構造のみを説明する。
【0014】図3において下方のピボット構造3は、床
面Fに締結される軸受ユニット6と、戸パネル1の下面
に埋設固定される軸ユニット7とからなる。軸ユニット
7は、下端にフランジを張り出し形成してあるプラスチ
ック製の円筒状のケース10を有し、ケース10の筒内
に固定した雌ねじ体11に、ピボット軸12を上下位置
調整可能にねじ込み、ピボット軸12の下端に逆凸字状
のローラ13を相対回転自在にかしめ固定してなる。ピ
ボット軸12の上端に配置したばね受ピース14と、ケ
ース10の内奥端との間には、弛み止め用の圧縮コイル
形のばね15が配置してある。
面Fに締結される軸受ユニット6と、戸パネル1の下面
に埋設固定される軸ユニット7とからなる。軸ユニット
7は、下端にフランジを張り出し形成してあるプラスチ
ック製の円筒状のケース10を有し、ケース10の筒内
に固定した雌ねじ体11に、ピボット軸12を上下位置
調整可能にねじ込み、ピボット軸12の下端に逆凸字状
のローラ13を相対回転自在にかしめ固定してなる。ピ
ボット軸12の上端に配置したばね受ピース14と、ケ
ース10の内奥端との間には、弛み止め用の圧縮コイル
形のばね15が配置してある。
【0015】ピボット軸12のねじ部の下方には、軸全
体をねじ込み操作するための六角形の操作部16を設け
る。この操作部16とローラ13の上面の凹みとの間
に、小径の鋼球を転がり要素とするベアリング17が介
装される。なお、ケース10は筒軸中心を通る垂直面を
分割面にして二つ割り状に一体成形してあり、上記の各
部品をケース内に収容した後、半筒体を接合して筒周面
に平座金状の止め輪を圧嵌係合することにより、組み立
て状態を維持している。ケース10の筒部を戸パネル1
に形成した装着穴1aに打ち込むことにより、軸ユニッ
ト7を戸パネル1に装着することができる。
体をねじ込み操作するための六角形の操作部16を設け
る。この操作部16とローラ13の上面の凹みとの間
に、小径の鋼球を転がり要素とするベアリング17が介
装される。なお、ケース10は筒軸中心を通る垂直面を
分割面にして二つ割り状に一体成形してあり、上記の各
部品をケース内に収容した後、半筒体を接合して筒周面
に平座金状の止め輪を圧嵌係合することにより、組み立
て状態を維持している。ケース10の筒部を戸パネル1
に形成した装着穴1aに打ち込むことにより、軸ユニッ
ト7を戸パネル1に装着することができる。
【0016】図4において軸受ユニット6は、下向きに
開口する薄い角箱状のケース19と、ケース19の内面
に配置されるソケット20と、ソケット20をケース1
9に締結するためのボルト26、およびナット27とか
らなる。ケース19はプレス成形された金属板からな
り、その上面壁にソケット20用の窓21を開口し、窓
21の左右にいくつかのビス挿通孔を設けてある。ケー
ス19はガイドレール4の固定具に利用される。そのた
めに、左方の側壁の下端にガイドレール4を受け入れる
台形状の切欠22が設けてある。
開口する薄い角箱状のケース19と、ケース19の内面
に配置されるソケット20と、ソケット20をケース1
9に締結するためのボルト26、およびナット27とか
らなる。ケース19はプレス成形された金属板からな
り、その上面壁にソケット20用の窓21を開口し、窓
21の左右にいくつかのビス挿通孔を設けてある。ケー
ス19はガイドレール4の固定具に利用される。そのた
めに、左方の側壁の下端にガイドレール4を受け入れる
台形状の切欠22が設けてある。
【0017】ソケット20は左右に長い平板状のプラス
チック成形品からなり、その面壁上面の右端寄りに、前
記窓21からケース外へ突出する四角形のボス23を突
設し、ボス23の中央に軸ユニット7のローラ13を受
け入れる穴24を上下貫通状に設ける。穴24の左右方
向の位置調整のために、ボス23の左右幅は窓21のそ
れより幾分小さく設定する。穴24は、ローラ13の外
郭線に対応して段付き状、すなわち断面逆凸字状に形成
する。ボス23の左方の壁面には、ボルト26が通る調
整溝25を左右横長に形成する。右方の溝28はケース
19を締結するビス29用の逃げ溝である。
チック成形品からなり、その面壁上面の右端寄りに、前
記窓21からケース外へ突出する四角形のボス23を突
設し、ボス23の中央に軸ユニット7のローラ13を受
け入れる穴24を上下貫通状に設ける。穴24の左右方
向の位置調整のために、ボス23の左右幅は窓21のそ
れより幾分小さく設定する。穴24は、ローラ13の外
郭線に対応して段付き状、すなわち断面逆凸字状に形成
する。ボス23の左方の壁面には、ボルト26が通る調
整溝25を左右横長に形成する。右方の溝28はケース
19を締結するビス29用の逃げ溝である。
【0018】ソケット20をケース19内に収め、ソケ
ット20の調整溝25の下面に配置したナット27に、
ボルト26をケース19の上面側からねじ込むことによ
り、ソケット20をケース19と一体化できる。この状
態のケース19の側端を開口側枠に当て、床面F上に配
置したガイドレール4を切欠22で係合保持し、ケース
19の上面側からねじ込んだビス29を床面Fにねじ込
むことにより、軸受ユニット6を固定し、さらにガイド
レール4のレール端を固定できる。
ット20の調整溝25の下面に配置したナット27に、
ボルト26をケース19の上面側からねじ込むことによ
り、ソケット20をケース19と一体化できる。この状
態のケース19の側端を開口側枠に当て、床面F上に配
置したガイドレール4を切欠22で係合保持し、ケース
19の上面側からねじ込んだビス29を床面Fにねじ込
むことにより、軸受ユニット6を固定し、さらにガイド
レール4のレール端を固定できる。
【0019】ソケット20に設けた穴24には、軸ユニ
ット7のローラ13を嵌め込むことにより、戸パネル1
を旋回可能に支持できる。上方のピボット構造3は、ピ
ボット軸12とケース10との間の上下位置調整用のね
じ機構が省略してあって、ピボット軸12がばね15で
ケース10から上方へ進出する向きに押し出し付勢して
ある点が、下方のピボット構造3とは異なる。ボルト2
6を緩めて上下のソケット20の左右位置を調整するこ
とにより、戸パネル1の側端面と開口側枠との対向間隔
を調整でき、さらに上下のピボット軸12の軸中心を一
致させることができる。
ット7のローラ13を嵌め込むことにより、戸パネル1
を旋回可能に支持できる。上方のピボット構造3は、ピ
ボット軸12とケース10との間の上下位置調整用のね
じ機構が省略してあって、ピボット軸12がばね15で
ケース10から上方へ進出する向きに押し出し付勢して
ある点が、下方のピボット構造3とは異なる。ボルト2
6を緩めて上下のソケット20の左右位置を調整するこ
とにより、戸パネル1の側端面と開口側枠との対向間隔
を調整でき、さらに上下のピボット軸12の軸中心を一
致させることができる。
【0020】図6において、ガイドレール4はアルミニ
ウム製の偏平な面付け型のレールからなる。詳しくは、
床面F(図3参照)に固定されるベース部31と、ベー
ス部31の幅方向両端から内向きに傾斜する状態で突設
した一対の側壁32・32とで、レール断面形状を等脚
台形状とし、ベース部31の上面中央にランナー5用の
水平の転動面33と、一対の段部34・34とを断面コ
字状に突設する。内向きに傾斜した一対の側壁32は、
ランナー5の脱落を防ぐ。一対の段部34・34は、ラ
ンナー5が幅方向に遊動するのを規制して、ランナー5
が蛇行するのを防止する。さらに戸パネル1に作用する
レールと交差する向きの外力を、ランナー5を介して受
け止めることにも役立つ。この実施例におけるレール高
さ寸法は3mmとした。
ウム製の偏平な面付け型のレールからなる。詳しくは、
床面F(図3参照)に固定されるベース部31と、ベー
ス部31の幅方向両端から内向きに傾斜する状態で突設
した一対の側壁32・32とで、レール断面形状を等脚
台形状とし、ベース部31の上面中央にランナー5用の
水平の転動面33と、一対の段部34・34とを断面コ
字状に突設する。内向きに傾斜した一対の側壁32は、
ランナー5の脱落を防ぐ。一対の段部34・34は、ラ
ンナー5が幅方向に遊動するのを規制して、ランナー5
が蛇行するのを防止する。さらに戸パネル1に作用する
レールと交差する向きの外力を、ランナー5を介して受
け止めることにも役立つ。この実施例におけるレール高
さ寸法は3mmとした。
【0021】ガイドレール4は、先に述べたように、一
方のレール端を軸受ユニット6のケース19で押圧固定
し、他方のレール端は図5に示すように転動面33の上
方から挿通したビス35を床面Fにねじ込んで固定す
る。場合によっては、ベース部31の下面に両面テープ
を貼り付けておき、両面テープの接着力と、ケース19
およびビス35の締結力とによってガイドレール4を固
定することができる。なお、レール左端を締結するビス
35の頭部上面は転動面33上に露出するが、その位置
は、折り戸を展開して開口面を閉止した状態におけるラ
ンナー5の位置よりもレール端側に位置しているので、
ビス35上にランナー5が乗り上がって騒音を発するこ
とはない。
方のレール端を軸受ユニット6のケース19で押圧固定
し、他方のレール端は図5に示すように転動面33の上
方から挿通したビス35を床面Fにねじ込んで固定す
る。場合によっては、ベース部31の下面に両面テープ
を貼り付けておき、両面テープの接着力と、ケース19
およびビス35の締結力とによってガイドレール4を固
定することができる。なお、レール左端を締結するビス
35の頭部上面は転動面33上に露出するが、その位置
は、折り戸を展開して開口面を閉止した状態におけるラ
ンナー5の位置よりもレール端側に位置しているので、
ビス35上にランナー5が乗り上がって騒音を発するこ
とはない。
【0022】図5において、ランナー5は戸パネル1に
埋設固定される取付部37と、取付部37に支持され
て、上記のガイドレール4で移行案内される走行部38
とからなる。取付部37は、先に説明したケース10と
同じ構造のケース39を有し、このケース39で支持軸
40を上下スライド自在に支持し、支持軸40の上端に
設けたばね受座41とケース39の内奥端との間に圧縮
コイル形のばね42を配置し、支持軸40をばね42で
下向きに押圧付勢する。ケース39の下端にはフランジ
39aが張り出し形成されている。
埋設固定される取付部37と、取付部37に支持され
て、上記のガイドレール4で移行案内される走行部38
とからなる。取付部37は、先に説明したケース10と
同じ構造のケース39を有し、このケース39で支持軸
40を上下スライド自在に支持し、支持軸40の上端に
設けたばね受座41とケース39の内奥端との間に圧縮
コイル形のばね42を配置し、支持軸40をばね42で
下向きに押圧付勢する。ケース39の下端にはフランジ
39aが張り出し形成されている。
【0023】走行部38は、縦断面が門形のランナー枠
43と、ランナー枠43の枠内面に配置したローラ44
と、ランナー枠43の下端両側に張り出した形成したス
カート45などで構成する。ローラ44はラジアルボー
ル型のベアリング46を内蔵している。このベアリング
46のインナーレースをランナー枠43に装着した水平
の軸47で軸支することにより、ローラ44は遊転自在
に支持される。スカート45は、図1に示すようにガイ
ドレール4の一対の側壁32に対応して下拡がりテーパ
ー状に張り出し形成されている。ランナー枠43の枠内
面の対向間隔は、ガイドレール4の転動面33の幅寸法
より僅かに大きく寸法設定しておく。この枠内面の下端
部は、段部34で受け止められる規制面48として利用
するために、ローラ44の周面下端を枠下端より上方に
位置している。ランナー枠43は先の支持軸40の下端
に相対回転自在に連結してある。
43と、ランナー枠43の枠内面に配置したローラ44
と、ランナー枠43の下端両側に張り出した形成したス
カート45などで構成する。ローラ44はラジアルボー
ル型のベアリング46を内蔵している。このベアリング
46のインナーレースをランナー枠43に装着した水平
の軸47で軸支することにより、ローラ44は遊転自在
に支持される。スカート45は、図1に示すようにガイ
ドレール4の一対の側壁32に対応して下拡がりテーパ
ー状に張り出し形成されている。ランナー枠43の枠内
面の対向間隔は、ガイドレール4の転動面33の幅寸法
より僅かに大きく寸法設定しておく。この枠内面の下端
部は、段部34で受け止められる規制面48として利用
するために、ローラ44の周面下端を枠下端より上方に
位置している。ランナー枠43は先の支持軸40の下端
に相対回転自在に連結してある。
【0024】ランナー5は、取付部37を戸パネル1に
設けた装着穴49に打ち込んで、戸パネル1と一体化す
る。このとき、装着穴49は下端にフランジ39aを受
け入れる穴部49aを十分に深く設定して設けてあり、
ランナー枠43の上半部が穴部49a内に収容される
(図5参照)。戸パネル1の上下隙間をできるだけ小さ
くするためである。なお、ランナー枠43に設けたスカ
ート45は、ガイドレール4を敷設する前に、レール溝
内へ装填しておく。この状態でガイドレール4を仮り止
めし、戸パネル1・1を折りたたんだ状態にして、ガイ
ドレール4をビス35で締結することにより、折り戸を
完成する。
設けた装着穴49に打ち込んで、戸パネル1と一体化す
る。このとき、装着穴49は下端にフランジ39aを受
け入れる穴部49aを十分に深く設定して設けてあり、
ランナー枠43の上半部が穴部49a内に収容される
(図5参照)。戸パネル1の上下隙間をできるだけ小さ
くするためである。なお、ランナー枠43に設けたスカ
ート45は、ガイドレール4を敷設する前に、レール溝
内へ装填しておく。この状態でガイドレール4を仮り止
めし、戸パネル1・1を折りたたんだ状態にして、ガイ
ドレール4をビス35で締結することにより、折り戸を
完成する。
【0025】上下のランナー5は、それぞれケース39
内のばね42で進出付勢されて、ローラ44が上下のガ
イドレール4の転動面33に密接される。また、スカー
ト45および規制面48は、それぞれ側壁32および段
部34と僅かな遊動隙間を間にして対向している。戸パ
ネル1にパネル全体を押し上げる向きの外力が作用する
と、下側のランナー枠43は浮き上がり移動しようとす
る。しかし、僅かでもランナー枠43が上方移動する
と、スカート45の傾斜面が側壁32で受け止められる
ので、ランナー枠43がガイドレール4から抜け出るこ
とはない。ガイドレール4と交差する向き(幅方向)の
外力が戸パネル1に作用する場合には、ランナー枠43
の下端に設けた規制面48が段部34で受け止められる
ので、それ以上、ランナー5がレール幅方向へずれ動く
のを阻止できる。規制面48はランナー5の蛇行を防ぐ
ことにも役立つ。
内のばね42で進出付勢されて、ローラ44が上下のガ
イドレール4の転動面33に密接される。また、スカー
ト45および規制面48は、それぞれ側壁32および段
部34と僅かな遊動隙間を間にして対向している。戸パ
ネル1にパネル全体を押し上げる向きの外力が作用する
と、下側のランナー枠43は浮き上がり移動しようとす
る。しかし、僅かでもランナー枠43が上方移動する
と、スカート45の傾斜面が側壁32で受け止められる
ので、ランナー枠43がガイドレール4から抜け出るこ
とはない。ガイドレール4と交差する向き(幅方向)の
外力が戸パネル1に作用する場合には、ランナー枠43
の下端に設けた規制面48が段部34で受け止められる
ので、それ以上、ランナー5がレール幅方向へずれ動く
のを阻止できる。規制面48はランナー5の蛇行を防ぐ
ことにも役立つ。
【0026】図7はランナー5に関する本発明の別実施
例を示しており、ランナー枠43の左右幅寸法を大きく
し、2個のローラ44をランナー枠43で支持する点が
上記の実施例と異なる。このように複数のローラ44を
備えたランナー5は負担荷重を大きくでき、例えば大重
量の引き戸を支持するのに適う。
例を示しており、ランナー枠43の左右幅寸法を大きく
し、2個のローラ44をランナー枠43で支持する点が
上記の実施例と異なる。このように複数のローラ44を
備えたランナー5は負担荷重を大きくでき、例えば大重
量の引き戸を支持するのに適う。
【0027】図8はガイドレール4に関する発明の更に
異なる別実施例を示しており、転動面33を断面山形に
して、この転動面33が段部34の移動規制作用を同時
に発揮できるようにした。この場合のローラ44の周面
は想像線で示すように、転動面33に対応してV字形に
形成することになる。
異なる別実施例を示しており、転動面33を断面山形に
して、この転動面33が段部34の移動規制作用を同時
に発揮できるようにした。この場合のローラ44の周面
は想像線で示すように、転動面33に対応してV字形に
形成することになる。
【0028】上記の実施例以外に、戸パネル1の上部に
吊り車型のランナーを装着し、これを断面C字形のガイ
ドレールで走行案内して、戸パネル1の下側のみをガイ
ドレール4とランナー5とで支持する実施形態を採るこ
とができる。折り戸は、ピボット構造が省略されてい
て、屈折した戸パネルの対を左右いずれの側へも開き移
動できる、いわゆるフリー折り戸でもよい。ランナー5
のランナー枠43は支持軸40に相対回転不能に固定で
きる。とくに引き戸用のランナー5の場合には、ランナ
ー枠43と支持軸40とが相対回転する必要はない。規
制面48は省略することができ、この場合には転動面3
3をベース部31の上面と面一状に設けて、ローラ44
の周面下端をランナー枠43の下端面より下方に突出さ
せ、ランナー5の蛇行防止はスカート45と側壁32と
で図ってもよい。
吊り車型のランナーを装着し、これを断面C字形のガイ
ドレールで走行案内して、戸パネル1の下側のみをガイ
ドレール4とランナー5とで支持する実施形態を採るこ
とができる。折り戸は、ピボット構造が省略されてい
て、屈折した戸パネルの対を左右いずれの側へも開き移
動できる、いわゆるフリー折り戸でもよい。ランナー5
のランナー枠43は支持軸40に相対回転不能に固定で
きる。とくに引き戸用のランナー5の場合には、ランナ
ー枠43と支持軸40とが相対回転する必要はない。規
制面48は省略することができ、この場合には転動面3
3をベース部31の上面と面一状に設けて、ローラ44
の周面下端をランナー枠43の下端面より下方に突出さ
せ、ランナー5の蛇行防止はスカート45と側壁32と
で図ってもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明では、ランナー5のローラ44を
ガイドレール4で転動案内して転がり摩擦のみでランナ
ー5を走行移動できるようにした。さらにランナー枠4
3に設けたスカート45をガイドレール4の傾斜する一
対の側壁32で受け止めて、ランナー5がガイドレール
4から抜け出るのを防止した。従って、偏平な面付け型
のガイドレール4を案内要素としているにもかかわら
ず、ランナー5の脱落を確実に防止でき、しかもランナ
ー5とガイドレール4との間の摩擦抵抗を軽減して、戸
パネル1の開閉を軽快に行うことができる。
ガイドレール4で転動案内して転がり摩擦のみでランナ
ー5を走行移動できるようにした。さらにランナー枠4
3に設けたスカート45をガイドレール4の傾斜する一
対の側壁32で受け止めて、ランナー5がガイドレール
4から抜け出るのを防止した。従って、偏平な面付け型
のガイドレール4を案内要素としているにもかかわら
ず、ランナー5の脱落を確実に防止でき、しかもランナ
ー5とガイドレール4との間の摩擦抵抗を軽減して、戸
パネル1の開閉を軽快に行うことができる。
【図1】戸パネル用の支持装置の側面図である。
【図2】折り戸の斜視図である。
【図3】ピボット構造を示す縦断正面図である。
【図4】ピボット構造の分解斜視図である。
【図5】図1におけるA−A線断面図である。
【図6】ランナーの要部の斜視図である。
【図7】ランナーの別実施例を示す正面図である。
【図8】ガイドレールの別実施例を示す側面図である。
1 戸パネル 4 ガイドレール 5 ランナー 31 ベース部 32 側壁 33 転動面 34 段部 43 ランナー枠 44 ローラ 45 スカート 47 軸 48 規制面
Claims (4)
- 【請求項1】 戸パネル1に装着されるランナー5と、
ランナー5を移行案内する偏平な面付け型のガイドレー
ル4とからなり、 ガイドレール4は、床面Fないし開口枠に固定されるベ
ース部31と、ベース部31の幅方向両端から内向きに
傾斜する状態で突設されて、ランナー5の上下方向への
抜け出しを規制する一対の側壁32・32とで断面台形
状に形成されており、 ベース部31の幅方向中途部の上面側に、ランナー5の
幅方向への遊動を規制する一対の段部34・34と、ラ
ンナー5に設けたローラ44を受ける転動面33とが上
突状に設けてある戸パネル用の支持装置。 - 【請求項2】 戸パネル1に装着されるランナー5と、
ランナー5を移行案内する偏平な面付け型のガイドレー
ル4とからなり、 ランナー5は、断面門形のランナー枠43と、ランナー
枠43の枠内面に配置されて、ランナー枠43に装着し
た水平の軸47で回転自在に支持されるローラ44とを
含み、 ランナー枠43の下端両側に、ガイドレール4の内向き
に傾斜する一対の側壁32・32で抜け出し規制される
スカート45が張り出し形成されている戸パネル用の支
持装置。 - 【請求項3】 ランナー5が、戸パネル1に埋設固定さ
れるケース39と、ケース39に出退自在に支持されて
ばね42で進出付勢してある支持軸40とを有し、 支持軸40の進出端側の軸端にランナー枠43が装着し
てある請求項2記載の戸パネル用の支持装置。 - 【請求項4】 ガイドレール4が、床面Fないし開口枠
に固定されるベース部31と、ベース部31の幅方向両
端から内向きに傾斜する状態で突設されて、ランナー5
の上下方向への抜け出しを規制する一対の側壁32・3
2とで断面台形状に形成されており、 ベース部31の幅方向中途部の上面側に、ランナー5の
幅方向への遊動を規制する一対の段部34・34と、ラ
ンナー5に設けたローラ44を受ける転動面33とが上
突状に設けられており、 ランナー枠43の枠内面の下部に、段部34・34で受
け止められる規制面48が設けてある請求項2又は3記
載の戸パネル用の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34700397A JPH11159232A (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 戸パネル用の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34700397A JPH11159232A (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 戸パネル用の支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11159232A true JPH11159232A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18387271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34700397A Pending JPH11159232A (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | 戸パネル用の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11159232A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012132271A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Nichibei Co Ltd | ランナー |
CN106437373A (zh) * | 2016-07-27 | 2017-02-22 | 佛山市钡思安防科技有限公司 | 免挖坑地弹簧防盗结构 |
-
1997
- 1997-12-01 JP JP34700397A patent/JPH11159232A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012132271A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Nichibei Co Ltd | ランナー |
CN106437373A (zh) * | 2016-07-27 | 2017-02-22 | 佛山市钡思安防科技有限公司 | 免挖坑地弹簧防盗结构 |
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