JP5341000B2 - 吊戸用の振れ止め装置 - Google Patents

吊戸用の振れ止め装置

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Description

本発明は、戸パネルの下端が前後に振れるのを規制する吊戸用の振れ止め装置に関し、なかでも磁気吸着作用を利用して戸パネルの振れを規制する振れ止め装置に関する。
磁石を利用した振れ止め装置は、例えば特許文献1に開示されている。そこでは、床面側に設けられるガイドユニットと、戸パネルの下端面に凹み形成されるスライド溝、およびスライド溝の溝奥に配置される鉄板などで、振れ止め装置を構成している。ガイドユニットは、床に埋設されるケースと、このケースで出没自在に案内されるガイドピンと、ガイドピンの上端に設けられる磁石などで構成してある。常態において、ガイドピンはケース内に収容されているが、戸パネルがガイドユニットの真上に来ると、磁石の磁気吸着作用によってガイドピンがケースから突出してスライド溝と係合し、戸パネルの振れを規制する。
特許文献2には、スライド溝の両端に吸着ガイドを設け、同ガイドでガイドピンを磁気吸着する形態の振れ止め装置が開示してある。吸着ガイドは、ホルダーと磁石とで構成してあり、ホルダーにはガイドピンをガイド溝へ向かって案内するガイド面が設けてある。戸パネルを開閉する際に、戸パネルの前後中心と、ガイドユニットの中心位置とが前後方向にずれることがあるが、こうした場合にガイドピンを吸着ガイドの磁石で確実に吸着するために、吸着ガイドの前後幅はガイド溝に比べて広幅に形成してある。また、ずれた位置で吸着したガイドピンを、スライド溝の中央へ向かって移行案内するためにホルダーにガイド面を設けている。なお、スライド溝には鉄板は配置されておらず、スライド溝に設けたレール部でガイドピンの周回溝を支持して、ガイドピンが落下するのを防止している。
本発明の振れ止め装置においては、ガイドユニットを、床に埋設されるケースと、ケースで上下揺動自在に支持されるローラーなどで構成するが、このようにローラー構造のガイド体で戸パネルを振れ止めすることは特許文献3に開示されている。そこでは、ガイドピンの先端に設けられる磁石を回転自在なローラーで構成している。ローラー構造の磁石は、スライド溝の両端に設けた吸着ガイドの磁石に吸着されて作動姿勢に切り換わり、ホルダーに設けた傾斜ガイド面に案内されてスライド溝と係合する。
上記の振れ止め装置は、いずれも床側に設けたガイドピンなどを、戸パネルに設けたスライド溝に係合して戸パネルの振れを機械的に規制するが、磁石の吸引力のみで戸パネルの振れを規制する振れ止め装置が提案されている(特許文献4)。そこでは、戸パネルの移行軌跡に臨む床面に振れ止め用の磁石を一定間隔おきに埋設し、戸パネルの下面に先の磁石に対応する磁石を埋設して、磁石どうしの吸引作用で戸パネルの振れを規制している。例えば、上面がN極に着磁された磁石を床面側に埋設し、下面がS極に着磁された磁石を戸パネル側に埋設している。両磁石が吸着するのを防ぐために、床面上を転動する戸車で戸パネルを支持して、戸パネル側の磁石と床面との間に小さな隙間を確保している。
特許第4308618号公報(段落番号0016、図2) 特開2007−308918号公報(段落番号0016、図1) 特許第3501053号公報(段落番号0018、図5) 特開2000−87636号公報(第4頁22〜39行、図5)
特許文献1、2の振れ止め装置は、ケースに退入している状態のガイドピンを吸着ガイドの磁石で吸着するが、ガイドピンをその自重に逆らって上向きに吸着する必要があるので、吸着に失敗することがある。とくに、開閉時の戸パネルは前後に揺れてずれ動きやいため、対応するガイドピンと吸着ガイドとの吸着距離が大きくなって、ガイドピンを吸着できないことがある。また、複数個の戸パネルの移行軌跡に対応して、床側に複数列のガイドユニットが設けてある場合には、前後に揺れた戸パネルに反応して、隣のユニット列のガイドピンが吸着されることもある。
近年、前後厚みが小さな薄型の戸パネルが普及しつつあり、それに伴ない、従前通りの吸着機能を備えたままで、振れ止め装置全体の前後厚みを小さくすることが要求されてきている。しかし、特許文献1、2の振れ止め装置では、吸着ガイドの前後幅をガイド溝に比べて広幅に形成しているので、薄型の戸パネルに適用するのが困難となる。また、薄形化要求に応えるには、吸着ガイドの前後幅を小さくする以外にないが、そうするとガイドピンの吸着に失敗しやすくなるのを避けられない。
特許文献3の振れ止め装置は、シーソー状に支持したガイドピンの両端に、極性が異なるローラー構造の磁石を設けるので、ガイドピンが吸着ガイドの磁石で吸着されるときの吸着負荷を軽減でき、ガイドピンをより確実に磁気吸着できる。しかし、ガイドピンの両端にローラー状の磁石を設けるので、ガイドユニットが大形化するのを避けられない。さらに、床面に横長四角形状の大きな埋設穴を形成する必要があるので、ルーターや角のみ盤などの専用機械を用意して施工する必要があり、施工に多くの手間が掛かる。また、ガイドピンが吸着ガイドの磁石で吸着される際に、ローラー状の磁石が吸着ガイド側の磁石に衝突して、耳障りな金属音を生じてしまう不利もある。
その点、特許文献4の振れ止め装置は、床側の磁石と戸パネル側の磁石との吸引力で戸パネルを振れ止めするので、磁石どうしが衝突して耳障りな金属音を生じることはない。しかし、磁石どうしの吸引力を超える外力が戸パネルに作用するとき、戸パネルが前後に揺れ動いてしまう点に問題がある。例えば、人が戸パネルにもたれかかるような場合に、体重を支えきれずに戸パネルが揺れ動くおそれがある。
本発明の目的は、床側に設けたガイドローラーをより的確に吸着でき、さらに吸着ガイドとガイドユニットが前後にずれている場合でも、ガイドローラーを吸着ガイドの前後中央に吸着して、円滑にスライド溝へ移行案内できる振れ止め装置を提供することにある。
本発明の目的は、装置全体の前後厚みを小さくして、前後厚みが小さな薄型の戸パネルに適用するのに好適な振れ止め装置を提供することにある。
本発明の目的は、磁石との衝突音の発生を防止して静粛性を向上できる振れ止め装置を提供することにある。
本発明に係る振れ止め装置は、戸パネル2の下面に設けたスライド溝10の両端に配置される吸着ガイド6と、床Fに設けたガイドユニット7とを備えている。ガイドユニット7は、床Fに埋設したガイドベース25と、ガイドベース25で上下出没自在に支持されるガイドローラー42を含む。ガイドローラー42の前側面と後側面はN極とS極に着磁してある。吸着ガイド6には、ガイドローラー42を吸着する一対の磁石17・17が、前後に隣接して配置されている。一対の磁石17・17は、ガイドローラー42を吸着する吸着面の磁極が異なるように配置する。一対の磁石17・17でガイドローラー42を吸着した状態において、ガイドローラー42の前側面および後側面と各磁石17・17とが互いに吸引し合って、ガイドローラー42を吸着ガイド6の前後中央に吸着保持できることを特徴とする。
戸パネル2の下面に、スライド溝10を備えたレール体5を配置する。吸着ガイド6は、戸パネル2に埋設される磁石ホルダー15と、一対の磁石17・17とを含む。図5に示すように、磁石ホルダー15の前後幅を、レール体5の前後幅と同じか、これより小さく設定する。
図6に示すように、一対の磁石17・17は、戸パネル2の下面側端からスライド溝10へ向かって上り傾斜する状態で配置する。
ガイドベース25は、床Fに埋設される固定ケース27と、固定ケース27に嵌め込まれる可動ケース28とで構成する。固定ケース27と可動ケース28との間に、ガイドローラー42の前後位置を調整する前後調整構造を設ける。図7に示すように、前後調整構造は、固定ケース27の内面と可動ケース28の外面に設けられて、係合位置を前後に変更できる連続波形の係合リブ32・37で構成する。
ガイドローラー42は、ガイドベース25に設けた揺動アーム41で上下揺動自在に支持する。ガイドローラー42の少なくともローラー周面を、ゴム、エラストマー、あるいはプラスチックで形成した緩衝層46で覆う。
固定ケース27は、円形の座部30を備えている。座部30は、床Fに形成した円形の組付穴48に装着固定する。
本発明においては、ガイドベース25で支持したガイドローラー42を、吸着ガイド6の一対の磁石17で磁気吸着してスライド溝10へ向かって移行案内する。ガイドローラー42の前側面と後側面は例えばN極とS極に着磁してあり、吸着ガイド6の前側の磁石17の吸着面はS極に、後側の磁石17の吸着面はN極に着磁してある。このように磁極を配列した振れ止め装置によれば、ガイドローラー42を両磁石17で吸着した状態において、ローラー前側面と前側の磁石17とが吸引し合い、さらに、ローラー後側面と後側の磁石17とが吸引し合う。このとき、ローラー前側面に作用する吸引力と、ローラー後側面に作用する吸引力とは等しいので、前後の吸引力が均衡する位置、つまり吸着ガイド6前後中央へ向かって、両磁石17とガイドローラー42を相対移動させることができる。
上記のように、本発明の振れ止め装置によれば、両磁石17とガイドローラー42とは、お互いの吸引作用と、前後にずれがある場合の反発作用とによって、自動的に調心作用を発揮して、ガイドローラー42を常に吸着ガイド6の前後中央に吸着し、その位置を保持できる。したがって、吸着ガイド6とガイドユニット7が前後にずれている場合でも、ガイドローラー42を吸着ガイド6の前後中央に吸着して、吸着した状態のままで円滑にスライド溝10へ移行案内できる。従来装置において不可欠であった、ガイド体をスライド溝へ向かって誘導案内するガイド構造を省略できるので、吸着ガイド6の構造を簡素化できる利点もある。
戸パネル2の下面にレール体5が配置してある振れ止め装置において、磁石ホルダー15の前後幅をレール体5の前後幅と同じか、これより小さく設定すると、振れ止め装置の前後厚みを小さくできる。また、従来装置に比べて、吸着ガイド6の前後幅を小さくしながら、ガイドローラー42の吸着を的確に行なうことができる。したがって、戸パネル2の前後厚みが小さな薄型の戸パネル2であっても、振れ止め装置を好適に適用できる。
一対の磁石17を戸パネル2の下面側端からスライド溝10へ向かって上り傾斜する状態で配置すると、傾斜下端における磁石17とガイドローラー42との上下間隔を小さくして、磁石17によるガイドローラー42の吸着をより確実に行なうことができる。また、作動位置に位置していたガイドローラー42を傾斜する磁石17で徐々に下降操作して、より低い位置で磁石17による吸引作用を遮断できる。このように、磁石17のガイドローラー42に対する吸引作用の遮断をより低い位置で行なうと、ガイドローラー42が自重で落下する距離を小さくして、待機位置へ復帰するときの衝突音を小さくでき、静粛性を向上できる。
ガイドローラー42を揺動アーム41で上下揺動自在に支持する振れ止め装置によれば、ガイドローラー42が磁石17で吸着されるときの同ローラー42の移動軌跡を常に一定として、待機位置と作動位置との間で円滑に変位させることができる。したがって、ガイドローラーがガイドベースに出没スライド自在に支持してある場合に比べて、磁石17による吸着負荷を軽減できる。また、ガイドローラー42の少なくともローラー周面を、ゴムなどで形成した緩衝層46で覆うと、ガイドローラー42が吸着されて磁石17に衝突するとき、衝突衝撃を緩衝層46で緩和し吸収できるので、耳障りな金属音が発生するのを防止して静粛性を向上できる。
固定ケース27と可動ケース28とでガイドベース25を構成し、両ケース27・28の間に前後調整構造を設けると、係合リブ32・37の係合位置を変更することで、可動ケース28の前後位置を調整できる。つまり、可動ケース28に組み付けたガイドローラー42と吸着ガイド6の前後方向のずれを前後調整構造で修正して、両者6・42の前後中心を一致させることができる。したがって、固定ケース27の埋設位置にばらつきがある場合でも、複数のガイドローラー42の前後中心を揃えて、戸パネル2を適正に開閉案内することができる。
固定ケース27の座部30を円形に形成し、座部30を床Fに形成した円形の組付穴48に装着固定すると、施工現場で組付穴48を形成する場合に、電動ドリルを使用して容易に組付穴48を形成することができる。因みに、床面に横長四角形状の埋設穴を形成する場合には、ルーターなどの専用装置を施工現場へ持ち込む必要があり、円形の組付穴48を形成する場合に比べて、施工に多くの手間が掛かる。
本発明の振れ止め装置を示す、図4におけるB−B線断面図である。 吊戸の正面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 振れ止め装置の縦断正面図である。 吸着ガイドの底面図である。 吸着ガイドおよび縦断正面図である。 図6におけるC−C線断面図である。 ガイドユニットの平面図である。 磁石の磁極の着磁形態を示す説明図である。 磁石による調心作用を示す説明図である。 振れ止め装置の別の実施例を示す説明図である。
(実施例) 図1ないし図10は本発明に係る振れ止め装置の実施例を示す。図2において、符号1は開口の上枠に固定したガイドレール、符号2はガイドレール1に沿って引き違い開閉される戸パネル、符号3は戸パネル2の上部両側に装着される吊車型のランナーである。この実施例では開口枠の開口面を2個の戸パネル2で開閉する場合について説明する。各戸パネル2は、ガイドレール1の長さの範囲内で自由に開閉移動でき、左右の戸パネル2を左端の戸袋側へ移動させると開口面を全開放できる。この実施例における前後、左右、上下とは、図2および図3に示す交差矢印と、矢印の近傍に示す前後、左右、上下の文字表示に従うこととする。
左右の戸パネル2を開閉するとき、戸パネル2が前後方向(厚み方向)へ揺れ動くのを規制するために、戸パネル2と床Fとの間に振れ止め装置を設けている。図2に示すように、振れ止め装置は、戸パネル2の下面に固定されるレール体5と、レール体5の両側に配置される吸着ガイド6と、各戸パネル2の移行軌跡に沿って床Fに設けられるガイドユニット7などで構成する。ガイドユニット7は、各戸パネル2ごとに5個ずつ設けてある。
図3および図4において、レール体5はポリプロピレン製の条材からなり、その下部に下向きに開口する断面コ字状のスライド溝10が形成してある。スライド溝10の上側には、溝に沿って帯状の鉄板(磁性金属板)11が配置してあり、鉄板11の下面はレール体5を構成する薄肉のプラスチック材で覆われている。レール体5の上部には、吸着ガイド6を連結するための連結穴12と、減肉穴(図示していない)が長手方向に沿って形成してある。レール体5は、戸パネル2に設けた装着溝13に吸着ガイド6と共に装着されて固定してある。
図5および図6に示すように吸着ガイド6は、戸パネル2に埋設される磁石ホルダー15と、磁石ホルダー15に埋設される鉄板(磁性金属板)16と、鉄板16に接着固定される一対の磁石17・17とで構成する。磁石ホルダー15は、ポリプロピレンを素材とする射出成形品からなり、その下面側に鉄板16および磁石17・17を装着するための凹部18を形成し、凹部18に隣接してビス19用の締結穴20を形成する。
図5に示すように凹部18の前後幅は、スライド溝10の前後幅より僅かに広幅に形成してある。この広幅の部分の前後壁は、磁石17で吸着したガイドローラー42がスライド溝10側へ移行(相対的に)するまでの間、ガイドローラー42で受け止められて、戸パネル2が前後に揺れ動くのを規制する。磁石ホルダー15のレール体5との隣接端には、連結穴12に差し込み係合される連結ピン21が突設してある。鉄板16は、鋼板にプレス加工を施して形成してあり、そのレール体5側の端部寄りが鈎形に折り曲げてある。
磁石17は長方形板状のネオジウム磁石で形成してあり、各磁石17の長辺部が吸着ガイド6の前後中心において隣接する状態で鉄板16に固定してある。なお、吸着ガイド6の前後中心は、スライド溝10の前後中心と一致している。鉄板16とともに凹部18に装着した状態の磁石17は、戸パネル2の下面側端からスライド溝10へ向かって上り傾斜させてある。
このように、磁石17をスライド溝10へ向かって上り傾斜させると、傾斜下端における磁石17とガイドユニット7のガイドローラー42との上下間隔を小さくできるので、ガイドローラー42の吸着をより確実に行なうことができる。薄型の戸パネルにも対応できるようにするために、磁石ホルダー15の前後幅はレール体5の前後幅と同じに設定してあり、この実施例では磁石ホルダー15およびレール体5の前後幅を20mmとした。吸着ガイド6の連結ピン21をレール体5の連結穴12に係合して、左右一対の吸着ガイド6とレール体5を一体化し、一体化した三者6・5・6を装着溝13に嵌め込んだのち、左右の吸着ガイド6をビス19で締結することにより戸パネル2と一体化できる。
図6ないし図8に示すように、ガイドユニット7は、床Fに固定されるガイドベース25と、ガイドベース25で上下出没自在に支持される規制体26とで構成する。ガイドベース25は、床Fに埋設される固定ケース27と、固定ケース27に嵌め込まれる可動ケース28と、両ケース27・28の間に設けられる前後調整構造などで構成する。固定ケース27は円形の座部30と、座部30の周縁の左右に立設される一対のブラケット31とを一体に備えたプラスチック成形品からなり、両ブラケット31の対向面には、連続波形の係合リブ32が上下方向に形成してある。
可動ケース28は、左右に長い四角筒状のローラー収容部35と、ローラー収容部35の上端に張り出される横長四角形状のフランジ部36とを一体に備えたプラスチック成形品からなる。ローラー収容部35の左右壁の外面には、先の係合リブ32と係合する係合リブ37が形成してあり、左壁の内面には規制体26を軸支するためのボス38が形成してある。
前後調整構造は、固定ケース27側の係合リブ32と、可動ケース28側の係合リブ37とで構成する。後者係合リブ37の隣接ピッチは、前者係合リブ32の隣接ピッチの2倍に設定してあり、両係合リブ32・37の係合位置を前後にずらすことにより、ガイドローラー42の前後方向の中心位置を、中央から2mmずつ調整することができる。フランジ部36の上面には、規制体26の外郭線に沿う開口39が形成してあり(図8参照)、この開口39から規制体26をローラー収容部35に組み込むことができる。
規制体26は前後一対の揺動アーム41と、揺動アーム41で回転自在に支持されるガイドローラー42とで構成してある。揺動アーム41の基端を揺動軸43で支持することにより、ガイドローラー42は、全体がローラー収容部35に収容される待機位置(図6に示す状態)と、吸着ガイド6の磁石17に吸着されてスライド溝10に係合する作動位置(図4に示す状態)との間を揺動できる。揺動アーム41は、ステンレス板材を素材とするプレス成形品からなる。揺動軸43は、ローラー収容部35の前後壁とボス38で支持されている。
ガイドローラー42は、ネオジウム磁石で形成されるローラー本体45と、ローラー本体45の周面を覆う緩衝層46とで構成してあり、揺動アーム41の揺動先端寄りに設けたローラー軸47で回転自在に軸支してある。ガイドローラー42のローラー周面42aは、その前後幅のほぼ全体にわたって平坦に形成してある(図8参照)。緩衝層46はゴム、エラストマー、あるいはプラスチックで形成してある。このように、ローラー本体45の周面を緩衝層46で覆うと、ガイドローラー42が吸着されて磁石17に衝突するときの、衝突音(金属音)の発生を防ぐことができる。
ガイドユニット7は、次のようにして床Fに組み付ける。まず、床Fに固定ケース27を埋設するための円形の組付穴48を形成し、その内部に固定ケース27を嵌め込んで、2個のビス49で座部30を固定する。このとき、揺動軸43が戸パネル2の開閉軌跡と直交するように固定ケース27を固定する。組付穴48は、座部30に対応して丸穴状に形成すればよく、したがって施工現場で電動ドリルを使用して容易に形成することができる。なお、組付穴48の直径寸法は、戸パネル2の前後厚み寸法より小さく、例えば戸パネル2の前後厚みが30mmであるとき、組付穴48の直径寸法は26mmとした。
次に、規制体26が組み付けられた可動ケース28を固定ケース27に仮り組みして、戸パネル2の前後中心と、ガイドローラー42の前後中心とが一致しているか否かを確認する。両者が前後にずれている場合には、可動ケース28を分離したのち、ずれ量に見合う寸法分だけ係合リブ32・37の組み付け位置をずらして、可動ケース28を固定ケース27に組み付ける。再度、前後のずれがないことを確認してフランジ部36を2個のビス50で床Fに固定する。
上記の振れ止め装置によれば、開閉される戸パネル2がガイドユニット7の上方を通過するとき、吸着ガイド6の磁石17とローラー本体45とが吸引し合うので、ガイドローラー42は図6に想像線で示すように、揺動軸43のまわりに上方揺動して磁石17の傾斜下端に吸着される。この状態から戸パネル2が図6の矢印P方向へ移動すると、ガイドローラー42は磁石17との吸着状態を維持した状態のまま転がって、スライド溝10へと移行案内される。スライド溝10内では、ローラー本体45と鉄板11との間の吸着力によって、ガイドローラー42がスライド溝10の上奥面に密着して係合状態を維持する(図1参照)。したがって、戸パネル2が前後に揺れ動くのを、ガイドローラー42で規制できる。
戸パネル2をさらに移動操作して、ガイドローラー42が移動方向後端側の吸着ガイド6へ移行すると、ガイドローラー42は下り傾斜する磁石17に案内されて徐々に下方揺動する。そして、磁石17の傾斜下端がガイドローラー42の周面から離れると、両者17・42の間に作用していた吸引力が消滅するので、ガイドローラー42は自重で下方揺動してローラー収容部35内に収まる。
上記の振れ止め装置においては、前後一対の磁石17と、ローラー本体45の磁極を図9に示すように設定している。まず、前側の戸パネル2に設けた吸着ガイド6の磁石17・17のうち、吸着ガイド6の前側に位置する磁石17の下面(吸着面)がS極となり、上面がN極となるように磁石17を配置する。また、吸着ガイド6の後側に位置する磁石17の下面(吸着面)がN極となり、上面がS極となるように磁石17を配置する。この状態の一対の磁石17・17は、反発し合うこともなく互いに吸引し合う。さらに、床Fの前側に配置したガイドユニット7のローラー本体45は、そのローラー前側面がN極となり、ローラー後側面がS極となるように配置する。
後側の戸パネル2に設けた吸着ガイド6の磁石17・17は、前側の戸パネル2に設けた吸着ガイド6の磁石17・17とは極性が逆になるように配置する。同様に、床Fの後側に配置したガイドユニット7のローラー本体45は、そのローラー前側面がS極となり、ローラー後側面がN極となるように配置する。このように、前側の戸パネル2と、後側の戸パネル2とで、磁石17・17、およびローラー本体45の磁極の極性を異ならせておくと、例えば、前側の戸パネル2が後側のガイドユニット7の近傍まで揺れ動くことがあっても、後側のガイドユニット7のローラー本体45と、前側の戸パネル2の吸着ガイド6とは、互いに反発し合う。したがって、後側のローラー本体45が、前側の戸パネル2の吸着ガイド6に吸着されるのを解消できる。
上記のように、前後一対の磁石17・17の吸着面の磁極を異ならせ、さらに、ローラー本体45の前後面の磁極が各磁石17・17の磁極と異ならせてあると、磁石17・17とローラー本体45とが互いに吸引し合って調心機能を発揮できる。例えば、図10に示すように、戸パネル2がガイドローラー42に対して前方へずれ動いた状態では、ローラー本体45のローラー後面のS極が、真上に位置する磁石17のN極と吸引し合う。しかし、ローラー本体45のローラー前面のN極は、真上に位置する磁石17のN極と反発し合う。
その結果、戸パネル2は、吸着ガイド6の前側の磁石17のS極と、ローラー本体45の前側のN極とが吸引し合う向きに移動して、ガイドローラー42を前後の磁石17・17で吸着する。また、一対の磁石17に吸着されたガイドローラー42は、ローラー前面とローラー後面における磁気吸引力が均衡する位置、すなわち、ガイドローラー42の前後中心が、吸着ガイド6の前後中心に位置する状態に保持される。戸パネル2に外力が作用して、磁石17とガイドローラー42とが前後にずれたとしても、両者17・42は自動的に調心作用を発揮して、前後で磁気吸引力が均衡する位置へとずれ動く。
このように、ガイドローラー42は、その前後中心が吸着ガイド6の前後中心に位置する状態で吸着されるので、吸着ガイド6の前後幅を大きくして戸パネル2の前後ずれに対応する必要はない。また、磁石17・17でガイドローラー42を吸着するのと同時に、ガイドローラー42をスライド溝10へ向かって適正に移行案内できる。
因みに、吸着ガイド6に1個の磁石17を配置し、その前端側をS極、後端側をN極とし、ガイドローラー42の前面をN極、後面をS極とする場合には、一見して上記と同様の吸着作用を発揮できるように思われる。しかし、その場合には、磁石17とガイドローラー42との間の吸引距離が大きくなるので、ガイドローラー42の吸着に失敗するおそれがある。また、吸着ガイド6に独立した前後一対の磁石17を隣接配置する場合に比べて、1個の磁石17の前後中央における磁界強度がゼロとなるため、ガイドローラー42の吸着位置が吸着ガイド6の前後中央から前後いずれかへずれるおそれがあり、調心機能を充分に発揮できない。
一対の磁石17・17に吸着されたガイドローラー42は、その周面が、両磁石17・17の吸着面に線接触状に接当している。このときの吸引力は線接触位置が最大であって、線接触位置からローラー周方向へ離れるに従い吸引力は次第に小さくなる。しかも、ガイドローラー42の転がり方向前方の半周面の吸引力と、転がり方向後方の半周面の吸引力とは、力の方向が逆向きになっており、両吸引力は常に均衡している。したがって、線接触位置の吸引力を越える外力が作用すれば、ガイドローラー42は転がることができることになる。この線接触位置の吸引力を越える転がり力は、例えばN極とS極とが面接触状態で吸着している場合の分離抵抗に比べて極めて小さい。したがって、ガイドローラー42は、磁石17・17に吸着されているにもかかわらず、吸着面に沿って軽快に回転しながらスライド溝10へ移行案内できる。
図11は磁石17とガイドローラー42の別の実施例を示す。図11(a)に示すガイドローラー42は、そのローラー周面42aを部分円弧状に丸めて、磁石17・17に対して点接触状に接触するようにした。この場合のローラー本体45は、周面が部分円弧状に丸めてあってもよく、あるいは先の実施例と同様に平坦に形成してあってもよい。後者の場合には、緩衝層46の周面を部分円弧状に丸めるとよい。このように、ガイドローラー42のローラー周面42aを磁石17・17に対して点接触状に接触させると、ガイドローラー42の転がり抵抗をさらに小さくすることができる。磁石17・17およびガイドローラー42における磁極は、図中にNおよびSで示すように配置した。以下の別実施例においても、同様に図中にNおよびSで示している。
図11(b)に示すガイドローラー42は、ローラー周面42aを平坦面52と、平坦面52の前後に連続する傾斜面53・53とで等脚台形状に形成し、前後の傾斜面53・53を磁石17で吸着するようにした。吸着ガイド6の磁石17・17は、前後の傾斜面53・53と同じ角度で傾けておく。スライド溝10内へ移行したガイドローラー42は、平坦面52が溝の上奥面に密着する状態で鉄板11を吸引して作動姿勢を保持するので、レール体5の鉄板11は、先に説明した実施例と同様に配置しておけばよい。このように、磁石17・17をへ字状に傾けると、戸パネル2が外力を受けて前後にずれ動こうとするのを磁石17・17で受け止めて規制できる。さらに、吸着ガイド6でガイドローラー42を吸着する際に、傾斜する磁石17・17でガイドローラー42を中央位置へ誘い込むことができる。
図11(c)に示すガイドローラー42は、ローラー本体55に一対のリング状の磁石56を埋設して構成した。ローラー本体55は、ゴム、エラストマー、あるいはプラスチックを素材とする成形品からなり、先の実施例における緩衝層46をローラー本体55が兼ねている。磁石56は、ローラー本体55の成形時にインサート固定することができ、あるいは、成形後のローラー本体55に嵌め込んで接着固定することができる。
上記の実施例では、スライド溝10を備えたレール体5を戸パネル2に固定したが、その必要はない。例えば、戸パネル2の下枠がアルミニウムサッシで形成してあるような場合には、下枠の構造を利用してスライド溝10とすることができる。吸着ガイド6における鉄板16は省略することができる。
ガイドローラー42は、上下揺動可能に支持する必要はなく、上下に出没可能に支持してあってもよい。磁石17およびローラー本体45を構成する磁石は、それぞれネオジウム磁石で形成するのが好ましいが、フェライト磁石などの市販されている汎用磁石を適用することができる。本発明の振れ止め装置は、1個以上の戸パネル2を備えた引戸の全てに適用できる。
2 戸パネル
5 レール体
6 吸着ガイド
7 ガイドユニット
10 スライド溝
11 磁性金属板(鉄板)
15 磁石ホルダー
17 磁石
27 固定ケース
28 可動ケース
42 ガイドローラー
F 床

Claims (6)

  1. 戸パネル(2)の下面に設けたスライド溝(10)の両端に配置される吸着ガイド(6)と、床(F)に設けたガイドユニット(7)とを備えており、
    前記ガイドユニット(7)は、床(F)に埋設したガイドベース(25)と、ガイドベース(25)で上下出没自在に支持されるガイドローラー(42)を含み、
    前記ガイドローラー(42)の前側面と後側面がN極とS極に着磁されており、
    前記吸着ガイド(6)には、ガイドローラー(42)を吸着する一対の磁石(17・17)が、前後に隣接して配置されており、
    前記一対の磁石(17・17)は、ガイドローラー(42)を吸着する吸着面の磁極が異なるように配置されており、
    前記一対の磁石(17・17)でガイドローラー(42)を吸着した状態において、ガイドローラー(42)の前側面および後側面と各磁石(17・17)とが互いに吸引し合って、ガイドローラー(42)を吸着ガイド6の前後中央に吸着保持できることを特徴とする吊戸用の振れ止め装置。
  2. 戸パネル(2)の下面に、スライド溝(10)を備えたレール体(5)が配置されており、
    前記吸着ガイド(6)が、戸パネル(2)に埋設される磁石ホルダー(15)と、一対の磁石(17・17)とを含み、
    磁石ホルダー(15)の前後幅が、レール体(5)の前後幅と同じか、これより小さく設定してある請求項1に記載の吊戸用の振れ止め装置。
  3. 前記一対の磁石(17・17)が、戸パネル(2)の下面側端からスライド溝(10)へ向かって上り傾斜する状態で配置してある請求項1または2に記載の吊戸用の振れ止め装置。
  4. 前記ガイドローラー(42)が、ガイドベース(25)に設けた揺動アーム(41)で上下揺動自在に支持されており、
    前記ガイドローラー(42)の少なくともローラー周面が、ゴム、エラストマー、あるいはプラスチックで形成した緩衝層46で覆われている請求項1、2または3に記載の吊戸用の振れ止め装置。
  5. 前記ガイドベース(25)が、床(F)に埋設される固定ケース(27)と、固定ケース(27)に嵌め込まれる可動ケース(28)とで構成されており、
    前記固定ケース(27)と可動ケース(28)との間に、ガイドローラー(42)の前後位置を調整する前後調整構造が設けられており、
    前記前後調整構造が、固定ケース(27)の内面と可動ケース(28)の外面に設けられて、係合位置を前後に変更できる連続波形の係合リブ(32・37)で構成してある請求項2から4のいずれかひとつに記載の吊戸用の振れ止め装置。
  6. 前記固定ケース(27)は、円形の座部(30)を備えており、
    前記座部(30)が、床(F)に形成した円形の組付穴(48)に装着固定してある請求項5に記載の吊戸用の振れ止め装置。
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