JP3747873B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のレーザビーム発生部が発生したレーザビームにより感光体を露光して画像を形成するいわゆるマルチビーム方式の画像形成装置に関し、詳しくは、レーザビーム発生部に対して駆動禁止または露光量低減を指示することのできる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、レーザビーム発生部が発生したレーザビームで感光体を走査露光することにより、該感光体に静電潜像を形成する露光手段と、上記静電潜像が形成された感光体の表面に現像剤を付着させることにより、上記静電潜像を現像する現像手段と、上記静電潜像に付着された現像剤を被記録媒体に転写する転写手段と、を備えた画像形成装置が知られている。
【0003】
この種の画像形成装置では、露光手段は、レーザビーム発生部が発生したレーザビームで感光体ドラム等の感光体を走査露光することにより、その感光体に静電潜像を形成する。続いて、該静電潜像が形成された感光体の表面にトナー等の現像剤を付着させることによって、現像手段がその静電潜像を現像し、転写手段が、上記静電潜像に付着された現像剤を用紙等の被記録媒体に転写すると、静電潜像に応じた画像がその被記録媒体に形成される。また、この種の画像形成装置では、レーザビーム発生部を2つ設けると共に各レーザビーム発生部が発生したレーザビームで上記感光体をそれぞれ走査露光することにより、画像形成における解像度を向上させることが考えられている。
【0004】
この場合、2つのレーザビーム発生部を個々にかつ同時に駆動することにより、感光体を2ライン同時に走査露光することができ、感光体の回転速度を落とすことなくラインの密度を上げることができるのである。例えば、1つのレーザビーム発生部を備えた画像形成装置で解像度600dpiの画像を形成する場合と同様の感光体回転速度で、2つのレーザビーム発生部を使用すれば1200dpiの画像を形成することができる。
【0005】
更に、このように2つのレーザビーム発生部を備えた画像形成装置では、一方のレーザビーム発生部の駆動を禁止することにより、低解像度で画像形成を行ったり現像剤を節約したりする制御モード(以下、両者をそれぞれ、低解像度モード、トナーセーブモードともいう)を設けることも検討されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、低解像度モードまたはトナーセーブモードで駆動を禁止するレーザビーム発生部が一方に規定されていると、他方のレーザビーム発生部の方が早く寿命(交換時期)に達してしまう。そこで、本発明は、複数のレーザビーム発生部を備えた画像形成装置において、低解像度モードまたはトナーセーブモードが利用された場合にも、各レーザビーム発生部が寿命に達する時期を近づけることを目的としてなされた。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達するためになされた請求項1記載の発明は、複数のレーザビーム発生部を備え、該各レーザビーム発生部が発生したレーザビームで感光体をそれぞれ走査露光することにより、該感光体に静電潜像を形成する露光手段と、上記静電潜像が形成された感光体の表面に現像剤を付着させることにより、上記静電潜像を現像する現像手段と、上記静電潜像に付着された現像剤を被記録媒体に転写する転写手段と、を備えた画像形成装置であって、
上記複数のレーザビーム発生部の内、どれが寿命に近いかを判断する判断手段と、低解像度での画像形成または現像剤の節約が指示されたとき、上記露光手段を制御して、上記寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部による露光量の低減を行う低減制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
このように構成された本発明では、判断手段は、上記複数のレーザビーム発生部の内どれが寿命に近いかを判断する。そして、低解像度での画像形成または現像剤の節約が指示されたとき、低減制御手段は露光手段を制御して、上記判断手段が寿命に近いと判断したレーザビーム発生部による露光量の低減を行う。すなわち、低減制御手段は、寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部が更に寿命に近くなるのを抑制する制御を行うのである。このため、本発明では、例えば前述の低解像度モードまたはトナーセーブモードのように、低解像度での画像形成または現像剤の節約が指示されたときにも、複数のレーザビーム発生部が寿命に達する時期を近づけることができる。
【0009】
従って、本発明の画像形成装置では、露光手段のメンテナンスを一層容易にすることができる。すなわち、複数のレーザビーム発生部が個々に交換できる場合は両者の交換時期を近づけることができ、後述の請求項9記載の発明のように複数のレーザビーム発生部が一体に交換される場合は全体としての交換回数を減らすことができる。なお、上記判断手段によって上記寿命に近いと判断されるレーザビーム発生部は、最も寿命に近いもの1つでなくてもよく、寿命に近い複数のものであってもよい。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成に加え、上記判断手段が、上記各レーザビーム発生部が所定強度のレーザビームを発生するために必要とする出力に基づいてどれが寿命に近いか判断することを特徴とする。
本発明では、上記判断手段が、各レーザビーム発生部が所定強度のレーザビームを発生するために必要とする出力に基づいてどれが寿命に近いか判断する。各レーザビーム発生部が所定強度のレーザビームを発生するように出力を調整する処理が一般的に行われている。本発明では、このときの出力に基づいてどれか寿命に近いかを判断しているので、判断手段として特別な処理をあまり設けなくても済む。また、このときの出力は、レーザビーム発生部個体間の品質誤差をも反映して、そのレーザビーム発生部の実質的な寿命を良好に反映している。
【0011】
よって、この出力に基づいた判断結果に応じて低減制御手段の制御を行えば、レーザビーム発生部が寿命に達する時期を一層近づけて上記メンテナンスを一層容易にすることができる。従って、本発明では、請求項1記載の発明の効果に加えて、判断手段の処理を一層簡略化すると共に、各レーザビーム発生部が寿命に達する時期を一層近づけて上記メンテナンスを一層容易にすることができるといった効果が生じる。なお、上記出力とは、レーザビーム発生部を駆動するための電流であっても、電圧であっても、或いは電力であってもよい。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の構成に加え、上記判断手段が、上記各レーザビーム発生部がそれまでに形成した画像のドット数に基づいてどれが寿命に近いか判断することを特徴とする。
本発明では、上記判断手段が、各レーザビーム発生部がそれまでに形成した画像のドット数に基づいてどれが寿命に近いか判断する。このため、判断手段は、各レーザビーム発生部が形成した画像のドット数を計数して両者を比較すればよい。このような処理は極めて容易である。従って、本発明では、請求項1記載の発明の効果に加えて、判断手段の処理を一層簡略化することができるといった効果が生じる。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の構成に加え、上記低減制御手段により上記露光量の低減がなされた場合、そのレーザビーム発生部に関する上記ドット数の計数値が割り引かれることを特徴とする。
低減制御手段によって露光量の低減がなされた場合、そのレーザビーム発生部が1ドットの画像を形成することによって縮める寿命は通常の場合に比べて少なくなる。そこで、本発明では、このような処理がなされた場合には上記ドット数の計数値を割り引いている。このため、判断手段は、どのレーザビーム発生部が寿命に近いかを一層正確に判断することができる。このため、本発明では、請求項3記載の発明の効果に加えて、各レーザビーム発生部が寿命に達する時期を一層近づけて上記メンテナンスを一層容易にすることができるといった効果が生じる。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加え、上記低減制御手段が、上記寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部の発光時の出力を低減することによって、そのレーザビーム発生部による露光量を低減することを特徴とする。
【0015】
本発明では、低減制御手段が、寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部の発光時の出力を低減することによって上記露光量を低減するので、そのレーザビーム発生部の駆動を完全に禁止する場合に比べて画質の低下を抑制することができる。従って、本発明では、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、低減制御手段による上記露光量の低減を行った場合にも、画質の低下を抑制することができるといった効果が生じる。なお、上記出力も電流,電圧,電力のいずれであってもよい。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加え、上記低減制御手段が、上記寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部が1ドット当たりに露光する長さを短くすることによって、そのレーザビーム発生部による露光量を低減することを特徴とする。
【0017】
本発明では、低減制御手段が、寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部が1ドット当たりに露光する長さを短くすることによって、上記露光量を低減する。このため、請求項5記載の発明と同様に、レーザビーム発生部の駆動を完全に禁止する場合に比べて画質の低下を抑制することができる。従って、本発明では、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、低減制御手段による上記露光量の低減を行った場合にも、画質の低下を抑制することができるといった効果が生じる。
【0018】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の構成に加え、上記判断手段がいずれかの上記レーザビーム発生部が寿命に達したと判断したにも拘わらず、高解像度での画像形成が指示されたとき、他の上記レーザビーム発生部のみを駆動し、かつ、上記感光体の回転速度を低減することによって高解像度での画像形成を可能にする寿命時制御手段を、更に備えたことを特徴とする。
【0019】
本発明では、いずれかのレーザビーム発生部が寿命に達したと判断手段が判断したにも拘わらず、高解像度での画像形成が指示されたとき、寿命時制御手段は、他のレーザビーム発生部のみを駆動し、かつ、感光体の回転速度を低減する。すると、ラインの密度を複数全てのレーザビーム発生部が駆動されたときと同様にして、高解像度での画像形成が可能になる。従って、本発明では、請求項1〜6のいずれかに記載の発明の効果に加えて、いずれかのレーザビーム発生部が寿命に達した場合にも、高解像度で画像を形成することができるといった効果が生じる。
【0020】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の構成に加え、上記判断手段がいずれかの上記レーザビーム発生部が寿命に達したと判断したにも拘らず、高解像度での画像形成が指示されたとき、上記寿命時制御手段による制御を実行するか、他の上記レーザビーム発生部のみを駆動し、かつ、上記感光体を通常の速度で回転させて低解像度での画像形成を実行するかを、使用者からの指示に応じて選択する制御選択手段を、更に備えたことを特徴とする。
【0021】
前述のように、寿命時制御手段による制御を実行すれば、高解像度での画像形成が可能になる反面、画像形成の速度は低下する。一方、寿命に達していないレーザビーム発生部のみを駆動し、かつ、感光体を通常の速度で回転させれば、低解像度での画像形成しかできないが画像形成の速度は確保することができる。そこで、本発明では、いずれの制御を実行するかを、使用者からの指示に応じて制御選択手段が選択する。従って、本発明では、請求項7記載の発明の効果に加えて、いずれかのレーザビーム発生部が寿命に達したときに、解像度を優先するか、速度を優先するかを、使用者の所望に応じて選択することができるといった効果が生じる。
【0022】
請求項9記載の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載の構成に加え、上記複数のレーザビーム発生部が、一体に交換されることを特徴とする。
上記複数のレーザビーム発生部が一体に交換される場合、一つのレーザビーム発生部が寿命に達してしまうと他のレーザビーム発生部も同時に交換しなければならない。すなわち、まだ寿命に達していないレーザビーム発生部も交換しなければならない。これに対して、本発明では、前述のように各レーザビーム発生部が寿命に達する時期を近づけることができるので、まだ寿命まで充分にあるレーザビーム発生部も交換しなければならないような事態の発生を抑制することができる。従って、本発明では、請求項1〜8のいずれかに記載の発明の効果に加えて、レーザビーム発生部の交換に関する無駄を排除して、ランニングコストを低減することができるといった効果が生じる。
請求項10記載の発明は、複数のレーザビーム発生部を備え、該各レーザビーム発生部が発生したレーザビームで感光体をそれぞれ走査露光することにより、該感光体に静電潜像を形成する露光手段と、上記静電潜像が形成された感光体の表面に現像剤を付着させることにより、上記静電潜像を現像する現像手段と、上記静電潜像に付着された現像剤を被記録媒体に転写する転写手段と、を備えた画像形成装置であって、
上記各レーザビーム発生部の寿命を判断するパラメータに基づき、上記複数のレーザビーム発生部の内、どれが寿命に近いかを判断する判断手段と、低解像度での画像形成または現像剤の節約が指示されたとき、上記露光手段を制御して、上記寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部の駆動禁止、または、上記寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部による露光量の低減を行う低減制御手段と、を備え、上記判断手段の判断に使用される各レーザビーム発生部の上記パラメータの値が同等である場合、上記低減制御手段は、通常通りに使用するレーザビーム発生部を頁単位で交互に切り換えることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、図面と共に説明する。図1は、本発明が適用された画像形成装置としてのレーザプリンタ1の構成を表す概略側断面図、図2はそのレーザプリンタ1における画像形成部5の要部拡大側断面図である。図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケース2内に、被記録媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
【0024】
フィーダ部4は、本体ケース2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7と、給紙トレイ6の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ8及び給紙パッド9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる紙粉取りローラ10、搬送ローラ11と、搬送ローラ11に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレジストローラ12とを備えている。
【0025】
用紙押圧板7は、用紙3を積層状にスタック可能とされ、給紙ローラ8に対して遠い方の端部において揺動可能に支持されることによって、近い方の端部が上下方向に移動可能とされており、また、その裏側から図示しないばねによって上方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増えるに従って、給紙ローラ8に対して遠い方の端部を支点として、ばねの付勢力に抗して下向きに揺動する。給紙ローラ8及び給紙パッド9は、互いに対向状に配設され、給紙パッド9の裏側に配設されるばね13によって、給紙パッド9が給紙ローラ8に向かって押圧される。
【0026】
用紙押圧板7上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板7の裏側から上記ばねによって給紙ローラ8に向かって押圧され、その給紙ローラ8の回転によって給紙ローラ8と給紙パッド9とで挟まれた後、1枚ずつ給紙される。給紙された用紙3は、紙粉取りローラ10によって紙粉を取り除かれた後、搬送ローラ11によってレジストローラ12に送られる。レジストローラ12は、1対のローラから構成され、用紙3を所定のレジスト後に、画像形成位置に送るようにしている。ここで、画像形成位置とは、用紙3にトナー像を転写する位置であって、本実施の形態では、感光体ドラム27と転写ローラ30との接触位置である。
【0027】
なお、このフィーダ部4は、更に、マルチパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス側給紙ローラ15及びマルチパーパス側給紙パッド25とを備えている。マルチパーパス側給紙ローラ15及びマルチパーパス側給紙パッド25は、互いに対向状に配設され、マルチパーパス側給紙パッド25の裏側に配設されるばねによって、そのマルチパーパス側給紙パッド25がマルチパーパス側給紙ローラ15に向かって押圧されている。マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3は、マルチパーパス側給紙ローラ15の回転によってマルチパーパス側給紙ローラ15とマルチパーパス側給紙パッド25とで挟まれた後、1枚ずつ給紙されて上記レジストローラ12に送られる。
【0028】
画像形成部5は、露光手段としてのスキャナユニット16、プロセスユニット17、定着部18などを備えている。スキャナユニット16は、本体ケース2内の上部の内、排紙トレイ46の下面側に配置され、レーザダイオードアレイ19(図3参照)、回転駆動されるポリゴンミラー20、レンズ21及び23、反射鏡22などを備えており、レーザダイオードアレイ19に収納されたレーザ発生部としての2つのレーザダイオードLD1,LD2(図4参照)が発生するレーザビームを、鎖線で示すように、ポリゴンミラー20、レンズ21、反射鏡22、レンズ23の順に通過或いは反射させて、プロセスユニット17における感光体としての感光体ドラム27の表面上に高速走査にて照射する。
【0029】
プロセスユニット17は、図2に示すように、感光体ユニットとしてのドラムカートリッジ26内に、感光体ドラム27、スコロトロン型帯電器29、転写手段としての転写ローラ30、紙粉クリーナ装置50としてのクリーニングローラ51、2次ローラ52及び摺擦部材53などを備えている。
【0030】
レーザプリンタ1では、転写ローラ30によって用紙3に転写された後に感光体ドラム27の表面上に残存する残存トナーを、現像ローラ31によって回収する、いわゆるクリーナレス方式によって残存トナーを回収するようにしている。このようなクリーナレス方式によって感光体ドラム27の表面上の残存トナーを回収すれば、ブレードなどの残トナークリーナ装置や廃トナーの貯留手段を設ける必要がないため、装置構成の簡略化、小型化及びコストの低減化を図ることができる。
【0031】
感光体ドラム27は、現像手段としての現像ローラ31の側方位置において、その現像ローラ31と対向するような状態で矢印方向(図2で反時計方向)に回転可能に配設されている。この感光体ドラム27は、ドラム本体が接地されると共に、その表面部分(感光層)は、例えば、α−Si:H等のアモルファスシリコン系CdSの硫化カドミウム系、ZnO等の酸化亜鉛系、AsSe3 等のセレン系の材料、若しくは有機系感光体材料、例えば、ポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層により形成されている。この感光体ドラム27の駆動軸である回転中心軸27aは、ドラムカートリッジ26の左右両側から突出しており、図示しないメインモータからの動力によって回転駆動されるように構成されている。
【0032】
帯電手段としてのスコロトロン型帯電器29は、感光体ドラム27の上方に、感光体ドラム27に接触しないように、所定の間隔を隔てて配設されている。スコロトロン型帯電器29は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。また、このスコロトロン型帯電器29は、帯電電源によりオン・オフされる。
【0033】
そして、感光体ドラム27の表面は、その感光体ドラム27の回転に伴って、先ず、スコロトロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナユニット16からのレーザービームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
【0034】
転写ローラ30は、感光体ドラム27の下方において、この感光体ドラム27に対向するように配置され、ドラムカートリッジ26に矢印方向(図2において時計方向)に回転可能に支持されている。この転写ローラ30は、金属製のローラ軸に、イオン導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時には、転写バイアス印加電源から転写バイアス(転写順バイアス)が印加されるように構成されている。そのため、感光体ドラム27の表面上に担持された可視像は、用紙3が感光体ドラム27と転写ローラ30との間を通る間に用紙3に転写される。
【0035】
現像ユニットとしての現像カートリッジ28は、上記ドラムカートリッジ26に対して着脱自在に装着されており、現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給ローラ33及びトナーボックス34などを備えている。トナーボックス34内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されている。このトナーとしては、重合性単量体、例えば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーが使用されている。このような重合トナーは、球状をなし、流動性が極めて良好である。なお、このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合されると共に、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
【0036】
そして、トナーボックス34内のトナーは、トナーボックス34の中心に設けられた回転軸35に支持されたアジテータ36の矢印方向(図2で反時計方向)への回転により、攪拌されて、トナーボックス34の側部に開口されたトナー供給口37から放出される。なお、トナーボックス34の側壁には、トナーの残量検知用の窓38が設けられており、回転軸35に支持されたクリーナ39によって清掃される。
【0037】
供給ローラ33は、トナー供給口37の側方位置に矢印方向(図2で時計方向)に回転可能に配設されており、この供給ローラ33に対向して、現像ローラ31が矢印方向(図2で時計方向)に回転可能に配設されている。そして、これら供給ローラ33と現像ローラ31とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。
【0038】
供給ローラ33は、金属製のローラ軸に、導電性の発泡材料からなるローラが被覆されている。また、現像ローラ31は、金属製のローラ軸31aに、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されている。より具体的には、現像ローラ31のローラ部分は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。なお、現像ローラ31には、図示しない現像バイアス印加電源から現像バイアスが印加される。
【0039】
また、現像ローラ31の近傍には、層厚規制ブレード32が配設されている。この層厚規制ブレード32は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部40を備えており、現像ローラ31の近くで現像カートリッジ28に支持されて、押圧部40がブレード本体の弾性力によって現像ローラ31上に圧接されるように構成されている。
【0040】
そして、トナー供給口37から放出されるトナーは、供給ローラ33の回転により、現像ローラ31に供給され、この時、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電され、更に、現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード32の押圧部40と現像ローラ31との間に進入し、ここで更に充分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
【0041】
次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光体ドラム27に対向して接触する時に、感光体ドラム27の表面上に形成された静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体ドラム27の表面の内、レーザービームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化される。
【0042】
定着部18は、図1に示すように、プロセスユニット17の側方下流側に配設され、加熱ローラ41、加熱ローラ41を押圧する押圧ローラ42、及び、これら加熱ローラ41及び押圧ローラ42の下流側に設けられる1対の搬送ローラ43を備えている。加熱ローラ41は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えており、プロセスユニット17において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送するようにしている。排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ45に送られて、その排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
【0043】
次に、スキャナユニット16の構成について説明する。図3に示すように、ポリゴンミラー20は回転軸20aを中心にして図示しないポリゴンモータにより回転駆動される。レーザダイオードアレイ19を出たレーザビームは、このポリゴンミラー20の回転に応じて感光体ドラム27の軸方向(主走査方向に)に走査され、レンズ21,反射鏡22等を経て前述のように感光体ドラム27の表面に達する。また、レーザビームの走査範囲における一方の隅(印字範囲外)には、走査原点検出用のBDセンサ70が設けられている。
【0044】
レーザダイオードアレイ19の中には、2つのレーザダイオードLD1,LD2と光量検出用のフォトダイオードPDとが収納されている(図4参照)。そして、各レーザダイオードLD1,LD2が発生したレーザビームは副走査方向に若干ずれて感光体ドラム27の表面に達し、これによって、感光体ドラム27を2ライン同時に走査露光することができる。
【0045】
レーザダイオードLD1,LD2は、レーザダイオードドライバ(以下、LDDという)71,72によって駆動される。また、フォトダイオードPDの受光強度に応じてそのフォトダイオードPDを流れる電流はPD光量検出部(PD光量)73にて検出される。これら、LDD71,72及びPD光量検出部73はBDセンサ70と共に光量制御回路75に接続されている。
【0046】
図4は、光量制御回路75を含むスキャナユニット16の制御系の構成を表すブロック図である。レーザダイオードLD1,LD2は、+側を電源76に接続され、LDD71または72が低レベルの出力をしたときに電流が流れて発光するようになっている。このため、LDD71,72には、低レベル,高レベルの出力を印字データに応じて切り換えるためのData1,Data2と、そのときLD1,LD2が発生すべきレーザビームの光量のデータ(LDD71,72が流す電流値に相当)とが、光量制御回路75から入力される。
【0047】
光量制御回路75は、本体ケース2の表面に設けられた操作パネル77、及び、外部のパソコン等から印字データが入力されるインタフェース78と共に、画像処理装置80に接続されている。画像処理装置80は、CPU81,ROM82,RAM83を中心に構成され、インタフェース78から入力された印字データに基づいて前述のData1,Data2を生成して光量制御回路75に入力する。また、画像処理装置80は、フォトダイオードPDによる検出のためのタイミングを与えるCal1,Cal2信号や、レーザビームの光量を通常の半分にするHalf信号も光量制御回路75に入力する。
【0048】
更に、画像処理装置80のRAM83には、レーザダイオードLD1,LD2の寿命に関するデータを記憶するLD1寿命レジスタ83a,LD2寿命レジスタ83bが設けられ、これらに記憶されたデータを元に、画像処理装置80は次のような処理を実行する。
【0049】
図5〜図7は、画像処理装置80が実行する処理を表すフローチャートである。レーザプリンタ1の電源が投入されると、画像処理装置80は図5のメインルーチンを起動する。この処理では、先ずS1(Sはステップを表す:以下同様)にて、インタフェース78に印字データが入力されて印字指令があったか否かを判断する。印字指令がない場合は(S1:NO)、そのままS1にて待機し、印字指令があると(S1:YES)、S2へ移行して次のようなレーザ出力調整処理を実行する。
【0050】
図8は、このレーザ出力調整処理における各種信号の変化を表すタイムチャートである。図8に示すように、画像処理装置80は、S2への移行時から回転を始めるポリゴンミラー20が60°の回転に要する周期で、Data2及びData1として順次低レベルの矩形パルスを出力する。
【0051】
このData2,Data1が低レベルとなったとき、前述のようにレーザダイオードLD2,LD1が発光する。なお、これらの矩形パルスは、レーザダイオードLD1,LD2が発生したレーザビームがポリゴンミラー20よってBDセンサ70側の印字範囲外に反射されるタイミングで順次出力され、Data1は、レーザダイオードLD1が発生したレーザビームがBDセンサ70に検出されるように若干後ろへ長く出力される。また、図8には、BDセンサ70の検出信号もBDNとして図示した。このBDNによって、後述の印字処理時におけるData1,Data2の出力タイミングが規定される。
【0052】
また、画像処理装置80は、Data1,Data2の出力に同期してCal1,Cal2としても低レベルの矩形パルスを出力する。このCal1,Cal2の出力時には、光量制御回路75は、PD光量検出部73が検出した上記受光強度を読み取り、その受光強度が所定値となるように上記光量のデータを調整する。例えば、図8に矢印Aで示すタイミングでは、レーザダイオードLD1が所定強度のレーザビームを発生するようにそのレーザダイオードLD1に通電すべき電流値を調整し、図8に矢印Bで示すタイミングでは、レーザダイオードLD2が所定強度のレーザビームを発生するようにそのレーザダイオードLD2に通電すべき電流値を調整する。
【0053】
このようにして得られた調整後の電流値は、RAM83の所定領域に記憶されると共に、LD1寿命レジスタ83a,LD2寿命レジスタ83bにも記憶される。すなわち、一般にレーザダイオードでは、寿命が近づくにつれて所定の発光強度を得るために必要な電流値が増加する。そこで、本実施の形態では、上記のように得られた調整後の電流値を、レーザダイオードLD1,LD2の寿命を判断するパラメータとして利用するのである。なお、Cal1,Cal2の出力時には電流ではなく電圧または電力を調整して、調整後の値をLD1寿命レジスタ83a,LD2寿命レジスタ83bに記憶してもよい。
【0054】
図5に戻って、S2の調整が終わると、続くS3へ移行する。S3では、操作パネル77で低解像度モードが指示されているか否かを判断し、低解像度モードが指示されていない場合は(S3:NO)、続くS4へ移行する。S4では、2つのレーザダイオードLD1,LD2を使用に設定し、続くS5のレーザ寿命チェック処理を行ってS6へ移行する。
【0055】
ここで、S5のレーザ寿命チェック処理について、図6のフローチャートを用いて詳細に説明する。この処理では、先ずS51にて、LD1寿命レジスタ83aに記憶された電流値が、レーザダイオードLD1が使用可能な最大値よりも大きいか否かを判断する。すなわち、LD1寿命レジスタ83aの値はレーザダイオードLD1が寿命に近づくほど大きくなるが、その値が最大値を超えて寿命に達したか否かを判断するのである。
【0056】
LD1寿命レジスタ83aの値が最大値以下の場合は(S51:NO)、LD2寿命レジスタ83bの値が最大値よりも大きいか否かを判断し(S52)、最大値以下の場合は(S52:NO)、そのまま処理を終了して図1のS6へ移行する。すなわち、レーザダイオードLD1,LD2がいずれも寿命に達していない場合は、それらが両方とも良好に使用できるので、S4での設定を維持するのである。
【0057】
一方、S52にて、LD2寿命レジスタ83bの値が最大値を超え、レーザダイオードLD2が寿命に達したと判断すると(S52:YES)、S53へ移行し、レーザダイオードLD2を未使用に設定すると共に、レーザダイオードLD1はそのまま使用に設定してS6へ移行する。この処理により、寿命に達したレーザダイオードLD2を使用することなく、レーザダイオードLD1のみにより1ライン間引いた印字がなされることになり、実質的に低解像度の印字がなされる。
【0058】
また、S51にて、LD1寿命レジスタ83aの値が最大値を超え、レーザダイオードLD1が寿命に達したと判断すると(S51:YES)、S54へ移行し、LD2寿命レジスタ83bの値が最大値よりも大きいか否かを判断する。LD2寿命レジスタ83bの値が最大値以下の場合は(S54:NO)、S55へ移行し、レーザダイオードLD1を未使用に設定すると共に、レーザダイオードLD2はそのまま使用に設定してS6へ移行する。この処理により、寿命に達したレーザダイオードLD1を使用することなく、レーザダイオードLD2のみにより1ライン間引いた印字がなされることになり、実質的に低解像度の印字がなされる。また、LD2寿命レジスタ83bの値も最大値より大きい場合は(S54:YES)、レーザダイオードLD1,LD2が両方とも使用できない。そこで、この場合、S56にてRAM83にエラーを記録して、S6へ移行する。
【0059】
図5に戻って、レーザプリンタ1では、低解像度モードが指示されている場合(S3:YES)、レーザダイオードLD1またはLD2のいずれか一方だけを使用して印字を行う。そこで、この場合は、S7へ移行し、レーザダイオードLD1またはLD2のどちらを使用するかを設定する使用レーザ設定処理を行って前述のS6へ移行する。
【0060】
ここで、S7の使用レーザ設定処理について、図7のフローチャートを用いて詳細に説明する。この処理では、先ずS71にて、LD1寿命レジスタ83aの値とLD2寿命レジスタ83bの値とが等しいか否かを判断する。両者が等しくない場合は(S71:NO)、S72へ移行し、LD1寿命レジスタ83aの値がLD2寿命レジスタ83bの値よりも大きいか否かを判断する。
【0061】
LD1寿命レジスタ83aの値の方が大きい場合は(S72:YES)、S73へ移行して、レーザダイオードLD2を使用に設定する。続くS74では、LD2寿命レジスタ83bの値が上記最大値を超えているか否かを判断し、超えていない場合は(S74:NO)、そのまま処理を終了して前述のS6へ移行する。すなわち、寿命レジスタ値が小さい方のレーザダイオードLD2を使用に設定するのである。
【0062】
LD2寿命レジスタ83bの値の方が大きい場合はこの逆で(S72:NO)、S75にてレーザダイオードLD1を使用に設定し、LD1寿命レジスタ83aの値が最大値を超えていなければ(S76:NO)、そのまま処理を終了して前述のS6へ移行する。すなわち、寿命レジスタ値が小さい方のレーザダイオードLD1を使用に設定するのである。
【0063】
一方、両方の寿命レジスタ値が等しい場合は(S71:YES)、S77へ移行して、前回の印字(レーザダイオードLD1またはLD2の一方のみを利用した印字)ではレーザダイオードLD2が使用されたか否かを判断する。そして、レーザダイオードLD2が使用されていた場合は(S77:YES)、前述のS75へ移行してレーザダイオードLD1を、レーザダイオードLD2が使用されていなかった場合は(S77:NO)、前述のS73へ移行してレーザダイオードLD2を、それぞれ使用に設定する。すなわち、寿命レジスタ値が同じ場合はレーザダイオードLD1,LD2を交互に使用に設定するのである。
【0064】
また、S74またはS76で肯定判断した場合、この場合は、他方の寿命レジスタ値も最大値を超えていることが分かる。そこで、この場合は、前述のS56と同様にRAM83にエラーを記録して(S78)、S6へ移行する。
図5に戻って、このようにS5またはS7の終了後にS6へ移行すると、ここでは、S5またはS7の処理中にエラーが記憶されているか否かを判断し、エラーがない場合は(S6:NO)、S11へ移行して印字処理の開始を指示する。すると、使用に設定されたレーザダイオードLD1,LD2を用いて、図示しない別ルーチンにより、印字処理が実行される。
【0065】
図9は、印字処理における各種信号の変化を表すタイムチャートである。なお、このタイムチャートはレーザダイオードLD1,LD2の両方を使用する場合を表している。レーザ出力調整処理(S2)の場合と同様に出力されるCal1,Cal2の間に挟まれた、レーザダイオードLD1,LD2が印字範囲走査中のタイミングで、Data1,Data2には実際に印字すべきデータ(実印字)が出力される。なお、図9では×印を付して略記したが、この実印字のデータは低レベルと高レベルとが細かく入れ替わるデータ構造を有している。Data1またはData2の実印字のデータが低レベルとなっているときには対応するレーザダイオードLD1またはLD2が駆動され、感光体ドラム27を露光する。また、この印字処理中も、前述のA,Bのタイミングで電流値が調整され、前述の寿命レジスタ値も更新される。
【0066】
続くS12では印字が1頁終了するまで待機し、1頁終了すると(S12:YES)、次の頁があるか否か判断する(S13)。次の頁がある場合は(S13:YES)、S3へ移行して上記処理を繰り返し、次の頁がなくなると(S13:NO)、一旦処理を終了する。一方、前述のS56またはS78でエラーが記録されてS6へ移行すると、ここで肯定判断してS14へ移行し、操作パネル77にエラーメッセージを出力すると共に機械を停止して、処理を終了する。
【0067】
このように、本実施の形態のレーザプリンタ1では、レーザダイオードLD1,LD2の内の一方だけを駆動して低解像度印字を行う場合、寿命レジスタ値が大きい方、すなわち寿命に近い方のレーザダイオードLD1またはLD2の駆動を禁止している。このため、2つのレーザダイオードLD1,LD2が寿命に達する時期を近づけることができる。
【0068】
従って、レーザプリンタ1では、スキャナユニット16のメンテナンスを一層容易にすることができる。すなわち、本実施の形態では、レーザダイオードLD1,LD2をフォトダイオードPDと共にレーザダイオードアレイ19に一体に収納しているので、レーザダイオードアレイ19の全体としての交換回数を減らすことによってメンテナンスを容易にすることができる。また、このため、一方のレーザダイオードLD1またはLD2が寿命に達したためにまだ寿命まで充分にあるレーザダイオードLD2またはLD1も同時に交換しなければならないような事態の発生も抑制することができる。従って、レーザプリンタ1のランニングコストを低減することもできる。なお、レーザダイオード19の2つのレーザダイオードLD1,LD2が個々に交換できる場合は、両者の交換時期を揃えることによってメンテナンスを容易にすることができる。
【0069】
以上説明した上記実施の形態において、S72が判断手段に、S73及びS75が低減制御手段に、それぞれ相当する処理である。また、本発明は上記実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、LD1寿命レジスタ83a及びLD2寿命レジスタ83bには、レーザダイオードLD1,LD2に所定電流を通電したときの光量(寿命が近いほど小さい)を書き込んでもよく、レーザダイオードLD1,LD2がそれまでに形成した画像のドット数(寿命が近いほど大きい)を書き込んでもよい。これらに基づいてどちらが寿命に近いかを判断しても、上記実施の形態と同様の効果が生じる。
【0070】
但し、上記実施の形態の場合、一般的に行われるレーザ出力調整処理(S2)で得られる電流値(電圧値または電力値でも可)を利用しているので、ドット数の計数等の処理を余分に設けなくてもよい。また、この電流値(電圧値または電力値でも可)はレーザダイオードLD1,LD2の個体間の品質誤差をも反映して、そのレーザダイオードLD1,LD2の実質的な寿命を良好に反映している。このため、レーザダイオードLD1,LD2が寿命に達する時期を一層近づけて、スキャナユニット16のメンテナンスを一層容易にすることができる。
【0071】
逆に、ドット数を比較する場合は、その比較処理を一層簡略化することができる。なお、上記Cal1,Cal2に対応するレーザダイオードLD1,LD2の駆動量は、レーザダイオードLD1の方がBDNに対応する分だけ多くなるが(図8参照)、この分は上記ドット数の計数に加味してもよく無視してもよい。
【0072】
また、上記実施の形態では低解像度モードが指示されたときに寿命に近い方のレーザダイオードLD1またはLD2を駆動禁止にしているが、トナーセーブモードが設定されたときも同様の処理を実行してもよい。更に、低解像度モードまたはトナーセーブモードが指示されたときに寿命に近い方のレーザダイオードLD1またはLD2を完全に駆動禁止にするのではなく、そのレーザダイオードLD1またはLD2による露光量を低減するだけでもよい。
【0073】
この場合、完全に駆動禁止にする場合に比べて画質の低下を抑制することができる。また、露光量を低減した場合、1ドットの画像を形成することによって縮まる寿命は少なくなるので、前述のようにドット数を計数して寿命を判断する場合はドット数の計数値を割り引くとよい。こうすることによって、レーザダイオードLD1,LD2のどちらが寿命に近いかを一層正確に判断することができ、延いては、両者が寿命に達する時期を一層近づけて上記メンテナンスを一層容易にすることができる。
【0074】
なお、露光量を低減する方法としては、前述のHalf信号をLDD71または72に入力してレーザビームの光量を通常の半分にする方法や、1ドット当たりの露光長さを短くする方法等、種々考えられる。前者の場合、Data1,Data2はそのままでよく、レーザビームの出力のみを落とすため後者よりも画質を比較的良好に保つことが可能である。後者の場合、レーザビーム出力調整回路が不要のため、より簡易にできる。
【0075】
すなわち、前者の場合、図10(B)に示すように、図10(A)に示す通常の場合に比べて電流値Aを半分のA/2にする。この場合、ドットの形状は変わらないが、トナーの量が減り、薄い画像が形成される。このため、後者よりも画質を比較的良好に保持することができる。なお、図10に示すように、レーザダイオードLD1,LD2には、ドットを形成しない時点でもある程度電流が流れている。一方、後者の場合、図10(C)に示すように、通常の場合に比べてパルス幅Bを半分のB/2にする。
【0076】
また更に、上記実施の形態では、高解像度モードが指示されているにも拘わらず一方のレーザダイオードLD1またはLD2が寿命に達している場合(S52:YES、または、S54:NO)、1ライン間引いて低解像度での印字を行っているが、感光体ドラム27の回転速度を1/2にすることによってラインを間引くことなく高解像度の印字を行ってもよい。
【0077】
このような実施の形態は、図6のS53,S55における(1ライン間引いて印字)を(ドラム速度を1/2にして印字)等に書き換えればよく、この場合、S53,S55は寿命時制御手段に相当する。また、(1ライン間引いて印字)か(ドラム速度を1/2にして印字)のどちらを実行するかは、S52でYES、またはS54でNOと判断されたときに操作パネル77にメッセージを表示し、その操作パネル77の操作によって選択できるようにしてもよい。この場合、解像度を優先して印字速度を犠牲にするか、印字速度を優先して解像度を犠牲にするかを、使用者の所望に応じて選択することができる。また、この場合、操作パネル77が制御選択手段に相当する。
【0078】
また更に、本発明はレーザプリンタ以外にもファクシミリ装置等の各種画像形成装置適用することができる。更に、本発明は3つ以上のレーザビーム発生部を備えた画像形成装置に対しても適用することができ、その場合、少なくとも特定の2つのレーザビーム発生部に着目したときに、それらに対して上記処理がなされていればよい。こうすれば、少なくともその2つのレーザビーム発生部に対しては寿命に達する時期を近づけることができ、同様にメンテナンスを容易にすることができる。
【0079】
また、3つ以上のレーザビーム発生部を備えた画像形成装置の場合、複数のレーザビーム発生部の内で使われる個数を、低解像度モードやトナーセーブモード等に応じて変化させ、寿命が長い順に上記個数のレーザビーム発生部を選んで使用に設定してもよい。例えば、4つのレーザビーム発生部を備えている場合、2つのみ使用する場合は寿命に近い2つを不使用または露光量を低減するように設定すればよい。また、カラープリンタに本発明を適用した場合、中間転写体が転写手段の一部となる場合がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されたレーザプリンタの構成を表す概略断面図である。
【図2】 そのレーザプリンタの画像形成部の構成を表す要部拡大側断面図である。
【図3】 そのレーザプリンタのスキャナユニットの構成を表す説明図である。
【図4】 そのスキャナユニットの制御系の構成を表すブロック図である。
【図5】 その制御系の処理のメインルーチンを表すフローチャートである。
【図6】 その処理中のレーザ寿命チェック処理を表すフローチャートである。
【図7】 上記処理中の使用レーザ設定処理を表すフローチャートである。
【図8】 上記処理中のレーザ出力調整処理における各種信号の変化を表すタイムチャートである。
【図9】 上記処理中の印字処理における各種信号の変化を表すタイムチャートである。
【図10】 露光量を低減する方法の各種形態を表す説明図である。
【符号の説明】
1…レーザプリンタ 3…用紙
5…画像形成部 16…スキャナユニット
17…プロセスユニット 19…レーザダイオードアレイ
20…ポリゴンミラー 27…感光体ドラム
30…転写ローラ 31…現像ローラ
70…BDセンサ 73…PD光量検出部
75…光量制御回路 77…操作パネル
78…インタフェース 80…画像処理装置
83a…LD1寿命レジスタ 83b…LD2寿命レジスタ
LD1,LD2…レーザダイオード PD…フォトダイオード

Claims (10)

  1. 複数のレーザビーム発生部を備え、該各レーザビーム発生部が発生したレーザビームで感光体をそれぞれ走査露光することにより、該感光体に静電潜像を形成する露光手段と、
    上記静電潜像が形成された感光体の表面に現像剤を付着させることにより、上記静電潜像を現像する現像手段と、
    上記静電潜像に付着された現像剤を被記録媒体に転写する転写手段と、
    を備えた画像形成装置であって、
    上記複数のレーザビーム発生部の内、どれが寿命に近いかを判断する判断手段と、
    低解像度での画像形成または現像剤の節約が指示されたとき、上記露光手段を制御して、上記寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部による露光量の低減を行う低減制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記判断手段が、上記各レーザビーム発生部が所定強度のレーザビームを発生するために必要とする出力に基づいてどれが寿命に近いか判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 上記判断手段が、上記各レーザビーム発生部がそれまでに形成した画像のドット数に基づいてどれが寿命に近いか判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 上記低減制御手段により上記露光量の低減がなされた場合、そのレーザビーム発生部に関する上記ドット数の計数値が割り引かれることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 上記低減制御手段が、上記寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部の発光時の出力を低減することによって、そのレーザビーム発生部による露光量を低減することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 上記低減制御手段が、上記寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部が1ドット当たりに露光する長さを短くすることによって、そのレーザビーム発生部による露光量を低減することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 上記判断手段がいずれかの上記レーザビーム発生部が寿命に達したと判断したにも拘わらず、高解像度での画像形成が指示されたとき、他の上記レーザビーム発生部のみを駆動し、かつ、上記感光体の回転速度を低減することによって高解像度での画像形成を可能にする寿命時制御手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 上記判断手段がいずれかの上記レーザビーム発生部が寿命に達したと判断したにも拘らず、高解像度での画像形成が指示されたとき、上記寿命時制御手段による制御を実行するか、他の上記レーザビーム発生部のみを駆動し、かつ、上記感光体を通常の速度で回転させて低解像度での画像形成を実行するかを、使用者からの指示に応じて選択する制御選択手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 上記複数のレーザビーム発生部が、一体に交換されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 複数のレーザビーム発生部を備え、該各レーザビーム発生部が発生したレーザビームで感光体をそれぞれ走査露光することにより、該感光体に静電潜像を形成する露光手段と、
    上記静電潜像が形成された感光体の表面に現像剤を付着させることにより、上記静電潜像を現像する現像手段と、
    上記静電潜像に付着された現像剤を被記録媒体に転写する転写手段と、
    を備えた画像形成装置であって、
    上記各レーザビーム発生部の寿命を判断するパラメータに基づき、上記複数のレーザビーム発生部の内、どれが寿命に近いかを判断する判断手段と、
    低解像度での画像形成または現像剤の節約が指示されたとき、上記露光手段を制御して、上記寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部の駆動禁止、または、上記寿命に近いと判断されたレーザビーム発生部による露光量の低減を行う低減制御手段と、
    を備え、
    上記判断手段の判断に使用される各レーザビーム発生部の上記パラメータの値が同等である場合、上記低減制御手段は、通常通りに使用するレーザビーム発生部を頁単位で交互に切り換えることを特徴とする画像形成装置。
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