JP3744790B2 - 光プリントヘッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタの感光ドラムに画像の静電潜像を形成する光プリントヘッドの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ等の出力手段として用いられるプリンタには、ドットインパクト方式、インクジェット方式、電子写真方式等種々の形式のものがある。電子写真方式の代表的なものであるゼログラフィー方式では、感光体ドラムを露光して画像の静電潜像を形成し、この静電潜像にトナーを付着させ、可視像とする。このトナーを紙に転写し、熱を加えてトナーを融解し、紙に定着させるものである。感光体ドラムを露光する方式としてはレーザ光を回転ミラーで反射し、感光体ドラムをスキャニングする方式、またロッドレンズを多数並べた商品名セルフォックレンズとして知られるレンズアレイを感光体ドラムと平行に置いて等倍投影する方式などがある。
【0003】
レンズアレイを用いる光プリントヘッドは可動部がなく構造的に簡単であり、故障が少なく、コスト的にも有利であるという特徴がある。従来は、レンズアレイを強度が大きく平坦なホルダに両面テープで貼りつけて固定していた。しかしながらレンズアレイによってはロッドレンズに倒れ(傾き)が生じていることがあった。ロッドレンズに倒れが生じると感光体ドラム上の結像スポットが副走査方向(感光体ドラムの軸線に直交する方向)にずれる。マゼンタ用、シアン用、イエロー用、ブラック用と各色毎の現像ユニットを順に配置するタンデム方式のカラープリンタにあっては、各色の結像スポットが一致していないと色ずれした画像になってしまう。これを防ごうと思えば、ロッドレンズの倒れの少ないレンズアレイばかりを選び出してホルダに貼りつける必要があり、コストアップの要因となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、光プリントヘッドにおけるレンズアレイの光軸調整を容易に行えるようにし、レンズアレイ内におけるロッドレンズの姿勢に多少の不整があったとしても問題なく使用できるようにすることを目的とする。またレンズアレイのピント調整も容易に行えるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、光プリントヘッドに、1群のロッドレンズを互いの光軸が平行するよう並列に並べたレンズアレイと、前記レンズアレイを受け入れる間隙を互いの間に形成した1対の平行壁を備えたホルダと、前記1対の平行壁の各々に設けたねじ穴にねじ込まれ、その先端間に前記レンズアレイを挟んで保持する複数個のねじとを備え、前記平行壁間の間隙を、前記レンズアレイの傾動を許容する幅に形成するとともに、前記ロッドレンズの光軸方向におけるねじ位置を複数種類設定し、前記レンズアレイの長手方向に沿って、前記レンズアレイの両端の間に所定間隔で複数のねじ配置箇所を設定したことを特徴とする。これにより、各々のねじ位置でねじの締め込み加減を調節することにより、レンズアレイの傾きを微調整することができ、光軸の調整を容易に行うことができる。レンズアレイの両端の間に所定間隔で複数のねじ配置箇所を設定したので、レンズアレイをその長手方向の各部位で光軸と位置の調整を行うことが可能となり、副走査方向におけるレンズアレイの位置調整も容易である。
【0006】
また本発明では、前記レンズアレイの側面とねじの先端との間に当て板を介在させ、前記当て板は、上端に外向きの水平折曲部、下端に内向きの水平折曲部を有することを特徴とする。これにより、レンズアレイ表面の傷つきを懸念することなく光軸調整作業を遂行することができる。当て板の上下端に内外の水平折曲部を有するので、当て板をレンズアレイの支持に利用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明光プリントヘッドの一実施形態を図1から図5までの図に基づき説明する。
【0019】
光プリントヘッド1は、ベース10と、このベース10にねじ11で固定されるホルダ30a、30bを有する。ベース10とホルダ30a、30bは共にアルミニウム等の金属で成形する。強度と放熱性の要件を満たせば、金属以外の材料を使用することも可能である。図3の上面図において全体のプロポーションを示すように、ベース10、ホルダ30a、30bとも細長く延びた形状をしており、図1においては紙面の奥行き方向がそれらの長手方向と一致する形になっている。ベース10の下面には、その長手方向に、複数条の放熱フィン12が一体形設されている。
【0020】
ベース10の上面には電子回路基板13が設置される。電子回路基板13もベース10の長手方向に沿って細長く延びるものであり、その中心線上に発光体14を1列に並べている。発光体14は、例えばLEDからなり、数十マイクロメータといった細かいピッチで数千から数万個配列されている。発光体14の配列ピッチと数はプリンタの解像度と最大印刷幅によって定まる。なお発光体14にはLED以外の発光素子を用いることもできる。15は発光体14の両側に位置するよう電子回路基板13に実装されたドライバICで、発光体14の発光を制御するものである。16は発光体14およびドライバIC15を保護するため電子回路基板13に取り付けられる透明な保護カバーである。保護カバー16はガラスまたは合成樹脂により成型される。保護カバー16は必須の構成要素ではなく、省略することも可能である。
【0021】
電子回路基板13への電気的接続は次のようにして行われる。まず電子回路基板13の両側にこれとほぼ同じ厚さのスペーサ17を置く。その上にフレキシブルケーブル18を重ね、フレキシブルケーブル18の末端の端子部を電子回路基板13の縁に形設した端子部に接触させる。さらに、フレキシブルケーブル18の上に押さえ板19を置く。押さえ板19の一部はスペーサ17の上にかかり、他の一部はフレキシブルケーブル18の端子部と電子回路基板13の端子部との接触箇所にかかる。押さえ板19の下面には、フレキシブルケーブル18の端子部と電子回路基板13の端子部との接触箇所の全域をカバーする形状の弾性体20が取り付けられている。スペーサ17は合成樹脂、押さえ板19は金属、弾性体20はゴムからなる。ここに掲げた材料はいずれも、限定的な意味合いを持つものではなく、同じ機能を果たすことができさえすれば他の材料で代替できる。
【0022】
電子回路基板13の両側に対称的に配置した押さえ板19の上にホルダ30a、30bを重ねる。押さえ板19とホルダ30a、30bとの間にもスペーサ21を介在させる。ホルダ30a、30bおよびスペーサ21、押さえ板19、フレキシブルケーブル18、スペーサ17を貫通するようにねじ11を通し、このねじ11の先端をベース10のねじ穴22にねじ込み、締め付ければ、ホルダ30a、30b、スペーサ21、押さえ板19、フレキシブルケーブル18、およびスペーサ17はベース10に固定され、同時に弾性体20がフレキシブルケーブル18の端子部と電子回路基板13の端子部とを圧迫し、電気的接続が完成する。
【0023】
ホルダ30a、30bは互いに対称な形状をなし、全体としての断面はL字形になっている。ホルダ30a、30bの垂直に立ち上がった部分は、互いに平行な1対の平行壁31a、31bを構成する。平行壁31a、31bの間にはレンズアレイ50を受け入れるための間隙32を置く。間隙32は垂直面内におけるレンズアレイ50の傾動を許容する幅に設定する。間隙32の幅を正確なものとするため、図2、3に見られるようなスペーサ33をホルダ30a、30bの両端部に配置する。
【0024】
本実施形態では互いに独立な2個のホルダ30a、30bを平行に並べて使用するが、両者を連結し、単一のホルダとする実施形態も可能である。当然のことであるが、平行壁部分の間にレンズアレイ50を受け入れるための間隙と発光体14からの光を通す間隙とを確保する。このような構成にすれば、別体のスペーサ33は不要になる。
【0025】
レンズアレイ50の構成は図2に示されている。これは、1群のロッドレンズ51を互いの光軸が平行するよう並列に並べてユニット化したものである。ユニット化に際して、このレンズ群を1対の細長い平行板52a、52bで、平行板52a、52bの長手方向とレンズの光軸とが直角をなすように挟み、接着剤で互いを結合してユニット化するのが好ましい。レンズ51の材質はガラスまたは合成樹脂であって、一定距離のところに像を結ぶ形状に形成されている。
【0026】
レンズアレイ50を間隙32に入れると、レンズ51が発光体14のほぼ真上に位置し、且つレンズ51の光軸がベース10の上面あるいは電子回路基板13の表面に対しほぼ法線方向に整列する。レンズアレイ50の下端は発光体14に向き合っているが、光軸の位置合わせはこの時点では不完全であり、これをもっと精密に調整する必要がある。そこで、次のような調整機構を設ける。
【0027】
平行壁31a、31bには、レンズアレイ50の長手方向に沿って所定間隔で複数のねじ配置個所34を設定する。ねじ配置個所34はレンズアレイ50の全長をカバーするように配置される。ねじ配置個所34においては平行壁31a、31bの上端に切り欠き35を形設する。36はレンズアレイ50を挟むようレンズアレイ50の側面に配置される当て板で、切り欠き35よりやや幅が狭くなっており、上端には外向きの水平折曲部37、下端には内向きの水平折曲部38を有する。水平折曲部37は切り欠き35の中に入り込む。水平折曲部38はレンズアレイ50の角に係合してレンズアレイ50を支える。当て板36は強度を考慮して金属製とするが、強度要件を満たせば他の材料を使用することもできる。
【0028】
各ねじ配置個所34において、平行壁31aには計3個の水平なねじ穴39a、40a、41aを切り欠き35のセンターに一致する垂直ライン上に高さを異ならせつつ一定間隔で形設する。同様に平行壁31bにも計3個の水平なねじ穴39b、40b、41bを切り欠き35のセンターに一致する垂直ライン上に高さを異ならせつつ一定間隔で形設する。ねじ穴39aと39b、ねじ穴40aと40b、ねじ穴41aと41bは、互いに対をなすよう向かい合わせに配置される。すなわちレンズ51の光軸方向において3種類のねじ位置が設定されるものである。
【0029】
これらのねじ穴39a、40a、41a、39b、40b、41bの各々にねじ42をねじ込む。ねじ42は図5に示すようにセットスクリューと呼ばれるタイプのものであり、一般のボルト類と異なり頭部がなく、六角棒ドライバを挿入する六角穴43が尾端部に形設されている。他方の端である先端部は面取りにより先細に形成されていて、この先端部が当て板36に当たる。ねじ穴39a、40a、41a、39b、40b、41bにねじ込まれたねじ42が当て板36を介してレンズアレイ50を挟みつけ、保持するものである。なお、ねじ42としてはセットスクリュー以外の種類のねじを使用することができる。例えば、平行壁31a、31bの外側にねじの頭部が突き出していても構わなければ、通常の頭付きビスを使用することができる。
【0030】
レンズ51の光軸を正しく設定するため、レンズアレイ50の姿勢を三次元的に調整する必要がある。図3に示すように、水平且つレンズアレイ50の長手方向と平行な方向をX方向、同じく水平且つX方向と直角の方向をY方向とする。また図4に示すように垂直方向をZ方向、Z方向とY方向のなす垂直面内での回転をθ回転とする。なおX方向が主走査方向、Y方向が副走査方向、Z方向がピント方向である。
【0031】
平行壁31a、31bの切り欠き35に当て板36を引っかけ、当て板36、36間にレンズアレイ50を挿入し、両側からねじ42を締め込んで行くと、レンズアレイ50はねじ42、42間に挟まれ、仮保持された形になる。ねじ42の締め付けは、中間の高さにあるねじ穴40a、40bから先に行う。そしてこの時、レンズアレイ50をZ方向(ピント方向)とX方向(主走査方向)に調整する。
【0032】
上記のようにねじ穴40a、40bのねじ42でレンズアレイ50を仮保持した後、ねじ穴39a、39b、41a、41bのねじ42でθ回転を調整する。図4にはレンズアレイ50を垂直に対しΔθ傾けた状態が示されている。また、ねじ穴39a、40a、41a、39b、40b、41bのねじ42をすべて回転させれば、レンズアレイ50をY方向に平行移動させることができる。この場合、ねじ穴39a、40a、41aのねじ42を締め込み方向に回転させるのであればねじ穴39b、40b、41bのねじ42は緩め方向に回転させ、ねじ穴39b、40b、41bのねじ42を締め込み方向に回転させるのであればねじ穴39a、40a、41aのねじ42を緩め方向に回転させることになる。
【0033】
このようにθ回転方向における角度の微調整とY方向における位置の微調整を行い、レンズ51の結像スポットを調整するとともにレンズ51の光軸を発光体14の光軸に合わせる。この調整をねじ配置個所34毎に行う。レンズアレイ50の全体にわたり結像スポットの調整と発光体14に対する光軸合わせが完了したら、ホルダ30a、30bとレンズアレイ50との間隙を埋めるようにシール用樹脂44を流す。シール用樹脂44は電子回路基板12配置個所に塵埃等が侵入するのを阻止する。
【0034】
上記のように組み立てられた光プリントヘッド1は図示しないプリンタの感光ドラムに組み合わせて用いられる。文字または画像の出力情報に応じ図示しない制御回路が発光体14を発光させる。発光体14の発する単色光はレンズアレイ50を通って感光体ドラムの表面に結像し、静電潜像を形成する。この静電潜像にトナーが付着し、紙に転写されるものである。
【0035】
図6に本発明の第2の実施形態を示す。なお、この実施形態も含め、以後の実施形態において、第1の実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、説明は略す。この実施形態では当て板36の水平折曲部37にスエージング加工部45を形設し、ここにねじ46をねじ込んだ。ねじ46はねじ42と同タイプのセットスクリューであって、先端が切り欠き35の底部に当たる。このようにレンズアレイ50とホルダ30a、30bの間に介在することとなったねじ46を回転させることにより、レンズアレイ50と発光体14との距離を調節し、Z方向(ピント方向)におけるレンズアレイ50の位置を微調整することができる。
【0036】
図7に本発明の第3の実施形態を示す。この実施形態ではレンズ51の光軸方向におけるねじ位置を3種類から2種類にした。すなわち第1と第2の実施形態に存在したねじ穴40a、40bをなくした。このように、レンズ51の光軸方向におけるねじ位置が2種類であっても、レンズアレイ50をZ方向(ピント方向)とX方向(主走査方向)に調整するとともに、θ回転方向における角度の微調整とY方向における位置の微調整を行うことが可能である。また第2の実施形態と同様、当て板36の水平折曲部37にZ方向位置調整用のねじ46をねじ込み、Z方向におけるレンズアレイ50の位置を微調整するようにすることができる。
【0037】
図8に本発明の第4の実施形態を示す。この実施形態では、平行壁31aに関してはねじ穴39aと41aを残し、平行壁31bに関してはねじ穴40bを残し、双方相まって、レンズ51の光軸方向におけるねじ位置が3種類確保されるようにした。この構成でもレンズアレイ50をZ方向(ピント方向)とX方向(主走査方向)に調整するとともに、θ回転方向における角度の微調整とY方向における位置の微調整を行うことが可能である。また第2の実施形態と同様、当て板36の水平折曲部37にZ方向位置調整用のねじ46をねじ込み、Z方向におけるレンズアレイ50の位置を微調整するようにすることができる。
【0038】
図9〜11に本発明の第5の実施形態を示す。この実施形態では、レンズ51の光軸方向におけるねじ位置を、1個のねじ配置個所34につき1種類づつ設定するものとした。そしてねじ配置個所34同士の間でねじ位置を異ならせ、全体として見れば複数種類のねじ位置が確保されるようにした。すなわち図9のねじ配置個所34にはねじ穴39aと39bの対が配置されている。図10のねじ配置個所34にはねじ穴40aと40bの対が配置されている。図11のねじ配置個所34にはねじ穴41aと41bの対が配置されている。レンズアレイ50を水平面内で回転させないため、これら1種類づつのねじ位置のとり合わせを2組以上設けるものとする。この構成でもレンズアレイ50をZ方向(ピント方向)とX方向(主走査方向)に調整するとともに、θ回転方向における角度の微調整とY方向における位置の微調整を行うことが可能である。また第2の実施形態と同様、当て板36の水平折曲部37にZ方向位置調整用のねじ46をねじ込み、Z方向におけるレンズアレイ50の位置を微調整するようにすることができる。
【0039】
図12に本発明の第6の実施形態を示す。この実施形態では、平行壁31bの側の当て板36に代えてゴム等からなる弾性体47を平行壁31bとレンズアレイ50の間に挿入した。ねじ穴39aにねじ込んだねじ42を締め、ねじ穴41aにねじ込んだねじ42を緩めれば、レンズアレイ50には図12において時計方向の回転が生じる。ねじ穴39aにねじ込んだねじ42を緩め、ねじ穴41aにねじ込んだねじ42を締めればレンズアレイ50には反時計方向の回転が生じる。ねじ穴39a、40a、41aのねじ42をすべて締め込んで行けばレンズアレイ50は弾性体47の弾力に抗して右方向に平行移動する。ねじ42をすべて緩めれば、レンズアレイ50は弾性体47の弾力で左方向に押し戻される。すなわちこの構成でもレンズアレイ50をZ方向(ピント方向)とX方向(主走査方向)に調整するとともに、θ回転方向における角度の微調整とY方向における位置の微調整を行うことが可能である。
【0040】
図13に本発明の第7の実施形態を示す。この実施形態は、第6の実施形態における当て板36の水平折曲部37にZ方向位置調整用のねじ46をねじ込み、Z方向におけるレンズアレイ50の位置を微調整できるようにしたものである。
【0041】
図14に本発明の第8の実施形態を示す。この実施形態も第6の実施形態からの改変であって、レンズ51の光軸方向におけるねじ位置を3種類から2種類にした。すなわち第6の実施形態に存在したねじ穴40aをなくした。このようにレンズ51の光軸方向におけるねじ位置を2種類としてもレンズアレイ50をZ方向(ピント方向)とX方向(主走査方向)に調整するとともに、θ回転方向における角度の微調整とY方向における位置の微調整を行うことは可能である。また第7の実施形態と同様、当て板36の水平折曲部37にZ方向位置調整用のねじ46をねじ込み、Z方向におけるレンズアレイ50の位置を微調整するようにすることができる。
【0042】
図15〜17に本発明の第9の実施形態を示す。この実施形態も第6の実施形態からの改変である。ここでは、第5の実施形態と同様、レンズ51の光軸方向におけるねじ位置を、1個のねじ配置個所34につき1種類づつ設定するものとした。そしてねじ配置個所34同士の間でねじ位置を異ならせ、全体として見れば複数種類のねじ位置が確保されるようにした。すなわち図15のねじ配置個所34にはねじ穴39aが配置されている。図16のねじ配置個所34にはねじ穴40aが配置されている。図17のねじ配置個所34にはねじ穴41aが配置されている。レンズアレイ50を水平面内で回転させないため、これら1種類づつのねじ位置のとり合わせを2組以上設けるのが望ましい。この構成でもレンズアレイ50をZ方向(ピント方向)とX方向(主走査方向)に調整するとともに、θ回転方向における角度の微調整とY方向における位置の微調整を行うことが可能である。また第7の実施形態と同様、当て板36の水平折曲部37にZ方向位置調整用のねじ46をねじ込み、Z方向におけるレンズアレイ50の位置を微調整するようにすることができる。
【0043】
以上、本発明の各種実施形態につき説明したが、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲で更に種々の変更を加えて実施することができる。
【0044】
上記実施例によれば、以下のような効果を奏する。
【0045】
1群のロッドレンズを互いの光軸が平行するよう並列に並べたレンズアレイを、ホルダに設けた1対の平行壁の間の間隙に受け入れた上で、この1対の平行壁の各々に設けたねじ穴にねじ込んだねじの先端間にレンズアレイを挟んで保持するものとし、前記ロッドレンズの光軸方向におけるねじ位置を複数種類設定したから、各々のねじ位置でねじの締め込み加減を調節することにより、レンズアレイの傾きを微調整することができ、光軸の調整を容易に行うことができる。従って、ロッドレンズが副走査方向に倒れを生じていたとしても、レンズアレイ全体の傾きを調整することによりロッドレンズの光軸を正しい角度に修正して使用することができ、折角製作したレンズアレイを無駄にしなくて済む。副走査方向におけるレンズアレイの位置調整も容易である。またレンズアレイを両面テープ等で貼りつける構成では、使用の度毎に光プリントヘッドの温度が上下する、いわゆるヒートサイクルにより、粘着剤の状態が変化し、レンズアレイがずれることがあるが、本発明の構成では粘着性の物質によることなく機械的にレンズアレイを保持するので、ヒートサイクルの影響を受けにくい。
【0046】
また、1群のロッドレンズを互いの光軸が平行するよう並列に並べたレンズアレイを、ホルダに設けた1対の平行壁の間の間隙に受け入れた上で、この1対の平行壁の一方とレンズアレイとの間に配置された弾性体と、1対の平行壁の他方に設けたねじ穴にねじ込まれたねじの先端との間にレンズアレイを挟んで保持するものとし、前記ロッドレンズの光軸方向におけるねじ位置を複数種類設定したから、各々のねじ位置でねじの締め込み加減を調節することにより、ねじと弾性体の間に挟んだレンズアレイの傾きを微調整することができ、光軸の調整を容易に行うことができる。従って、ロッドレンズが副走査方向に倒れを生じていたとしても、レンズアレイ全体の傾きを調整することによりロッドレンズの光軸を正しい角度に修正して使用することができ、折角製作したレンズアレイを無駄にしなくて済む。副走査方向におけるレンズアレイの位置調整も容易である。またレンズアレイを両面テープ等で貼りつける構成では、使用の度毎に光プリントヘッドの温度が上下する、いわゆるヒートサイクルにより、粘着剤の状態が変化し、レンズアレイがずれることがあるが、本発明の構成では粘着性の物質によることなく機械的にレンズアレイを保持するので、ヒートサイクルの影響を受けにくい。
【0047】
また、1対の平行壁の各々に設けたねじ穴にねじ込んだねじの先端間にレンズアレイを挟んで保持する構成の光プリントヘッドにおいて、レンズアレイの長手方向に沿って所定間隔でねじ配置箇所を設定するとともに、個々のねじ配置箇所において、且つ1対の平行壁の双方において、ロッドレンズの光軸方向におけるねじ位置を複数種類設定したから、レンズアレイをその長手方向の各部位で調整することが可能となり、長いレンズアレイであっても全体の光軸と位置の調整を精度良く行うことができる。
【0048】
また、1対の平行壁の各々に設けたねじ穴にねじ込んだねじの先端間にレンズアレイを挟んで保持する構成の光プリントヘッドにおいて、一方の平行壁のねじと他方の平行壁のねじとが互いに対をなすよう向かい合わせに設けたから、平行壁は対称的に設計すれば良くなり、設計作業が単純化される。
【0049】
また、1対の平行壁の各々に設けたねじ穴にねじ込んだねじの先端間にレンズアレイを挟んで保持する構成の光プリントヘッドにおいて、レンズアレイの長手方向に対し所定間隔でねじ配置個所を設定するとともに、個々のねじ配置個所において、一方の平行壁ではロッドレンズの光軸方向における位置を異ならせて2個のねじを設け、他方の平行壁では前記一方の平行壁における2個のねじの中間の位置に1個のねじを設けたから、ねじの総数が減り、ねじの購入やねじ穴の加工に要するコスト、また組立コストを低減できる。
【0050】
また、1対の平行壁の各々に設けたねじ穴にねじ込んだねじの先端間にレンズアレイを挟んで保持する構成の光プリントヘッドにおいて、レンズアレイの長手方向に対し所定間隔でねじ配置個所を設定するとともに、個々のねじ配置個所には、互いに向き合う1対のねじを配置し、且つこのねじの対のロッドレンズの光軸方向における位置を複数種類設定したから、ねじの総数が減り、ねじの購入やねじ穴の加工に要するコスト、また組立コストを低減できる。
【0051】
また、1対の平行壁の一方とレンズアレイとの間に配置された弾性体と、他方の平行壁に設けたねじ穴にねじ込まれたねじの先端との間にレンズアレイを挟んで保持する構成の光プリントヘッドにおいて、レンズアレイの長手方向に対し所定間隔でねじ配置箇所を設定するとともに、個々のねじ配置箇所において、ロッドレンズの光軸方向におけるねじ位置を複数種類設定したから、レンズアレイをその長手方向の各部位で光軸と位置の調整を行うことが可能となる。
【0052】
また、1対の平行壁の一方とレンズアレイとの間に配置された弾性体と、他方の平行壁に設けたねじ穴にねじ込まれたねじの先端との間にレンズアレイを挟んで保持する構成の光プリントヘッドにおいて、レンズアレイの長手方向に対し所定間隔で複数のねじ配置箇所を設定するとともに、個々のねじ配置箇所に1個づつのねじを配置し、且つこのねじのロッドレンズの光軸方向におけるねじ位置を複数種類設定したから、ねじの総数が減り、ねじの購入やねじ穴の加工に要するコスト、また組立コストを低減できる。
【0053】
また、レンズアレイの側面とねじの先端との間に当て板を介在させたから、レンズアレイ表面の傷つきを懸念することなく光軸調整作業を遂行することができる。
【0054】
また、発光体を取り付けたベースにレンズアレイのホルダを、レンズアレイの一端が発光体に向き合うよう固定したから、レンズアレイを保持するホルダと発光体を保持するベースがユニット化され、光プリントヘッドユニットとしての光軸と位置の調整が可能になる。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、光軸の調整を容易に行うことができる。レンズアレイをその長手方向の各部位で光軸と位置の調整を行うことが可能となり、副走査方向におけるレンズアレイの位置調整も容易に行うことができる。又、当て板により、レンズアレイ表面の傷つきを懸念することなく光軸調整作業を遂行することができる。当て板の上下端に内外の水平折曲部を有するので、当て板をレンズアレイの支持に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を示す光プリントヘッドの断面図である。
【図2】 図1の光プリントヘッドの一部を切り出して示す部分斜視図である。
【図3】 図1の光プリントヘッドの上面図である。
【図4】 図1の光プリントヘッドの拡大部分断面図である。
【図5】 図1の光プリントヘッドに用いるねじの斜視図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態を示す図4と同様の部分断面図である。
【図7】 本発明の第3の実施形態を示す図4と同様の部分断面図である。
【図8】 本発明の第4の実施形態を示す図4と同様の部分断面図である。
【図9】 本発明の第5の実施形態を示す図4と同様の部分断面図である。
【図10】 図9とともに第5の実施形態と示す部分断面図にして、別の部位を断面箇所としたものである。
【図11】 図9、10とともに第5の実施形態を示す部分断面図にして、別の部位を断面箇所としたものである。
【図12】 本発明の第6の実施形態を示す図4と同様の部分断面図である。
【図13】 本発明の第7の実施形態を示す図4と同様の部分断面図である。
【図14】 本発明の第8の実施形態を示す図4と同様の部分断面図である。
【図15】 本発明の第9の実施形態を示す図4と同様の部分断面図である。
【図16】 図15とともに第9の実施形態と示す部分断面図にして、別の部位を断面箇所としたものである。
【図17】 図15、16とともに第9の実施形態を示す部分断面図にして、別の部位を断面箇所としたものである。
【符号の説明】
1 光プリントヘッド
10 ベース
11 ねじ
12 放熱フィン
13 電子回路基板
14 発光体
15 ドライバIC
16 保護カバー
17 スペーサ
18 フレキシブルケーブル
19 押さえ板
20 弾性体
21 スペーサ
22 ねじ穴
30a、30b ホルダ
31a、31b 平行壁
32 間隙
33 スペーサ
34 ねじ配置個所
35 切り欠き
36 当て板
37 水平折曲部
38 水平折曲部
39a、39b、40a、40b、41a、41b ねじ穴
42 ねじ
43 六角穴
44 シール用樹脂
45 スエージング加工部
46 ねじ
47 弾性体
50 レンズアレイ
51 レンズ
52a、52b 平行板

Claims (1)

  1. 1群のロッドレンズを互いの光軸が平行するよう並列に並べたレンズアレイと、前記レンズアレイを受け入れる間隙を互いの間に形成した1対の平行壁を備えたホルダと、前記1対の平行壁の各々に設けたねじ穴にねじ込まれ、その先端間に前記レンズアレイを挟んで保持する複数個のねじとを備え、 前記平行壁間の間隙を、前記レンズアレイの傾動を許容する幅に形成するとともに、前記ロッドレンズの光軸方向におけるねじ位置を複数種類設定した光プリントヘッドであって、前記レンズアレイの長手方向に沿って、前記レンズアレイの両端の間に所定間隔で複数のねじ配置箇所を設定し、前記レンズアレイの側面とねじの先端との間に当て板を介在させ、前記当て板は、上端に外向きの水平折曲部、下端に内向きの水平折曲部を有し、前記外向きの水平折曲部を前記平行壁に引っかけ、前記内向きの水平折曲部を前記レンズアレイに係合させることにより前記レンズアレイを支えることを特徴とする光プリントヘッド。
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