JP2510423B2 - 光情報書込み装置および光情報検出装置ならびにその光学レンズ系の構造 - Google Patents

光情報書込み装置および光情報検出装置ならびにその光学レンズ系の構造

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JP2510423B2 JP15258288A JP15258288A JP2510423B2 JP 2510423 B2 JP2510423 B2 JP 2510423B2 JP 15258288 A JP15258288 A JP 15258288A JP 15258288 A JP15258288 A JP 15258288A JP 2510423 B2 JP2510423 B2 JP 2510423B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/447Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
    • B41J2/45Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays
    • B41J2/451Special optical means therefor, e.g. lenses, mirrors, focusing means

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、光プリンタなどの光情報書込み装置およ
びイメージセンサなどの光情報検出装置ならびにこれら
に使用される光学レンズ系の配置構造に関し、発光ダイ
オード・アレイチップ、あるいはイメージセンサチップ
の配設を容易に行えるように構成したものに関する。
【従来の技術】
たとえば光プリンタは、複数子の発光ダイオード(発
光ダイオードを以下LEDと略す。)・アレイチップが形
成する発光ドット列からの光を光学レンズ系を介して感
光体に集束させることにより感光体の露光を行うように
構成されており、光学レンズ系としては、セルフォック
・マイクロ・レンズ(日本板硝子株式会社の商標)など
の、光ドットの列方向の配置をそのまま対応して感光体
に結像させるものが一般に使用される。そして、一連の
発光ドット列は、第5図に示すように、単位発光ドット
を形成するいくつかのLED2…を等間隔一列に集合させて
なる所定個数のLEDアレイチップ1a〜1cをそれぞれ長手
方向に密着状に隣接させて一列に配置することにより構
成している。 ところで、上記の光学レンズ系の使用を前提とする光
プリンタとしての印字品質を高度に維持するためには、
上記の複数のLEDアレイチップ1a〜1cによって構成され
るすべての単位発光ドットの間隔が正確に一定である必
要がある。そのためには、密着して隣接するLEDアレイ
チップの両端の発光ドットどうしの間隔B1を、同一チッ
プ内の発光ドット間の間隔B2と正確に等しくする必要が
ある。 また、定着型イメージセンサは、光プリンタとは逆
に、画像からの反射光を光学レンズ系を介してライン状
のイメージセンサ上に集束させるようになっている。イ
メージセンサは、ホトトランジスタなどの単位受光単位
を等間隔一列に集合させるとともに、走査回路等を内臓
したイメージセンサチップを、所定個数長手方向に密着
状に隣接させて一列に配置することにより構成してい
る。そうして、画像情報を精度よく検出するためには、
隣り合うイメージセンサチップの両端のホトトランジス
タどうしの間隔を、同一チップ内のホトトランジスタ間
の間隔と正確に等しくする必要がある。 このように、従来の光学レンズ系を使用する光プリン
タとイメージセンサは、光の進む方向が逆ではあるが、
LEDアレイチップ、あるいはイメージセンサチップの配
設上、同様の要件が求められていた。
【発明が解決しようとする課題】
たとえば、光プリンタにおいて、LEDアレイチップ
は、一枚のウエハからダイシングすることによって得る
が、このダイシングの精度には限界があり、また、この
LEDアレイチップを基板にボンディングする際にも誤差
が生じる。それゆえ、LEDアレイチップを密着させた場
合に上記間隔B1を上記間隔B2と正確に一致させることは
ほとんど不可能であり、かりに上記間隔B1と間隔B2とを
正確に一致させようとすると、ダイシング工程が非常に
コスト高いものとなる。そうして、各LEDアレイチップ
を長手方向に密着させてボンディングする作業中、チッ
プどうしが接触する機会が多く、チップ配列がみだれた
り、チップ表面が傷つけられたり、プリフォーム材で汚
れたりすることが多かった。このように、各LEDアレイ
チップを密着状に隣接させることによって発光ドットの
等間隔配置を得ようとする従来の手法では、印字品質を
悪化させる要因が多く発生しえたのである。 そして、イメージセンサにおいても、すべての受光素
子のピッチを異なるセンサチップにわたって正確に一定
とすることは、上記LEDアレイチップの場合と同様の理
由により、困難であり、また、センサ感度を悪化させる
場合もある。 したがって本願発明の課題は、LEDアレイチップの外
形精度、すなわち、ウエハから素子を分離するダイシン
グ精度がそれほど要求されることがなく、しかも、この
LEDアレイチップの基板へのボンディングを印字品質の
悪化要因を誘発することなく容易に行える光情報書込み
装置、および、イメージセンサチップの外形精度をそれ
ほど要求されることがなく、しかも、このイメージセン
サチップの基板へのボンディングをセンサ感度の悪化要
因を誘発することなく容易に行える光情報検出装置、な
らびに、これらに使用される光学レンズ系の構造を提供
することである。
【課題を解決するための手段】
上述の従来の課題を解決するため、本願発明では、次
の技術的手段を講じている。 すなわち、本願の請求項1に記載した光情報書込み装
置は、所定の配置をもつ複数子のLEDアレイチップと感
光体との間に光学レンズ系を配置し、LEDアレイチップ
の発光ドットを感光体に結像させるようになした光情報
書込み装置において、 上記各LEDアレイチップをそれぞれ長手方向に一定間
隔隔てて一列に配置する一方、 上記光学レンズ系を、上記LEDアレイチップの配設ピ
ッチと同ピッチで貫通開設されたレンズ保持孔を有する
レンズホルダと、このレンズホルダの上記各レンズ保持
孔にそれぞれ光軸方向に挿入保持させた凸レンズ要素
と、上記レンズホルダの幅方向両端部においてそれぞれ
延出形成した補強リブと、上記レンズホルダの各レンズ
保持孔間位置から上記各LEDアレイチップのすきまに向
けて一体延出形成した遮光板とを有するとともに、上記
各凸レンズ要素とこれに対応するLEDアレイチップとの
間の距離が、凸レンズ要素の焦点距離(f)より大き
く、焦点距離の2倍(2f)より小さい値となるように構
成することにより、 上記各LEDアレイチップから対応する凸レンズ要素ま
での空間が上記レンズホルダの上記補強リブと上記遮光
板によってボックス状に囲まれるようにするとともに、
感光体上において、隣り合うLEDアレイチップの端部の
発光ドットどうしが、同一チップの発光ドットの像間ピ
ッチと同一ピッチで隣接して結像するようにしたことを
特徴とする。 そうして、本願の請求項2に記載した光情報検出装置
は、所定の配置をもつ複数個のイメージセンサチップと
画像との間に光学レンズ系を配置し、画像からの光をイ
メージセンサチップに集束させて読み取るようになした
光情報検出装置において、 上記各イメージセンサチップをそれぞれ長手方向に一
定間隔隔てて一列に配置する一方、 上記光学レンズ系を、上記イメージセンサチップの配
設ピッチと同ピッチで貫通開設されたレンズ保持孔を有
するレンズホルダと、このレンズホルダの上記各レンズ
保持孔にそれぞれ光軸方向に挿入保持させた凸レンズ要
素と、上記レンズホルダの幅方向両端部においてそれぞ
れ延出形成した補強リブと、上記レンズホルダの各レン
ズ保持孔間位置から上記各イメージセンサチップのすき
まに向けて一体延出形成した遮光板とを有するととも
に、上記各凸レンズ要素とこれに対応するイメージセン
サチップとの間の距離が、凸レンズ要素の焦点距離
(f)より大きく、焦点距離の2倍(2f)より小さい値
となるように構成することにより、 上記凸レンズ要素から対応する各イメージセンサチッ
プまでの空間が上記レンズホルダの上記補強リブと上記
遮光板によってボックス状に囲まれるようにするととも
に、一定区画ごとに分割された画像が各イメージセンサ
チップの両端の受光素子の範囲に結像するようにしたこ
とを特徴とする。 そうして、請求項3に記載した光学レンズ系の構造
は、請求項1または請求項2に記載した光情報書込み装
置または光情報検出装置におけるLEDアレイチップまた
はイメージセンサチップの配設ピッチと同ピッチで貫通
開設されたレンズ保持孔を有するレンズホルダを備え、
このレンズホルダの各レンズ保持孔にそれぞれ凸レンズ
要素をその光軸方向に挿入保持させるとともに、上記レ
ンズホルダに、その幅方向両端部から延びる補強リブ
と、各レンズ保持孔の中間部位からそれぞれが所定間隔
をあけて一列に配置される上記LEDアレイチップまたは
イメージセンサチップのすきまに向けて延びる遮光板と
を一体形成することにより、上記各レンズ要素から対応
するLEDアレイチップまたはイメージセンサチップまで
の空間が上記レンズホルダの各補強リブおよび遮光板と
によってボックス状に囲まれるようにしたことを特徴と
する。
【作用】
第3図から容易に理解されるように、凸レンズにおい
て物点から焦点距離(f)以遠にある限り、レンズの反
対側において結像する。そして、レンズから物点までの
距離が焦点距離(f)より長く、焦点距離の2倍(2f)
より短かい範囲にあれば、レンズから像点までの距離
は、レンズから物点までの距離より長くなる。換言する
と、この場合、物点にあるものは、必らずレンズの反対
側において拡大されて結像する。本願の請求項1または
請求項2に記載した発明では、物点と像点とが上述の関
係をとる光学レンズ系において、上記物点に相当する位
置にLEDアレイチップまたはイメージセンサチップを、
上記像点に相当する位置に感光体または画像(画像焦点
をもふくむ概念である。)を配置するのである。 そうして、光情報書込み装置を例にとれば、感光体上
において、隣り合うLEDアレイチップの端部の発光ドッ
トどうしが、拡大されて結像する同一チップの発光ドッ
トの像間ピッチと同一ピッチで隣接して結像するよう
に、LEDアレイチップの間隔等を設定するのである。 したがって、本願発明によれば、各LEDアレイチップ
を長手方向に密接して基板上にボンディングする必要が
なくなり、各LEDアレイチップの外形精度、すなわち、
ダイシング精度がそれほど要求されなくなる。このこと
により、従来に比してLEDアレイチップの歩留りが飛躍
的に向上し、かつ、ダイシング工程を簡略化することが
できる効果がある。さらにまた、LEDアレイチップを基
板にボンディングする際にも、すでにボンディングされ
たチップとボンディング中のチップとの接触機会を少な
くし、チップ表面の傷の発生や汚れの発生を回避するこ
とができ、ボンディング作業が容易となるとともに、ボ
ンディング品位も向上する効果がある。 このような効果は、光情報検出装置におけるイメージ
センサチップについても同様のことがいえる。すなわ
ち、光学レンズ系を上述のように配置することにより、
ライン状の画像が、区画毎に分割され、そしてその分割
された画像が縮小されて各イメージセンサチップの両端
の受光素子の範囲に結像させることができることから、
問題なく画像をイメージとして検出することができる。
そして、各イメージセンサチップを互いに離して配置す
ることができるので、チップのダイシング、チップボン
ディングにおいて、上述の光情報書込み装置と同様の効
果が期待できるのである。 また、上記光情報書込み装置および上記光情報検出装
置は、本願の請求項3において特徴づけられた光学レン
ズ系を採用しているので、ハードレジンによるプラスチ
ックレンズ、特に単一レンズによっても収差の少ない非
球面プラスチックレンズの製造技術が確立していること
から、精度良い凸レンズ要素を都合よく集合させること
ができる。そして、各凸レンズ要素は、レンズホルダに
形成したレンズ保持孔に光軸方向に挿入保持されている
ので、レンズ要素ごとのピント調整が可能であり、これ
によって主走査方向の各所における書込みおよび検出精
度を一定にすることができるとともに、プリントヘッド
やイメージセンサへの装着が容易となる。 加えて、上記レンズホルダには、その幅方向両端から
延出する補強リブと、LEDアレイチップあるいはイメー
ジセンサチップのすきまにむけて延びる遮光板が形成さ
れており、上記凸レンズ要素からLEDアレイチップまた
はイメージセンサチップまでの空間が上記補強リブと上
記遮光板とによってボックス状に囲まれる。そのため、
LEDアレイチップからの光が隣りの凸レンズ要素まで到
達したり、凸レンズ要素を通過した光が隣りのイメージ
センサチップに到達したりすることが都合よく回避で
き、光情報の読み取り品質、あるいは光情報の検出性能
が非常に良くなる。さらに、とりわけ上記補強リブがレ
ンズホルダの断面係数を著しく向上させるため、振動に
起因するレンズホルダの揺れ、あるいはこれによる印字
品質や画像読み取り品質の悪化を回避することができ
る。
【実施例の説明】
以下、本願発明の実施例を図面を参照して具体的に説
明する。 まず、第1図は、本願の請求項1に記載した光情報書
込み装置10の一実施例の概略構成図である。図から分か
るように、この光情報書込み装置10は、レンズホルダ11
を備えるLEDプリントヘッド12を、感光体としての感光
ドラム13に向けて平行に配置して構成されている。 LEDプリントヘッド12の基板14には、複数個(たとえ
ば16個)のLEDアレイチップ15a〜15dが、その端部どう
しを一定間隔離して長手方向一列に固着されている。各
LEDアレイチップ15a〜15dは、矩形の断面をした短冊状
のGaAsP基板上に、64個または128個の単位発光ドットが
等間隔一列に形成されたものであって、一枚のウエハに
多数のアレイチップを一括形成した後、これらをダイシ
ングによって単位アレイチップごとに分離することによ
って得られる。各LEDアレイチップ間の間隔は、上記レ
ンズホルダ11に所定の凸レンズ要素16a〜16dを保持させ
てなる後述する光学レンズ系16の配置によって決る倍率
に応じて定められるが、各素子の間隔は一定値となって
いる。 また、感光ドラム13のLEDアレイチップ15a〜15dから
の距離も、後述する光学レンズ系16の配置によって距離
も、後述する光学レンズ系16の配置によって決る物点・
像点間距離によって定められる。 光学レンズ系16は、LEDアレイチップ15a〜15dと感光
ドラム13との間に配置され、上記各LEDアレイチップの
配設ピッチと同ピッチで列状に貫通開設されたレンズ保
持孔17…をもつたとえば合成樹脂成形によって得られる
レンズホルダ11と、上記各レンズ保持孔17…にそれぞれ
はめ込み保持された凸レンズ要素16a〜16dとを備え、レ
ンズホルダ11の両端部をLEDプリントヘッドの放熱板に
対して上下位置微調節可能に支持させるなどして、所定
位置に保持される。このとき、各凸レンズ要素16a〜16d
は、各LEDアレイチップ15a〜15dに対向するように位置
づけられる。上記レンズ要素は、ハードレジンによる収
差の少ない非球面レンズを使用することができる。な
お、第1図および第2図に良く表れているように、レン
ズホルダ11の裏面には、各レンズ保持孔17…の中間部位
から上記LEDアレイチップどうしのすきまに向けて延び
る遮光板18、および、レンズホルダの幅方向両端部にお
いて裏面下方に延びる補強リブ19,19が一体形成されて
いる。このように、本例では、各LEDアレイチップ15a〜
15dから凸レンズ要素16a〜16dまでの空間が、上記遮光
板18および補強リブ19,19によってボックス状に囲まれ
ており、LEDアレイチップからの光が隣りの空間あるい
はレンズホルダ11の外部へ漏れ出て印字品質を悪化させ
ることがないようにしている。 そして本願発明ではとくに、上記光学レンズ系16の光
軸方向の位置およびLEDアレイチップ15a〜15dから感光
ドラム13までの距離が、次のように定められる。 まず、第1図に示すように、光学レンズ系16を、各凸
レンズ要素16a〜16dとこれに対応するLEDアレイチップ1
5a〜15d間の距離が、凸レンズ要素の焦点距離(f)よ
り長く、焦点距離の2倍(2f)より短かい値となるよう
に配置する。このとき、凸レンズ要素の反対側には発光
ドットの像が必らず結像するが、レンズから像点までの
距離は、レンズからLEDアレイチップ15a〜15dまでの距
離より長くなる。すなわち、像点には、LEDアレイチッ
プ上の発光ドットの拡大倒立像が結像する。そして、上
記の像点位置に、感光ドラム13の表面を配置するのであ
る。 上記光学レンズ系16による拡大率は、LEDアレイチッ
プ15a〜15dの配設ピッチ間隔D1と、各LEDアレイチップ
上の両端の発光ドットの間隔D2と比によって定められ
る。 以上のように構成することにより、各LEDアレイチッ
プ15a〜15dを長手方向に離して配置しても、光学レンズ
系16の拡大結像作用によって、発光ドット13上にすべて
の発光ドット像を等間隔に結像させることができるので
ある。すなわち、感光体13において、隣り合うLEDアレ
イチップの端部の発光ドットどうしの像間隔aと、同一
素子内の発光ドットの像間隔bとが等しくなるように結
像させることができるのである。そして、光学レンズ系
16は、レンズホルダ11の両端がLEDプリントヘッドの放
熱板に対して上下微調節可能となっていることから、上
記間隔aと間隔bの一致は、感光体上の像のピントぼけ
が許容される範囲で、第1図において光学レンズ系16を
上下に微調節することにより、比較的容易に行うことが
できる。 次に、本願の請求項2に記載した光情報検出装置の一
例を、第4図に示した概略構成図により説明する。 この光情報検出装置20は、検出すべき画像23またはミ
ラーやレンズを介して結像されたライン状の画像焦点に
平行対向状にイエージセンサチップ25a〜25dを配置する
とともに、これらの間に介装された光学レンズ系26によ
り、画像23をイメージセンサチップ25a〜25d上に結像さ
せるように基本的に構成される。 イメージセンサチップ25a〜25dの配置は、本願発明概
念において上述の光情報書込み装置におけるLEDアレイ
チップ15a〜15dの配置と対応している。センサ基板24に
は、複数個(たとえば16個)のイメージセンサチップ25
a〜25dが、その端部どうしを一定間隔離して長手方向一
列に固着されている。なお、イメージセンサチップ25a
〜25dは、矩形の断面をした短冊状の基板上に、64個ま
たは128個のホトトランジスタなどの単位受光素子が等
間隔一列に形成されたものであって、一枚のウエハに多
数のセンサチップを一括形成した後、これらをダイシン
グによって単位センサチップごとに分離することによっ
て得られる。 各イメージセンサチップ間の間隔は、上記光学レンズ
系26の配置によって決る倍率に応じて定められるが、各
チップ間隔は一定値となっている。 そして、イメージセンサチップ25a〜25dと上記画像23
との間には、上述の光情報書込み装置において説明した
ものと同様の光学レンズ系26か介装される。 光学レンズ系26の位置は、その凸レンズ要素26a〜26d
と、これらと対応するイメージセンサチップ25a〜25dと
の距離が、凸レンズ要素の焦点距離(f)より長く、焦
点距離の2倍(2f)より短くなるように設定される。こ
のとき、イメージセンサチップ25a〜25dを像点としたと
き、レンズから像点までの距離より長い物点距離が規定
されるが、この物点に相当する位置に検出すべき画像23
を配置するのである。そうすると、画像23は、イメージ
センサチップ25a〜25d上に倒立縮小されて結像される
が、この縮小倍率は、イメージセンサチップの両端の受
光素子間の間隔D2と、イメージセンサチップ25a〜25dの
配設ピッチ間隔D1との比によって定められる。 以上のように構成することにより、イメージセンサチ
ップにおける各イメージセンサチップ25a〜25dを長手方
向に離して配置しても、光学レンズ系26の縮小結像作用
によって、ライン状の画像のすべての要素を、一定長さ
ごとに区画しながら、各イメージセンサチップに結像さ
せ、連続するイメージとして問題なく検出することがで
きるのである。 なお、光情報書込み装置の場合と同様に、光学レンズ
系26の上下位置を微調節できるようにしておけば、セン
サ側のピントぼけの許容される範囲で、各イメージセン
サチップ上に結像する画像の縮小倍率を微調節すること
ができるので、画像検出データの連続性の調整は比較的
容易である。 なお、本願発明による光情報書込み装置および光情報
検出装置のいずれについてもいえることであるが、各凸
レンズ要素を通して結像する像は倒立している。しか
し、これは、各LEDチップアレイごと、あるいは各イメ
ージセンサチップごとにシリアルデータを逆順とするこ
とにより対応すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の光情報書込み装置の一例の概略構成
図、第2図は第1図のII-II線断面に相当する図、第3
図は作用説明図、第4図は本願発明の光情報検出装置の
一例の概略構成図、第5図は従来例の説明図である。 10……光情報書込み装置、11……レンズホルダ、13……
感光体(感光ドラム)、15a〜15d……LEDアレイチッ
プ、16,26……光学レンズ系、16a〜16d,26a〜26d……凸
レンズ要素、17……レンズ保持孔、18……遮光板、20…
…光情報検出装置、23……画像、24……基板、25a〜25d
……イメージセンサチップ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−15622(JP,A) 特開 昭58−18622(JP,A) 特開 昭62−62322(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の配置をもつ複数個のLEDアレイチッ
    プと感光体との間に光学レンズ系を配置し、LEDアレイ
    チップの発光ドットを感光体に結像させるようになした
    光情報書込み装置において、 上記各LEDアレイチップをそれぞれ長手方向に一定間隔
    隔てて一列に配置する一方、 上記光学レンズ系を、上記LEDアレイチップの配設ピッ
    チと同ピッチで貫通開設されたレンズ保持孔を有するレ
    ンズホルダと、このレンズホルダの上記各レンズ保持孔
    にそれぞれ光軸方向に挿入保持させた凸レンズ要素と、
    上記レンズホルダの幅方向両端部においてそれぞれ延出
    形成した補強リブと、上記レンズホルダの各レンズ保持
    孔間位置から上記各LEDアレイチップのすきまに向けて
    一体延出形成した遮光板とを有するとともに、上記各凸
    レンズ要素とこれに対応するLEDアレイチップとの間の
    距離が、凸レンズ要素の焦点距離(f)より大きく、焦
    点距離の2倍(2f)より小さい値となるように構成する
    ことにより、 上記各LEDアレイチップから対応する凸レンズ要素まで
    の空間が上記レンズホルダの上記補強リブと上記遮光板
    によってボックス状に囲まれるようにするとともに、感
    光体上において、隣り合うLEDアレイチップの端部の発
    光ドットどうしが、同一チップの発光ドットの像間ピッ
    チと同一ピッチで隣接して結像するようにしたことを特
    徴とする、光情報書込み装置。
  2. 【請求項2】所定の配置をもつ複数個のイメージセンサ
    チップと画像との間に光学レンズ系を配置し、画像から
    の光をイメージセンサチップに集束させて読み取るよう
    になした光情報検出装置において、 上記各イメージセンサチップをそれぞれ長手方向に一定
    間隔隔てて一列に配置する一方、 上記光学レンズ系を、上記イメージセンサチップの配設
    ピッチと同ピッチで貫通開設されたレンズ保持孔を有す
    るレンズホルダと、このレンズホルダの上記各レンズ保
    持孔にそれぞれ光軸方向に挿入保持させた凸レンズ要素
    と、上記レンズホルダの幅方向両端部においてそれぞれ
    延出形成した補強リブと、上記レンズホルダの各レンズ
    保持孔間位置から上記各イメージセンサチップのすきま
    に向けて一体延出形成した遮光板とを有するとともに、
    上記各凸レンズ要素とこれに対応するイメージセンサチ
    ップとの間の距離が、凸レンズ要素の焦点距離(f)よ
    り大きく、焦点距離の2倍(2f)より小さい値となるよ
    うに構成することにより、 上記凸レンズ要素から対応する各イメージセンサチップ
    までの空間が上記レンズホルダの上記補強リブと上記遮
    光板によってボックス状に囲まれるようにするととも
    に、一定区画ごとに分割された画像が各イメージセンサ
    チップの両端の受光素子の範囲に結像するようにしたこ
    とを特徴とする、光情報検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載した光情報
    書込み装置または光情報検出装置におけるLEDアレイチ
    ップまたはイメージセンサチップの配設ピッチと同ピッ
    チで貫通開設されたレンズ保持孔を有するレンズホルダ
    を備え、このレンズホルダの各レンズ保持孔にそれぞれ
    凸レンズ要素をその光軸方向に挿入保持させるととも
    に、上記レンズホルダに、その幅方向両端部から延びる
    補強リブと、各レンズ保持孔の中間部位からそれぞれが
    所定間隔をあけて一列に配置される上記LEDアレイチッ
    プまたはイメージセンサチップのすきまに向けて延びる
    遮光板とを一体形成することにより、上記各レンズ要素
    から対応するLEDアレイチップまたはイメージセンサチ
    ップまでの空間が上記レンズホルダの各補強リブおよび
    遮光板とによってボックス状に囲まれるようにしたこと
    を特徴とする、光情報書込み装置または光情報検出装置
    に使用する光学レンズ系の構造。
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