JPH09283808A - 受発光素子モジュール及びチップ - Google Patents
受発光素子モジュール及びチップInfo
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- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 チップを所定の位置に配置する作業や不良チ
ップを新しいチップに交換する作業を簡単に行なうこと
が可能な受発光素子モジュールを提供すること。 【解決手段】 例えば、受発光素子モジュールの一例で
ある、発光部12を多数具えるチップを基板14上に多
数配置して成るLEDモジュールにおいて、各チップ1
0は、各発光部12がチップ10の第1の側面10a側
に偏在しかつ該第1の側面10aに沿って配列している
チップ10としてあり、各チップ10を、すべてのチッ
プの発光部12から構成される発光部12の配列ライン
Lを挟んで一方の領域には奇数番目のチップ10xの第
1の側面10aが位置し他方の領域には偶数番目のチッ
プ10yの第1の側面10aが位置するように、配置し
てある。
ップを新しいチップに交換する作業を簡単に行なうこと
が可能な受発光素子モジュールを提供すること。 【解決手段】 例えば、受発光素子モジュールの一例で
ある、発光部12を多数具えるチップを基板14上に多
数配置して成るLEDモジュールにおいて、各チップ1
0は、各発光部12がチップ10の第1の側面10a側
に偏在しかつ該第1の側面10aに沿って配列している
チップ10としてあり、各チップ10を、すべてのチッ
プの発光部12から構成される発光部12の配列ライン
Lを挟んで一方の領域には奇数番目のチップ10xの第
1の側面10aが位置し他方の領域には偶数番目のチッ
プ10yの第1の側面10aが位置するように、配置し
てある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、受発光素子モジ
ュール及びチップに関する。
ュール及びチップに関する。
【0002】
【従来の技術】受発光素子モジュールの一例として、L
ED(Light Emitting Diode)を多数具える直方体状の
チップ(すなわちLEDアレイ)を基板上に多数配置す
ることにより構成されるもの(以下、LEDモジュール
と称する。)が知られている。LEDを発光素子として
用いた場合、LEDモジュールは、例えば電子写真プリ
ンタのLEDプリントヘッドの光源として使用される。
また、LEDを、バイアスの印加方向を切り換えること
により受発光素子として用いた場合、LEDモジュール
は、例えば文字や画像の読み取りや書き込みを行なうた
めの読み書きヘッドとして使用される。
ED(Light Emitting Diode)を多数具える直方体状の
チップ(すなわちLEDアレイ)を基板上に多数配置す
ることにより構成されるもの(以下、LEDモジュール
と称する。)が知られている。LEDを発光素子として
用いた場合、LEDモジュールは、例えば電子写真プリ
ンタのLEDプリントヘッドの光源として使用される。
また、LEDを、バイアスの印加方向を切り換えること
により受発光素子として用いた場合、LEDモジュール
は、例えば文字や画像の読み取りや書き込みを行なうた
めの読み書きヘッドとして使用される。
【0003】図6は一般的なLEDモジュールの概略的
な平面図であり、図6にはLEDモジュールを構成する
一部のチップ10及びその周辺が示されている。
な平面図であり、図6にはLEDモジュールを構成する
一部のチップ10及びその周辺が示されている。
【0004】図6に示すように、各チップ10に具えら
れている多数の発光部12はすべてチップ10の一方の
側面側に偏在し、かつその側面に沿って直線状に配列し
ている。以下、発光部12が偏在している側の側面を第
1の側面10aと称し、第1の側面10aと対向する側
面を第2の側面10bと称する。
れている多数の発光部12はすべてチップ10の一方の
側面側に偏在し、かつその側面に沿って直線状に配列し
ている。以下、発光部12が偏在している側の側面を第
1の側面10aと称し、第1の側面10aと対向する側
面を第2の側面10bと称する。
【0005】また、各チップ10は、チップ間距離が一
定となりかつすべてのチップ10に具えられている多数
の発光部12により発光部12の配列ラインLが構成さ
れるように、基板14上に配置されている。その際、基
板面の、発光部12の配列ラインLを境として一方の領
域には各チップ10の第1の側面10aが位置し、他方
の領域には各チップ10の第2の側面10bが位置する
ように、各チップ10は配置されている。
定となりかつすべてのチップ10に具えられている多数
の発光部12により発光部12の配列ラインLが構成さ
れるように、基板14上に配置されている。その際、基
板面の、発光部12の配列ラインLを境として一方の領
域には各チップ10の第1の側面10aが位置し、他方
の領域には各チップ10の第2の側面10bが位置する
ように、各チップ10は配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに各チップ10を配置したため、従来の受発光素子モ
ジュールでは、隣接するチップ同士は、隣接するチップ
側の側面全面同士が対向してしまう。そのため、チップ
を所定の位置に配置したり不良チップを除去したりする
際に、隣接するチップと接触することによって、チップ
の配置をみだしたり、隣接するチップを傷つけたりする
危険性があり、また同様に新しいチップを、不良チップ
を除去した部分にダイスボンディングする際に、隣接す
るチップと接触することによって、チップの配置をみだ
したり、隣接するチップを傷つけたりする危険性があ
る。
うに各チップ10を配置したため、従来の受発光素子モ
ジュールでは、隣接するチップ同士は、隣接するチップ
側の側面全面同士が対向してしまう。そのため、チップ
を所定の位置に配置したり不良チップを除去したりする
際に、隣接するチップと接触することによって、チップ
の配置をみだしたり、隣接するチップを傷つけたりする
危険性があり、また同様に新しいチップを、不良チップ
を除去した部分にダイスボンディングする際に、隣接す
るチップと接触することによって、チップの配置をみだ
したり、隣接するチップを傷つけたりする危険性があ
る。
【0007】特に、受発光部が高密度になると、チップ
間距離を十分に保つことが困難になる。このため、チッ
プを所定の位置に配置したり不良チップを除去したりす
る際に、隣接するチップの配置をみだしたり、隣接する
チップを傷つけたりする可能性が大きくなり、また同様
に新しいチップを不良チップを除去した部分にダイスボ
ンディングする際に、隣接するチップの配置をみだした
り、隣接するチップを傷つけたりする可能性も大きくな
る。
間距離を十分に保つことが困難になる。このため、チッ
プを所定の位置に配置したり不良チップを除去したりす
る際に、隣接するチップの配置をみだしたり、隣接する
チップを傷つけたりする可能性が大きくなり、また同様
に新しいチップを不良チップを除去した部分にダイスボ
ンディングする際に、隣接するチップの配置をみだした
り、隣接するチップを傷つけたりする可能性も大きくな
る。
【0008】従って、チップを所定の位置に配置する作
業や不良チップを新しいチップに交換する作業を簡単に
行なうことが可能な受発光素子モジュールの出現が望ま
れていた。
業や不良チップを新しいチップに交換する作業を簡単に
行なうことが可能な受発光素子モジュールの出現が望ま
れていた。
【0009】また、さらに望ましくは、チップ間距離の
マージンを大きくとることが可能な受発光素子モジュー
ル、及びそのような受発光素子モジュールの形成に用い
るチップの出現が望まれていた。
マージンを大きくとることが可能な受発光素子モジュー
ル、及びそのような受発光素子モジュールの形成に用い
るチップの出現が望まれていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、この発明の受
発光素子モジュールによれば、受発光部を多数具えるチ
ップを基板上に多数配置して成る受発光素子モジュール
において、各チップは、各受発光部がチップの第1の側
面側に偏在しかつ第1の側面に沿って配列しているチッ
プとしてあり、各チップを、それらに具わるすべての受
発光部により受発光部の配列ラインが構成されるよう
に、然も、基板面の、該配列ラインを境とする一方の領
域に奇数番目のチップの第1の側面が位置し他方の領域
に偶数番目のチップの第1の側面が位置するように、配
置してあることを特徴とする。
発光素子モジュールによれば、受発光部を多数具えるチ
ップを基板上に多数配置して成る受発光素子モジュール
において、各チップは、各受発光部がチップの第1の側
面側に偏在しかつ第1の側面に沿って配列しているチッ
プとしてあり、各チップを、それらに具わるすべての受
発光部により受発光部の配列ラインが構成されるよう
に、然も、基板面の、該配列ラインを境とする一方の領
域に奇数番目のチップの第1の側面が位置し他方の領域
に偶数番目のチップの第1の側面が位置するように、配
置してあることを特徴とする。
【0011】ここで受発光素子モジュールとは、受発光
部を多数具えるチップ(すなわち受発光素子アレイ)を
基板上に多数配置することにより構成されるものであ
る。また、ここで受発光部は、基板面に垂直な方向に沿
って光の授受がなされるものとする。
部を多数具えるチップ(すなわち受発光素子アレイ)を
基板上に多数配置することにより構成されるものであ
る。また、ここで受発光部は、基板面に垂直な方向に沿
って光の授受がなされるものとする。
【0012】このような受発光素子モジュールによれ
ば、受発光部の配列ラインの延長線上からこの受発光素
子モジュールの側面を眺めた場合、奇数番目のチップと
偶数番目のチップとは、一部分だけ重なり合う。すなわ
ち、奇数番目のチップの第1の側面及び偶数番目のチッ
プの第1の側面間の部分のみが重なり合う。隣接するチ
ップ同士は、隣接するチップ側の側面のうちの一部分
(受発光部を設けてある辺りから第1の側面までという
ように狭い部分)同士が対向するのみとなる。このよう
に、隣接するチップ同士の重なり合う部分が減少する
と、チップを所定の位置に配置したり不良チップを新し
いチップに交換したりする際に、隣接するチップの配置
をみだしたり、隣接するチップを傷つけたりする可能性
のある部分が減少する。従って、チップを所定の位置に
配置する作業や不良チップを新しいチップに交換する作
業を簡単に行なうことが可能になる。
ば、受発光部の配列ラインの延長線上からこの受発光素
子モジュールの側面を眺めた場合、奇数番目のチップと
偶数番目のチップとは、一部分だけ重なり合う。すなわ
ち、奇数番目のチップの第1の側面及び偶数番目のチッ
プの第1の側面間の部分のみが重なり合う。隣接するチ
ップ同士は、隣接するチップ側の側面のうちの一部分
(受発光部を設けてある辺りから第1の側面までという
ように狭い部分)同士が対向するのみとなる。このよう
に、隣接するチップ同士の重なり合う部分が減少する
と、チップを所定の位置に配置したり不良チップを新し
いチップに交換したりする際に、隣接するチップの配置
をみだしたり、隣接するチップを傷つけたりする可能性
のある部分が減少する。従って、チップを所定の位置に
配置する作業や不良チップを新しいチップに交換する作
業を簡単に行なうことが可能になる。
【0013】また、このような受発光素子モジュールに
おいて、各チップの、隣接するチップと対向する側面
を、第1の側面に対して非直角とし、各チップの前記対
向する側面から最も近くに位置する受発光部の前記対向
する側面側の輪郭を、前記対向する側面と平行(この発
明の目的を損なわない範囲で略平行も含む。)とするの
が望ましい。
おいて、各チップの、隣接するチップと対向する側面
を、第1の側面に対して非直角とし、各チップの前記対
向する側面から最も近くに位置する受発光部の前記対向
する側面側の輪郭を、前記対向する側面と平行(この発
明の目的を損なわない範囲で略平行も含む。)とするの
が望ましい。
【0014】このように構成した場合、チップ端マージ
ンが一定であるという条件において、各チップの、隣接
するチップと対向する側面を、第1の側面に対して直角
としてある場合に比べて、チップ間距離のマージンが増
加する。チップ間距離のマージンが増加すると、各チッ
プを基板上に配置する際の自由度が向上する。
ンが一定であるという条件において、各チップの、隣接
するチップと対向する側面を、第1の側面に対して直角
としてある場合に比べて、チップ間距離のマージンが増
加する。チップ間距離のマージンが増加すると、各チッ
プを基板上に配置する際の自由度が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明をする。以下の説明に用いる
各図において、各構成成分は、この発明を理解できる程
度に、その形状、大きさ、及び配置関係を概略的に示し
てあるにすぎず、したがって図示例にのみ限定されるも
のではない。また、説明に用いる各図において同様な構
成成分については同一の番号を付し、その重複する説明
を省略することもある。なお、以下の各実施の形態で
は、受発光素子モジュールの一例であるLEDモジュー
ルについて説明し、さらに、第2の実施の形態では、チ
ップについての実施の形態も併せて説明する。
の実施の形態について説明をする。以下の説明に用いる
各図において、各構成成分は、この発明を理解できる程
度に、その形状、大きさ、及び配置関係を概略的に示し
てあるにすぎず、したがって図示例にのみ限定されるも
のではない。また、説明に用いる各図において同様な構
成成分については同一の番号を付し、その重複する説明
を省略することもある。なお、以下の各実施の形態で
は、受発光素子モジュールの一例であるLEDモジュー
ルについて説明し、さらに、第2の実施の形態では、チ
ップについての実施の形態も併せて説明する。
【0016】<第1の実施の形態>図1(A)及び
(B)、並びに図2は、この実施の形態のLEDモジュ
ールの説明に供する図である。図1(A)はLEDモジ
ュールの概略的な平面図であり、図1(A)にはLED
モジュールを構成する一部のチップ及びその周辺が示さ
れている。図1(B)は図1(A)中のS方向から眺め
た場合のLEDモジュールの概略的な側面図である。図
2は図1(A)中の一点破線で囲まれた部分の拡大図で
ある。ただし、各図において電極、基板等は省略して図
示していない。なお、この実施の形態では、チップとし
て、従来から用いられている直方体状のチップを用いて
いる。
(B)、並びに図2は、この実施の形態のLEDモジュ
ールの説明に供する図である。図1(A)はLEDモジ
ュールの概略的な平面図であり、図1(A)にはLED
モジュールを構成する一部のチップ及びその周辺が示さ
れている。図1(B)は図1(A)中のS方向から眺め
た場合のLEDモジュールの概略的な側面図である。図
2は図1(A)中の一点破線で囲まれた部分の拡大図で
ある。ただし、各図において電極、基板等は省略して図
示していない。なお、この実施の形態では、チップとし
て、従来から用いられている直方体状のチップを用いて
いる。
【0017】図1(A)に示すように、各チップ10に
は、多数の発光部12が具えられており、各発光部12
はすべてチップ10の第1の側面10a側に偏在しかつ
第1の側面10aに沿って直線状に配列している。
は、多数の発光部12が具えられており、各発光部12
はすべてチップ10の第1の側面10a側に偏在しかつ
第1の側面10aに沿って直線状に配列している。
【0018】また、図1(A)に示すように、各チップ
10は、チップ間距離d1 が一定となりかつすべてのチ
ップ10に具えられている多数の発光部12により発光
部12の配列ラインLが構成されるように、基板上に配
置されている。その際、図1(A)中の最も左に位置す
るチップとそのチップから一つおきのチップを奇数番目
のチップ10xとし、図1(A)中の左から2番目に位
置するチップとそのチップから一つおきのチップを偶数
番目のチップ10yとすると、基板面の、発光部12の
配列ラインLを挟んで一方の領域(図1(A)中、発光
部12の配列ラインLの上側領域)には奇数番目のチッ
プ10xの第1の側面10aが位置し、他方の領域(図
1(A)中、発光部12の配列ラインLの下側領域)に
は偶数番目のチップ10yの第1の側面10aが位置す
るように、各チップ10は配置されている。
10は、チップ間距離d1 が一定となりかつすべてのチ
ップ10に具えられている多数の発光部12により発光
部12の配列ラインLが構成されるように、基板上に配
置されている。その際、図1(A)中の最も左に位置す
るチップとそのチップから一つおきのチップを奇数番目
のチップ10xとし、図1(A)中の左から2番目に位
置するチップとそのチップから一つおきのチップを偶数
番目のチップ10yとすると、基板面の、発光部12の
配列ラインLを挟んで一方の領域(図1(A)中、発光
部12の配列ラインLの上側領域)には奇数番目のチッ
プ10xの第1の側面10aが位置し、他方の領域(図
1(A)中、発光部12の配列ラインLの下側領域)に
は偶数番目のチップ10yの第1の側面10aが位置す
るように、各チップ10は配置されている。
【0019】このように各チップ10を配置した場合、
奇数番目のチップ10xと偶数番目のチップ10yと
は、発光部12の配列ラインLに対して互いに逆方向を
向く。すなわち、第1の側面10aから第2の側面10
bに向かう方向は、奇数番目のチップ10xと偶数番目
のチップ10yとで逆方向を向く。そして、図1(B)
に示すように、発光部12の配列ラインLの延長線上か
らこのLEDモジュールの側面を眺めた場合、奇数番目
のチップ10xと偶数番目のチップ10yとは、一部分
だけ重なり合う(図1(B)中には、奇数番目のチップ
10xと偶数番目のチップ10yとが重なり合う部分を
ハッチングを付して示している。)。すなわち、奇数番
目のチップ10xの第1の側面10aと偶数番目のチッ
プ10yの第1の側面10aとの間の部分のみが重なり
合う。このように、隣接するチップ同士の重なり合う部
分が減少すると、チップを所定の位置に配置したり不良
チップを新しいチップに交換したりする際に、隣接する
チップの配置をみだしたり、隣接するチップを傷つけた
りする可能性のある部分が減少する。従って、チップを
所定の位置に配置する作業や不良チップを新しいチップ
に交換する作業を簡単に行なうことが可能になる。
奇数番目のチップ10xと偶数番目のチップ10yと
は、発光部12の配列ラインLに対して互いに逆方向を
向く。すなわち、第1の側面10aから第2の側面10
bに向かう方向は、奇数番目のチップ10xと偶数番目
のチップ10yとで逆方向を向く。そして、図1(B)
に示すように、発光部12の配列ラインLの延長線上か
らこのLEDモジュールの側面を眺めた場合、奇数番目
のチップ10xと偶数番目のチップ10yとは、一部分
だけ重なり合う(図1(B)中には、奇数番目のチップ
10xと偶数番目のチップ10yとが重なり合う部分を
ハッチングを付して示している。)。すなわち、奇数番
目のチップ10xの第1の側面10aと偶数番目のチッ
プ10yの第1の側面10aとの間の部分のみが重なり
合う。このように、隣接するチップ同士の重なり合う部
分が減少すると、チップを所定の位置に配置したり不良
チップを新しいチップに交換したりする際に、隣接する
チップの配置をみだしたり、隣接するチップを傷つけた
りする可能性のある部分が減少する。従って、チップを
所定の位置に配置する作業や不良チップを新しいチップ
に交換する作業を簡単に行なうことが可能になる。
【0020】例えば、縦700μm、横8000μm、
高さ300μmの大きさの直方体であって、700μm
×8000μmの大きさの面上に、8000μm×30
0μmの大きさの面(第1の側面10a)に沿って直線
状に発光部を配列してあるものをチップとして用い、そ
して図2に示すように、発光部12を一辺xが8μmの
正方形とし、第1の側面10aから発光部12までの距
離yを6μmとすると、発光部12の配列ラインLの延
長線上からこのLEDモジュールの側面を眺めた場合
(すなわち、図1(A)中のS方向からこのLEDモジ
ュールの側面を眺めた場合)に奇数番目のチップ10x
と偶数番目のチップ10yとが重なり合う部分の面積
は、(6μm+8μm+6μm)×300μm=600
0μm2 となる。一方、従来のように、各チップを配置
した場合には、発光部の配列ラインの延長線上からLE
Dモジュールの側面を眺めた場合に、奇数番目のチップ
と偶数番目のチップとが重なり合う部分の面積は700
μm×300μm2 =210000μm2 となる。
高さ300μmの大きさの直方体であって、700μm
×8000μmの大きさの面上に、8000μm×30
0μmの大きさの面(第1の側面10a)に沿って直線
状に発光部を配列してあるものをチップとして用い、そ
して図2に示すように、発光部12を一辺xが8μmの
正方形とし、第1の側面10aから発光部12までの距
離yを6μmとすると、発光部12の配列ラインLの延
長線上からこのLEDモジュールの側面を眺めた場合
(すなわち、図1(A)中のS方向からこのLEDモジ
ュールの側面を眺めた場合)に奇数番目のチップ10x
と偶数番目のチップ10yとが重なり合う部分の面積
は、(6μm+8μm+6μm)×300μm=600
0μm2 となる。一方、従来のように、各チップを配置
した場合には、発光部の配列ラインの延長線上からLE
Dモジュールの側面を眺めた場合に、奇数番目のチップ
と偶数番目のチップとが重なり合う部分の面積は700
μm×300μm2 =210000μm2 となる。
【0021】従って、この実施の形態のように各チップ
を配置した場合には、従来のように各チップを配置した
場合に比べて、隣接するチップ同士の重なり合う部分が
1/35となることが理解できる。
を配置した場合には、従来のように各チップを配置した
場合に比べて、隣接するチップ同士の重なり合う部分が
1/35となることが理解できる。
【0022】このようなLEDモジュールは、ダイスボ
ンディング等により、基板14上に順次にチップ10を
配置することにより形成することができる。
ンディング等により、基板14上に順次にチップ10を
配置することにより形成することができる。
【0023】<第2の実施の形態>図3(A)及び
(B)、図4、並びに図5は、この実施の形態のLED
モジュールの説明に供する図である。図3(A)はLE
Dモジュールの概略的な平面図であり、図3(A)には
LEDモジュールを構成する一部のチップ及びその周辺
が示されている。図3(B)は図3(A)のS方向から
眺めた場合のLEDモジュールの概略的な側面図であ
る。図4は図3(A)中の一点破線で囲まれた部分の拡
大図である。図5はこの実施の形態のLEDモジュール
のチップ間距離と第1の実施の形態のLEDモジュール
のチップ間距離とを比較して説明するための概略図であ
る。ただし、各図において電極、基板等は省略して図示
していない。
(B)、図4、並びに図5は、この実施の形態のLED
モジュールの説明に供する図である。図3(A)はLE
Dモジュールの概略的な平面図であり、図3(A)には
LEDモジュールを構成する一部のチップ及びその周辺
が示されている。図3(B)は図3(A)のS方向から
眺めた場合のLEDモジュールの概略的な側面図であ
る。図4は図3(A)中の一点破線で囲まれた部分の拡
大図である。図5はこの実施の形態のLEDモジュール
のチップ間距離と第1の実施の形態のLEDモジュール
のチップ間距離とを比較して説明するための概略図であ
る。ただし、各図において電極、基板等は省略して図示
していない。
【0024】図3(A)に示すように、各チップ10に
は、多数の発光部12が具えられており、各発光部12
はすべてチップ10の第1の側面10a側に偏在しかつ
第1の側面10aに沿って直線状に配列している。そし
て、各チップ10において、第1の側面10aと交差す
る側面、すなわち隣接するチップと対向する側面(以
下、第3の側面と称する場合がある。)10cは、第1
の側面10aに対して非直角となっている。第3の側面
10cが、隣接するチップと対向する側のチップ端をな
す。例えば、後述するように、チップ端マージンzを4
μmとし、ドットピッチpを21μmとする場合、第3
の側面10cが、第1の側面10aに対してなす角度θ
が60°のとき、チップ間距離が最大となる。この実施
の形態では、第3の側面10cが、第1の側面10aに
対してなす角度θが60°の場合について説明する。
は、多数の発光部12が具えられており、各発光部12
はすべてチップ10の第1の側面10a側に偏在しかつ
第1の側面10aに沿って直線状に配列している。そし
て、各チップ10において、第1の側面10aと交差す
る側面、すなわち隣接するチップと対向する側面(以
下、第3の側面と称する場合がある。)10cは、第1
の側面10aに対して非直角となっている。第3の側面
10cが、隣接するチップと対向する側のチップ端をな
す。例えば、後述するように、チップ端マージンzを4
μmとし、ドットピッチpを21μmとする場合、第3
の側面10cが、第1の側面10aに対してなす角度θ
が60°のとき、チップ間距離が最大となる。この実施
の形態では、第3の側面10cが、第1の側面10aに
対してなす角度θが60°の場合について説明する。
【0025】また、図4に示すように、各チップ10に
おいて、第3の側面10cから最も近くに位置する発光
部(以下、チップ端発光部と称する場合がある。)12
aはその平面形状が平行四辺形であり、この発光部12
aの第3の側面10c側の輪郭は、第3の側面10cと
平行である。なお、この実施の形態では、チップ端発光
部の平面形状を平行四辺形としているが、必ずしもチッ
プ端発光部の平面形状を平行四辺形とする必要はなく、
チップ端発光部の第3の側面側の輪郭が、第3の側面と
平行となっていれば、その平面形状は三角形、台形、半
円などのどのような形状でも良い。また、発光部の平面
形状を正方形または長方形以外の形状とした場合には、
発光部ごとに、発光部がおさまる最小の正方形または長
方形(ただし、正方形または長方形の一辺が第1の側面
と平行なもの)を想定し、その正方形または長方形の対
角線の交点の位置から隣接する発光部までのドットピッ
チを測定する。
おいて、第3の側面10cから最も近くに位置する発光
部(以下、チップ端発光部と称する場合がある。)12
aはその平面形状が平行四辺形であり、この発光部12
aの第3の側面10c側の輪郭は、第3の側面10cと
平行である。なお、この実施の形態では、チップ端発光
部の平面形状を平行四辺形としているが、必ずしもチッ
プ端発光部の平面形状を平行四辺形とする必要はなく、
チップ端発光部の第3の側面側の輪郭が、第3の側面と
平行となっていれば、その平面形状は三角形、台形、半
円などのどのような形状でも良い。また、発光部の平面
形状を正方形または長方形以外の形状とした場合には、
発光部ごとに、発光部がおさまる最小の正方形または長
方形(ただし、正方形または長方形の一辺が第1の側面
と平行なもの)を想定し、その正方形または長方形の対
角線の交点の位置から隣接する発光部までのドットピッ
チを測定する。
【0026】また、図3(A)に示すように、各チップ
10は、チップ間距離d2 が一定となりかつすべてのチ
ップ10に具えられている多数の発光部12により発光
部12の配列ラインLが構成されるように、基板14上
に配置されている。その際、図3(A)中の最も左に位
置するチップとそのチップから一つおきのチップを奇数
番目のチップ10xとし、図3(A)中の左から2番目
に位置するチップとそのチップから一つおきのチップを
偶数番目のチップ10yとすると、基板面の、発光部1
2の配列ラインLを挟んで一方の領域(図3(A)中、
発光部12の配列ラインLの上側領域)には奇数番目の
チップ10xの第1の側面10aが位置し、他方の領域
(図3(A)中、発光部12の配列ラインLの下側領
域)には偶数番目のチップ10yの第1の側面10aが
位置するように、各チップ10は配置されている。
10は、チップ間距離d2 が一定となりかつすべてのチ
ップ10に具えられている多数の発光部12により発光
部12の配列ラインLが構成されるように、基板14上
に配置されている。その際、図3(A)中の最も左に位
置するチップとそのチップから一つおきのチップを奇数
番目のチップ10xとし、図3(A)中の左から2番目
に位置するチップとそのチップから一つおきのチップを
偶数番目のチップ10yとすると、基板面の、発光部1
2の配列ラインLを挟んで一方の領域(図3(A)中、
発光部12の配列ラインLの上側領域)には奇数番目の
チップ10xの第1の側面10aが位置し、他方の領域
(図3(A)中、発光部12の配列ラインLの下側領
域)には偶数番目のチップ10yの第1の側面10aが
位置するように、各チップ10は配置されている。
【0027】このように各チップ10を配置した場合、
図3(B)に示すように、発光部10の配列ラインLの
延長線上からこのLEDモジュールの側面を眺めた場
合、奇数番目のチップ10xと偶数番目のチップ10y
とは、一部分だけ重なり合う(図3(B)中には、奇数
番目のチップ10xと偶数番目のチップ10yとが重な
り合う部分をハッチングを付して示している。)。すな
わち、奇数番目のチップ10xの第1の側面10aと偶
数番目のチップ10yの第1の側面10aとの間の部分
のみが重なり合う。このように、隣接するチップ同士の
重なり合う部分が減少すると、チップを所定の位置に配
置したり不良チップを新しいチップに交換したりする際
に、隣接するチップの配置をみだしたり、隣接するチッ
プを傷つけたりする可能性のある部分が減少する。従っ
て、チップを所定の位置に配置する作業や不良チップを
新しいチップに交換する作業を簡単に行なうことが可能
になる。
図3(B)に示すように、発光部10の配列ラインLの
延長線上からこのLEDモジュールの側面を眺めた場
合、奇数番目のチップ10xと偶数番目のチップ10y
とは、一部分だけ重なり合う(図3(B)中には、奇数
番目のチップ10xと偶数番目のチップ10yとが重な
り合う部分をハッチングを付して示している。)。すな
わち、奇数番目のチップ10xの第1の側面10aと偶
数番目のチップ10yの第1の側面10aとの間の部分
のみが重なり合う。このように、隣接するチップ同士の
重なり合う部分が減少すると、チップを所定の位置に配
置したり不良チップを新しいチップに交換したりする際
に、隣接するチップの配置をみだしたり、隣接するチッ
プを傷つけたりする可能性のある部分が減少する。従っ
て、チップを所定の位置に配置する作業や不良チップを
新しいチップに交換する作業を簡単に行なうことが可能
になる。
【0028】また、図5には、この実施の形態のLED
モジュールにおける隣接する2つのチップのチップ端周
辺を示すと共に、この実施の形態のLEDモジュールと
第1の側面10aから発光部12までの距離y、チップ
端マージンz、及びドットピッチpが等しい第1の実施
の形態のLEDモジュールを、この実施の形態のLED
モジュールに重ねて一点破線で示している。すなわち、
図2及び図4を重ねて示し、その際、図2を一点破線で
示している。なお、図5には、第1の側面から発光部ま
での距離yが6μmであり、チップ端マージンzが4μ
mであり、ドットピッチpが21μmである場合につい
て示している。また、第1の実施の形態のLEDモジュ
ールにおいては、発光部は一辺xが8μmの正方形であ
り、チップ間距離d1 が5μmである場合について示
し、この実施の形態のLEDモジュールにおいては、発
光部がおさまる最小の正方形の一辺xが8μmである場
合について示している。そして、この実施の形態のLE
Dモジュールでは、第3の側面が、第1の側面に対して
なす角度θが60°であるため、チップ間距離d2 は
7.2μmとなる。
モジュールにおける隣接する2つのチップのチップ端周
辺を示すと共に、この実施の形態のLEDモジュールと
第1の側面10aから発光部12までの距離y、チップ
端マージンz、及びドットピッチpが等しい第1の実施
の形態のLEDモジュールを、この実施の形態のLED
モジュールに重ねて一点破線で示している。すなわち、
図2及び図4を重ねて示し、その際、図2を一点破線で
示している。なお、図5には、第1の側面から発光部ま
での距離yが6μmであり、チップ端マージンzが4μ
mであり、ドットピッチpが21μmである場合につい
て示している。また、第1の実施の形態のLEDモジュ
ールにおいては、発光部は一辺xが8μmの正方形であ
り、チップ間距離d1 が5μmである場合について示
し、この実施の形態のLEDモジュールにおいては、発
光部がおさまる最小の正方形の一辺xが8μmである場
合について示している。そして、この実施の形態のLE
Dモジュールでは、第3の側面が、第1の側面に対して
なす角度θが60°であるため、チップ間距離d2 は
7.2μmとなる。
【0029】従って、この実施の形態のように、各チッ
プ10において、第3の側面10cが、第1の側面10
aに対してなす角度θを60°とし、チップ端発光部1
2aの第3の側面10c側を、第3の側面10cと平行
とした場合には、第1の実施の形態のように、隣接する
チップと対向する側面を、第1の側面に対して直角とし
てある場合に比べて、チップ間距離のマージンが約1.
4倍になる。
プ10において、第3の側面10cが、第1の側面10
aに対してなす角度θを60°とし、チップ端発光部1
2aの第3の側面10c側を、第3の側面10cと平行
とした場合には、第1の実施の形態のように、隣接する
チップと対向する側面を、第1の側面に対して直角とし
てある場合に比べて、チップ間距離のマージンが約1.
4倍になる。
【0030】この発明は、例示の形態にのみ限定される
ことはないことは明らかである。例えば、上述した各実
施の形態においては、いずれもLEDプリントヘッドに
用いられるLEDモジュールを用いて説明してあるが、
PD(Photodiode)又はCCD(Charge Coupled Devic
e )を多数具える直方体状のチップを基板上に多数配置
することにより構成されるものにも適用することができ
る。LEDの代わりにPD又はCCDを用いたものは、
イメージセンサに用いられる。
ことはないことは明らかである。例えば、上述した各実
施の形態においては、いずれもLEDプリントヘッドに
用いられるLEDモジュールを用いて説明してあるが、
PD(Photodiode)又はCCD(Charge Coupled Devic
e )を多数具える直方体状のチップを基板上に多数配置
することにより構成されるものにも適用することができ
る。LEDの代わりにPD又はCCDを用いたものは、
イメージセンサに用いられる。
【0031】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の受発光素子モジュールによれば、受発光部を多
数具えるチップを基板上に多数配置して成る受発光素子
モジュールにおいて、各チップは、各受発光部がチップ
の第1の側面側に偏在しかつ第1の側面に沿って配列し
ているチップとしてあり、各チップを、それらに具わる
すべての受発光部により受発光部の配列ラインが構成さ
れるように、然も、基板面の、該配列ラインを境とする
一方の領域に奇数番目のチップの第1の側面が位置し他
方の領域に偶数番目のチップの第1の側面が位置するよ
うに、配置してある。
の発明の受発光素子モジュールによれば、受発光部を多
数具えるチップを基板上に多数配置して成る受発光素子
モジュールにおいて、各チップは、各受発光部がチップ
の第1の側面側に偏在しかつ第1の側面に沿って配列し
ているチップとしてあり、各チップを、それらに具わる
すべての受発光部により受発光部の配列ラインが構成さ
れるように、然も、基板面の、該配列ラインを境とする
一方の領域に奇数番目のチップの第1の側面が位置し他
方の領域に偶数番目のチップの第1の側面が位置するよ
うに、配置してある。
【0032】このような受発光素子モジュールによれ
ば、受発光部の配列ラインの延長線上からこの受発光素
子モジュールの側面を眺めた場合、奇数番目のチップと
偶数番目のチップとは、一部分だけ重なり合う。すなわ
ち、奇数番目のチップの第1の側面及び偶数番目のチッ
プの第1の側面間の部分のみが重なり合う。隣接するチ
ップ同士は、隣接するチップ側の側面のうちの一部分
(受発光部を設けてある辺りから第1の側面までという
ように狭い部分)同士が対向するのみとなる。このよう
に、隣接するチップ同士の重なり合う部分が減少する
と、チップを所定の位置に配置したり不良チップを新し
いチップに交換したりする際に、隣接するチップの配置
をみだしたり、隣接するチップを傷つけたりする可能性
のある部分が減少する。従って、チップを所定の位置に
配置する作業や不良チップを新しいチップに交換する作
業を簡単に行なうことが可能になる。
ば、受発光部の配列ラインの延長線上からこの受発光素
子モジュールの側面を眺めた場合、奇数番目のチップと
偶数番目のチップとは、一部分だけ重なり合う。すなわ
ち、奇数番目のチップの第1の側面及び偶数番目のチッ
プの第1の側面間の部分のみが重なり合う。隣接するチ
ップ同士は、隣接するチップ側の側面のうちの一部分
(受発光部を設けてある辺りから第1の側面までという
ように狭い部分)同士が対向するのみとなる。このよう
に、隣接するチップ同士の重なり合う部分が減少する
と、チップを所定の位置に配置したり不良チップを新し
いチップに交換したりする際に、隣接するチップの配置
をみだしたり、隣接するチップを傷つけたりする可能性
のある部分が減少する。従って、チップを所定の位置に
配置する作業や不良チップを新しいチップに交換する作
業を簡単に行なうことが可能になる。
【0033】また、このような受発光素子モジュールに
おいて、各チップの、隣接するチップと対向する側面
を、第1の側面に対して非直角とし、各チップの前記対
向する側面から最も近くに位置する受発光部の前記対向
する側面側を、前記対向する側面と平行とするように構
成した場合、チップ端マージンが一定であるという条件
において、各チップの、隣接するチップと対向する側面
を、第1の側面に対して直角としてある場合に比べて、
チップ間距離のマージンが増加する。チップ間距離のマ
ージンが増加すると、各チップを基板上に配置する際の
自由度が向上する。従って、チップを高精細に配列しや
すくなる。
おいて、各チップの、隣接するチップと対向する側面
を、第1の側面に対して非直角とし、各チップの前記対
向する側面から最も近くに位置する受発光部の前記対向
する側面側を、前記対向する側面と平行とするように構
成した場合、チップ端マージンが一定であるという条件
において、各チップの、隣接するチップと対向する側面
を、第1の側面に対して直角としてある場合に比べて、
チップ間距離のマージンが増加する。チップ間距離のマ
ージンが増加すると、各チップを基板上に配置する際の
自由度が向上する。従って、チップを高精細に配列しや
すくなる。
【図1】(A)および(B)は、第1の実施の形態のL
EDモジュールの説明に供する図である。
EDモジュールの説明に供する図である。
【図2】図1に示す第1の実施の形態のLEDモジュー
ルの部分拡大図である。
ルの部分拡大図である。
【図3】(A)および(B)は、第2の実施の形態のL
EDモジュールの説明に供する図である。
EDモジュールの説明に供する図である。
【図4】図3に示す第2の実施の形態のLEDモジュー
ルの部分拡大図である。
ルの部分拡大図である。
【図5】第2の実施の形態のLEDモジュールのチップ
間距離と第1の実施の形態のLEDモジュールのチップ
間距離とを比較して説明するための概略図である。
間距離と第1の実施の形態のLEDモジュールのチップ
間距離とを比較して説明するための概略図である。
【図6】一般的なLEDモジュールの概略的な平面図で
ある。
ある。
10:チップ 10x:奇数番目のチップ 10y:偶数番目のチップ 10a:第1の側面 10b:第2の側面 10c:第3の側面 12:発光部 14:基板 L:発光部の配列ライン
Claims (3)
- 【請求項1】 受発光部を多数具えるチップを基板上に
多数配置して成る受発光素子モジュールにおいて、 各チップは、各受発光部がチップの第1の側面側に偏在
しかつ該第1の側面に沿って配列しているチップとして
あり、 各チップを、それらに具わるすべての受発光部により受
発光部の配列ラインが構成されるように、然も、基板面
の、該配列ラインを境とする一方の領域に奇数番目のチ
ップの第1の側面が位置し他方の領域に偶数番目のチッ
プの第1の側面が位置するように、配置してあることを
特徴とする受発光素子モジュール。 - 【請求項2】 請求項1に記載の受発光素子モジュール
において、 各チップの、隣接するチップと対向する側面は、前記第
1の側面に対して非直角としてあり、 各チップの前記対向する側面から最も近くに位置する受
発光部の前記対向する側面側の輪郭は、前記対向する側
面と平行としてあることを特徴とする受発光素子モジュ
ール。 - 【請求項3】 受発光部を多数具えるチップであって、 各受発光部がチップの第1の側面側に偏在しかつ該第1
の側面に沿って配列しており、 前記第1の側面と交差する側面は、前記第1の側面に対
して非直角であり、 前記交差する側面から最も近くに位置する受発光部の前
記交差する側面側の輪郭は、前記交差する側面と平行で
あることを特徴とするチップ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9812596A JPH09283808A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 受発光素子モジュール及びチップ |
EP97116111A EP0908953A1 (en) | 1996-04-19 | 1997-09-16 | Light emitting element module and chip |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9812596A JPH09283808A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 受発光素子モジュール及びチップ |
EP97116111A EP0908953A1 (en) | 1996-04-19 | 1997-09-16 | Light emitting element module and chip |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09283808A true JPH09283808A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=26145782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9812596A Withdrawn JPH09283808A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 受発光素子モジュール及びチップ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0908953A1 (ja) |
JP (1) | JPH09283808A (ja) |
Cited By (4)
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JP2009208286A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Seiko Epson Corp | 記録装置および流体噴射装置 |
WO2019039291A1 (ja) * | 2017-08-24 | 2019-02-28 | ソニー株式会社 | 発光モジュール、光源ユニット、光造形装置 |
US11710942B2 (en) | 2017-12-13 | 2023-07-25 | Sony Corporation | Method of manufacturing light-emitting module, light-emitting module, and device |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001056403A (ja) * | 1999-06-10 | 2001-02-27 | Canon Inc | ロッドレンズアレイ及びそれを用いた画像形成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2420848A1 (fr) * | 1978-03-23 | 1979-10-19 | Commissariat Energie Atomique | Procede de realisation de diodes electroluminescentes et photodetectrices |
JPS58125879A (ja) * | 1982-01-21 | 1983-07-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体素子アレイの製造方法 |
DE3223031A1 (de) * | 1982-06-19 | 1983-12-22 | Olympia Werke Ag, 2940 Wilhelmshaven | Drucker mit einem optischen druckkopf zum zeilenweisen aufzeichnen von graphik- und textinformationen |
JPH0752779B2 (ja) * | 1987-12-09 | 1995-06-05 | 日立電線株式会社 | 発光ダイオードアレイ |
JPH0260767A (ja) * | 1988-08-26 | 1990-03-01 | Nec Corp | 電子写真式プリンタ用ledヘッド |
JPH0299350A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-11 | Nec Corp | Ledヘッド |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP9812596A patent/JPH09283808A/ja not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-09-16 EP EP97116111A patent/EP0908953A1/en not_active Withdrawn
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