JP3741558B2 - 防振用ベースプレート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子顕微鏡、電子線プローブマイクロアナライザ、核磁気共鳴装置、等で使用される防振用ベースプレートに関する。
【0002】
【従来の技術】
前記電子顕微鏡等のような試料に対する分析・観察・測定等の精密作業を行う装置では、顕微分析用試料の水平面内および鉛直軸方向(光軸方向)等の移動、回転等を高精度で行い、種々の方向から観察や分析が行われる。
前記装置や試料を支持するために使用されるベースプレートに、外部からの振動(すなわち、外乱)が伝達されると、前記分析・観察・測定用の装置や試料等に振動が伝達されて、観察結果、分析結果等に悪影響が生じる。
また、前記分析・観察・測定等の精密作業を行う装置は、非常に微細な部分の分析を行うため、高精度に製作されている。このため、外部からの振動の伝達は精密に調整された装置に誤差を発生させる原因となる。
【0003】
前記外乱要因としては次のようなものがある。
(a)前記防振用ベースプレートが収容された建造物の付近を通過する自動車による振動、
(b)前記防振用ベースプレートが収容された建造物の風による揺れ、および、付近の高層建造物の風による揺れに基づく地面の揺れ、
(c)近くに配置された発電機等の振動源、
従来、前述の各外乱要因の悪影響を避けるため、前記ベースプレートに外部の振動が伝達されないようにする技術(すなわち、振動の伝達を防止する防振技術)が種々提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図5は従来の防振技術の説明図である。図6はベースプレートPの一例の説明図で、図6Aは上面図、図6Bは前記図6AのVIB−VIB線断面図である。
図5において、走査電子顕微鏡等の装置01は、架台02上に支持された4個のバネ定数の低い防振マウント03と、前記防振マウント03上に支持された長方形のベースプレートPと、前記ベースプレートP上に支持された顕微鏡本体04を有している。ベースプレートPはその外周辺にリブPa(図6参照)を有している。
前記図5に示す従来の防振技術は、振動吸収用または振動減衰用の防振マウント03によりベースプレートPを支持して、前記ベースプレートPに振動が伝達されるのを防止する。
【0005】
ところが、外部音響にさらされた時、前記べースプレートPが音の入力により共振して機械振動を引き起こし、結果として走査像に振動によるノイズが現れることがある。この振動は前記防振マウント03上のベースプレートP自体の固有振動(共振振動)である。
図7は前記図6に示すベースプレートPに生じる1次モード(固有振動モードの中で最も振動数の低い振動モード)の共振振動の説明図である。図8は前記図6に示すベースプレートPに生じる2次モード(固有振動モードの中で2番目に振動数の低い振動モード)の共振振動の説明図である。図9は前記図6に示すベースプレートPに生じる3次モードの共振振動の説明図である。
図7〜図9から分かるようにベースプレートPのコーナ部は比較的大きい振幅で振動する。前記振幅の大きい部分の振動を減衰することによりベースプレートP全体の振動を減衰させることが可能となる。また、コーナ部を切除したベースプレートにおいてもコーナ部の切除部分に隣接する部分の振動を減衰することによりベースプレートP全体の振動を減衰させることが可能となる。
【0006】
本発明は前述の事情に鑑み、下記(O01),(O02)の記載内容を課題とする。
(O01)4つの側辺を有する略長方形状の平板の4個のコーナ部または前記コーナ部を切除した切除部分に隣接する部分の振動を減衰させること。
(O02)固有振動モードのうちの1次モード(固有振動モードの中で最も振動数の低い振動モード)の固有振動数が高い防振用ベースプレートを提供すること。
【0007】
【課題を解決するための手段】
次に、前記課題を解決するために案出した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。
また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
【0008】
(本発明)
前記課題を解決するために、本発明の防振用ベースプレートは、次の要件(A01)〜(A03)を備えたことを特徴とする、
(A01)4つの側辺を有する略長方形状の平板の4個のコーナ部または前記コーナ部を切除した切除部分に隣接する部分の下面に防振マウント連結部(26,27,28,29)が設けられた平板状のベース本体(11)、
(A02)前記平板の4個のコーナ部分に隣接する部分の上面に支持された弾性を有する損失係数の高いダンピング材(46)、
(A03)前記平板の4個のコーナ部分に隣接する部分の上面に対応して、前記ダンピング材(46)の上に支持された4個の防振用重量物(47)。
【0009】
(本発明の作用)
前記構成を備えた本発明の防振用ベースプレートでは、平板状のベース本体(11)は、4つの側辺を有する略長方形状の平板の4個のコーナ部または前記コーナ部を切除した切除部分に隣接する部分の下面に防振マウント連結部(26,27,28,29)が設けられる。弾性を有する損失係数の高いダンピング材(46)は、前記平板の4個のコーナ部分に隣接する部分の上面に支持される。4個の防振用重量物(47)は、前記平板の4個のコーナ部分に隣接する部分の上面に対応して、前記ダンピング材(46)の上に支持される。
前記ベース本体(11)の4つの防振マウント連結部(26,27,28,29)が振動した場合、前記防振用重量物(47)の慣性力のため前記ダンピング材(46)が前記ベース本体(11)および防振用重量物(47)の間で伸縮され振動エネルギーを吸収する。したがって、本発明の防振用ベースプレート(P)の振動が減衰される。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
また、本発明の実施の形態1の防振用ベースプレートは、前記本発明の防振用ベースプレート(P)において、次の要件(A04),(A05)を備えたことを特徴とする、
(A04)4つの側辺により形成される長方形状の平板の4個のコーナ部が切除され、前記切除された部分に隣接する部分の下面に防振マウント連結部(26,27,28,29)が設けられた前記平板状のベース本体(11)、
(A05)前記ベース本体(11)下面の前記4個の防振マウント連結部(26,27,28,29)の内側に設けられるとともに、前記4個の各防振マウント連結部(26,27,28,29)が同一形状とならないように前記ベース本体(11)下面の中心に対して非対称に構成された枠状リブ(31)および前記枠状リブ(31)の内側を連結する複数の連結リブ(42,43,44,45)。
【0011】
(実施の形態1の作用)
前記構成を備えた本発明の実施の形態1の防振用ベースプレートでは、平板状のベース本体(11)は、4つの側辺により形成される長方形状の平板の4個のコーナ部が切除され、前記切除された部分に隣接する部分の下面に防振マウント連結部(26,27,28,29)が設けられる。前記ベース本体(11)下面の前記4個の防振マウント連結部(26,27,28,29)の内側に設けられた複数の連結リブ(42,43,44,45)は、前記4個の各防振マウント連結部(26,27,28,29)が同一形状とならないように前記ベース本体(11)下面の中心に対して非対称に構成された枠状リブ(31)および前記枠状リブ(31)の内側を連結する。
前記枠状リブ(31)を非対称にすることで、それぞれの防振マウント連結部(26,27,28,29)の固有振動数をバラバラにすることができる。このため、ある周波数において、4つの防振マウント連結部(26,27,28,29)の平板がいっせいに振動することが避けられる。
【0012】
【実施例】
次に図面を参照しながら、本発明の実施例の防振用ベースプレートを説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【0013】
(実施例1)
図1は本発明の防振用ベースプレートの実施例1を使用したSEM(Scaning Electron Microscope、走査型電子顕微鏡)の全体説明図である。図1において、走査電子顕微鏡等の装置1は、架台2上に支持された4個のバネ定数の低い防振マウント3と、前記防振マウント3上に支持された防振用のベースプレートPと、前記ベースプレートP上に支持された顕微鏡本体4を有している。前記顕微鏡本体4には排気管6が接続されている。
【0014】
図2は前記図1の防振用ベースプレートの説明図で、図2Aは上面図、図2Bは前記図2AのIIB−IIB線断面図である。
図2において、防振用のベースプレートPは、平板状のベース本体11を有している。平板状のベース本体11は、4つの側辺により形成される長方形状(前後の側辺=800mm、左右の側辺900mm)の平板の4個のコーナ部が切除された形状をしている。前記切除部分の形状は直角2等辺3角形でありその2等辺の各長さは115mmである。
したがって、前記ベース本体11は、前後左右の各側辺12,13,14,15と、前側の左右の斜辺16,17と、後側の左右の斜辺18,19とを有している。
【0015】
前記前後の各側辺12,13の長さは570(=800−115×2)mm、前記左右の各側辺14,15の長さは670(=900−115×2)mm、前記各斜辺16〜19の長さは163(=115×21/2)mmである。
したがって、前記長方形の前後の側辺の長さ800mmに対する切除された部分の長さ230(115×2)mmの割合は29%であり、前記長方形の左右の側辺の長さ900mmに対する切除された部分の長さ230(115×2)mmの割合は25%である。
すなわち、前記各斜辺16〜19を形成する際に前記切除前の長方形の各側辺の長さ800mmまたは900mmに対する切除された前記側辺の長さ230(=115×2)mmの割合を25%以上とすることにより、前記ベース本体11の中心から離れた部分の質量を減少させてねじり振動の固有振動数を高めることができる。
【0016】
前記斜辺16〜19に隣接して前記ベース本体11下面に防振マウント連結部26,27,28,29が設けられている。前記各防振マウント連結部26,27,28,29には防振マウント3(図1参照)が連結される。
【0017】
前記ベース本体11下面の前記4個の防振マウント連結部26〜29の内側には枠状リブ31が設けられている。枠状リブ31は、前記各側辺12〜15にそれぞれ平行に設けられた側辺リブ32〜35と、前記各斜辺16〜19に平行に且つ対向して配置された斜辺対向リブ36〜39を有している。前記斜辺対向リブ36〜39のうち対向する一対の斜辺対向リブ36,39および37,38はそれぞれ第1斜辺対向リブ36,39および第2斜辺対向リブ37,38を構成している。そして、第1斜辺対向リブ36,39と第2斜辺対向リブ37,38とは互いに垂直に配置されている。
【0018】
前記側辺リブ32〜35および斜辺対向リブ36〜39により形成される前記枠状リブ31は、前記4個の各防振マウント連結部26〜29が同一形状とならないように前記ベース本体11下面の中心に対して非対称に構成されている。
また、前記各斜辺対向リブ36〜39は、各斜辺16〜19との間に防振マウント連結部26〜29を形成するために前記各斜辺16〜19から離れた位置に形成されている。したがって、前記斜辺対向リブ36〜39の長さは前記側辺に比べて長く形成されており、前記斜辺対向リブ36〜39の長さの合計は側辺リブ32〜35の長さの合計よりも長く形成されている。
なお、前記斜辺対向リブ36〜39およびその両端を接続する前記側辺リブ32〜35は、45°の角度で交差して連結されている。
【0019】
前記枠状リブ31(側辺リブ32〜35+斜辺対向リブ36〜39)の内側には、前記枠状リブ31の内側を連結する複数の連結リブ42〜45が設けられている。前記連結リブ42〜45はそれぞれ、前記側辺12〜15に平行に配置され且つ両端が前記斜辺対向リブ36〜39に連結されている。
なお、前記ベース本体11、前記枠状リブ31および連結リブ42〜45の材質および各種寸法は次のとおりである。
ベース本体の材料=(E=1×104kgf/mm2、密度ρ=7.85g/cm3
コーナ部切除前のベース本体サイズ(縦×横×厚さ)=900×800×20(mm)
コーナ部切除後のベース本体サイズ:縦=670mm、横=570mm
【0020】
図3は前記図2の要部拡大説明図であり、図3Aは前記図2Aの要部拡大図、図3Bは前記図3Aの矢印IIIBから見た図である。
前記ベース本体11の長方形状の平板の4個のコーナ部が切除された部分に隣接する部分の上面には弾性を有する損失係数の高い複数の板状のダンピング材46が支持されている。前記複数の各ダンピング材46の上面により1枚の鉄板(防振用重量物)47が支持されている。
【0021】
(実施例1の作用)
図4は本発明の実施例1が奏する作用効果の説明図で、図4Aはリブ無しの長方形状のベースプレートのねじれモードの説明図、図4Bは前記長方形の4つのコーナ部を切除し且つ枠状リブを設けたベースプレートを示す図、図4Cはリブに囲まれた部分のねじれモードの説明図、図4Dは前記図4Cで囲まれた部分のねじれ剛性を高めるために枠状リブの内側に連結リブを設けた図である。
【0022】
図4Aの平板状のベースプレートのねじれモードは直交する第1直線L1および第2直線L2周りのねじれ振動である。図4Bに示すように、4つのコーナ部を切除して中心から遠い部分の質量を減らすとともに、外周部よりも内側に斜辺対向リブ36〜39を設けて剛性を向上させると、前記図4Aのベースプレートのねじれ振動の固有振動数を上げることができる。
図4Cは前記4Bのベースプレートの枠状リブ31に囲まれた部分のねじれモードの説明図で、この場合のねじれモードは直交する第3直線L3および第4直線L4周りのねじれ振動である。
前記図4Dに示すように前記枠状リブ31内部に連結リブ42〜45を設けることにより前記図4Cの部分のねじれ剛性を向上させて枠状リブのねじれモードの固有振動数をさらに上げることができる。
【0023】
以上の理由により実施例1の防振用ベースプレートPの1次モードの固有振動数は高くなる。このため、低い周波数での共振を避けることができる。これにより、顕微鏡本体4に機械振動が伝わるのは、実質上3番目の固有モード以降とすることが可能となり、平板のみの場合と比較した時、低周波音響に対して非常に強い系が得られる。
また、比較的高い周波数においては、防振マウント連結部26〜29がローカルに振動するモードが見られるが、側辺リブ32〜35および斜辺対向リブ36〜39により構成される枠状リブ31を非対称にすることで、それぞれの防振マウント連結部26〜29の固有振動数をバラバラにすることにより、ある周波数において、4つの防振マウント連結部26〜29の平板がいっせいに振動し、大きく顕微鏡本体4を揺さぶってしまうことを避けている。この非対称な構造は、このローカルモードの固有振動数付近で、単一周波数の鋭いピークを持つ音源が周囲に存在する設置室において有効な手段となる。
【0024】
前記ベース本体11の長方形状の平板の4個のコーナ部が切除された部分に隣接する部分の下面には前記防振マウント連結部26〜29が設けられており、上面には弾性を有する損失係数の高い複数の板状のダンピング材46を介して1枚の鉄板(防振用重量物)47が支持されている。
このため、また前記ベース本体11の4つの防振マウント連結部26〜29が振動した場合、前記鉄板(防振用重量物)47の慣性力のため前記ダンピング材46が前記ベース本体11および鉄板47の間で伸縮され振動エネルギーを吸収する。したがって、ベースプレートPの振動が減衰される。
【0025】
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更実施例を下記に例示する。
【0026】
(H01)本発明は走査型電子顕微鏡以外の電子顕微鏡や精密作業を行う装置等の防振用ベースプレートに適用可能である。
【0027】
【発明の効果】
前述の本発明の防振用ベースプレートは、下記の効果を奏することができる。(E01)4つの側辺を有する略長方形状の平板の4個のコーナ部または前記コーナ部を切除した切除部分に隣接する部分の振動を減衰させることができる。
(E02)固有振動モードのうちの1次モード(固有振動モードの中で最も振動数の低い振動モード)の固有振動数が高い防振用ベースプレートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の防振用ベースプレートの実施例1を使用したSEM(Scaning Electron Microscope、走査型電子顕微鏡)の全体説明図である。
【図2】 図2は前記図1の防振用ベースプレートの説明図で、図2Aは上面図、図2Bは前記図2AのIIB−IIB線断面図である。
【図3】 図3は前記図2の要部拡大説明図であり、図3Aは前記図2Aの要部拡大図、図3Bは前記図3Aの矢印IIIBから見た図である。
【図4】 図4は本発明の実施例1が奏する作用効果の説明図で、図4Aはリブ無しの長方形状のベースプレートのねじれモードの説明図、図4Bは前記長方形の4つのコーナ部を切除し且つ枠状リブを設けたベースプレートを示す図、図4Cはリブに囲まれた部分のねじれモードの説明図、図4Dは前記図4Cで囲まれた部分のねじれ剛性を高めるために枠状リブの内側に連結リブを設けた図である。
【図5】 図5は従来の防振技術の説明図である。
【図6】 図6はベースプレートPの一例の説明図で、図6Aは上面図、図6Bは前記図6AのVIB−VIB線断面図である。
【図7】 図7は前記図6に示すベースプレートPに生じる1次モード(固有振動モードの中で最も振動数の低い振動モード)の共振振動の説明図である。
【図8】 図8は前記図6に示すベースプレートPに生じる2次モード(固有振動モードの中で2番目に振動数の低い振動モード)の共振振動の説明図である。
【図9】 図9は前記図6に示すベースプレートPに生じる3次モードの共振振動の説明図である。
【符号の説明】
P…防振用ベースプレート、
11…ベース本体、26〜29…防振マウント連結部、31…枠状リブ、42〜45…連結リブ、46…ダンピング材、47…防振用重量物。

Claims (2)

  1. 次の要件(A01)〜(A03)を備えたことを特徴とする防振用ベースプレート、
    (A01)4つの側辺を有する略長方形状の平板の4個のコーナ部または前記コーナ部を切除した切除部分に隣接する部分の下面に防振マウント連結部が設けられた平板状のベース本体、
    (A02)前記平板の4個のコーナ部分に隣接する部分の上面に支持された弾性を有する損失係数の高いダンピング材、
    (A03)前記平板の4個のコーナ部分に隣接する部分の上面に対応して、前記ダンピング材の上に支持された4個の防振用重量物。
  2. 次の要件(A04),(A05)を備えたことを特徴とする請求項1記載の防振用ベースプレート、
    (A04)4つの側辺により形成される長方形状の平板の4個のコーナ部が切除され、前記切除された部分に隣接する部分の下面に防振マウント連結部が設けられた前記平板状のベース本体、
    (A05)前記ベース本体下面の前記4個の防振マウント連結部の内側に設けられるとともに、前記4個の各防振マウント連結部が同一形状とならないように前記ベース本体下面の中心に対して非対称に構成された枠状リブおよび前記枠状リブの内側を連結する複数の連結リブ。
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