JP3741168B2 - 板状体の収納ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンパクトディスクやフロッピーディスクの如き板状体を挿脱自在とした板状体の収納用ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
厚紙を折り畳んで形成した簡単な構造のCD収納用パッケージとしては、図16に示した実開平2−48592号公報に開示されるものとか、図17に示した実開平4−11208号公報に開示されるものとかが提案されている。
【0003】
図16に示すものは、厚紙製の基板AのCD載置部位に、帯状ホルダーBの両端S,Tを接着等の手段で固着し、S,T間の長さをCD即ちコンパクトデイスクEの外径より短寸とし、矢印X方向へのCDの脱出を防止つつ、CD即ちコンパクトディスクEを挟持すると共に、帯状ホルダーBの中央に形成した耳片FをCDのスピンドル穴に挿入してCDを基板A上に係止し、基板Aに連続するカバー片GでCDを覆う構造とされている。
【0004】
また図17に示すものは、基板Hに連設された折返し片Iを基板H上に折り重ね、両側の折返し縁J,Kを内折して基板Hに接着し、基板Hと折返し片Iとの間にCD挿入ポッケトLを形成し、ポッケトLに挿入したCDを基板Hに連設されたカバー片Mで覆う構造とされている。
【0005】
何れの構造のものも、パッケージの構造が簡単であるものの、カバー片G,Mが開かれている場合は、CDが矢印Y方向に脱出するのを防止する機能がなく、CD収納の確実性に欠け、購買意欲をそそる機能性,意匠性を欠く等の問題点を有している。
【0006】
図16,図17に示すごとき簡単な構造のパッケージに代えて複雑な折り畳み構造により、CD収納の確実性を向上させたパッケージも提案されているが、使用する紙料の使用量の増大、成型折り畳み工程の増加等に起因するコスト増を招く問題がある。
【0007】
CD収納用パッケージは、CDの確実な収納保護という機能上の特性のほかにCDの挿脱の容易性も重要な特性の一つであるが、前述の如き複雑な折畳み構造のパッケージは、CDの挿脱に、手間がかかるという問題も有してる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、平型板材料製のブランクの形状が簡単であり、切断,折曲げ折畳み等加工が容易であり、板状体を収容し固定する載置部及びこれに対応する折曲げ壁面,固定フラップ等の構成部分が簡単で、板状体の保持と保護とが確実であり、かつ挿脱が簡便な板状体収納用パッケージを提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明では、厚紙を主材とする略四角形の主基板の少なくとも1辺縁に板状体を載置する略四角形の載置部を該辺縁の内折線を介して延設した。
【0010】
該載置部の対向する自由辺縁寄り位置には該載置部に載置され、収納される板状体の外形軌跡を横切りうる長さのスリットを自由辺縁と同一方向に形成した。
【0011】
前記スリットと自由辺縁との間の対称位置の一対の外側片を前記載置部上に折り重ねられる板状体の固定用フラップとした。
【0012】
前記載置部は、主基板の前記内折線を介して主基板へ折り重ねられる構造とした。
【0013】
主基板の前記1辺縁を挟む両側の辺縁の1つには前記載置部の載置面上に折り重ねられる板状体の保持板を連設した。
【0014】
前記スリットを板状体辺縁の挿入間隙とし、固定用フラップと載置部の載置面との間が板状体保持間隙とするという構成とした。
【0015】
請求項2の発明では、主基板の対向する2辺縁に板状体載置部が内折線を介して延設されている請求項1記載の板状体の収納ケースの構成とした。
【0016】
請求項3の発明では、主基板に連設された保持板の自由辺縁の何れか一つに、板状体載置部が内折線を介して連設されている請求項1記載の板状体の収納ケースの構成とした。
【0017】
請求項4の発明では、主基板に連設されている保持板に、内折線を介して第2の主基板が連設され、該第2の主基板の少なくとも1辺縁に内折線を介して板状体の載置部が連設されている請求項1または請求項2記載の板状体の収納ケースの構成とした。
【0018】
請求項5の発明では、第1の主基板と保持板と第2の主基板との各々の少なくとも一つの辺縁に内折線を介して板状体載置部が連設されている請求項4記載の板状体の収納ケースの構成とした。
【0019】
請求項6の発明では、スリットが円盤形板状体の外形軌跡に合致する円弧スリットとされている請求項1,請求項2,請求項3,請求項4又は請求項5記載の板状体の収納ケースの構成とした。
【0020】
請求項7の発明では、スリットが直線スリットとされている請求項1,請求項2,請求項3,請求項4または請求項5記載の板状体の収納ケースの構成とした。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1,図2,図3及び図4は、請求項1及び請求項6又は請求項7の発明を併せ適用した第1,第2の実施例を示したもので、厚紙を主材とする略四角形の主基板1の1辺縁3に配設された内折線4を介して、図1では略四角形の板状体の載置部5A、図4では5Bが延設されており、前記載置部5A,5Bは、主基板1に向かって折り曲げられ主基板1上に重ね合わせられる形状とされている。
【0022】
図1,図2に示す第1の実施例のものは、請求項1と請求項6の両発明を併せ適用したもので、収納される板状体8Aが円盤形のものであって、前記載置部5Aの中心を通り、主基板1の中心から延長された中心線6に対向する図2に示す自由辺縁7寄りの載置面には、円盤形の板状体8Aの外径の円軌跡31に合致し、該円軌跡31を横切り得る長さのスリット9Aが、自由辺縁7と同一方向に形成されている。
【0023】
図3,図4は、第2の実施例たる請求項1と請求項7の両発明を併せ適用したものを示すもので、板状体8Bが、略四角形の角形形状のものであって、載置部5Bの前記中心線6に対向する自由辺縁7寄りの載置面上には、角形の板状体8Bの外形軌跡より僅かに大径の軌跡32を横切り得る長さの直線スリットをく字形としたスリット9Bが自由辺縁7と同一方向に形成されている。
【0024】
図15は、第3の実施例たる請求項1と請求項7との両発明を併せ適用したものを示すもので、板状体8Cが、略四角形の角形の形状のものであって、載置部5Cの対向する自由辺縁7寄りの載置面上には、角形の板状体8Cの外形軌跡33を横切り得る長さの直線形状とした直線スリット9Cが、自由辺縁7と同一方向に形成されている。
【0025】
図1,図2,及び図3,図4に示す第1,第2の実施例並びに図15に示す第3の実施例において、前記載置部5A,5B,5Cの載置面上の前記スリット9A,9B,9Cと自由辺縁7との間に、図2,図4,図15の図中に示されるごとく二重の内折線10a,10bが前記スリット9A,9B,9Cを横切って配設されており、該内折線10a,10bより外側部分の外側辺が、該内折線10a,10bを介して、載置面上に折り重ねられて前記板状体8A,8B,8Cを固定する固定フラップ12A,12B,12Cとされており、第1の実施例に示される円盤形の板状体8Aは、図1,図2に示される固定フラップ12Aにより、第2の実施例の角形の板状体8Bは図3、図4に示される固定フラップ12Bにより、第3の実施例の別の角形の板状体8Cのものは、図15に示される固定フラップ12Cにより、それぞれ収納固定される。
【0026】
図15は、第3の実施例の前記固定フラップ12Cとその折り曲げによる前記板状体8Cとの構造関係を示しており、前記中心線6の右側の載置面では、固定フラップ12Cが折り曲げられていない状態を示しており、前記板状体8Cの端縁34を横切る位置に、直線スリット9C並びに二重の内折線10a,10bが配置されており、前記中心線6の左側の載置面では、前記固定フラップ12Cが、前記内折線10c,10bを介して内側へ折り畳まれ、前記端縁34が、前記スリット9Cより突出した状態において、前記板状体8Cが収納固定されている構造関係が示されている。
【0027】
前記スリット9A,9B,9Cは、三者ともに板状体8A,8B,8Cの辺縁の厚さが考慮された挿入間隙を有して形成されており、固定用フラップ12A,12B,12Cと前記載置部5A,5B,5Cの載置面との間が、それぞれ板状体8A,8B,8Cの保持間隔とされている。
【0028】
前記固定用フラップ12A,12B,12Cの図中に示される二重の内折線10a,10bの間には、前記板状体8A,8B,8Cの厚さプラス載置面の板材の厚さに略相当する間隔が設けられており、これにより前記フラップ12A,12B,12Cが前記板状体8A,8B,8C上に折り重ねられたとき、載置面上で板材が盛り上がる事なく平坦に載置され収納される。
【0029】
前記主基板1の1辺縁3を挟む両側の辺縁11の一つには、図示の如く二重の折曲線15a,15bを介して保持板14が連設されており、前記主基板1上に内折線4を介して折り重ねられた載置部5A,5B,5Cに対して、さらに前記折曲線15a,15bを介して保持板14が外側より折り重ねられる形状とされている。
従って前記載置部5A,5B,5Cを中間に置いて、主基板1と保持板14とにより、載置面上の板状体8A,8B,8Cを挟持するという積層形状となるから、板状体8A,8B,8Cの収納はより確実となる。
【0030】
保持板14の外側縁には、図示のごとく二重の折曲線16a,16bを介して結合フラップ18が留め掛け用の舌片17をその端縁に配置して延設されており、保持板14が前記載置部5A,5B,5C上に折り重ねられたとき、結合フラップ18の舌片17が、主基板1の端部に穿設された係合スリット19に挿入係止される形状とされており、従って前述のごとく積層された面がより確実に保持されることになる。
【0031】
主基板1の辺縁11の折曲部分に配設された二重の折曲線15a,15bの線間には、板状体8A,8B,8Cを含む載置部5A,5B,5Cの厚さプラス主基板1及び保持板14の厚さに略相当する間隔が設けられているから、各板面が積層され、3層とされた形状となっても、相互に平行な板面が確保できるので、板状体8A,8B,8Cの収納及び保護と言う機能が確実に果される構造とされたものである。
【0032】
前記板状体8A,8B,8Cを折り畳まれた板状体収納ケースから取り出す場合には、先ず舌片17を係合スリット19より外し、前述の折り畳み順序とは反対の順序に沿つて、前記保持板14を載置部5A,5B,5C上から起こし、次いで載置部5A,5B,5Cを主基板1に重ねられた状態から起こし、次いで該フラップ12A,12B,12Cを折り返して板状体8A,8B,8Cが解放された状態にすれば、板状体8A,8B,8Cは容易に取り出すことができる。
【0033】
前記載置部5A,5B,5Cの載置面の辺縁の前記板状体8A,8B,8Cを臨む位置に指掛け用切欠20が配設されており、板状体8A,8B,8Cの挿入,取り出しの際に、前記切欠20を利用すれば容易に板状体8A,8B,8Cの端縁が把持できるから、挿脱作業が容易となるし、簡単な切欠構造であるから、ブランクの加工,組立て,取り外し等の取り扱いにも容易となる。
【0034】
図5,図6は、請求項1,請求項2及び請求項6の発明を併せ適用した第4の実施例を示したもので、厚紙を主材とする略四角形の主基板1の長縁側の対向する二辺縁21に配設された内折線4を介して、それぞれ略四角形をなす板状体の載置部5A,5Aが延設されており、前記内折線4を介して主基板1上に交互に折り重ねられる形状とされており、円盤形の板状体2枚を載置収納する構造のものである。
【0035】
図5,図6に示す実施例の板状体8Aは、図1,図2に示す第1の実施例と同一形状の円盤形のものであるから、載置面において、板状体8Aの外形の円軌跡31に合致し、該軌跡31を横切りうる長さのスリット9Aが、自由辺縁7寄りの位置に形成されている。
【0036】
前記載置部5Aに収納される板状体8Aは、図1,図2に示す第1の実施例のものと同一の形状であり、また主基板1に折り重ねられた載置部5Aをさらに保持板14により外側から被覆し、積層形状に折り重ねるという構造もまた図1,図2,図3及び図4に示す第1,第2の実施例と同一構造のものであるから、同一の構成部分並びに構成部品が適用されている。従って、該構成部分の構造及びその作用の詳細な説明は省略する。
【0037】
第4の実施例では、図6に示すブランク図の如く、主基板1の辺縁21の両側に延設された載置部5Aの自由辺縁7と主基板1の辺縁22とを結ぶ両者の端縁は、面一に形成されており、その点でのみ図1に示す載置部5Aと構造上の差を有するが、前述の両辺縁7,22は、面一に形成されているから、折り畳んだ時の外観が揃って見栄えが良いし、ブランクの形状も簡単となり、板材の節約となる。
【0038】
図7,図8は、請求項1,請求項3,及び請求項6の発明を併せ適用した実施例5を示すもので、主基板1に連設された保持板14の主基板1と対称位置の辺縁23に、図5に示す載置部5Aと同一構造の板状体8Aの載置部5Aが、内折線38を介して連設されており、他方主基板1の保持板14と対称位置の辺縁25にも内折線38を介して、同一構造の載置部5Aが連設されており、板状体2枚を載置収納する構造のものである。
【0039】
図7は、主基板1側の載置部5Aと保持板14側の載置部5Aとが、交互に折り重ねられていない状態において、前記フラップ12Aにより、板状体8Aが収納固定されている構造関係を示しており、図8は、図7に示すものの板材のブランクの形状を示すもので、主基板1,保持板14並びに載置部5Aは、折り重ねられた時、略面一の側面が形成されるように、略同一の四角形状とされている。
【0040】
図8のブランク図に示される如く、対向する主基板1の2辺縁26と保持板14の2辺縁27とは、両者の載置部5Aの自由辺縁7に面一になるように形成されており、従って主基板1上に一方の載置部5Aが折り重なり、保持板14上に他方の載置部5Aが折り重なり、最後に両者の載置部5Aが、互いに一体となるように折り畳まれた場合でも、前述の各辺縁は、面一となり外観が揃って見栄えがよく、ブランクの形状も簡単なものとなる。
【0041】
図9,図10は、請求項1,請求項4及び請求項6の発明を併せ適用した実施例6を示すもので、主基板1の辺縁22の折曲線15a,15bを介して保持板14が連設され、該保持板14の主基板1と対称位置の辺縁40に内折線30a,30bを介して第2の主基板28が延設され、該主基板28の辺縁41に内折線4を介して載置部5Aが延設され、他方前記主基板1の辺縁41と同一側の辺縁42には内折線4を介して載置部5Aが延設されており、円盤形の板状体8A2枚が載置収納される構造とされている。
【0042】
前記第2の主基板28の辺縁35には、折曲線16a,16bを介して留め掛け用の舌片17が突設されている結合フラップ18が延設されており、前記保持板14の端部に穿設された係合スリット19に挿入係止される形状とされている。
【0043】
前記主基板1及び第2の主基板28上にそれぞれ載置部5Aが折り重ねられ、次いで保持板14に交互に折り重ねられ、5層の積層された形状の板状体の収納ケースとされるが、載置部5Aの構造並びに各折曲線の構成部分は、第1,第4の実施例のものと同一の構成部分、構成部品を採用しているので詳細な構造,作用については省略する。
【0044】
図11,図12は、請求項1,請求項5及び請求項6の発明を併せ適用した実施例7を示すもので、図9,図10に示す実施例の主基板1と第2の主基板28との間の保持板14における主基板1の載置部5Aと対称位置の辺縁43に、前記載置部5Aと同一構造の載置部5Aを延設し、前記第2の主基板28における図10に示すものと同一位置の辺縁41には、第2の主基板28より前記載置部5Aを連設し、円盤形の板状体8A3枚が載置収納される構造としたものである。
【0045】
図12は、図11のもののブランク図を示しており、各構成部分は図5,図6,図9並びに図10に示されるものと同一の構成部分を採用したものである。
【0046】
図13,図14に示す実施例は、図9,図10に示す実施例における主基板1と第2の主基板28とにおける載置部5Aと対称位置の辺縁36,37に、第3の載置部39、第4の載置部44とを連設し、円盤形の板状体8A4枚を載置収納できる構造としたものであつて、各構成部分は図9,図10に示されるものと同一の構成部分を採用したものであり、円盤形の板状体8Aは、同一形状のものを使用するとすれば、前記各載置部38,39は、前記載置部5Aと同一の構成部分,部品を採用することになる。
【0047】
【発明の効果】
請求項1,請求項6,請求項7の発明によると、厚紙を主材とするブランクにより加工される折り畳み自由な略四角形の主基板と、主基板の辺縁より延設されたCD,FD等の板状体を収容する載置部とにより形成された簡単な構造の収納ケースであるから、ブランクの形状が単純で加工が容易であり、使用時には板状体の挿脱が自在で手間のかからなく取り扱いが容易であるから経済的効果を奏しめるものである。
【0048】
CD,FD等の板状体の外形形状が、円盤形に限らず角形など多種類の場合でも、載置部が板状体の外形に対応した形状のスリットと固定フラップとにより形成されているから、板状体の装着,保持が確実であり、かつ取り出しも容易にできる操作性の向上が期待できる効果を奏しめるものである。
【0049】
請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6の発明によると、板状体の載置部が主基板の対向する2辺縁に延設されるものとか、あるいは主基板に連設する保持板とにそれぞれ延設されるものとか、主基板と保持板に加えて保持板に連設された第2の主基板に延設されるものとか、その組み合わせにより、必要とする枚数の板状体が簡便に収納され、保持される利便性が得られる効果が有り、かつ各載置部が積み重ねられて、積層形状の収納体とされ、相互に平行な板面が確保出来るので、板状体の収納及び保護という機能が果たされる効果が有り、またブランクの辺縁が面一に形成されているから、折り畳んだ外観も揃って見栄えがよいという効果が有り、かつブランクも凹凸のない単純な形状となるので、板材の節約となる効果を奏しめるものである。
【0050】
本発明に係る収納ケースは、厚紙を主材としているので、印刷適性が大きく、表裏両面へ美麗な模様,説明文,解説等を任意に、簡単に施しうる利点が大きくプラスチックを主材とする場合に比し、主基板,載置部,保持板等の各面を各種の表示媒体として利用でき、その加工費も廉価としうる効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1,請求項6の発明を併せ適用した第1の実施例の展開平面図である。
【図2】 図1に示すもののブランク図である。
【図3】 図1に示すものの角形形状の板状体を収納する載置部を適用した第2の実施例の要部の平面図である。
【図4】 図3に示すもののブランク図である。
【図5】 請求項1,請求項2及び請求項6の発明を併せ適用した第4の実施例で2枚の円盤形板状体を収納する載置部の展開平面図である
【図6】 図5に示すもののブランク図である。
【図7】 請求項1,請求項3及び請求項6の発明を併せ適用した第5の実施例で、2枚の円盤形板状体を収納する載置部の配置を示す展開平面図である。
【図8】 図7に示すもののブランク図である。
【図9】 請求項1,請求項4及び請求項6の発明を併せ適用した第6の実施例で、2枚の円盤形板状体を収納する載置部の配置を示す展開平面図である。
【図10】 図9に示すもののブランク図である。
【図11】 請求項1,請求項5及び請求項6の発明を併せ適用した第7の実施例3枚の円盤形板状体を収納する載置部の配置を示す展開平面図である。
【図12】 図11に示すもののブランク図である。
【図13】 別の実施例の主基板と第2の主基板の辺縁の対称位置に連設された載置部の配置を示す展開平面図である。
【図14】 図13に示すもののブランク図である。
【図15】 角形形状の板状体を収納する載置部を適用した第3の実施例の要部の平面図である。
【図16】 従来例を示す斜視図である。
【図17】 別の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 主基板
3 辺縁
4 内折線
5A 載置部
5B 載置部
5C 載置部
7 自由辺縁
8A 板状体
8B 板状体
8C 板状体
9A 円弧スリット
9B スリット
9C 直線スリット
11 辺縁
12A 固定フラップ
12B 固定フラップ
12C 固定フラップ
14 保持板
23 自由辺縁
28 第2の主基板
29 辺縁
30a 内折線
30b 内折線
31 外形軌跡
32 外形軌跡
33 外形軌跡

Claims (7)

  1. 厚紙を主材とする略四角形の主基板の少なくとも1辺縁に板状体を載置する略四角形の載置部が、該辺縁の内折線を介して、延設されており、
    該載置部の対向する自由辺縁寄り位置には、該載置部に載置され収納される板状体の外形軌跡を横切りうる長さのスリットが自由辺縁と同一方向に形成されており、
    前記スリットと自由辺縁との間の対称位置の一対の外側片が、前記載置部上に折り重ねられて、板状体の固定フラップとされ、
    前記載置部は、前記内折線を介して主基板へ折重ねられ、
    さらに、主基板の前記1辺縁を挟む両側の辺縁の1つには、前記載置部の載置面上に折り重ねられる板状体の保持板が連設されており、
    前記スリットが板状体の辺縁の挿入間隙とされ、固定用フラップと載置部の載置面との間が板状体保持間隙とされている板状体の収納ケース。
  2. 主基板の対向する2辺縁に板状体の載置部が内折線を介して延設されている請求項1記載の板状体の収納ケース。
  3. 主基板に連設された保持板の自由辺縁の何れか一つに板状体載置部が内折線を介して連設されている請求項1記載の板状体の収納ケース。
  4. 主基板に連設されている保持板に内折線を介して第2の主基板が連設され、該第2の主基板の少なくとも1辺縁に内折線を介して板状体の載置部が連設されている請求項1または請求項2記載の板状体の収納ケース。
  5. 第1の主基板と保持板と第2の主基板との各々の少なくとも一つの辺縁に内折線を介して板状体の載置部が連設されている請求項4記載の板状体の収納ケース。
  6. スリットが円盤形の板状体の外形軌跡に合致する円弧スリットとされている請求項1,請求項2,請求項3,請求項4または請求項5記載の板状体の収納ケース。
  7. スリットが直線スリットとされている請求項1,請求項2,請求項3,請求項4または請求項5記載の板状体の収納ケース。
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