JP3159073U - 封筒 - Google Patents

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元宏 白石
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Abstract

【課題】内容物が封筒内で移動した際に内容物の側部も保護することができる封筒を提供する。ダンボールの山方向に対する折り曲げ強度、およびその山方向と直交する方向に対する折り曲げ強度も高めることができる封筒を提供する。【解決手段】紙製シートからなる封筒本体2と、封筒本体2内に配設されたダンボール紙からなる緩衝材4と、を有する封筒である。緩衝材4は、凹凸部が対向するように、矩形状のダンボール紙を折り曲げて形成された折り曲げ体6と、折り曲げ体6の一方の折り曲げ片Aの両側部を内側へ折り曲げてそれぞれ形成された側片8と、を有し、両側片8.8の間に他方の折り曲げ片Bが配設される。【選択図】図3

Description

本考案は、ダンボール紙を用いたクッション性に優れる封筒に関する。
従来から、紙製シートからなる封筒本体の内部に、ダンボール紙を折り畳んで作成した緩衝材を配置することにより、クッション性を持たせた封筒が知られている。しかし、従来の封筒では、光学ディスクや磁気カードなどの内容物が移動することがあり、そのため内容物の端部に傷が付いたり、破損するおそれがある。
この欠点を防止するために、例えば、特許第4104326号(特許文献1)には、紙製シートからなる封筒本体内に、合成樹脂製シートからなるバブルシートを配設し、このバブルシートの周囲を熱融着したり、接着剤を用いて接着した封筒が記載している。しかし、このような方法を、ダンボール紙を用いた封筒に適用することはできない。また、このように合成樹脂製シートを用いた場合には、再資源の利用のため、紙製の封筒本体から合成樹脂製シートを分別する必要があり、分別のための手間を要する。
実開昭63−94135号公報(特許文献2)には、片面ダンボール紙を折り曲げて紙製緩衝材を作成し、この紙製緩衝材を封筒状の表袋内に入れ、紙製緩衝材の内側に封筒状の内袋を入れ、内袋の糊しろと表袋の糊しろを接合して紙製緩衝材入り封筒を製造することが記載されている。しかし、このようにして作成された封筒では、側部が緩衝材で覆われていないために、内容物が封筒内で移動した際に、内容物の側部が損傷するおそれがある。
さらに、上記構成の封筒は、いずれも、ダンボール紙の山方向に対する折り曲げ強度は強いが、その山方向と直交する方向に対する折り曲げ強度は低いという欠点がある。
特許第4104326号 実開昭63−94135号公報
本考案は上記課題を解決するためになされたもので、内容物が封筒内で移動した際に内容物の側部も保護することができる封筒を提供することを目的とする。
本考案の他の目的は、ダンボールの山方向に対する折り曲げ強度だけでなく、その山方向と直交する方向に対する折り曲げ強度も高めることができる封筒を提供することを目的とする。
本考案の封筒は、以下を特徴とする。
(項目1)紙製シートからなる封筒本体と、該封筒本体内に配設されたダンボール紙からなる緩衝材と、を有する封筒であって、
該緩衝材は、凹凸部が対向するように、矩形状のダンボール紙を折り曲げて形成された折り曲げ体と、該折り曲げ体の一方の折り曲げ片の両側部を内側へ折り曲げてそれぞれ形成された側片と、を有し、両側片の間に他方の折り曲げ片が配設される封筒。
(項目2)前記一方の折り曲げ片に形成された凹凸部の山部の長手方向と、前記他方の折り曲げ片に形成された凹凸部の山部の長手方向とが交差している項目1に記載の封筒。
(項目3)前記一方の折り曲げ片と他方の折り曲げ片の折り曲げ線近傍における角部に切欠部が斜めの切り欠きによって形成されている項目1に記載の封筒。
(項目4)前記一方の折り曲げ片Aが他方の折り曲げ片Bの長さより長く形成され、該折り曲げ片Aの開口側の端部にフラップが延設されている項目1に記載の封筒。
(項目5)前記封筒本体のフラップに、開封用のミシン目が形成されている項目1に記載の封筒。
(項目6)前記封筒本体の外面に防水機能を有する保護層が形成されている項目1に記載の封筒。
(項目7)前記一方の折り曲げ片Aと他方の折り曲げ片Bの両側部が両面テープによって接合されている項目1に記載の封筒。
本考案によれば、次の効果を有する。
紙製シートからなる封筒本体内に配設されるダンボール紙からなる緩衝材は、凹凸部が対向するように矩形状のダンボール紙を折り曲げて形成された折り曲げ体と、該折り曲げ体の一方の折り曲げ片の両側部を内側へ折り曲げてそれぞれ形成された側片と、を有し、両側片の間に他方の折り曲げ片が配設されることにより、クッション体の3方がダンボール紙で覆われることになり、この封筒内に入れられた内容物の周囲の保護機能が高まる。
特に、一方の折り曲げ片に形成された凹凸部の山部の長手方向と、他方の折り曲げ片に形成された凹凸部の山部の長手方向とが交差していると、一方の折り曲げ片に対して耐曲げ性が向上する方向と、他方の折り曲げ片に対する耐曲げ性が向上する方向とが交差するために、折り曲げ体の耐曲げ性が均等化する。しかも、両折り曲げ片の間に挟持される内容物は、一方の折り曲げ片の内面に形成された凹凸部と他方の折り曲げ片Bの内面に形成された凹凸部とによって均等に挟持されるようになる。
一方の折り曲げ片と他方の折り曲げ片の折り曲げ線近傍における角部に切欠部が斜めの切り欠きによって形成されていることにより、折り曲げ体を封筒本体内へ挿入する際に、スムーズな挿入が行え、生産性が向上する。
一方の折り曲げ片が他方の折り曲げ片の長さより長く形成され、該折り曲げ片Aの開口側の端部にフラップが延設されていることにより、非搬送物の4方をダンボール紙で覆うことができる。
本考案の一実施形態による封筒の分解平面図である。 図1の封筒の折り曲げ体の概略斜視図である。 封筒内に折り曲げ体を挿入配置した状態の概略図である。 図1の封筒の折り曲げ体の概略断面図である。 図1の封筒の折り曲げ体に形成した山部を示す説明図である。 本考案の他の実施形態による封筒の分解平面図である。 図5の封筒の折り曲げ体の概略断面図である。 封筒内に内容物を配置した状態の説明図説明図である。
以下、添付図面を参照して、本考案をその好適な実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1に示すように、本考案の封筒は、紙製シートからなる封筒本体2と、該封筒本体2内に配設されたダンボール紙からなる緩衝材4と、を有する。
図2および図3に示すように、該緩衝材4は、矩形状のダンボール紙の片面に形成された凹凸部10が対向するように、該ダンボール紙をほぼ二つに折り曲げて形成された折り曲げ体6と、該折り曲げ体6の一方の折り曲げ片Aの両側部を内側へ折り曲げてそれぞれ形成された側片8と、を有し、両側片8、8の間に他方の折り曲げ片Bが配設される。
すなわち、一方の折り曲げ片Aの長さ寸法と他方の折り曲げ片Bの長さ寸法は、ほぼ同じ長さ寸法に設定され、一方の折り曲げ片Aの幅寸法は、長さと他方の折り曲げ片Bの幅寸法に比べて大きく設定されている。そして、両側片8の間に他方の折り曲げ弁Bが配設されるように、側片8および他方の折り曲げ片Bの幅寸法が設定されている。
一方の折り曲げ片Aに形成された凹凸部10の山部10aの長手方向と、前記他方の折り曲げ片Bに形成された凹凸部10の山部10aの長手方向とは平行となるように、ダンボール紙を二つに折り曲げて折り曲げ体6を形成しても良いが、図5に示すように、一方の折り曲げ片Aに形成された凹凸部10の山部10aの長手方向と、前記他方の折り曲げ片Bに形成された凹凸部10の山部10aの長手方向とが交差するように、ダンボール紙を二つに折り曲げて折り曲げ体6を形成しても良い。
すなわち、ほぼ長方形のダンボール紙を裁断する際に、ダンボール紙の折れ線14は凹凸部10の山部10aの長手方向に対して直角となるように裁断しても良く、あるいはダンボール紙の折れ線14が凹凸部10の山部10aの長手方向に対してやや傾斜するように裁断しても良い。このように構成することにより、図8(a)、(b)に示すように、一方の折り曲げ片Aの凹凸部10の山部10aと他方の折り曲げ片Bの凹凸部10の山部10aが、それぞれ内容物20の表面に接触する部分が変わるために、両折り曲げ片間に内容物20が確実に挟持され、封筒内で内容物が移動することが抑制される。
一方の折り曲げ片Aと他方の折り曲げ片Bの折り曲げ線14近傍における角部に切欠部12が斜め線によって形成されている。この斜めの切欠部12を折り曲げ体6の角部に形成することにより、折り曲げ体6を封筒本体2内へスムーズに挿入することができる。
本考案の封筒を作成するには、上記封筒本体2の開口より、二つ折りにした緩衝材4を挿入する。緩衝材4は封筒本体2内にほぼ完全に配設され、緩衝材4の端部が封筒本体2の開口からはみ出ることはない。また、両側片8,8の間に他方の折り曲げ片Bが配設されるので、緩衝材4の厚みが厚くなることがない。CD,DVDなどの光学ディスク、磁気カードなどの内容物20は、封筒本体2および緩衝材4の開口より内部に挿入され、その後、封筒本体2のフラップ2aが糊付けされる。
また、図6に示すように、一方の折り曲げ片Aが他方の折り曲げ片Bの長さより長く形成され、該折り曲げ片Aの開口側の端部にフラップ16が延設されていても良い。内容物を緩衝材4の中へ挿入した後、フラップ16は折り畳まれて折り曲げ片Aの延出端部に糊付けされる。
このように折り曲げ片Aの開口側の端部にフラップ16を延設することにより、内容物の4周をダンボール紙で覆うことができる。この場合、図7に示すように、一方の折り曲げ片Aと他方の折り曲げ片Bの両側部間に両面テープ18を配設して両端部が接合される。
また、封筒本体2のフラップ2aに、開封用のミシン目を形成しても良く、封筒本体2の外面に防水機能を有する保護層を形成しても良い。この保護層は、フッ素樹脂コーティング、シリコーンコーティングなど、従来より公知の方法を採用して形成することができる。
CD,DVDなどの光学ディスク、磁気カードなどの内容物を損傷することなく安全に輸送でき、しかも廃棄する際にも分別する必要のない封筒を提供する。
2 封筒本体
4 緩衝材
6 折り曲げ体
8 側片
10 凹凸部
12 切欠部
14 折り曲げ線
16 フラップ

Claims (7)

  1. 紙製シートからなる封筒本体と、該封筒本体内に配設されたダンボール紙からなる緩衝材と、を有する封筒であって、
    該緩衝材は、凹凸部が対向するように、矩形状のダンボール紙を折り曲げて形成された折り曲げ体と、該折り曲げ体の一方の折り曲げ片の両側部を内側へ折り曲げてそれぞれ形成された側片と、を有し、両側片の間に他方の折り曲げ片が配設される封筒。
  2. 前記一方の折り曲げ片に形成された凹凸部の山部の長手方向と、前記他方の折り曲げ片に形成された凹凸部の山部の長手方向とが交差している請求項1に記載の封筒。
  3. 前記一方の折り曲げ片と他方の折り曲げ片の折り曲げ線近傍における角部に切欠部が斜めの切り欠きによって形成されている請求項1に記載の封筒。
  4. 前記一方の折り曲げ片が他方の折り曲げ片の長さより長く形成され、該折り曲げ片の開口側の端部にフラップが延設されている請求項1に記載の封筒。
  5. 前記封筒本体のフラップに、開封用のミシン目が形成されている請求項1に記載の封筒。
  6. 前記封筒本体の外面に防水機能を有する保護層が形成されている請求項1に記載の封筒。
  7. 前記一方の折り曲げ片と他方の折り曲げ片の両端部が両面テープによって接合されている請求項1に記載の封筒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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