JP3739535B2 - 食器洗浄システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給湯器と食器洗浄装置とが給湯路を介して接続されてなる食器洗浄システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、食器洗浄装置は、食器を収容する洗浄室内に所定量の湯水を貯留する貯留槽を備えており、前記貯留槽に貯留された湯水を洗浄ポンプによってノズルに供給し、該ノズルから食器に向かって噴出させることにより洗浄を行う。このとき、前記湯水は前記貯留槽内で洗剤が投入されることにより洗浄液とされるが、該洗浄液は洗浄効率を向上させるために適した60℃程度の温度に加熱されていることが好ましい。そこで、従来の食器洗浄装置は、前記貯留槽にヒータを設け貯留槽内の湯水を前記洗浄に適した温度に加熱すると共に、該温度に保持するようになっている。
【0003】
また、近年では、前記食器洗浄装置を、浴槽や台所の流し台等に給湯する給湯器に給湯路を介して接続した食器洗浄システムが知られている。前記食器洗浄システムは、前記給湯路に前記食器洗浄装置の運転開始と同時に開弁されて前記貯留槽に湯水を供給する給湯弁を設け、該給湯弁が開弁されて該給湯路に通水されると、前記給湯器が水流センサ等により該通水を検出して給湯運転を開始するものである。前記給湯器は、一般に通信手段を備える遠隔操作装置により遠隔操作できるようになっており、前記遠隔操作装置は、前記通水が検出されたときに前記給湯器の加熱装置を作動可能とする状態をオンとし、給湯が不要な場合に前記加熱装置を作動不能とする状態をオフとして切り替え自在の運転スイッチと、オン状態のときに供給される湯水の温度を設定する温度設定手段とを備えている。
【0004】
このような給湯システムでは、前記遠隔操作装置をオン状態にして前記給湯器の加熱装置を作動可能としておくと共に、供給される湯水の温度を前記洗浄に適した温度に設定しておくことにより、前記食器洗浄装置の運転が開始されて前記給湯弁が開弁されると、前記温度の湯水が前記貯留槽に供給される。従って、前記ヒータによる加熱時間を大幅に低減することができる。
【0005】
また、従来の食器洗浄装置では、運転開始時刻を設定することにより、予約運転を行えるようにしたものが知られている。このような食器洗浄装置によれば、所望の時刻に運転することができるので、例えば、夕食後に食器を洗浄室に収容して運転開始時刻を夜間に設定しておけば、就寝中に前記食器が洗浄され、翌朝には洗浄された食器を用いることができ便利である。
【0006】
ところで、前記食器洗浄システムに前記予約運転が行える食器洗浄装置を用いたときに、予約運転の開始時に前記給湯器から前記洗浄に適した温度の湯水が供給されるようにするためには、前記遠隔操作装置を予めオン状態にして前記給湯器の加熱装置を作動可能としておくと共に、供給される湯水の温度を前記洗浄温度に設定しておく必要がある。
【0007】
しかしながら、就寝後も前記遠隔操作装置をオン状態にして前記給湯器の加熱装置を作動可能としておくことは、使用者にとって心理的に抵抗がある。また、前記給湯器の加熱装置が作動可能な状態にされていても、供給される湯水の温度が適切な洗浄温度に設定されていないと、前記ヒータによる加熱時間及び加熱に要するエネルギを低減する効果が十分に得られないという不都合もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる不都合を解消して、使用者が就寝中にも安心して食器洗浄装置の予約運転を行うことができ、しかも食器洗浄装置の予約運転時に食器洗浄に適した温度に設定された湯水を供給することができる食器洗浄システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明の食器洗浄システムは、給湯器と、該給湯器に備えられその運転を制御する給湯運転制御手段と、該給湯器から供給される湯水の温度を設定する温度設定手段を備え該給湯運転制御手段を遠隔操作する遠隔操作装置と、該給湯器に給湯路を介して接続され該給湯器から給湯された湯水によって食器類を洗浄する食器洗浄装置とからなる食器洗浄システムにおいて、前記遠隔操作装置は、ONされた状態のときに該給湯器の作動を可能とする運転スイッチと、前記食器洗浄装置と直接または前記給湯運転制御手段を介して運転情報を送受信する通信手段と、該食器洗浄装置の運転開始時刻を予約し、該運転開始時刻に該運転スイッチがONされた状態として、前記給湯運転制御手段に給湯運転開始信号を出力すると共に該通信手段を介して該食器洗浄装置に洗浄運転開始信号を出力する予約手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
本発明の食器洗浄システムでは、前記食器洗浄装置の予約を行うときには、前記予約手段により前記食器洗浄装置の運転開始時刻を予約する。そして、予約された運転開始時刻になると、前記予約手段が運転スイッチがONされた状態にすると共に、前記給湯器の給湯運転制御手段に給湯運転開始信号を出力する。また、これと同時に、前記食器洗浄装置に洗浄運転開始信号を出力する
の結果、本発明の食器洗浄システムでは、前記食器洗浄装置が運転を開始すると同時に、前記予約手段により前記給湯器の加熱装置が作動可能な状態にされ、前記給湯器は前記食器の洗浄に適した温度の湯水を供給する給湯運転を開始する。
【0012】
従って、予め前記給湯器を作動可能な状態にしておく必要がなく、就寝後にも安心して前記食器洗浄装置の予約運転を行うことができる。しかも、前記予約により前記食器洗浄装置が運転を開始するときには、前記食器洗浄装置の洗浄に適した温度の湯水を前記給湯器から該食器洗浄装置に供給することができる。
【0013】
また、本発明の食器洗浄システムでは、前記予約手段は、時刻を計る時計と、前記食器洗浄装置の運転開始時刻を設定する時刻設定手段と、該時刻設定手段に設定された時刻を該時計により計時される時刻と比較して運転開始時刻に達したときに前記運転スイッチがONされた状態として両運転開始信号を出力する予約制御手段とを備えることを特徴とする
【0014】
前記構成の予約手段によれば、前記予約制御手段は、前記時刻設定手段により前記食器洗浄装置の運転開始時刻が設定されると、時々刻々、該運転開始時刻を前記時計により計時される時刻と比較する。そして、前記時計により計時される時刻が、前記時刻設定手段により設定された運転開始時刻に達すると、前記予約制御手段が前記運転スイッチがONされた状態として給湯器の運転制御手段に給湯運転開始信号を出力すると同時に、前記食器洗浄装置に洗浄運転開始信号を出力する
【0015】
前記食器洗浄システムでは、前記給湯器は前記温度設定手段により設定された温度の湯水を供給するが、前記食器洗浄装置の予約を行う際に使用者が食器洗浄のための給湯温度の設定を失念したり、誤設定して洗浄に適した温度が設定されていない場合がある。そこで、本発明の食器洗浄システムでは、前記遠隔操作装置は、前記食器洗浄装置と直接運転情報を送受信する通信手段を備え、前記洗浄運転開始信号を出力したときまたは前記食器洗浄装置から前記通信手段を介して運転情報を受けたときに、該洗浄運転開始信号または運転情報に基づいて前記温度設定手段により設定された温度を食器洗浄に適した温度に変更する設定温度変更手段を備えることを特徴とする。あるいは、前記遠隔操作装置は、前記給湯運転制御手段を介して前記食器洗浄装置と運転情報を送受信する通信手段を備え、前記給湯運転制御手段は、前記遠隔操作装置から前記洗浄運転開始信号を受けたときまたは前記食器洗浄装置から前記通信手段を介して運転情報を受けたときに、該洗浄運転開始信号または運転情報に基づいて前記温度設定手段により設定された温度を食器洗浄に適した温度に変更する設定温度変更手段を備えることを特徴とする。
【0017】
前記構成の食器洗浄システムによれば、前記給湯運転制御手段が前記設定温度変更手段を備えているので、前記予約された運転開始時刻になると、該設定温度変更手段により設定された温度が変更され、それ以前に設定されている温度に係わらず、前記給湯器から前記食器洗浄装置に前記食器の洗浄に適した温度の湯水を供給することができる。
【0018】
また、本発明の食器洗浄システムでは、遠隔操作装置が前記食器洗浄装置と直接運転情報を送受信する通信手段を備えるときには、前記設定温度変更手段が該遠隔操作装置に設けられている。また、前記遠隔操作装置が前記給湯運転制御手段を介して前記食器洗浄装置と運転情報を送受信する通信手段を備えるときには、前記設定温度変更手段が前記給湯運転制御手段に設けられている。このようにすることにより、前記遠隔操作装置と該給湯運転制御手段との間で、前記設定温度変更手段を作動させるための情報を送受信する必要が無く、この部分での通信量を低減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
図1は本発明の第1の態様の食器洗浄システムの一実施形態を示すシステム構成図であり、図2は図1示の食器洗浄システムの制御系統を示すブロック図であり、図3は本発明の第1の態様の食器洗浄システムの他の実施形態を示すシステム構成図であり、図4は図3示の食器洗浄システムの制御系統を示すブロック図である
【0020】
まず、図1及び図2を参照して、本発明の食器洗浄システムの一実施形態について説明する。
【0021】
図1示の食器洗浄システムAにおいて、給湯器は給湯器本体1と給湯器本体1のリモコンである遠隔操作装置2とからなり、3は台所に設置された食器洗浄装置、4は浴槽5に設けられたシャワー等の給湯栓である。
【0022】
前記給湯器本体1は台所から離れた位置、例えば住宅の外壁面等に設置されており、給湯運転制御手段6によって制御される加熱装置7を備え、加熱装置7はガス管8から供給されるガスを燃焼させるガスバーナ9と、該ガスバーナ9の燃焼により、給水管10から供給される水を加熱する熱交換器11とを備えている。給水管10の末端部は、給湯器本体1内で、台所に向かって延設された主給湯路12と、浴槽5に接続されて湯張りを行う湯張り管13とに分岐しており、主給湯路12は途中でさらに食器洗浄装置3に接続する第1給湯路14と、浴槽5の給湯栓4に接続する第2給湯路15とに分岐している。
【0023】
湯張り管13に備えられた開閉弁16は、前記加熱装置7と共に給湯運転制御手段6によって制御されるようになっており、給湯運転制御手段6は遠隔操作装置2との間に、両者間で給湯温度等の運転情報の送受信を行う遠隔操作用通信手段17を備えている。
【0024】
そして、給湯器本体1は前記食器洗浄装置3や前記浴槽5に対する給湯のために給水管10に通水されると、給湯運転制御手段6が該通水により生じる水流を水流センサSにより検知し、給水管10から供給される水を加熱装置7により所望の温度に加熱して、所謂先止め式の給湯を行うようになっている。
【0025】
前記遠隔操作装置2は、前記給水管10の通水が検出されたときに給湯器本体1の加熱装置7を作動可能とする状態をオンとし、給湯が不要な場合に加熱装置7を作動不能とする状態をオフとして切り替え自在の給湯運転スイッチ18と、給湯運転スイッチ18がオン状態のときにさらに浴槽5に対する自動湯張り機能をオンオフする自動湯張りスイッチ19と、食器洗浄装置3の運転開始時刻または浴槽5に対する湯張り運転の運転開始時刻を設定する図2示の予約手段20とを備えている。また、遠隔操作装置2において、21は給湯器本体1から主給湯路12に供給される湯水の温度を設定する給湯温度設定手段、22は湯張り管13を介して浴槽5に供給される湯水の温度を設定する湯張り温度設定手段、23は食器洗浄装置3に対する予約機能をオンオフする食器洗浄予約スイッチ、24は浴槽5に対する湯張り予約機能をオンオフする湯張り予約スイッチ、25は食器洗浄装置3の運転開始時刻を設定する食器洗浄時刻設定手段、26は浴槽5に対する湯張り運転の運転開始時刻を設定する湯張り時刻設定手段であり、給湯温度設定手段21及び湯張り温度設定手段22は設定された温度を、食器洗浄時刻設定手段25及び湯張り時刻設定手段26は設定された時刻を表示できるようになっている。尚、27は図2示のクロック28により計時される現在の時刻を表示する現在時刻表示装置である。
【0026】
前記予約手段20は、食器洗浄装置3の運転または浴槽5に対する湯張り運転を予約設定するもので、図2示のように、計時手段としてのクロック28と、食器洗浄予約スイッチ23、湯張り予約スイッチ24、食器洗浄時刻設定手段25、湯張り時刻設定手段26と、クロック28、前記各スイッチ及び各手段に接続された予約制御手段42と、給湯温度設定手段21により設定されている温度を食器洗浄装置3の運転開始時刻に前記食器洗浄に適した温度に変更する設定温度変更手段43とを備えている。前記予約制御手段42は、給湯運転スイッチ18、自動湯張りスイッチ19、湯張り温度設定手段22に接続されており、さらに設定温度変更手段43を介して給湯温度設定手段21に接続されている。
【0027】
また、遠隔操作装置2は、食器洗浄装置3と給湯温度等の運転情報の送受信を行う第1通信手段29を備え、第1通信手段29は遠隔操作装置2と食器洗浄装置3とを直接に接続している。
【0028】
前記食器洗浄装置3は、洗浄する食器類Wを収容し且つ洗浄を行う食器洗浄室30を備え、食器洗浄室30には開閉自在の給湯弁31を介して前記第1給湯路14に接続された給湯管32から湯水が給湯される。前記食器洗浄室30の下部には、給湯管32を介して供給された湯を一時的に貯留しておく貯留槽33が設けられており、洗剤を用いて食器洗浄装置3を運転するときには、該貯留槽33に貯留された湯に、図示しない洗剤投入手段によって洗剤が投入されて洗浄液とされる。また、貯留槽33はヒータ34を備え、貯留された湯水の温度が洗浄に適した温度より低い場合には、該ヒータ34により湯水を再加熱し前記洗浄に適した温度に保持するようになっている。
【0029】
貯留槽33の下部には、残菜フィルタ35を介して濾過された洗浄液を、食器洗浄室30に配設された散水チューブ36に送り出す洗浄ポンプ37が接続されている。該散水チューブ36は、洗浄液を食器類Wに向かって噴射する複数の噴射ノズル(図示せず)を備えている。更に、前記貯留槽33の下部には、排出ポンプ38及び排出管39が接続されている。
【0030】
食器洗浄装置3は、給湯弁31、ヒータ34、洗浄ポンプ37及び排出ポンプ38に接続された食器洗浄制御手段40によって制御されるようになっており、食器洗浄制御手段40は食器洗浄運転スイッチ41を備えると共に、第1通信手段29が接続されて遠隔操作装置2との間で運転情報の送受信を行うようになっている。
【0031】
次に、食器洗浄システムAにおける食器洗浄装置3の作動について説明する。
【0032】
まず、予約によらずに、食器洗浄装置3の運転を行うときには、遠隔操作装置2の給湯運転スイッチ18をオンにして前記給水管10の通水が検出されたときに給湯器本体1の加熱装置7が作動可能な状態にする。次いで、食器洗浄装置3の食器洗浄制御手段40に備えられた食器洗浄運転スイッチ41をオンにすると、食器洗浄制御手段40により給湯弁31が開弁されて主給湯路12及び第1給湯路14に通水され、該通水により生じる水流を給湯運転制御手段6が水流センサSにより検知することにより加熱装置7が作動され、給湯器本体1の給湯運転が開始される。
【0033】
このとき、給湯運転制御手段6には、食器洗浄装置3から第1通信手段29及び遠隔操作用通信手段17を介して運転情報が送信されているので、給湯運転制御手段6は該運転情報に基づいて加熱装置7を制御し、給湯温度を食器の洗浄に適した温度となるようにする。この結果、食器洗浄装置3の貯留槽33には、給湯管32を介して食器洗浄に適した温度、例えば60℃の温度の湯水が供給される。
【0034】
次に、食器洗浄制御手段40は図示しない水量センサにより貯留槽33に供給された水量を検出し、所定の水量に達すると給湯弁31を閉弁して主給湯路12及び第1給湯路14の通水を停止させる。すると、給湯運転制御手段6は、前記通水の停止を水流センサSにより検知して、加熱装置7を停止する。
【0035】
次に、食器洗浄制御手段40は、図示しない洗剤投入手段によって貯留槽33に洗剤を投入して貯留槽33の湯水を洗浄液とすると共に、洗浄ポンプ37を作動させ、散水チューブ36に備えられた図示しない噴射ノズルから該洗浄液を食器類Wに向かって噴射して洗浄を行う。前記洗浄液は残菜フィルタ35を介して濾過されることにより、繰り返し前記洗浄に使用される。前記のように洗浄液を繰り返し使用すると、その温度が次第に低下するので、食器洗浄制御手段40は必要に応じてヒータ34を作動させて前記洗浄液を再加熱し、洗浄液の温度を前記洗浄に適した温度に保持する。
【0036】
そして、所定の洗浄が終了すると、食器洗浄制御手段40は洗浄ポンプ37を停止させると共に、排出ポンプ38を作動させ、貯留槽33内の洗浄液を排出管39から排出する。
【0037】
次に、予約により食器洗浄装置3の運転を行うときには、まず、遠隔操作装置2の食器洗浄予約スイッチ23をオンにして、予約手段20を作動させる。
【0038】
前記予約手段20が作動したならば、次に、食器洗浄時刻設定手段25により食器洗浄装置3の運転開始時刻を所望の時刻に設定する。前記設定が行われると、予約制御手段42は食器洗浄時刻設定手段25に設定された時刻とクロック28により計時される現在の時刻とを時々刻々比較して、食器洗浄時刻設定手段25に設定された時刻がクロック28の時刻と一致すると、運転開始時刻に達したものとして、給湯運転スイッチ18がオンされた状態にする。そして、遠隔操作用通信手段17を介して給湯運転制御手段6に給湯運転開始信号を出力すると共に、第1通信手段29を介して食器洗浄装置3の洗浄制御手段40に洗浄運転開始信号を出力する。尚、前記給湯運転開始信号が出力されたときに、既に給湯運転スイッチ18がオン状態になっていて、給湯運転制御手段6が給湯可能な状態となっているときには、前記給湯運転開始信号に係わらず前記給湯運転が継続可能とされる。
【0039】
洗浄制御手段40は、前記運転開始信号が入力されると、第1通信手段29を介して設定温度変更手段43に食器洗浄運転スイッチ41がオンにされたことを運転情報として出力する。食器洗浄装置3に対する給湯温度は、運転開始時刻の設定と共に、給湯温度設定手段21により設定するようにしてもよいが、使用者が給湯温度の設定を失念したり、誤設定することにより、或いは第2給湯路15等に対する給湯のために、食器洗浄装置3での食器洗浄に不適切な温度になっていることがある。そこで、設定温度変更手段43は、食器洗浄装置3に対する給湯温度が不適切であるときに、これを食器洗浄に適した温度に変更する。尚、遠隔操作装置2は、給湯温度設定手段21による設定が適切であるときには、設定温度変更手段43の作動に係わらず該設定を維持する。
【0040】
この結果、前記予約によらない場合と同様に、食器洗浄装置3の食器洗浄制御手段40により給湯弁31が開弁されて主給湯路12及び第1給湯路14に通水され、該通水により生じる水流を給湯運転制御手段6が水流センサSにより検知することにより加熱装置7が作動され、給湯器本体1の給湯運転が開始される。そして、給湯器本体1から食器洗浄に適した温度の湯水が供給される。
【0041】
尚、前記食器洗浄システムAでは、設定温度変更手段43は食器洗浄制御手段40から出力された食器洗浄装置3の運転情報を受けて作動するようになっているが、予約制御手段42が洗浄運転開始信号を出力したときに作動するようにしてもよい。
【0042】
次に、図3及び図4を参照して、本発明の食器洗浄システムの他の実施形態について説明する。
【0043】
本実施形態の食器洗浄システムBは、図3及び図4に示す様に、図1及び図2示の第1通信手段29を設けずに、給湯運転制御手段6と食器洗浄制御手段40とを接続する第2通信手段44を設け、遠隔操作装置2と食器洗浄装置3との間の運転情報の送受信を給湯器本体1の給湯運転制御手段6を介して行うようになっている。そして、食器洗浄システムBでは、遠隔操作装置2の予約手段20に設定温度変更手段43を設けずに、給湯器本体1の給湯運転制御手段6に設定温度変更手段43が設けられている。本実施形態の食器洗浄システムBは、前記以外は図1及び図2示の食器洗浄システムAと全く同一の構成であるので、同一構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0044】
本実施形態の食器洗浄システムBにおいて、予約を行わずに食器洗浄装置3の運転を行うときの作動は図1及び図2示の食器洗浄システムAと全く同一であるので、食器洗浄装置3の運転を予約により行うときについてのみ説明する。
【0045】
予約により食器洗浄装置3の運転を行うときには、食器洗浄システムAの場合と同様に、まず、遠隔操作装置2の食器洗浄予約スイッチ23をオンにして予約手段20を作動させ、食器洗浄時刻設定手段25により食器洗浄装置3の運転開始時刻を所望の時刻に設定する。
【0046】
前記設定が行われると、予約制御手段42は、前記食器洗浄システムAの場合と同一の作動により運転開始時刻を検出し、該運転時刻に達すると、給湯運転スイッチ18がオンされた状態にし、遠隔操作用通信手段17を介して給湯運転制御手段6に給湯運転開始信号を出力すると共に、給湯運転制御手段6を経由して第2通信手段44を介して食器洗浄装置3の食器洗浄制御手段40に洗浄運転開始信号を出力する。尚、前記給湯運転開始信号が出力されたときに、既に給湯運転スイッチ18がオン状態になっていて、給湯運転制御手段6が給湯が可能な状態となっているときには、前記給湯運転開始信号に係わらず前記給湯運転が継続可能とされる。
【0047】
食器洗浄制御手段40は、前記洗浄運転開始信号が入力されると、食器洗浄運転スイッチ41をオンにすると共に、第2通信手段44を介して、給湯運転制御手段6の設定温度変更手段43に食器洗浄運転スイッチ41がオンにされたことを運転情報として出力する。この結果、設定温度変更手段43は、食器洗浄装置3に対する給湯温度が前述のように不適切であるときには、これを食器洗浄に適した温度に変更する。尚、遠隔操作装置2は、給湯温度設定手段21による設定が適切であるときには、設定温度変更手段43の作動に係わらず該設定を維持する。
【0048】
この結果、前記予約によらない場合と同様に、食器洗浄装置3の食器洗浄制御手段40により給湯弁31が開弁され、加熱装置7が作動されて、給湯器本体1の給湯運転が開始される。そして、給湯器本体1から食器洗浄装置3に、食器洗浄に適した温度の湯水が供給される。
【0049】
尚、前記食器洗浄システムBでは、設定温度変更手段43は食器洗浄制御手段40から出力された食器洗浄装置3の運転情報を受けて作動するようになっているが、予約制御手段42から出力された洗浄運転開始信号を受けて作動するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の食器洗浄システムの一実施形態を示すシステム構成図。
【図2】 図1示の食器洗浄システムの制御系統を示すブロック図。
【図3】 本発明の食器洗浄システムの他の実施形態を示すシステム構成図。
【図4】 図3示の食器洗浄システムの制御系統を示すブロック図。
【符号の説明】
1…給湯器、 2…遠隔操作装置、 3…食器洗浄装置、 6…給湯運転制御手段、 25…時刻設定手段、 28…時計、 29,44…通信手段、42…予約制御手段、 43…設定温度変更手段。

Claims (4)

  1. 給湯器と、該給湯器に備えられその運転を制御する給湯運転制御手段と、該給湯器から供給される湯水の温度を設定する温度設定手段を備え該給湯運転制御手段を遠隔操作する遠隔操作装置と、該給湯器に給湯路を介して接続され該給湯器から給湯された湯水によって食器類を洗浄する食器洗浄装置とからなる食器洗浄システムにおいて、
    前記遠隔操作装置は、ONされた状態のときに該給湯器の作動を可能とする運転スイッチと、前記食器洗浄装置と直接または前記給湯運転制御手段を介して運転情報を送受信する通信手段と、該食器洗浄装置の運転開始時刻を予約し、該運転開始時刻に該運転スイッチがONされた状態として、前記給湯運転制御手段に給湯運転開始信号を出力すると共に該通信手段を介して該食器洗浄装置に洗浄運転開始信号を出力する予約手段とを備えることを特徴とする食器洗浄システム。
  2. 前記予約手段は、時刻を計る時計と、前記食器洗浄装置の運転開始時刻を設定する時刻設定手段と、該時刻設定手段に設定された時刻を該時計により計時される時刻と比較して運転開始時刻に達したときに前記運転スイッチがONされた状態として両運転開始信号を出力する予約制御手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄システム。
  3. 前記遠隔操作装置は、前記食器洗浄装置と直接運転情報を送受信する通信手段を備え、前記洗浄運転開始信号を出力したときまたは前記食器洗浄装置から前記通信手段を介して運転情報を受けたときに、該洗浄運転開始信号または運転情報に基づいて前記温度設定手段により設定された温度を食器洗浄に適した温度に変更する設定温度変更手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の食器洗浄システム。
  4. 前記遠隔操作装置は、前記給湯運転制御手段を介して前記食器洗浄装置と運転情報を送受信する通信手段を備え、前記給湯運転制御手段は、前記遠隔操作装置から前記洗浄運転開始信号を受けたときまたは前記食器洗浄装置から前記通信手段を介して運転情報を受けたときに、該洗浄運転開始信号または運転情報に基づいて前記温度設定手段により設定された温度を食器洗浄に適した温度に変更する設定温度変更手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の食器洗浄システム。
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