JP3366827B2 - 食器洗浄装置及び食器洗浄システム - Google Patents

食器洗浄装置及び食器洗浄システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗浄装置及び
該食器洗浄装置が給湯器と給湯路を介して接続されてな
る食器洗浄システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、食器洗浄装置は、食器を収容する
食器洗浄室内に所定量の湯水を貯留する貯留槽を備えて
おり、前記貯留槽に貯留された湯水を洗浄ポンプによっ
てノズルに供給し、該ノズルからを食器に向かって噴出
させることにより洗浄を行う。このとき、前記湯水は前
記貯留槽内で洗剤が投入されることにより洗浄液とされ
るが、該洗浄液は洗剤の活性を得て洗浄効率を向上させ
るために最適な60℃程度の温度(洗浄温度)に加熱さ
れていることが好ましい。そこで、前記貯留槽にヒータ
を設け、貯留槽内の湯水を前記温度に加熱すると共に、
該温度に保持するようになっている。
【0003】また、前記食器洗浄装置には、運転開始時
刻を設定することにより、予約運転を行えるようにした
ものが知られている。このような食器洗浄装置によれ
ば、所望の時刻に運転することができるので、例えば、
夕食後に食器を洗浄室に収容して運転開始時刻を設定し
ておけば、夜間に前記食器が洗浄され、翌朝には洗浄さ
れた食器を用いることができ便利である。
【0004】しかしながら、前記食器洗浄装置では、一
旦、食器が洗浄された後、使用者が洗浄された食器を出
し忘れたまま、運転開始時刻が予約され、設定された時
刻に予約運転が行われてしまったり、あるいは、運転ス
イッチが操作されてしまうと、洗浄された食器が再洗浄
されたり、洗浄に要するエネルギーが無駄になる等の不
都合があり、改善が望まれる。
【0005】また、近年では、前記食器洗浄装置を、台
所の流し台等に給湯する給湯器に給湯路を介して接続
し、食器洗浄システムとしたものが知られている。前記
食器洗浄システムは、前記給湯路に前記食器洗浄装置の
運転開始と同時に開弁される給湯弁を設け、該給湯弁が
開弁されて該給湯路に通水されると、前記給湯器が水流
センサ等により該通水を検出して給湯運転を開始するも
のである。このような給湯システムでは、前記給湯運転
により前記給湯器から供給される湯水の温度を前記温度
に設定しておくことにより、洗剤の活性を得るために最
適な温度の湯水が前記貯留槽に供給されるので、前記ヒ
ータによる加熱時間を大幅に低減することができる。
【0006】しかしながら、前記食器洗浄システムに前
記予約運転が行える食器洗浄装置を用いると、前記のよ
うに使用者が洗浄された食器を出し忘れたまま、運転ス
イッチが操作されたり、あるいは運転開始時刻が予約さ
れ、設定された時刻に予約運転が行われてしまうと、洗
浄された食器の再洗浄や、洗浄液の加熱に要するエネル
ギーに加えて、前記給湯器の運転に要するエネルギーま
でが無駄になる等の不都合があり、改善が望まれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる不都
合を解消して、洗浄された食器が予約運転等により再洗
浄されることを防止することができる食器洗浄装置及び
食器洗浄システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の食器洗浄装置は、開閉自在の扉を備え、
洗浄する食器類を収容する食器洗浄室と、洗浄水を該食
器類に噴射して洗浄する一又は複数の洗浄動作を行う洗
浄手段と、該洗浄手段の運転を制御する洗浄制御手段
と、該洗浄手段の運転開始を指示する指示手段とを備え
る食器洗浄装置において、前記扉の開閉を検知する開閉
検知手段を設け、前記洗浄制御手段は前記洗浄手段によ
る全ての洗浄動作が終了した後、該開閉検知手段により
該扉の開放及び閉鎖を検知したときにのみ、該指示手段
による運転開始の指示を許容することを特徴とする。
【0009】また、本発明の食器洗浄システムは、給湯
器と、該給湯器に給湯路を介して接続され該給湯路から
給湯された湯水によって食器類を洗浄する食器洗浄装置
とからなり、該食器洗浄装置は開閉自在の扉を備え、洗
浄する食器類を収容する食器洗浄室と、洗浄水を該食器
類に噴射して洗浄する一又は複数の洗浄動作を行う洗浄
手段と、該洗浄手段の運転を制御する洗浄制御手段とを
備える食器洗浄システムにおいて、前記扉の開閉を検知
する開閉検知手段と、前記洗浄手段の運転開始を指示す
る指示手段とを設け、前記洗浄制御手段は前記洗浄手段
による全ての洗浄動作が終了した後、該開閉検知手段に
より該扉の開放及び閉鎖を検知したときにのみ該指示手
段による運転開始の指示を許容することを特徴とする。
【0010】本発明の食器洗浄装置及び食器洗浄システ
ムによれば、一旦、食器の洗浄が終了した後、前記開閉
検知手段により食器洗浄室の扉の開放及び閉鎖を検知す
ることにより、前記洗浄制御手段は洗浄された食器が取
り出されたものと判断し、前記指示手段による運転開始
の指示を許容する。従って、使用者が洗浄された食器を
出し忘れた場合にも、該食器の再洗浄を防止することが
できる。
【0011】また、本発明の食器洗浄システムは、前記
給湯器が、給湯器本体と、該給湯器本体に備えられその
運転を制御する運転制御手段と、時刻を計時する計時手
段を備え該運転制御手段を遠隔操作する遠隔操作装置と
からなり、該遠隔操作装置に前記指示手段として前記洗
浄手段の運転開始時刻を予約する予約手段と、前記食器
洗浄装置との間で運転情報を送受信する通信手段とを設
け、該予約手段は該計時手段を用いて予約された運転開
始時刻を検出することを特徴とする。
【0012】本発明の食器洗浄システムでは、前記予約
手段は、前記食器洗浄装置、前記給湯器等、該食器洗浄
システムを構成する各装置のいずれに設けられてもよい
が、前記給湯器がその運転制御手段を遠隔操作する遠隔
操作装置を備え、該遠隔操作装置が前記計時手段を備え
る場合には、該遠隔操作装置に前記予約手段を設けるこ
とにより、前記予約手段は、予約された運転開始時刻
と、前記計時手段により計時される時刻とを比較して、
両者が一致したときを予約された運転開始時刻として検
出する。このようにするときには、前記遠隔操作装置に
備えられている計時手段を前記予約された運転開始時刻
を検出するために利用することができ、前記予約手段に
計時手段を備えなくてもよいので、装置構成を簡単にす
ることができると共に製造コストを低減することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図
1は本発明の食器洗浄装置の実施態様を示すシステム構
成図であり、図2は本発明の食器洗浄システムの実施態
様を示すシステム構成図である。
【0014】まず、本発明の食器洗浄装置の実施態様に
ついて説明する。
【0015】本実施態様の食器洗浄装置1は、図1示の
ように、洗浄する食器類Wを収容し且つ洗浄を行う食器
洗浄室2を備え、食器洗浄室2はその前面に開閉自在の
扉3を備えている。前記食器洗浄室2の下部には、供給
された水を一時的に貯留しておく貯留槽4が設けられて
おり、洗剤を用いて運転するときには、該貯留槽4に貯
留された水に、図示しない洗剤投入手段によって洗剤が
投入されて洗浄液とされる。また、貯留槽4はヒータ5
を備え、貯留された水を前記洗剤の活性が最大になる洗
浄温度まで加熱し、前記洗浄温度に保持するようになっ
ている。
【0016】貯留槽4の下部には、残菜フィルタ6を介
して濾過された洗浄液を、食器洗浄室2に配設された散
水チューブ7に送り出す洗浄ポンプ8が接続されてお
り、該散水チューブ7には、洗浄液を食器類Wに向かっ
て噴射する複数の噴射ノズル(図示せず)を備えられて
いる。前記貯留槽4の下部には、更に、洗浄終了後に前
記洗浄液を排出する排出ポンプ9及び排出管10が接続
されている。
【0017】食器洗浄装置1は、制御ユニット11によ
って制御されるようになっており、制御ユニット11
は、ヒータ5、洗浄ポンプ8及び排出ポンプ9の作動を
制御する洗浄制御手段12と、予約設定手段13及びタ
イマ14を備える予約手段15とを備えている。洗浄制
御手段12は、予約設定手段13及びタイマ14に接続
されており、更に、食器洗浄室2の扉3近傍に設けられ
た開閉検知手段16に接続されている。
【0018】次に、図1示の食器洗浄装置1の作動につ
いて説明する。まず、食器洗浄装置1で、予約を行わず
に通常の作動を行うときには、扉3を開放して食器洗浄
室2内に洗浄する食器類を収容し、扉3を閉鎖する。次
に、図示しない運転スイッチを操作すると、洗浄制御手
段12が貯留槽4に所定量の水を供給すると共に、図示
しない洗剤投入手段によって洗剤を投入して洗浄液と
し、ヒータ5により貯留された水を前記洗剤の活性が最
大になる洗浄温度、例えば60℃まで加熱し、該洗浄温
度に保持する。
【0019】次に、洗浄制御手段12は、洗浄ポンプ8
を作動して、前記洗浄液を散水チューブ7に備えられて
いる複数の噴射ノズル(図示せず)から食器類Wに向か
って噴射する。噴射された洗浄液は、残菜フィルタ6を
介して濾過されたのち、再び前記のようにして食器類W
に噴射される。
【0020】洗浄制御手段12は、前記食器類Wに対し
て洗浄液を噴射する洗浄動作を所定時間継続した後、洗
浄ポンプ8を停止させて前記洗浄動作を終了し、前記排
出ポンプ9を作動させて、前記洗浄液を排出管10から
排出する。
【0021】そして、前記洗浄動作が終了したならば、
扉3を開放して洗浄された食器類Wを取り出す。
【0022】尚、食器洗浄装置1では、前記洗浄動作の
前に予備洗浄動作を行ってもよく、前記洗浄動作の後に
リンス洗浄動作を行ってもよい。前記予備洗浄動作また
はリンス洗浄動作は、ヒータ5により加熱されていない
水を、洗浄ポンプ8により前記散水チューブ7に備えら
れている複数の噴射ノズル(図示せず)から食器類Wに
向かって噴射することにより行う。
【0023】次に、食器洗浄装置1で、予約による作動
を行うときには、まず、前記予約によらない場合と同様
に、扉3を開放し、洗浄する食器類Wを食器洗浄室2内
に収容して、扉3を閉鎖する。このとき、開閉検知手段
16は、扉3の開放及び閉鎖をスイッチ等により検知し
て、洗浄制御手段12に記憶させる。
【0024】次に、予約設定手段13により運転開始時
刻を設定すると、洗浄制御手段12は予約運転を開始
し、予約設定手段13により設定された運転開始時刻
と、タイマ14により計時される時刻とを、時々刻々比
較して両者が一致したならば、運転開始時刻に到達した
ものと判断する。このとき、洗浄制御手段12は、前記
洗浄動作の終了後に扉3の開放及び閉鎖が開閉検知手段
16により検知されたことを記憶している場合に限り、
前記予約設定手段13による設定を許容し、前記予約に
よらない場合と同様にして洗浄動作を行う。
【0025】本実施態様の食器洗浄装置1によれば、前
回の洗浄動作の終了後、開閉検知手段16により扉3の
開放及び閉鎖の両方が検知された場合に限り、洗浄され
た食器類Wが取り出されて、次に洗浄する食器類Wが食
器洗浄室2内に収容されたものとして、予約設定手段1
3による次回の予約設定を有効にする。従って、洗浄さ
れた食器類Wの再洗浄を防止することができると共に、
扉3が開放されたままで食器洗浄装置1が作動するトラ
ブルも回避することができる。
【0026】次に、本発明の食器洗浄システムの実施態
様について説明する。
【0027】図2示の本実施態様の食器洗浄システムA
において、21は給湯器本体、22は給湯器本体21の
リモコンである遠隔操作装置、23は台所に設置された
食器洗浄装置、24は台所等の流し台25に設けられた
給湯栓である。前記給湯器本体21は台所から離れた位
置、例えば住宅の外壁面等に設置されており、26は始
端部が前記給湯器本体21に接続されて台所に向かって
延設された主給湯路である。主給湯路26は、途中で、
食器洗浄装置23に接続する第1給湯路27と、流し台
25の給湯栓24に接続する第2給湯路28とに分岐す
る。
【0028】前記給湯器本体21は、前記食器洗浄装置
23や前記給湯栓24に対する給湯のために主給湯路2
6に通水されると、該通水により生じる水流を水流セン
サSにより検知し、水を所望の温度に加熱して給湯を開
始する加熱装置29を備えて、所謂先止め式の給湯が行
われる。該加熱装置29は、ガス管30から供給される
ガスを燃焼させるガスバーナ31と、該ガスバーナ31
の燃焼により、給水管32から供給される水を加熱する
熱交換器33とを備えている。該加熱装置29は、第1
通信手段34を介して遠隔操作装置22に接続された給
湯運転制御手段35によって制御されるようになってい
る。
【0029】前記遠隔操作装置22は、水流が生じたと
きに加熱装置29が作動可能となる状態をオンとし、給
湯が不要な場合に加熱装置29を動作させない状態をオ
フとして切り替え自在の運転スイッチ36と、給湯器本
体21から供給される湯水の温度を設定する温度設定手
段37と、時刻を計時して使用者に報知する計時手段3
8とを備えている。そして、本実施態様では、遠隔操作
装置22にさらに、食器洗浄装置23の運転開始時刻を
設定すると共に予約運転を制御する予約手段39を設
け、第2通信手段40を介して食器洗浄器23と接続し
た構成となっている。
【0030】前記食器洗浄装置23は、図1示の食器洗
浄装置1を、主給湯路26及び第1給湯路27を介して
給湯器本体21に接続したものであって、開閉自在の給
湯弁41を介して前記第1給湯路27に接続された給湯
管42から食器洗浄室2に湯水が給湯されるようになっ
ている。食器洗浄装置23は、食器洗浄室2に給湯管4
2が接続されており、洗浄制御手段12が給湯弁41に
接続されてその開閉を制御するようになっていると共
に、第2通信手段40に接続されて、予約手段15を備
えていない点を除いて、図1示の食器洗浄装置1と同一
の構成となっている。そこで、図1示の食器洗浄装置1
と同一の構成には同一の符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0031】次に、図2示の食器洗浄システムAの作動
について説明する。まず、食器洗浄システムAで、予約
を行わずに通常の作動により食器洗浄を行うときには、
遠隔操作装置22の運転スイッチ36をオンにすると共
に、温度設定手段37で給湯器本体21から供給される
湯水の温度を食器洗浄装置23の洗浄温度、例えば60
℃に設定する。そして、扉3を開放し食器洗浄室2内に
洗浄する食器類を収容して、扉3を閉鎖した後、食器洗
浄装置23の運転スイッチ(図示せず)をオンにする。
【0032】すると、食器洗浄装置23の洗浄制御手段
12が給湯弁41を開弁して、給湯器本体21から前記
洗浄温度の湯水が供給され、貯留槽4に貯留される。洗
浄制御手段12は、貯留槽4に貯留される湯水が所定量
に達すると、給湯弁41を閉弁して前記湯水の供給を停
止し、図1示の食器洗浄装置1と同一の作動により、食
器の洗浄動作を行う。そして、前記洗浄動作が終了した
ならば、扉3を開放して洗浄された食器類Wを取り出
す。
【0033】尚、食器洗浄システムAでは、図1示の食
器洗浄装置1と同様に、前記洗浄動作の前に予備洗浄動
作を行ってもよく、前記洗浄動作の後にリンス洗浄動作
を行ってもよい。
【0034】次に、食器洗浄システムAで、予約による
作動を行うときには、まず、前記予約によらない場合と
同様に、扉3を開放し洗浄する食器類Wを食器洗浄室2
内に収容して、扉3を閉鎖する。このとき、開閉検知手
段16は、扉3の開放及び閉鎖を検知して、洗浄制御手
段12に記憶させる。
【0035】次に、遠隔操作装置22の、予約手段39
により運転開始時刻を設定すると、予約手段39は予約
運転を開始し、設定された運転開始時刻をタイマ38に
より計時される時刻と、時々刻々比較して両者が一致し
たならば、運転開始時刻に到達したものと判断し、給湯
運転制御手段35及び洗浄制御手段12に運転開始信号
を出力する。このとき、洗浄制御手段12は、前記洗浄
動作の終了後に扉3の開放及び閉鎖が開閉検知手段16
により検知されたことを記憶している場合に限り、前記
予約手段39による設定を許容し、前記運転開始信号に
従って、前記予約によらない場合と同様にして洗浄動作
を行う。
【0036】本実施態様の食器洗浄システムAによれ
ば、洗浄制御手段12は前回の洗浄動作の終了後、開閉
検知手段16により扉3の開放及び閉鎖の両方が検知さ
れた場合に限り、洗浄された食器類Wが取り出されて、
次に洗浄する食器類Wが食器洗浄室2内に収容されたも
のとして、予約手段39による次回の予約設定を有効に
する。従って、洗浄された食器類Wの再洗浄を防止する
ことができると共に、扉3が開放されたままで食器洗浄
システムAが作動するトラブルも回避することができ
る。
【0037】また、本実施態様の食器洗浄システムAで
は、運転開始時刻に到達すると、予約手段39から給湯
運転制御手段35にも運転開始信号が出力される。しか
し、給湯器1は前記のように、主給湯路26に生じる水
流を水流センサSにより検知して給湯を開始するので、
洗浄制御手段12が給湯弁41を開弁しない限り作動し
ない。従って、予約手段39による予約設定が許容され
なかった場合には、無駄な加熱を行うことがなく、エネ
ルギーを節減することができる。
【0038】尚、本実施態様の食器洗浄システムAで
は、予約手段39を遠隔操作装置22に設け、遠隔操作
装置22に備えられているタイマ38を用いて予約され
た運転開始時刻を検出するようにしているが、予約手段
を設ける場所は前記に限定されるものではなく、例え
ば、図1示の食器洗浄装置1と同様に制御ユニット11
に予約手段15を設け、これを図2示の給湯運転制御手
段35に接続する様にしてもよい。また、前記各実施態
様の食器洗浄装置1及び食器洗浄システムAでは、予約
手段15,39について本発明を適用するものを示した
が、運転スイッチ36(食器洗浄装置1では図示してい
ない)について本発明を適用するようにしてもよい。
【0039】尚、本実施態様の食器洗浄システムAで
は、扉の開閉検知を洗浄が終了した旨の情報を受けた後
に行うものを示したが、扉の開閉検知の有無を記憶する
と共に洗浄運転が行われた際にその記憶をリセットする
ようにしておけば、洗浄運転の開始指示があったとき
に、記憶されている開閉検知の有無に基づいて食器の出
し忘れを検出することができる。また、前記の様に扉の
開閉検知の有無を記憶するようにすれば、食器洗浄シス
テムAを設置した後、初めて運転をおこなうときにも、
扉の開閉状態を判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器洗浄装置の実施態様を示すシステ
ム構成図。
【図2】本発明の食器洗浄システムの実施態様を示すシ
ステム構成図。
【符号の説明】
1,23…食器洗浄装置、 2…食器洗浄室、 3…
扉、 8…洗浄手段、12…洗浄制御手段、 15,3
9…指示(予約)手段、 16…開閉検知手段、21…
給湯器本体、 22…遠隔操作装置、 35…運転制御
装置、 38…計時手段、 40…通信手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/00 - 15/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉自在の扉を備え、洗浄する食器類を収
    容する食器洗浄室と、洗浄水を該食器類に噴射して洗浄
    する一又は複数の洗浄動作を行う洗浄手段と、該洗浄手
    段の運転を制御する洗浄制御手段と、該洗浄手段の運転
    開始を指示する指示手段とを備える食器洗浄装置におい
    て、前記扉の開閉を検知する開閉検知手段を設け、前記
    洗浄制御手段は前記洗浄手段による全ての洗浄動作が終
    了した後、該開閉検知手段により該扉の開放及び閉鎖を
    検知したときにのみ、該指示手段による運転開始の指示
    を許容することを特徴とする食器洗浄装置。
  2. 【請求項2】給湯器と、該給湯器に給湯路を介して接続
    され該給湯路から給湯された湯水によって食器類を洗浄
    する食器洗浄装置とからなり、該食器洗浄装置は開閉自
    在の扉を備え、洗浄する食器類を収容する食器洗浄室
    と、洗浄水を該食器類に噴射して洗浄する一又は複数の
    洗浄動作を行う洗浄手段と、該洗浄手段の運転を制御す
    る洗浄制御手段とを備える食器洗浄システムにおいて、 前記扉の開閉を検知する開閉検知手段と、前記洗浄手段
    の運転開始を指示する指示手段とを設け、前記洗浄制御
    手段は前記洗浄手段による全ての洗浄動作が終了した
    後、該開閉検知手段により該扉の開放及び閉鎖を検知し
    たときにのみ該指示手段による運転開始の指示を許容す
    ることを特徴とする食器洗浄システム。
  3. 【請求項3】前記給湯器は、給湯器本体と、該給湯器本
    体に備えられその運転を制御する運転制御手段と、時刻
    を計時する計時手段を備え該運転制御手段を遠隔操作す
    る遠隔操作装置とからなり、 該遠隔操作装置に前記指示手段として前記洗浄手段の運
    転開始時刻を予約する予約手段と、前記食器洗浄装置と
    の間で運転情報を送受信する通信手段とを設け、該予約
    手段は該計時手段を用いて予約された運転開始時刻を検
    出することを特徴とする請求項2記載の食器洗浄システ
    ム。
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