JP3318508B2 - 給湯システム - Google Patents

給湯システム

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JP3318508B2
JP3318508B2 JP11260897A JP11260897A JP3318508B2 JP 3318508 B2 JP3318508 B2 JP 3318508B2 JP 11260897 A JP11260897 A JP 11260897A JP 11260897 A JP11260897 A JP 11260897A JP 3318508 B2 JP3318508 B2 JP 3318508B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A47L15/4217Fittings for water supply, e.g. valves or plumbing means to connect to cold or warm water lines, aquastops
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H1/00Water heaters, e.g. boilers, continuous-flow heaters or water-storage heaters
    • F24H1/0018Water heaters, e.g. boilers, continuous-flow heaters or water-storage heaters using electric energy supply

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯器からの給湯
路を食器洗浄装置と給湯栓とが共用している給湯システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、台所等に設置される食器洗浄装置
は、食器を収容して洗浄する食器洗浄室内に所定量の湯
水を貯留する貯留槽を備え、洗浄を行う際には、該貯留
槽に貯留された湯水を洗浄ポンプを介してノズルに供給
し、該ノズルから食器洗浄室内の食器に向かって噴出さ
せることにより洗浄を行う。この種の食器洗浄装置で
は、洗剤を用いて食器洗浄を行うときには、前記貯留槽
にヒータを設け貯留槽内の湯水を洗浄効率の向上に最適
な60℃前後の温度(洗浄温度)に加熱すると共に、昇
温後は該洗浄温度に保持することが行われている。
【0003】また、近年では、食器洗浄装置に給湯器を
接続し、該給湯器から前記貯留槽に前記洗浄温度の湯水
を供給する給湯システムを用いることが行われている。
このような給湯システムにおいては、給湯器に接続され
た主給湯路は第1給湯路と第2給湯路あるいはさらに多
数の給湯路とに分岐され、第1給湯路には食器洗浄装置
が接続され、例えば第2給湯路には手動給湯栓(カラ
ン)が接続されている。そして、食器洗浄装置で運転が
開始されると、前記給湯器は主給湯路に対する通水を検
知して運転(該給湯器を通過する温水の加熱)を開始す
る。
【0004】このとき、前記給湯器において給湯目標温
度を食器の洗浄に最適な温度に設定することにより、前
記食器洗浄装置に前記洗浄温度に加熱された湯水を供給
するようにすることができる。このようにすると、食器
洗浄装置の前記ヒータによる加熱時間を大幅に低減する
ことができるものと期待される。
【0005】しかしながら、前記洗浄温度は前記手動給
湯栓で通常使用される湯の温度より高温であり、食器洗
浄装置で洗浄運転を行った直後に使用者が前記手動給湯
栓を開くと、前記給湯路に残留している前記洗浄温度の
湯水が手動給湯栓を介して供給され、その高温のために
不快を感じるという不都合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、食器洗浄装置を使用した直後に手動給湯
栓を開いたときに、使用者の不快感を防止することがで
きる給湯システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の給湯システムの第1の態様は、主給湯路
に対する通水を検知して運転を始める給湯器と、該主給
湯路から分岐する第1給湯路及び第2給湯路と、該第1
給湯路に接続される食器洗浄装置と、第2給湯路に接続
される給湯栓とからなる給湯システムにおいて、前記食
器洗浄装置は、前記給湯器に運転情報を送信する送信手
段と、前記第1給湯路を介して該食器洗浄装置に供給さ
れる湯水を通断制御する給湯弁と、該給湯弁を介して供
給される湯水を貯留する貯留槽と、該給湯弁を介して供
給される湯水の水量を検知する水量検出手段と、該食器
洗浄装置が洗浄運転されるときに該給湯弁を開弁すると
共に、供給される湯水の温度が該食器洗浄装置の洗浄に
最適な温度である第1の設定温度になるように前記送信
手段を介して前記給湯器を制御し、該水量検出手段によ
り検知された湯水の水量が該貯留槽の容量から該主給湯
路及び第1給湯路の容量を差し引いて得られる該貯留槽
に対する予備給湯量に達したときに供給される湯水の温
度が前記第1の設定温度よりも低い第2の設定温度にな
るように該送信手段を介して前記給湯器を制御し、該水
量検出手段により検知された湯水の水量が該貯留槽の容
量に達したときに該給湯弁を閉弁する給湯制御手段とを
備えるか、前記構成にさらに該給湯弁を介して供給され
る湯水の温度を検知する温度センサを備え、前記給湯制
御手段は、前記温度センサにより前記第2の設定温度が
検知されたときに該給湯弁を閉弁することを特徴とす
る。
【0008】本発明の第1の態様の給湯システムによれ
ば、食器洗浄装置において洗浄運転が開始されると、ま
ず、給湯制御手段により給湯弁が開弁されて、前記主給
湯路及び第1給湯路に通水される。前記給湯器は前記主
給湯路に対する通水を検知して運転を開始するので、前
記給湯制御手段は供給される湯水の温度が前記食器洗浄
装置の洗浄温度である第1の設定温度になるように、前
記送信手段を介して該給湯器を制御する。この結果、前
記食器洗浄装置の貯留槽に前記第1の設定温度に加熱さ
れた湯水の供給が開始される。
【0009】次いで前記給湯制御手段は、前記貯留槽に
対して供給される湯水の水量を前記水量検出手段により
検知して該湯水の水量が前記貯留槽に対する予備給湯量
に達すると、供給される湯水の温度が前記第1の設定温
度よりも低い第2の設定温度になるように、前記送信手
段を介して前記給湯器を制御する。
【0010】前記貯留槽に対して供給される湯水の水量
が前記予備給湯量に達したとき、前記主給湯路及び第1
給湯路内は、既に前記第1の設定温度の湯水で占められ
ている。ここで、前記予備給湯量は、前記貯留槽の容量
から前記主給湯路及び第1給湯路の容量を差し引いて得
られる量であるので、前記給湯制御手段が供給される湯
水の温度を第2の設定温度になるように制御したとき
に、前記主給湯路及び第1給湯路内を占める前記第1の
設定温度の湯水が該貯留槽に供給されると、該貯留槽が
ちょうど前記第1の設定温度の湯水で満たされることに
なる。
【0011】そこで、前記水量検出手段により検知され
た湯水の水量が前記貯留槽の容量に達したとき、或い
は、前記食器洗浄装置が前記構成にさらに該給湯弁を介
して供給される湯水の温度を検知する温度センサを備
え、前記温度センサにより前記第2の設定温度が検知さ
れたときに、前記給湯制御手段が前記給湯弁を閉弁する
と、前記貯留槽が前記第1の設定温度の湯水で満たされ
る一方で、前記主給湯路及び第1給湯路内は前記第1の
設定温度よりも低い第2の設定温度の湯水で占められ
る。
【0012】従って、前記態様の本発明の給湯システム
によれば、前記食器洗浄装置で洗剤を用いる運転のため
に前記貯留槽に湯水を供給した直後に手動給湯栓を開く
と、前記主給湯路及び第1給湯路内の前記第1の設定温
度よりも低い第2の設定温度の湯水が該手動給湯栓に供
給され、使用者に不快感を与えることを防止することが
できる。
【0013】ところで、前記貯留槽の容量は設計により
定められるもので一定であるが、前記主給湯路は前記給
湯器をどこに設置するかによりその長さが変わるので、
前記主給湯路及び第1給湯路の容量は個々のケースによ
り異なっている。そこで、本発明の給湯システムは、前
記食器洗浄装置が温度センサを備えていないときには、
前記給湯弁の近傍に、該給湯弁から供給される湯水の温
度を検知する温度センサを備え、或いは、前記食器洗浄
装置が前記構成にさらに該給湯弁を介して供給される湯
水の温度を検知する温度センサを備えるときには該温度
センサを前記給湯弁の近傍に備え、前記給湯制御手段
は、該食器洗浄装置の洗剤を用いる運転のために前記給
湯弁を開弁してから該温度センサで所定の温度上昇が検
出されるまでに前記水量検出手段により検知された湯水
の水量を前記主給湯路及び第1給湯路の容量として記憶
する記憶手段と、前記貯留槽の容量と該記憶手段に記憶
される前記主給湯路及び第1給湯路の容量との差を前記
予備給湯量として算出する演算手段とを備えることを特
徴とする。
【0014】前記食器洗浄装置の洗浄運転の開始前には
前記主給湯路及び第1給湯路内には低温の湯または水が
留まっており、いずれの場合にも前記第1の設定温度よ
りも低温である。そこで、前記の様に前記給湯弁の近傍
に温度センサを備え、該温度センサで所定の温度上昇を
検出できるようにしておくことにより、前記第1の設定
温度に加熱された湯水が前記給水弁の近傍に達すると、
これを該温度センサで検出することができる。
【0015】前記のように、前記温度センサが前記温度
上昇を検出したときには、前記主給湯路及び第1給湯路
内の水が前記第1の設定温度に加熱された湯水で置換さ
れたことになるので、前記給湯弁の開弁から前記温度セ
ンサで所定の温度上昇が検出されるまでに、前記水量検
出手段により検知された湯水の水量が近似的に前記主給
湯路及び第1給湯路の容量になる。
【0016】従って、前記給湯制御手段は、前記給湯弁
の開弁から前記温度センサで所定の温度上昇が検出され
るまでに、前記水量検出手段により検知された湯水の水
量を前記主給湯路及び第1給湯路の容量として前記記憶
手段に記憶しておき、前記演算手段により前記貯留槽の
容量から該積算値を差し引くことにより前記予備給湯量
を算出することができ、供給される湯水の温度が前記第
1の設定温度よりも低い第2の設定温度になるように前
記給湯器を制御するタイミングを容易に知ることができ
る。
【0017】また、本発明の給湯システムの第2の態様
は、前記給湯システムにおいて、前記食器洗浄装置が、
前記給湯器に運転情報を送信する送信手段と、前記第1
給湯路を介して該食器洗浄装置に供給される湯水を通断
制御する給湯弁と、該給湯弁を介して供給される湯水を
貯留する貯留槽と、該給湯弁を介して供給される湯水の
水量を検知する水量検出手段と、該貯留槽から湯水を排
出する排出手段と、該食器洗浄装置が洗浄運転された
後、該排出手段により該貯留槽から湯水を排出するとき
に該給湯弁を開弁すると共に、供給される湯水の温度が
該食器洗浄装置の洗浄に最適な温度である第1の設定温
度よりも低い第2の設定温度になるように前記送信手段
を介して前記給湯器を制御し、該水量検出手段により検
知された湯水の水量が該主給湯路及び第1給湯路の容量
に達したときに該給湯弁を閉弁する排出制御手段とを備
えることを特徴とする。
【0018】本発明の第2の態様の給湯システムによれ
ば、該食器洗浄装置が洗浄運転された後、前記排出手段
により前記貯留槽に貯留された湯水を排出するときに、
前記排出制御手段が前記給湯弁を開弁すると、前記主給
湯路及び第1給湯路に通水され、前記主給湯路及び第1
給湯路内に残留している前記第1の設定温度の湯水が前
記貯留槽を介して排出される。このとき、前記給湯器は
前記主給湯路に対する通水を検知して運転を開始するの
で、前記排出制御手段は供給される湯水の温度が前記第
1の設定温度よりも低い第2の設定温度になるように、
前記送信手段を介して前記給湯器を制御する。この結
果、前記主給湯路及び第1給湯路内に残留していた前記
第1の設定温度(実際は時間の経過により第1の設定温
度よりやや低くなっている)の湯水に替って、新たに前
記第1の設定温度よりも低い第2の設定温度の湯水が前
記主給湯路及び第1給湯路内に供給される。
【0019】そこで、前記排出制御手段は、前記水量検
出手段により検知された湯水の水量が前記主給湯路及び
第1給湯路の容量に達したときに前記給湯弁を閉弁する
ことにより、前記主給湯路及び第1給湯路内の前記第1
の設定温度の湯水が前記第2の設定温度の湯水でちょう
ど置換される。
【0020】従って、前記態様の本発明の給湯システム
によれば、前記食器洗浄装置で洗浄運転を行って前記貯
留槽から湯水を排出した後、給湯栓を開くと、前記主給
湯路及び第1給湯路内の前記第1の設定温度よりも低い
第2の設定温度の湯水が該給湯栓に供給され、使用者に
不快感を与えることを防止することができる。
【0021】本発明の第2の態様において、前記主給湯
路及び第1給湯路の容量は、前記第1の態様と同様に前
記主給湯路は前記給湯器をどこに設置するかにより異な
っている。そこで、本発明の給湯システムは、前記食器
洗浄装置が、前記給湯弁の近傍に、該給湯弁を介して供
給される湯水の温度を検知する温度センサを備え、前記
排出制御手段は、該食器洗浄装置の洗浄運転のために前
記給湯弁を開弁してから該温度センサで所定の温度上昇
が検出されるまでに前記水量検出手段により検知された
湯水の水量を前記主給湯路及び第1給湯路の容量として
記憶する記憶手段を備えることを特徴とする前記構成に
よれば、前記第1の態様の場合と同様にして、前記給湯
弁の開弁から前記温度センサで所定の温度上昇が検出さ
れるまでに、前記水量検出手段により検知された湯水の
水量が、近似的に前記主給湯路及び第1給湯路の容量に
なる。従って、前記排出制御手段は、前記給湯弁の開弁
から前記温度センサで所定の温度上昇が検出されるまで
に、前記水量検出手段により検知された湯水の水量を前
記主給湯路及び第1給湯路の容量として前記記憶手段に
記憶しておくことにより、前記給湯弁を閉弁するタイミ
ングを容易に知ることができる。
【0022】本発明の前記各態様において、前記主給湯
路及び第1給湯路の容量は、前記食器洗浄装置を洗浄運
転する毎に算出してもよいが、前記給湯器及び食器洗浄
装置は一旦設置した後には主給湯路の長さは変わらない
ので、通常、前記記憶手段は、前記食器洗浄装置の設置
後、初めて運転されるときに、該運転のために前記給湯
弁を開弁してから前記温度センサで所定の温度上昇が検
出されるまでに前記水量検出手段により検知された湯水
の水量を前記主給湯路及び第1給湯路の容量として記憶
しておけばよい。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図
1は本実施形態の給湯システムを示すシステム構成図で
あり、図2は本実施形態の第1の態様における食器洗浄
装置の運転制御手段の構成を示すブロック図であり、図
3は本実施形態の第1の態様において貯留槽に湯水を供
給する状態を示す説明図であり、図4は本実施形態の第
2の態様における食器洗浄装置の運転制御手段の構成を
示すブロック図であり、図5は本実施形態の第2の態様
において貯留槽から湯水を排出する状態を示す説明図で
ある。
【0024】まず、本実施形態の給湯システムの第1の
実施態様について説明する。
【0025】図1示の給湯システムAにおいて、1は給
湯器、2は給湯器1のリモコンである遠隔操作装置、3
は台所等に設置された食器洗浄装置、4は台所の流し台
5等に設置されたカラン(給湯栓)である。前記給湯器
1は台所から離れた位置、例えば住宅の外壁面等に設置
されており、6は始端部が前記給湯器1に接続されて台
所に向かって延設された主給湯路である。該主給湯路6
は、台所において前記食器洗浄装置3に接続する第1給
湯路7と、前記カラン4に接続する第2給湯路8とに分
岐する。尚、本実施形態では、後記する熱交換器13の
下流端から前記分岐点までを主給湯路6とし、前記分岐
点から後記する給湯弁20までを第1給湯路7、前記分
岐点カラン4からまでを第2給湯路8とする。
【0026】前記給湯器1は、前記食器洗浄装置3や前
記カラン4の使用により主給湯路6に通水され、この通
水により生じる水流を水流センサSにより検知した場
合、水を所望の温度に加熱する加熱装置9を備えてお
り、所謂先止め式の給湯が行われる。該加熱装置9は、
ガス管10から供給されるガスを燃焼させるガスバーナ
11と、該ガスバーナ11の燃焼により、給水管12か
ら供給される水を加熱する熱交換器13とを備えてい
る。該加熱装置9は、燃焼制御手段14によって制御さ
れるようになっており、燃焼制御手段14は前記遠隔操
作装置2との間で供給される湯水の温度等の運転情報の
送受信を行う通信手段15を備えている。
【0027】前記遠隔操作装置2は、水が流れたときに
加熱装置9を作動させる状態をオンとし、給湯が不要な
場合に加熱装置9を動作させない状態をオフとして切り
換え自在の運転スイッチ16と、供給される湯水の温度
等の運転情報を設定する設定手段17と、設定手段17
の操作によって設定される設定内容が表示される表示手
段18とを備えている。
【0028】そして、燃焼制御手段14は遠隔操作装置
2から通信手段15を介して送信される運転情報に基づ
いて加熱装置9を制御する。
【0029】前記食器洗浄装置3は、洗浄する食器類W
を収容し且つ洗浄を行う食器洗浄室19を備え、食器洗
浄室19には開閉自在の給湯弁20を介して前記第1給
湯路7に接続された給湯管21から湯水が供給される。
給湯管21には、給湯弁20の下流側に該給湯弁20か
ら供給される湯水の水量を検知する水量センサ22と、
該湯水の温度を検出する温度センサ23とが設けられて
いる。
【0030】また、食器洗浄室20の下部には、給湯管
21を介して供給された湯を一時的に貯留しておく貯留
槽24が設けられており、洗剤を用いて食器洗浄装置3
を運転するときには、該貯留槽24に貯留された湯に、
図示しない洗剤投入手段によって洗剤が投入されて洗浄
液とされる。貯留槽24はヒータ25を備え、貯留され
た湯水の温度が食器の洗浄に最適な洗浄温度(例えば6
0℃)より低い場合には、該ヒータ25により湯水を再
加熱し前記洗浄温度に保持するようになっている。
【0031】貯留槽24の下部には、残菜フィルタ26
を介して濾過された洗浄液を、食器洗浄室19に配設さ
れた散水チューブ27に送り出す洗浄ポンプ28が接続
されている。該散水チューブ27は、洗浄液を食器類W
に向かって噴射する複数の噴射ノズル(図示せず)を備
えている。更に、前記貯留槽24の下部には、排出手段
である排出ポンプ29及び排出管30が接続されてい
る。尚、排出管30には、図示しないが、上端が貯留槽
24の上面より高い位置となるトラップが形成されてい
る。
【0032】食器洗浄装置3は運転制御手段31によっ
て制御されるようになっており、運転制御手段31は、
給湯弁20、水量センサ22、温度センサ23、洗浄ポ
ンプ28及び排出ポンプ29に接続されている。また、
図2示のように、運転制御手段31は、運転スイッチ3
2を備えると共に、前記遠隔操作装置2との間で運転の
開始、貯留槽24に供給される湯水の温度、水量等の運
転情報の送受信を行う通信手段33を備えている。通信
手段33は遠隔操作装置2に接続されており、該遠隔操
作装置2を介して給湯器1の通信手段15とも送受信を
行うことができるようになっている。
【0033】運転制御手段31は、さらに、貯留槽24
に対する湯水の供給を制御する給湯制御手段34を備
え、給湯制御手段34は、給湯弁20、水量センサ2
2、温度センサ23、通信手段33に接続されていると
共に、主給湯路6及び第1給湯路7の容量を記憶する記
憶手段35と、予め貯留槽24の容量を記憶し、該貯留
槽24の容量と記憶手段35に記憶される前記主給湯路
6及び第1給湯路7の容量との差を求めることにより貯
留槽24の予備給湯量を算出する演算手段36とを備え
ている。
【0034】次に、第1の実施態様の作動について説明
する。
【0035】まず、図1示の給湯システムAで、流し台
5に給湯するときには、遠隔操作装置2の運転スイッチ
16をオンにして、設定手段17により35〜55℃程
度の範囲内で所望の給湯温度に設定する。該給湯温度
は、通信手段15により給湯器1の燃焼制御手段14に
送信されると共に、遠隔操作装置2の表示手段18に表
示される。
【0036】次に、カラン4を開栓すると、主給湯路6
及び第2給湯路8に通水され、該通水により生じる水流
を給湯器1の燃焼制御手段14が水流センサSにより検
知することにより給湯器1の運転を開始する。これによ
り、加熱装置9がガス管10から供給されるガスをバー
ナ11で燃焼させ、給水管12から供給される水を熱交
換器13で前記設定手段17により設定された温度に加
熱し、該温度の湯水がカラン4を介して流し台5に供給
される。
【0037】前記流し台5に対する湯水の供給を終了す
るときには、カラン4を閉栓することにより主給湯路6
及び第2給湯路8の通水が停止され、燃焼制御手段14
が主給湯路6の水流の停止を前記水流センサSにより検
出して給湯器1の運転を停止する。
【0038】次に、食器洗浄装置3を使用するときに
は、運転制御手段31に備えられたスイッチ32をオン
にすることにより、まず洗剤を用いずに食器類Wの大ま
かな汚れを洗い落とす予備洗浄動作が行われ、次いで洗
剤を用いる本洗浄動作が行われる。
【0039】前記予備洗浄動作では、最初に運転制御手
段31が給水弁20を開弁することにより主給湯路6及
び第1給湯路7に通水され、該通水により生じる水流を
給湯器1の燃焼制御手段14が水流センサSにより検知
することにより給湯器1の運転を開始する。このとき、
運転制御手段31は供給される湯水の温度についての指
示を行わず、給湯器1により前記設定手段17で設定さ
れた温度に加熱された湯水が貯留槽24に供給される。
次に、運転制御手段31は水量センサ22により検知さ
れる湯水の水量が貯留槽24の容量に達すると給湯弁2
0を閉弁すると共に、洗浄ポンプ28を作動させて貯留
槽24内の湯水を散水チューブ27に供給し、散水チュ
ーブ27に備えられた図示しない噴射ノズルから食器類
Wに向かって噴射する。噴射された湯水は、食器類Wか
ら残菜等の汚れと共に残菜フィルタ26に落下し、残菜
フィルタ26を介して濾過されたのち、再び貯留槽24
内に貯留される。そして、運転制御手段31は排出ポン
プ29を作動させて、前記貯留槽24内の湯水を排出管
30を介して排出し、予備洗浄動作を終了する。
【0040】運転制御手段31は、前記予備洗浄動作が
終了すると、続いて本洗浄動作を行う。本洗浄動作で
は、最初に給湯制御手段34が給湯弁20を開弁するこ
とにより主給湯路6及び第1給湯路7に通水され、該通
水により生じる水流を給湯器1の燃焼制御手段14が水
流センサSにより検知することにより給湯器1の運転を
開始する。また、給湯制御手段34は、前記給湯弁20
の開弁と同時に、供給される湯水の温度を洗浄温度であ
る60℃に設定することを通信手段33により遠隔操作
装置2を介して給湯器1の通信手段15に送信すること
により、貯留槽24に供給される湯水が前記洗浄温度に
加熱されるように給湯器1を制御する。この結果、給湯
器1により前記洗浄温度に加熱された湯水が、貯留槽2
4に供給される。
【0041】次に、水量センサ22により検知される湯
水の水量が貯留槽24の予備給湯量に達すると、給湯制
御手段34は供給される湯水の温度が前記洗浄温度より
低い温度(例えば40℃)になるように、通信手段33
を介して給湯器1を制御する。この結果、主給湯路6及
び第1給湯路7に、前記洗浄温度より低い温度の湯水が
供給されるようになる。
【0042】尚、前記制御は、前記洗浄温度より低い温
度を新たに設定するようにしたが、加熱装置9を停止さ
せるようにしてもよい。
【0043】また、本実施形態の給湯システムAでは、
前記のように給湯制御手段34により加熱装置9を停止
しても、給湯弁20は開弁保持されて、主給湯路6及び
第1給湯路7の通水が保持されている。このとき、給湯
器1の燃焼制御手段14は給湯制御手段34により制御
され、主給湯路6の通水を検知しても加熱装置9を作動
しないようになっている。
【0044】本実施形態の給湯システムAでは、前記予
備給湯量は次のようにして算出される。まず、該給湯シ
ステムAにおいて、食器洗浄装置3が設置された後、初
めて運転するときに、前記のようにして前記洗浄温度ま
たは所定温度に加熱された湯水が貯留槽24に供給され
ると、給湯制御手段34は給湯弁20を開弁してから温
度センサ23で所定の温度上昇が検出されるまでに、水
量センサ22により検知された湯水の水量を主給湯路6
及び第1給湯路7の容量として、記憶手段35に記憶す
る。次に、演算手段36は、その内部に記憶している貯
留槽24の容量と、記憶手段35に記憶されている主給
湯路6及び第1給湯路7の容量との差を求めることによ
り、前記予備給湯量を算出する。
【0045】前記のように水量センサ22により検知さ
れる湯水の水量が貯留槽24の予備給湯量Bに達したと
きには、図3(a)示のように、主給湯路6及び第1給
湯路7内は前記洗浄温度に加熱された湯水37(太い斜
線で示す)で占められている。ところが、前記のように
給湯制御手段34が、前記洗浄温度より低い温度を新た
に設定するか、給湯器1の運転を停止させるようにし
て、これを通信手段33により遠隔操作装置2を介して
給湯器1の通信手段15に送信すると、図3(b)示の
ように、前記洗浄温度より低い温度の湯水38(細い斜
線で示す)が主給湯路6に供給されるようになる。
【0046】次に、水量センサ22により検知される湯
水の水量が図3(c)示の貯留槽24の容量Cに達する
と、給湯制御手段34は給湯弁20を閉弁する。前記の
ように、貯留槽24の予備給湯量Bは貯留槽24の容量
Cと主給湯路6及び第1給湯路7の容量との差であるの
で、給湯弁20を閉弁したときには、図3(a)示の時
点で主給湯路6及び第1給湯路7内を占めていた前記洗
浄温度の湯水37は、全て給湯管21及び貯留槽24内
に移動されており、主給湯路6及び第1給湯路7内は湯
水37に替わってより低い温度の湯水38により占めら
れている。
【0047】尚、図3(a)乃至図3(c)は、説明を
簡単にするために、図1示の給湯システムAの構成を簡
略化して示している。
【0048】前記のようにして貯留槽24に対する湯水
の供給が完了すると、運転制御手段31は、続いて、図
示しない洗剤投入手段により洗剤を投入して貯留槽24
に貯留されている湯水を洗浄液とする。そして、前記予
備洗浄動作と同様にして、貯留槽24内の湯水を食器類
Wに向かって噴射する。噴射された湯水は、食器類Wか
ら残菜等の汚れと共に残菜フィルタ26に落下し、残菜
フィルタ26を介して濾過されたのち、再び貯留槽24
内に貯留され、前記食器類Wに向かって噴射する動作が
繰り返される。このとき、運転制御手段31は、必要に
応じてヒータ25を作動させ、貯留槽24内の湯水が前
記洗浄温度に保持されるようにする。
【0049】そして、前記貯留槽24内の湯水を前記食
器類Wに向かって噴射する動作が所定時間行われると、
運転制御手段31は洗浄ポンプ28を停止させると共に
排出ポンプ29を作動させて、前記貯留槽24内の湯水
を排出管30を介して排出し、本洗浄動作を終了する。
【0050】尚、前記実施形態では、給湯温度を低い温
度に変更した後、水量センサ22により検知される水量
が貯留槽24の容量Cに達したときに、給湯制御手段3
4が給湯弁20を閉弁するものを示したが、温度センサ
23で検出される温度が前記変更後の温度になったとき
に、給湯制御手段34が給湯弁20を閉弁するようにし
てもよい。
【0051】次に、本実施形態の給湯システムの第2の
態様について説明する。
【0052】本態様の給湯システムは、運転制御手段3
1が給湯制御手段34に替えて、図5示の排出制御手段
39を備えている点を除いて、図1示の給湯システムA
と同一の構成となっている。排出制御手段39は貯留槽
24からの湯水の排出を制御するものであって、図5示
のように、給湯弁20、水量センサ22、温度センサ2
3、排出ポンプ29、通信手段33に接続されていると
共に、記憶手段35を備えている。尚、記憶手段35
は、給湯制御手段34に備えられているものと同一の機
能を備えている。
【0053】次に、第2の実施態様の作動について説明
する。
【0054】本実施態様において、流し台5に対する湯
水の供給及びその終了と、食器洗浄装置3の予備洗浄動
作は、前記第1の実施態様の場合と全く同一に行われ
る。
【0055】本実施態様において、食器洗浄装置3の本
洗浄動作は、最初に運転制御手段31が給湯弁20を開
弁することにより主給湯路6及び第1給湯路7に通水さ
れ、該通水により生じる水流を給湯器1の燃焼制御手段
14が水流センサSにより検知することにより給湯器1
の運転を開始する。また、運転制御手段31は、前記給
湯弁20の開弁と同時に、供給される湯水の温度を洗浄
温度である60℃に設定するように通信手段33により
遠隔操作装置2を介して給湯器1の通信手段15に送信
することにより、貯留槽24に供給される湯水が前記洗
浄温度に加熱されるように給湯器1を制御する。この結
果、給湯器1により、前記洗浄温度に加熱された湯水が
貯留槽24に供給される。
【0056】次に、水量センサ22により検知される湯
水の水量が貯留槽24の容量に達すると、運転制御手段
31は給湯弁20を閉弁し、続いて、図示しない洗剤投
入手段により洗剤を投入して貯留槽24に貯留されてい
る湯水を洗浄液とする。そして、前記第1の実施態様と
同様にして、貯留槽24内の湯水を食器類Wに向かって
噴射する動作を繰り返す。
【0057】次に、前記貯留槽24内の湯水を前記食器
類Wに向かって噴射する動作が終了すると、運転制御手
段31は洗浄ポンプ28を停止させると共に排出ポンプ
29を作動させて、前記貯留槽24内の湯水を排出管3
0を介して排出する。
【0058】本実施態様の給湯システムAでは、運転制
御手段31が排出ポンプ29を作動させると同時に、排
出制御手段39が給湯弁20を開弁することにより主給
湯路6及び第1給湯路7に通水され、該通水により生じ
る水流を給湯器1の燃焼制御手段14が水流センサSに
より検知することにより加熱装置9の運転を開始する。
このとき、排出制御手段39は、供給される湯水の温度
が前記洗浄温度より低い温度になるように、通信手段3
3を介して給湯器1を制御する。この結果、主給湯路6
及び第1給湯路7に、前記洗浄温度より低い温度の湯水
が供給されるようになる。
【0059】前記制御は、前記第1の実施態様における
貯留槽24に対する予備給湯量以後に湯水を供給する場
合と同様に、前記洗浄温度より低い温度を新たに設定す
るか、加熱装置9の運転を停止させるように通信手段3
3により遠隔操作装置2を介して給湯器1の通信手段1
5に送信するようにして行う。
【0060】運転制御手段31が排出ポンプ29を作動
させたときには、図5(a)示のように、主給湯路6及
び第1給湯路7内は前記洗浄温度に加熱された湯水37
(太い斜線で示す)で占められている。ところが、前記
のように排出制御手段34が、前記洗浄温度より低い温
度を新たに設定するか、加熱装置9の運転を停止させる
ようにして、これを通信手段33により遠隔操作装置2
を介して給湯器1の通信手段15に送信すると、図5
(b)示のように、前記洗浄温度より低い温度の湯水3
8(細い斜線で示す)が主給湯路6に供給されるように
なる。
【0061】次に、水量センサ22により検知される湯
水の水量が、記憶手段35の記憶している主給湯路6及
び第1給湯路7の容量に達すると、排出制御手段34は
給湯弁20を閉弁する。この結果、給湯弁20を閉弁し
たときには、図5(a)示の時点で主給湯路6及び第1
給湯路7内を占めていた前記洗浄温度の湯水37は、図
5(c)示のように全て給湯管21及び貯留槽24内に
移動されており、主給湯路6及び第1給湯路7内は湯水
37に替わってより低い温度の湯水38により占められ
ている。
【0062】尚、図5(a)乃至図5(c)は、説明を
簡単にするために、図1示の給湯システムAの構成を簡
略化して示している。
【0063】前記記憶手段35は、前記第1の実施態様
で予備給湯量を算出したときと同様に、給湯システムA
において、食器洗浄装置3が設置された後、初めて運転
するときに、前記のようにして前記洗浄温度または所定
温度に加熱された湯水を貯留槽24に供給し、運転制御
手段31が給湯弁20を開弁してから温度センサ23で
所定の温度上昇が検出されるまでに、水量センサ22に
より検知された湯水の水量を主給湯路6及び第1給湯路
7の容量として記憶する。
【0064】本実施態様の給湯システムAでは、前記の
ように主給湯路6及び第1給湯路7内の洗浄温度の湯水
37がより低い温度の湯水38で置換されたのち、貯留
槽24内に残留している湯水を排出ポンプ29により完
全に排出することにより、本洗浄動作を終了する。
【0065】尚、前記各実施態様では、給湯システムA
において、食器洗浄装置3が設置された後、初めて運転
するときに、主給湯路6及び第1給湯路7の容量を記憶
手段35に記憶させるようにしているが、毎回新たに主
給湯路6及び第1給湯路7の容量を記憶手段35に記憶
させるようにしてしてもよい。
【0066】また、前記各実施態様では、水量検出手段
として水量センサ22を採用し、直接水量を検出するも
のを示したが、貯留槽24の水位を検出する水位センサ
を設け、該水位センサの出力を換算して水量を間接的に
測定するようにしてもよい。
【0067】また、前記各実施態様では、食器洗浄装置
3の通信手段33は遠隔操作装置2を介して給湯器1の
通信手段15と送受信を行うようにしているが、遠隔操
作装置2を介することなく通信手段15と直接に送受信
を行うようにしてもよい。
【0068】また、前記各実施態様では、本洗浄動作時
のみ供給する湯を60℃に加熱するようにしたが、予備
洗浄動作時にも本洗浄動作時と同様に60℃に加熱する
ようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の給湯システムを示すシステム構成
図。
【図2】本実施形態の第1の態様における食器洗浄装置
の運転制御手段の構成を示すブロック図。
【図3】本実施形態の第1の態様において貯留槽に湯水
を供給する状態を示す説明図。
【図4】本実施形態の第2の態様における食器洗浄装置
の運転制御手段の構成を示すブロック図。
【図5】本実施形態の第2の態様において貯留槽から湯
水を排出する状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…給湯器、 3…食器洗浄装置、 4…手動給湯栓、
6…主給湯路、 7…第1給湯路、 8…第2給湯
路、 20…給湯弁、 22…水量センサ、 23…温
度センサ、 24…貯留槽、 29,30…排出手段、
33…送信手段、 34…給湯制御手段、 35…記
憶手段、 36…演算手段、 39…排出制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/00 - 15/46

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主給湯路に対する通水を検知して運転を始
    める給湯器と、該主給湯路から分岐する第1給湯路及び
    第2給湯路と、該第1給湯路に接続される食器洗浄装置
    と、第2給湯路に接続される給湯栓とからなる給湯シス
    テムにおいて、 前記食器洗浄装置は、前記給湯器に運転情報を送信する
    送信手段と、前記第1給湯路を介して該食器洗浄装置に
    供給される湯水を通断制御する給湯弁と、該給湯弁を介
    して供給される湯水を貯留する貯留槽と、該給湯弁を介
    して供給される湯水の水量を検知する水量検出手段と、
    該食器洗浄装置が洗浄運転されるときに該給湯弁を開弁
    すると共に、供給される湯水の温度が該食器洗浄装置の
    洗浄に最適な温度である第1の設定温度になるように前
    記送信手段を介して前記給湯器を制御し、該水量検出手
    段により検知された湯水の水量が該貯留槽の容量から該
    主給湯路及び第1給湯路の容量を差し引いて得られる該
    貯留槽に対する予備給湯量に達したときに供給される湯
    水の温度が前記第1の設定温度よりも低い第2の設定温
    度になるように該送信手段を介して前記給湯器を制御
    し、該水量検出手段により検知された湯水の水量が該貯
    留槽の容量に達したときに該給湯弁を閉弁する給湯制御
    手段とを備えることを特徴とする給湯システム。
  2. 【請求項2】前記食器洗浄装置は、前記給湯弁の近傍
    に、該給湯弁を介して供給される湯水の温度を検知する
    温度センサを備え、前記給湯制御手段は、該食器洗浄装
    置の洗浄運転のために前記給湯弁を開弁してから該温度
    センサで所定の温度上昇が検出されるまでに前記水量検
    出手段により検知された湯水の水量を前記主給湯路及び
    第1給湯路の容量として記憶する記憶手段と、前記貯留
    槽の容量と該記憶手段に記憶される前記主給湯路及び第
    1給湯路の容量との差を前記予備給湯量として算出する
    演算手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の給
    湯システム。
  3. 【請求項3】前記記憶手段は、前記食器洗浄装置の設置
    後、初めて運転されるときに、該運転のために前記給湯
    弁を開弁してから前記温度センサで所定の温度上昇が検
    出されるまでに前記水量検出手段により検知された湯水
    の水量を前記主給湯路及び第1給湯路の容量として記憶
    することを特徴とする請求項2記載の給湯システム。
  4. 【請求項4】主給湯路に対する通水を検知して運転を始
    める給湯器と、該主給湯路から分岐する第1給湯路及び
    第2給湯路と、該第1給湯路に接続される食器洗浄装置
    と、第2給湯路に接続される給湯栓とからなる給湯シス
    テムにおいて、 前記食器洗浄装置は、前記給湯器に運転情報を送信する
    送信手段と、前記第1給湯路を介して該食器洗浄装置に
    供給される湯水を通断制御する給湯弁と、該給湯弁を介
    して供給される湯水を貯留する貯留槽と、該給湯弁を介
    して供給される湯水の水量を検知する水量検出手段と、
    該給湯弁を介して供給される湯水の温度を検知する温度
    センサと、該食器洗浄装置が洗浄運転されるときに該給
    湯弁を開弁すると共に、供給される湯水の温度が該食器
    洗浄装置の洗浄に最適な温度である第1の設定温度にな
    るように前記送信手段を介して前記給湯器を制御し、該
    水量検出手段により検知された湯水の水量が該貯留槽の
    容量から該主給湯路及び第1給湯路の容量を差し引いて
    得られる該貯留槽に対する予備給湯量に達したときに供
    給される湯水の温度が前記第1の設定温度よりも低い第
    2の設定温度になるように該送信手段を介して前記給湯
    器を制御し、前記温度センサにより前記第2の設定温度
    が検知されたときに該給湯弁を閉弁する給湯制御手段と
    を備えることを特徴とする給湯システム。
  5. 【請求項5】前記食器洗浄装置は、前記給湯弁の近傍に
    前記温度センサを備え、前記給湯制御手段は、該食器洗
    浄装置の洗浄運転のために前記給湯弁を開弁してから該
    温度センサで所定の温度上昇が検出されるまでに前記水
    量検出手段により検知された湯水の水量を前記主給湯路
    及び第1給湯路の容量として記憶する記憶手段と、前記
    貯留槽の容量と該記憶手段に記憶される前記主給湯路及
    び第1給湯路の容量との差を前記予備給湯量として算出
    する演算手段とを備えることを特徴とする請求項4記載
    の給湯システム。
  6. 【請求項6】前記記憶手段は、前記食器洗浄装置の設置
    後、初めて運転されるときに、該運転のために前記給湯
    弁を開弁してから前記温度センサで所定の温度上昇が検
    出されるまでに前記水量検出手段により検知された湯水
    の水量を前記主給湯路及び第1給湯路の容量として記憶
    することを特徴とする請求項5記載の給湯システム。
  7. 【請求項7】主給湯路に対する通水を検知して運転を始
    める給湯器と、該主給湯路から分岐する第1給湯路及び
    第2給湯路と、該第1給湯路に接続される食器洗浄装置
    と、第2給湯路に接続される手動給湯栓とからなる給湯
    システムにおいて、 前記食器洗浄装置は、前記給湯器に運転情報を送信する
    送信手段と、前記第1給湯路を介して該食器洗浄装置に
    供給される湯水を通断制御する給湯弁と、該給湯弁を介
    して供給される湯水を貯留する貯留槽と、該給湯弁を介
    して供給される湯水の水量を検知する水量検出手段と、
    該貯留槽から湯水を排出する排出手段と、該食器洗浄装
    置が洗浄運転された後、該排出手段により該貯留槽から
    湯水を排出するときに該給湯弁を開弁すると共に、供給
    される湯水の温度が該食器洗浄装置の洗浄に最適な温度
    である第1の設定温度よりも低い第2の設定温度になる
    ように前記送信手段を介して前記給湯器を制御し、該水
    量検出手段により検知された湯水の水量が該主給湯路及
    び第1給湯路の容量に達したときに該給湯弁を閉弁する
    排出制御手段とを備えることを特徴とする給湯システ
    ム。
  8. 【請求項8】前記食器洗浄装置は、前記給湯弁の近傍
    に、該給湯弁を介して供給される湯水の温度を検知する
    温度センサを備え、前記排出制御手段は、該食器洗浄装
    置の洗浄運転のために前記給湯弁を開弁してから該温度
    センサで所定の温度上昇が検出されるまでに前記水量検
    出手段により検知された湯水の水量を前記主給湯路及び
    第1給湯路の容量として記憶する記憶手段を備えること
    を特徴とする請求項7記載の給湯システム。
  9. 【請求項9】前記記憶手段は、前記食器洗浄装置の設置
    後、初めて運転されるときに、該運転のために前記給湯
    弁を開弁してから前記温度センサで所定の温度上昇が検
    出されるまでに前記水量検出手段により検知された湯水
    の水量を前記主給湯路及び第1給湯路の容量として記憶
    することを特徴とする請求項8記載の給湯システム。
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