JP3628845B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、浴室や台所等に湯を供給する給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、給湯装置に湯張り(定量止水)機能を付加したものが知られている。湯張り機能を有する給湯装置では、湯張りの開始を指示する湯張りスイッチと、給湯路の開閉を行う止水弁とが備えられる。そして、使用者がリモコン等の操作手段に設けられた湯量設定スイッチにより希望湯張り量の設定を行い、前記湯張りスイッチを操作して、給湯路の下流で浴槽に給湯するように備えられた浴槽手動給湯栓を開けると、流量センサで検出される水の流量の累積値が該希望湯張り量に達するまで給湯が継続され、該希望湯張り量に達したときに前記止水弁が閉弁されて給湯路が閉じられ、該浴槽手動給湯栓への給湯が停止される。
【0003】
この湯張り機能により、使用者は浴槽の湯張り量を確認して浴槽手動給湯栓を閉める、という操作を行うことなく浴槽の湯張りができるので使い勝手が良い。
【0004】
しかし、複数の場所に給湯を行う給湯装置にあっては、一般に、施工の容易さとコスト抑制のため、共通の給湯路を給湯器の外部で分岐し、それぞれの場所の給湯栓に接続するようにしている。そのため、給湯器内に設けられた止水弁が閉弁されると、給湯路の下流への給湯は全て停止される。したがって、給湯路が下流で分岐し、浴槽手動給湯栓だけでなく、台所や浴室等で他の手動給湯栓に接続されている場合には、それら全ての手動給湯栓への給湯が停止し、使用者が手動給湯栓を開けても湯が出ないという給湯停止状態となる。
【0005】
そこで、この給湯停止状態を解除して手動給湯栓からの給湯が可能な状態に復帰させるため、前記止水弁の開弁を指示する解除スイッチが設けられている。或いは、前記湯張りスイッチに、湯張りが終了して前記止水弁が閉弁した状態で、該湯張りスイッチが操作されたときに、該止水弁を開弁する機能を持たせている。使用者は、湯張り終了後、浴槽手動給湯栓を閉じた後に、該止水弁を開弁することで、他の手動給湯栓で湯を使用することができるようになる。
【0006】
ところで、一般に、湯張りを行う際の目標給湯温度は40℃から43℃であるのに対し、湯張り以外の通常の目標給湯温度は35℃から80℃程度まで様々である。
【0007】
そして、このように、湯張りを行うときの目標給湯温度(以下、湯張り温度という)と、湯張り以外の目標給湯温度(以下、通常給湯温度という)とは異なる場合が多く、湯張りを行う度に目標給湯温度を通常給湯温度から湯張り温度に変更するものでは、使い勝手が悪い。
【0008】
そこで、湯張り温度(一般に40℃〜43℃)を設定する湯張り温度設定手段と、通常給湯温度(35℃〜80℃)を設定する通常温度設定手段とを別個に設け、湯張りが指示されたときには、給湯装置の目標給湯温度を湯張り温度設定手段により設定された湯張り温度に変更し、湯張りが終了すると、該目標給湯温度を通常温度設定手段により設定された通常給湯温度に戻すようにして使い勝手を向上させることが考えられる。
【0009】
しかし、本願発明者らは、このように、湯張りの終了時に目標給湯温度が通常給湯温度に戻ったときに、該通常給湯温度の設定が高温に設定されており、使用者が通常給湯温度が高温に設定されていることを認識していなかったときには、以下の不都合が生じ得ることを知見した。
【0010】
即ち、湯張りが終了して止水弁が閉弁され、使用者が浴槽手動給湯栓を閉じてから解除スイッチを操作して止水弁を開弁した後、最初に、例えば台所に設置された台所手動給湯栓を開けて食器を洗おうとした場合、開けてからしばらくは給湯器から該台所手動給湯栓までの給湯路に溜まっていた、40〜43℃の湯張り給湯温度の湯が給湯される。ところが、溜まっていた湯が給湯された後は、通常給湯温度に加熱された高温の湯が給湯される。
【0011】
そのため、ある時点で台所手動給湯栓からの湯が急に熱くなり、使用者に不快感を与えてしまうという不都合があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記不都合を解消し、湯の使用中に、湯の温度が急に高温になることのない給湯装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の実施の態様は、上記目的を達成するため、給湯路を流れる水の流量を検出する流量センサと、該給湯路を流れる水を加熱する加熱手段と、該給湯路を開閉する止水弁と、前記流量センサで検出された水の流量の累積値を算出する給水量累積手段と、湯張りを指示する湯張りスイッチと、湯張り終了後に前記止水弁の開弁を指示する解除スイッチと、湯張り時の目標給湯温度である湯張り温度を設定する湯張り温度設定手段と、湯張り以外の給湯時の目標給湯温度である通常給湯温度を設定する通常温度設定手段と、前記湯張り温度設定手段により設定された湯張り温度、或いは前記通常温度設定手段により設定された通常給湯温度に応じて前記加熱手段の加熱量を調節する加熱制御手段と、使用者が前記湯張りスイッチを操作して、浴槽への給湯を行う浴槽手動給湯栓を開けたときに、前記給水量累積手段により算出された累積水量が所定の目標水量に達するまで、前記湯張り温度での給湯動作を継続し、該目標水量に達したときに前記止水弁により前記給湯路を閉じる湯張り動作を行う湯張り制御手段とを備えた給湯装置において、前記解除スイッチが操作されたときに、前記流量センサにより流水の停止が検出され、その後、前記流量センサにより最初に流水が検出されたときに、前記通常給湯温度が45℃から63℃の範囲で設定された所定温度を超えていたときには、その後所定時間、目標給湯温度を該所定温度とする給湯温度変更手段を設けたことを特徴とする。
【0014】
かかる本発明によれば、前記給湯温度変更手段は、湯張り終了後、前記止水弁を開弁したときに、前記流量センサにより流水の停止が検出されたとき、即ち使用者が浴槽手動給湯栓を既に閉めていたときには、その後、最初に前記流量センサにより流水が検出されたとき、即ち使用者が台所手動給湯栓等を開けたときに、前記通常給湯温度が前記所定温度以上であったときには、その後所定時間、給湯目標温度を該所定温度とする。
【0015】
そのため、この場合、使用者が台所手動給湯栓等を開けたときに、給湯路に溜まっていた、通常の湯の使用に適した温度である前記湯張り温度の湯が供給された後に、前記所定温度に加熱された湯が供給され、前記通常給湯温度が該所定温度を超える高温に設定されていても、前記所定時間の間は該高温での給湯がなされることはない。
【0016】
そして前記所定温度は、通常の適温(40〜43℃)よりも高い温度に設定されているため、湯に触れたときの熱さにより使用者に前記通常給湯温度が高温に設定されていることを認識させることができる。
【0017】
また、本発明の第2の実施の態様は、給湯路を流れる水の流量を検出する流量センサと、該給湯路を流れる水を加熱する加熱手段と、該給湯路を開閉する止水弁と、前記流量センサで検出された水の流量の累積値を算出する給水量累積手段と、湯張りを指示する湯張りスイッチと、湯張り終了後に前記止水弁の開弁を指示する解除スイッチと、湯張り時の目標給湯温度である湯張り温度を設定する湯張り温度設定手段と、湯張り以外の給湯時の目標給湯温度である通常給湯温度を設定する通常温度設定手段と、前記湯張り温度設定手段により設定された湯張り温度、或いは前記通常温度設定手段により設定された通常給湯温度に応じて前記加熱手段の加熱量を調節する加熱制御手段と、使用者が前記湯張りスイッチを操作して、浴槽への給湯を行う浴槽手動給湯栓を開けたときに、前記給水量累積手段により算出された累積水量が所定の目標水量に達するまで、前記湯張り温度での給湯動作を継続し、該目標水量に達したときに前記止水弁により前記給湯路を閉じる湯張り動作を行う湯張り制御手段とを備えた給湯装置において、前記解除スイッチが操作されたときに、前記流量センサにより流水の停止が検出され、その後、前記流量センサにより最初に流水が検出されたときに、前記通常給湯温度が45℃から63℃の範囲で設定された所定温度を超えていたときには、この最初に前記流量センサにより流水が検出されたときからの前記給水量累積手段による累積値が、所定水量以上となるまで、給湯目標温度を前記所定温度とする給湯温度変更手段を設けたことを特徴とする。
【0018】
かかる本発明によれば、前記給湯温度変更手段は、湯張り終了後、前記止水弁を開弁したときに、前記流量センサにより流水の停止が検出されたとき、即ち使用者が浴槽手動給湯栓を既に閉めていたときには、その後、最初に前記流量センサにより流水が検出されたとき、即ち使用者が台所手動給湯栓等の給湯栓を開けたときに、前記通常給湯温度が前記所定温度以上であったときには、この最初に前記流量センサにより流水が検出されたときからの前記給水量累積手段による累積値が、所定水量以上となるまで所定時間、給湯目標温度を該所定温度とする。
【0019】
そのため、この場合、使用者が台所手動給湯栓等を開けたときに、給湯路に溜まっていた、通常の湯の使用に適した温度である前記湯張り温度の湯が供給された後に、前記所定温度に加熱された湯が供給され、前記通常給湯温度が該所定温度を超える高温に設定されていても、前記給水量累積手段による累積値が前記所定水量になるまでは該高温での給湯がなされることはない。
【0020】
また、前記所定温度は、通常の適温(40〜43℃)よりも高い温度に設定されているため、湯に触れたときの熱さにより使用者に前記通常給湯温度が高温に設定されていることを認識させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1、図2を参照して説明する。図1は本実施形態における給湯装置の構成図、図2は図1に示した給湯装置の動作を示すフローチャートである。
【0022】
図1を参照して、本発明の給湯装置は、給湯器1と、給湯器1の動作を制御する給湯制御手段2と、給湯制御手段2に給湯動作の指示を与える操作手段であるリモコン3とからなる。給湯器1は、燃焼室4と、燃焼室4内に備えられた加熱手段であるバーナ5と、バーナ5によって給湯路6中の水を加熱する熱交換器7と、バーナ5の点火を行うイグナイタ8と、バーナ5の燃焼状態を検出するフレームロッド9とからなる。燃焼室4の下方にはバーナ5に燃焼用空気を供給する送風ファン10が設けられ、バーナ5には元電磁弁11とガス比例弁12とを介してガス供給管13から燃料ガスが供給される。
【0023】
給湯路6には台所に設置された台所手動給湯栓14と浴槽15に給湯するための浴槽手動給湯栓16とが連通接続されている。また、給湯路6には給湯器1に供給される水の流量を検出する流量センサ17と、給湯器1への給水流量の調節と給水の停止を行う止水弁付水量サーボ18と、給湯器1からの出湯温度を検出する温度センサ19とが設けられている。
【0024】
操作手段であるリモコン3は、有線または無線により給湯制御手段2との間で給湯制御信号の送受信を行う。リモコン3には、給湯装置の運転開始と運転停止とを指示する運転スイッチ20と、湯張り以外の希望給湯温度(通常給湯温度)を設定する通常温度設定手段である給湯温度設定スイッチ21と、湯張り(定量止水)の開始と停止を指示する湯張りスイッチ22と、該湯張りにおける希望給湯量を設定する湯量設定スイッチ23と、該湯張りにおける希望湯温(湯張り温度)を設定する湯張り温度設定手段である風呂温度設定スイッチ24と、設定湯量や設定温度、湯張り状況等を表示する表示手段25と、使用者に湯張りの終了等を知らせるブザー26とが備えられている。
【0025】
尚、給湯温度設定スイッチ21により設定される通常給湯温度、湯量設定スイッチ23により設定される希望給湯量、及び風呂温度設定スイッチ24により設定される湯張り温度は、記憶手段(図示しない)に夫々保持される。
【0026】
また、湯張りスイッチ22は、止水弁付き水量サーボ18の開弁動作を指示する解除スイッチの機能を兼ね備える。即ち、湯張りが終了して止水弁付き水量サーボ18が閉弁した状態にあるときに、使用者が湯張りスイッチ22を操作すると、止水弁付き水量サーボ18が開弁動作される。
【0027】
給湯制御手段2は、給水量累積手段27と、湯張り制御手段28と、加熱制御手段29と、給湯温度変更手段30とを備え、リモコン3から送信される給湯制御信号に応じて、給湯路6への給水流量を止水弁付水量サーボ18により調節し、また、元電磁弁11、ガス比例弁12、送風ファン10によりバーナ5の燃焼量を調節する。
【0028】
本給湯装置では、使用者が運転スイッチ20を操作すると、給湯装置全体が運転を開始し、止水弁付水量サーボ18が開弁状態となる。この状態で、使用者が台所手動給湯栓14か浴槽手動給湯栓16を開けると、給湯路への給水が開始され、流量センサ17が所定値以上の給水流量を検知すると、給湯制御手段2は、給湯温度設定スイッチ21により設定された通常給湯温度に応じて、加熱制御手段29によりガス比例弁12の開度と送風ファン10の回転速度を調節してバーナ5の燃焼を開始し、熱交換器7中の水を加熱する。これにより、台所手動給湯栓14や浴槽手動給湯栓16に、給湯温度設定スイッチ21により設定された温度の湯が供給される。
【0029】
次に、本実施形態における給湯装置の動作を、図2のフローチャートに従って説明する。使用者が運転スイッチ20を操作して給湯装置が動作を開始した後、湯張りスイッチ22が操作されると、STEP1で湯張り制御手段28による湯張り動作が開始され、STEP2で風呂温度設定スイッチ24により設定された湯張り温度が給湯器1から給湯される湯温の目標値である目標給湯温度に設定される。そして使用者が浴槽手動給湯栓16を開けると、給湯路6への給水が開始され、流量センサ17による給水流量の検出値が所定値以上となったときにバーナ5が点火されて風呂温度設定スイッチ24による湯張り温度の湯が給湯されるように、加熱制御手段29によるバーナ5の燃焼量の制御が行われる。
【0030】
STEP3は浴槽15への湯張り量の確認ループであり、給水量累積手段27による流量センサ17の検出流量の累積値が、湯量設定スイッチ23による設定湯張り量に達したか否かの確認を行う。そして給水量累積手段27による累積値が、該設定湯張り量に達するとループを抜けてSTEP4に進む。STEP4では、止水弁付水量サーボ18が閉弁動作される。これにより、給湯路6への給水が停止し、浴槽手動給湯栓16から浴槽15への給湯が停止して湯張りが終了する。
【0031】
止水弁付水量サーボ18が閉弁状態にあると、浴槽手動給湯栓16だけでなく、台所手動給湯栓14への給湯も不能となる。そしてこの給湯不能状態の解除は、STEP5で使用者が湯張りスイッチ22を操作して止水弁付水量サーボ18の開弁指示をすることで行われる。STEP5で湯張りスイッチ22が操作されるとSTEP6で止水弁付水量サーボ18が開弁動作され、給湯路6への給水が可能となる。
【0032】
STEP7で、流量センサ17により、給湯路6の流水の停止が検知されたときは、使用者が浴槽手動給湯栓16を閉めたと判断してSTEP8に進む。一方、STEP7で流水センサ17により、給湯路6の流水の停止が検知されなかったときには、使用者が浴槽手動給湯栓16を閉め忘れていると判断してSTEP20に分岐し、止水弁付き水量サーボ18を再び閉弁する等の閉め忘れ処理を行う。
【0033】
STEP8〜STEP13は、給湯温度変更手段30による給湯器1の目標給湯温度の変更処理である。給湯温度変更手段30は、STEP8で流量センサ17により、給湯路6の流水が検出されたとき、即ち、湯張り終了後、最初に使用者が台所手動給湯栓14を開けたときには、STEP9で5秒タイマをスタートさせる。
【0034】
続くSTEP10で、給湯温度変更手段30は、給湯温度設定スイッチ21により設定された通常給湯温度が、本発明の所定温度である58℃以上であったときは、STEP11に進んで給湯器1の目標給湯温度を58℃(高温設定報知温度)に変更する。そして、給湯器1の目標給湯温度は、STEP12で流量センサ17により給湯路6の流水の停止が検出されるまで、或いはSTEP13で前記5秒タイマがタイムアップするまでは、58℃に保たれる。
【0035】
そのため、湯張り終了後、最初に使用者が台所手動給湯栓14を開けたときには、給湯路6に溜まっていた前記湯張り温度の湯が給湯された後、5秒間は58℃の湯が台所手動給湯栓14に給湯される。
【0036】
そして、58℃という温度は、通常の湯張り温度(40〜43℃)よりも高いため、湯に触れたときの熱さにより、使用者に前記通常温度が高温に設定されていることを認識させることができる。
【0037】
次に、本発明の第2の実施の形態を図3を参照して説明する。本第2の実施の形態における給湯装置の構成は、上記第1の実施の形態と同様であり、給湯制御手段2に備えた給湯温度変更手段30の動作のみが異なる。
【0038】
図3を参照して、本第2の実施の形態の給湯温度変更手段30は、上記第1の実施の形態と同様、STEP8で流量センサ17により、給湯路6の流水が検出されてとき、即ち、湯張り制御手段28による湯張り終了後、使用者が最初に台所手動給湯栓14を開けたときに動作を開始する。
【0039】
給湯温度変更手段30は、STEP39で、給水量累積手段27による給水量の累積を開始し、STEP40で前記通常給湯温度の設定が58℃(本発明の所定温度)以上であったときは、STEP41に進んで給湯器1の目標給湯温度を58℃に変更する。
【0040】
そのため、給湯器1の目標給湯温度は、STEP42で流量センサ17により給湯路6の流水の停止が検出されるまで、或いはSTEP43で給水量累積手段27による累積値が所定水量以上となるまでは、58℃に保たれる。
【0041】
そして、58℃という温度は、通常の湯張り温度(40〜43℃)よりも高いため、湯に触れたときの熱さにより、使用者に前記通常温度が高温に設定されていることを認識させることができる。
【0042】
尚、前記58℃という所定温度は厳密なものではなく、通常の湯張り温度(40〜43℃)よりも高い45℃〜63℃の範囲で設定すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2の実施形態の給湯装置の構成図。
【図2】図1に示した給湯装置の動作を示すフローチャート。
【図3】図1に示した給湯装置の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…給湯器、2…給湯制御手段、3…リモコン、4…燃焼室、5…バーナ、6…給湯路、7…熱交換器、8…イグナイタ、9…フレームロット、10…送風ファン、11…元電磁弁、12…ガス比例弁、13…ガス供給管、14…台所手動給湯栓、15…浴槽、16…浴槽手動給湯栓、17…流量センサ、18…止水弁付水量サーボ、19…温度センサ、20…運転スイッチ、21…給湯温度設定スイッチ、22…湯張りスイッチ、23…湯量設定スイッチ、24…風呂温度設定スイッチ、25…表示手段、26…ブザー、27…給水量累積手段、28…湯張り制御手段、29…加熱制御手段、30…給湯温度変更手段

Claims (2)

  1. 給湯路を流れる水の流量を検出する流量センサと、該給湯路を流れる水を加熱する加熱手段と、該給湯路を開閉する止水弁と、前記流量センサで検出された水の流量の累積値を算出する給水量累積手段と、
    湯張りを指示する湯張りスイッチと、湯張り終了後に前記止水弁の開弁を指示する解除スイッチと、湯張り時の目標給湯温度である湯張り温度を設定する湯張り温度設定手段と、湯張り以外の給湯時の目標給湯温度である通常給湯温度を設定する通常温度設定手段と、
    前記湯張り温度設定手段により設定された湯張り温度、或いは前記通常温度設定手段により設定された通常給湯温度に応じて前記加熱手段の加熱量を調節する加熱制御手段と、
    使用者が前記湯張りスイッチを操作して、浴槽への給湯を行う浴槽手動給湯栓を開けたときに、前記給水量累積手段により算出された累積水量が所定の目標水量に達するまで、前記湯張り温度での給湯動作を継続し、該目標水量に達したときに前記止水弁により前記給湯路を閉じる湯張り動作を行う湯張り制御手段とを備えた給湯装置において、
    前記解除スイッチが操作されたときに、前記流量センサにより流水の停止が検出され、その後、前記流量センサにより最初に流水が検出されたときに、前記通常給湯温度が45℃から63℃の範囲で設定された所定温度を超えていたときには、その後所定時間、目標給湯温度を該所定温度とする給湯温度変更手段を設けたことを特徴とする給湯装置。
  2. 給湯路を流れる水の流量を検出する流量センサと、該給湯路を流れる水を加熱する加熱手段と、該給湯路を開閉する止水弁と、前記流量センサで検出された水の流量の累積値を算出する給水量累積手段と、
    湯張りを指示する湯張りスイッチと、湯張り終了後に前記止水弁の開弁を指示する解除スイッチと、湯張り時の目標給湯温度である湯張り温度を設定する湯張り温度設定手段と、湯張り以外の給湯時の目標給湯温度である通常給湯温度を設定する通常温度設定手段と、
    前記湯張り温度設定手段により設定された湯張り温度、或いは前記通常温度設定手段により設定された通常給湯温度に応じて前記加熱手段の加熱量を調節する加熱制御手段と、
    使用者が前記湯張りスイッチを操作して、浴槽への給湯を行う浴槽手動給湯栓を開けたときに、前記給水量累積手段により算出された累積水量が所定の目標水量に達するまで、前記湯張り温度での給湯動作を継続し、該目標水量に達したときに前記止水弁により前記給湯路を閉じる湯張り動作を行う湯張り制御手段とを備えた給湯装置において、
    前記解除スイッチが操作されたときに、前記流量センサにより流水の停止が検出され、その後、前記流量センサにより最初に流水が検出されたときに、前記通常給湯温度が45℃から63℃の範囲で設定された所定温度を超えていたときには、この最初に前記流量センサにより流水が検出されたときからの前記給水量累積手段による累積値が、所定水量以上となるまで、給湯目標温度を前記所定温度とする給湯温度変更手段を設けたことを特徴とする給湯装置。
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