JP3739342B2 - 配管用吊りバンド - Google Patents

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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/10Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水道管、ガス管、冷・暖房管などの各種配管を天井などから吊り下げるのに利用される配管用吊りバンドに関する。
【0002】
【従来技術】
従来広く利用されている一般的な配管用吊りバンドを図11に示す。
【0003】
図11に示すものは、配管8を天井から吊り下げて支持するタイプの配管支持具である。このタイプでは、天井に固定されたアンカーから垂下された吊りボルト1に、ナット2によって高さ調整され、ターンバックル3が取り付けられており、この吊り下げ固定されたターンバックル3の脚部3A・3Bに、配管を抱持したバンドが固定される。即ち、ヒンジ機構4によって開閉自在に構成されている左・右に分離されたバンドの両端部をボルト6・ナット7により固定することで、配管8が支持される。実際の作業は、先ず、吊りボルト1が天井のアンカーに取り付けられ、次いで、このアンカーに、配管が配管支持具を利用して取り付けられる。
【0004】
配管の取付に際しては、ナット7を緩めてボルト6から取り外し、一方の吊りバンド5Bをヒンジ機構4により一点鎖線で示すように開放させた後、配管8が、他方の吊りバンド5Aの内側に配設され、その後、外したバンド5Bを復帰させ、このバンド5Bの端部を、他方のバンド5Aの端部に、ボルト6・ナット7で締め付け固定する作業が行われる。
【0005】
配管8を抱持する際は、バンド5Bは既にボルト6・ナット7から開放された、仮想線で示す状態にあるので、配管8を吊りバンド5A側に抱持させつつ、仮想線で示す状態から実線で示す状態まで回動させて、吊りバンド5Bの端部の円孔をボルト6の先端に挿入させて、次いでナット7をボルト6の先端に取り付けて締め付けを行うことになる。
【0006】
一方、配管の位置が天井から近接している場合には、図11に示したようなターンバックル3を持つタイプの配管支持具を利用することができない。即ち、天井の下と配管との間の僅かな間隙の中で、ボルト6とナット7との締め付け作業を行うには非常な困難性がある。
【0007】
上記を解決するための技術として、半割環状の吊りバンド5A・5Bの一方の側部中央に吊りボルト1への取付部を設ける構成の配管支持具が、第3058296号登録実用新案公報、特開平10−238660号、同11−182743号、特表2000−513084号公報等に記載されている。
【0008】
上記した第3058296号登録実用新案公報に示されている配管支持具を図12に示す。この配管支持具は、半割環状の吊りバンド5Aと5Bとをヒンジ機構4で一体的に連結し、一方の吊りバンド5Aの側部中央に吊りボルト1への取付部を設けているので、図11に示したようなターンバックルを介さず、直接的に天井に固定されているアンカー(植え込みナットなど)に取り付けることができる構造である。
【0009】
上記の第3058296号登録実用新案公報に示されている配管支持具では、吊りバンド5Aと5Bの締め付けが、配管8の横手で行われるので、配管8の横手方向に作業者の手を入れるだけの広さがあるものの、ボルト6とナット7との締め付け作業が困難である。即ち、ボルト6とナット7とが、吊りバンド5A・5Bと分離独立した要素であるので、配管を抱持させようとナット7を外してしまうと、作業時の揺れなどでしばしばボルト6が脱落することがある。また、作業者が外したナット7を落としてしまうこともある。
【0010】
本発明は、上記に鑑みて成されたものであり、天井に近い配管位置であっても、簡単な作業で配管ができる配管用吊りバンドを提供することを第1の目的とする。本発明の第2の目的は、バンドの締め付け機構としてのボルト・ナットが脱落することのない配管用吊りバンドを提供することにある。
【0011】
本発明者は、かかる目的を解決するための配管用吊りバンドについて研究を続けたところ、バンドの締め付け機構が下方に突出していると、配管部位において下方に空間的余裕が少ない場合等に該突出部分が邪魔になったり、或いは作業時に該突出部分に頭をぶつけたりする等の危険を伴う場合のあることが判明した。特に、天井が低い場合や配管位置が低い場合等に、配管の下方で作業を行ったり或いは配管下を通る際に頭や肩等が接触する恐れがあることが判明した。
【0012】
そこで本発明者は、前述の第3058296号登録実用新案公報に示されるように、バンドの締め付け機構を下方から側部中央に位置させることにより、下方に突出しない構成(図12参照)とすることを考えた。しかし、この場合、他の配管や配線と並設させる必要があるときにこの突出部分が邪魔になったり、或いは配管が壁に接するような箇所に配設する必要があるときに突出部分が邪魔になるといった問題のあることが判明した。
【0013】
本発明の第3の目的は、配管の側方や下方に空間的余裕が少ない施工現場であっても配管可能であり、且つ作業時の安全性も考慮された配管用吊りバンドを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記課題は下記構成によって達成される。
【0015】
1.天井スラブ等に固定されているアンカーに、吊りボルトを介在させて間接的に、又は吊りボルトを介在させることなく直接的に、バンド取付部が固着される配管用吊りバンドにおいて、
バンドが弾性を有する材料によって形成されており、
バンドの下半部に、バンドの両端を折り曲げて形成した折曲部が設けられており、
この折曲部の夫々に透孔が設けられており、
この透孔に、バンドの締め付け機構が設けられており、
このバンドの締め付け機構を作用させないときは、前記取付部を基準に、バンドが開放されたり、閉鎖されたりすることができる構成であることを特徴とする配管用吊りバンドであって、前記バンドの折曲部及び締め付け機構が、前記環状の下端部と左側端部との中間又は右側端部との中間に設けられており、且つ前記環状の下端部に接する水平線と環状の左側端部又は右側端部に接する垂直線とバンドの環状部とによって形成される空間部の内側に設けられていることを特徴とする配管用吊りバンド
【0016】
2.取付部が、バンドの略中央部を上方に突出させた突出部によって形成されており、
この突出部から成る取付部に、アンカーに螺合させるボルトを挿通するための透孔が設けてあることを特徴とする上記1に記載の配管用吊りバンド。
【0017】
3.バンドが、左・右に分離された2部材から形成されており、
取付部が、左・右に分離されたバンドの上端を折り曲げた折曲部によって形成されており、
この折曲部から成る取付部の各々に、アンカーから垂下された吊りボルトに螺合されターンバックルに固着させるボルトを挿通するための透孔が設けてあることを特徴とする上記1に記載の配管用吊りバンド。
【0023】
4.バンドの締め付け機構が、ボルトとナットから成ることを特徴とする上記1〜のいずれかに記載の配管用吊りバンド。
【0024】
5.ボルトがバンドの折曲部から脱落するのを防止する機構を備えていることを特徴とする上記に記載の配管用吊りバンド。
【0025】
6.ナットがバンドの折曲部から脱落するのを防止する機構を備えていることを特徴とする上記に記載の配管用吊りバンド。
【0026】
7.バンドの一方の折曲部にナットを緩やかなカシメ止め・鍔部等により回動自在に固定すると共に、他方の折曲部にボルトをボルト固定手段により固いカシメ止め・溶接・接着等により回動不能に固定したことを特徴とする上記に記載の配管用吊りバンド。
【0027】
8.バンドの一方の折曲部にナットを固いカシメ止め・溶接・接着等により固定すると共に、他方の折曲部にボルトをボルト固定手段により回動自在に固定したことを特徴とする上記に記載の配管用吊りバンド。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の詳細について添付図面に基き説明する。
【0029】
先ず、図1〜図4に示す第1参考例について説明する。
【0030】
この第1参考例は、ステンレス等の薄板状金属や軟質合成樹脂のような弾性を有する材料によって帯状のバンド10を環状に形成し、バンド10の頂部に、天井に設けられたアンカー21に螺合するためのボルトを挿入するための透孔11を有する取付部12を用意する。そして、バンド10の開放端部に折曲部13・13を設けて夫々にボルト14を挿入するための透孔を設け、ボルト14、ナット15を配設する構成である。このボルト14とナット15とがバンド10の締め付け機構を成すものであり、この締め付け機構と折曲部13は環状バンド10の下端部に設けられている。
【0031】
バンド10は、好ましくはSUS430などのステンレス鋼を利用して形成する。バンド10は、全体として弾性を有するが、配管20を取り込む際には、大きく開かなければならないので、取付部12の端部の屈曲部が曲げ支点S1・S2となる。
【0032】
実際の配管に際しては、図2に示すように、先ず、取付部12の中央に用意されている透孔11にボルト20を挿入して、このボルト20を天井に取り付けられているアンカー21に螺合する。尚、取付部12を天井側に固定する手段は、図示の如きアンカー・ボルトによる構成に限定されない。
【0033】
配管22を支持するには、先ず、ナット15を緩めてボルト14から取り外し、バンド10の下端部を開放する。次いで、バンド10の下端部を大きく開き(図2−A参照)、この大きく開いた開放部から配管22をバンド10の内部空間に押し込み、バンドの弾性を利用してバンド10を環状になるように復帰させ、ボルト14・ナット15の締め付けを行う(図2−B参照)。
【0034】
上述したように、図11及び図12に示される従来タイプの配管用バンドでは、ボルト14・ナット15がバンド10と分離独立した要素となっているので、ナット15をボルト14から外してしまうと、ボルト14もバンド10の端部の折曲部13の透孔から脱落することがある。従ってこのような構成では、ナット15をボルト14から外し、バンド10を開放させて配管22を配設し、再びナット15をボルト14に係合して締め付ける作業をボルト・ナットが脱落しないように配慮して行う構成が望まれる。
【0035】
そこで本発明では、上記した使い勝手の悪さを解消するために、バンドの締め付け機構に関連して、ボルト及び/又はナットの脱落防止機構が採用されている。
【0036】
脱落防止機構の例としては、ボルトのみを脱落防止とした構成(請求項)、ナットのみを脱落防止とした構成(請求項)、ボルトとナットを共に脱落防止とした構成であって且つナットを揺るやかなカシメ止め・鍔部等により回動自在に固定すると共にボルトをボルト固定手段により固いカシメ止め・溶接・接着等により回動不能に固定した構成(請求項)、ボルトとナットを共に脱落防止とした構成であって且つナットを固いカシメ止め・溶接・接着等により固定すると共にボルトをボルト固定手段により回動自在に固定した構成(請求項)などが挙げられる。
【0037】
図3は、ボルトを脱落防止機構とした5つの例を示す。即ち、図3は、ボルト14をバンド10の一方の折曲部13に固定し、ナット15を外しても脱落しないようにした構成である。具体的に説明すると、ボルト14の頭部をバンド10の折曲部13にカシメ止めする態様(図3−A参照、この態様は、ボルト14が空回りしないよう強くカシメ止めする態様を含む。)、バンド10の折曲部13をボルト14の頭部とボルト14に係合するクリップなどの止め具により鋏込んでナット15を外したボルト14が脱落しないようにする態様(図3−B参照)、ボルト14をバンドの折曲部に溶接又は接着する態様(図3−C参照)、ボルト14の頭部の方をバンド10の折曲部13に溶接又は接着する態様(図3R>3−D参照)、本来のナット15とは別に薄い肉厚のナットでボルト14を固定する態様(図3−E参照)、などが挙げられる。これらの態様のうち、図3−Aに示すカシメ止めによる固定、図3−Bに示すクリップなどの止め具による固定、及び図3−Eに示す薄ナットによる固定の2態様の場合、固く固定すれば回動不能となり、緩やかな固定とすれば回動自在となるので、請求項及び請求項のいずれにも対応することができる。
【0038】
図4は、ナットを脱落防止機構とした2つの例を示す。図4−Aはナット15を折曲部13に緩やかなカシメ止めとして回動自在に固定する態様であり、図4−Bはナット15を折曲部13に固いカシメ止めとして回動不能に固定する態様である。ナット15の固定はカシメ止めに限らず、前述したように鍔部を設けたり、溶接・接着してもよいし、或いはその他の公知の手段を採用してもよい。
【0039】
以上説明した本発明に係る配管用吊りバンドの第1参考例では、弾性を有する材料によって一枚の帯状の部材を環状に形成してバンド10と成し、頂部にボルトなどを挿入するための透孔11を有する取付部12を用意した構成を有しているが、本発明はこれに限らず、上記取付部12に替え、天井等のアンカーから垂設された吊りボルトに取り付けられたターンバックルに、ボルト・ナットにより吊り下げ固定するような取付機構を採ることもできる。この態様の場合、弾性材料によって、左・右一対の帯状のバンド10を環状に形成し、左・右一対のバンドの上端を折り曲げると共に透孔を設けてターンバックルの脚部への取付部と成し、夫々のバンドの下端部に折曲部13・13を形成した構成となる。ターンバックル及びバンド10の取付部については、後述する図10に示すターンバックル24及びバンド10の取付部17と同様である。
【0040】
次に、第2参考例について図5に基き説明する。
【0041】
図5に示す第2参考例は、上記説明した第1参考例では環状バンド10の下端部に設けられていた締め付け機構を、環状のバンド10の左側端部に設けるものである。尚、この第2参考例の場合、締め付け機構の位置は図5に示すバンド10の左側端部に限らず、右側端部であってもよい。配管位置や並設する他の配管・配線類の状況等に応じて適宜決めることができる。
【0042】
この第2参考例においても前記第1参考例と同様の脱落防止機構(請求項、図3及び4)を採用することができる。更に取付部12についても前記第1参考例と同様に後述する図10に示すターンバックル24及び取付部17を構成することができる。
【0043】
次に、請求項1に示す第実施例について図6〜図9に基き説明する。
【0044】
図6は本発明に係る配管用吊りバンドの第実施例を示す5面図(正面・左右側面・平面・底面の各図)、図7はバンドの締め付け機構を示す拡大断面図、図8は配管の取付状態を示す正面図(一部分は断面図)、図9は施工完成状態を示す正面図(一部分は断面図)である。
【0045】
この第実施例は、ボルト14とナット15とからなる締め付け機構は折曲部13からの脱落防止構成を有している。即ち、図7に示すように、ボルト14に取り付けたボルト脱落防止用クリップ16と、ナット15をカシメ止めした構成を採用している。尚、この第1実施例においても前述した第1参考例及び第2参考例と同様の構成、即ち、通常のボルト・ナットによる締め付け、脱落防止機構(請求項、図3及び4)を備えた締め付け部を採用することができる。
【0046】
図6に示すように、この第実施例の特徴は、折曲部13及び締め付け機構(ボルト14とナット15とから成る。)が、環状のバンド10の下端部と左側端部(又は右側端部)との中間に設けられており、且つ前記環状のバンド10の下端部に接する水平線Xと環状のバンド10の左側端部に接する垂直線Y(又は右側端部に接する垂直線Y’)とバンド10の環状部とによって形成される空間部の内側に設けられていることである。
【0047】
具体的な位置としては、取付部12の中央を0°・360°としたとき、90°〜180°(又は180°〜270°)の範囲内であって且つバンド10の外周から突出する折曲部13及びボルト14・ナット15の大きさが水平線Xと垂直線Y(又は垂直線Y’)の内側に納まる位置に前記折曲部13及びボルト14・ナット15が設けられるものである。特に、好ましい位置としては、135°の位置(又は225°の位置)である。
【0048】
以上のように折曲部13及び締め付け機構(ボルト14とナット15とから成る。)を、バンド10の下端部に接する水平線Xと環状の左側端部に接する垂直線Y(又は右側端部に接する垂直線Y’)とバンド10の環状部とによって形成される空間部の内側に設けた構成によって、バンド10の側方や下方への突出部分が無くなるので、配管部位において側方や下方に空間的余裕が少ない場合であっても配管可能であり、しかも配管下方や側方での作業時に突出部分に頭や肩をぶつけたりする等の事故も防止できる。
【0049】
実際の配管に際しては、図8に示すように、先ず、取付部12の中央に用意されている透孔11にボルト20を挿入して、このボルト20を天井に取り付けられているアンカー21に結合する。尚、取付部12を天井側に固定する手段は、図示の如きアンカー・ボルトによる構成に限定されない。
【0050】
配管22を取り付けるには、先ず、ボルト14を緩めてナット15から取り外し、バンド10の端部を開放する。次いで、バンド10の端部を大きく開く(図8参照)。このときバンド10は全体として弾性を有するが、配管20を取り込む際には、大きく開かなければならないので、取付部12の端部の屈曲部が曲げ支点S1・S2となると共にバンド10全体が撓みながら拡開することになる。そして、この大きく開かれた開放部から配管22をバンド10の内部空間に押し込み、バンドの弾性を利用してバンド10を環状になるように復帰させ、ボルト14・ナット15の締め付けを行うことで図9に示す施工完成状態となる。
【0051】
以上説明した本発明に係る配管用吊りバンドの第実施例では、弾性材料によって、一枚の帯状の部材を環状にしてバンド10を形成し、頂部にボルトなどを挿入するための透孔11を有する取付部12を用意した構成を有しているが、本発明はこれに限らず、図10に示すように、取付部12に替え、天井のアンカーから垂設された吊りボルト23に取り付けられたターンバックル24に、ボルト25・ナット26により吊り下げ固定するような取付構成を採ることもできる。この態様の場合、弾性材料によって、左・右一対の帯状のバンド10・10を環状に形成し、左・右のバンド10・10の上端を折り曲げると共に透孔を設けてターンバックル24の脚部への取付部17・17と成し、夫々のバンド10・10の左又は右斜め下に位置する端部に折曲部13・13を形成した構成となる。
【0052】
【発明の効果】
本発明に係る第1及び第2参考例の配管用吊りバンドによれば、天井に近接した配管位置であっても、簡単な作業で配管を行うことができ、ナットを外してもボルトが脱落することがないので使い勝手がよく、また、弾性材料によって、帯状のバンドを環状に成形して、端部に折曲部を、中央部に取付部を設けるだけでよいので、二つのバンドをヒンジ機構などで連結する構造(図11、図12参照)と比較し、製造が簡単であり、安価に製造できるメリットがある。
【0053】
本発明の第実施例によれば、折曲部及び締め付け機構を、バンドの下端部に接する水平線と環状の左側端部又は右側端部に接する垂直線より内側に設けた構成としたので、バンドの側方や下方への突出部分が無くなり、配管部位において側方や下方に空間的余裕が少ない場合であっても配管可能であり、しかも配管下方や側方での作業時に突出部分に頭や肩などをぶつけたりする等の事故も防止できる。従って、配管の側方や下方に空間的余裕が少ない場合であっても配管可能であり、且つ作業時の安全性も考慮された配管用吊りバンドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配管用吊りバンドの第1参考例を示す5面図(正面・左右側面・平面・底面の各図)
【図2】上記第1参考例の使用状態を示す一部断面図
【図3】ボルトの脱落防止機構の5つの例を示す部分正面図
【図4】ナットの脱落防止機構の2つの例を示す要部断面図
【図5】本発明に係る配管用吊りバンドの第2参考例を示す正面図
【図6】本発明に係る配管用吊りバンドの第実施例を示す5面図面図(正面・左右側面・平面・底面の各図)
【図7】上記第実施例に示される配管吊りバンドによるバンドの締め付け機構を示す拡大断面図
【図8】上記第実施例に示される配管吊りバンドによる配管の使用状態を示す正面図(一部分は断面図)
【図9】上記第実施例に示される配管吊りバンドによる配管支持状態(施工完成)を示す正面図(一部分は断面図)
【図10】本発明に係る配管用吊りバンドの第実施例の他の態様の使用状態(施工完成)を示す正面図(一部分は断面図)
【図11】従来製品の1例を示す正面図
【図12】従来製品の他例を示す正面図(一部分は断面図)
【符号の説明】
10 バンド
11 透孔
12 取付部
13 折曲部
14 ボルト
15 ナット
16 ボルト脱落防止用クリップ
17 取付部
20 ボルト
21 アンカー
22 配管
23 吊りボルト
24 ターンバックル
25 ボルト
26 ナット

Claims (8)

  1. 天井スラブ等に固定されているアンカーに、吊りボルトを介在させて間接的に、又は吊りボルトを介在させることなく直接的に、バンド取付部が固着される配管用吊りバンドにおいて、
    バンドが弾性を有する材料によって形成されており、
    バンドの下半部に、バンドの両端を折り曲げて形成した折曲部が設けられており、
    この折曲部の夫々に透孔が設けられており、
    この透孔に、バンドの締め付け機構が設けられており、
    このバンドの締め付け機構を作用させないときは、前記取付部を基準に、バンドが開放されたり、閉鎖されたりすることができる構成であることを特徴とする配管用吊りバンドであって、前記バンドの折曲部及び締め付け機構が、前記環状の下端部と左側端部との中間又は右側端部との中間に設けられており、且つ前記環状の下端部に接する水平線と環状の左側端部又は右側端部に接する垂直線とバンドの環状部とによって形成される空間部の内側に設けられていることを特徴とする配管用吊りバンド
  2. 取付部が、バンドの略中央部を上方に突出させた突出部によって形成されており、
    この突出部から成る取付部に、アンカーに螺合させるボルトを挿通するための透孔が設けてあることを特徴とする請求項1に記載の配管用吊りバンド。
  3. バンドが、左・右に分離された2部材から形成されており、
    取付部が、左・右に分離されたバンドの上端を折り曲げた折曲部によって形成されており、
    この折曲部から成る取付部の各々に、アンカーから垂下された吊りボルトに螺合されターンバックルに固着させるボルトを挿通するための透孔が設けてあることを特徴とする請求項1に記載の配管用吊りバンド。
  4. バンドの締め付け機構が、ボルトとナットから成ることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の配管用吊りバンド。
  5. ボルトがバンドの折曲部から脱落するのを防止する機構を備えていることを特徴とする請求項に記載の配管用吊りバンド。
  6. ナットがバンドの折曲部から脱落するのを防止する機構を備えていることを特徴とする請求項に記載の配管用吊りバンド。
  7. バンドの一方の折曲部にナットを緩やかなカシメ止め・鍔部等により回動自在に固定すると共に、他方の折曲部にボルトをボルト固定手段により固いカシメ止め・溶接・接着等により回動不能に固定したことを特徴とする請求項に記載の配管用吊りバンド。
  8. バンドの一方の折曲部にナットを固いカシメ止め・溶接・接着等により固定すると共に、他方の折曲部にボルトをボルト固定手段により回動自在に固定したことを特徴とする請求項に記載の配管用吊りバンド。
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