JP3586013B2 - 配管用吊りバンド - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/14—Hangers in the form of bands or chains
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調衛生設備・ガス・水道等の配管を天井等から吊り下げるのに用いられる配管用吊りバンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
配管用吊りバンドとしては図5に示すものが広く利用されている。このタイプのものは原形が実公昭29−12480号公報に開示されている。このタイプの配管用吊りバンドは、吊りボルト1の上端を天井スラブに埋め込んだインサートの雌ネジに固定し、この吊りボルト1にナット2を介してターンバックル3を高さ調節自在に取り付け、更にこのターンバックル3の両脚部3A・3Bにヒンジ機構4で連結されている吊りバンド5A・5Bのそれぞれの端部をボルト6及びナット7で締め付けることにより配管8を固定する構成である。この構成を変形した様々なタイプのものが提案ないし実施されている。
【0003】
実際の作業では、図示の配管用吊りバンドを天井スラブに埋め込んだインサートに固定する作業を前もって行っておき、次いで、実際に配管8を固定する作業を行う。配管8を固定する際には、ナット7を一度取り去って、吊りバンド5Bの側を解放し、配管8を内側に通して後、この吊りバンド5Bを原位置に戻してナット7による締め付けを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示す配管用吊りバンドにおいて、ターンバックル3の脚部3A・3B及び吊りバンド5A・5Bの端部に用意されているボルト孔が所謂バカ穴であるために、配管8を取り付ける段階でナット7を取り去って、吊りバンド5Bを仮想線で示す状態に解放させると、ボルト6が中間金具3から脱落してしまうことがしばしば生じている。このため、吊りバンド5Bを解放するために取り外したナット7を再びボルト6に取り付ける仮止めが必要であった。
【0005】
本発明は、上記した作業性の悪さを解消し、片手でボルトとナットの締め付けを行うことができる使い勝手のよい配管用吊りバンドを明らかにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る配管用吊りバンドは、下記構成を有する。
(1)天井スラブなどに上端が固定されている吊りボルトの下端側に取り付けられるターンバックルの脚部にボルト及びナットにより吊りバンドの端部が固定されている型式の配管用吊りバンドにおいて、ターンバックルの一方の端部に設けられた開孔、及び一方の吊りバンドの端部に設けられた開孔とに対して、ターンバックルの他方の端部の板材を折り曲げ圧入するバーリング加工を行って、ターンバックルの両端部と一方の吊りバンドの端部を結合すると共に、この部分の内側に雌ネジを形成し、他方の吊りバンドの端部にボルトをボルト固定手段により回動自在に固定したことを特徴とする配管用吊りバンド。
(2)天井スラブなどに上端が固定されている吊りボルトの下端側に取り付けられるターンバックルの脚部にボルト及びナットにより吊りバンドの端部が固定されている型式の配管用吊りバンドにおいて、一方の吊りバンドの端部に設けられた開孔に対して、ターンバックルの一方の端部の板材を折り曲げ圧入するバーリング加工を行って、ターンバックルの脚部の片方に、一方の吊りバンドの端部を結合し、更に、該バーリング加工部分に対して、ターンバックルの他方の端部の板材を折り曲げ圧入するバーリング加工を行い、この部分の内側に雌ネジを形成し、固定されていない他方の吊りバンドの端部にボルトをボルト固定手段により回動自在に固定したことを特徴とする配管用吊りバンド。
【0007】
【発明の実施の態様】
本発明は、ターンバックルの両端部と吊りバンドの一方の端部が固定される構成(3部材固定)であるが、参考例として、2部材が固定される構成(図2、図3)を併せて説明する。
図1に示す実施態様は、吊りボルト1の上端が、天井スラブに埋め込んだインサートの雌ネジに固定され、この吊りボルト1にナット2を介してターンバックル3を高さ調節自在に取り付け、更に、このターンバックル3の両脚部3A・3Bに、ヒンジ機構4(蝶番式、組式、提灯式など)で連結されている吊りバンド5A・5Bのそれぞれの端部を取り付けることにより配管8を固定する構成である。
【0008】
図5に示した従来の吊りバンドにおいては、普通のボルト/ナットによりターンバックル3の両脚部3A・3Bと吊りバンド5A・5Bの上端との締め付けが行われる構成であったことから上記した使い勝手の悪さが生じていた。
【0009】
そこで、本発明では、一方の吊りバンド5Aの上端と、ターンバックル3の両脚部3A・3Bとを、バーリング加工(図1に示すように、他方の板材の開孔内に重ね合わせた板材を折り曲げ圧入する加工をいう)により結合すると共に、その内側に、雌ネジ9を形成する。他方の吊りバンド5Bの端部には、ボルト6をボルト固定手段6Aにより回動自在に取り付けておく構成とする。従って、従来の吊りバンドにおけるナット7は不要であり、また、ボルト6は解放状態でも脱落しない構成となっている。
【0010】
ボルト固定手段6Aとしてはゴムや軟質合成樹脂材の弾力性を利用してボルト6が脱落できないように止めるものでよく、また、スプリングワッシャの如き環状の金属材で緩やかに締め付けて固定するものであってもよく、更には、ボルトの一部を潰し加工することによって鍔部を形成するなど回動自在で且つ脱落しないように固定する構成であってもよい。
【0011】
図2に示す態様は、ターンバックル3と吊りバンド5Aとを単一の板材で形成した参考例を示すものである。他の部分の構成は上記した実施例と同一である。
図3に示す態様は、ターンバックル3の一方の脚部3Aに吊りバンド5Aの上端をバーリング加工により結合して、他方の脚部3Bをフリーとした参考例である。他の部分の構成は上記した実施例と同一である。
【0012】
図4に示す態様は、吊りバンド5Aの端部に設けられた開孔部に、脚部3Bの側がバーリング加工され、脚部3Bの開孔部に脚部3Aの側がバーリング加工される構成である。
【0013】
【発明の効果】
本発明に係る配管用吊りバンドによれば、従来の吊りバンドにおけるナット7が不要であるだけでなく、図1に示す如く、配管8を取り付ける際に、ボルト6を雌ネジ9から解放しても、吊りバンド5Bの端部から脱落することがない。従って、従来の吊りバンドによる作業で必要であったボルト6やナット7の押え、仮止め作業が不要であり、且つ、片手でボルトとナットとを締め付ける作業が可能で非常に使い勝手がよく、著しい作業能率の向上が得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す一部断面正面図
【図2】参考例を示す一部断面正面図
【図3】他の参考例を示す一部断面正面図
【図4】本発明の他の実施例を示す要部拡大断面図
【図5】従来例を示す正面図
Claims (2)
- 天井スラブなどに上端が固定されている吊りボルトの下端側に取り付けられるターンバックルの脚部にボルト及びナットにより吊りバンドの端部が固定されている型式の配管用吊りバンドにおいて、ターンバックルの一方の端部に設けられた開孔、及び一方の吊りバンドの端部に設けられた開孔とに対して、ターンバックルの他方の端部の板材を折り曲げ圧入するバーリング加工を行って、ターンバックルの両端部と一方の吊りバンドの端部を結合すると共に、この部分の内側に雌ネジを形成し、他方の吊りバンドの端部にボルトをボルト固定手段により回動自在に固定したことを特徴とする配管用吊りバンド。
- 天井スラブなどに上端が固定されている吊りボルトの下端側に取り付けられるターンバックルの脚部にボルト及びナットにより吊りバンドの端部が固定されている型式の配管用吊りバンドにおいて、一方の吊りバンドの端部に設けられた開孔に対して、ターンバックルの一方の端部の板材を折り曲げ圧入するバーリング加工を行って、ターンバックルの脚部の片方に、一方の吊りバンドの端部を結合し、更に、該バーリング加工部分に対して、ターンバックルの他方の端部の板材を折り曲げ圧入するバーリング加工を行い、この部分の内側に雌ネジを形成し、固定されていない他方の吊りバンドの端部にボルトをボルト固定手段により回動自在に固定したことを特徴とする配管用吊りバンド。
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JP25682895A JP3586013B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 配管用吊りバンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH0979435A JPH0979435A (ja) | 1997-03-25 |
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Family
ID=17297999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP25682895A Expired - Lifetime JP3586013B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 配管用吊りバンド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3586013B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3739342B2 (ja) | 2002-08-06 | 2006-01-25 | 株式会社アカギ | 配管用吊りバンド |
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-
1995
- 1995-09-08 JP JP25682895A patent/JP3586013B2/ja not_active Expired - Lifetime
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