JPH08135863A - 合成樹脂製スパイラルコルゲート管継手の補強装置 - Google Patents
合成樹脂製スパイラルコルゲート管継手の補強装置Info
- Publication number
- JPH08135863A JPH08135863A JP27667294A JP27667294A JPH08135863A JP H08135863 A JPH08135863 A JP H08135863A JP 27667294 A JP27667294 A JP 27667294A JP 27667294 A JP27667294 A JP 27667294A JP H08135863 A JPH08135863 A JP H08135863A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- coupling
- synthetic resin
- nuts
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 継手部が配管ルートの湾曲部にある場合や、
継手部に外力が作用する場合でも、漏水を防止する。 【構成】 継手(2)の両側の管(1、1)に2つ割り
バンド(10、10)を取付け、そのバンド(10、1
0)に突設した複数の角ナット(15)の連結ロッド
(16)で連結する。
継手部に外力が作用する場合でも、漏水を防止する。 【構成】 継手(2)の両側の管(1、1)に2つ割り
バンド(10、10)を取付け、そのバンド(10、1
0)に突設した複数の角ナット(15)の連結ロッド
(16)で連結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば土木、建築関係
の排水に使用される硬質ポリエチレン等合成樹脂製スパ
イラルコルゲート管継手の補強装置に関する。
の排水に使用される硬質ポリエチレン等合成樹脂製スパ
イラルコルゲート管継手の補強装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる管の接続は、従来から図4および
図5に示すように、硬質ポリエチレンスパイラルコルゲ
ート管(以下管という)1、1の外径に係合する2つ割
り式のポリエチレン製継手2を、ボルト及びナット3に
より締結して行っていた。更に、継手2の補強が必要な
場合は、なまし鉄線を使用して管1、1を相互に締付け
るなどの処置を行っていた。
図5に示すように、硬質ポリエチレンスパイラルコルゲ
ート管(以下管という)1、1の外径に係合する2つ割
り式のポリエチレン製継手2を、ボルト及びナット3に
より締結して行っていた。更に、継手2の補強が必要な
場合は、なまし鉄線を使用して管1、1を相互に締付け
るなどの処置を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の管1及び継手2
による配管は、弾力性があり適度な可撓性があることか
ら、工事現場等の複雑な地形にも対応できるなどの利点
により、排水配管などに広く利用されている。
による配管は、弾力性があり適度な可撓性があることか
ら、工事現場等の複雑な地形にも対応できるなどの利点
により、排水配管などに広く利用されている。
【0004】しかし、不陸がある地形上の配管などで継
手2が配管ルートの湾曲部分に配置された場合は、接続
後に外力が加わると、管1と継手2とに変形が生じ、隙
間ができて漏水が起こることがある。
手2が配管ルートの湾曲部分に配置された場合は、接続
後に外力が加わると、管1と継手2とに変形が生じ、隙
間ができて漏水が起こることがある。
【0005】本発明は、継手部が配管ルートの湾曲部に
ある場合や継手部に外力が作用する場合でも漏水を防止
することができる合成樹脂製スパイラルコルゲート管継
手の補強装置を提供することを目的としている。
ある場合や継手部に外力が作用する場合でも漏水を防止
することができる合成樹脂製スパイラルコルゲート管継
手の補強装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、合成樹
脂製スパイラルコルゲート管継手の両側に位置する2つ
割りバンドであって内周に前記管のスパイラル溝に係合
するずれ止め片が突設され外周に複数のナットが突設さ
れたものと、これら両2つ割りバンドの対向するナット
をそれぞれ連結する連結ロッドとからなっている。
脂製スパイラルコルゲート管継手の両側に位置する2つ
割りバンドであって内周に前記管のスパイラル溝に係合
するずれ止め片が突設され外周に複数のナットが突設さ
れたものと、これら両2つ割りバンドの対向するナット
をそれぞれ連結する連結ロッドとからなっている。
【0007】
【作用】上記のように構成された合成樹脂製スパイラル
コルゲート管継手の補強装置においては、2つ割りバン
ドと連結ロッドとにより、継手と両側の管とは、常時、
相互に締付けられた状態となり、したがって、継手及び
両側の管は強度に連結される。その結果、継手部が不陸
のある地形上の配管にルートの湾曲部にあっても、ま
た、継手部に外力が作用しても、管と継手との変形が避
けられ、漏水が防止される。
コルゲート管継手の補強装置においては、2つ割りバン
ドと連結ロッドとにより、継手と両側の管とは、常時、
相互に締付けられた状態となり、したがって、継手及び
両側の管は強度に連結される。その結果、継手部が不陸
のある地形上の配管にルートの湾曲部にあっても、ま
た、継手部に外力が作用しても、管と継手との変形が避
けられ、漏水が防止される。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1ないし図3において、本発明の補強装置は、管
1、1を接続する継手2の両側の管1、1に設けられた
全体を符号10で示す2つ割りバンドと、両2つ割りバ
ンド10、10を連結する複数の連結ロッド16とから
なっている。
る。図1ないし図3において、本発明の補強装置は、管
1、1を接続する継手2の両側の管1、1に設けられた
全体を符号10で示す2つ割りバンドと、両2つ割りバ
ンド10、10を連結する複数の連結ロッド16とから
なっている。
【0009】その2つ割りバンド10は、一対の半円形
のバンド11の一端を丁字金具12で枢着し、他端をボ
ルト及びナット13で締結して形成されている。そのバ
ンド11の内周には、管1のスパイラル溝1aに係合す
る棒状のずれ止め14が突設され、外周には、複数(図
示の例では2個)のナットを構成する連結ロッド締付用
角プレート15が突設されている。
のバンド11の一端を丁字金具12で枢着し、他端をボ
ルト及びナット13で締結して形成されている。そのバ
ンド11の内周には、管1のスパイラル溝1aに係合す
る棒状のずれ止め14が突設され、外周には、複数(図
示の例では2個)のナットを構成する連結ロッド締付用
角プレート15が突設されている。
【0010】継手2の補強に際し、2つ割りバンド1
0、10を開いた状態で4本の連結ロッド16で連結
し、それらのバンド10、10を継手2の両側の管1、
1にかぶせ、ずれ止め14をスパイラル溝1aに係合し
て閉じ、ボルト及びナット13で締付け強固に固定す
る。次いで、連結ロッド16をターンバックルのように
回して両バンド10、10に張力を加えて締付ける。
0、10を開いた状態で4本の連結ロッド16で連結
し、それらのバンド10、10を継手2の両側の管1、
1にかぶせ、ずれ止め14をスパイラル溝1aに係合し
て閉じ、ボルト及びナット13で締付け強固に固定す
る。次いで、連結ロッド16をターンバックルのように
回して両バンド10、10に張力を加えて締付ける。
【0011】したがって、継手2の両側の管1、1は、
4本の連結ロッド16と2個の2つ割りバンド10、1
0とで、常時、相互に締付けられた状態で強固に連結さ
れる。
4本の連結ロッド16と2個の2つ割りバンド10、1
0とで、常時、相互に締付けられた状態で強固に連結さ
れる。
【0012】その結果、不陸のある地形により継手2が
配管ルートの湾曲部に配置されている場合、又は、継手
2に外力が作用する場合でも、管1、1と継手2との変
形が抑えられ、隙間が発生して漏水が起こるのが防止さ
れる。
配管ルートの湾曲部に配置されている場合、又は、継手
2に外力が作用する場合でも、管1、1と継手2との変
形が抑えられ、隙間が発生して漏水が起こるのが防止さ
れる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、継手部が配管ルートの湾曲部にある場合や
継手部に外力が加わる場合でも、漏水を防止することが
できる。また、構造が簡単で、部品点数が少なく、大量
生産により安価に提供することができる。
ているので、継手部が配管ルートの湾曲部にある場合や
継手部に外力が加わる場合でも、漏水を防止することが
できる。また、構造が簡単で、部品点数が少なく、大量
生産により安価に提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す側面図。
【図2】図1の直交断面図。
【図3】図1の要部を示す拡大斜視図。
【図4】従来の継手を示す側面図。
【図5】図4の直交断面図。
1・・・硬質ポリエチレンスパイラルコルゲート管 1a・・・スパイラル溝 2・・・ポリエチレン製継手 3・・・ボルト及びナット 10・・・2つ割りバンド 11・・・バンド 12・・・丁字金具 13・・・ボルト及びナット 14・・・ずれ止め 15・・・連結ロッド締付用角プレート 16・・・連結ロッド
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂製スパイラルコルゲート管継手
の両側に位置する2つ割りバンドであって内周に前記管
のスパイラル溝に係合するずれ止め片が突設され外周に
複数のナットが突設されたものと、これら両2つ割りバ
ンドの対向するナットをそれぞれ連結する連結ロッドと
からなることを特徴とする合成樹脂製スパイラルコルゲ
ート管継手の補強装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27667294A JPH08135863A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 合成樹脂製スパイラルコルゲート管継手の補強装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27667294A JPH08135863A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 合成樹脂製スパイラルコルゲート管継手の補強装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08135863A true JPH08135863A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17572712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27667294A Pending JPH08135863A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 合成樹脂製スパイラルコルゲート管継手の補強装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08135863A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020072469A (ko) * | 2001-03-10 | 2002-09-16 | 박기종 | 합성수지관 연결장치 |
KR100458128B1 (ko) * | 2001-05-24 | 2004-11-26 | 주식회사 중원 | 피복형 파형강관의 연결장치 |
KR100801007B1 (ko) * | 2007-02-09 | 2008-02-04 | 자연엔지니어링 주식회사 | 침하방지용 상수도관 설치구조 |
KR102221522B1 (ko) * | 2020-08-20 | 2021-03-02 | 박경헌 | 작업성과 조립성이 개선된 공조덕트를 갖는 공조 시스템 |
-
1994
- 1994-11-10 JP JP27667294A patent/JPH08135863A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020072469A (ko) * | 2001-03-10 | 2002-09-16 | 박기종 | 합성수지관 연결장치 |
KR100458128B1 (ko) * | 2001-05-24 | 2004-11-26 | 주식회사 중원 | 피복형 파형강관의 연결장치 |
KR100801007B1 (ko) * | 2007-02-09 | 2008-02-04 | 자연엔지니어링 주식회사 | 침하방지용 상수도관 설치구조 |
KR102221522B1 (ko) * | 2020-08-20 | 2021-03-02 | 박경헌 | 작업성과 조립성이 개선된 공조덕트를 갖는 공조 시스템 |
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