JP4092721B2 - 波形管用継手 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2本の波形管どうしの接続、例えば外周面が環状か螺旋状の凹凸波形状に形成されている合成樹脂製コルゲート管どうしを水密状に接続し、かつ、その水密状態を維持させておくのに適した波形管用継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からこの種の波形管用継手には、多種多様のものが製造され実用に供されている。これらの内、代表的な波形管用継手としては、所要の横幅を備えた一枚の板状部材を、連結する波形管の外周長さとほぼ同じ長さに形成したものと、ほぼ2分の1の長さに形成したものとがある。
【0003】
また、硬質の素材を用いて、当初から略Cの字形または二つ割り状の半円弧状に成形したものと、使用時に弧状に変形させるのに容易な素材で偏平状に成形したものとがある。
【0004】
而して、何れの場合も、それぞれの両端部に、外周方向に向かって突出する締め付け用フランジを備えたアングル状金具が一体的に連結され、このフランジには、幅方向の複数箇所にボルト穴が形成されている。このような構造とした継手本体と、連結する波形管の外周に巻き付ける水密用パッキング部材と、フランジを締め付ける複数組のボルト及びナットからなっている。
【0005】
このような構造とした波形管用継手を使用するには、接続しようとする2本の管端どうしを接当させ、その接当部を幅方向のほぼ中央に配置して、両管の外周面を包むように水密用パッキング部材を巻き付け、その外周部に継手本体を巻き付け、前記二つ半割り状とした継手本体の場合は上下に対向させて配置し、それぞれの対向するフランジに形成してあるボルト穴を利用して締め付け用ボルトとナットで締め付けて固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来の波形管用継手にあっては、前記のように、それぞれ対向するフランジどうしをボルトとナットによって強固に締め付けて固定するものではあるが、地中等における配管場所によっては、配管後において、接続した2本の管体に対し上下・左右或いは斜め方向に曲げ圧力が作用し、両管の管端部分がくの字形に曲げ変形することがあり、この現象を回避することは困難であった。
【0007】
このように接続した2本の管体の管端部分どうしが外圧を受けてくの字形に曲がり変形すると、所要の横幅を備えた継手本体、即ち、管軸方向に所要の長さで筒状に形成されている継手本体とパッキング部材との間、並びにパッキング部材と管体との間における、くの字変形大径側に隙間が生じ易くなり、殊に、継手本体による締め付け圧が緩くなったパッキング部材と管体との間に生じた締め付け圧の減少にともなって水密状態が破壊され、往々にして漏水や外部からの浸水の発生原因となっていた。
【0008】
そこで、本発明は、このような従来の波形管用継手が有していた課題を解決することを目的とし、管体の連結作業時に何等特段の操作を必要とすることなく、従来の波形管用継手と同様に取り扱うことができるものでありながら、配管後に地形の変化による管体への不均等外圧が加わり、管体どうしの接続部にくの字変形が発生した場合でも、容易に漏水事故や浸水事故が発生することのない波形管用継手をここに提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
該目的を達成するための本発明の構成を、実施例説明に使用した符号を用いて説明すると、本発明にいう波形管用継手の第1の構成は、帯状部材の両端部11,11から外周方向に向かって突出する締め付け用フランジ12,12を備えた継手本体1と、該継手本体1と接続しようとする2本の波形管との間に介在される水密用パッキング部材2と、前記フランジ12,12どうしを締め付け連結する連結部材3とからなり、前記継手本体1が管周方向全長にわたって切断分離された切断部14と、この切断部14を管周方向において所定の間隔を隔てた箇所で隣り合う切断単片1a,1aどうしを連結する複数の架橋部15…とを備えた構成としたものである。
【0010】
また、第2の構成は、帯状部材の両端部11,11から外周方向に向かって突出する締め付け用フランジ12,12を備えた継手本体1と、該継手本体1と接続しようとする2本の螺旋波形管との間に介在される水密用パッキング部材2と、該パッキング部材2と螺旋波形管における螺旋凹部との間に介在させる止水部材4と、前記フランジ12,12どうしを締め付け連結する連結部材3とからなり、前記継手本体1が管周方向全長にわたって切断分離された切断部14と、この切断部14を管周方向において所定の間隔を隔てた箇所で隣り合う切断単片1a,1aどうしを連結する複数の架橋部15…とを備えた構成としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
このようにした波形管用継手を実施するに当たっては、前記継手本体1を、管軸方向において2箇所の切断部14で切断分離された3つの切断単片1a,1a,1aからなっていて、それぞれの隣り合う切断単片1a,1aどうしが複数の架橋部15…によって連結してあるものとして実施するのが好ましい。しかしながら、この継手本体1は、1箇所の切断部14で切断分離された2つの切断単片1a,1aによって形成してあるものとして実施することもできる。
【0012】
また、この継手本体1は、各切断単片1a…と、それぞれの切断単片1a,1aどうしを連結する複数の架橋部15…とを連続した1枚板によって形成してあるものとすることができ、また、架橋部15…を切断単片1a…とは別素材で形成し、溶接等の接続手段によって接続してあるものとしてもよい。
【0013】
更に、前記フランジ12,12はボルト穴13,13を形成してあるものとし、連結部材3としてこのボルト穴13,13を利用してボルト3a及びナット3bで締め付けるものとするのが好ましいが、他の連結部材によって締め付けるようにしてもよい。更にまた、継手本体1は、管周方向において単一体であって、管周方向の1箇所で連結するようにしたものであっても、管周方向において二分割体であって、管を挟んで環状に対向配置し、管周方向の2箇所で連結するようにしたものであってもよい。
【0014】
本発明にいう継手本体1の素材は、特に限定されるものではないが、鉄板と鉄アングルとを溶接して一体的に形成したものの外、例えばポリエチレン,ポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂素材や、樹脂素材をガラス繊維で強化させたFRP等であって、経時劣化しにくく、引っ張り耐力に優れた素材が好ましい。
【0015】
【実施例】
以下本発明の実施例について図面に基づいて説明する。図1乃至図10は本発明にいう波形管用継手の第1実施例について示した図である。図1は使用状態を示す斜視図、図2乃至図4は継手本体を示す全体平面図、一部中断拡大側面図及び幅方向横断側面図、図5乃至図7はパッキング部材を示す全体平面図、一部中断拡大側面図及び更に拡大した部分側面図、図8乃至図10は使用状態を説明する中央縦断正面図、正面図及び側面図である。
【0016】
該実施例に示した継手本体1は、殊に図2乃至4及び図9,10に明らかなように、幅Wを所要幅とし、長さLをパッキング厚を考慮して波形管Pの外周半径よりも少し長く形成した平板状で、主体部分を薄厚Tの鉄板で形成し、全体を長方形状とし、長手方向全長にわたって、幅方向に3等分するように切断部14,14で切断分離した形状とし、この切断部14,14において長手方向に所定の間隔を隔てた2箇所で、該実施例にあっては両端部11,11から約4分の1の箇所で、隣り合う切断単片1a,1aどうしを連結する側面視上下逆U字形の架橋部15,15によって連結されている構造としたものである。
【0017】
また、これらの各切断単片1a…は、長手方向の両端部11,11を側面視L字形に折り曲げ形成し、この外面側に側面視L字形に形成したアングルプレートaと、更に、そのL字形に立ち上がったアングルプレートaの背面側に連結した別の補強プレートbとを連結することによって締め付け用フランジ12,12を形成してあるものとし、これらの各フランジ12,12には、その高さ方向の略中間部分に、締め付け用のボルト挿通用穴13を2コづつ形成してある構造としたものである。
【0018】
また、該継手本体1と接続しようとする2本の波形管P,Pとの間に介在させるための、図5乃至図7に示した水密用パッキング部材(止水シート)2は、通常、前記継手本体1と長さL及び幅Wを略々同じにした発泡シートによって形成してある。ただし、該実施例に示したパッキング部材2は、図8,9にみられるように、幅を継手本体1よりも少し長いものとし、使用時に継手本体1の幅方向両側から突出する長さに形成してある。また、長さ方向の両端部を互いに重ね合わせたときにほぼ均等厚さとなるように所定幅部分ca,cbを傾斜カットしてある。また、図7に拡大して示したように、この傾斜カット角rは例えば10°に形成してある。更に、該実施例のパッキング部材2は、本体部分2aを発泡シートで形成し、その片面にブチルゴム層2bを接着形成し、更にその表面に離型紙2cを仮着したものとしてある。
【0019】
このようにした波形管用継手を使用するに当たっては、図8に示したように、先ず、接続しようとする2本の波形管P,P(該実施例図では螺旋波形管)を突き合わせ状に配置し、その外周面に前記発泡シート製の水密用パッキング部材2を離型紙2cを剥がし、ブチルゴム層2bを管体P,Pに当て付けながら巻き付け、その外周面に二枚の前記継手本体1,1を上下に配置し、図9,10にみられるように、それぞれを管形に沿った半円弧状に曲げ、対向するそれぞれのフランジ12,12…を、それぞれに形成してある前記締め付け用ボルト挿通用穴13…を介してボルト3aとナット3bで締め付け連結する。
【0020】
この使用に当たって、接続しようとする2本の波形管P,Pが環状の凹凸波形管の場合は、前記の通りの操作でよいが、該実施例に示した螺旋波形管の場合には、波形管P,Pの外周面に水密用パッキング部材2を巻き付ける前に、図8に示したように、継手本体1における左右の切断単片1a,1aの幅内において、螺旋波形の谷部g,gに、パテや成形ゴム等からなる止水駒4,4を圧入させて溝を閉塞させておく操作が必要である。この止水駒4は、通常、図示の位置ではなく、管の上部に形成する。
【0021】
このようにして接続した2本の波形管P,Pは、接続時の姿勢では、図9のように、左右方向にほぼ直線状になっており、継手本体1も直線円筒状になっていて、各切断部14,14の幅も全周にわたってほぼ均等幅を維持したものとなっている。しかしながら、配管後において外力が加わると、外力が加わった側を中心としてその径方向反対側が拡大変形する作用を受けることとなる。
【0022】
例えば、継手本体1に対して上方から外圧が加わった場合を想定すると、継手本体1とその両側の波形管P,Pは、図11に示したように、継手本体1を中心として下方に向かってくの字状に曲げ変形されることとなる。このとき、本発明にいう継手本体1は、切断部14,14の存在により、架橋部15,15を変形させながら、この切断部14,14の幅が、図において下方が広く上方が狭くなる状態に変形させられることとなる。
【0023】
したがって、継手本体1に対して曲げ方向の外圧が加わった場合でも、止水駒4,4を嵌め込んである左右の波形管P,Pと、止水駒4,4と、パッキング部材2と左右の切断単片1a,1aとの関係は破壊されることなく、当初接続時の状態を維持し続けることとなり、何らかの事情でパッキング部材2そのものが破損されない限り、漏水や外部からの浸水事故等の発生を未然に防止することができる。
【0024】
図12及び図13に示した第2実施例の継手本体1は、長さ2Lを接続しようとする波形管の外周に巻き付けたパッキング部材の外周長さにほぼ相当する長さに形成したものであり、図13のように、この継手本体1一つだけを用いて、波形管Pの外周に巻き付けたパッキング部材2上に巻き付け、両端に形成してあるフランジ12,12どうしを連結部材としてのボルト3aとナット3bで連結するようにしたものである。ここに示したフランジ12,12は、側面視L字形とした継手金具の下面を継手本体1の両端部11,11に直接溶接した構造としたものである。その他の点は前記第1実施例に準じたものである。
【0025】
図14及び図15に示した第3実施例の継手本体1は、切断部14の幅をほぼ密接させた構造とし、架橋部15の断面形状をほぼ密着状態で上下逆U字形に立ち上がった形状としたものである。これらは直接接当している状態に形成してあってもよい。このような構造とした場合には、外力による変形時には、受圧側を支点側として反対側が拡大変形することとなる。その他の点は前記第1実施例に準じたものである。
【0026】
更に、図16及び図17に示した第4実施例の継手本体1は、切断単片1a,1aどうしを連結する架橋部15…を切断部14から少し離れた箇所から山形に突出させてあるものとし、この架橋部15…の、図16における左右両側に切り線14a,14aを形成して、架橋部15…の拡縮変形に支障を生じないようにしたものである。この実施例構造は、換言すると、架橋部15…以外の部分を、架橋部15…の基端部よりも切断部14側に突出させてある構造とすることによって、切断部14の幅を狭く形成した構造としたものである。この切断部14を形成している部分は、切断部14を形成することなく、互いに突き合わせ状または上下に重合する形状として実施してもよい。その他の点は前記第1実施例に準じたものである。
【0027】
以上本発明の代表的と思われる実施例について説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定されるものではなく、例えば、継手本体1を幅方向に三つ割り状としたもののみに限らず、二つ割り状とし、即ち、1箇所切断、2片1a,1aからなるものとし、管体の突き合わせ端面を切断部14上に配置したり、切断部14上から少しずらせて配置させたりして使用することができるようにしてもよい。
【0028】
また、大径管用の継手としては、第5実施例の継手として図18に示したように、継手本体1の管周方向の長さを、管周長さの3分の1の長さに形成したものとし、また、必要であれば4分の1若しくはそれ以上の複数長さのものとし、波形管に対して周方向三方向において、または四方向若しくはそれ以上の複数箇所から当てがって使用する形態のものとして実施することもできる。また、前記実施例に示した継手本体1を幅方向において三つ割り状とした構造の場合、中央の単片1aaの幅を両側の単片1ab,1abの幅と異なる幅、例えば広幅に形成したり、狭幅に形成してあるものとして実施してもよい。
【0029】
更に、使用に際しては、前記実施例に示したパッキング部材(止水シート)の外側または内側にゴム状の弾性を備えたシートを更に使用したり、パッキング部材そのものの素材をゴム状弾性を備えたシートとしたり、更には、前記パッキング部材上において、前記切断部14に相当する部分に、ゴム板・樹脂板・薄金属板等の補強用テープ等を巻き付けたものとして実施することができる。
【0030】
本発明は以上に示したように、請求項に記載の構成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にいう波形管用継手は、接続しようとする波形管どうしを締め付ける継手本体の構造を、管体の管軸方向において、複数体に分割してあるものとし、これらの分割単片どうしを変形可能な架橋部で連結されている構造としたものであるから、管体どうしの接続後において、該接続部に、または接続部近くの管体に対して曲げ外力が作用したとき、架橋部が拡縮変形し、切断部の幅が広狭変形することによって、曲げ外力を受けても、管体に対する継手本体の締め付け力に変化を生じることが少ないので、従来の波形管用継手の取り付けと同様の操作で取り付けることができるものでありながら、長年にわたって水密状態を維持させておくことができ、漏水事故等の発生の少ない管継手として安全にしようすることができるという顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】継手の使用状態を示す斜視図。
【図2】第1実施例の継手本体の平面図。
【図3】同一部中断拡大側面図。
【図4】同架橋部を横断する断面図。
【図5】同パッキング部材の平面図。
【図6】図5の中間省略拡大側面図。
【図7】同部分拡大断面図。
【図8】使用状態を説明する継手部材の中央縦断面図。
【図9】同使用状態を示す正面図。
【図10】同側面図。
【図11】同使用状態の変形状態を示す正面図。
【図12】第2実施例の継手本体を示す平面図。
【図13】同実施例の使用状態を示す側面。
【図14】第3実施例の継手本体を示す要部の平面図。
【図15】同実施例の架橋部を横断する切断端面図。
【図16】第4実施例の継手本体を示す要部の平面図。
【図17】同実施例の本体部分を横断する断面図。
【図18】第5実施例の継手本体の使用状態を示す側面。
【符号の説明】
1 継手本体
1a 切断単片
11 端部
12 フランジ
13 ボルト穴
14 切断部
15 架橋部
2 パッキング部材
3 連結部材
3a ボルト
3b ナット
4 止水部材
P 波形管・管体

Claims (8)

  1. 帯状部材の両端部(11),(11)から外周方向に向かって突出する締め付け用フランジ(12),(12)を備えた継手本体(1)と、該継手本体(1)と接続しようとする2本の波形管との間に介在される水密用パッキング部材(2)と、前記フランジ(12),(12)どうしを締め付け連結する連結部材(3)とからなり、前記継手本体(1)が管周方向全長にわたって切断分離された切断部(14)と、この切断部(14)を管周方向において所定の間隔を隔てた箇所で隣り合う切断単片(1a),(1a)どうしを連結する複数の架橋部(15)…とを備えた構成とされている波形管用継手。
  2. 帯状部材の両端部(11),(11)から外周方向に向かって突出する締め付け用フランジ(12),(12)を備えた継手本体(1)と、該継手本体(1)と接続しようとする2本の螺旋波形管との間に介在される水密用パッキング部材(2)と、該パッキング部材(2)と螺旋波形管における螺旋凹部との間に介在させる止水部材(4)と、前記フランジ(12),(12)どうしを締め付け連結する連結部材(3)とからなり、前記継手本体(1)が管周方向全長にわたって切断分離された切断部(14)と、この切断部(14)を管周方向において所定の間隔を隔てた箇所で隣り合う切断単片(1a),(1a)どうしを連結する複数の架橋部(15)…とを備えた構成とされている波形管用継手。
  3. 継手本体(1)が、管軸方向において2箇所で切断分離された3つの切断単片(1a),(1a),(1a)からなり、それぞれの隣り合う切断単片(1a),(1a)どうしが複数の架橋部(15)…によって連結されているものである請求項1または2に記載の波形管用継手。
  4. 継手本体(1)が、前記各切断単片(1a)…と、それぞれの切断単片(1a),(1a)どうしを連結する複数の架橋部(15)…とが連続した1枚板によって形成されているものである請求項1乃至3の何れかに記載の波形管用継手。
  5. フランジ(12),(12)がボルト穴(13),(13)を備え、連結部材(3)が該ボルト穴(13),(13)を介して締め付けるボルト(3a)及びナット(3b)である請求項1乃至4の何れかに記載の波形管用継手。
  6. 継手本体(1)が管周方向において単一体であって、管周方向の1箇所で連結されるものである請求項1乃至5の何れかに記載の波形管用継手。
  7. 継手本体(1)が管周方向において二分割体であって、管を挟んで環状に対向配置され、管周方向の2箇所で連結されるものである請求項1乃至5の何れかに記載の波形管用継手。
  8. 継手本体(1)が管周方向において三枚以上の複数の分割体であって、管を挟んで環状に対向配置され、管周方向においてそれぞれの側縁部が連結されるものである請求項1乃至5の何れかに記載の波形管用継手。
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